JP2000133013A - Ledを光源とする車両用灯具 - Google Patents

Ledを光源とする車両用灯具

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JP2000133013A
JP2000133013A JP10309973A JP30997398A JP2000133013A JP 2000133013 A JP2000133013 A JP 2000133013A JP 10309973 A JP10309973 A JP 10309973A JP 30997398 A JP30997398 A JP 30997398A JP 2000133013 A JP2000133013 A JP 2000133013A
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Japan
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led
guide plate
light
light guide
lamp
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JP10309973A
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English (en)
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Michiyoshi Shinozuka
徹孔 篠塚
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Ichikoh Industries Ltd
Original Assignee
Ichikoh Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 LEDランプの配置位置における点光りの問
題を緩和する。 【解決手段】 LEDを光源とする車両用灯具におい
て、LED基板2の前面に裏面25aを反射面とし表面
25bを光透過面とした所定厚の導光板25を配置す
る。導光板25に貫通形成した各挿入孔26に、LED
ランプ3をそれぞれ裏側から挿入して、LEDランプ3
の半球状レンズ部4aを、導光板25の表面25bより
突出させる。導光板25の板厚L2の範囲内にLEDラ
ンプ3の透明パッケージ4内のLEDチップ5が位置す
るように、導光板25の配置高さ寸法L3を設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のテールラン
プやストップランプに使用される、LED(Light
Emitting Diode=発光ダイオード)を
光源とする車両用灯具に関する。
【0002】
【従来の技術】図2(a)に従来のLEDを光源とした
車両用灯具1の一例を示す。この車両用灯具1では、多
数(図では便宜上、1個のみ示してある)のLEDラン
プ3を搭載したLED基板2を、図示しない灯具ハウジ
ング内に配置し、灯具ハウジングの前面に設けたアウタ
ーレンズ6を通して、LEDランプ3の光を外部に照射
させるようにしている。
【0003】ここでLEDランプ3は、半球状レンズ部
4aを先端に持つ透明パッケージ(エポキシ樹脂等より
なる)4の内部にLEDチップ5を内蔵した構造のもの
であり、半球状レンズ部4aを通して指向性の強い光を
照射するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の灯具
1において、光源として使用している各LEDランプ3
は、先端の半球状レンズ部4aにより照射光の指向性を
強めるようにしているので、縦横に多数並べて面状の光
源を構成しようとした場合に、アウターレンズ6を通し
ながらでも、図2(b)に示すように、LEDランプ3
の配置位置が強い点光りに見えてしまうという問題があ
った。
【0005】図2(b)中、符号10で示す部分が、ア
ウターレンズ6の外から見て点光り状に強く光って見え
る中心光である。従って、前記灯具1をテールランプや
ストップランプに適用した場合は、多数のLEDランプ
3の配置位置で点光りが強調され過ぎてしまう結果、機
能的に不都合を生じたり、見栄えが悪くなったりする等
の問題があった。
【0006】本発明は、上記事情を考慮し、LEDラン
プの配置位置における点光りの問題を緩和し、テールラ
ンプやストップランプとして使用した場合の機能を十分
