JP2011070901A - ソケット及び照明装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】製造コストを低減し、施工性に優れ、小型化に寄与する照明装置及びこれに用いられるソケットを提供する。
【解決手段】略円板扁平状のフランジ32と、フランジ32の表面からランプの口金突起部が挿通するように形成される中央開口部38と、この中央開口部38の周囲に前記ランプの口金ピンが挿入するように形成される一対の挿入口33と、フランジ32の裏面に設けられ前記口金ピンに接続して前記ランプに電力を供給する端子部60と、フランジ32の裏面に前記端子部よりも高く形成されるスペーサ36と、フランジ32の裏面に中央開口部38の周縁から端子部60よりも高く形成される筒状リブ35と、を備える。
【選択図】 図4
【解決手段】略円板扁平状のフランジ32と、フランジ32の表面からランプの口金突起部が挿通するように形成される中央開口部38と、この中央開口部38の周囲に前記ランプの口金ピンが挿入するように形成される一対の挿入口33と、フランジ32の裏面に設けられ前記口金ピンに接続して前記ランプに電力を供給する端子部60と、フランジ32の裏面に前記端子部よりも高く形成されるスペーサ36と、フランジ32の裏面に中央開口部38の周縁から端子部60よりも高く形成される筒状リブ35と、を備える。
【選択図】 図4
Description
本発明は、装着されるランプに給電するソケット、及びこのソケットを備える照明装置に関する。
近年、コンパクトかつ新しいデザインの照明装置の製造・販売を促すものとして、電源ユニット内蔵型ランプの普及が進んでいる。そして、この電源ユニット内蔵型ランプに用いることができる口金GX53についての工業規格がJIS C7709に追加された。 この電源ユニット内蔵型ランプの専用ソケットは、この電源ユニットが大きく発熱することに起因して、既存の非内蔵型ランプ用ソケットと対比して、放熱のための技術上の工夫がなされている(例えば、特許文献1)。
ところで、前記した専用ソケットの放熱性を向上させるための工夫が、照明装置における部品点数の増大(製造コストの上昇)、施工性の低下、大型化を誘引し、電源ユニット内蔵型ランプを普及させるうえでの阻害要因になっている。
本発明はこのような事情を考慮してなされたもので、製造コストを低減し、施工性に優れ、小型化に寄与する照明装置及びこれに用いられるソケットを提供することを目的とする。
本発明はこのような事情を考慮してなされたもので、製造コストを低減し、施工性に優れ、小型化に寄与する照明装置及びこれに用いられるソケットを提供することを目的とする。
本発明の請求項1に係るソケットは、略円板扁平状のフランジと、前記フランジの表面からランプの口金突起部が挿通するように形成される中央開口部と、前記フランジの前記中央開口部の周囲に前記ランプの口金ピンが挿入するように形成される一対の挿入口と、前記フランジの裏面に設けられ前記口金ピンに接続して前記ランプに電力を供給する端子部と、前記フランジの裏面に前記端子部よりも高く形成されるスペーサと、前記フランジの裏面に前記中央開口部の周縁から前記端子部よりも高く形成される筒状リブと、を備えることを特徴とする。
このように発明が構成されることにより、ランプを支持部材に対して着脱自在に装着させ、かつこのランプに給電することが、フランジの一点部品のみで実現される。
本発明の請求項2に係るソケットは、略円板扁平状のフランジと、前記フランジの表面からランプの口金突起部が挿通するように形成される中央開口部と、前記フランジの前記中央開口部の周囲に前記ランプの口金ピンが挿入するように形成される一対の挿入口と、前記フランジの裏面に設けられ前記口金ピンに接続して前記ランプに電力を供給する端子部と、前記フランジの裏面に前記端子部よりも高く形成されるスペーサと、前記フランジの前記一対の挿入口を結ぶ直線と略直交する位置に形成される切欠部とを備えることを特徴とする。
このように発明が構成されることにより、前記支持部材の取付孔のピッチが狭い場合であっても、前記フランジが前記支持部材に固定された状態で、その表面側から留めネジを挿入して天井面や壁面に取り付けることができる。
請求項3に係る発明は、請求項1又は請求項2に記載のソケットにおいて、前記スペーサは、前記フランジの表面又は裏面側から挿入される締結部材の一部を収容する空間と、前記フランジの裏面又は表面側に向かって前記締結部材を貫通させる孔部と、を有する。
