JP2017016779A - 照明器具 - Google Patents

照明器具 Download PDF

Info

Publication number
JP2017016779A
JP2017016779A JP2015129949A JP2015129949A JP2017016779A JP 2017016779 A JP2017016779 A JP 2017016779A JP 2015129949 A JP2015129949 A JP 2015129949A JP 2015129949 A JP2015129949 A JP 2015129949A JP 2017016779 A JP2017016779 A JP 2017016779A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light source
source unit
boss
end cover
peripheral surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015129949A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6501185B2 (ja
Inventor
祐紀 大道
Yuki Omichi
祐紀 大道
毅洋 赤濱
Takehiro Akahama
毅洋 赤濱
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2015129949A priority Critical patent/JP6501185B2/ja
Publication of JP2017016779A publication Critical patent/JP2017016779A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6501185B2 publication Critical patent/JP6501185B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Abstract

【課題】簡易な構造によって電気ケーブルが受ける張力を抑制する照明器具を提供する。【解決手段】照明器具は、光源ユニット1と、光源ユニット1を収納する器具本体2と、器具本体2の一端(下端)の開口を閉塞するエンドカバー3と、一端が光源ユニット1に接続し、光源ユニット1に電力を供給する電気ケーブル6とを備える。エンドカバー3は、光源ユニット1の筐体11と接触する棒状に形成されるボス311と、周壁32に設けられる通線孔321とを備える。電気ケーブル6は、光源ユニット1から、ボス311の外周面とエンドカバー3の内周面324との間を通り、ボス311の外周面に沿った巻回経路(第2の経路352)を通って通線孔321へ向かう引き回し経路35に配置される。【選択図】図5

