JP3081562B2 - 机等のコード類収納構造 - Google Patents

机等のコード類収納構造

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JP3081562B2
JP3081562B2 JP09206222A JP20622297A JP3081562B2 JP 3081562 B2 JP3081562 B2 JP 3081562B2 JP 09206222 A JP09206222 A JP 09206222A JP 20622297 A JP20622297 A JP 20622297A JP 3081562 B2 JP3081562 B2 JP 3081562B2
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勝人 小島
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小島工芸株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パソコンデスク
(OA・AV対応デスク等を含む)等の机において、機
器等から延出されたコードを配線した際の余剰コードを
適宜に収納し、且つコンセントボックスの使用を容易と
した机等のコード類収納構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、パソコンデスク等、机上に機器
等を載置する目的で使用される机等には、機器等から延
出されたコードを配線した際の余剰コードや、コードの
コンセントが差し込まれるコンセントボックスを収納す
る収納構造を備えている。従来、このようなコード類収
納構造は、図3に示すように、机1の背板5の正面にお
いて、L字形状に形成された収納部20を設置し、この
収納部20にコード21やコンセントボックス11を収
納している。その他、前記L字形状の収納部20が机の
背板の背面に設置されている構成もある。
【0003】また、コンセントボックス11が予め机に
装備されている場合は、コンセントの着脱操作をする都
合上、図3のように収納部20よりも上方にコンセント
ボックス11を設けている。
【0004】さらに、図4に示すように、机1の背板5
の正面(または背面)において、背板5を被覆する目隠
し板23を着脱自在に設け、背板5と目隠し板23との
間にコード21やコンセントボックス11を収納する構
成も知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の机等のコード類収納構造では、収納部20を背
板5の正面に設置した場合、余剰コード21とともにコ
ンセントボックス11が収納されることとなるが、機器
等のコード21の配線を行う際の作業性を考慮し、収納
部20に余剰コード21やコンセントボックス11を入
れるため、収納部20と天板2(天板2下の引出4)の
底面との間に、操作空間を必要としている。このため、
天板2と収納部20との間には、余剰コード21が煩雑
に垂れ下がることとなり、机1の正面からこのコード2
1が見えて、外見を損なうという問題があった。
【0006】また、コンセントボックス11が予め机1
に装備されている場合では、収納部20よりも上方にコ
ンセントボックス11があって机1の正面から見えてし
まうために、更に外見を損なってしまう。
【0007】さらに、上記操作空間によって収納部20
内に塵や埃が積もり、場合によってはコンセント挿入時
にショートして発火する恐れがあった。
【0008】また、背板5の背面に収納部20を設置し
た場合には、上記のように机1の正面からの外見は損な
わないものの、機器等の設置時に新たにコンセントボッ
クスを用いる時等、机1を動かして背面側に回り込んで
作業をしなければならず、作業が面倒であるとともに、
床等が傷つくという問題がある。このため、机1の脚に
キャスターを備えることが考えられるが、これであって
もキャスターの走行によって床が傷ついたり、机1のバ
ランスが崩れやすく転倒する危険性がある。
【0009】そして、机1の背板5の正面(または背
面)において、目隠し板23を着脱自在に設けた場合に
は、目隠し板23によって背板5を隠すために目隠し板
23が背板5と略同じ大きさとなり、着脱の際の作業に
手間がかかるという問題がある。
【0010】そこで本発明は、上記課題を解消するため
に、コード類の配線・収納作業を容易に行うことができ
るとともに、収納時の外見を向上することができる机等
のコード類収納構造を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明による机等のコード類収納構造は、机等の背板の
正面側に水平配置された棚板と、該棚板の正面側の端部
に対し、上方に直立する直立位置、あるいは前記棚板に
連続して水平な水平位置となるように揺動自在に設けら
れた可動板と、を備えたことを特徴としている。
【0012】また、前記可動板は、直立位置となる状態
