JP2531319Y2 - 車両用ドア開閉警告表示灯 - Google Patents

車両用ドア開閉警告表示灯

Info

Publication number
JP2531319Y2
JP2531319Y2 JP9330291U JP9330291U JP2531319Y2 JP 2531319 Y2 JP2531319 Y2 JP 2531319Y2 JP 9330291 U JP9330291 U JP 9330291U JP 9330291 U JP9330291 U JP 9330291U JP 2531319 Y2 JP2531319 Y2 JP 2531319Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
warning indicator
light emitting
metal plate
lamp body
light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP9330291U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0534046U (ja
Inventor
信夫 松川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koito Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Koito Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koito Manufacturing Co Ltd filed Critical Koito Manufacturing Co Ltd
Priority to JP9330291U priority Critical patent/JP2531319Y2/ja
Publication of JPH0534046U publication Critical patent/JPH0534046U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2531319Y2 publication Critical patent/JP2531319Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Emergency Alarm Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、自動車等の車両用ドア
の嵌合端面等の側面に接着又は着脱自在に取り付け、該
ドアの開閉状態を後続車両の運転者又は歩行者に警告す
るための車両用ドア開閉警告表示灯に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】車両用ドアの開閉に伴う警告表示灯とし
て、車体側の開口面と嵌合するドアの側部嵌合端面に細
長に形成された警告表示灯を装着して使用するものが提
案されている。この警告表示灯は、図9及び図10に示
すように、ウレタンゴム等の合成樹脂製によりリボン状
に形成した細幅の灯具ボディ51の長手方向に沿う上面
に発光部を構成するための開口52を形成したものであ
り、この開口52内に基板面に複数のチップ状発光素子
53,53…をハンダ付け54等により並列固定して成
る細幅のプリント基板55を接着内装し、その開口52
部から乳白色シリコーン等のコーティング材を注入して
弾性樹脂レンズ56を形成して成るものであり、上記発
光素子53を点灯又は点滅するように構成したものであ
る。この灯具ボディ51の内底部には、アルミ板等の形
状保持機能を有する金属板57を内装してあり、この金
属板57は、警告表示灯を車両のドア等の嵌合端面の形
状に対応して屈曲変形させた場合、該ドアの嵌合端面の
形状に沿って変形した警告表示灯の上記灯具ボディ51
の変形した形状を保持する形状記憶機能を呈するもので
あり、適宜灯具ボディ51の内底部に該灯具ボディ51
の弾性力によって挟持固定される構造に成っている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記従来の警
告表示灯は、車両のドア等の嵌合端面の形状に対応して
屈曲変形させて該嵌合端面に装着した場合、プリント基
板55上に並列固定するために発光素子53のハンダ付
け54部分を剥離又は断線させてしまうという問題を有
するものであった。
【0004】本考案は、上記問題に鑑みて創案されたも
のであり、凸凹面に対応して屈曲させて装着しても、警
告表示灯のプリント基板のハンダ付けが剥離することの
ない警告表示灯を提供することを目的とするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案に係る車両用ドア開閉警告表示灯は、灯具ボ
ディ内に、金属板と複数の発光素子を並列固定したプリ
ント基板とを内装し、該発光素子の前面を透光性樹脂材
で覆った警告表示灯であって、上記金属板の長手方向に
添う両側部において、上記発光素子の構成部位に対応す
