JPH0541452Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0541452Y2
JPH0541452Y2 JP1989006211U JP621189U JPH0541452Y2 JP H0541452 Y2 JPH0541452 Y2 JP H0541452Y2 JP 1989006211 U JP1989006211 U JP 1989006211U JP 621189 U JP621189 U JP 621189U JP H0541452 Y2 JPH0541452 Y2 JP H0541452Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit board
printed circuit
lens body
cover body
concave portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1989006211U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0298401U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1989006211U priority Critical patent/JPH0541452Y2/ja
Publication of JPH0298401U publication Critical patent/JPH0298401U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0541452Y2 publication Critical patent/JPH0541452Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 本考案車輌用灯具を以下の項目に従つて詳細に
説明する。
A 産業上の利用分野 B 考案の概要 C 従来技術[第8図] D 考案が解決しようとする課題[第8図] E 課題を解決するための手段 F 実施例[第1図乃至第7図] F−1 第1の実施例[第1図乃至第6図] a 概要 b レンズ体 c カバー体 d プリント基板 e その他 F−2 第2の実施例[第7図] a レンズ体 G 考案の効果 (A 産業上の利用分野) 本考案は新規な車輌用灯具に関する。詳しく
は、凹部を有するレンズ体の該凹部をレンズ体に
超音波融着されるカバー体で覆い、上記凹部内に
発光ダイオードを多数配設したプリント基板を配
置した車輌用灯具であつて、カバー体によるレン
ズ体の凹部の密封性を向上させると共に、プリン
ト基板の保持を確実に、かつ、カバー体のレンズ
体への取着時にプリント基板に有害な振動が加わ
らないようにした新規な車輌用灯具を提供しよう
とするものである。
(B 考案の概要) 本考案車輌用灯具は、レンズ体に設けられた上
方に開口した凹部をレンズ体に超音波融着される
カバー体で覆い、上記凹部内に発光ダイオードを
多数配設したプリント基板を配置した車輌用灯具
であつて、上記プリント基板の下縁をレンズ体の
底部に形成された支持溝に係合すると共にプリン
ト基板の上縁とカバー体との間に弾性材料から成
る弾性体を介在させ、これによつて、カバー体に
よるレンズ体の凹部に密封性が向上し、かつ、カ
バー体をレンズ体に超音波融着する際の振動が弾
性体によつて殆ど遮断されてプリント基板に有害
な振動が伝わらないようにすることができる。
(C 従来技術)[第8図] レンズ体が有する凹部をカバー体で覆い、該凹
部内に発光ダイオードを多数配設したプリント基
板を配置して成る車輌用灯具があり、第8図にそ
のような構造を有する従来の車輌用灯具の一例a
を示す。
bはレンズ体であり上方に開口した凹部cを有
している。
dはカバー体であり、その周縁部がレンズ体b
の上部開口縁部に接着されている。
eはプリント基板であり、その前面側に多数の
発光ダイオードf,f,…(図面では1個だけ示
してある。)が取着されている。該プリント基板
eはその下縁部がレンズ体bの内底面に形成され
た係合溝gに係合され、また、上縁部がカバー体
dの下面に形成された係合溝hに係合されて、こ
れによつて閉塞された凹部c内に配置されてい
る。
iは凹部c内に設けられたレンズである。
(D 考案が解決しようとする課題)[第8図] ところで、上記した従来の車輌用灯具aにあつ
ては、プリント基板e等が配置される凹部cがレ
ンズ体bに接着により固定されるカバー体dによ
つて閉塞されるため、密封性が不充分であり、か
つ、経年変化により更に密封性が低下する惧れが
ある。
これを解決するためには、カバー体dを超音波
融着によりレンズ体bに固着することが考えられ
るが、超音波融着時の振動がプリント基板eに伝
わり、プリント基板eに支持されている発光ダイ
オードf,f,…等に悪い影響を及ぼす惧れがあ
る。
また、プリント基板eはその上下両縁部がそれ
