JP2669730B2 - インナーコンセントの取り付け構造 - Google Patents
インナーコンセントの取り付け構造Info
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- Expired - Lifetime
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- Floor Finish (AREA)
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
- Connection Or Junction Boxes (AREA)
Description
口部に設置されるインナーコンセントの取り付け構造に
関するものである。
された電線を床上に設置された電気機器の末端にアクセ
スする窓口となっている。従って、インナーコンセント
の内部に電力用コンセント、電話用モジュラジャック等
の電気部品が設けられており、この電気部品に電気機器
から導出された電線が接続されるようになっている。そ
して、これらの従来のインナーコンセントにあっては、
床下に配置されるようになっており、図12に示される
ように電気部品1が内装される収納箱体2は床面に設け
られた床開口部8に挿合した状態で取り付けられるよう
になっており、床開口部8への取り付けは図17、図1
8に示されるように先ず、収納箱体2を床開口部8に挿
合し、次いで床下の電線3を収納箱体2より室内に引き
出し、電線3を取り付け枠14に取り付けられたコンセ
ント等の電気部品1に接続し、この取り付け枠14を図
15に示されるようにねじ具16にて収納箱体2内に取
り付け、収納箱体2の上面を覆うように図16に示され
るような蓋部材13をねじ具9にて収納箱体2の上面に
取り付けることでインナーコンセントを床下に取り付け
るようになっている。
従来例にあっては、電気部品1が取り付けられた取り付
け枠14を後付けによって収納箱体2内に位置決めして
取り付けたりする必要があるなど、インナーコンセント
を床下に配置するにあたっての取り付け工数が増加する
と共に取り付け作業が複雑化し、取り付けに手間がかか
るという問題があった。
のであり、床開口部への納まりを良好とすることができ
ると共に床面への取り付けを手間取ることなく容易に行
うことができて取り付け作業性を向上させることができ
るインナーコンセントの取り付け構造を提供しようとす
るものである。
達成するために、上面が開口すると共に内部に電気部品
1が内装される収納箱体2の下部一側面を一側方に突出
させて電線3を上記電気部品1に接続するための接続部
4を設け、接続部4の上方角部を面取りして斜めに傾斜
する逃げ部5を形成し、この逃げ部5と対向する収納箱
体2の下方角部を面取りして斜めに傾斜する逃げ部6を
形成し、収納箱体2の上面開口縁より突設されたフラン
ジ片7を収納箱体2の上面開口とほぼ同じ大きさに開口
された床開口部8の開口縁にねじ具9にて固着したもの
である。
た接続部4で電線3を電気部品1に接続し、逃げ部5を
床開口部8の開口縁に当てた状態で逃げ部5を回動中心
として収納箱体2を回動させることで収納箱体2を床開
口部8に挿合することができる。そして、逃げ部5を回
動中心として収納箱体2を回動させた場合、収納箱体2
の下方角部には逃げ部6が設けられていることで収納箱
体2の下方角部が床開口部8の開口縁に当たったりする
ようなことなく収納箱体2を床開口部8に挿合すること
ができるものであり、一側面を側方に突出させて接続部
4を設けた収納箱体2であっても、逃げ部5、6の存在
によって電気部品1に電線3を接続した状態で収納箱体
2を床開口部8に容易に設置することができる。
詳述する。アクセスフロアーの床のようにスラブのよう
な床下地の上に配線用の隙間を介して配設される浮き床
と称される床の床下には配線が施してあり、この床下に
配線した電線を床上の電気機器の末端にアクセスするた
めの窓口としてインナーコンセントが設けられる。床は
多数のブロック化された床材10を縦横に並べて構成し
てあり、床材10の上にはカーペット11が敷設され
る。床材10は合成樹脂や金属により形成してあり、図
9に示されるように脚部12を建物のスラブ等の床下地
の上に載置するようにして床部に設置してある。床材1
0にはインナーコンセント取り付け用の床開口部8が設
けてあり、このインナーコンセント取り付け用の床開口
部8にインナーコンセントを取り付けてある。インナー
コンセントは上面が開口する受け箱状の収納箱体2と、
この収納箱体2の上面開口を覆うように取り付けられる
蓋部材13とによって構成してある。収納箱体2は下部
一側面を側方に突出させてあり、この突出した部分に電
力用コンセント、電話用モジュラジャック等の電気部品
1が収納されると共に電気部品1に電線3を接続するた
めの接続部4を形成してある。上記電気部品1としては
種々のものが考えられるものであり、図8に示されるよ
うに取り付け枠14に複数個の電力用コンセント1aを
取り付けて形成してあったり、または取り付け枠14に
複数個の電話用モジュラジャック1bを取り付けて形成
してあり、図1に示されるように差し込み口1cが斜め
上方を向くようにして収納箱体2内に取り付けてある。
ここで、電気部品1は上端より突設された連結片15を
ねじ具16によって収納箱体2の取り付け片17に連結
することで図4、図5に示されるように差し込み口1c
が斜め上方を向くようにして収納箱体2内に取り付けて
ある。接続部4の側面には開口部を設けて電線3を挿通
することができる電線挿通用開口4aを設けてある。接
続部4の上方角部は面取りして斜めに傾斜する逃げ部5
を形成してあり、また、この逃げ部5と対向する収納箱
体2の下方角部も面取りして斜めに傾斜する逃げ部6を
形成してある。収納箱体2の上面開口縁からは側方に向
けてフランジ片7を突設してある。蓋部材13は図16
に示されるように平面視ロ字状に形成されたプレート枠
13aに開閉自在なフロアプレート13bを取り付けて
形成してある。このフロアプレート13bは一端をプレ
ート枠13aの一端に軸着して回動自在、つまり、上下
方向に開閉自在としてある。フロアプレート13bに設
けられた切り欠き18には着脱自在に電線挿通用の通線
用開口19aが設けられた通線用蓋体19を取り付けて
ある。ここで、通線用開口19aにはスポンジのような
弾性体21を取り付けてある。この通線用蓋体19は切
