JP2000102145A - 配線装置台 - Google Patents

配線装置台

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JP2000102145A
JP2000102145A JP10270749A JP27074998A JP2000102145A JP 2000102145 A JP2000102145 A JP 2000102145A JP 10270749 A JP10270749 A JP 10270749A JP 27074998 A JP27074998 A JP 27074998A JP 2000102145 A JP2000102145 A JP 2000102145A
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健 小浦
Masanobu Jinnai
政信 神内
Yoji Endo
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 配線作業に手間がかからず、レイアウト変更
に用意に対応する。 【解決手段】 一面が開口して電力接続用配線装置20
と情報接続用配線装置40とを開口5aから収納し、電
力線Lp と情報線Ls とを引き込むためのノックアウト
部5e1 が形成されたボックス5と、電力用延長コード
22と情報用延長コード42との引き出し口7bを備
え、ボックスの開口を塞ぐようにしてボックスに着脱自
在に取り付けられる蓋体7と、引き出し口を閉塞もしく
は開放する塞ぎ板8とを備え、コンセント21をボック
スの外へ取り出す場合には、塞ぎ板が引き出し口を開放
する状態で、電力用延長コードを、引き出し口から外延
させる形態になり、モジュラーコンセント41をボック
スの外へ取り出す場合には、塞ぎ板が引き出し口を開放
する状態で、情報用延長コードを、引き出し口から外延
させる形態になるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気配線用のコン
セントまたはジョイントボックスと、情報配線用のモジ
ュラーコンセントとを一つのブロックにまとめて電気配
線作業および情報配線作業を行い易くするための、配線
装置台に関する。
【0002】
【従来の技術】図10を用いて従来の配線装置台を説明
する。図10は、従来の配線装置台を示す図で、(a) は
分解斜視図、(b) は基台部に電力接続用配線装置と情報
接続用配線装置とを固定した状態を示す斜視図、(c) は
コンセント口を覗いた側面図である。
【0003】従来、二重床構造のフロアのコンクリート
床スラブにおいて、電力線の配線作業と、情報線の配線
作業とを効率良く行うために、電力接続用配線装置と情
報接続用配線装置とをペアで固定する配線装置台が知ら
れている。この配線装置台100は、特開平9−289
721号公報に開示されたもので、基台部1と、カバー
部2とを備えて構成されている。
【0004】基台部1は、板状の載置板部1aと、載置
板部1aの両側方に段差を有して形成される取付板部1
bとを備えて構成される。載置板部1aには、電力線が
接続するジョイントボックス3と、情報線が接続するモ
ジュラージョイントボックス4とが、ネジ止めにより固
定される。基台部1は、取付板部1bで床面に接して、
床面へネジ止め固定される。
【0005】カバー部2は、ジョイントボックス3とモ
ジュラージョイントボックス4とが取り付けられた基台
部1を覆う大きさに形成されており、端部の係合爪2a
が基台部1の係合部1cに係止することにより、基台部
1の上面を略覆って基台部1に取り付けられる。カバー
部2は、基台部1に取り付けられても、ジョイントボッ
クス3のコンセント口3aとモジュラージョイントボッ
クス4のモジュラーコンセント口4aとに対向する側面
2bは、開口している。
【0006】この配線装置台100は、電力線が接続す
るジョイントボックス3と、情報線が接続するモジュラ
ージョイントボックス4とを一体に内蔵するため、ジョ
イントボックス3とモジュラージョイントボックス4と
を塵や埃から守ることができ、さらに、配線作業者が、
電力線の配線作業と、情報線の配線作業とを、効率良く
行うことができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような従来の配線装置台においては、基台部1は、取付
板部1bで床面に接して、床面へネジ止め固定されるも
のであり、二重床のフロアの上面側すなわちオフィスの
室内に配置される机のOA機器に電力線および情報線を
配線するには、ジョイントボックス3に電力線を接続し
て机上まで延出させたり、モジュラージョイントボック
ス4に情報線を接続して机上まで延出させたりする必要
があるため、そのような電力線および情報線を新たに用