で、その揺動端が机の天板に係る底面に近接配置される
ように構成されたことを特徴している。
【0013】また、前記棚板の上方であって前記背板の
正面側あるいは前記可動板の背面側には、前記可動板の
直立位置により可動板の背面側に隠蔽されるコンセント
ボックスが設けられていることを特徴している。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して具体的に説明する。図1は本発明による机等
のコード類収納構造を示す正面図、図2(a)は同机等
のコード類収納構造を示す側断面図、図2(b)は図2
(a)における動作図である。
【0015】この実施の形態における机等のコード類収
納構造では、天板2が左右側板3に支持され、該天板2
の底側に引出4が設けられ、さらに天板2の背面側下方
に直立する背板5が設けられた机1を一例としている。
また、天板2の背面側の端部および背板5の上端には、
天板2に載置された機器等のコードが配線できるように
挿通穴6が設けられている。
【0016】このような机1に採用されるコード類収納
構造は、机1の背板5の正面に対し、主構成をなす収納
部7を備えている。この収納部7は、棚板8と、可動板
9とを有している。
【0017】棚板8は、背板5の正面において、背板5
の左右幅に対応するように左右両側板3の間に水平配置
されている。
【0018】可動板9は、棚板8と略同一の左右幅を有
し、棚板8の正面側の端部8aに対して蝶番等の支持体
(図示せず)を介して揺動自在に支持されている。可動
板9の揺動は、図2(a)に示すように棚板8の端部8
aにて上方に直立された直立位置と、図2(b)に示す
ように棚板8の上面と連続して面一となる水平位置とが
得られるように、それぞれの位置で係止部10を介して
係止するように構成されている。この係止部10は、直
立位置の係止においては、側板3の所定位置にマグネッ
ト式のラッチ機構等のラッチ部10aとして構成され、
また水平位置の係止においては、側板3の所定位置に突
起10bとして構成されていればよい。
【0019】そして、可動板9は、直立位置において、
その揺動端9aが天板2に設けられた引出4の底面に近
接する長さで揺動端9aの上方に開口した空間が無く、
且つ水平位置において、揺動端9aが机1を使用する使
用者の膝に当たらない程度の長さが適宜である。また、
上記可動板9の適宜な長さは、棚板8の奥行方向の長
さ、および棚板8の配置された高さによって決定され
る。
【0020】また、背板5において、棚板8の上方位置
には、コンセントボックス11が設けられている。この
コンセントボックス11は、可動板9を直立位置とした
際に、可動板9によって机1の正面から見えなくなるよ
うに配設されている。
【0021】このような収納部7およびコンセントボッ
クス11が配されたコード類収納構造は、天板2上に載
置された機器等から延出されたコードを各挿通穴6を介
して天板2の下側(背板5の正面側)に配線する。そし
て、コードのコンセントをコンセントボックス11に差
し込む際には、図2(b)に示すように可動板9を水平
位置とする。これによりコンセントボックス11が机1
の正面側にあらわれるので、コンセントの差し込み作業
が容易に行われる。
【0022】そして、余剰コードを束ねる等して(ある
いは束ねなくてもよい)、水平位置の可動板9の上面に
置いたまま可動板9を直立位置に揺動させる。これによ
り、直立位置の可動板9の背面側および棚板8の上面側
(収納部7)に収納される。また、各挿通穴6から収納
部7までに配線されたコードは、可動板9によって机1
の正面側から見えなくなっている。
【0023】さらに、収納部7を使用しない場合には、
可動板9を水平位置とすれば、簡易的な収納棚として用
いることが可能である。
【0024】したがって、このように構成された机等の
コード類収納構造では、背板5の正面側に配置された棚
板8と、棚板8の正面側の端部8aにおいて直立位置お
よび水平位置に揺動する可動板9とを有した収納部7を
備えたことにより、可動板9の揺動によってコード類の
配線・収納を容易に行うことができる。
【0025】また、棚板8の上方にコンセントボックス
11を設け、さらに可動板9の直立位置において、その
揺動端9aが天板2に設けられた引出4の底面に近接す
る長さとして、揺動端9aの上方に開口する空間を無く
したことたことにより、机1の正面から配線されたコー
ドやコンセントボックス11を見えなくし、見栄えを向
上することができる。
【0026】そして、可動板9の直立位置において、上
記のように揺動端9aの上方に開口する空間を無くした
ことにより、収納部7内への塵や埃の進入を減少させ、
コンセント挿入時の発火の恐れを解消することができ
る。
【0027】さらに、上記のようにコード類の配線を行
う際には、可動板9の揺動によってコンセントボックス
11を正面にあらわすことができるので、コンセントボ
ックス11へのコンセントの差し込み作業を容易に行う
ことができる。
【0028】収納部7をコード類の収納に使用しない場
