JP3529903B2 - 目隠し蓋 - Google Patents
目隠し蓋Info
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Description
覆うための目隠し蓋に関する。
無線通信装置等の電子機器の筐体の開口部を覆う目隠し
蓋として、独立した目隠し蓋で開口部を覆うものがあっ
たが、はずしたときに紛失する虞れがあった。
料で一体成形された取付部15aと蓋本体15bとヒン
ジとなる薄肉部15cとからなる目隠し蓋15を、取付
部15a部分で電子機器10の筐体11にネジ16で取
り付け、蓋本体15bで筐体11の開口部12を覆うも
のがあったが、ドライバー等の工具がないとネジ16の
取り付けができないため、ネジの費用及び工数が必要と
なっていた。
従来の目隠し蓋として、図6に示すように、電子機器1
0の筐体11の凸部品(例えば通信機のアンテナコネク
タ)17に、ゴム等の弾性材料で一体成形された環状取
付部18aと蓋本体18bとヒンジとなる薄肉部18c
とからなる目隠し蓋18を、環状取付部18a部分で筐
体11の凸部品17にはめ込み、蓋本体18bで筐体1
1の開口部12(例えばオプションジャック部)を覆う
ものがあったが、環状取付部18a部分をはめ込んでい
るだけなので脱落が多いという欠点があった。
筐体11と一体形成された凸部(例えば通信機のハンド
ストラップ取付部)19に、ゴム等の弾性材料で一体成
形された四角状取付部20aと蓋本体20bとヒンジと
なる薄肉部20cとからなる目隠し蓋20を、四角状取
付部20a部分で筐体11の凸部品19にはめ込み、蓋
本体20bで筐体11の開口部12を覆うものがあった
が、四角状取付部20a部分をはめ込んでいるだけなの
で、図6の場合と同様に脱落が多いという欠点があっ
た。
とヒンジ部21bと嵌合部21c及び21dとからなる
目隠し蓋21であって、筐体11の嵌合穴11aに目隠
し蓋21の嵌合部21c及び21dを挿入する構造のも
のもあるが、目隠し蓋21の筐体11への取り付け時に
嵌合部21dを工具22等で引っ張らなければならず、
取り付け時に工具を必要とした。
嵌合部23bとヒンジ部23cとからなる目隠し蓋23
であって、筐体部品11A及び11Bの組み立て時に筐
体11の嵌合穴11aに嵌合部23bをはめ込むものも
あるが、筐体11の組立て後には目隠し蓋23を取り付
けることができず作業性が悪かった。さらに、このよう
な目隠し蓋23を使用しているうちに切れたり抜けたり
した場合には、筐体11を分解しないと目隠し蓋23を
取り付けることができず修理できないという欠点があっ
た。
の電子機器への取付上の欠点を解消し、取り付け作業に
おいて治工具を必要とせず、しかも取り付け易く、紛失
しにくい目隠し蓋を提供することにある。
は、電子機器の開口部を覆うための目隠し蓋であって、
弾性部材からなる蓋本体に弾性的にヒンジとなる舌片を
設け、該舌片の先端の表裏非対称の位置にそれぞれ第1
及び第2の突起を設けたものである。また、第1及び第
2の突起はくさび状、半円状、板バネ状等に形成される
ものである。
なる舌片を設け、該舌片の先端の表裏非対称の位置にそ
れぞれ第1及び第2の突起をくさび状等に形成した目隠
し蓋を、舌片から先に電子機器の開口部に挿入して開口
部を覆うように嵌め込む。このとき、第1及び第2の突
起の位置が異なっているため、挿入時の抵抗力はどちら
か一方の突起の変形量にしか依存しないので挿入し易
く、目隠し蓋を開いた場合の抵抗力は両方の突起の変形
量に依存するのではずれにくくなる。
の概略図を示し、(A)は概略分解斜視図、(B)は側
面図、(C)は取付後の概略斜視図である。図1におい
て、本発明の目隠し蓋1は、ゴム等の弾性材料からなり
電子機器10の筐体11の開口部12の寸法に合せて形
成された蓋本体2と、該蓋本体2と一体成形されたヒン
ジとなる舌片3とからなる。舌片3の先端付近の表と裏
には頂点の位置をずらした非対称のくさび状の突起3a
及び3bが設けられている。また、蓋本体2の側面には
複数の係合突起4が一体成形されており、この係合突起
4は、蓋本体2を開口部12にはめ込んだとき、開口部
12の内部周縁と係合して蓋本体2を開口部に固定し外
れないようにする。
造の概略図を示し、(A)は概略分解斜視図、(B)は
側面図、(C)は取付後の概略斜視図である。図1にお
いて、本発明の目隠し蓋1は、ゴム等の弾性材料からな
り電子機器10の筐体11の開口部12の寸法に合せて
形成された蓋本体2と、該蓋本体2と一体成形されたヒ
ンジとなる舌片3とからなる。舌片3の先端付近の表と
裏には頂点の位置をずらした非対称のくさび状の突起3
a及び3bが設けられている。また、蓋本体2の側面に
は複数の係合突起4が一体成形されており、この係合突
起4は、蓋本体2を開口部12にはめ込んだとき、開口
部12の内部周縁と係合して蓋本体2を開口部12に固
定し外れないようにする。
蓋の電子機器の開口部への取付時及び取り外し時の状態
を説明するための図である。まず、図2(A)に示すよ
うに、目隠し蓋1の舌片3の先端を電子機器10の筐体
11の開口部12内に挿入する。このとき、ヒンジとな
る舌片3の表と裏の突起3a及び3bは頂点の位置がず
れているため、舌片3を、開口部12の内部で開口部1
2の一側縁12aと筐体11内の部材14で形成される
隙間13に挿入する時、まず突起3aが変形して隙間1
3を通りすぎたあと、つづいて突起3bが変形して隙間
13を通りすぎる。続いて、図2(B)に示すように、
蓋本体2を開口部12にはめ込むと、係合突起4と開口
部12の内部周縁の係合により蓋本体2が開口部12に
