JP2001151013A - 照明ユニット - Google Patents

照明ユニット

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JP2001151013A
JP2001151013A JP33435899A JP33435899A JP2001151013A JP 2001151013 A JP2001151013 A JP 2001151013A JP 33435899 A JP33435899 A JP 33435899A JP 33435899 A JP33435899 A JP 33435899A JP 2001151013 A JP2001151013 A JP 2001151013A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造および組立が容易で汎用性が高い照明ユ
ニットを提供する。 【解決手段】 ほぼ箱状のベース体2の開口部14にLE
D3を搭載した配線基板4を取り付ける。この配線基板
4を覆ってベース体2に透光性カバー5を取り付ける。
ベース体2は、合成樹脂の一体成形品からなり、ねじな
どを用いることなく、ベース体2に一体に形成した突起
状基板保持部17,18により配線基板4を保持する。配線
基板4に接続するハーネス51も、ベース体2に一体に形
成したハーネス保持突起37,38により保持する。照明ユ
ニット1を被取り付け部に取り付けるためのボルトをベ
ース体2の底面部11から突出する方向と側面部13から突
出する方向とに選択的に組み付けられるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車に利用され
る照明ユニットに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】自動車の車内や車外の
比較的小範囲の照明に用いられる照明ユニットは、発光
ダイオード(以下、LEDという)や電球などの発光素
子を搭載した配線基板を合成樹脂などからなるベース体
に取り付け、このベース体をボルトやナットなどの固定
具によりロアカバーなどの被取り付け部に取り付けるよ
うにしている。
【0003】そして、従来のこの種の照明ユニットで
は、ベース体に配線基板をビスなどの別体の固定具を用
いて取り付けていたが、そのため、部品点数および組立
工数が多くなるとともに、品質維持が難しい問題があっ
た。
【0004】また、従来の照明ユニットでは、ベース体
を被取り付け部に取り付けるためのボルトやナットの位
置が固定していた。そのため、照明ユニットに汎用性が
なく、例えば車種が変わる毎に、新たな専用の照明ユニ
ットが必要になっていた。すなわち、機種毎に新規の型
投資が必要になっていた。
【0005】また、照明ユニットから導出されるハーネ
ス(電線)あるいはこのハーネスが接続される配線基板
の損傷を防止するためには、ベース体内でハーネスを保
持することが必要であるが、従来は、この保持のため
に、別部品をベース体内に取り付けるようにしていた。
そのため、部品点数および組立工数が多くなる問題があ
った。
【0006】さらに、従来のこの種の照明ユニットで
は、配線基板に汎用性がなかった。例えばLEDでは、
1つの配線基板に1つのLEDしか搭載することができ
なかった。
【0007】本発明は、このような問題点を解決しよう
とするもので、構造および組立が容易で汎用性が高い照
明ユニットを提供することを目的とする。より具体的に
は、配線基板をベース体に容易にかつ品質を維持しつつ
取り付けられるようにすることや、照明ユニットを様々
な場所に様々な形態で取り付けられるようにすること
や、ハーネスなどの電線の保持構造を簡単にすることを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の照明ユ
ニットは、前記目的を達成するために、ほぼ箱状のベー
ス体と、このベース体の開口部に取り付けられる配線基
板と、この配線基板に搭載された発光素子と、この発光
素子を覆って前記ベース体に取り付けられる透光性カバ
ーとを備え、前記配線基板を前記ベース体に一体に形成
した基板保持部により保持してベース体に取り付けたも
のである。したがって、ベース体に配線基板を取り付け
るためにねじなどの別部品は不要であり、ベース体への
配線基板の取り付けが容易になる。
【0009】請求項2の発明は、請求項1の発明の照明
ユニットにおいて、前記基板保持部は、前記ベース体に
一体に形成された複数の突起状基板保持部からなり、前
記配線基板の隅部に、前記突起状基板保持部が係合する
切欠き部を形成し、前記各突起状基板保持部に配線基板
上に係合する係合爪をそれぞれ形成し、前記複数の突起
状基板保持部のうちの一部を弾性的に変位可能にしたも
のである。そして、ベース体に配線基板を取り付けるに
あたっては、一部の突起状基板保持部を弾性的に変位さ
せることにより、係合爪を乗り越えて配線基板を突起状
基板保持部の所定位置に係合させる。すなわち、配線基
板の隅部の切欠き部を各突起状基板保持部にそれぞれ係
合するとともに、各突起状基板保持部の係合爪を配線基
板上にそれぞれ係合させる。これにより、配線基板がベ
ース体に固定される。
【0010】請求項3の発明は、請求項1または2の発
明の照明ユニットにおいて、前記ベース体に、このベー