り欠き18への取り付け状態を変えることによって通線
用開口19aを収納箱体2内外に連通させた状態にした
り、切り欠き18を閉塞した状態とすることができるよ
うになっている。図示された実施例にあっては、通線用
開口19aを収納箱体2内外に連通させた状態で取り付
けたものを示してある。つまり、通線用蓋体19の一端
部には凸曲加工して電線3を挿通する通線用開口19a
を設けるようにしてあり、この通線用開口19aが内外
に連通するように切り欠き18に通線用蓋体19を取り
付けることで収納箱体2内に電気機器からの電線3を導
入することができるようになっており、また、通線用蓋
体19のフラットとなった他端部が切り欠き18に位置
するようにして通線用蓋体19を切り欠き18に取り付
けることでフロアプレート13bの上面をフラットの状
態として切り欠き18を閉塞することができるようにな
っている。
トの取り付けは床開口部8より室内に引き出した電線3
を接続部4の側面に設けられた電線挿通用開口4aに挿
通し、この状態で電気部品1に電線3を接続し、電気部
品1を図4、図5に示されるようにねじ具16にて収納
箱体2内に取り付け、この電線3が電気部品1に接続さ
れた状態で収納箱体2を床開口部8に取り付けるもので
ある。そして、床開口部8への収納箱体2の取り付けに
あたっては、図6、図7に示されるように収納箱体2を
斜めに傾けた状態で収納箱体2を床開口部8に差し入
れ、逃げ部5を床開口部8の開口縁に当接した状態で逃
げ部5を回動中心として収納箱体2を回動させ、収納箱
体2のフランジ片7を床開口部8の開口縁に当接するこ
とで床開口部8に取り付けられるものである。ここで、
収納箱体2は一側面を側方に突出させて接続部4が形成
されており、収納箱体2の下部は床開口部8の開口より
も大きいものとなっているが、接続部4の上方角部及び
収納箱体2の下方角部にはそれぞれ逃げ部5、6が設け
られていることにより、角部が床開口部8の開口縁に引
っ掛かったりすることなく収納箱体2を回動させながら
床開口部8に挿合することができるものであり、床開口
部8の開口よりも大きく形成されていたとしても床開口
部8への取り付けを容易に行うことができるようになっ
ている。そして、収納箱体2の上面開口に開閉自在なフ
ロアプレート13bが設けられた蓋部材13が載置さ
れ、蓋部材13のプレート枠13aを収納箱体2のフラ
ンジ片7と共に床材10にねじ具9にて固定することで
インナーコンセントが床に取り付けられるものである。
と共に内部に電気部品が内装される収納箱体の下部一側
面を側方に突出させて電線を上記電気部品に接続するた
めの接続部を設け、接続部の上方角部を面取りして斜め
に傾斜する逃げ部を形成し、この逃げ部と対向する収納
箱体の下方角部を面取りして斜めに傾斜する逃げ部を形
成し、収納箱体の上面開口縁より突設されたフランジ片
を収納箱体の上面開口とほぼ同じ大きさに開口された床
開口部の開口縁にねじ具にて固着してあるので、接続部
の上方角部に設けられた逃げ部を回動中心として収納箱
体を回動させた場合、収納箱体の下方角部には逃げ部が
設けられていることで収納箱体の下方角部が床開口部の
開口縁に当たったりするようなことなく収納箱体を床開
口部に配置することができるものであり、一側面を側方
に突出させて接続部を設けた収納箱体であっても、逃げ
部の存在によって電気部品に電線を接続した状態で収納
箱体を床開口部に容易に設置することができるものであ
り、床開口部への納まりを良好とすることができると共
に床面への取り付けを手間取ることなく容易に行うこと
ができ、取り付け作業性を向上させることができるもの
である。
正面図である。
る。
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 上面が開口すると共に内部に電気部品が
内装される収納箱体の下部一側面を一側方に突出させて
電線を上記電気部品に接続するための接続部を設け、接
続部の上方角部を面取りして斜めに傾斜する逃げ部を形
成し、この逃げ部と対向する収納箱体の下方角部を面取
りして斜めに傾斜する逃げ部を形成し、収納箱体の上面
開口縁より突設されたフランジ片を収納箱体の上面開口
とほぼ同じ大きさに開口された床開口部の開口縁にねじ
具にて固着して成ることを特徴とするインナーコンセン
トの取り付け構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3127421A JP2669730B2 (ja) | 1991-05-30 | 1991-05-30 | インナーコンセントの取り付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3127421A JP2669730B2 (ja) | 1991-05-30 | 1991-05-30 | インナーコンセントの取り付け構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04355619A JPH04355619A (ja) | 1992-12-09 |
JP2669730B2 true JP2669730B2 (ja) | 1997-10-29 |
Family
ID=14959548
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3127421A Expired - Lifetime JP2669730B2 (ja) | 1991-05-30 | 1991-05-30 | インナーコンセントの取り付け構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2669730B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7140646B2 (en) * | 2004-04-02 | 2006-11-28 | Parker Matthew K | Shield for wall penetration of flexible tubing |
-
1991
- 1991-05-30 JP JP3127421A patent/JP2669730B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04355619A (ja) | 1992-12-09 |
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