Description

本発明は、照明器具に関し、特に、電力供給用の電気ケーブルを有する照明器具に関する。
従来例として、特許文献1記載の照明器具を例示する。特許文献1に記載の照明器具は、LEDユニットと、LEDユニットが着脱自在に取り付けられた器具本体とを備える。LEDユニットは、発光装置と、発光装置が一表面側に配置される板状のベースとを備える。発光装置は、実装基板の一面側にLEDチップを用いた発光部をおよび発光部への給電用の端子部を有している。また、LEDユニットは、発光装置の端子部の各々に電気的に接続された給電用の電線を備えている。
ベースの側縁には、発光装置に電気的に接続された電線をLEDユニットの外部へ導出するための導出部が設けられている。
ベースには、導出部の近傍において、各電線の各々を凹所の内周面との間に挟持するリブが突設されている。
LEDユニットでは、ベースに設けられた各リブと凹所の内周面によって、端子部と導出部との間で電線を保持して電線に張力が作用するのを抑制可能な第1の張力止め部が構成されている。
また、LEDユニットでは、凹所の内周面における導出部の内周面との境界付近に突設された2つのリブによって、端子部と導出部とのあいだで電線を保持して電線に張力が作用するのを抑制可能な第2の張力止め部が構成されている。
特開2012−181947号公報
ところで、特許文献1記載の照明器具では、電線(電気ケーブル)がリブやベースの内周面などに挟まれて保持され、電線に張力が作用しないように構成されている。つまり、特許文献1に記載の照明器具は、電線に係る張力を抑制するために専用のリブを設ける必要がある。
本発明は、上記事由に鑑みてなされており、簡易な構造によって電気ケーブルが受ける張力を抑制することができる照明器具を提供することを目的とする。
本発明の照明器具は、光源および前記光源を内部に収納する筐体を有する光源ユニットと、一端が開口する有底筒状に形成され底面には前記光源の光を取り出す窓孔が形成されて前記光源ユニットを収納する器具本体と、一端が開口する有底筒状に形成されて前記器具本体の前記一端の開口を閉塞するエンドカバーと、一端が前記光源ユニットに接続し、前記光源ユニットに電力を供給する電気ケーブルとを備え、前記エンドカバーは、底面に設けられて前記光源ユニットの前記筐体と接触する棒状に形成されるボスと、周壁に設けられる通線孔とを備え、前記電気ケーブルは、前記光源ユニットから、前記ボスの外周面に沿った巻回経路を通って前記通線孔へ向かう引き回し経路に配置され、前記エンドカバーの内部から前記通線孔を通って外部へ導出されることを特徴とする。
本発明の照明器具は、簡易な構造によって電気ケーブルが受ける張力を抑制することができるという効果がある。
実施形態に係る照明器具を示す斜視図である。 実施形態に係る照明器具を示すA1−A2断面矢視図である。 実施形態に係る照明器具の要部を示す斜視図である。 実施形態に係る照明器具の要部を示す斜視図である。 実施形態に係る照明器具の要部を示すB1−B2断面矢視図である。 実施形態に係る照明器具の要部を示す断面図である。 実施形態に係る照明器具の要部おける変形例を示す断面図である。
以下、本発明に係る照明器具の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の説明において、特に断りのない限り、図1において、上下、左右、および前後を規定する。
本実施形態の照明器具は、建物に取り付けられるスポット照明器具として例示する。ただし、本実施形態の照明器具は、屋内または屋外に係わらず、建物以外の場所に配置されることもできる。
照明器具は、図1に示すように、光源ユニット1と、光源ユニット1を収納する器具本体2と、器具本体2の一端(下端)を閉塞するエンドカバー3と、エンドカバー3の周壁32に接続される回転部4と、建物などに取り付け可能な固定部5とを備える。照明器具は、さらに、光源ユニット1に電力を供給する電気ケーブル6を備える。
器具本体2は、図1および図2に示すように、アルミダイカストなどの材料によって、下端が開口する有底円筒形状に形成される。器具本体2の上面には、枠21が形成されている。枠21には、3つのねじ孔と、光源ユニット1の光を取りだす窓孔22が形成されている。窓孔22は、上下方向から見た器具本体2の中心に位置する中心軸と同軸となるように形成され、パネル23で覆われている。
パネル23は、透光性の材料(例えば、強化ガラスなど)によって、円板形状に形成されている。パネル23の周縁は、パッキン24に覆われている。
パッキン24は、弾性を有する素材、例えばエチレンプロピレンゴム、によって、周方向から見てU字形状に形成された円環状に形成されている。パッキン24は、内周面に形成された溝241にパネル23の周縁を嵌めて保持する。パッキン24は、枠21とパネル23との間の隙間を埋めることで、窓孔22から器具本体2の内部に水や埃などが浸入することを抑制している。
パッキン24の下面には、外向きに突出する鍔242が形成される。鍔242には、ねじを通す3つのねじ溝が設けられ、隣り合うねじ溝と周方向の距離が同じになるように形成されている。また、パッキン24の下面には、円環形状に形成された取付板25が配置されている。
取付板25には、ねじを通す3つのねじ溝が設けられ、隣り合うねじ溝と周方向の距離が同じになるように形成されている。
パッキン24のねじ溝、取付板のねじ溝、および枠21のねじ孔は、上下方向に重なるように配置される。パッキン24と取付板25は、ねじ201がパッキン24のねじ溝および取付板のねじ溝を通って、枠21の下面に設けられているねじ孔に嵌め合わされて、枠21に取り付けられている。
器具本体2の下端の開口縁には、エンドカバー3の凸部301と嵌め合わされる凹部202と、エンドカバー3を取り付けるための2個のねじ孔とが形成されている。
