JP2000322905A - 車両用標識灯 - Google Patents

車両用標識灯

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JP2000322905A
JP2000322905A JP11136293A JP13629399A JP2000322905A JP 2000322905 A JP2000322905 A JP 2000322905A JP 11136293 A JP11136293 A JP 11136293A JP 13629399 A JP13629399 A JP 13629399A JP 2000322905 A JP2000322905 A JP 2000322905A
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元 前川
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    • F21LIGHTING
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    • F21S43/255Filters

Abstract

(57)【要約】 【課題】 インナレンズを備えた車両用標識灯におい
て、灯具の見映えを高める。 【解決手段】 アウタレンズ16とリフレクタ14の反
射面14aとの間に位置するようにして設けられたイン
ナレンズ18に、リフレクタ14の光軸Axを囲む環状
壁18Aを形成し、その内側領域18Bと外側領域18
Cとを互いに異なるレンズ凹凸形状で形成する。すなわ
ち、内側領域18Bはこれを素通しレンズで構成する一
方、外側領域18Cにはその後面に格子状に区分けされ
た複数のレンズ素子18Csを全面にわたって形成す
る。これにより灯具前方から灯室内を観察したとき、環
状壁18Aを境にその内側領域18Bと外側領域18C
とで見え方を大きく異なったものとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、インナレンズを
備えた車両用標識灯に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に車両用標識灯は、図3に示すよう
に、光源バルブ102と、この光源バルブ102からの
光を前方へ反射させる反射面104aを有するリフレク
タ104と、このリフレクタ104の前方に設けられた
アウタレンズ106とを備えているが、同図に示すよう
に、アウタレンズ106と反射面104aとの間に位置
するようにしてインナレンズ108が設けられたものも
知られている。そして、このようにインナレンズ108
を備えた車両用標識灯を採用することにより、インナレ
ンズ108に拡散レンズ素子108sを形成する一方、
アウタレンズ106を素通しレンズとすることができ、
これにより通常の灯具とは異なる灯具意匠を得ることが
可能となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の車両用標識灯においては、単にインナレンズ108
が平面あるいは単一曲面で構成されているに過ぎないの
で、灯具前方から灯室内を観察したときの見え方が平面
的で単調となり灯具の見映えがあまり良くない、という
問題がある。
【0004】本願発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたものであって、インナレンズを備えた車両用標識灯
において、灯具の見映えを高めることができる車両用標
識灯を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願発明は、インナレン
ズの構成に工夫を施すことにより、上記目的達成を図る
ようにしたものである。
【0006】すなわち、本願発明に係る車両用標識灯
は、光源バルブと、この光源バルブからの光を前方へ反
射させる反射面を有するリフレクタと、このリフレクタ
の前方に設けられたアウタレンズと、このアウタレンズ
と上記反射面との間に位置するようにして設けられたイ
ンナレンズと、を備えてなる車両用標識灯において、上
記インナレンズに上記リフレクタの光軸を囲む環状壁が
形成されるとともに、該インナレンズにおける上記環状
壁の内側領域と外側領域とが互いに異なるレンズ凹凸形
状で形成されている、ことを特徴とするものである。