ス体を被取り付け部に取り付けるボルトを前記開口部と
反対側の底面から突出する方向と、ベース体の側面から
突出する方向との両方向に取り付け可能としたものであ
る。これにより、ベース体の底面から突出させたボルト
を利用して照明ユニットを被取り付け部に取り付けるこ
とも、ベース体の側面から突出させたボルトを利用して
照明ユニットを被取り付け部に取り付けることもでき
る。
【0011】請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれ
かの発明の照明ユニットにおいて、前記ベース体に、こ
のベース体を被取り付け部に取り付ける固定具を組み込
む固定具組み込み部を形成し、この固定具組み込み部に
ボルトとナットとを選択的に組み込み可能にしたもので
ある。これにより、ボルトを利用して照明ユニットを被
取り付け部に取り付けることも、ナットを利用して照明
ユニットを被取り付け部に取り付けることもできる。
【0012】請求項5の発明は、請求項4の発明の照明
ユニットにおいて、前記固定具組み込み部にボルトを組
み込んだベース体と、前記固定具組み込み部にナットを
組み込んだベース体とを、前記ボルトおよびナットを螺
着することにより連結したものである。これにより、複
数の照明ユニットを連結して使用することができる。
【0013】請求項6の発明は、請求項1〜5のいずれ
かの発明の照明ユニットにおいて、前記ベース体に、前
記配線基板に接続される電線を保持する電線保持部を一
体に形成したものである。これにより、電線に引き抜き
荷重が加わっても、この荷重が電線保持部で受けられる
ので、配線基板あるいはこの配線基板と電線との接続部
が損傷することが防止される。
【0014】請求項7の発明は、請求項1〜6のいずれ
かの発明の照明ユニットにおいて、前記発光素子を発光
ダイオードとしたものである。これにより、消費電力が
低減される。
【0015】
【発明の実施形態】以下、本発明の照明ユニットの実施
形態について、図面を参照しながら説明する。この照明
ユニット1は、基本的に図1から図5に示すように、ベ
ース体2と、このベース体2に取り付けられ発光素子で
あるLED3を搭載した配線基板4と、LED3を覆っ
てベース体2に取り付けられる透光性カバー5とからな
っている。
【0016】前記ベース体2は、合成樹脂の一体成形品
であり、ほぼ細長い箱状になっている。つまり、ベース
体2は、底板部11とこの底面部11の周辺部からほぼ垂直
に立ち上がる一対の長側面部12および一対の短側面部13
とを有しているとともに、底板部11と反対側の上部に開
口部14を有している。
【0017】前記両長側面部12の上端縁には、それぞれ
切欠き部16が中央部に形成されているとともに、この切
欠き部16を挟んで両端部に突起状基板保持部17,18が一
体に突出形成されている。特に、ベース体2の一端側の
突起状基板保持部17は、厚さが側面部12,13と同じにな
っており、比較的容易に弾性的に変位可能になってい
る。一方、ベース体2の他端側の突起状基板保持部18
は、長側面部12から内方へ若干突出している。そして、
突起状基板保持部17,18の先端部で相互に対向する内面
には係合爪19,20がそれぞれ一体に突出形成されてい
る。ベース体2の一端側の突起状基板保持部17の係合爪
19は、突出量が比較的小さくなっているとともにほぼ三
角形状になっており、ベース体2の他端側の突起状基板
保持部18の係合爪20は、突出量が比較的大きくなってい
る。なお、ベース体2の底面部11には、この底面部11と
直交する方向における前記係合爪19,20の投影形状を包
含する通孔21あるいは切欠き部22が形成されている。さ
らに、突起状基板保持部17,18の外面には、ほぼ三角形
状のカバー保持爪23がそれぞれ突出形成されている。
【0018】また、前記ベース体2の底面部11には、突
起状基板保持部18側の端部にほぼ矩形状のボルト通孔26
が形成されている。このボルト通孔26は、底面部11の長
手方向中央部側が幅広部26aになっており、反対側がよ
り幅の狭い幅狭部26bになっている。なお、前記切欠き
部22は、幅狭部26bに臨んでいる。また、両長側面部12
間には、前記幅広部26aに対向する上遮蔽壁27と、この
上遮蔽壁27の一側縁から底面部11まで垂下する側遮蔽壁
28とが一体に形成されている。この遮蔽壁27,28は、ボ
ルト通孔26をベース体2の内部から遮蔽するものであ
る。さらに、前記幅広部26aに連続するとともに底面部1
1から遮蔽壁27,28を貫通してハーネス通孔29が形成さ
れている。
【0019】また、前記両短側面部13の上部には、ほぼ
半円形状のボルト通孔31がそれぞれ形成されている。ま
た、ベース体2内における突起状基板保持部17側の端部
には、前記ボルト通孔31と同軸的に位置する半円形状の
切欠き部32を有する押え壁33が底面部11および両短側面
部13に沿わせて一体に形成されている。これにより、一
方の短側面部13と押え壁33との間および他方の短側面部
13と突起状基板保持部18との間に固定具組み込み部34が
それぞれ形成されている。さらに、両短側面部13の外面
には固定突起35,36がそれぞれ形成されている。図20
に示すように、両短側面部13の固定突起35,36は、ボル
ト通孔31の中心軸からの半径距離が互いに異なってい
る。
【0020】さらに、前記ベース体2の底面部11の内面