光源ユニット1は、図2に示すように、上端に開口部13を有する有底円筒形状の筐体11と、開口部13を覆うレンズ131とを備える。光源ユニット1は、さらに、筐体11に収納されて複数の光源(LED)(Light Emitting Diode)141を有する光源モジュール14と、光源モジュール14を保持するホルダ17とを備える。
筐体11は、上端が開口する有底円筒形状の下側筐体111と、両端が開口する円筒形状の内側筐体112と、下端が開口する円筒形状に形成される外側筐体113と、底板12とを有する。
底板12は、アルミダイカストなどの材料によって形成され、下側筐体111とエンドカバー3との間に配置される。底板12は、上面に、角柱形状の放熱部121が上方に突出するように一体に形成されている。放熱部121は、光源モジュール14に熱的接続されて複数のLED141が発生する熱を放熱する。放熱部121は、上端に後述するホルダ17を固定するための2つのねじ孔が形成されている。
下側筐体111は、上端が開口し、上下方向から見た外径が上下方向から見た底板12の外径とほぼ同じ寸法となるように形成され、下側に底部114を備える。下側筐体111の底部114には、放熱部121の周囲を覆う覆い部115が上向きに張り出すように形成されている。覆い部115は、上下方向から見て、放熱部121に沿った角筒状に形成されている。覆い部115の張り出し寸法(高さ寸法)は、放熱部121の高さとほぼ同じ寸法に形成されている。
覆い部115と下側筐体111の内周面との間には、複数のLED141を発光させるための電源ユニットなどが配置される。電源ユニットは、例えば、電気ケーブル6を介して入力される交流電圧を所望の直流電圧に変換して、LED141に出力するように構成される。電源ユニットを構成する回路素子は、回路基板15に実装されている。回路基板15は、中央部分に覆い部115の外周の形状に沿う挿通孔151を有する円板形状に形成されている。回路基板15の外周面は、下側筐体111の内周面に沿うように形成されている。回路基板15は、挿通孔151に覆い部115を通した状態で下側筐体111の底部114と上下方向に平行となるように下側筐体111内に取り付けられる。回路基板15は、電気ケーブル6の一端が接続されて、例えば商用電源から電力が供給される。回路基板15は、円筒形状に形成されて内部に電気ケーブル6を通すガイド152を備える。ガイド152は、回路基板15から底部114および底板12を貫いてエンドカバー3の内部に向かって突出するように配置される。
光源モジュール14は、複数のLED141が実装される矩形板形状の回路基板を有し、複数のLED141がパネル23(上方)に向かって光を放出するために、LED141が実装されている面が上面となるように放熱部121の上端に保持される。
ホルダ17は、樹脂などの材料によって、中央部分に光源モジュール14を露出させるための貫通孔を有する矩形板形状に形成され、ねじを通すための挿通孔を備える。ホルダ17は、光源モジュール14の周縁を放熱部121の上端との間に挟み込んでねじなどによって放熱部121に取り付けられる。
内側筐体112は、上下方向から見た中心軸が下側筐体111を上下方向から見た中心軸と同軸となるように配置されている。内側筐体112の内周面には、内周面の上端から、下向きに先細りするように斜め下方向に張り出した反射板116が形成されている。反射板116は、複数のLED141から放射された光をパネル23に向けて反射するように下端が開口し、上下方向から見た下端の内周面が反射板116の上下方向から見た上端の内周面よりも小さく形成される。
反射板116は、下面から下方向に突出する係止部118を備える。反射板116は、係止部118がホルダ17の外周縁に引っ掛かることで、ホルダ17に保持される。
外側筐体113は、円筒形状に形成され、上面にレンズ131を有し、下側筐体111の上方、かつ内側筐体112を上方から覆うように配置される。つまり、外側筐体113は、レンズ131が内側筐体112の上端の開口を覆うように配置される。レンズ131は、透光性の材料、例えばフレネルレンズに形成されていて、複数のLED141から放射された光および反射板116から反射された光を平行光にするために設けられている。
外側筐体113は、図3に示すように、側面に上下方向に沿う3本の半円筒形状に形成された第1の溝18を備える。第1の溝18は、上下方向から見た中心に対して互いに120度離れる位置に形成されている。外側筐体113は、ねじ181が第1の溝18に沿って、下側筐体111に設けられたねじ孔119に嵌め合わされることで、下側筐体111に取り付けられる。外側筐体113の下端の周縁と、下側筐体111の上端の周縁との間には、パッキン16が挟まれている。また、パッキン16の内周面は、内側筐体112の外周面と接触している。
外側筐体113は、周方向に隣り合う2本の第1の溝18の間に、側面に上下方向に沿った半円筒形状に形成された第2の溝19を備える。また、下側筐体111には、側面に第2の溝19と同軸かつ一体になるようにねじ溝191が形成される。さらに、底板12には、挿通孔122がねじ溝191の下端を覆う位置に形成される。挿通孔122には、第2の溝19およびねじ溝191を通るねじが上方から挿通される。
エンドカバー3は、図1および図2に示すように、アルミダイカストなどの材料によって、上端が開口し、器具本体2の外径とほぼ同じ外径を有する有底円筒形状に形成される。エンドカバー3は、上端縁が器具本体2の下端縁と接触するように配置され、周壁32が器具本体2の側面と面一となるように形成される。
エンドカバー3の上端縁には、図2に示すように、器具本体2の凹部202に嵌る円環形状の凸部301が形成されている。器具本体2の凹部202を凸部301に嵌めた状態で器具本体2がエンドカバー3に取り付けられ、器具本体2の下端(開口)を閉塞する。エンドカバー3の凸部301と、器具本体2の凹部202との間には、外部からの水や埃が内部に入らないためのパッキン203が配置される。
エンドカバー3は、図4および図5に示すように、内部に放熱用のリブ331を備える第1の領域33と、内部に電気ケーブル6が配置される第2の領域34とに区別される。