このように発明が構成されることにより、ソケットの表面側から締結部材を挿入し、このソケットを支持部材に締結させることができる。つまり、支持部材が天井面や壁面に取り付けられた状態(もしくは、天井面又は壁面が支持部材である場合も含まれる)で、ソケット単体の取り付け/取り外しが容易になる。また、支持部材を介してソケットの裏面側から締結部材を挿入し、ソケットを支持部材に締結させることができる。
本発明の請求項4に係る照明装置は、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のソケットが固定されている前記支持部材と、前記ソケットに装着されている前記ランプと、を備えることを特徴とする。
このように発明が構成されることにより、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のソケットを備える照明装置が提供される。
請求項1に係るソケットの発明によれば、部品数の削減及び部品の共通化によって照明装置の製造コストを低減させるソケットが提供される。
請求項2及び請求項3に係るソケットの発明によれば、照明装置の、部品数の削減及び部品の共通化による製造コストの削減と、施工性の向上と、小型化とを実現させるソケットが提供される。
請求項4に係る照明装置の発明によれば、請求項1から請求項3のいずれかに記載のソケットを備えているので、これらソケットの作用・効果を有する照明装置が提供される。
請求項2及び請求項3に係るソケットの発明によれば、照明装置の、部品数の削減及び部品の共通化による製造コストの削減と、施工性の向上と、小型化とを実現させるソケットが提供される。
請求項4に係る照明装置の発明によれば、請求項1から請求項3のいずれかに記載のソケットを備えているので、これらソケットの作用・効果を有する照明装置が提供される。
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
なお、図面は、照明装置10又はソケット30の回転対称軸をZ軸とするXYZ座標系を導入し、このZ軸の向きを、図示略の天井面又は壁面等の取付面に直交する方向としている。そして、このZ軸方向を向く面を裏面、その逆方向を向く面を表面と規定する。
なお、図面は、照明装置10又はソケット30の回転対称軸をZ軸とするXYZ座標系を導入し、このZ軸の向きを、図示略の天井面又は壁面等の取付面に直交する方向としている。そして、このZ軸方向を向く面を裏面、その逆方向を向く面を表面と規定する。
図1及び図2に示されるように照明装置10は、支持部材20と、ソケット30と、ランプ40と、カバー50とから構成されている。
このように構成される照明装置10は、天井面又は壁面に対して支持部材20が留めネジ11aにより固定される。そして、リード線31を介して商用電力(AC100〜200V、50Hz/60Hz)をソケット30に給電し、このソケット30に着脱自在に装着されるランプ40を発光させ、カバー50を透光して周囲を照明する。
このように構成される照明装置10は、天井面又は壁面に対して支持部材20が留めネジ11aにより固定される。そして、リード線31を介して商用電力(AC100〜200V、50Hz/60Hz)をソケット30に給電し、このソケット30に着脱自在に装着されるランプ40を発光させ、カバー50を透光して周囲を照明する。
ランプ40は、図2に示されるように、その口金部分が、太径部41a及び細径部41bからなる一対の口金ピン41と、側周面にキー溝43が設けられている口金突起部42と、から構成されている。
このように構成されるランプ40は、例えば、インパータ蛍光点灯方式や、LED(Light Emitting Diode)点灯方式が採用されている。そして、口金突起部42の内部に配置される電源ユニット(図示略)は、口金ピン41から入力した商用電力を、それぞれの点灯方式における定格電力に変換する。なお、この電源ユニットは点灯時に大きく発熱するのが一般的である。
また、キー溝43は、ソケット30の内周面に設けられているキー37(図5参照)に係合し、ランプ40の挿入角の方位を規定するとともに、ソケット30に装着されたランプ40が抜け落ちないように支持するものである。
このように構成されるランプ40は、例えば、インパータ蛍光点灯方式や、LED(Light Emitting Diode)点灯方式が採用されている。そして、口金突起部42の内部に配置される電源ユニット(図示略)は、口金ピン41から入力した商用電力を、それぞれの点灯方式における定格電力に変換する。なお、この電源ユニットは点灯時に大きく発熱するのが一般的である。
また、キー溝43は、ソケット30の内周面に設けられているキー37(図5参照)に係合し、ランプ40の挿入角の方位を規定するとともに、ソケット30に装着されたランプ40が抜け落ちないように支持するものである。