には、電線保持部としての一対のハーネス保持突起37,
38が垂直に一体に形成されている。
【0021】前記ベース体2を射出成形などの手段によ
り成形するときには、底面部11と直交する方向に開閉す
る固定型および可動型を備えた金型が利用されるが、型
抜きに際してアンダーカット形状になるおそれのある係
合爪19,20などに対しては、底面部11の対応する位置に
通孔21、切欠き部22を形成するなどして、アンダーカッ
ト形状にならないようにしている。ボルト通孔26や遮蔽
壁27,28やハーネス通孔29も同様である。すなわち、ベ
ース体2は、固定型および可動型のパーティングライン
を適当に設定すれば、スライドコアなどを用いることな
く、固定型および可動型のみで成形が可能な形状になっ
ている。
【0022】図7および図8は、ベース体2の変形例を
示している。この変形例では、ハーネス保持突起37,38
を鉤状に形成しているとともに、これら鉤状のハーネス
保持突起37,38を固定型および可動型のみによりベース
体2に一体に成形できるように、ベース体2の底面部11
には、この底面部11と直交する方向における前記ハーネ
ス保持突起37,38の先端部の凸部37a,38aの投影形状を
包含する通孔37b,38bが形成されている。図7および図
8のようにハーネス保持突起37,38を鉤状に形成した場
合、後述するハーネス51の保持がより確実になる利点が
ある。一方、図1および図2などに示すように、ハーネ
ス保持突起37,38を単なる柱状に形成した場合は、成形
のためにベース体2の底面部11に通孔37b,38bを形成す
る必要がなく、照明ユニット1内への異物の侵入を抑制
できる利点がある。
【0023】前記配線基板4は、図9および図10に示
すように、ほぼ矩形状で、前記ベース体2の両長側面部
12の先端縁上にちょうど被さる程度の幅になっている。
また、配線基板4の四隅部には、前記ベース体2の突起
状基板保持部17,18にそれぞれ嵌合する固定用切欠き部
41,42が形成されている。ベース体2の両端部の突起状
基板保持部17,18は幅が相互に異なっているので、配線
基板4の両端部の固定用切欠き部41,42も幅が相互に異
なっている。したがって、配線基板4は、ベース体2に
所定の向きでしか取り付けられないようになっている。
さらに、配線基板4の両側中央部には、ハーネス通し用
切欠き部43がそれぞれ形成されている。
【0024】また、配線基板4の裏面には、導電パター
ン46が形成されている。この導電パターン46は、配線基
板4の両側部にそれぞれ沿う正極部46aおよび負極部46b
と、LED抵抗接続部46cと、抵抗LED接続部46dと、
LEDダイオード接続部46eとを有している。正極部46a
および負極部46bには、両端部およびハーネス通し用切
欠き部43の近傍位置などにそれぞれ通孔からなる接続部
47が形成されている。そして、正極部46aおよび負極部4
6bのハーネス通し用切欠き部43近傍の接続部47にハーネ
ス51の電線51a,51bがそれぞれ接続されている。これら
電線51a,51bは、上側から配線基板4に接続されてい
る。また、正極部46aとLED抵抗接続部46cとの間に1
つのLED3が接続され、LED抵抗接続部46cと抵抗
LED接続部46dとの間に抵抗52が接続され、抵抗LE
D接続部46dとLEDダイオード接続部46eとの間に逆接
防止用のダイオード53が接続され、LEDダイオード接
続部46eと負極部46bとの間にもう一つのLED3が接続
されている。前記電線51a,51b、LED3、抵抗52およ
びダイオード53は、全て配線基板4にその下側(裏側)
で半田付けされており、これにより、コストダウンでき
る。特に、電線51a,51bを下側で半田付けすることは、
これら電線51a,51bをハーネス通し用切欠き部43に通す
ことにより可能になったものである。なお、図5におい
て、54は、ハーネス51の先端部に接続されたカプラーで
ある。
【0025】図11は、前記配線基板4の回路図を示し
ている。電気的には、正極55と負極56との間に前記一対
のダイオード3、抵抗52およびダイオード53が直列に接
続される。
【0026】なお、上記の導電パターン46は一例に過ぎ
ず、導電パターンはさまざまな構成をとり得る。ジャン
パー線などの利用も可能であるが、前記実施例のように
ジャンパー線を用いない構成とした方がコスト的に有利
である。また、本実施例では、1つの配線基板4に2つ
のLED3を搭載するようにしているが、LED3の搭
載数は適宜設定できる。
【0027】例えば図12には、配線基板4におけるL
ED3、抵抗52およびダイオード53の搭載の他の例が示
されている。この例では、配線基板4の一側にのみハー
ネス通し用切欠き部57が形成されているとともに、この
ハーネス通し用切欠き部57の両側にハーネス51の両電線
51a,51bがそれぞれ接続されている。
【0028】また、図18および図19には、配線基板
4におけるLED3および抵抗52などの搭載のさらに他
の例が示されている。
【0029】前記透光性カバー5は、合成樹脂の一体成
形品からなり、乳白色などで透光性を有している。そし
て、透光性カバー5は、一面を開口したほぼ箱状になっ
ており、この透光性カバー5の開口部側は、前記ベース
体2の長側面部12の外側に嵌合する嵌合部61になってい
る。また、この嵌合部61の両端面部には、ベース体2の
