JP3274612B2 - 壁設置型電気又は電子機器用コントローラ - Google Patents
壁設置型電気又は電子機器用コントローラInfo
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- JP3274612B2 JP3274612B2 JP27934296A JP27934296A JP3274612B2 JP 3274612 B2 JP3274612 B2 JP 3274612B2 JP 27934296 A JP27934296 A JP 27934296A JP 27934296 A JP27934296 A JP 27934296A JP 3274612 B2 JP3274612 B2 JP 3274612B2
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- Japan
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- circuit protection
- wall surface
- wall
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H9/00—Details of switching devices, not covered by groups H01H1/00 - H01H7/00
- H01H9/02—Bases, casings, or covers
- H01H9/0207—Adjustable mounting of casings
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H13/00—Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch
- H01H13/02—Details
- H01H13/12—Movable parts; Contacts mounted thereon
- H01H13/14—Operating parts, e.g. push-button
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H19/00—Switches operated by an operating part which is rotatable about a longitudinal axis thereof and which is acted upon directly by a solid body external to the switch, e.g. by a hand
- H01H19/02—Details
- H01H19/10—Movable parts; Contacts mounted thereon
- H01H19/14—Operating parts, e.g. turn knob
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02G—INSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
- H02G3/00—Installations of electric cables or lines or protective tubing therefor in or on buildings, equivalent structures or vehicles
- H02G3/02—Details
- H02G3/08—Distribution boxes; Connection or junction boxes
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Architecture (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
- Selective Calling Equipment (AREA)
- Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
- Mounting Components In General For Electric Apparatus (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術の分野】本発明は、壁面に取り付け