カバー50は、接面片51と、螺刻面52と、側周面53と、照光面54とが一体に構成され、支持部材20に支持されるとともに、ランプ40を覆って保護するものである。またカバー50は、照明装置10の外観の大部分を占め、美観を向上させる装飾デザインや、照明性能を確保するための機能デザインが施されている。
支持部材20は、図3(A)(B)に示されるように、取付孔24(24a,24b,24c)及びリード線引出孔25が設けられている取付板21と、この取付板21の表面から垂直方向に立設されるカバー固定部22と、この取付板21の表面に立設するソケット固定部23とから構成されている。
このように構成される支持部材20は、その裏面が天井面や壁面等の取付面に接し、その表面側においてソケット30及びカバー50を支持するものである。
また、カバー固定部22の円筒形状の外周面にはカバー50の螺刻面52に螺合するねじ山が刻まれている。
このように構成される支持部材20は、その裏面が天井面や壁面等の取付面に接し、その表面側においてソケット30及びカバー50を支持するものである。
また、カバー固定部22の円筒形状の外周面にはカバー50の螺刻面52に螺合するねじ山が刻まれている。
なお、図示略であるが、カバー固定部22の周囲には、Oリングが配置され、取付板21の表面と設置されるカバー50との間隙において、このOリングを狭持して、外部から水分及びその他の異物がカバー50の内部に浸入するのを防いでいる。
さらに支持部材20は、発熱したランプ40の排熱が外部に逃げ易いように、熱伝導率の高い、例えばアルミニウムのような材質で構成されるのが望ましい。
さらに支持部材20は、発熱したランプ40の排熱が外部に逃げ易いように、熱伝導率の高い、例えばアルミニウムのような材質で構成されるのが望ましい。
天井面や壁面等の取付面には、留めネジ11a(図2)に結合する雌ネジ(図示略)が所定間隔で予め施工されている。
なお、工業規格(JIS C8106「施設用蛍光灯器具」)において、照明器具取付孔の取付ピッチは、66.7mm又は83.5mmと規定されており、支持部材20の取付孔24は、この規定された取付ピッチに対応するように設けられることが好ましい。
なお、工業規格(JIS C8106「施設用蛍光灯器具」)において、照明器具取付孔の取付ピッチは、66.7mm又は83.5mmと規定されており、支持部材20の取付孔24は、この規定された取付ピッチに対応するように設けられることが好ましい。
なお、リード線引出孔25は、図面において支持部材20の中心に配置されているが、これは、二次元表示上、他の部材との混同を避けるためであって、その配置位置は特に限定されない。
また、ソケット固定部23は、取付板21から突起する形態を有しているが、特にこのような突起状である必要もない。
実施形態では、ソケット30を支持部材20に固定するための締結部材11b(雄ネジ)が、ソケット30の表面側から挿入される場合が示され、ソケット固定部23には、この締結部材11bの軸部分が螺入する雌ネジが形成されている。
一方、支持部材20にソケット30を固定するのに、この支持部材20の裏面側から締結部材(雄ネジ)が挿入される場合もあり、この場合、ソケット固定部23は、この雄ネジの軸径よりも拡径された貫通孔(図示略)が設けられている必要がある。
また、ソケット固定部23は、取付板21から突起する形態を有しているが、特にこのような突起状である必要もない。
実施形態では、ソケット30を支持部材20に固定するための締結部材11b(雄ネジ)が、ソケット30の表面側から挿入される場合が示され、ソケット固定部23には、この締結部材11bの軸部分が螺入する雌ネジが形成されている。
一方、支持部材20にソケット30を固定するのに、この支持部材20の裏面側から締結部材(雄ネジ)が挿入される場合もあり、この場合、ソケット固定部23は、この雄ネジの軸径よりも拡径された貫通孔(図示略)が設けられている必要がある。
ソケット30は、図4(A)〜図4(D)に示されるように、フランジ32を貫通する挿入口33と切欠34とが設けられている。そして、ランプ40(図2)が装着されるフランジ32の表面(図4(A))とは逆の裏面(図4(B))において、筒状リブ35と、スペーサ36と、端子部60とが設けられている。
このように構成されるソケット30は、支持部材20(図2)の表面に対してフランジ32が所定間隔で平行に固定され、さらにランプ40が着脱自在に装着される。
またソケット30は、このような単純な構成であるために、ランプ40の発熱により加熱された空気をこのランプ40の近傍に滞留させることなく容易に掃気させることができる。さらに、ランプ40の発熱は、ソケット30を伝導しスペーサ36を経由して支持部材20に逃げ易くなっている。