両短側面部13が内側に嵌合する凹部62がそれぞれ形成さ
れている。さらに、これら凹部62には、ほぼ半円形状の
ボルト通孔63がそれぞれ形成されている。また、嵌合部
61の両側面部には、前記ベース体2のカバー保持爪23が
それぞれ係合される係合孔部64が形成されている。ま
た、透光性カバー5内の端部の側面には押えリブ65がそ
れぞれ形成されている。さらに、透光性カバー5の先端
部には、複数のR状凹部からなるレンズ部66が形成され
ている。
【0030】つぎに、前記照明ユニット1の組立につい
て説明する。まず、ベース体2への配線基板4の取り付
けについて説明する。この配線基板4には、LED3、
抵抗52、ダイオード53およびハーネス51を予め接続して
おく。そして、図17に矢印Aで示すように、まず配線
基板4の一端部をベース体2の一対の突起状基板保持部
18間で係合爪20の下側に差し込む。ついで、図17に矢
印Bで示すように、配線基板4の他端側をベース体2に
押し付けて一対の突起状基板保持部17間に入れる。それ
に伴い、配線基板4により押されて両突起状基板保持部
17が相互に離反する方向へ弾性的に変位し、配線基板4
が係合爪19を乗り越える。最終的には、配線基板4がベ
ース体2の両長側面部12の上縁上に載り、各突起状基板
保持部17,18の係合爪19,20が配線基板4に上側から係
合することにより、ベース体2に対する配線基板4の上
下方向の移動が規制される。また、配線基板4の四隅部
の固定用切欠き部41,42に突起状基板保持部17,18がそ
れぞれ係合することにより、ベース体2に対する配線基
板4の前後左右方向の移動が規制される。これにより、
ベース体2に配線基板4が確実に固定される。しかも、
配線基板4の取り付けのためにビスなどの別部品は不要
である。
【0031】つぎに、このようにベース体2に配線基板
4を取り付けるに際してのハーネス51の引き回しについ
て説明する。配線基板4の正極部46aに接続された電線5
1aは、その接続部47近傍のハーネス通し用切欠き部43に
通して配線基板4の裏側に導き、負極部46bに接続され
た電線51bは、その接続部47近傍のハーネス通し用切欠
き部43に通して配線基板4の裏側に導く。そして、特に
図13に示すように、電線51a,51bをベース体2におけ
るハーネス通孔29と反対側のハーネス保持突起37に掛け
回し、ついでもう一つのハーネス保持突起38に掛け回し
て、さらにハーネス通孔29を通してベース体2外に導出
する。つまり、電線51a,51bは、両ハーネス保持突起3
7,38に8の字状に掛け回す。そして、ベース体2に配
線基板4を取り付けるに際しては、電線51a,51bを予め
所定の形状に屈曲させておき、ベース体2に配線基板4
を取り付けるのに伴って、この配線基板4により押され
て電線51a,51bがハーネス保持突起37,38に前記所定の
掛け回し状態で装着されるようにする。
【0032】前述のようにハーネス51がハーネス保持突
起37,38に掛け回してあるので、ハーネス51を外方へ引
いたとしても、その張力がハーネス保持突起37で受けら
れることにより、配線基板4には直接荷重がかからな
い。
【0033】図14は、ハーネス51の引き回しの他の例
を示している。この例は、前記図12に示す配線基板4
の場合のものであり、配線基板4の一側に接続された両
電線51a,51bがともに配線基板4の一つのハーネス通し
用切欠き部57に挿通され、ハーネス保持突起37,38に掛
け回され、ハーネス通孔29を通してベース体2外に導出
される。そして、ハーネス51に引き抜き荷重が加わって
も、その張力がハーネス保持突起37で受けられることに
より、引き抜き荷重に抗して配線基板4や配線基板4と
電線51a,51bとの接続部を保護できる。
【0034】また、図15は、ハーネス51を横出しにし
た例である。すなわち、ハーネス51をベース体2の一方
の短側面部11のボルト通孔31から導出した例である。こ
れは、特に後述のように複数の照明ユニット1を横に連
結する場合に利用できる。なお、横出しの場合でも、ハ
ーネス51は、一対のハーネス保持突起37,38にそれぞれ
掛け回される。
【0035】つぎに、照明ユニット1に、この照明ユニ
ット1を被取り付け部に取り付けるためのボルト71ある
いはナット72を組み付ける構成について説明する。ベー
ス体2には、ボルト71を底面部11から裏側(下側)へ突
出するように組み付けることもできるし、ボルト71を短
側面部13から突出するように組み付けることもできる。
そして、これらボルト71あるいはナット72は、ベース体
2に配線基板4を取り付けた後に適宜取り付けることが
できる。ボルト71は、頭部71aが四角形状になった四角
ボルトである。
【0036】図16および図17は、ベース体2の底面
部11へのボルト71の組み付けを示している。まず(a)
のように、ボルト71をベース体2に近付けるとともに必
要に応じて回転させ、(b)のように、底面部11に対し
てボルト71を斜めにした状態で、このボルト71の頭部71
aをボルト通孔26へその幅広部26aから挿入する。その
後、(c),(d)のように、ボルト71をそのねじ部71
bが底面部11と直交する状態になるまで回転させる。こ
れにより、頭部71aの全体がボルト通孔26を通り抜けて
ベース体2内に入る。ついで、(e)のように、ボルト
71全体をボルト通孔26において幅狭部26b側に摺動させ