意する必要があって、配線作業に手間がかかるという問
題点があった。
【0008】また、一般に、配線装置台は、ジョイント
ボックス3とモジュラージョイントボックス4とを一体
に内蔵するものであっても、固定取り付け先が床面のみ
のタイプであったり、固定取り付け先が二重床のフロア
パネルのみのタイプであったり、固定取り付け先が机の
みのタイプであったりするなど、取り付け先が限定され
たタイプのものが主流である。このため、配線作業者
は、複数種類の配線装置台を用意せねばならず、工事作
業の負担がかかるという問題点があった。このような問
題点は、特にレイアウト変更の際に、顕著にあらわれて
いた。
【0009】本発明は、上述のような問題点を解決する
ためになされたもので、その目的とするところは、配線
作業に手間がかからず、レイアウト変更に用意に対応で
きる配線装置台を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明にあ
っては、電力線と接続する電力線接続器と、商用電力を
供給するためのコンセントと、電力線接続器とコンセン
トとを接続する電力用延長コードとを備える電力接続用
配線装置と、情報通信用の情報線と接続する情報線接続
器と、情報接続用のモジュラーコンセントと、情報線接
続器とモジュラーコンセントとを接続する情報用延長コ
ードとを備える情報接続用配線装置とを、内蔵する配線
装置台であって、一面が開口して電力接続用配線装置と
情報接続用配線装置とを開口から収納し、電力線と情報
線とを引き込むためのノックアウト部が形成されたボッ
クスと、電力用延長コードと情報用延長コードとの引き
出し口を備え、ボックスの開口を塞ぐようにしてボック
スに着脱自在に取り付けられる蓋体と、引き出し口を閉
塞もしくは開放する塞ぎ板とを備え、コンセントをボッ
クスの外へ取り出す場合には、塞ぎ板が引き出し口を開
放する状態で、電力用延長コードを、引き出し口から外
延させる形態になり、モジュラーコンセントをボックス
の外へ取り出す場合には、塞ぎ板が引き出し口を開放す
る状態で、情報用延長コードを、引き出し口から外延さ
せる形態になることを特徴とする。
【0011】請求項2記載の発明にあっては、請求項1
記載の配線装置台において、配線装置台は、二重床を形
成する床パネルの外形寸法に略一致する外形寸法を有し
て形成され、床パネルと置換されて二重床を形成するも
のであることを特徴とする。
【0012】請求項3記載の発明にあっては、請求項1
記載の配線装置台において、配線装置台は、二重床を形
成する床パネルの通線開孔を塞ぐ大きさに形成され、ボ
ックスは、床パネルの通線開孔の周縁に形成された鍔部
と合致する取り付け片が延設されることを特徴とする。
【0013】請求項4記載の発明にあっては、請求項1
記載の配線装置台において、ボックスには、一面とは反
対側である他面側に、床材の幹線路から突設されるガイ
ド板に沿う溝部が形成され、配線装置台は、溝部をガイ
ド板に合わせた状態で、ガイド板に沿って移動可能であ
ることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る配線装置台の
第1の実施の形態を図1乃至図5に基づいて、第2の実
施の形態を図6に基づいて、第3の実施の形態を図7に
基づいて、第4の実施の形態を図8に基づいて、第5の
実施の形態を図9に基づいて、それぞれ詳細に説明す
る。
【0015】[第1の実施の形態]図1は配線装置台を
説明するための分解斜視図で、図2は電力接続用配線装
置と情報接続用配線装置との斜視図である。図3は塞ぎ
板を説明するための説明図で、図3(a) は塞ぎ板の斜視
図、図3(b) は引き出し口の斜視図、図3(c) は引き出
し口を塞ぎ板で塞いだ状態を示す断面図、図3(d) は塞
ぎ板を開けて引き出し口をオープンにした状態を示す断
面図である。図4は配線装置台の斜視図である。図5は
配線装置台の使用状態を説明するための説明図で、図5
(a) はコンセントもしくはモジュラーコンセントをボッ
クスの内部に置いて使用する場合の説明図、図5(b) は
コンセントもしくはモジュラーコンセントをボックスの
外へ取り出して使用する場合の説明図である。
【0016】配線装置台100は、図1に示すように、
ボックス5と、開口枠体6と、蓋体7と、塞ぎ板8とを
備えて構成される略箱体状のものであり、後述する電力
接続用配線装置20と情報接続用配線装置40とを内蔵
可能な大きさに形成されている。本実施例では、配線装
置台100は、二重床を形成する床パネルの外形寸法に
略一致する外形寸法を有して形成され、床パネルと置換
されて二重床を形成するものとする。
【0017】ボックス5は、箱体の上面に開口5aを設
けられ、箱体の下面には開口5a側に延びる仕切り板5
bが直立配設されている。仕切り板5bで仕切った箱体
