JP2763644B2 - 配線器具用パネルカバー - Google Patents
配線器具用パネルカバーInfo
- Publication number
- JP2763644B2 JP2763644B2 JP2043302A JP4330290A JP2763644B2 JP 2763644 B2 JP2763644 B2 JP 2763644B2 JP 2043302 A JP2043302 A JP 2043302A JP 4330290 A JP4330290 A JP 4330290A JP 2763644 B2 JP2763644 B2 JP 2763644B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panel cover
- opening
- plate
- wiring equipment
- cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Details Of Indoor Wiring (AREA)
- Connection Or Junction Boxes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、耐火用の配線器具用パネルカバーに関する
ものである。
ものである。
［従来の技術］ 火災発生時に、配線器具取付用の壁の開口部から炎が
隣の部屋に入ることを防止する必要がある。そのため、
鉄板をはさみ込んだプレートを使用して、配線器具取付
用の造営材の開口部から炎が出ることを防止していた。
隣の部屋に入ることを防止する必要がある。そのため、
鉄板をはさみ込んだプレートを使用して、配線器具取付
用の造営材の開口部から炎が出ることを防止していた。
［発明が解決しようとする課題］ しかし、プラスチック製の取付枠を使用すると、取付
枠が溶けた場合にプレートごと脱落するという問題があ
る。また、鉄板をプレートに圧入したタイプのものは、
プレートが熱で溶けると、鉄板が脱落するという問題が
あった。従って、かかる従来のものでは、簡易耐火構造
としては完全ではなかった。
枠が溶けた場合にプレートごと脱落するという問題があ
る。また、鉄板をプレートに圧入したタイプのものは、
プレートが熱で溶けると、鉄板が脱落するという問題が
あった。従って、かかる従来のものでは、簡易耐火構造
としては完全ではなかった。
本発明は、上述の点に鑑みて提供したものであって、
たとえ取付枠が溶けても脱落しない配線器具用パネルカ
バーを提供することを目的したものである。
たとえ取付枠が溶けても脱落しない配線器具用パネルカ
バーを提供することを目的したものである。
［課題を解決するための手段］ 本発明は、弾性の金属板にて両側板を有する略コ字型
のパネルカバーを折曲形成すると共に、略コ字型のパネ
ルカバーを折曲形成すると共に、該パネルカバーの上下
の開口面の少なくとも一方を閉塞する板を閉塞側のパネ
ルカバー端部より一体に延出形成し、パネルカバーの開
口部の前面から挿入した際に開口部の縁部に係止される
少なくとも４つの係止片を該パネルカバーに設けたもの
である。
のパネルカバーを折曲形成すると共に、略コ字型のパネ
ルカバーを折曲形成すると共に、該パネルカバーの上下
の開口面の少なくとも一方を閉塞する板を閉塞側のパネ
ルカバー端部より一体に延出形成し、パネルカバーの開
口部の前面から挿入した際に開口部の縁部に係止される
少なくとも４つの係止片を該パネルカバーに設けたもの
である。
［作用］ 而して、弾性を有する金属板で形成したパネルカバー
を造営材の前面から開口部に挿入して金属板の復帰力と
係止片とで開口部に装着するようにしている。
を造営材の前面から開口部に挿入して金属板の復帰力と
係止片とで開口部に装着するようにしている。
［実施例］ 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。第
１図は全体の分解斜視図を示すものであり、第２図はパ
ネルカバー３を示す。パネルカバー３は第３図に示すよ
うに、１枚の薄板の金属板で折曲形成されたものであ
り、全体に弾性を持たせている。金属板の上下部分を先
に折り曲げて上板５と下板６を形成し、次いで、両側の
側板４を折り曲げている。そして、両側側板４は外側に
少し拡開している。ここで、パネルカバー３は前面が開
口した箱状に形成されることになる。パネルカバー３の
上板５及び下板６の端部側には両側に切り込み7aを入れ
たり、奥部にＶ溝7bを入れて、この部分を容易に切り取
り、あるいは押し開きを容易にしている。また、側板４
の前端面の２カ所には夫々外向きに係止片８を折曲形成
している。そして、下板６側には電線挿入用の挿通孔９
が穿設されている。
１図は全体の分解斜視図を示すものであり、第２図はパ
ネルカバー３を示す。パネルカバー３は第３図に示すよ
うに、１枚の薄板の金属板で折曲形成されたものであ
り、全体に弾性を持たせている。金属板の上下部分を先
に折り曲げて上板５と下板６を形成し、次いで、両側の
側板４を折り曲げている。そして、両側側板４は外側に