【0007】上記「反射面」の具体的構成は特に限定さ
れるものではなく、滑らかな曲面で構成されたものであ
ってもよいし、複数の反射素子で構成されたものであっ
てもよい。
【0008】上記「環状壁」は、リフレクタの光軸を囲
むように形成されたものであれば、その具体的形状は特
に限定されるものではない。
【0009】上記「内側領域」および「外側領域」は、
互いに異なるレンズ凹凸形状で形成されたものであれ
ば、これら各領域の具体的なレンズ凹凸形状は特に限定
されるものではなく、例えば、一方が縦縞状、他方が横
縞状にレンズ素子が形成されたもの、一方が縦縞状また
は横縞状、他方が格子状にレンズ素子が形成されたも
の、いずれか一方が素通しレンズ状に形成されたもの、
等が採用可能である。
【0010】
【発明の作用効果】上記構成に示すように、本願発明に
係る車両用標識灯は、アウタレンズとリフレクタの反射
面との間に位置するようにしてインナレンズが設けられ
ているが、このインナレンズにはリフレクタの光軸を囲
む環状壁が形成されるとともに、その内側領域と外側領
域とが互いに異なるレンズ凹凸形状で形成されているの
で、灯具前方から灯室内を観察したとき、環状壁を境に
その内側領域と外側領域とで見え方を大きく異なったも
のとすることができる。
【0011】したがって、本願発明によれば、インナレ
ンズを備えた車両用標識灯において灯具の見映えを高め
ることができる。
【0012】上記構成において、インナレンズの内側領
域を略素通しレンズで構成するとともに、リフレクタの
反射面におけるインナレンズの内側領域の後方に位置す
る反射領域に複数の反射素子を形成するようにすれば、
インナレンズの内側領域においてはインナレンズを透し
て奥の方に反射面が見えることとなるので、灯具に奥行
き感を持たせることができる。また、灯具点灯時におい
ても、インナレンズの外側領域とその内側領域の奥のほ
うに位置する反射面とが前後方向にオフセットした位置
で発光することとなるので、灯具に奥行き感を持たせる
ことができる。しかも、インナレンズの内側領域の後方
に位置する反射領域に複数の反射素子が形成されている
ことにより、該内側領域を略素通しレンズで形成するよ
うにしても所要の灯具配光性能を確保することができ
る。上記「略素通しレンズ」の概念には、完全な素通し
レンズのみならず、素通しレンズに多少のレンズ素子が
形成されたものも含まれる。
【0013】また、上記構成において、環状壁の内周面
および外周面のうち少なくともいずれか一方に反射処理
を施すようにすれば、その光反射作用により環状壁の存
在を強調することができるので灯具の立体感を高めるこ
とができる。上記「反射処理」の具体的方法は特に限定
されるものではなく、例えば吹付け塗装やアルミ蒸着等
の反射処理方法が採用可能である。
【0014】さらに、上記構成において、インナレンズ
を着色レンズ(例えば、赤色レンズやアンバ色レンズ
等)で構成するとともに、アウタレンズをクリアレンズ
(無色透明レンズ)またはスモークレンズ(やや褐色を
帯びた透明レンズ)で構成すれば、アウタレンズを透し
てインナレンズが見えやすくなり、かつインナレンズ自
体も目立つので、インナレンズの内側領域と外側領域と
の見え方の差を強調することができ、これにより灯具の
見映えを一層高めることができる。
【0015】上記「インナレンズ」は、その内側領域と
外側領域とを面一で形成するようにしてもよいし、前後
方向にオフセットするように形成してもよいが、内側領
域を外側領域に対して前方側へオフセットするように形
成すれば、光源バルブとインナレンズとの間隔をある程
度大きな値に設定することができるので、光源バルブが
発生する熱によりインナレンズが変形してしまうおそれ
を回避した上で、インナレンズの内側領域と外側領域と
の見え方の差を強調することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて、本願発明の
実施の形態について説明する。
【0017】図1は、本願発明の一実施形態に係る車両
用標識灯10を示す正面図であり、図2は、そのII-II
線断面図である。
【0018】これらの図に示すように、この車両用標識
灯10は、テールランプ&ストップランプであって、光
源バルブ12と、この光源バルブ12からの光を前方
(灯具としての前方であって車両としては後方。以下同
様)へ反射させる反射面14aを有するリフレクタ14