の各室の下面には、後述する電力接続用配線装置20と
情報接続用配線装置40とを内蔵して固定するために、
ネジ止め受け用のネジ孔が切られたネジ止め部5b1
5b1 が形成されている。仕切り板5bの上部両端に
は、後述する開口枠体6を支えるための支え板5c、5
cが設けられている。支え板5c、5cには、それぞ
れ、ネジ孔5c1 、5c1 が設けられている。ボックス
5の箱体の側面の底面側の一部は切り倒され、ボックス
5を箱体の下面側を取付面に接して固定するための切り
起こし片5d、5dとされている。さらに、ボックス5
は、仕切り板5bで仕切った箱体の各室の側面に、電力
線と情報線とを選択的に引き込むためのノックアウト部
5e1 、5e2 が対向するように形成されている。
【0018】仕切り板5bで仕切った箱体の各室ごと
に、電力接続用配線装置20または情報接続用配線装置
40を、収納する。図2に示すように、電力接続用配線
装置20は、電力幹線から分岐してきた電力線Lp と接
続する電力線接続器であるジョイントボックス3と、商
用電力を供給するためのコンセント21と、ジョイント
ボックス3とコンセント21とを接続する電力用延長コ
ード22とを備えて構成される。ジョイントボックス3
や、コンセント21には、ネジ止め部5b1 にネジ止め
するためのネジ挿通部20aが形成されている。
【0019】情報接続用配線装置40は、情報通信用の
情報線Ls と接続する情報線接続器であるモジュラージ
ョイントボックス4と、情報接続用のモジュラーコンセ
ント41と、モジュラージョイントボックス4とモジュ
ラーコンセント41とを接続する情報用延長コード42
とを備えて構成される。モジュラージョイントボックス
4や、モジュラーコンセント41には、ネジ止め部5b
1 にネジ止めするためのネジ挿通部40aが形成されて
いる。
【0020】このような電力接続用配線装置20または
情報接続用配線装置40を、仕切り板5bで仕切った箱
体の各室ごとに収納し、ネジ挿通部20a、40aをネ
ジ止め部5b1 、5b1 にネジ止め固定すると、電力接
続用配線装置20または情報接続用配線装置40をボッ
クス5内に収納固定できる。この状態では、図1に示す
ように、ジョイントボックス3はノックアウト部5e1
の傍に位置し、コンセント21はノックアウト部5e2
の傍に位置し、モジュラージョイントボックス4は別の
ノックアウト部5e1 の傍に位置し、モジュラーコンセ
ント41は別のノックアウト部5e2 の傍に位置する。
【0021】開口枠体6は、図1に示すように、ボック
ス5の開口5aの周縁を隠す大きさの枠体であって、支
え板5c、5cに載置する載置片6a、6aと、載置片
6a、6aの上方に形成され後述する蓋体7の下端を支
える蓋体支え片6b、6bと、蓋体支え片6b、6bの
上方に対向して設けられる丸状孔6c、6cと、蓋体支
え片6b、6bと上面が同じ高さになるように形成され
後述する塞ぎ板8の下端を支える塞ぎ板支え片6d、6
dと、を備えて形成されている。載置片6a、6aに
は、ネジ孔5c1 、5c1 と対向する位置に、ネジ孔6
1 、6a1 が設けられており、開口枠体6は、載置片
6a、6aで支え板5c、5cに載置した後、ネジ孔5
1 、5c1 及びネジ孔6a1 、6a1 でネジN1 、N
1 によりボックス5にネジ止め取り付けされる。
【0022】蓋体7、7は、図1と図4に示すように、
2枚で開口枠体6を塞ぎ開口枠体6の上面と面一になる
大きさに形成された略長方形状の硬質板である。蓋体
7、7は、開口枠体6を塞ぐ位置にあるときでみて、丸
状孔6c、6cに挿通する棒状突起7a、7aが一軸方
向に伸縮しかつ延出する方向にバネ付勢されて形成され
る。棒状突起7a、7aは蓋体7、7側にバネ付勢力に
逆らって押し込まれる間、引っ込んでおり、押し込まれ
る力がなくなると外延する。つまり、棒状突起7a、7
aは、一旦引っ込められ、丸状孔6c、6cに位置すれ
ば、押し込まれる力がなくなって外延し丸状孔6c、6
cに挿入され、従って蓋体7、7は、棒状突起7a、7
aを軸として回動するように開口枠体6に取り付けられ
る。
【0023】さらに、蓋体7、7は、開口枠体6を塞ぐ
位置にあるときでみて、塞ぎ板支え片6d、6dに対向
する部分が略長方形状に切りかかれ、この切り欠き部分
が、電力用延長コード22と情報用延長コード42とを
引き出すための引き出し口7b、7bとなる。なお、引
き出し口7b、7bの周縁には、図3(b) に示すよう
に、後述する塞ぎ板8を取り付けるための、横溝孔7b
1 、7b1 が設けられている。
【0024】このような蓋体7、7は、略長方形状の上
面のうち、引き出し口7b、7bを除いた部分の略全面
にわたって、所定の繊維素材に引っ掛かるひっつき素材
のカーペット7c、7cが貼り付けられている。