合には、可動板9を水平位置として収納棚として用いる
ことができ、その用途を拡張することができる。
【0029】また、従来のように配線を行う際に机1を
移動する必要がないので、作業性が向上し、床等の傷付
きを防止することができる。
【0030】なお、上述した実施の形態において、一例
とされた机1は、側板3に添った引出4部分を有してい
ない構成であるが、この引出4部が移動可能なワゴンタ
イプであれば、上述したコード類収納構造を採用するこ
とができる。また、引出4部が側板3に固定されたタイ
プの場合には、棚板8および可動板9を引出4部の幅分
短くすればよい。また、天板2の底側に引出4を有して
いない構成の机1の場合には、可動板9の直立位置での
揺動端9aが天板2の底面と接触あるいは近接するよう
な構成として、揺動端9aの上方の開口する空間を無く
せばよい。
【0031】また、コンセントボックス11に関し、そ
の取り付け位置を可動板9の背面側に設けてもよい。ま
た、コンセントボックス11は、机1側に取り付けられ
ていなくてもよく、部屋内のコンセントから延長された
延長コードにあるコンセントボックス11を収納部7に
収納するようにしてもよい。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明による机等の
コード類収納構造は、机等の背板の正面側に水平配置さ
れた棚板と、棚板の正面側の端部に対し、上方に直立す
る直立位置、あるいは棚板に連続して水平な水平位置と
なるように揺動自在に設けられた可動板とを備えたこと
により、コード類の配線・収納を容易に行うことができ
る。
【0033】また、可動板が直立位置となる状態で、そ
の揺動端が机の天板に係る底面に近接配置されるように
構成されたことにより、可動板の揺動端の上方に開口す
る空間が無くなるので、机の正面から配線されたコード
を見えなくして見栄えを向上することができる。さら
に、可動板の揺動端の上方に開口する空間を無くしたこ
とにより、塵や埃の進入を減少させることができる。
【0034】そして、棚板の上方であって背板の正面側
あるいは可動板の背面側には、可動板の直立位置により
可動板の背面側に隠蔽されるコンセントボックスを設け
たことにより、コンセントボックスを机の正面から見え
なくして見栄えを向上することができる。また、可動板
の揺動端の上方に開口する空間を無くした構成で、上記
のコンセントボックスを設ければ、塵や埃の進入を減少
させて、コンセント挿入時の発火の恐れを解消すること
ができる。
【0035】また、コード類の収納をしない場合には、
可動板を水平位置にして、収納棚として用いることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による机等のコード類収納構造を示す正
面図。
【図2】(a)同机等のコード類収納構造を示す側断面
図。 (b)図2(a)における動作図。
【図3】従来の机等のコード類収納構造を示す側断面
図。
【図4】従来における他の机等のコード類収納構造を示
す側断面図。
【符号の説明】
1…机、2…天板、3…側板、5…背板、8…棚板、8
a…端部、9…可動板、9a…揺動端、11…コンセン
トボックス。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 机等の背板の正面側に水平配置された棚
    板と、 該棚板の正面側の端部に対し、上方に直立する直立位
    置、あるいは前記棚板の上面と連続した水平面となる
    平位置となるように蝶番を介して揺動自在に設けられた
    可動板と、 を備え、前記棚板の上面と前記水平位置とした可動板の
    上面が連続して収納棚となるようにしたことを特徴とす
    る机等のコード類収納構造。
  2. 【請求項2】 机等の背板の正面側に水平配置された棚
    板と、 該棚板の正面側の端部に対し、上方に直立する直立位
    置、あるいは前記棚板の上面と連続して水平面となる水
    平位置となるように揺動自在に設けられた可動板と、 を備え、前記棚板は前記直立位置においてマグネット式
    のラッチ部により係止され、前記棚板の上面と前記水平
    位置とした可動板の上面が連続して収納棚となるように
    したことを特徴とする 机等のコード類収納構造。
  3. 【請求項3】 前記可動板は、直立位置となる状態で、
    その揺動端が机の天板に係る底面に近接配置されるよう
    に構成されたことを特徴する請求項1又は2に記載の机
    等のコード類収納構造。
  4. 【請求項4】 前記棚板の上方であって前記背板の正面
    側あるいは前記可動板の背面側には、前記可動板の直立
    位置により可動板の背面側に隠蔽されるコンセントボッ
    クスが設けられていることを特徴とする請求項1、2
    は3に記載の机等のコード類収納構造。
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