またソケット30は、このような単純な構成であるために、ランプ40の発熱により加熱された空気をこのランプ40の近傍に滞留させることなく容易に掃気させることができる。さらに、ランプ40の発熱は、ソケット30を伝導しスペーサ36を経由して支持部材20に逃げ易くなっている。
フランジ32は、略円板扁平状の中央部分に設けられる中央開口部38に、ランプ40の口金突起部42(図2)を挿通させるとともに、この中央開口部38を挟む位置に設けられる一対の挿入口33において口金ピン41を挿入させる。
挿入口33は、図4(A)に示されるようにフランジ32の表面から臨むと、拡径円状孔とその一部から周方向に延びる溝孔とが一体化した形状をなしている。この拡径円状孔の直径は口金ピン41(図1)の太径部41aの直径よりも大きく、この溝孔の幅はこの太径部41aの直径よりも小さく細径部41bの直径よりも大きく構成されている。
そして、ランプ40をソケット30に装着する際は、口金ピン41を挿入口33の拡径円状孔に挿入し、さらにランプ40を中心軸(Z軸)周りに角変位させる。またランプ40をソケット30から外すときは、その逆となる。
これにより、口金ピン41は、端子部60のバネ接点62(図5)に対し機械的・電気的に安定して接触/離脱することができる。
そして、ランプ40をソケット30に装着する際は、口金ピン41を挿入口33の拡径円状孔に挿入し、さらにランプ40を中心軸(Z軸)周りに角変位させる。またランプ40をソケット30から外すときは、その逆となる。
これにより、口金ピン41は、端子部60のバネ接点62(図5)に対し機械的・電気的に安定して接触/離脱することができる。
切欠34は、支持部材20(図3(B))に固定されたソケット30の表面側から支持部材20の取付孔24(24a,24b)が臨めるようフランジ32の外縁部分の対向する位置に設けられている。
これにより、留めネジ11a(図2)を締結させる工具が、ソケット30に干渉するのを回避でき、このソケット30を固定した状態で支持部材20を天井面や壁面等に取り付けることができる。
これにより、留めネジ11a(図2)を締結させる工具が、ソケット30に干渉するのを回避でき、このソケット30を固定した状態で支持部材20を天井面や壁面等に取り付けることができる。
筒状リブ35は、フランジ32の中央開口部38の周縁から裏面に対して垂直方向に設けられるとともに、図4(C)又は図4(D)に示されるように、その高さbは、端子部60の高さcよりも高く構成されている。
筒状リブ35の高さbは、ランプ40(図2)の口金突起部42の高さと同程度として口金突起部42の側周面を広い領域で覆うことができるように設定されるのが好ましい。
筒状リブ35の高さbは、ランプ40(図2)の口金突起部42の高さと同程度として口金突起部42の側周面を広い領域で覆うことができるように設定されるのが好ましい。
なお、ソケット30のそりかえり強度を確保することが可能であれば、筒状リブ35の高さbは、スペーサ36の高さaよりも低くてもかまわない。
また、ソケット30の取り付け時に、筒状リブ35が支持部材20の表面と干渉することが無ければ、筒状リブ35の高さbは、スペーサ36の高さaよりも高くてもかまわない。
また、ソケット30の取り付け時に、筒状リブ35が支持部材20の表面と干渉することが無ければ、筒状リブ35の高さbは、スペーサ36の高さaよりも高くてもかまわない。
このように筒状リブ35が構成されることにより、その内周面においてランプ40(図2)の口金突起部42の側周面と広い領域で摺接することができる。これにより、ランプ40の装着時にぶれることなくこの口金突起部42及び口金ピン41を対応する中央開口部38及び挿入口33に案内することができる。
さらに、筒状リブ35の外周面に沿ってレイアウトされるリード線31は、高温になった口金突起部42に直接的に接触することがないので、リード線31の被覆の熱劣化が抑制される。
さらに、筒状リブ35の外周面に沿ってレイアウトされるリード線31は、高温になった口金突起部42に直接的に接触することがないので、リード線31の被覆の熱劣化が抑制される。
スペーサ36は、図4(B)及び図4(c)に示されるように、フランジ32の裏面に対角線が中心軸(Z軸)に交わるように四つ設けられている。そして、締結部材11b(図2)により支持部材20のソケット固定部23に締結されるとともに、このフランジ32とこの支持部材20との間隔を規定している。