ぞれレンズ体bとカバー体dに形成された係合溝
g,hに係合されて保持されるので、寸法精度上
の問題がある。即ち、両者の嵌め合わせがきつす
ぎると組み付け不能となり、逆に緩すぎるとプリ
ント基板eがガタ付き異音発生の原因となつた
り、発光ダイオードf,f,…に振動による悪影
響が生じたりする。
(E 課題を解決するための手段) 本考案車輌用灯具は、上記した課題を解決する
ために、レンズ体の上方に開口した凹部をレンズ
体に超音波融着されるカバー体で覆い、発光ダイ
オードを多数配設したプリント基板の下縁をレン
ズ体の底部に形成された支持溝に係合し、かつ、
プリント基板の上縁とカバー体との間に弾性材料
から成る弾性体を介在させたものである。
従つて、本考案車輌用灯具にあつては、カバー
体をレンズ体に対して超音波融着によつて取着し
てレンズ体の凹部を閉塞するものであるので凹部
の密封性が向上する。しかも、プリント基板とカ
バー体との間に弾性体が介在されているため、超
音波融着時の振動が該弾性体によつて吸収され
て、有害な振動がプリント基板に伝わることがな
い。
(F 実施例)[第1図乃至第7図] 以下に、本考案車輌用灯具の詳細を図示した各
実施例に従つて説明する。
(F−1 第1の実施例)[第1図乃至第6図] 第1図乃至第6図は本考案車輌用灯具の第1の
実施例を示すものであり、本考案を自動車の後部
スポイラーに取着される停止灯1に適用したもの
である。
(a 概要) 図中2は自動車の後部スポイラーであり、後端
部の下面に後方と下方に開口しかつ左右方向に長
い切欠3が形成され、該切欠3を補完するよう
に、停止灯1が取着されている。
(b レンズ体) 4はレンズ体であり、透明な熱可塑性の合成樹
脂で型成形により形成されている。尚、この灯具
1は停止灯であるので、レンズ体4はその機能色
である赤色に着色された着色透明とされている。
レンズ体4の底板5は後端(尚、灯具1に関し
て前後方向は、自動車の後方を前方とし自動車の
前方を後方とする。このことは次の第2の実施例
に関する記述でも同様である。)から前端に行く
に従つて徐々に上方へ行くように湾曲し、前端か
ら略3分の1位のところから湾曲が徐々に深くな
つて上方へ立ち上がつて行く形状をしている。
6は底板5の後端から略3分の1の位前方に寄
つたところから立設された後壁である。後壁6の
左右両側端部7,7は上方から見て略L字状に湾
曲し、その端縁7a,7aは後壁6のその余の部
分より前方に位置している。
8,8は底板5の両側縁のうち後壁6の両側端
縁7a,7aから前端までの部分から立設された
側壁であり、これら側壁8,8の上端、後壁6の
上端及び底壁5の前端は略同一の平面内にあるよ
うにされて上部開口縁を形成しており、これらに
よつて囲まれた部分に凹部9が形成されている。
そして、上記したレンズ体4の上部開口縁には
内側に浅い切欠10が形成されている。
底板5の内面のうち後壁6に近接した部分に複
数の突起11,11,…が左右方向に並んで、か
つ、適当に間隔を空けて形成されている。そし
て、各突起11,11,…には左右方向に延びる
係合溝12,12,…が形成されている。各係合
溝12,12,…は突起11,11,…の上面の
他左右両側面にも開口しているが、一方の端部に
形成された係合溝12aのみは一端側が閉塞され
ている。
13,13,…は上記突起11,11,…の間
の部分に形成された位置決め用の係合突起であ
る。
14,14は後壁6の両側端部7,7の外側に
沿つて底板5から立ち上げられたボス部であり、
その上端には一回り小さい突部14a,14aが
形成され、かつ、挿通孔15,15が形成されて
いる。尚、該ボス部14,14の内部は上記挿通
孔15,15より大径でかつ下端に開口した孔1
6,16が形成されている。
17は後壁6の左右方向における中央寄りの位
置に形成された引出孔である。
(c カバー体) 18は左右方向に長い略帯板状をしたカバー体
であり、レンズ体4の材料合成樹脂と同系統の合
成樹脂で形成されている。
カバー体18はレンズ体4の上部開口縁に形成
された切欠10内に嵌合される形状をしており、
該切欠10の高さより稍、例えば0.2mm程大きい
厚さを有している。
しかして、該カバー体18はレンズ体4の開口
縁に形成された切欠10に嵌合され、その状態で
超音波融着により、その全周がレンズ体4の上部
開口縁に固着される。尚、前述したように、カバ
ー体18の厚さを切欠10の高さより稍大きくし
てあるので、双方に若干の製造上の寸法誤差が生
じても超音波振動ホーンをカバー体18の周縁部
に確実に当接させることができ、確実な超音波融
着を行なうことができる。
(d プリント基板) 19はプリント基板であり、上下幅が小さく左
右方向に長い帯板状をしている。
該プリント基板19の下縁には適当な間隔を置
いて位置決め用の係合切欠20,20,…が形成
されている。
21,21,…はプリント基板19の前面に左
右方向に一列に並んで取着された発光ダイオード
である。
22はプリント基板19上のプリント導体と接
続されたコードである。