【0025】塞ぎ板8は、図1と図3とに示すように、
硬質材からなる断面略コ字状の部品であり、1対の対向
する辺の長さがL1 であって引き出し口7bと略同じ大
きさになるように形成される略長方形状の中央片8a
と、中央片8aの長さL1 の辺から中央片8aに垂直
に、互いに対向して延出する略長方形状の側片8b、8
bとで、断面略コ字状の形状をなしている。
【0026】また、側片8b、8bには、中央片8a側
の一つの隅近傍に、垂直に延出する回動用突起8c、8
cが同一軸方向に伸びるように位置して設けられてい
る。さらに、側片8b、8bには、同じ大きさの切り欠
き8b1 、8b1 が、切り欠き奥を、最低でも、開口枠
体6の枠体上面の立ち下がり部の形成される角度と同じ
となるように、例えば90度の角度になるように、対向
する位置に設けられている。側片8b、8bの、切り欠
き8b1 、8b1 よりも外側は切り欠かれ、中央片8a
の端部が突出する格好になっている。なお、側片8b、
8bにおいては、切り欠き8b1 の切り欠き奥の90度
の角部頂点から、回動用突起8cまでの距離L2 は、L
1 ≧L2 となっている。
【0027】このような塞ぎ板8は、回動用突起8cを
横溝孔7b1 、7b1 に嵌めるようにして、回動用突起
8cを中心に回動することにより、引き出し口7bを閉
塞もしくは開放する。蓋体7と塞ぎ板8とは、図1と図
3(a) 、(b) とに示すようなA−A’線で切ってみる
と、図3(c) または図3(d) に示すような断面図にな
る。
【0028】図3(c) に示すように、引き出し口7bを
塞ぎ板8で塞いだ状態では、塞ぎ板8は、中央片8aの
回動用突起8cと反対側の端部が、塞ぎ板支え片6dに
引っ掛かり、また回動用突起8cが横溝孔7b1 に嵌め
込まれることによって、下方へ落ち込まないようにされ
ている。側片8bの、切り欠き8b1 よりも外側は切り
欠かれ、中央片8aの端部が突出する格好になっている
ため、塞ぎ板8が回動用突起8c中心に回動しても、側
片8bの切り欠き8b1 よりも外側は、塞ぎ板8の回動
の邪魔にならない。
【0029】図3(d) に示すように、塞ぎ板8を開けて
引き出し口7bをオープンにした状態では、切り欠き8
1 が開口枠体6の枠体上面の立ち下がり部に掛ってい
る。このような状態にするには、まず、図3(c) の状態
から、回動用突起8cを回動軸にして塞ぎ板8を引き上
げる。次に、塞ぎ板8を開口枠体6側に引き付ける。す
ると、回動用突起8cが横溝孔7b1 内で開口枠体6側
に移動し、回動用突起8cから開口枠体6までの距離が
短くなる。この状態で塞ぎ板8を回動用突起8c中心に
回し下げると、図3(d) に示すように、塞ぎ板8の切り
欠き8b1 側がオープンとなる。つまり、塞ぎ板8を開
けて、通線開口8dを用意したことになるのである。通
線開口8dには、後述するように電力用延長コード22
や情報用延長コード42を挿通させる。なお、図4は配
線装置台100を組み立ててみせた斜視図である。
【0030】図5に示すように、配線装置台100は、
二重床を形成する床パネルFPの1つの外形寸法に略一
致する外形寸法を有して形成され、床パネルFPと置換
されて二重床を形成する。つまり、配線装置台100
は、切り起こし片5d、5dの部分が、コンクリート床
スラブFに、コンクリートネジでネジ止め固定されてお
り、上面が、床パネルFPの上面と面一になってオフィ
スルームの床面を形成している。
【0031】図5(a) では、図3(d) で説明したように
塞ぎ板8を開けて通線開口8dを用意しているが、通線
開口8dを挿通しているのは、床パネルFP上に載置さ
れた机Dに載ったパーソナルコンピュータなどのOA機
器から延出するOA機器ケーブルLPCである。施工作業
者は、棒状突起7aを軸として蓋体7を回動して引き上
げ、OA機器ケーブルLPCを開口5aからボックス5内
のコンセント21に接続し、塞ぎ板8を開けて通線開口
8dを用意し、蓋体7を棒状突起7a、7a中心に回動
し開口5aを元通り蓋体7で覆う。なお、コンセント2
1でなくモジュラーコンセント41についても、通線開
口8dを用意する手順は同じである。
【0032】図5(a) では、OA機器ケーブルLPCの長
さ限界を超える位置に配線装置台100が固定されてい
る場合、このままでは接続が不可能である。図5(a) に
対して、図5(b) では、電力用延長コード22や情報用
延長コード42を引き伸ばして、コンセント21を、ボ
ックス5外に引き出し、例えば机Dの側面などに取り付
けている。
【0033】施工作業者は、図5(a) の場合と同様に蓋
体7を回動して引き上げたときに、コンセント21をボ
ックス5外に引き出しておき、通線開口8dを用意して
から開口5aを元通り蓋体7で覆えばよい。なお、上記
いずれも蓋体7を引き上げるときには、カーペット7
