JP2921152B2 - 取付構造 - Google Patents

取付構造

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JP2921152B2
JP2921152B2 JP6869591A JP6869591A JP2921152B2 JP 2921152 B2 JP2921152 B2 JP 2921152B2 JP 6869591 A JP6869591 A JP 6869591A JP 6869591 A JP6869591 A JP 6869591A JP 2921152 B2 JP2921152 B2 JP 2921152B2
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  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばビデオテープレ
コーダ(以下、VTRと称する)のような電子機器の機
器筐体へのパネルの取付等に使用して好適な取付構造に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、VTRにおいては、機器筐体の
前後方部に各々操作パネルとコネクタパネルが着脱自在
に取り付けられている。このうちコネクタパネルにはパ
ネル着脱時の作業性を高めることから通常把手が設けら
れている。
【0003】従来、この種のパネルの取付構造は、第2
の部材としての機器筐体に対して第1の部材としての
ネルおよび把手を共締めしてなるものが採用されてい
る。
【0004】このような取付構造において、機器筐体に
パネルを取り付けるには、機器筐体と把手との間にパネ
ルを介在させ、このパネルおよび把手にねじを挿通させ
て機器筐体に螺合することにより行われる。一方、機器
筐体からパネルを取り外すには、機器筐体とねじの螺合
状態を解除することにより行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の取付
構造においては、機器筐体に対してパネルおよび把手を
共締めする構造であるため、パネルの着脱時に作業者が
パネルの他に把手およびねじを保持する必要があった。
この結果、パネルの着脱を困難なものにし、メンテナ
ンス時の作業性が低下するという問題があった。
【0006】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、パネル着脱を簡単に行うことができ、もって
メンテナンス時の作業性を高めることができる取付構造
を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は第1挿通孔およ
び第2挿通孔を有するパネル等の第1の部材を筐体等の
第2の部材に対して着脱自在に取り付ける取付構造であ
って、基片と、この基片と一体に形成され弾性変形可能
な取付片とを有する把手と、挿通孔を有するホルダーと
を備え、上記把手を上記ホルダーを介在させた状態で上
記取付片を上記第1の部材の上記第1挿通孔にさせた状
態で、上記ホルダーの上記挿通孔及び上記第1の部材の
第2挿通孔を介してねじを挿通させることにより、上記
第1の部材を上記第2の部材に取り付けるようにした。
【0008】
【作用】本発明においては、第2の部材に対する第1の
部材の着脱が第1の部材のみを保持して行われる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の構成等を図に示す実施例によ
って詳細に説明する。
【0010】図1は本発明に係る取付構造の全体を示す
分解斜視図、図2(a)〜(c)は同じく本発明におけ
取付構造のホルダーを示す正面図と側面図と断面図、
図3(A)〜(C)は本発明における取付構造の把手を
示す平面図と正面図と側面図である。同図において、符
号1で示すものは前後方向に開口するパネル取付窓2お
よびこのパネル取付窓2を介して並列する左右2つのね
じ孔3(一方のみ図示)を有する側面視コ字状の第2の
部材としてのリヤパネルで、VTR用の筐体(図示せ
ず)の後方部に取り付けられている。このリヤパネル1
のパネル取付窓2内にはマザーボード4が立設されてお
り、このマザーボード4の裏面上には左右方向に所定の
間隔をもって並列する2つのコネクタ5,6が実装され
ている。また、このマザーボード4の表面上には、多数
のカード基板(図示せず)が実装されている。
【0011】7は外部接続用のコネクタ8を有する側面
視コ字状の第1の部材としてのコネクタパネルで、前方
部にはリヤカード基板9が前記マザーボード4と直角な
方向に突出するように取り付けられており、このリヤカ
ード基板9には前記両コネクタ5,6に各々接続可能な
2つのコネクタ10,11が実装されている。このコネ
クタパネル7の各側端部には、各々が互いに上下方向に
隣接する第1挿通孔12と第2挿通孔13が穿設されて
いる。
【0012】14パネル着脱用の把手で、リヤパネル
側に各々が互いに対向する2つの側壁15a,15bを
有する平面視ロ字状の把手本体15と、この把手本体1
5の両側壁15a,15b間に設けられ前記第1挿通孔
12に挿通する平面視T字状の基片16と、この基片1
6に両側端部に連設され弾性変形可能な平面視くの字状
の取付片17とからなり、前記コネクタパネル7に着脱
自在に取り付けられている。また、この把手14の把手
本体15には、前記各両側壁15a,15bに突出する
位置決め用の突子18,19が一体に設けられている。