リブ331は、底部31から突出する板状に形成され、上端が光源ユニット1の底板12の下面に接触するように配置され、底板12に接触することで、底板12の熱を放熱する。
第1の領域33には、上下方向から見たエンドカバー3の中心の回りを囲む円環形状のリブ331Aが形成される。また、第1の領域33には、リブ331Aの回りにリブ331Aと同軸であって半径の異なる2個の円弧形状のリブ331Bが形成される。さらに、第1の領域33には、リブ331Aから周壁32に向かって径方向に放射状に形成される6個のリブ331Cが形成される。つまり、リブ331は、リブ331A、リブ331B、およびリブ331Cによって構成される。リブ331には、2個のねじ孔332が設けられる。ねじ孔332には、光源ユニット1がエンドカバー3にねじ止めされるためのねじが嵌め合わされる。また、第1の領域33には、リブ331Cと周壁32とが交わる位置に、2個の挿通孔333が設けられる。ねじ304がエンドカバー3の底部31から挿通孔333に挿通され、器具本体2に設けられるねじ孔に嵌め合わされることで、エンドカバー3は、器具本体2に取り付けられる(図2参照)。
第2の領域34は、底部31から棒状に形成されるボス311と、周壁32に設けられる通線孔321とを備える。ボス311は、上端が光源ユニット1の底板12と接触し、底板12の熱を放熱する。ボス311には、上下方向(軸方向)から見て断面が円形状に形成され、上方からねじが挿通するねじ孔312が設けられる。
エンドカバー3は、上方から、ねじが底板12の挿通孔122に挿通されて、第1の領域33の2個のねじ孔332および第2の領域34のねじ孔312に嵌め合わされることで、光源ユニット1に取り付けられる。
また、第2の領域34の周壁32には、内側に突出する突出部322が設けられる。突出部322は、接地用のねじが挿通されるねじ孔323が設けられる。なお、エンドカバー3の内側に突出する側の突出部322の外周面は、周壁32の内周面324の一部とする。
ところで、第2の領域34では、図5および図6に示すように、電気ケーブル6が引き回し経路35に沿って引き回される。一端が光源ユニット1に電気的に接続されている電気ケーブル6は、光源ユニット1に設けられたガイド152を通ってエンドカバー3に導出される。なお、第2の領域34には、上下方向から見て周方向に、通線孔321、ガイド152、ボス311の順で配置されている。ガイド152とボス311は、上下方向から見たエンドカバー3の中心からの距離が、ほぼ同じ距離であって、周方向に並んで配置されることが好ましい。なお、図5〜図7において、紙面に垂直な方向を上下方向とし、紙面の手前を上、奥を下とする。
引き回し経路35は、図6に示すように、第1の経路351と、第2の経路352と、第3の経路353とによって構成される。第1の経路は、ボス311の外周面と周壁32の内周面324との間を通る経路である。第2の経路352は、ボス311の外周面と周壁32の内周面324との間から、エンドカバー3を上から見て反時計回りにボス311の外周面に沿って、エンドカバー3の径方向の中心側へ向かう、巻回経路である。第3の経路353は、エンドカバー3の径方向の中心とボス311との間から通線孔321へ向かう経路である。
電気ケーブル6は、第1の経路351を通り、第2の経路352(巻回経路)を通ってエンドカバー3の径方向の中心側へ向かい、第3の経路353を経て、通線孔321から回転部4へ導出される(図5参照)。
なお、電気ケーブル6は、図7に示すように、引き回し経路36に引き回されてもよい。電気ケーブル6は、まず、エンドカバー3の径方向の中心とボス311の外周面との間を通る。次に、電気ケーブル6は、エンドカバー3の径方向の中心側から、エンドカバー3を上から見て時計回りにボス311の外周面に沿って周壁32側へ向かう。そして、電気ケーブル6は、ボス311の外周面と周壁32の内周面324との間を通って、通線孔321から回転部4に導出される。
ボス311は、光源ユニット1をエンドカバー3に取り付けるための部材および放熱用の部材として使用されるだけではなく、電気ケーブル6を引き回すための部材、つまり電気ケーブル6の巻回経路、としても使用される。
本実施形態の照明器具は、電気ケーブル6が円筒形状に形成されたボス311の外周面に沿った第2の経路352(巻回経路)を含む引き回し経路35を通ることで、電気ケーブル6に係る張力によるストレスを軽減することができる。なお、電気ケーブル6は、張力がより抑制されるために巻回経路により長く沿うように、引き回し経路35に配置されることが好ましい。
回転部4は、図1に示すように、アルミダイカストなどの材料によって形成され、エンドカバー3の周壁32に接続される。回転部4は、接続部40、第1ヒンジ部41と、第2ヒンジ部42と、腕部43とを備える。
第1ヒンジ部41は、図4に示すように、一方が開口する円筒形状に形成され、角筒形状に形成された接続部40を介して、エンドカバー3に機械的に接続される。接続部40の一方の開口端は、通線孔321が設けられている位置を外側から覆うようにエンドカバー3に機械的に接続される。接続部40の他方の開口端は、第1ヒンジ部41の周面に機械的に接続される。なお、接続部40は筒状に形成され、第1ヒンジ部41と連通する。また、第1ヒンジ部41は、径方向の中心に軸孔411が設けられたボス410を有する。
第1ヒンジ部41の開口面には、図1および図5に示すように、第1ヒンジ部41とほぼ同じ外径を有する円筒形状に形成された第2ヒンジ部42が配置される。第2ヒンジ部42は、一方が開口し、径方向の中心に軸孔421が設けられたボス420を有する。第1ヒンジ部41と第2ヒンジ部42は、第1ヒンジ部41の軸孔411および第2ヒンジ部42の軸孔421に通されるボルト46によって左右方向に互いに開口面が向き合うようにして配置される。なお、ボルト46を緩めることにより、ボルト46を軸として第1ヒンジ部41と第2ヒンジ部42とが互いに回転自在となる。