に満足させることができると共に見栄えも良好な、LE
Dを光源とする車両用灯具を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、半球
状レンズ部を先端に持つ透明パッケージの内部にLED
チップを内蔵したLEDランプを、光源としてLED基
板に多数搭載した車両用灯具において、前記LED基板
の前面に、裏面を反射面とし表面を光透過面とした所定
厚の導光板を配置し、該導光板に貫通形成した各挿入孔
に前記LEDランプをそれぞれ裏側から挿入して該各L
EDランプの半球状レンズ部を導光板の表面より突出さ
せ、且つ、前記導光板の板厚の範囲内に前記挿入孔に挿
入されたLEDランプの透明パッケージ内のLEDチッ
プが位置するように、導光板の配置高さを設定したこと
を特徴とする。
【0008】この発明の車両用灯具では、LEDランプ
から出た光のうち、半球状レンズ部の中央部分を通って
前方に向かう光は、そのまま前方を指向して進み前方空
間を照らすが、半球状レンズ部の周辺部や透明パッケー
ジの側方から外へ漏れ出る光も、LEDランプを挿入し
てある挿入孔の内周壁から導光板の内部に入り込み、導
光板の裏面の反射面で跳ね返って前方をぼんやり照らす
ことになる。
【0009】従って、LEDランプの配置位置の中心部
では、指向性の高い強い光が出射されるものの、その周
囲を取り囲むようにして、ぼんやりとした周辺光の領域
ができ、強調された中心光だけの単なる点光りとは違っ
て、柔らかい周辺光を同時に含んだ光が前方に届くよう
になる。このため、LEDランプの配置面全体に平均し
た照光を得ることができ、機能的な照明状態を作り出せ
るとともに、見栄えも良好になる。
【0010】請求項2の発明は、請求項1記載のLED
を光源とする車両用灯具であって、前記導光板が透明プ
ラスチック板の裏面に反射面として白色塗料を塗布した
ものであることを特徴とする。
【0011】導光板を、白色塗料を片面に塗布した透明
プラスチック板で構成したので、簡単で安価な構造によ
り、点光り現象を緩和することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0013】図1(a)は、実施形態の車両用灯具21
の一部を示す断面図である。図1において、符号2で示
すものはLED基板であり、該LED基板2上には、縦
横に適当な間隔をおいて、光源としての多数(図では便
宜上、1個のみ示してある)のLEDランプ3が配列さ
れている。
【0014】LED基板2は、図示しない灯具ハウジン
グ内に配置され、灯具ハウジングの前面には、必要に応
じて適当なレンズカットを施したアウターレンズ6が配
されている。そして、アウターレンズ6を通して、LE
Dランプ3の光が外部前方へ向けて照射されるようにな
っている。
【0015】LEDランプ3は、半球状レンズ部4aを
先端に持つ透明パッケージ(エポキシ樹脂等よりなる)
4の内部にLEDチップ5を内蔵した通常良く知られた
構造のものであり、半球状レンズ部4aを通して、指向
性の強い光を前方に向けて照射するようになっている。
【0016】LED基板2の前面には、寸法L3の間隔
をおいて所定厚さL2の導光板25が配置されている。
この導光板25は、裏面25aを白色塗料を塗布した反
射面とし、表面25bを光透過面とした所定厚の透明プ
ラスチック板よりなる。導光板25には、LEDランプ
3の配置位置に多数の挿入孔26が貫通形成されてお
り、各挿入孔26にLEDランプ3がそれぞれ裏側から
挿入されている。
【0017】そして、各LEDランプ3の半球状レンズ
部4aが導光板25の表面より突出し、且つ、導光板2
5の板厚L2の範囲内に、挿入孔26に挿入されたLE
Dランプ3の透明パッケージ4内のLEDチップ5が位
置するように、導光板25の配置高さ、つまり寸法L3
が設定されている。
【0018】ここでは、LEDランプ3の先端レンズ部
4aのR止まり(球面状湾曲の終わる位置)にちょうど
導光板25の表面の高さが一致するように、R止まりか
ら基板までの距離をL1とすると、L3=L1ーL2に
設定されている。
【0019】次に作用を説明する。
【0020】この車両用灯具21において、LEDラン
プ3を点灯すると、LEDランプ3から出た光のうち、
半球状レンズ部4aの中央部分を通って前方に向かう光
は、そのまま前方を指向して進み、前方空間を照らす
(矢印Aで示す光)。一方、半球状レンズ部4aの周辺
部や透明パッケージ4の側方から外へ漏れ出る光は、L
EDランプ3を挿入してある挿入孔26の内周壁から導