【0013】20は前記把手本体15の前方(パネル
側)上端部に対向する段部20aを有するホルダーで、
前記基片16が臨む第1切欠き21aおよび前記両突子
18,19に各々嵌合可能な第2切欠き21b,21c
を有する基部21と、この基部21に連設されかつ前記
把手本体15と前記コネクタパネル7との間に介装され
前記ねじ孔3に螺合する取付ねじ22を挿通保持する透
孔23aを有する保持部23とからなり、前記把手14
に対して揺動自在に保持されている。このホルダー20
の装着状態において、前記取付ねじ22は前記第2挿通
孔13に挿通され、かつ前記把手14の取付片17は前
記第1挿通孔12の裏側開口周縁に圧接されている。
【0014】24はねじ落下防止用のワッシャで、前記
取付ねじ22に挿通保持され、かつねじ螺合状態におい
て前記透孔23aの開口周縁と前記ねじ孔3の開口周縁
に介装されている。
【0015】なお、図中符号Aは前記リヤパネル1から
コネクタパネル7を取り外す時のパネル引き抜き方向を
示す。
【0016】このような取付構造において、リヤパネル
(筐体)1に対してコネクタパネル7を取り付けるに
は、パネル取付窓2の開口部に嵌合するようにコネクタ
パネル7を保持して挿入し、ねじ孔3に取付ねじ22に
螺合する。このとき、リヤカード基板9上のコネクタ1
0,11は、マザーボード4上のコネクタ5,6に接続
される。
【0017】一方、リヤパネル1からコネクタパネル7
を取り外すには、ねじ孔3と取付ねじ22の螺合状態を
解除して矢印Aで示す方向に引き抜く。
【0018】すなわち、リヤパネル1対するコネクタパ
ネル7の着脱は、コネクタパネル7のみを保持して行わ
れる。
【0019】したがって、本実施例においては、コネク
タパネル7の着脱時に従来のように作業者が把手14お
よび取付ねじ22を保持する必要がないから、コネクタ
パネル7の着脱を簡単に行うことができる。
【0020】また、本実施例において、把手14に対し
てホルダー20を揺動自在に保持したことは、これが取
付ねじ22の螺合前にリヤパネル1に対して揺動し得る
から、寸法誤差を吸収することができる。
【0021】さらに、本実施例において、把手本体15
を平面視ロ字状に形成したことは、把手14が把持し易
くなり、リヤパネル1に対するコネクタパネル7の挿抜
を確実に行うことができる。
【0022】因に、本実施例において、コネクタパネル
7に対して把手14およびホルダー20を装着するに
は、第1切欠き20a内に基片16を臨ませると共に、
第2挿通孔13に取付ねじ22を挿通させ、かつ第1挿
通孔12に基片16を挿通させる。ここで、ホルダー2
0が不要である場合には、コネクタパネル7に把手14
のみを装着する。
【0023】なお、本実施例においては、VTRに適用
する例を示したが、本発明はこれに限定されるものでは
なく、他の電子機器にも実施例と同様に適用可能であ
る。
【0024】また、本実施例においては、コネクタパネ
ル7が1個である場合を示したが、本発明は例えば2
個,3個,・・・であってもよく、その個数は適宜変更
することができる。
【0025】また、本発明における把手14およびホル
ダー20等の形状は、特に限定されるものでないことは
勿論である。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、
1の部材に第1挿通孔に挿通する基片およびこの基片に
連設され弾性変形可能な取付片を有する把手を装着し、
この把手と第1の部材との間に第2の部材にねじ落下防
止用のワッシャを介して螺合するねじを挿通保持するホ
ルダーを介装し、このホルダーの装着状態においてねじ
は第2挿通孔に挿通され、かつ把手の取付片は第1挿通
孔の開口周縁に圧接されているので、第2の部材に対す
第1の部材の着脱が第1の部材のみを保持して行われ
る。
【0027】したがって、第1の部材の第2の部材から
着脱を簡単に行うことができるから、メンテナンス時
の作業性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る取付構造の全体を示す分解斜視
図。
【図2】(A)〜(C)は同じく本発明における取付構
造のホルダーを示す正面図と側面図と断面図。
【図3】(A)〜(C)は本発明における取付構造の把
手を示す平面図と正面図と側面図。
【符号の説明】
1…第2の部材(機器筐体のリヤパネル)、2…パネル
取付窓、3…ねじ孔、7…第1の部材(コネクタパネ
ル)、12…第1挿通孔、13…第2挿通孔、14…把
手、15…把手本体、16…基片、17…取付片、20
…ホルダー、22…取付ねじ、24…ワッシャ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1挿通孔および第2挿通孔を有する第
    1の部材を第2の部材に対して着脱自在に取り付ける取
    付構造であって、 基片と、この基片と一体に形成され弾性変形可能な取付
    片とを有する把手と、挿通孔を有するホルダーとを備
    え、 上記把手を上記ホルダーを介在させた状態で上記取付片
    を上記第1の部材の上記第1挿通孔にさせた状態で、上
    記ホルダーの上記挿通孔および上記第1の部材の第2挿
    通孔を介してねじを挿通させることにより、上記第1の
    部材を上記第2の部材に取り付けることを特徴とする取
    付構造。
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