腕部43は、図1に示すように、筒状に形成され、一方の開口端が第2ヒンジ部の周面に機械的に接続され、第2ヒンジ部42と連通している。腕部43は、他方の開口端に固定部5が機械的に接続され、周面に固定部5を取り付けるためのねじ孔44を備える。
固定部5は、アルミダイカストなどの材料によって、内部が中空の円板形状に形成されるフランジ51と、取付部材52とを備える。フランジ51は、一面から突出する突部を備える。突部は、円筒形状に形成され、外径が腕部43の内径よりも小さく形成され、腕部43の内部に配置される。突部が腕部43の内部に配置され、ねじ511がねじ孔44に嵌め合わされることで、回転部4は、固定部5に保持される。なお、ねじ孔44にねじ込まれているねじ511を緩めることで、腕部43は固定部5に対して前後方向を軸として回転自在になる。
取付部材52は、板材によってU字形状に形成され、フランジ51の他面にねじ512およびナット513によってフランジ51に取り付けられている。
なお、フランジ51の中心付近には、電気ケーブル6が挿通可能な開口部514が設けられている。つまり、電気ケーブル6は、エンドカバー3から、回転部4の接続部40、第1ヒンジ部41、および第2ヒンジ部42を経て、腕部43を通りフランジ51から外側へ導出される。
なお、本実施形態では、器具本体2、エンドカバー3、回転部4、固定部5のそれぞれは、アルミダイカストなどの材料によって形成されているが、それぞれ適宜の材料で形成されてもよい。
第1の溝18、第2の溝19、およびねじ溝191の形状は円筒形状に限定されず、上下方向から見て矩形や多角形など適宜の形状でもよい。また、第1の溝18、第2の溝19、およびねじ溝191のそれぞれの本数は3本に限定されず、任意の数だけ形成されてもよい。さらに、第1の溝18、第2の溝19、およびねじ溝191のそれぞれの位置は、光源ユニット1の外周面に形成されていれば適宜の位置でよい。
器具本体2とエンドカバー3は、ねじ止め以外の方法で互いに機械的に接続されてもよい。通線孔321、ガイド152、およびボス311の位置関係は、本実施形態に限定されない。通線孔321の形状は、円形状でなくてもよい。図示では、2本の電気ケーブル6が使用されているが、2本に限定されない。ガイド152の形状は、本実施形態に限定されない。光源モジュール14を有する回路基板15の形状および構成は、本実施形態に限定されない。第1の領域33に形成されるリブ331の形状および配置場所は、本実施形態に限定されない。ねじ孔332、および挿通孔333のそれぞれの数は、適宜の数でよい。また、ねじ孔332、および挿通孔333のそれぞれの位置は、第1の領域33の内部において、適宜の場所に形成されてもよい。
固定部5のフランジ51の形状は円筒形状に限定されず、多角形の筒形状に形成されてもよい。固定部5の取付部材52の形状は、本実施形態に限定されない。また、取付部材52が使用される必要のない場合は、本実施形態の照明器具は、取付部材52を取り外して使用することも可能である。
本実施形態の照明器具は、光源(LED)141および光源141を内部に収納する筐体11を有する光源ユニット1を備える。また、本実施形態の照明器具は、一端(下端)が開口する有底筒状に形成され底面(上面)には光源141の光を取り出す窓孔22が形成されて光源ユニット1を収納する器具本体2を備える。さらに、本実施形態の照明器具は、一端(上端)が開口する有底筒状に形成されて器具本体2の一端(下端)の開口を閉塞するエンドカバー3と、一端が光源ユニット1に接続し、光源ユニット1に電力を供給する電気ケーブル6とを備える。エンドカバー3は、底面(底部31)に設けられて光源ユニット1の筐体11と接触する棒状に形成されるボス311と、周壁32に設けられる通線孔321とを備える。電気ケーブル6は、光源ユニット1から、ボス311の外周面に沿った巻回経路(第2の経路352)を通って通線孔321へ向かう引き回し経路35に配置される。電気ケーブル6は、エンドカバー3の内部から通線孔321を通って外部へ導出される。
本実施形態の照明器具は、上述のように形成されるので、放熱と張力抑制を兼用できる簡易な構造によって電気ケーブル6が受ける張力を抑制することができる。
本実施形態の照明器具において、引き回し経路35は、光源ユニット1から、ボス311の外周面とエンドカバー3の内周面324との間を通り、エンドカバー3の底面(底部31)の中心側に向かう巻回経路(第2の経路352)を含む経路であることが好ましい。
本実施形態の照明器具が上述のように形成されると、電気ケーブル6は、巻回経路(第2の経路351)により長い範囲で沿って引き回されるので、受ける張力を抑制することができる。
本実施形態の照明器具において、ボス311は、軸方向から見た断面が円形状に形成されることが好ましい。
本実施形態の照明器具が上述のように形成されると、ボス311は、角筒形状のボスと比較して、電気ケーブル6から受ける力が分散され、電気ケーブル6に係る張力によるストレスが軽減される。
本実施形態の照明器具において、ボス311は、筒状に形成されることが好ましい。エンドカバー3は、ボス311の筒内を通る留め具(ねじ)によって、光源ユニット1の筐体11に取り付けられることが好ましい。
本実施形態の照明器具が上述のように形成されると、ボス311は、電気ケーブル6に係る張力を抑制するための部材であり放熱用の部材であるとともに、エンドカバー3を光源ユニット1に取り付けるための部材を兼用している。したがって、本実施形態の照明器具は、簡易な構造によって、電気ケーブル6が受ける張力を抑制することができる。
1 光源ユニット
11 筐体
141 光源(LED)
2 器具本体
22 窓孔
3 エンドカバー
31 底部(底面)
311 ボス
32 周壁
321 通線孔
324 内周面
35 引き回し経路
352 第2の経路(巻回経路)
6 電気ケーブル