c、7cと引っ掛かる所定の繊維素材を外面に有する引
き上げリフター(不図示)で、カーペット7c、7c
を、蓋体7ごと引き上げればよい。
【0034】従って、配線装置台100は、コンセント
21をボックス5の外へ取り出す場合には、塞ぎ板8が
引き出し口7bを開放する状態で、電力用延長コード2
2を、引き出し口7bから外延させる形態になり、モジ
ュラーコンセント41をボックス5の外へ取り出す場合
には、塞ぎ板8が引き出し口7bを開放する状態で、情
報用延長コード42を、引き出し口7bから外延させる
形態になるため、コンセント21もしくはモジュラーコ
ンセント41をボックス5の内外に選択的に配置でき、
OA機器などの接続対象機器から延びる接続線の配線長
が短い場合でも、電力用延長コード22もしくは情報用
延長コード42の延長分だけコンセント21もしくはモ
ジュラーコンセント41を引き出せてOA機器などの接
続対象機器側にとどきやすい。このため、OA機器など
の接続対象機器と配線装置台100との間につなぐ新た
な長い配線を用意する必要が少なくなり、配線作業に手
間がかからなくなる。
【0035】また、電力接続用配線装置20と情報接続
用配線装置40とを1つの配線装置台100というブロ
ック内に納めたので、電力系統の配線と情報通信系統の
配線とがばらつかずまとめやすいので整然と配線でき
る。しかも最近のOA機器などの接続対象機器では電力
系統の配線と情報通信系統の配線との両方が必要である
場合が多くなってきており、そのような最近のOA機器
などの接続対象機器に対して、1つの配線装置台100
で、電力系統の配線と情報通信系統の配線とをペアで用
意できる。このため、レイアウト変更を手間取らず行え
る。
【0036】また、配線装置台100を、二重床を形成
する床パネルFPの1つの外形寸法に略一致する外形寸
法を有して形成し、床パネルFPと置換されて二重床を
形成するようにしたため、床パネルFPのかわりに配線
装置台100を使用でき、整然とした二重床を形成する
ことができる。
【0037】なお、上記実施の形態においては、塞ぎ板
8は、開口枠体6の枠体上面の立ち下がり部に引っ掛か
ることにより通線開口8dを形成するものを示したが、
本発明はこれに限らず、塞ぎ板は、塞ぎ板の一部を選択
的に切り離すことに因り通線開口を形成するものであっ
てもよく、要するに通線開口を選択的に形成できるもの
であれば、どんなものであってもかまわない。
【0038】また、上記実施の形態においては、蓋体7
は、2枚で開口枠体6を塞ぐものを示したが、本発明は
これに限らず、蓋体は、1枚で開口枠体を塞ぐ大きさに
形成されたものであっても勿論構わない。
【0039】また、上記実施の形態においては、蓋体7
は、棒状突起7a、7a中心に回動し開口枠体6を塞ぐ
ものを示したが、本発明はこれに限らず、蓋体は、ボッ
クスの開口を塞ぐようにしてボックスに着脱自在に取り
付けられるものであれば構わない。
【0040】また、上記実施の形態においては、開口枠
体6で、蓋体7及び塞ぎ板8を支えるようにした例を示
したが、本発明はこれに限らず、開口枠体を使用せずに
ボックスの箱体の上面の開口の周縁に蓋体支え片及び丸
状孔及び塞ぎ板支え片を形成して、ボックスで蓋体及び
塞ぎ板を支えるようにしても勿論構わない。
【0041】また、上記実施の形態においては、ネジ挿
通部20a、40aをネジ止め部5b1 、5b1 にネジ
止め固定する例を示したが、本発明はこれに限らず、コ
ンセントやモジュラーコンセントをネジ挿通部で机以外
の造営材、什器、などにネジ止め取り付けしてもよい。
【0042】また、上記実施の形態においては、ネジ挿
通部20a、40aをネジ止め部5b1 、5b1 にネジ
止め固定する例を示したが、本発明はこれに限らず、ネ
ジ挿通部のかわりにマグネットでコンセントやモジュラ
ーコンセントをボックス、机、造営材、什器、などに貼
り付け固定するようにしても勿論構わない。
【0043】また、上記実施の形態においては、配線装
置台100を、上面を床パネルに面一に合わせるように
配置し二重床を形成する床の一部としたが、本発明はこ
れに限らず、配線装置台は、下面側の切り起こし片で
机、造営材、什器、などに位置固定するようにしても勿
論構わない。
【0044】[第2の実施の形態]図6は配線装置台を
二重床のコンクリート床スラブ上にコンクリートビスで
固定して床パネル下に隠して使用する場合の説明図であ
る。
【0045】なお、前述の第1の実施の形態と同一の箇
所には同じ符号を付し、同一の箇所の詳細な説明は省略
する。
【0046】この第2の実施の形態の配線装置台が前述
の第1の実施の形態の配線装置台と異なり特徴となるの
は、配線装置台100を二重床のコンクリート床スラブ
F上にコンクリートビスで固定して床パネルFP、FP
下に隠して使用するようにした構成である。床パネルF