光板25の内部に入り込み、導光板25の裏面25aの
反射面で跳ね返って前方をぼんやり照らすことになる
(矢印Bで示す光)。
【0021】従って、図1(b)に示すように、LED
ランプ3の配置位置の中心部では、指向性の高い強い光
(中心光10)が出射されるものの、その周囲を取り囲
むようにして、ぼんやりとした周辺光11の領域がで
き、単なる点光りとは違った、柔らかい周辺光も同時に
前方に届くようになる。つまり、発光範囲が広がって、
LEDランプ3の配置面全体に平均した照明光を得るこ
とができる。その結果、機能的な照明状態を作り出せる
とともに、見栄えも良くなる。
【0022】この場合、構造的には、白色塗料を片面に
塗布した透明プラスチック板を導光板25として配置す
るだけであるから、安価に実現することができる。
【0023】なお、導光板25はガラスで構成してもよ
いし、導光板25の裏面の反射面は上述のように白色塗
料を塗布して作る代わりに、表面加工による微小凹凸に
より形成してもよい。また、導光板の内部や表面に光散
乱手段を設けてもよい。いずれにしろ、導光板25の内
部に入り込んだ光が前方に出ていくような構成を取るこ
とが必要である。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、LEDランプを導光板の挿入孔に挿入して、先
端の半球状レンズ部のみを導光板の表面から突出させた
構成としているので、LEDランプの配置位置の中心部
で、指向性の高い強い光を出射させることができると同
時に、導光板の作用により、LEDランプの中心部を取
り囲むように、ぼんやりとした周辺光の領域を作ること
ができる。従って、強調された中心光だけの単なる点光
りとは違って、柔らかい周辺光を同時に含んだ光で前方
を照らすことができるようになり、LEDランプの配置
面全体に平均した照明光を得ることができて、テールラ
ンプやストップランプとして使用した場合、機能的な照
明状態を作り出せるとともに、見栄えを良好にすること
ができる。
【0025】請求項2の発明によれば、導光板を、白色
塗料を片面に塗布した透明プラスチック板で構成してい
るだけであるから、安価に実現が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の車両用灯具を示し、(a)
はその一部の断面を示す図、(b)はアウターレンズ越
しに見える光の状態を示す正面図である。
【図2】従来の車両用灯具を示し、(a)はその一部の
断面を示す図、(b)はアウターレンズ越しに見える光
の状態を示す正面図である。
【符号の説明】
2 基板 3 LEDランプ 4 透明パッケージ 4a 半球状レンズ部 5 LEDチップ 10 点光りに見える中心光 11 ぼんやりと見える周辺光 21 車両用灯具 25 導光板 25a 裏面(導光板の) 25b 表面(導光板の) 26 挿入孔(導光板の) L2 板厚(導光板の) L3 配置高さ寸法(導光板の)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半球状レンズ部を先端に持つ透明パッケ
    ージの内部にLEDチップを内蔵してなるLEDランプ
    を、光源としてLED基板に多数搭載した車両用灯具に
    おいて、 前記LED基板の前面に、裏面を反射面とし表面を光透
    過面とした所定厚の導光板を配置し、 該導光板に貫通形成した各挿入孔に前記LEDランプを
    それぞれ裏側から挿入して該各LEDランプの半球状レ
    ンズ部を導光板の表面より突出させ、 且つ、前記導光板の板厚の範囲内に前記挿入孔に挿入さ
    れたLEDランプの透明パッケージ内のLEDチップが
    位置するように、導光板の配置高さを設定したことを特
    徴とするLEDを光源とする車両用灯具。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のLEDを光源とする車両
    用灯具であって、 前記導光板が、透明プラスチック板の裏面に反射面とし
    て白色塗料を塗布したものであることを特徴とするLE
    Dを光源とする車両用灯具。
JP10309973A 1998-10-30 1998-10-30 Ledを光源とする車両用灯具 Abandoned JP2000133013A (ja)

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Effective date: 20060928