る両端部に補強部を構成したことを要旨とするものであ
る。上記補強部としては、金属板の両側部から突縁を立
上げたり、又は金属板の両側部にプレス加工により凸又
は凹状のリブを形成することができる。または、切欠と
切欠との間に補強部を形成することもできる。
【0006】
【作用】上記構成によれば、金属板の両側縁に補強部を
構成してあるので、この警告表示灯を被取付面の形状に
対応して屈曲させて装着しても、金属板に構成した補強
部分で曲折せず、補強部以外の部分で曲折するため、こ
の補強部に位置するプリント基板上の発光素子及びその
ハンダ付け部分は保持され、該発光素子やハンダ付け部
分がプリント基板から剥離するなどの不具合を防止す
る。また、車体側のドアの側部嵌合端面の凸凹に応じて
装着することができるので、ドアの側部嵌合端面等の設
置箇所を選ばず、車体に対して使用目的に応じて装着す
ることができる。
【0007】
【実施例】以下、本考案に係る車両用ドア開閉警告表示
灯の実施例を図面に従って説明する。図1乃至図4は、
本考案に係る車両用ドア開閉警告表示灯に関する第一の
実施例を示すものである。図面において、1は車体側の
開口面と嵌合するドアの側部嵌合端面に装着して使用す
る細長に形成された警告表示灯である。この警告表示灯
1は、ウレタンゴム等の合成樹脂製によりリボン状に形
成した細幅の灯具ボディ2から成り、この灯具ボディ2
の長手方向に沿う上面には、発光部を構成するための開
口3を形成すると共に、内側に向かって拡開し、かつ開
口3下部に内側へ突出した縁4,4を形成した構造に成
っている。この灯具ボディ2の内底部にアルミ板等、形
状保持機能を有する金属板5を内装する。この金属板5
は、本考案に係る警告表示灯1を車両のドア等の嵌合端
面の形状に対応して屈曲変形をさせた場合、該ドアの嵌
合端面の形状に沿って変形した警告表示灯1の上記灯具
ボディ2の変形した形状を保持する形状記憶機能を呈す
るものであり、適宜灯具ボディ2の内底部に該灯具ボデ
ィ2の弾性力によって挟持固定される構造に成ってい
る。また、この金属板5の上面には、基板面に複数のチ
ップ状発光素子6,6…をハンダ付け等により並列固定
して成る細幅の可撓性プリント基板7を接着内装する。
この可撓性プリント基板7は、上記金属板5に対して部
分的に、例えば両端の一部のみ、又は所定間隔置きに固
定することにより、金属板5の板面との間に剥離部を形
成し、灯具ボディ2を屈曲変形させた場合に、上記可撓
性プリント基板7に対する曲げ応力を低減させ、基板面
に装着した発光素子6,6…等に対する電気的故障の原
因を排除する構造にすることも可能である。
【0008】本実施例では、金属板5の長手方向に沿う
両側部には、該金属板5上に重合するプリント基板7に
発光素子6の固定構成部位に対応する位置に複数の突縁
8,8…を曲折形成してある(図2及び図3参照)。而
して、図4に示すように、金属板5の上記突縁8,8…
の長さ範囲Aが補強部となり、突縁8と突縁8の中間位
置Bが曲折部となって容易に曲折することができるよう
になるため、プリント基板7上の発光素子6のハンダ付
け部分も曲折せず、基板面に装着した発光素子6,6…
等に対する電気的故障の原因を排除するようになってい
る。また、被取付面の凸凹に対応して警告表示灯1を容
易に装着することもできる。更に、この各突縁8,8…
が灯具ボディ2の開口3下部に内側へ突出した縁4,4
と係合して、金属板5が灯具ボディ2の開口3から飛び
出すことを防止しているので、警告表示灯1の屈曲時に
おける金属板5に重合固定したプリント基板7の灯具ボ
ディ2の開口3からの飛び出しをも防止する作用を奏す
る。上記発光素子6,6…は、可撓性プリント基板7上
に略等間隔に配置し、灯具全体が均等に輝光するように
構成すると共に、発光素子6,6間には所望により適宜
抵抗(図示していない)を配置してある。また、9は、
灯具ボディ1の端部から導出した電源接続用のリード線
である。
【0009】上記構成に成る灯具ボディ2内には、その
開口3部から乳白色シリコン等のコーティング材を注入
して弾性樹脂レンズ10を形成する。このとき、上記コ
ーティング材の一部が灯具ボディ2の内底部に侵入して
縁10aを形成し、固化後に樹脂レンズ10が灯具ボデ
ィ2の開口3部から抜け出ることを防止する。この樹脂
レンズ10は、上記発光素子6,6…の放射光を灯具ボ
ディ1外へ拡散出射すると共に、灯具ボディ2の開口3
部に対する防水機能を有するものである。而して、警告
表示灯1は、該樹脂レンズ10の拡散作用による発光部
の均一的な輝光を可能にするため、灯具ボディ2に内装
すべき発光素子6,6…の装着個数を削減することがで
きる。
【0010】図5及び図6は、スペーサーを示すもので
ある。11は、灯具ボディ2の端部に介装するスペーサ
ーであり、このスペーサー11は、上記リード線9を導
出するための挿通孔を穿設してなるものである。従来の
警告表示灯のスペーサーは、樹脂レンズ10がウレタン
製で柔軟性があるため、灯具ボディ2に対して外れ易い
ことに鑑み、本実施例では、スペーサー11も金属板5
の両縁部に形成した突縁8,8と係合するように縁1