P、FPは、配線装置台100よりも高く配線装置台1
00を隠す高さに固定される。1つの床パネルFPに
は、配線装置台100からの電力用延長コード22もし
くは情報用延長コード42を床上に引き出すための通線
開孔FP1 が形成されている。施工作業者は、通線開孔
FP1 に電力用延長コード22もしくは情報用延長コー
ド42を挿通させて、床パネルFP、FP上に、電力用
延長コード22もしくは情報用延長コード42を引き出
せばよい。
【0047】このようにすれば、レイアウト変更時、床
パネルFP、FPの配置が決まった後に配線装置台10
0が必要になっても、床パネルFPのいずれかを配線装
置台100と入れ替える必要がなく、床パネルFP、F
Pの配置を変えずに済む。
【0048】[第3の実施の形態]図7は配線装置台を
床パネルの通線開孔を塞ぐように床パネルに取り付けて
使用する場合の説明図で、図7(a) は配線装置台および
床パネルを説明する斜視図で、図7(b) は配線装置台が
床パネルの通線開孔の周縁に支えられている状態を示す
説明図である。
【0049】なお、前述の第1の実施の形態と同一の箇
所には同じ符号を付し、同一の箇所の詳細な説明は省略
する。
【0050】この第3の実施の形態の配線装置台が前述
の第1の実施の形態の配線装置台と異なり特徴となるの
は、配線装置台を、二重床を形成する床パネルの通線開
孔を塞ぐ大きさに形成し、さらにボックスを、床パネル
の通線開孔の周縁に形成された鍔部と合致する取り付け
片が延設されるものであるようにした構成である。
【0051】床パネルFP、FPは、コンクリート床ス
ラブF上に配置されて二重床を形成し、オフィスルーム
の床面となる。床パネルFP、FPは、電線や信号線な
ど各種線を下側すなわちコンクリート床スラブF側から
引き出せるようにするために、互いに接する側辺に、通
線開孔FP1 が設けられている。通線開孔FP1 には、
通線開孔FP1 に各種線を挿通させない場合に通線開孔
FP1 を塞ぐための閉塞板(不図示)が、着脱自在に取
り付けられる。通線開孔FP1 の周縁には、閉塞板(不
図示)を床パネルFP、FPに取り付るための、鍔部F
2 、FP2 が形成されている。
【0052】配線装置台100は、図7(a) に示すよう
に、床パネルFP、FPの通線開孔FP1 を塞ぐ大きさ
になるよう、前述の第1および第2の実施の形態に比べ
て小さく形成されている。ボックス5は、側面に、床パ
ネルFP、FPの鍔部FP2、FP2 と合致する取り付
け片5fが延設されている。ボックス5は、取り付け片
5fが鍔部FP2 、FP2 と合致し、平ネジでネジ止め
されるなどして床パネルFP、FPに取り付けられる。
要するに、配線装置台100は、床パネルFP、FPの
閉塞板(不図示)のかわりに通線開孔FP1 を閉塞し、
図7(b) に示すように、床パネルFP、FP下の電力線
p と、床パネルFP、FP上のOA機器から延出する
OA機器ケーブルLPCとを、接続するために使用される
のである。
【0053】従って、配線装置台100は、二重床を形
成する床パネルFP、FPの通線開孔FP1 を塞ぐ大き
さに形成され、ボックス5は、床パネルFP、FPの通
線開孔FP1 の周縁に形成された鍔部FP2 、FP2
合致する取り付け片5fが延設されるように構成したた
め、通線開孔FP1 を閉塞する部品のかわりとしても使
用できる。
【0054】なお、上記第3の実施の形態においては、
配線装置台は、図7(b) に示したようにコンセントもし
くはモジュラーコンセントをボックス5の内部に置いて
使用する場合を示したが、本発明はこれに限らず、前述
の第1の実施の形態の図5(b) に示したように、コンセ
ントもしくはモジュラーコンセントをボックスの外へ取
り出して使用することも、勿論可能である。
【0055】[第4の実施の形態]図8は配線装置台を
床材の幹線路から突設されるガイド板に沿って移動する
ようにした場合の説明図で、図8(a) はボックスを説明
する斜視図で、図8(b) はボックス底部の溝部をガイド
板に合わせた状態で、ガイド板に沿って配線装置台を移
動させる状態を示す斜視図である。
【0056】なお、前述の第1の実施の形態と同一の箇
所には同じ符号を付し、同一の箇所の詳細な説明は省略
する。
【0057】この第4の実施の形態の配線装置台が前述
の第3の実施の形態の配線装置台と異なり特徴となるの
は、ボックスには、床材の幹線路から突設されるガイド
板に沿う溝部が形成され、配線装置台を、ガイド板に沿
って移動するようにした構成である。
【0058】床材すなわちコンクリート床スラブFの幹
線路には、各種線をまとめて仕切るために、ガイド板F
1 が突設されている。
【0059】ボックス5の、開口5aとは反対側である
他面(底面)側には、ガイド板F1に沿う溝部5gが形