る。幅狭部26bはボルト71の頭部71aよりも幅が小さく、
したがって、ボルト71は、ベース体2から容易には外れ
ない状態になる。しかしながら、前記(e)、(d)、
(c)、(b)、(a)の手順を逆に行うことにより、
ベース体2からボルト71を外すことができる。
【0037】また、ベース体2の側面部にボルト71を組
み込むには、このボルト71の頭部71aを一方の短側面部1
3と押え壁33との間の固定具組み込み部34あるいは他方
の側面部13と突起状基板保持部18との間の固定具組み込
み部34に真っ直ぐ挿入する。ボルト71は、その頭部71a
が短側面部13と押え壁33あるいは突起状基板保持部18と
の間に挟まれることにより仮保持され、ベース体2の長
手方向に沿ってねじ部71bがボルト通孔31から外方へ突
出する。また、ボルト71に代えて四角形状のナット72を
短側面部13と押え壁33あるいは突起状基板保持部18との
間に同様にして挿入して組み付けることもできる。
【0038】透光性カバー5は、その嵌合部61をベース
体2に嵌合することにより、このベース体2に取り付け
る。このとき、透光性カバー5自体が弾性変形すること
により、透光性カバー5がベース体2のカバー保持爪23
を乗り越え、最終的にこれらカバー保持爪23が透光性カ
バー5の係合孔部64にそれぞれ係合する。これにより、
透光性カバー5がベース体2に固定される。また、ベー
ス体2の短側面部13にボルト71が組み付けられている場
合、透光性カバー5のボルト通孔63がボルト71のねじ部
71bに被さる。これとともに、図6に示すように、透光
性カバー5の押えリブ65がボルト71の頭部71aまたはナ
ット72を上から押え、これにより、ボルト71またはナッ
ト72が照明ユニット1に確実に固定された状態になる。
【0039】図18および図19などに示されている76
は、本照明ユニット1を被取り付け部に取り付けるとき
に補助的に用いられるブラケットの一例である。ブラケ
ット76は、ステンレスなどからなるもので、使用目的な
どに応じて適宜の形状のものを用いることができるが、
基本的にはベース体2の両短側面部13の外面に沿う一対
の側板部77と、これら側板部77を連結する連結部78とを
有する。そして、側板部77には、ボルト71のねじ部71b
またはビス79が挿通される通孔80がそれぞれ形成されて
いる。これら通孔80は、図21に示すように、ベース体
2の外面の固定突起35,36が入る程度の径になってい
る。また、図22に示すようにブラケット76の材厚t1が
例えば0.5mmであるのに対して、固定突起35,36の突出
量t2は例えば1mm程度でブラケット76の材厚よりも大き
くなっており、固定突起35,36は、ブラケット76の側板
部77からさらに外方へ突出するようになっている。さら
に、ブラケット76の連結部78には、ベース体2にその底
面部11から突出する状態で取り付けられたボルト71を通
す通孔81が形成されている。
【0040】本照明ユニット1は、様々な使用形態が可
能である。以下、それについて説明する。照明ユニット
1は、単独で用いることももちろん可能であるが、図1
9は、2つの照明ユニット1を連結した状態を示してい
る。2つの照明ユニット1を連結するには、一方(図示
右側)の照明ユニット1の突起状基板保持部17側の短側
面部13にボルト71を組み付けておき、他方(図示左側)
の照明ユニット1の突起状基板保持部18側の短側面部13
にナット72を組み付けておく。
【0041】また、各照明ユニット1には前記ブラケッ
ト76をそれぞれ組み付けておく。このブラケット76の組
み付けにあたって、右側の照明ユニット1では、ブラケ
ット76の側板部77の通孔80に挿通したビス79を、ベース
体2の突起状基板保持部18側の短側面部13に取り付けた
ナット72に螺着する。このとき、ビス79に装着したワッ
シャ82によりベース体2の固定突起36が潰れ、これによ
り、ベース体2にブラケット76が確実に固定される。一
方、左側の照明ユニット1では、ブラケット76の側板部
77の通孔80に挿通したビス79を、ベース体2の突起状基
板保持部17側の短側面部13に取り付けたナット72に螺着
する。このとき、ビス79に装着したワッシャ82によりベ
ース体2の固定突起35が潰れ、これにより、ベース体2
にブラケット76が確実に固定される。
【0042】そして、両照明ユニット1を相互に回転さ
せることにより、右側のベース体2に組み付けておいた
ボルト71を左側のベース体2に組み付けておいたナット
72に螺合する。このとき、両ベース体2の短側面部13の
固定突起35,36は、ボルト通孔31の中心軸からの半径距
離が互いに異なっているので、図20に示すように、両
固定突起35,36が互いに干渉することなく、両照明ユニ
ット1を相互に回転させることができる。そして、最終
的には、固定突起35,36が対向する短側面部13に押し付
けられて潰れることにより、緩み止めが行われ、両照明
ユニット1が確実に相互に所定位置に固定される。
【0043】同じ要領で、3個以上の照明ユニット1を
連結することも可能である。
【0044】また、このように照明ユニット1を連結す
る場合、それぞれのハーネス51は共通に引き回すことも
できるが、照明ユニット1で色を別にするような場合、
ハーネス51は個々に引き回されることになる。