られ、エアコン等の電気又は電子機器の操作を行うコン
トローラに関する。
られ、エアコン等の電気又は電子機器の操作を行うコン
トローラに関する。
【０００２】
【従来の技術】室内の壁面には、例えば給湯器やエアコ
ン等を操作する電気又は電子器具操作用コントローラが
取り付けられる。これらのコントローラは、壁面に直接
設置するタイプや、壁面に予めコントローラを埋め込む
ための凹入部にコントローラを固定するための箱体が設
けられ、その凹入部にコントローラを埋め込んで箱体に
固定して設置するタイプがある。従って、コントローラ
の形状や構造は、設置方法に対応したタイプのものを用
意しなければならない。このように、従来は同一の電気
又は電子機器を操作するコントローラであっても、その
コントローラを生産するときは、上記タイプごとに別々
に生産しなければならず、生産ライン及び工数が増加
し、コストが高くなるという不都合があった。また、製
品の供給及び流通過程においても各タイプ別に管理する
必要があり、コントローラを壁面に設置する作業におい
ても各タイプごとに作業方法が異なるため、作業効率が
低下するという不都合があった。
ン等を操作する電気又は電子器具操作用コントローラが
取り付けられる。これらのコントローラは、壁面に直接
設置するタイプや、壁面に予めコントローラを埋め込む
ための凹入部にコントローラを固定するための箱体が設
けられ、その凹入部にコントローラを埋め込んで箱体に
固定して設置するタイプがある。従って、コントローラ
の形状や構造は、設置方法に対応したタイプのものを用
意しなければならない。このように、従来は同一の電気
又は電子機器を操作するコントローラであっても、その
コントローラを生産するときは、上記タイプごとに別々
に生産しなければならず、生産ライン及び工数が増加
し、コストが高くなるという不都合があった。また、製
品の供給及び流通過程においても各タイプ別に管理する
必要があり、コントローラを壁面に設置する作業におい
ても各タイプごとに作業方法が異なるため、作業効率が
低下するという不都合があった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記不都合
を解消するために、コントローラを設置する壁面のタイ
プに係わりなく、単一の構造として生産できるコントロ
ーラを提供することを目的とする。また、本発明の他の
目的は、壁面の状態に左右されずに設置することがで
き、設置作業を迅速且つ容易にすることができるコント
ローラを提供することを目的とする。
を解消するために、コントローラを設置する壁面のタイ
プに係わりなく、単一の構造として生産できるコントロ
ーラを提供することを目的とする。また、本発明の他の
目的は、壁面の状態に左右されずに設置することがで
き、設置作業を迅速且つ容易にすることができるコント
ローラを提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の壁設置型電気又は電子機器用コントローラ
は、壁面に設置して電気又は電子機器を操作するコント
ローラであって、操作部を有する前面部材と、該前面部
材と壁面との間に介在して該前面部材に取り付けられる
合成樹脂製の後面部材とを備え、該後面部材は、前記前
面部材の裏面に設けられた回路を収納して保護する回路
保護部材と、該回路保護部材の外周に設けられた分離自
在の連結部と、前記回路保護部材の外周を囲み前記連結
部を介して前記回路保護部材と一体に形成される外郭保
護部材とを備えていることを特徴とする。
に、本発明の壁設置型電気又は電子機器用コントローラ
は、壁面に設置して電気又は電子機器を操作するコント
ローラであって、操作部を有する前面部材と、該前面部
材と壁面との間に介在して該前面部材に取り付けられる
合成樹脂製の後面部材とを備え、該後面部材は、前記前
面部材の裏面に設けられた回路を収納して保護する回路
保護部材と、該回路保護部材の外周に設けられた分離自
在の連結部と、前記回路保護部材の外周を囲み前記連結
部を介して前記回路保護部材と一体に形成される外郭保
護部材とを備えていることを特徴とする。
【０００５】本発明のコントローラを設置する壁面が平
面であるときは、前記外郭保護部材と前記回路保護部材
とを一体の状態で前記後面部材を壁面に取り付け、該後
面部材に前記前面部材を取り付ける。
面であるときは、前記外郭保護部材と前記回路保護部材
とを一体の状態で前記後面部材を壁面に取り付け、該後
面部材に前記前面部材を取り付ける。
【０００６】本発明のコントローラを設置する壁面に前