成されている。溝部5gは、仕切り板5bを底面側から
切り欠くようにして、形成されている。
【0060】このようなボックス5を使用する配線装置
台100は、図8(b) に示すように、溝部5gをガイド
板F1 に嵌合させられた状態で、ガイド板F1 に沿って
移動させられることにより、ガイド板F1 を利用するの
で移動が容易となる。施工作業者は、このように配線装
置台100をガイド板F1 に沿って移動した後、配線装
置台100を切り起こし片5d、5dでコンクリート床
スラブFに適宜ネジ止め固定する。
【0061】従って、ボックス5には、開口5a面側で
ある一面とは反対側の他面(底面)側に、床材の幹線路
から突設されるガイド板F1 に沿う溝部5gが形成さ
れ、配線装置台100は、溝部5gをガイド板F1 に合
わせた状態で、ガイド板F1 に沿って移動可能であるよ
うに構成したため、ガイド板F1 を利用して配線装置台
100を容易にスライド移動でき、したがって施工時や
レイアウト変更時の労力を省ける。
【0062】[第5の実施の形態]図9はリング状のコ
ーナー結合具を用いて配線装置台を床パネルに固定する
場合を説明する斜視図である。
【0063】なお、前述の第1の実施の形態と同一の箇
所には同じ符号を付し、同一の箇所の詳細な説明は省略
する。
【0064】この第5の実施の形態の配線装置台が前述
の第3の実施の形態の配線装置台と異なり特徴となるの
は、リング状のコーナー結合具を用いて配線装置台を床
パネルに固定するようにした構成である。
【0065】蓋体7と床パネルFPの各上面には、それ
ぞれの隅部に、1/4円弧形の円弧溝9aが設けられ、
配線装置台100と床パネルFPとが接したときに、溝
9aが4つつながって円形の溝9となるように構成され
ている。この溝9には、リング状のコーナー結合具10
が差し込まれる。コーナー結合具10が差し込まれる
と、配線装置台100と床パネルFPとは、互いに強固
に固定されることになる。このように、コーナー結合具
10を差し込むことによって、配線装置台100と床パ
ネルFPとの結合力を高めることによって、二重床の強
度をアップできる。
【0066】
【発明の効果】請求項1記載の発明にあっては、配線装
置台であって、一面が開口して電力接続用配線装置と情
報接続用配線装置とを開口から収納し、電力線と情報線
とを引き込むためのノックアウト部が形成されたボック
スと、電力用延長コードと情報用延長コードとの引き出
し口を備え、ボックスの開口を塞ぐようにしてボックス
に着脱自在に取り付けられる蓋体と、引き出し口を閉塞
もしくは開放する塞ぎ板とを備え、コンセントをボック
スの外へ取り出す場合には、塞ぎ板が引き出し口を開放
する状態で、電力用延長コードを、引き出し口から外延
させる形態になり、モジュラーコンセントをボックスの
外へ取り出す場合には、塞ぎ板が引き出し口を開放する
状態で、情報用延長コードを、引き出し口から外延させ
る形態になるようにしたため、コンセントもしくはモジ
ュラーコンセントをボックスの内外に選択的に配置で
き、OA機器などの接続対象機器から延びる接続線の配
線長が短い場合でも、電力用延長コードもしくは情報用
延長コードの延長分だけコンセントもしくはモジュラー
コンセントを引き出せてOA機器などの接続対象機器側
にとどきやすい。このため、OA機器などの接続対象機
器と配線装置台との間につなぐ新たな長い配線を用意す
る必要が少なくなり、配線作業に手間がかからなくな
る。
【0067】また、電力接続用配線装置と情報接続用配
線装置とを1つの配線装置台というブロック内に納めた
ので、電力系統の配線と情報通信系統の配線とがばらつ
かずまとめやすいので整然と配線できる。しかも最近の
OA機器などの接続対象機器では電力系統の配線と情報
通信系統の配線との両方が必要である場合が多くなって
きており、そのような最近のOA機器などの接続対象機
器に対して、1つの配線装置台で、電力系統の配線と情
報通信系統の配線とをペアで用意できる。このため、レ
イアウト変更を手間取らず行える。
【0068】請求項2記載の発明にあっては、請求項1
記載の発明の効果に加えて、配線装置台を、二重床を形
成する床パネルの1つの外形寸法に略一致する外形寸法
を有して形成し、床パネルと置換されて二重床を形成す
るようにしたため、床パネルのかわりに配線装置台を使
用でき、整然とした二重床を形成することができる。
【0069】請求項3記載の発明にあっては、請求項1
記載の発明の効果に加えて、配線装置台は、二重床を形
成する床パネルの通線開孔を塞ぐ大きさに形成され、ボ
ックスは、床パネルの通線開孔の周縁に形成された鍔部
と合致する取り付け片が延設されるようにしたため、配
線装置台を、通線開孔を閉塞する部品のかわりとしても
使用できる。
【0070】請求項4記載の発明にあっては、請求項1