2,12を形成して、警告表示灯1を曲折しても灯具ボ
ディ2からスペーサー11が外れないような構成になっ
ている。
【0011】上記構成に成る警告表示灯1は、灯具ボデ
ィ2の裏面に適宜両面テープ,可撓性を有するシート磁
石等の接着固定材を構成し、又はネジ止め等の方法によ
り、乗用自動車の開閉ドアの嵌合端面に装着して使用す
ることができる。而して、ドアの開閉によりON/OF
Fする押釦スイッチや電気的なセンサスイッチに連動し
て発光素子6,6…を点灯し、また所望により灯具ボデ
ィ2内や灯具ボディ2外に付設した点滅回路(図示して
いない)により該発光素子6,6…を点滅動作するよう
に構成し、更に上記点灯又は点滅動作後、所定時間を経
過した場合に該点灯又は点滅動作を自動的に停止するよ
うに構成することも可能である。また、車両のライティ
ングスイッチに連動させ、ライティングスィッチがON
のときにのみ、上記動作を行うように構成することもで
きる。
【0012】図7は、本考案に係る警告表示灯の第二の
実施例を示すものであり、上記第一の実施例と異なる部
分について説明する。本実施例においては、第一の実施
例における突縁8に代えて、金属板13の両側部の同位
置に切欠14,14…をそれぞれ形成したものである。
この金属板13を灯具ボディ2の内底部に内装すると共
に、その上面に発光素子6,6…や抵抗を搭載した可撓
性プリント基板7を重合固定し、更にその上面に灯具ボ
ディ2の開口3部からコーティング材を注入して樹脂レ
ンズ10を形成したものである。而して、警告表示灯1
を屈曲変形させた場合に、上記切欠14,14…が発光
素子6との間に形成してあるため、この切欠14,14
部分が曲折部となって優先的に曲折し、切欠14と切欠
14の中間位置Aが補強部となる。従って、プリント基
板7上の発光素子6のハンダ付け部分は曲折せず、基板
面に装着した発光素子6,6…等に対する電気的故障の
原因を排除するようになっている。
【0013】図8は、本考案に係る警告表示灯の第三の
実施例を示すものであり、上記第一の実施例と異なる部
分について説明する。本実施例においては、第一の実施
例における上記突縁8に代えて、金属板15の両側部の
同位置に、プレス加工等の方法により凸又は凹状のリブ
16,16…を突設したものである。而して、警告表示
灯1を屈曲変形させた場合に、リブ16,16…の形成
部分以外の位置Bが曲折部となって優先的に曲折するた
め、このリブ16,16…の形成部分Aが補強部となっ
て曲折しない。従って、プリント基板7上の発光素子6
のハンダ付け部分も曲折せず、基板面に装着した発光素
子6,6…等に対する電気的故障の原因を排除するよう
になっている。
【0014】
【考案の効果】本考案に係る車両用ドア開閉警告表示灯
は、以上のように構成したから、車両用のドアの嵌合端
面は勿論のこと、大きな凸凹のある面に対して警告表示
灯を屈曲して装着しても発光素子の電気的接続を断線さ
せることはなく、従来の自動車のドアにも適宜取り付け
て使用することができるため警告表示灯の汎用性を高め
ることができる。
【0015】また、発光素子が可撓性プリント基板面に
搭載されているので、断線事故が非常に少なく、製造方
法も極めて簡単であり、安価な警告表示灯を提供するこ
とができる等、本考案実施により得られる効果は極めて
大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る車両用ドア開閉警告表示灯を示す
一部切り欠いた平面図である。
【図2】図1におけるII−II線拡大断面図である。
【図3】本考案の第一の実施例を示すプリント基板を重
合する金属板の要部拡大斜視図である。
【図4】金属板の折り曲げ状態を示す側面図である。
【図5】スペーサーを示す側面図である。
【図6】スペーサーを示す正面図である。
【図7】本考案の第二の実施例を示す金属板とプリント
基板を示す平面図である。
【図8】本考案の第三の実施例を示す金属板とプリント
基板を示す平面図である。
【図9】従来の警告表示灯の構造を示す要部縦断面図で
ある。
【図10】従来の警告表示灯の構造を示す要部横断図で
ある。
【符号の説明】
1 警告表示灯 5 金属板 6 発光素子 7 プリント基板 8 突縁 10 樹脂レンズ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 灯具ボディ内に、金属板と複数の発光素
    子を並列固定したプリント基板とを内装し、該発光素子
    の前面を透光性樹脂材で覆った警告表示灯であって、 上記金属板の長手方向に添う両側部において、上記発光
    素子の構成部位に対応する両側部に補強部を構成したこ
    とを特徴とする車両用ドア開閉警告表示灯。
JP9330291U 1991-10-16 1991-10-16 車両用ドア開閉警告表示灯 Expired - Lifetime JP2531319Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9330291U JP2531319Y2 (ja) 1991-10-16 1991-10-16 車両用ドア開閉警告表示灯