記回路保護部材が収納される凹入部が設けられ、該凹入
部には前記前面部材を壁面に固定する固定部材が設けら
れているときは、前記連結部を切断することにより前記
外郭保護部材を該回路保護部材から分離し、該回路保護
部材を該前面部材の裏面に取り付け、該凹入部に該回路
保護部材を収納し、該前面部材を該固定部材に取り付け
る。
記回路保護部材が収納される凹入部が設けられ、該凹入
部には前記前面部材を壁面に固定する固定部材が設けら
れているときは、前記連結部を切断することにより前記
外郭保護部材を該回路保護部材から分離し、該回路保護
部材を該前面部材の裏面に取り付け、該凹入部に該回路
保護部材を収納し、該前面部材を該固定部材に取り付け
る。
【０００７】このように、本発明によれば、コントロー
ラを設置する壁面が平面であっても、或いは壁面に凹入
部が設けられている場合であっても、前記外郭保護部材
を必要に応じて分離することにより、単一の構成のコン
トローラを用いてコントローラを壁面に設置することが
できる。従って、コントローラの生産ラインを複数設け
る必要がなく、生産設備のコストや作業コストの低減を
図ることができる。
ラを設置する壁面が平面であっても、或いは壁面に凹入
部が設けられている場合であっても、前記外郭保護部材
を必要に応じて分離することにより、単一の構成のコン
トローラを用いてコントローラを壁面に設置することが
できる。従って、コントローラの生産ラインを複数設け
る必要がなく、生産設備のコストや作業コストの低減を
図ることができる。
【０００８】また、本発明のコントローラは、壁面が平
面であるときには、壁面にブラケットを設置し、その上
から前記後面部材及び前記前面部材を順に掛止すること
により設置するものであることが好ましい。更に、前記
前面部材の上に前面部材の装飾用の装飾部材を掛止する
ことにより設置するものであることが好ましい。具体的
には、壁面に設置するブラケットに前記後面部材を掛止
する掛止部と該後面部材にネジ結合する結合部とを設
け、該後面部材に該ブラケットの該掛止部に相当する位
置に掛止孔と該結合部に相当する位置に結合溝とを設
け、該ブラケットを壁面に設置し、該掛止部を該掛止孔
に掛止するとともに該結合部を該結合溝に遊嵌してネジ
結合することにより該ブラケットに該後面部材を取り付
ける。次に、前記後面部材に前記前面部材を掛止する複
数の第２の掛止部を設け、該前面部材に該後面部材の該
第２の掛止部に相当する位置に第２の掛止孔を設け、該
第２の掛止部を該第２の掛止孔に掛止することにより該
後面部材に該前面部材を取り付ける。更に、前記前面部
材の外周縁部を覆うように装飾部材を設け、該装飾部材
に該前面部材に掛止する複数の第３の掛止部を設け、該
前面部材に該装飾部材の第３の掛止部に相当する位置に
第３の掛止孔を設け、該第３の掛止部を該第３の掛止孔
に掛止することにより該装飾部材を前記前面部材に取付
ける。
面であるときには、壁面にブラケットを設置し、その上
から前記後面部材及び前記前面部材を順に掛止すること
により設置するものであることが好ましい。更に、前記
前面部材の上に前面部材の装飾用の装飾部材を掛止する
ことにより設置するものであることが好ましい。具体的
には、壁面に設置するブラケットに前記後面部材を掛止
する掛止部と該後面部材にネジ結合する結合部とを設
け、該後面部材に該ブラケットの該掛止部に相当する位
置に掛止孔と該結合部に相当する位置に結合溝とを設
け、該ブラケットを壁面に設置し、該掛止部を該掛止孔
に掛止するとともに該結合部を該結合溝に遊嵌してネジ
結合することにより該ブラケットに該後面部材を取り付
ける。次に、前記後面部材に前記前面部材を掛止する複
数の第２の掛止部を設け、該前面部材に該後面部材の該
第２の掛止部に相当する位置に第２の掛止孔を設け、該
第２の掛止部を該第２の掛止孔に掛止することにより該
後面部材に該前面部材を取り付ける。更に、前記前面部
材の外周縁部を覆うように装飾部材を設け、該装飾部材
に該前面部材に掛止する複数の第３の掛止部を設け、該
前面部材に該装飾部材の第３の掛止部に相当する位置に
第３の掛止孔を設け、該第３の掛止部を該第３の掛止孔
に掛止することにより該装飾部材を前記前面部材に取付
ける。
【０００９】これによれば、前記掛止部によって前記後
面部材を前記ブラケットに掛止することにより、該後面
部材の位置決めを容易に行うことができると共に、前記
結合部と前記結合溝とのネジ結合により該ブラケットに
該後面部材を確実に取り付けることができる。また、前