かかるプリント基板19は、カバー体18がレ
ンズ体4に取着される前に、その下縁部がレンズ
体4の底板5内面に形成された係合溝12a及び
12、12、…に係合され、更に、下縁の係合切
欠20,20,…がレンズ体4の底板5に形成さ
れた係合突起13,13,…と係合されてレンズ
体4に対する左右方向の位置決めが為される。
23はスポンジ、ゴム等の弾性材料から成る弾
性体であり、プリント基板19の上端縁とカバー
体18の下面との間で圧縮されている。
以上のようにして、プリント基板19はレンズ
体4とカバー体18とによつて挟着状に保持され
ている。
24はレンズ体4の後壁6に形成された引出孔
17に取着されたゴム製グロメツト、25はレン
ズ体4の底板5の後縁部上面に取着されたコネク
タであり、上記コード22はグロメツト24を通
して凹部9外に引き出されてコネクタ25に接続
されている。
(e その他) 26はプリント基板19の前側に発光ダイオー
ド21,21,…を前方に対して遮るように配設
されたレンズ部材であり、凸レンズ状の多数のレ
ンズ素子27,27,…が形成されている。
しかして、取付ねじ28,28がレンズ体4に
形成されたボス部14,14の孔16,16に下
方から挿入され、更に、挿通孔15,15に挿通
されてから、スポイラー2の切欠3上面に埋込状
に取着されたナツト29,29に螺合され、これ
によつて、スポイラー2の切欠3内に停止灯1が
取着される。
(F−2 第2の実施例)[第7図] 第7図は本考案車輌用灯具の第2の実施例30を
示すものであり、これも本考案を自動車用の後部
停止灯に適用したものである。
(a レンズ体) 31は透明な熱可塑性合成樹脂で形成されたレ
ンズ体であり、その前面部32の内面に発光ダイ
オード21,21,…から照射された光を制御す
るプリズムレンズ素子33,33,…が形成され
ている。
従つて、この後部停止灯30にあつては第1の
実施例1で使用されていたレンズ部材26は使用
されない。
尚、これ以外の点では上記第1の実施例1と同
様である。
(G 考案の効果) 以上に記載したところから明らかなように、本
考案車輌用灯具は、レンズ体に上方に開口した凹
部が形成されると共に該凹部内に発光ダイオード
を多数配設したプリント基板を配置し、凹部がレ
ンズ体の上部開口縁に超音波融着されるカバー体
によつて閉塞される車輌用灯具において、上記プ
リント基板の下縁をレンズ体の底部に形成された
支持溝に係合し、かつ、プリント基板の上縁とカ
バー体下面との間に弾性材料から成る弾性体を介
在させたことを特徴とする。
従つて、本考案車輌用灯具にあつては、カバー
体をレンズ体に対して超音波融着によつて取着し
てレンズ体の凹部を閉塞するものであるので凹部
の密封性が向上する。しかも、プリント基板とカ
バー体との間に弾性体が介在されているため、超
音波融着時の振動が該弾性体によつて吸収され
て、有害な振動がプリント基板に伝わることがな
い。
尚、上記した各実施例における具体的な構造
は、本考案の具体化の例を示したものにすぎず、
これらによつて本考案の技術的範囲が限定的に解
釈されるものではなく、本考案の趣旨を逸脱しな
い範囲で種々の変形が可能であることは云うまで
もない。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は本考案車輌用灯具の第1の
実施例を示すもので、第1図は一部を切欠いて示
す平面図、第2図は一部を切欠いて示す正面図、
第3図は第1図の−線に沿う拡大断面図、第
4図は第1図の−線に沿う拡大断面図、第5
図は第1図の−線に沿う拡大断面図、第6図
は使用例を示す斜視図、第7図は本考案車輌用灯
具の第2の実施例を示す拡大断面図、第8図は従
来の車輌用灯具の一例を示す拡大断面図である。 符号の説明、1……車輌用灯具、4……レンズ
体、9……凹部、12,12a……支持溝、18
……カバー体、19……プリント基板、21……
発光ダイオード、23……弾性体、30……車輌
用灯具、31……レンズ体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 レンズ体に上方に開口した凹部が形成されると
    共に、該凹部内に発光ダイオードを多数配設した
    プリント基板を配置し、凹部がレンズ体の上部開
    口縁に超音波融着されるカバー体によつて閉塞さ
    れる車輌用灯具において、 上記プリント基板の下縁をレンズ体の底部に形
    成された支持溝に係合し、かつ、プリント基板の
    上縁とカバー体下面との間に弾性材料から成る弾
    性体を介在させた ことを特徴とする車輌用灯具。
JP1989006211U 1989-01-23 1989-01-23 Expired - Lifetime JPH0541452Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989006211U JPH0541452Y2 (ja) 1989-01-23 1989-01-23