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9330291U JP2531319Y2 (ja) 1991-10-16 1991-10-16 車両用ドア開閉警告表示灯

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0534046U JPH0534046U (ja) 1993-05-07
JP2531319Y2 true JP2531319Y2 (ja) 1997-04-02

Family

ID=14078552

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9330291U Expired - Lifetime JP2531319Y2 (ja) 1991-10-16 1991-10-16 車両用ドア開閉警告表示灯

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2531319Y2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009054048A1 (ja) * 2007-10-23 2009-04-30 Kazuhiro Miyashita 発光ダイオードを光源とする軟性発光帯
JP5603380B2 (ja) * 2012-07-26 2014-10-08 三菱電線工業株式会社 警告表示灯
JP6388297B2 (ja) * 2013-04-15 2018-09-12 Dnライティング株式会社 照明装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0534046U (ja) 1993-05-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH083962B2 (ja) 自動車用信号灯
JP2531319Y2 (ja) 車両用ドア開閉警告表示灯
JPH04215542A (ja) 車両用ドア開閉警告表示灯
JP2689781B2 (ja) 液晶表示器の照明構造及び組立構造
JP2011204387A (ja) フレキシブル基板のコネクタ接続構造
JPH0529160Y2 (ja)
JPH086613Y2 (ja) 車輌用標識灯
JPS6352418B2 (ja)
JPH0537577U (ja) 車両用ドア開閉警告表示灯
JPH0236712A (ja) 配線器具用プレート枠
JP4109961B2 (ja) 車両用ミラー装置
JPH0532119U (ja) 車両用ドア開閉警告表示灯
JPS6322689Y2 (ja)
JPS6133676Y2 (ja)
JPS6343497Y2 (ja)
KR0130289Y1 (ko) 발광 다이오드 렌즈 고정구조
JPH0119285Y2 (ja)
JP2779576B2 (ja) 車輌用標識灯の取付構造
JP2002036950A (ja) 光源ユニット
JP2008001292A (ja) ランプ取付構造
JPH0541452Y2 (ja)
JPH0116159Y2 (ja)
JPH0248734Y2 (ja)
JPH11198723A (ja) 車両用室内灯のグローブの取付け装置
JPH04328041A (ja) 車輌用標識灯の取付構造