このスペーサ36の高さaは、端子部60の高さcよりも高く構成され、支持部材20に固定される際に、ランプ40の口金突起部42(図2)、筒状リブ35及び端子部60の全てが支持部材20の表面に当接することがないように設定される必要がある。
このスペーサ36の高さaは、端子部60の高さcよりも高く構成され、支持部材20に固定される際に、ランプ40の口金突起部42(図2)、筒状リブ35及び端子部60の全てが支持部材20の表面に当接することがないように設定される必要がある。
さらにスペーサ36は、図4(D)に示されるように、フランジ32の表面側から挿入される締結部材11bの頭部を収容する空間と、フランジ32の裏面側に向かって締結部材11bの軸部が貫通する孔部36aとを有する。
このように、スペーサ36が構成されることにより、支持部材20(図2)が天井面又は壁面等の取付面に取り付けられている状態で、後から、ソケット30をこの支持部材20に固定することができる。
なお、図示略としているが、支持部材20の裏面側から締結部材を挿入してソケット30を固定する場合、スペーサ36の孔部36aには、この締結部材の軸部が螺入される雌ネジが設けられ、スペーサ36の空間には締結部材の軸部が収容される。
このように、スペーサ36が構成されることにより、支持部材20(図2)が天井面又は壁面等の取付面に取り付けられている状態で、後から、ソケット30をこの支持部材20に固定することができる。
なお、図示略としているが、支持部材20の裏面側から締結部材を挿入してソケット30を固定する場合、スペーサ36の孔部36aには、この締結部材の軸部が螺入される雌ネジが設けられ、スペーサ36の空間には締結部材の軸部が収容される。
端子部60は、二つの切欠34を結ぶ線分と略直交する方向に、対向配置されている。 そして、図5に示されるように、ホルダ61と、バネ接点62と、留壁63(63a,63b,63c,63d)と、から構成されている。
このように構成される端子部60は、外部の商用電力がリード線31を介して入力され、接続する口金ピン41(図2)を介してランプ40にこの商用電力を供給するものである。
このように構成される端子部60は、外部の商用電力がリード線31を介して入力され、接続する口金ピン41(図2)を介してランプ40にこの商用電力を供給するものである。
ホルダ61は、リード線31の一端が係入される係入口71を両端に有し、側壁に設けられる突起72(図面の死角位置にも存在している)は、留壁63又は筒状リブ35に設けられている係合口73に係合する。
このように構成されるホルダ61は、その内部に保持されるバネ接点62と外部から接続されるリード線31とを保持するとともに、これらを外部に対して電気的に絶縁するものである。
また、実施形態においてリード線31は、二つある係入口71のうち片側だけを利用しているが、反対側の係入口71を用いて複数のソケット30を電気的に並列接続することができる。
このように構成されるホルダ61は、その内部に保持されるバネ接点62と外部から接続されるリード線31とを保持するとともに、これらを外部に対して電気的に絶縁するものである。
また、実施形態においてリード線31は、二つある係入口71のうち片側だけを利用しているが、反対側の係入口71を用いて複数のソケット30を電気的に並列接続することができる。
バネ接点62は、板状の弾性体である導電板の両端が折り曲げられて形成された端片74と、中央部分が湾曲して突起している当接片75と、リード線31の先端が挿入される係止孔76とから構成されている。
このように構成されるバネ接点62は、ホルダ61の係入口71を介して係止孔76にリード線31の素線が挿入されると、端片74の先端がこの素線の側面に弾接する。そして、このリード線31に挿入方向とは反対方向に力が作用しても、端片74の先端がこの素線の側面に食い込んで、このリード線31が抜けないようになっている。
このように構成されるバネ接点62は、ホルダ61の係入口71を介して係止孔76にリード線31の素線が挿入されると、端片74の先端がこの素線の側面に弾接する。そして、このリード線31に挿入方向とは反対方向に力が作用しても、端片74の先端がこの素線の側面に食い込んで、このリード線31が抜けないようになっている。
さらに、挿入口33の拡径円状孔にランプ40の口金ピン41(図2)を挿入し、溝孔に沿って変位させると、口金ピン41の側面が当接片75に当接し、バネ接点62を反発方向に弾性変形させる。
これにより、リード線31と口金ピン41とは電気的に導通し、ランプ40に商用電力が供給されることになる。
これにより、リード線31と口金ピン41とは電気的に導通し、ランプ40に商用電力が供給されることになる。