記載の発明の効果に加えて、ボックスには、一面とは反
対側である他面側に、床材の幹線路から突設されるガイ
ド板に沿う溝部が形成され、配線装置台は、溝部をガイ
ド板に合わせた状態で、ガイド板に沿って移動可能であ
るようにしたため、ガイド板を利用して配線装置台を容
易にスライド移動でき、したがって施工時やレイアウト
変更時の労力を省ける。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の実施の形態の配線装置台を
示す分解斜視図である。
【図2】電力接続用配線装置と情報接続用配線装置との
斜視図である。
【図3】同上の塞ぎ板を説明するための説明図ある。
【図4】同上の配線装置台の斜視図である。
【図5】同上の配線装置台の使用状態を説明するための
説明図である。
【図6】本発明に係る第2の実施の形態の配線装置台を
示す説明図で、配線装置台を二重床のコンクリート床ス
ラブ上にコンクリートビスで固定して床パネル下に隠し
て使用する場合の説明図である。
【図7】本発明に係る第3の実施の形態の配線装置台を
示す説明図である。
【図8】本発明に係る第4の実施の形態の配線装置台を
示す説明図である。
【図9】本発明に係る第5の実施の形態の配線装置台を
示す説明図である。
【図10】従来の配線装置台を示す説明図である。
【符号の説明】
3 電力線接続器 4 情報線接続器 5 ボックス 5a 開口 5e1 、5e2 ノックアウト部 5f 取り付け片 5g 溝部 7 蓋体 7b 引き出し口 8 塞ぎ板 20 電力接続用配線装置 21 コンセント 22 電力用延長コード 40 情報接続用配線装置 41 モジュラーコンセント 42 情報用延長コード 100 配線装置台 Lp 電力線 Ls 情報線 F1 ガイド板 FP 床パネル FP1 通線開孔 FP2 鍔部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 遠藤 洋治 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 5G361 CA04 CB01 5G363 AA08 BA01 BA10 BB01 DB12 DB35

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電力線と接続する電力線接続器と、商用
    電力を供給するためのコンセントと、前記電力線接続器
    と前記コンセントとを接続する電力用延長コードとを備
    える電力接続用配線装置と、 情報通信用の情報線と接続する情報線接続器と、情報接
    続用のモジュラーコンセントと、前記情報線接続器と前
    記モジュラーコンセントとを接続する情報用延長コード
    とを備える情報接続用配線装置とを内蔵する配線装置台
    であって、 一面が開口して前記電力接続用配線装置と前記情報接続
    用配線装置とを前記開口から収納し、前記電力線と前記
    情報線とを引き込むためのノックアウト部が形成された
    ボックスと、 前記電力用延長コードと情報用延長コードとの引き出し
    口を備え、前記ボックスの開口を塞ぐようにして前記ボ
    ックスに着脱自在に取り付けられる蓋体と、 前記引き出し口を閉塞もしくは開放する塞ぎ板とを備
    え、 前記コンセントを前記ボックスの外へ取り出す場合に
    は、前記塞ぎ板が前記引き出し口を開放する状態で、前
    記電力用延長コードを、前記引き出し口から外延させる
    形態になり、 前記モジュラーコンセントを前記ボックスの外へ取り出
    す場合には、前記塞ぎ板が前記引き出し口を開放する状
    態で、前記情報用延長コードを、前記引き出し口から外
    延させる形態になることを特徴とする配線装置台。
  2. 【請求項2】 前記配線装置台は、二重床を形成する床
    パネルの外形寸法に略一致する外形寸法を有して形成さ
    れ、床パネルと置換されて二重床を形成するものである
    ことを特徴とする請求項1記載の配線装置台。
  3. 【請求項3】 前記配線装置台は、二重床を形成する床
    パネルの通線開孔を塞ぐ大きさに形成され、前記ボック
    スは、床パネルの通線開孔の周縁に形成された鍔部と合
    致する取り付け片が延設されることを特徴とする請求項
    1記載の配線装置台。
  4. 【請求項4】 前記ボックスには、前記一面とは反対側
    である他面側に、床材の幹線路から突設されるガイド板
    に沿う溝部が形成され、前記配線装置台は、前記溝部を
    前記ガイド板に合わせた状態で、前記ガイド板に沿って
    移動可能であることを特徴とする請求項1記載の配線装
    置台。
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