取り付けられる。舌片3が隙間13に挿入される時の抵
抗力は、ほぼ突起3a及び3bのどちらかの変形量、す
なわち挿入途中を示す図2(C)における間隔d1また
はd2にしか依存しないので、挿入は容易である。
(D)に示すように、手で蓋本体2を係合突起4と開口
部12の内部周縁の係合力に対抗して持ち上げると、蓋
本体2が開口部12からはずれるが、舌片3はくさび状
突起3a及び3b部分で隙間13に係合されたままなの
で、蓋本体2は筐体11に保持されている。このとき、
図2(E)に示すように、屈曲した舌片3の内周長e1
と外周長e2に差が生じる。しかし、舌片3の突起3a
及び3bの頂点の位置がずらして設けられているため、
目隠し蓋1を開いた時、ヒンジである舌片3のはずす方
向への抵抗力は突起2つ分、つまり図2(C)における
間隔d3の変形量に依存する。さらに、突起3a及び3
bの形状がくさび状になっているため、目隠し蓋1が筐
体11からはずれる方向に対しての抵抗力は増大し、は
ずれにくくなる。
本体2が開口部12からはずれても、ヒンジとなる舌片
3の存在により目隠し蓋1は筐体11から簡単にはずれ
ることはなく保持されたままとなる。このように、本発
明による目隠し蓋は、取り付け作業において治工具を必
要とせず、しかも取り付け易く、はずれにくいので紛失
しにくいという特長を有する。
説明したが、本発明は種々の変形が可能である。例え
ば、目隠し蓋の材料として上記実施例ではゴムを用いた
が、エラストマー等の弾性部材であればゴムに限定され
ない。また、図3及び図4は舌片3の変形例を示し、図
3では突起3a及び3bは半円状に形成され、図4では
突起3a及び3bを板バネ状に形成したものである。舌
片3の材質は図3では合成樹脂や板金にしたり図4では
板金にすることができる。また、開口部12の内部周縁
との間で隙間13を形成する部材14は、筐体11内の
シャーシやフレームの一部を流用しても良いし、目隠し
蓋の取り付け専用部材を別個に設けても良い。
な効果がある。 (1)取り付け、取り外しの時に治工具が不要で生産性
に優れている。 (2)過度の引張り力が加わっても、切れずに外れ、再
度容易に挿入できる。 (3)ヒンジとなる舌片が、筐体内部に嵌められるた
め、外観上も優れている。 (4)筐体を組み立てた後に装着することができる。
図を示し、(A)は概略分解斜視図、(B)は側面図、
(C)は取付後の概略斜視図である。
取付時及び取り外し時の状態を説明するための図であ
る。
略部分図であり、(A)は斜視図、(B)は側面図であ
る。
略部分図であり、(A)は斜視図、(B)は側面図であ
る。
である。
図である。
図である。
あり、(A)は分解斜視図、(B)は正面図である。
あり、(A)は分解斜視図、(B)は組立後の斜視図、
(C)は断面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 電子機器の開口部を覆うための目隠し蓋
であって、弾性部材からなる蓋本体に弾性的にヒンジと
なる舌片を設け、該舌片の先端の表裏非対称の位置にそ
れぞれ第1及び第2の突起を設けたことを特徴とする目
隠し蓋。 - 【請求項2】 請求項1記載の目隠し蓋において、第1
及び第2の突起はくさび状に形成される目隠し蓋。 - 【請求項3】 請求項1記載の目隠し蓋において、第1
及び第2の突起は半円状に形成される目隠し蓋。 - 【請求項4】 請求項1記載の目隠し蓋において、第1
及び第2の突起は板バネ状に形成される目隠し蓋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17561295A JP3529903B2 (ja) | 1995-06-20 | 1995-06-20 | 目隠し蓋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17561295A JP3529903B2 (ja) | 1995-06-20 | 1995-06-20 | 目隠し蓋 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH098472A JPH098472A (ja) | 1997-01-10 |
JP3529903B2 true JP3529903B2 (ja) | 2004-05-24 |
Family
ID=15999142
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17561295A Expired - Lifetime JP3529903B2 (ja) | 1995-06-20 | 1995-06-20 | 目隠し蓋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3529903B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4550022B2 (ja) * | 2006-06-28 | 2010-09-22 | 株式会社カシオ日立モバイルコミュニケーションズ | 携帯電子機器 |
JP5058029B2 (ja) | 2008-03-06 | 2012-10-24 | 三洋電機株式会社 | 電子機器 |
-
1995
- 1995-06-20 JP JP17561295A patent/JP3529903B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH098472A (ja) | 1997-01-10 |
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