留壁63(63a,63b,63c,63d)は、フランジ32と一体成形され、その裏面に立設されている。これら留壁63は、ホルダ61をフランジ32の裏面に固定するとともに、バネ接点62が可逆的に弾性変形するようにその動きを案内する。
また、ソケット30は、他の実施形態として図6(A)(B)に示されるように、二つの分割体30A,30Bに分割して構成されてもよい。
このように構成されるソケット30の分割体30A,30Bは、それぞれ平面視で円弧状の筒状リブ35A,35Bが設けられている。その他の構成は、同じであるので同じ符号を付して、既にした説明を援用し改めて記載することを省略する。
このように構成されるソケット30の分割体30A,30Bは、それぞれ平面視で円弧状の筒状リブ35A,35Bが設けられている。その他の構成は、同じであるので同じ符号を付して、既にした説明を援用し改めて記載することを省略する。
このような分割体30A,30Bからなるソケット30は、切欠34(図4)が中央開口部38まで進展してフランジ32が二つに分断されたことに該当する。そして、図6(B)に示されるように、表面側から支持部材20の取付孔24(24a,24b)が、さらに良好に臨めるようになる。
さらに、これら分割体30A,30Bは、それぞれ同一物であるために、製造金型を共通化することができる。
さらに、これら分割体30A,30Bは、それぞれ同一物であるために、製造金型を共通化することができる。
本発明は前記した実施形態に限定されるものでなく、共通する技術思想の範囲内において、適宜変形して実施することができる。
例えば、実施形態においてソケット30は、支持部材20を介して天井面や壁面等の取付面に固定されているが、これら取付面に直接取り付けられる場合もある。
また、実施形態における端子部60の内部構成は例示であって、このような構成に限定されるものではない。
例えば、実施形態においてソケット30は、支持部材20を介して天井面や壁面等の取付面に固定されているが、これら取付面に直接取り付けられる場合もある。
また、実施形態における端子部60の内部構成は例示であって、このような構成に限定されるものではない。
10…照明装置、11a…留めネジ、11b…締結部材、20…支持部材、21…取付板、22…カバー固定部、23…ソケット固定部、24(24a,24b,24c)…取付孔、25…リード線引出孔、30…ソケット、30A,30B…分割体、31…リード線、32…フランジ、33…挿入口、34…切欠、35(35A,35B)…筒状リブ、36…スペーサ、36a…孔部、37…キー、38…中央開口部、40…ランプ、41…口金ピン、41a…太径部、41b…細径部、42…口金突起部、43…キー溝、50…カバー、51…接面片、52…螺刻面、53…側周面、54…照光面、60…端子部、61…ホルダ、62…バネ接点、63…留壁、71…係入口、72…突起、73…係合口、74…端片、75…当接片、76…係止孔。
Claims (4)
- 略円板扁平状のフランジと;
前記フランジの表面からランプの口金突起部が挿通するように形成される中央開口部と;
前記フランジの前記中央開口部の周囲に前記ランプの口金ピンが挿入するように形成される一対の挿入口と;
前記フランジの裏面に設けられ前記口金ピンに接続して前記ランプに電力を供給する端子部と;
前記フランジの裏面に前記端子部よりも高く形成されるスペーサと;
前記フランジの裏面に前記中央開口部の周縁から前記端子部よりも高く形成される筒状リブと;を備えることを特徴とするソケット。 - 略円板扁平状のフランジと;
前記フランジの表面からランプの口金突起部が挿通するように形成される中央開口部と;
前記フランジの前記中央開口部の周囲に前記ランプの口金ピンが挿入するように形成される一対の挿入口と;
前記フランジの裏面に設けられ前記口金ピンに接続して前記ランプに電力を供給する端子部と;
前記フランジの裏面に前記端子部よりも高く形成されるスペーサと;
前記フランジの前記一対の挿入口を結ぶ直線と略直交する位置に形成される切欠部と;を備えることを特徴とするソケット。 - 前記スペーサは、
前記フランジの表面又は裏面側から挿入される締結部材の一部を収容する空間と;
前記フランジの裏面又は表面側に向かって前記締結部材を貫通させる孔部と;を有する請求項1又は請求項2に記載のソケット。 - 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のソケットが固定されている前記支持部材と;
前記ソケットに装着されている前記ランプと;を備えることを特徴とする照明装置。
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