【0045】なお、照明ユニット1を単独で用いる場合
でも、固定突起35,36を潰すことにより、ベース体2に
ブラケット76を確実に固定でき、ワッシャが不要の構造
とできる。
【0046】図23から図26は、自動車の室内におい
て、インストルメントパネル91の下方のロアカバー92に
本照明ユニット1を取り付けて使用する例を示してい
る。この照明ユニット1は、コンソール93のカップホル
ダ94などの照明に用いられる。また、図24において、
95は搭乗者の目の位置である。図23および図24は、
照明ユニット1をロアカバー92に取り付けるのにブラケ
ット76を利用した例である。この場合、照明ユニット1
のベース体2の両短側面部13にはボルト71ではなくナッ
ト72を組み付けておき、一対のビス79を用いて、前述の
ようにして照明ユニット1にブラケット76を組み付け
る。
【0047】このブラケット76は、ハーネス通孔96およ
び一対のビス通孔97を連結部78に有している。また、ロ
アカバー92には、ブラケット76のハーネス通孔96および
ビス通孔97にそれぞれ対応するハーネス通孔98および一
対のビス通孔99が形成されている。そして、照明ユニッ
ト1をブラケット76に組み付けるに先立って、ブラケッ
ト76およびロアカバー92のビス通孔97,99に挿通したビ
ス101にナット102を螺着することにより、ブラケット76
をロアカバー92に取り付ける。また、照明ユニット1の
配線基板4に接続するハーネス51をブラケット76および
ロアカバー92のハーネス通孔96,98に通し、ロアカバー
92内のハーネス103に接続する。さらに、前述のように
してブラケット76に照明ユニット1を取り付ける。
【0048】この照明ユニット1は、コンソール93の特
にカップホルダ94を照明するように方向付ける。照明ユ
ニット1は、ブラケット76への取り付けに際し、ブラケ
ット76に対してビス79の回りで回転させることにより、
照射角度を調整できる。つまり、ブラケット76を用いる
ことにより配光を調整することができる。そして、LE
D3を用いた照明ユニット1は、照射の指向性を狭くで
き、また、照明ユニット1からの照射方向は搭乗者の目
の方向とは大きく異なるため、搭乗者が照明ユニット1
を目視したとしても、眩しく感じることはない。
【0049】一方、図25および図26は、照明ユニッ
ト1をロアカバー92に取り付けるに際して、ブラケット
を用いず直接取り付ける例を示している。この場合、照
明ユニット1には、その側面部13ではなく底面部11にボ
ルト71を取り付けておく。また、ロアカバー92には、ハ
ーネス通孔98とビス通孔99を形成しておく。そして、照
明ユニット1のボルト71をロアカバー92のビス通孔99に
通し、このボルト71にナット104を螺着することによ
り、照明ユニット1をロアカバー92に取り付ける。ま
た、ハーネス51はロアカバー92のハーネス通孔98に通
し、ロアカバー92内のハーネス103に接続する。この場
合、照明ユニット1からの照射方向は制約される。
【0050】図27および図28は、本照明ユニット1
をルーフライニングに取り付けた例を示している。この
場合、前記図23および図24に示す例と同様にして、
ルーフサイドガーニッシュ106に形成したハーネス通孔1
07およびビス通孔108を利用して、照明ユニット1をル
ーフサイドガーニッシュ106に取り付ける。ルーフサイ
ドガーニッシュ106が細長いのに対応して、図28に示
す例では、5個の照明ユニット1を並べて用いている
が、そのうちの二対は、前記図18および図19に示す
例に示すように、ブラケット76を用いて連結してあり、
このブラケット76を介してルーフサイドガーニッシュ10
6へ取り付けられる。また、ブラケット76を用いていな
い孤立した1つの照明ユニット1には、そのベース体2
の底面部11から突出するボルト71が取り付けられてお
り、これがルーフサイドガーニッシュ106への取り付け
に用いられる。また、照明ユニット1からのハーネス51
は、ハーネス通孔107に通しルーフサイドガーニッシュ1
06内に配線したハーネス109に接続する。なお、図27
において、111は車体、112は照明ユニット1を制御する
制御ユニット、113はルームライト電源割り込み部であ
り、これら制御ユニット112およびルームライト電源割
り込み部113に前記ハーネス109が接続される。
【0051】前記照明ユニット1の構成によれば、ベー
ス体2がスライドコアなどを用いることなく、固定型お
よび可動型のみで型抜きでき成形できる形状になってい
るので、ベース体2を成形するための金型の製作が容易
である。
【0052】また、ベース体2に一体に形成した突起状
基板保持部17,18によりベース体2に配線基板4を固定
するようにし、ベース体2に配線基板4を組み付けるに
際しては、突起状基板保持部17を弾性変形させることに
よりこれら突起状基板保持部17が配線基板4に係合され
るようにしたので、ねじなどの別部品を用いて取り付け
る場合とは異なり、ベース体2に配線基板4をワンタッ
チで容易に取り付けることができる。したがって、取り
付け状態のばらつきも減り、品質維持もしやすい。
【0053】また、ハーネス51の引き抜き荷重の規格は
0.5N(5kgf)以上であるが、照明ユニット1のベース
体2内でハーネス51をハーネス保持突起37,38に掛け回
したことにより、引き抜き荷重に抗することができ、ハ