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989006211U JPH0541452Y2 (ja) 1989-01-23 1989-01-23

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0298401U JPH0298401U (ja) 1990-08-06
JPH0541452Y2 true JPH0541452Y2 (ja) 1993-10-20

Family

ID=31210252

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989006211U Expired - Lifetime JPH0541452Y2 (ja) 1989-01-23 1989-01-23

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0541452Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AT518266B1 (de) * 2016-02-24 2017-09-15 Zkw Group Gmbh Halterungsvorrichtung für ein elektronisches Bauteil

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63901A (ja) * 1986-06-18 1988-01-05 株式会社小糸製作所 照明装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63901A (ja) * 1986-06-18 1988-01-05 株式会社小糸製作所 照明装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0298401U (ja) 1990-08-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2610510B2 (ja) 車輌用灯具
JPH0612564Y2 (ja) 自動車用信号灯
US5700080A (en) Vehicular lamp
JPH083962B2 (ja) 自動車用信号灯
JP4262502B2 (ja) サイドウインカー付きのドアミラー
US6595670B2 (en) Mirror assembly for vehicle
JPH0541452Y2 (ja)
US5558423A (en) Headlights for motor vehicles
JP4230010B2 (ja) ヘッドランプの取付け構造
JPH07362Y2 (ja) 車輌用灯具
JPH0529160Y2 (ja)
JPH1059065A (ja) 自動車のライセンスランプ取付構造
JP4229737B2 (ja) サイドウインカー付きのドアミラー
CN210891456U (zh) 一种农用车转向灯
JPH0723304Y2 (ja) 自動車用バンパ内フォグランプ取付け構造
JPH0733294Y2 (ja) 車輌用灯具
JPH0668218U (ja) 自動車用信号灯
JPH0753210Y2 (ja) 車両用灯具
JP2596070Y2 (ja) 車輌用灯具
JP2550754Y2 (ja) 自動車用標識灯
JPH0729014Y2 (ja) 車両用灯具のシールパッキン構造
JPH0753209Y2 (ja) 車輌用灯具
JP4178062B2 (ja) サイドウインカー付きのドアミラー
JPS585282Y2 (ja) 二輪車用ヘツドランプ
KR0125725Y1 (ko) 자동차용 전조등조립체의 몰드 고정구조