少し拡開している。ここで、パネルカバー３は前面が開
口した箱状に形成されることになる。パネルカバー３の
上板５及び下板６の端部側には両側に切り込み7aを入れ
たり、奥部にＶ溝7bを入れて、この部分を容易に切り取
り、あるいは押し開きを容易にしている。また、側板４
の前端面の２カ所には夫々外向きに係止片８を折曲形成
している。そして、下板６側には電線挿入用の挿通孔９
が穿設されている。
尚、上記パネルカバー３は金属板であるため、合成樹
脂にてアウト成形しても良く、また、上記挿通孔９に電
線保護用のゴム製のブッシングを装着するようにしても
良い。
脂にてアウト成形しても良く、また、上記挿通孔９に電
線保護用のゴム製のブッシングを装着するようにしても
良い。
次に、第１図により全体の施工について説明する。パ
ネルカバー３の両側板４を内側にたわませて、壁１の開
口部２の前面から挿入し、係止片８が開口部２の縁部に
当たるまで押し込む。この状態で、側板４の復帰力と係
止片８とでパネルカバー３が開口部２に容易に装着され
ることになる。尚、側板４と係止片８とで取付手段を構
成している。
ネルカバー３の両側板４を内側にたわませて、壁１の開
口部２の前面から挿入し、係止片８が開口部２の縁部に
当たるまで押し込む。この状態で、側板４の復帰力と係
止片８とでパネルカバー３が開口部２に容易に装着され
ることになる。尚、側板４と係止片８とで取付手段を構
成している。
一方、壁１の前面側では、プレート枠12を開口部２に
合わせて配置し、その前面からスイッチやコンセント13
のような配線器具を装着した取付枠14を配置する。この
とき、プレート枠12の突起15が取付枠14の孔16に挿入さ
れて、取付枠14とプレート枠12相互の位置決めがなされ
る。取付枠14の上下には夫々一対のＬ型の係止孔35が形
成されていて、この係止孔35にはさみ金具30の一対のＬ
型片31が挿入される。そして、前面から取付穴17を介し
て挿入したネジ34がはさみ金具30のねじ穴33に螺着さ
れ、係止部32側の一片を開口部２を介して壁１の背面に
挿入する。はさみ金具30を壁１の背面側に挿入して、パ
ネルカバー３の上板５と下板６を押し広げて、はさみ金
具30の締め付け時に当たらないようにする。また、この
部分は切り込み7a、Ｖ溝7bを設けているため、容易に切
り取ることができ、予め切り取ってしまい、はさみ金具
30が当たらないようにしても良い。次に、ネジ34を螺進
していくことで、はさみ金具30の係止部32が壁１の背面
を係止し、取付枠14及びプレート枠12とで壁１を挟持し
て、取付枠14が開口部２に装着されることになる。
合わせて配置し、その前面からスイッチやコンセント13
のような配線器具を装着した取付枠14を配置する。この
とき、プレート枠12の突起15が取付枠14の孔16に挿入さ
れて、取付枠14とプレート枠12相互の位置決めがなされ
る。取付枠14の上下には夫々一対のＬ型の係止孔35が形
成されていて、この係止孔35にはさみ金具30の一対のＬ
型片31が挿入される。そして、前面から取付穴17を介し
て挿入したネジ34がはさみ金具30のねじ穴33に螺着さ
れ、係止部32側の一片を開口部２を介して壁１の背面に
挿入する。はさみ金具30を壁１の背面側に挿入して、パ
ネルカバー３の上板５と下板６を押し広げて、はさみ金
具30の締め付け時に当たらないようにする。また、この
部分は切り込み7a、Ｖ溝7bを設けているため、容易に切
り取ることができ、予め切り取ってしまい、はさみ金具
30が当たらないようにしても良い。次に、ネジ34を螺進
していくことで、はさみ金具30の係止部32が壁１の背面
を係止し、取付枠14及びプレート枠12とで壁１を挟持し
て、取付枠14が開口部２に装着されることになる。
そして、化粧プレート19を取付枠14の前面に配置し、
ネジ21により取付枠14のねじ穴22に螺着することで、化
粧プレート19が取付枠14に固定され、コンセント13が化
粧プレート19の開口部20より露出する。次に、化粧カバ
ー23をそのフック24を介して化粧プレート19の開口部20
内に着脱自在に嵌着する。次に、前面化粧板26を化粧カ
バー23の開口部25に嵌着し、前面化粧板26の開口部27か
らコンセント13の前面が露出するようになっている。こ
のようにして、簡易耐火カバーとしてのパネルカバー３
が壁１の背面に固定されることになる。
ネジ21により取付枠14のねじ穴22に螺着することで、化
粧プレート19が取付枠14に固定され、コンセント13が化
粧プレート19の開口部20より露出する。次に、化粧カバ
ー23をそのフック24を介して化粧プレート19の開口部20
内に着脱自在に嵌着する。次に、前面化粧板26を化粧カ
バー23の開口部25に嵌着し、前面化粧板26の開口部27か
らコンセント13の前面が露出するようになっている。こ
のようにして、簡易耐火カバーとしてのパネルカバー３
が壁１の背面に固定されることになる。
［発明の効果］ 本発明は上述のように、弾性の金属板にて両側板を有
する略コ字型のパネルカバーを折曲形成すると共に、該