ーネス51に荷重がかかっても配線基板4に大きな応力が
かかることを防止できる。したがって、配線基板4ある
いはこの配線基板4とハーネス51との接続部が損傷する
ことを防止できる。しかも、ハーネス保持突起37,38
は、ベース体2に一体に形成してあるので、別部品を用
いた場合に比べ、ハーネス51を保持するための構造が簡
単である。
【0054】また、照明ユニット1を被取り付け部に取
り付けるためのボルト71をベース体2の底面部11から突
出する方向と短側面部13から突出する方向とに選択的に
取り付けられるようにするとともに、短側面部13に沿う
固定具組み込み部34には、ボルト71とナット72とを選択
的に取り付けられるようにし、さらに照明ユニット1か
らハーネス51を導出する位置も選択できるので、同一の
照明ユニット1を複数の方法で取り付けることができ、
照明ユニット1の汎用性が高まる。複数の照明ユニット
1を連結して使用することも可能である。
【0055】さらに、配線基板4の汎用性が高く、LE
D3の色替え、抵抗変更にも対応できる。すなわち、色
の異なるLED3では抵抗を変えなければならないが、
その設定が容易である。また、従来、LED3などの発
光素子については、1つの配線基板4に一つの発光素子
を搭載するようにしていたが、本照明ユニット1では、
1つの配線基板4に複数、例えば2つの発光素子を並べ
て搭載できる。
【0056】また、配線基板4の汎用性が高いことか
ら、発光素子として電球を用いることもできる。図29
および図30は、発光素子として電球121を用いた例を
示している。この例では、1つの配線基板4に2つの電
球121を搭載している。各電球121には、シリコンキャッ
プ122を被せることができ、これにより、所望の色を設
定することができる。配線基板4には、抵抗123は必要
であるが、LED3の場合とは異なり、逆接防止ダイオ
ードは不要である。また、LED3の場合とは異なり、
配線基板4は1つのタイプでよい。さらに、ボリューム
スイッチと連動して使用すれば、調光も可能である。配
線基板4以外のベース体2や透光性カバー5は、LED
3用のものをそのまま用いることができる。
【0057】このように電球121を用いた照明ユニット
1は安価にできる。しかし、消費電力は、LED3を用
いた方が少なくできる。一例であるが、12V時、電球12
1を用いた場合が2Wであるのに対して、LED3を用
いた場合が0.2Wであり、LED3を用いた方が消費電
力を約1/10にも少なくできる。
【0058】なお、本発明は、前記実施例に限定される
ものではなく、種々の変形実施が可能である。例えば、
特に車外で照明ユニットを用いる場合、この照明ユニッ
トに防水構造を付与するとより好ましい。
【0059】
【発明の効果】請求項1の発明の照明ユニットは、ほぼ
箱状のベース体と、このベース体の開口部に取り付けら
れる配線基板と、この配線基板に搭載された発光素子
と、この発光素子を覆って前記ベース体に取り付けられ
る透光性カバーとを備え、前記配線基板を前記ベース体
に一体に形成した基板保持部により保持してベース体に
取り付けたものであり、この取り付けのための構造が簡
単になるとともに、ベース体に配線基板を容易に取り付
けることができ、したがって、取り付け状態のばらつき
も減って品質維持が容易になる。
【0060】さらに、請求項2の発明の照明ユニット
は、前記基板保持部が、前記ベース体に一体に形成され
た複数の突起状基板保持部からなり、前記配線基板の隅
部に、前記突起状基板保持部が係合する切欠き部を形成
し、前記各突起状基板保持部に配線基板上に係合する係
合爪をそれぞれ形成し、前記複数の突起状基板保持部の
うちの一部を弾性的に変位可能にしたものであり、簡単
な構造で、ベース体に配線基板を容易かつ確実に取り付
けることができる。
【0061】また、請求項3の発明の照明ユニットは、
前記ベース体に、このベース体を被取り付け部に取り付
けるボルトを前記開口部と反対側の底面から突出する方
向と、ベース体の側面から突出する方向との両方向に取
り付け可能としたものであり、照明ユニットを複数の方
法で被取り付け部に取り付けることができ、したがっ
て、照明ユニットを様々な場所に様々な形態で取り付け
ることができ、照明ユニットの汎用性が向上する。
【0062】また、請求項4の発明の照明ユニットは、
前記ベース体に、このベース体を被取り付け部に取り付
ける固定具を組み込む固定具組み込み部を形成し、この
固定具組み込み部にボルトとナットとを選択的に組み込
み可能にしたものであり、照明ユニットを複数の方法で
被取り付け部に取り付けることができ、したがって、照
明ユニットを様々な場所に様々な形態で取り付けること
ができ、照明ユニットの汎用性が向上する。
【0063】さらに、請求項5の発明の照明ユニット
は、前記固定具組み込み部にボルトを組み込んだベース
体と、前記固定具組み込み部にナットを組み込んだベー
ス体とを、前記ボルトおよびナットを螺着することによ
り連結したものであり、複数の照明ユニットをまとめて
使用する場合、これら照明ユニットを確実に連結して使
用できる。
【0064】また、請求項6の発明の照明ユニットは、
前記ベース体に、前記配線基板に接続される電線を保持
する電線保持部を一体に形成したものであり、電線に加
わる引き抜き荷重に抗して配線基板や配線基板と電線と
の接続部を保護でき、しかも、電線の保持のために別部