記後面部材に前記前面部材を取り付けるときは、前記第
２の掛止部と掛止孔とにより該前面部材を該後面部材に
容易に取り付けることができる。更に前記装飾部材を前
記前面部材に取り付けるときには、前記第３の掛止部と
掛止孔とにより該前面部材に容易に取り付けることがで
きる。
面部材を前記ブラケットに掛止することにより、該後面
部材の位置決めを容易に行うことができると共に、前記
結合部と前記結合溝とのネジ結合により該ブラケットに
該後面部材を確実に取り付けることができる。また、前
記後面部材に前記前面部材を取り付けるときは、前記第
２の掛止部と掛止孔とにより該前面部材を該後面部材に
容易に取り付けることができる。更に前記装飾部材を前
記前面部材に取り付けるときには、前記第３の掛止部と
掛止孔とにより該前面部材に容易に取り付けることがで
きる。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して本発
明の望ましい実施形態を詳細に説明する。図１は本発明
のコントローラの実施形態の一例を示す説明図である。
明の望ましい実施形態を詳細に説明する。図１は本発明
のコントローラの実施形態の一例を示す説明図である。
【００１１】図１に示すように、壁面が平面であるとき
は、コントローラの設置にはブラケット１０を用い、そ
の上に連結部３２により回路保護部材３０と外郭保護部
材２１とが一体となった状態の後面部材２０を取り付
け、その上に前面部材４０及び装飾部材５０を取り付け
る。
は、コントローラの設置にはブラケット１０を用い、そ
の上に連結部３２により回路保護部材３０と外郭保護部
材２１とが一体となった状態の後面部材２０を取り付
け、その上に前面部材４０及び装飾部材５０を取り付け
る。
【００１２】ブラケット１０は薄い金属製の板材であ
り、平らな壁面に設置されるものであり、ボルト又はネ
ジ等で壁面に固定できるように固定孔１５が数カ所に設
けられている。また、その前方に取り付けられる外郭保
護部材２１を固定させるための掛止部１１と結合部１２
とが一体に折り曲げられて形成されている。この掛止部
１１は、その先端部が上方に突出しており、外郭保護部
材２１に設けられた掛止孔２３に掛止部１１がさし込ま
れた状態で外郭保護部材２１を下方に移動させて掛止
し、外郭保護部材２１がブラケット１０から外れるのを
防止している。また、結合部１２は、図１で示すように
ビス２５が貫通されるように通し孔１３が設けられ、外
郭保護部材２１がブラケット１０に組み付けられた状態
でネジ孔２４でネジ結合されることにより、より完全に
組み付けられるようにする。
り、平らな壁面に設置されるものであり、ボルト又はネ
ジ等で壁面に固定できるように固定孔１５が数カ所に設
けられている。また、その前方に取り付けられる外郭保
護部材２１を固定させるための掛止部１１と結合部１２
とが一体に折り曲げられて形成されている。この掛止部
１１は、その先端部が上方に突出しており、外郭保護部
材２１に設けられた掛止孔２３に掛止部１１がさし込ま
れた状態で外郭保護部材２１を下方に移動させて掛止
し、外郭保護部材２１がブラケット１０から外れるのを
防止している。また、結合部１２は、図１で示すように
ビス２５が貫通されるように通し孔１３が設けられ、外
郭保護部材２１がブラケット１０に組み付けられた状態
でネジ孔２４でネジ結合されることにより、より完全に
組み付けられるようにする。
【００１３】後面部材２０は、合成樹脂製であり、外郭
保護部材２１と回路保護部材３０とが連結部３２により
分断可能な状態に一体成形されている。すなわち、外郭
保護部材２１はブラケット１０に設置された状態で、そ
の前方に前面部材４０を設置するものであり、その内側
には連結部３２により分断可能な状態に一体に成形され
る回路保護部材３０が設けられている。回路保護部材３
０は、前面部材４０の背面に取り付けられ、前面部材４
０の背面側に露出している各種の電子回路及び部品の外
部を包み込んで保護する。そして、この回路保護部材３
０の背面部には、各種の電子回路から延びる配線を引き
出すことができるようにホール３１が開けられている。
保護部材２１と回路保護部材３０とが連結部３２により
分断可能な状態に一体成形されている。すなわち、外郭
保護部材２１はブラケット１０に設置された状態で、そ
の前方に前面部材４０を設置するものであり、その内側
には連結部３２により分断可能な状態に一体に成形され
る回路保護部材３０が設けられている。回路保護部材３
０は、前面部材４０の背面に取り付けられ、前面部材４