パネルカバーの上下の開口面の少なくとも一方を閉塞す
る板を閉塞側のパネルカバー端部より一体に延出形成
し、パネルカバーを開口部の前面から挿入した際に開口
部の縁部に係止される少なくとも４つの係止片を該パネ
ルカバーに設けたものであるから、弾性を有する金属板
で形成したパネルカバーを造営材の前面から開口部に挿
入して金属板の復帰力と係止片とでパネルカバーが開口
部に容易に装着されるようにしているものであり、金属
製のパネルカバーが造営材に取り付けられるので、プラ
スチック製の取付枠等が溶けても、パネルカバーは脱落
することがないという効果を奏するものである。
する略コ字型のパネルカバーを折曲形成すると共に、該
パネルカバーの上下の開口面の少なくとも一方を閉塞す
る板を閉塞側のパネルカバー端部より一体に延出形成
し、パネルカバーを開口部の前面から挿入した際に開口
部の縁部に係止される少なくとも４つの係止片を該パネ
ルカバーに設けたものであるから、弾性を有する金属板
で形成したパネルカバーを造営材の前面から開口部に挿
入して金属板の復帰力と係止片とでパネルカバーが開口
部に容易に装着されるようにしているものであり、金属
製のパネルカバーが造営材に取り付けられるので、プラ
スチック製の取付枠等が溶けても、パネルカバーは脱落
することがないという効果を奏するものである。
第１図は本発明の実施例の全体の分解斜視図、第２図
（ａ）〜（ｄ）は同上のパネルカバーの正面図、破断側
面図、底面図及び平面図、第３図は同上のパネルカバー
を展開した状態の平面図である。 ２は開口部、３はパネルカバー、４は側板、５は上板、
６は下板である。
（ａ）〜（ｄ）は同上のパネルカバーの正面図、破断側
面図、底面図及び平面図、第３図は同上のパネルカバー
を展開した状態の平面図である。 ２は開口部、３はパネルカバー、４は側板、５は上板、
６は下板である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭55−43930（ＪＰ，Ａ) 実開 昭50−154496（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭55−104321（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭61−176917（ＪＰ，Ｕ) 実開 平２−10717（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) H02G 3/02 H02G 3/10
Claims (1)
- 【請求項１】配線器具が取り付けられる造営材の開口部
の背面側に配設される配線器具用パネルカバーにおい
て、弾性の金属板にて両側板を有する略コ字型のパネル
カバーを折曲形成すると共に、該パネルカバーの上下の
開口面の少なくとも一方を閉塞する板を閉塞側のパネル
カバー端部より一体に延出形成し、パネルカバーを開口
部の前面から挿入した際に開口部の縁部に係止される少
なくとも４つの係止片を該パネルカバーに設けたことを
特徴とする配線器具用パネルカバー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2043302A JP2763644B2 (ja) | 1990-02-23 | 1990-02-23 | 配線器具用パネルカバー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2043302A JP2763644B2 (ja) | 1990-02-23 | 1990-02-23 | 配線器具用パネルカバー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03245709A JPH03245709A (ja) | 1991-11-01 |
| JP2763644B2 true JP2763644B2 (ja) | 1998-06-11 |
Family
ID=12659999
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2043302A Expired - Fee Related JP2763644B2 (ja) | 1990-02-23 | 1990-02-23 | 配線器具用パネルカバー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2763644B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4966150A (ja) * | 1972-10-26 | 1974-06-26 |
-
1990
- 1990-02-23 JP JP2043302A patent/JP2763644B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03245709A (ja) | 1991-11-01 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |