JPS63901A - 照明装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は車体後部に配役さｆ′Ｌ後続車に対して警告等
を行う通称ハイマウントストップランプと呼ばれている
灯具などに冥施して好適な照明装置に関する。

〔従来の技術〕

道路交通上の安全確保のため後方車輌に警告等を行う照
明装置としてハイマクントストップランプが知られてい
る。これはリアウィンド付近の内側もしくは外側でドラ
イバの目の高さ位置に設置され、ブレーキ時に制動灯と
共に明るく点灯されることによ９後続車ドライバに注意
をよクー層喚起させ追突事故等を未然に防止するための
もので、通常第５図および第６図に示す如く構成されて
いる。すなわち、１は前面および底面が開放するハウジ
ング、２はハウジング１の前面開口部に配設された前面
レンズ、３はハウジング内に配設されブレーキ時に点灯
することにより前面レンズ２を後方よシ照明アる光源、
４は光源３から出た元を前方に反射させるリフレクタ、
５はノ・ウジング１の底面開口部を塞ぐ底板で、これら
によってハイマウントストップランブ６を構成し、リア
ウインド７の内側面適宜箇所にガスケッ卜（図示せず）
等を介して配設されている。前面レンズ２の内面には光
源３からの光を拡散させる多数の小さな凸・レンズから
なる拡散レンズ８が密集して形成されている。

光源３としては通常一般の電球が使用されているが、最
近では半導体技術の発達によシ輝度の高い発光ダイオー
ド（以下ＬＥＤと略す〕が開発され、しかも安価に入手
できるようになったことから、この覆のハイマウントス
トップランブ６にも電球の代りにＬＥＤの使用が検討さ
れるに至っておシ、その一例として第７図に示すものが
知られている。すなわち、１０は前面レンズ、１１はプ
リント基板で、この基板１１上に多数のＬＥＤ１２が所
定の間隔をおいて配列されている。１３は前面レンズ１
０とプリ／ト基板１１との間に介在されたＬＩＥＤ画成
部材で、との画成部材１３は貫通孔からなシ各ＬＥＤ１
２　を収萌画成する多数の収納凹部１４を有し７、その
前面側開口部内壁面が回転放物面状の反射而１５を構成
している。なお、１　６ａ　．　１　６ｂ　　はリード
線である。

〔発明が解決しようとする問題点〕

ところで、第５図および第６図に示した一般の電球を使
用したハイマウントストップランプ６においては、光源
３に対応する部分が明るく照射され、光源３から遠ざか
るにしたがって徐々に暗く々り、均一照明という点で問
題があった。

これに対して第７図のＬｌｉＤ１２　　を使用したラン
プにおいては、多数のＬＥＤ　１　２　によ９前面レン
ズ１０をその全面に亘ってほぼ均一に照明することがで
きるという利点を有している。しかし、第７図構造にお
いてはＬεＤ画成部材１３の前面１Ｔを前面レンズ１０
の裏面に密接させているので、前記前面１７が各収納凹
部１４を仕切Ｑ，また前面レンズ１０を通して視認され
、しかも点灯時には暗部を形成するという不都合があっ
た。

このような不都合を解決する方法としてはＬｇＤ′＃ｉ
放部材１３を前面レンズ１０から離間させればよいわけ
であるが、単にそうしただけではＬＥＤ１２から出た光
のうち反射面１５に当らず斜め上方および斜め下方に向
う光はハウジングの天井面と内底面を照射して前面レン
ズ１０の照明には何ら寄与せず、したがって光の有効利
用という点で問題があった。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明に係る照明装置は上述したような問題点を解決す
べくなされたもので、ハウジング内にその長手方向に多
数のＬＥＤを少なくとも一列に配列し、前面側開口部内
壁面が反射面を構成する多数の収納凹部を有するＬＥＤ
画成部材を前記ハウジング内に配設し、その各凹部内に
前記ＬＥＤをそれぞれ収納配置し、前記収納凹部をその
一部が互いに重なり合うように設けることによシ丁ぺて
の収納凹部を一連に連通させたものである。

〔作　用〕

本発明においては収納凹部がＬＥＤ画成部材の表面側に
て一連に連通しているので、境部が暗部を形成せず、ま
た各収納凹部の内壁で隣接する収納凹部とは重なり合わ
ずＬＥＤ画底部材の長手方向と直交する方向に対向する
対向壁部がつい立てとして機能し、光の損失を軽減する
。

〔実施例〕

以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明
する。

第１図は本発明をハイマウントストップランプに適用し
た場合の一実施例を示す側断面図、第２図は同ランプの
一部破断正面図、第３図は第２図■−■線拡大断面図、
第４図は第２図ＩＶ−１１／線拡大断面図である。本実
施例は車体２０の外部にハイマウントストップランプ２
１を設置した例を示す。ハイマウントストップランブ２
１は、押出成形等によって形灰され車体の左右方向に長
く延在するＡｔ等からなる上板２２と、上面が開放し車
体の左右方向に長く形成され前記上板２２と共にハウジ
ング２４を構成する下ケース２３とを備え、このハウジ
ング２４内にインナーレンズ２５と、プリント基板２６
と、このプリント基板２６の表面に実装された多数のＬ
ｌｌ：：Ｄ２７と、各ＬεＤ２７を収紡画成するＬＥＤ
画成部材２８が収納配置されている。

前記上板２２の下面前半部には前記下ケース２３の上端
開口部が嵌合される矩形枠状の嵌合溝２９と、複数個の
ねじ取付部３０が設けられている。

前記下ケース２３は透光性のプラステック材科もしくは
ガラスに二って形成されることによ）、その前面板が前
面レンズ３１を構成し、上端開口部が前記嵌合溝２９に
ガスケット３３を介して嵌め込まれ、かつＶＮ剤によっ
て固定されている。

下ケース２３の底面板には複数個のねじ取付用孔３４が
前記ねじ取付部３０に対応して形成されている。ハイマ
ウントストップランプ２１を車体２０に固定する止めね
じ３５は該車体２０の下方よ夛前記ねじ取付用孔３４を
通して前記ねじ取付部３０にねじ込まれている。

前記インナーレンズ２５は前記前面レンズ３１の後方に
これを平行に対向するように配設されてお夛、その表面
には多数の小さな凸レンズからなる拡散レンズ３６が密
集して形成されている。一方、裏面には多数の集ブ０レ
ンズ３７がインナーレンズ２５の長手方向（左右方向〕
に密集して形成されている。集光レンズ３７は前記各Ｌ
Ｉｌ２７に対して２個ずつ対応づけられるように設けら
れるもので、上下方向に長い凸レンズを構成している。

前記プリント基板２６ぱ前記インナーレンズ２５の後方
に所定の間隔をおいて配設され、表面に前記ＬｇＤ画成
部材２８が配設されている。ＬＦＪＤ画成部材２８は不
透明なプラスチック材料によってすべてのＬＥＤ２７に
対応するように左右方向に長く形成され、各ＬＥＤ２γ
をそれぞれ独立に収納する多数の収納凹部３９を備えて
いる。収納凹部３９はＬＬＥＤ画成部材２８の前後面に
開口する貫通孔からな多、その前面側開口部内壁面は回
転放物面状の反射面４０を構成している。また、各収納
凹部３９は、前記ＬＥＤ画成部材２８の前面２８ａ側で
互いに隣接するもの同士がその一部が重なシ合うように
形成されることによ）、その重なり合った部分が比較的
深い段差部４１をそれぞれ形成し、この段差部４１によ
ってすべての収納凹部３９をＩＬＥＤ画成部材２８の表
面２８ａ側にて一連に連通させている。また前記段差部
４１の形成に伴い各収納凹部４０の前面開口部側内壁面
で、ＬＥＤ画成部材２８の長手方向と直交する方向に対
向する、すなわち上下に対向する対向壁部４２ａ，４２
ｂは、つい立てとして機能し、Ｉ，ＥＤ２７から出た光
のうち斜め上方および斜め下方に向う光を効果的に反射
させる。前記段差部４１と対向壁部４２ａ，４２ｂは前
記収納凹部３９の前面側開口部を周方向に４等分する如
く形戊されることにより、それぞれ略９０’のＲ囲に亘
っている。

前記収納凹部４０の前面側開口部径、すなわち前記対向
壁部４２ａ，４２ｂの口径Ｒは、前記インナーレンズ２
５の集光レンズ３７の長さＬと略同一に設定されている
。ＬＥＤ２７は、その中心Ｏが前記回転放物反射面４０
の焦点とほぼ一致するように配設されている。前記回転
放物反射面４０は第４図に示すように前記段差部４１の
底部を境としてその上方部分と下方部分の曲率が異なる
ことにより、２段構成の反射面を構成１／　、これによ
ってＬＥＤ画成部材２８の厚みを大きくすることなく、
換言すれば反射面４０の深さを深くすることなく、前記
口径Ｒの増大化を計っている。

このような構成からなるハイマウントストップランプに
おいて、各ＬＥＤ２７から出射した光のうち前方に向う
直射光はインナーレンズ２５を透過し前面レンズ３１を
照射する。この時、インナーレンズ２５の集光レンズ３
７によって集光されかつ拡散レンズ３６によって拡散さ
れることによシ、前面レンズ３１をほぼ均一な明るさで
もって照射する。一方、反射面４０Ｋよって反射した反
射光は光軸とほぼ平行な平行元となって前方に進み、同
様にインナーレンズ２５を透過して前面レンズ３１を照
射する。

ここで、収納凹部３９は段差部４１によって互いに連通
しているので、境部が暗部となって前面レンズ３１に現
われず、照明効果を向上させる。

また、斜め上方および斜め下方に向う光を対向壁部４２
ａ，４２ｂ　によって前方に反射でせるため、光の損失
が少なく、前面レンズ３１を良好かつ効果的に照明する
。

な２、上記実施例はインナーレンズ２　５　′ｆｔ：設
ｈた場合について説明したが、本発明はこれに何ら特定
されるものではなく、インナーレンズ２５を省略するこ
とも可能で、その場合第７図に示した従来装置のように
前面レンズ３１の裏面にＬＥＤ画成部材２８を密接配置
したとしても、段差部４１のため収納凹部３９が互いに
仕切られることがなく暗部の発生を心配する必要がない
ことは上記実施例と同様である。

また、上記実施例は反射面４０を回転放物面に形成した
が、これに限らず円錐形，角錐形等の反射面であっても
よい。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明に係る照明装置は、互いに隣
接するＬＥＤ用収納凹部の一部をＬｌｌａ画成部材の前
面側にて重ね合わせ、この重なシ合う部分を段差−部と
し、これによってすべての収納凹部を一連に連通させた
ので、照明装ｊ〆を前方から視認した際、隣接する収納
凹部の境部が暗部を形成せず、前面レンズの全面をほぼ
均一な明るさで照明し、照明効果を向上させる。１た、
各収納凹部の前面側開口部内壁面で、前記段差部以外の
部分、すなわちＬＥＤの配列方向と直交する方向に対向
する対向壁部はつい立てとしての役目を果し光を反射さ
せるので、光の損失も少ないなど、その効果は大である
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明をハイマウントストップランプに適用し
た場合の一実施例を示す側断面図、第２図は同ランプの
一部破断正面図、第３図は第２図Ｉ−ＩＩＩ線拡大断面
図、第４図は第２図Ｉｔ／−Ｍ線拡大断面図、第５図お
よび第６図は従来のハイマウントストップランプの一例
を示す斜視図および側断面図、第７図はさらにノ−イマ
ウントストップランプの他の従来例を示す要部断面図で
ある。 ２，１０．３１・・・●前面レンズ、１０．２７・　●
　番　・ＬＥＤ，１１．２６　　・　番　・　●プリン
ト基板、１３，２８●修・●ＬＥＤ画成部材、１４，３
９・・・・収納凹部、１５，４０・・・・反射面、２３
−●●―下ケース、２４・・Φ●ハウジング、２５●−
●●インナーレンズ、４１−●●・段差部。 第３図 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ハウジングと、ハウジングの前面開口部を塞ぐ前面レン
   ズと、このハウジング内に該ハウジングの長手方向に少
   なくとも一列に配列された多数のＬＥＤと、同じく前記
   ハウジング内に配設されて前記各ＬＥＤを収納する多数
   の収納凹部が設けられ、かつ各収納凹部の前面側開口部
   内壁面が反射面を構成するＬＥＤ画成部材とを備え、前
   記収納凹部はその隣接するもの同士がその一部において
   互いに重なり合うことにより前記ＬＥＤ画成部材の表面
   側において一連に連通していることを特徴とする照明装
   置。