品を用いた場合に比べ、構造を簡単にできる。
【0065】また、請求項7の発明の照明ユニットは、
前記発光素子を発光ダイオードとしたものであり、消費
電力を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の照明ユニットの一実施例を示す分解右
斜視図である。
【図2】同上分解左斜視図である。
【図3】同上分解下斜視図である。
【図4】同上分解下斜視図であり、図3とは視方向を変
えてある。
【図5】同上組立状態の正面図である。
【図6】同上組立状態の断面図である。
【図7】ベース体の他の例を示す右斜視図である。
【図8】同上左斜視図である。
【図9】前記一実施例の配線基板の底面図である。
【図10】同上配線基板の平面図である。
【図11】同上配線基板の回路図である。
【図12】配線基板の他の例を示す斜視図である。
【図13】前記一実施例のベース体におけるハーネスの
引き回しを示す斜視図である。
【図14】ベース体におけるハーネスの引き回しの他の
例を示す斜視図である。
【図15】ベース体におけるハーネスの引き回しのさら
に他の例を示す斜視図である。
【図16】前記一実施例におけるボルトの取り付け方法
を示す斜視図であり、(a)、(b)、(c)、(d)
は取り付けの過程を示している。
【図17】前記一実施例における配線基板およびボルト
の取り付け方法を示す断面図である。
【図18】照明ユニットを連結して使用する例を示す分
解斜視図である。
【図19】同上透光性カバー以外を組み立てた状態の斜
視図である。
【図20】ベース体の左右両側面の固定突起の関係を示
す断面図である。
【図21】ベース体の固定突起とブラケットとの関係を
示す断面図である。
【図22】ベース体の固定突起とブラケットとの関係を
示す断面図である。
【図23】照明ユニットをロアカバーに使用した例を示
す分解斜視図である。
【図24】同上断面図である。
【図25】照明ユニットをロアカバーに使用した他の例
を示す分解斜視図である。
【図26】同上断面図である。
【図27】照明ユニットをルーフライニングに使用した
例を示す斜視図である。
【図28】同上分解斜視図である。
【図29】照明素子としてLEDの代わりに電球を用い
た例を示す斜視図である。
【図30】同上回路図である。
【符号の説明】
1 照明ユニット 2 ベース体 3 LED(発光素子) 4 配線基板 5 透光性カバー 17 突起状基板保持部(基板保持部) 18 突起状基板保持部(基板保持部) 19 係合爪 20 係合爪 37 ハーネス保持突起(電線保持部) 38 ハーネス保持突起(電線保持部) 41 固定用切欠き部(切欠き部) 42 固定用切欠き部(切欠き部) 71 ボルト 72 ナット 121 電球(発光素子)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ほぼ箱状のベース体と、このベース体の
    開口部に取り付けられる配線基板と、この配線基板に搭
    載された発光素子と、この発光素子を覆って前記ベース
    体に取り付けられる透光性カバーとを備え、前記配線基
    板を前記ベース体に一体に形成した基板保持部により保
    持してベース体に取り付けたことを特徴とする照明ユニ
    ット。
  2. 【請求項2】 前記基板保持部は、前記ベース体に一体
    に形成された複数の突起状基板保持部からなり、前記配
    線基板の隅部に、前記突起状基板保持部が係合する切欠
    き部を形成し、前記各突起状基板保持部に配線基板上に
    係合する係合爪をそれぞれ形成し、前記複数の突起状基
    板保持部のうちの一部を弾性的に変位可能にしたことを
    特徴とする請求項1記載の照明ユニット。
  3. 【請求項3】 前記ベース体に、このベース体を被取り
    付け部に取り付けるボルトを前記開口部と反対側の底面
    から突出する方向と、ベース体の側面から突出する方向
    との両方向に取り付け可能としたことを特徴とする請求
    項1または2記載の照明ユニット。
  4. 【請求項4】 前記ベース体に、このベース体を被取り
    付け部に取り付ける固定具を組み込む固定具組み込み部
    を形成し、この固定具組み込み部にボルトとナットとを
    選択的に組み込み可能にしたことを特徴とする請求項1
    〜3のいずれか1項に記載の照明ユニット。
  5. 【請求項5】 前記固定具組み込み部にボルトを組み込
    んだベース体と、前記固定具組み込み部にナットを組み
    込んだベース体とを、前記ボルトおよびナットを螺着す
    ることにより連結したことを特徴とする請求項4記載の
    照明ユニット。
  6. 【請求項6】 前記ベース体に、前記配線基板に接続さ
    れる電線を保持する電線保持部を一体に形成したことを
    特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の照明ユ
    ニット。
  7. 【請求項7】 前記発光素子を発光ダイオードとしたこ
    とを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の照
    明ユニット。
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