Claims (4)

  1. 光源および前記光源を内部に収納する筐体を有する光源ユニットと、一端が開口する有底筒状に形成され底面には前記光源の光を取り出す窓孔が形成されて前記光源ユニットを収納する器具本体と、一端が開口する有底筒状に形成されて前記器具本体の前記一端の開口を閉塞するエンドカバーと、一端が前記光源ユニットに接続し、前記光源ユニットに電力を供給する電気ケーブルとを備え、
    前記エンドカバーは、底面に設けられて前記光源ユニットの前記筐体と接触する棒状に形成されるボスと、周壁に設けられる通線孔とを備え、
    前記電気ケーブルは、前記光源ユニットから、前記ボスの外周面に沿った巻回経路を通って前記通線孔へ向かう引き回し経路に配置され、前記エンドカバーの内部から前記通線孔を通って外部へ導出される
    ことを特徴とする照明器具。
  2. 前記引き回し経路は、前記光源ユニットから、前記ボスの外周面と前記エンドカバーの内周面との間を通り、前記エンドカバーの前記底面の中心側に向かう巻回経路を含む経路である
    ことを特徴する請求項1に記載の照明器具。
  3. 前記ボスは、軸方向から見た断面が円形状に形成される
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の照明器具。
  4. 前記ボスは、筒状に形成され、
    前記エンドカバーは、前記ボスの筒内を通る留め具によって、前記光源ユニットの前記筐体に取り付けられる
    ことを特徴とする請求項3に記載の照明器具。
JP2015129949A 2015-06-29 2015-06-29 照明器具 Active JP6501185B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015129949A JP6501185B2 (ja) 2015-06-29 2015-06-29 照明器具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015129949A JP6501185B2 (ja) 2015-06-29 2015-06-29 照明器具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017016779A true JP2017016779A (ja) 2017-01-19
JP6501185B2 JP6501185B2 (ja) 2019-04-17