０の背面側に露出している各種の電子回路及び部品の外
部を包み込んで保護する。そして、この回路保護部材３
０の背面部には、各種の電子回路から延びる配線を引き
出すことができるようにホール３１が開けられている。
【００１４】本実施形態のコントローラを壁面に設置し
たときの状態を図３を参照して説明すると、壁面が平面
であるときは、ブラケット１０を壁面に取り付け、その
前面に外郭保護部材２１と回路保護部材３０とが一体と
なっている後面部材２０を取り付け、その前面に前面部
材４０及び装飾部材５０を取り付ける。
たときの状態を図３を参照して説明すると、壁面が平面
であるときは、ブラケット１０を壁面に取り付け、その
前面に外郭保護部材２１と回路保護部材３０とが一体と
なっている後面部材２０を取り付け、その前面に前面部
材４０及び装飾部材５０を取り付ける。
【００１５】後面部材において、外郭保護部材２１が分
離可能なるように一体に回路保護部材３０を成形する理
由は、図２及び図４に示すように、壁面に凹入部が設け
られており、その内部に予め固定されている箱体１に埋
め込まれた状態でコントローラが設置される場合、上記
の外郭保護部材２１を分離させることができるようにす
るためである。
離可能なるように一体に回路保護部材３０を成形する理
由は、図２及び図４に示すように、壁面に凹入部が設け
られており、その内部に予め固定されている箱体１に埋
め込まれた状態でコントローラが設置される場合、上記
の外郭保護部材２１を分離させることができるようにす
るためである。
【００１６】従って、外郭保護部材２１と回路保護部材
３０とが分離可能な状態となるように、連結部３２を比
較的薄い肉厚で連結して形成してある。一方、この連結
部３２は、回路保護部材３０と外郭保護部材２１とが連
結された状態で壁面に設置される場合、前面部材２０を
不注意で床に落とした場合等の軽い衝撃等では外郭保護
部材２１と回路保護部材３０とが分離しないように、適
正な強度を持たせるようにしている。そして、外郭保護
部材２１と回路保護部材３０とを分離するときには、切
断工具を利用して連結部３２を切断し、外郭保護部材２
１を回路保護部材３０から分離する。
３０とが分離可能な状態となるように、連結部３２を比
較的薄い肉厚で連結して形成してある。一方、この連結
部３２は、回路保護部材３０と外郭保護部材２１とが連
結された状態で壁面に設置される場合、前面部材２０を
不注意で床に落とした場合等の軽い衝撃等では外郭保護
部材２１と回路保護部材３０とが分離しないように、適
正な強度を持たせるようにしている。そして、外郭保護
部材２１と回路保護部材３０とを分離するときには、切
断工具を利用して連結部３２を切断し、外郭保護部材２
１を回路保護部材３０から分離する。
【００１７】また、外郭保護部材２１の前面には、先端
にフック形状を持つ第２の掛止部２１ａが数カ所に突出
成形されており、前面部材４０がその前方に取り付けら
れる。
にフック形状を持つ第２の掛止部２１ａが数カ所に突出
成形されており、前面部材４０がその前方に取り付けら
れる。
【００１８】そして、外郭保護部材２１の第２の掛止部
２１ａに相当する位置に設けられた前面部材４０の第２
の掛止孔４３に第２の掛止部２１ａを挿入して、後面部
材２０に前面部材４０を組み付ける過程で、第２の掛止
部２１ａが弾性変形して、第２の掛止部２１ａの先端の
フック形状が第２の掛止孔４３に掛止され、外郭保護部
材２１に前面部材４０が固定される。この前面部材４０
の前面には、例えば給湯器やエアコン等の電気又は電子
機器の操作用ダイヤル４１及びボタン４２等の操作部が
設けられている。また、前面部材４０の外周には、装飾
用として中央部分が開放された装飾部材５０が組み付け
られる。
２１ａに相当する位置に設けられた前面部材４０の第２
の掛止孔４３に第２の掛止部２１ａを挿入して、後面部
材２０に前面部材４０を組み付ける過程で、第２の掛止
部２１ａが弾性変形して、第２の掛止部２１ａの先端の
フック形状が第２の掛止孔４３に掛止され、外郭保護部
材２１に前面部材４０が固定される。この前面部材４０
の前面には、例えば給湯器やエアコン等の電気又は電子
機器の操作用ダイヤル４１及びボタン４２等の操作部が
設けられている。また、前面部材４０の外周には、装飾
用として中央部分が開放された装飾部材５０が組み付け
られる。
【００１９】一方、本発明のコントローラが埋込型で設
置される場合の実施形態について、図４を参照しながら
説明する。まず、上記ブラケット１０は必要なくなり、
コントローラを壁面から突出させる量を小さくするため