Family

ID=57831354

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015129949A Active JP6501185B2 (ja) 2015-06-29 2015-06-29 照明器具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6501185B2 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001151013A (ja) * 1999-11-25 2001-06-05 Honda Access Corp 照明ユニット
JP2011070901A (ja) * 2009-09-25 2011-04-07 Toshiba Lighting & Technology Corp ソケット及び照明装置
JP2012178346A (ja) * 2011-02-25 2012-09-13 Tyco Electronics Corp 半導体照明組立体
JP2012181947A (ja) * 2011-02-28 2012-09-20 Panasonic Corp Ledユニットおよびそれを用いた照明器具
JP2014137959A (ja) * 2013-01-18 2014-07-28 Panasonic Corp 照明装置
JP2014235918A (ja) * 2013-06-03 2014-12-15 パナソニック株式会社 照明器具

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001151013A (ja) * 1999-11-25 2001-06-05 Honda Access Corp 照明ユニット
JP2011070901A (ja) * 2009-09-25 2011-04-07 Toshiba Lighting & Technology Corp ソケット及び照明装置
JP2012178346A (ja) * 2011-02-25 2012-09-13 Tyco Electronics Corp 半導体照明組立体
JP2012181947A (ja) * 2011-02-28 2012-09-20 Panasonic Corp Ledユニットおよびそれを用いた照明器具
JP2014137959A (ja) * 2013-01-18 2014-07-28 Panasonic Corp 照明装置
JP2014235918A (ja) * 2013-06-03 2014-12-15 パナソニック株式会社 照明器具

Also Published As

Publication number Publication date
JP6501185B2 (ja) 2019-04-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5971469B2 (ja) 照明器具
JP6150204B2 (ja) 照明器具
JP6276930B2 (ja) 照明器具
JP6501185B2 (ja) 照明器具
JP5740569B2 (ja) 照明器具
JP6497658B2 (ja) 照明器具
JP6241726B2 (ja) 光源モジュール及び照明装置
JP4637268B1 (ja) 電球型ランプ
JP7180082B2 (ja) 照明器具
JP6569935B2 (ja) 埋込型照明器具
JP6414687B2 (ja) 照明器具
JP5879525B2 (ja) 照明器具
JP6681578B2 (ja) 照明装置
JP2021026903A (ja) 灯具伸縮構造、灯具、及び照明装置
JP6575792B2 (ja) 照明装置
JP6551675B2 (ja) 照明器具
JP2019087505A (ja) 照明装置
JP6369669B2 (ja) 埋込型照明器具
JP6757456B2 (ja) 照明器具
JP7117575B2 (ja) 照明装置
JP7365625B2 (ja) 照明装置及び照明器具
JP6990149B2 (ja) 照明器具
JP6558689B2 (ja) 照明器具
JP6569896B2 (ja) Led照明装置及び照明器具
JP2021181688A (ja) ポール構造

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20170207

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180319

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190130

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190212

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190308

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6501185

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151