に外郭保護部材２１も使用しない。従って、ブラケット
１０及び外郭保護部材２１を除いた状態で、回路保護部
材３０だけが前面部材４０に取り付けられる。この状態
で、壁の凹入部に固定されている箱体１に回路保護部材
３０を埋込み、前面部材４０に開けられた固定孔４４に
固定ボルト４６を貫通させて固定する。最後に、前面部
材４０の前方に装飾部材５０を固定して設置する。
置される場合の実施形態について、図４を参照しながら
説明する。まず、上記ブラケット１０は必要なくなり、
コントローラを壁面から突出させる量を小さくするため
に外郭保護部材２１も使用しない。従って、ブラケット
１０及び外郭保護部材２１を除いた状態で、回路保護部
材３０だけが前面部材４０に取り付けられる。この状態
で、壁の凹入部に固定されている箱体１に回路保護部材
３０を埋込み、前面部材４０に開けられた固定孔４４に
固定ボルト４６を貫通させて固定する。最後に、前面部
材４０の前方に装飾部材５０を固定して設置する。
【００２０】このとき、装飾部材５０は、第２の掛止部
２１ａと同一の構成の第３の掛止部５１を前面部材４０
に設けられた第３の掛止孔４５に挿入してその端部で掛
止して固定する。
２１ａと同一の構成の第３の掛止部５１を前面部材４０
に設けられた第３の掛止孔４５に挿入してその端部で掛
止して固定する。
【００２１】以上で説明したとおり、本発明によれば、
その設置する壁面のタイプに応じて、埋込型の場合は回
路保護部材３０と外郭保護部材２１とを分離して、外郭
保護部材２１とブラケット１０を除外して箱体１に設置
し、また、壁面取り付け型の場合は、ブラケット１０を
用いて回路保護部材３０と外郭保護部材２１とが一体に
連結された状態で壁面に設置する。
その設置する壁面のタイプに応じて、埋込型の場合は回
路保護部材３０と外郭保護部材２１とを分離して、外郭
保護部材２１とブラケット１０を除外して箱体１に設置
し、また、壁面取り付け型の場合は、ブラケット１０を
用いて回路保護部材３０と外郭保護部材２１とが一体に
連結された状態で壁面に設置する。
【００２２】従って、ブラケット１０と、回路保護部材
３０と一体に成形された外郭保護部材２１とからなる後
面部材２０、そして前面部材４０及び装飾部材５０を一
つのセットにすることにより、その設置方式と無関係に
単一の構成で大量生産することが可能になる。そして、
本発明は、その設置作業も容易で迅速に行うことがで
き、製造者及びその使用者に経済的な利益をもたらすこ
とができる等、非常に有用な発明である。
３０と一体に成形された外郭保護部材２１とからなる後
面部材２０、そして前面部材４０及び装飾部材５０を一
つのセットにすることにより、その設置方式と無関係に
単一の構成で大量生産することが可能になる。そして、
本発明は、その設置作業も容易で迅速に行うことがで
き、製造者及びその使用者に経済的な利益をもたらすこ
とができる等、非常に有用な発明である。
【図１】 壁面が平面の場合の設置構造を示す分解斜視
図。
図。
【図２】 埋込型の設置構造を示す分解斜視図。
【図３】 壁面が平面の場合の設置構造を示す断面図。
【図４】 埋込型の設置構造を示す断面図。
１０…ブラケット、２０…後面部材、２１…外郭保護部
材、３０…回路保護部材、３２…連結部、４０…前面部
材、５０…装飾部材。
材、３０…回路保護部材、３２…連結部、４０…前面部
材、５０…装飾部材。
Claims (6)
- 【請求項１】壁面に設置して電気又は電子機器を操作す
るコントローラであって、 操作部を有する前面部材と、該前面部材と壁面との間に
介在して該前面部材に取り付けられる合成樹脂製の後面
部材とを備え、 該後面部材は、前記前面部材の裏面に設けられた回路を
収納して保護する回路保護部材と、該回路保護部材の外
周に設けられた分離自在の連結部と、前記回路保護部材
の外周を囲み前記連結部を介して前記回路保護部材と一
体に形成される外郭保護部材とを備えている ことを特徴
とする壁設置型電気又は電子機器用コントローラ。 - 【請求項２】壁面が平面のときは、前記外郭保護部材と
前記回路保護部材とが一体の状態で前記後面部材を壁面
に取り付け、該後面部材に前記前面部材を取り付けてな
ることを特徴とする請求項１に記載の壁設置型電気又は
電子機器用コントローラ。 - 【請求項３】壁面に前記回路保護部材が収納される凹入
部が設けられ、該凹入部には前記前面部材を壁面に固定
する固定部材が設けられているときは、前記連結部を切
断することにより前記外郭保護部材を該回路保護部材か
ら分離し、該回路保護部材を該前面部材の裏面に取り付
け、該凹入部に該回路保護部材を収納し、該前面部材を
該固定部材に取り付けてなることを特徴とする請求項１
に記載の壁設置用電気又は電子器具調節用コントロー
ラ。 - 【請求項４】壁面に設置するブラケットに前記後面部材
を掛止する掛止部と該後面部材にネジ結合する結合部と
を設け、該後面部材に該ブラケットの掛止部に相当する
位置の掛止孔と該結合部に相当する位置に結合溝とを設
け、該ブラケットを壁面に設置し、該掛止部を該掛止孔
に掛止するとともに該結合部を該結合溝に遊嵌してネジ
結合することにより該ブラケットに該後面部材を取り付
けてなることを特徴とする請求項１に記載の壁設置用電
気又は電子器具調節用コントローラ。 - 【請求項５】前記後面部材に前記前面部材を掛止する複
数の第２の掛止部を設け、該前面部材の該後面部材の第
２の掛止部に相当する位置に第２の掛止孔を設け、該第
２の掛止部を該第２の掛止孔に掛止することにより該後
面部材に該前面部材を取り付けてなることを特徴とする
請求項１に記載の壁設置用電気又は電子器具調節用コン
トローラ。 - 【請求項６】前記前面部材の外周縁部を覆うように装飾
部材を設け、該装飾部材に該前面部材に掛止する複数の
第３の掛止部を設け、該前面部材に該装飾部材の第３の
掛止部に相当する位置に第３の掛止孔を設け、該第３の
掛止部を該第３の掛止孔に掛止することにより該装飾部
材を該前面部材に取付けてなることを特徴とする請求項
１に記載の壁設置用電気又は電子器具調節用コントロー
ラ。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| KR96-19882 | 1996-06-04 | ||
| KR1019960019882A KR100403162B1 (ko) | 1996-06-04 | 1996-06-04 | 벽설치용전기및전자기구조절용콘트롤러 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09327081A JPH09327081A (ja) | 1997-12-16 |
| JP3274612B2 true JP3274612B2 (ja) | 2002-04-15 |
Family
ID=19460819
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27934296A Expired - Lifetime JP3274612B2 (ja) | 1996-06-04 | 1996-10-22 | 壁設置型電気又は電子機器用コントローラ |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3274612B2 (ja) |
| KR (1) | KR100403162B1 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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|---|---|---|---|---|
| JPH0619267Y2 (ja) * | 1989-08-29 | 1994-05-18 | リンナイ株式会社 | リモコン操作部 |
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| KR960002978U (ko) * | 1994-06-13 | 1996-01-22 | 한영희 | 벽면스위치 결합구조 |
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-
1996
- 1996-06-04 KR KR1019960019882A patent/KR100403162B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1996-10-22 JP JP27934296A patent/JP3274612B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR980007861A (ko) | 1998-03-30 |
| JPH09327081A (ja) | 1997-12-16 |
| KR100403162B1 (ko) | 2004-02-05 |
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