と、このリフレクタ14の前方に設けられたアウタレン
ズ16と、このアウタレンズ16と反射面14aとの間
に位置するようにして設けられたインナレンズ18とを
備えてなっている。
【0019】この車両用標識灯10は、略矩形の外形形
状を有しており、その外周縁部においてアウタレンズ1
6がリフレクタ14に溶着されている。そして、この溶
着部のすぐ内周側において、インナレンズ18の外周縁
部がリフレクタ14に溶着されている。
【0020】光源バルブ12は、リフレクタ14の光軸
Ax上に位置するようにしてリフレクタ14の後頂部の
バルブ取付部14bに取り付けられている。
【0021】反射面14aは、光軸Axを中心とする所
定径の円環状領域が主反射面14Aaとして構成されて
おり、その周囲に位置する領域が主反射面14Aaとは
異なった表面形状を有する副反射面14Baとして構成
されている。
【0022】主反射面14Aaは、同心円状に区分けさ
れた複数の反射素子14Asで構成されている。これら
反射素子14Asは、光軸Axから離れるに従って前方
側へ立ち上がる段差を介して階段状に形成されており、
その各々が光源バルブ12からの光を光軸Ax寄りに拡
散反射させるようになっている。そして、主反射面14
Aaからの拡散反射光により灯具配光機能をすべて果た
し得るように構成されている。
【0023】副反射面14Baも、同心円状に区分けさ
れた複数の反射素子14Bsで構成されているが、その
ピッチは主反射面14Aaの反射素子14Asよりもか
なり小さい値に設定されている。これら反射素子14B
sは、光軸Axから離れるに従って後方側へ立ち下がる
段差を介して階段状に形成されており、その各々が光源
バルブ12からの光を光軸Ax方向へ略平行光として反
射させるようになっている。この副反射面14Baは、
全体として主反射面14Aaに対して光軸Axから離れ
る方向に折れ曲がるように広がる表面形状を有するもの
となる。したがって、主反射面14Aaの外周縁と副反
射面14Baの内周縁との接続部は、円形の稜線14c
として形成される。
【0024】アウタレンズ16は素通しのスモークレン
ズで構成されており、インナレンズ18は赤色レンズで
構成されている。
【0025】インナレンズ18には光軸Axを囲むよう
にして略前後方向に延びる環状壁18Aが形成されてお
り、該インナレンズ18は環状壁18Aを境に内側領域
18Bと外側領域18Cとに区分けされている。
【0026】環状壁18Aは、前方へ向けて僅かに径が
小さくなるようにして略円筒状に形成されており、その
後端部の径は稜線14cの径よりもやや小さい値に設定
されている。また、内側領域18Bは外側領域18Cに
対して前方側へオフセットするように形成されている、
すなわち、内側領域18Bは環状壁18Aの前端面18
Abよりも幾分後方の位置において環状壁18Aに接続
されており、一方、外側領域18Cは環状壁18Aの後
端面18Acよりも幾分前方の位置において環状壁18
Aに接続されている。
【0027】内側領域18Bは、光軸Axと直交するよ
うに平面状に形成された素通しレンズで構成されてい
る。ただし、この内側領域18Bの中央部前面には、光
源バルブ12よりも多少径の大きい凸レンズ部18Ba
が形成されている。一方、外側領域18Cは、光軸Ax
と直交する平面に対して外周側が後退した円錐面状に形
成されており、その後面には、格子状に区分けされた複
数のレンズ素子18Csが全面にわたって形成されてい
る。これら各レンズ素子18Csは魚眼レンズ状に形成
されている。
【0028】環状壁18Aの外周面18Aaおよび前端
面18Abにはアルミ蒸着による反射処理が施されてい
る。このアルミ蒸着処理は、環状壁18Aと外側領域1
8Cとの接続位置から前端面18Abの内周縁までの範
囲にわたって施されている。
【0029】本実施形態に係る車両用標識灯10は、環
状壁18Aよりも内側の灯具中央部においては、リフレ
クタ14の主反射面14Aaからの拡散反射光は、いず
れも素通しのインナレンズ18の内側領域18Bおよび
アウタレンズ16をそのまま透過して灯具前方へ照射さ
れ、これにより所要の灯具配光パターンが得られる。た
だし、主反射面14Aaからの拡散反射光の一部は、イ
ンナレンズ18の内側領域18Bにおける凸レンズ部1
8Baへ入射し、該凸レンズ部18Baにより光軸Ax
寄りにさらに拡散偏向せしめられる。一方、環状壁18
Aよりも外側の灯具周辺部においては、リフレクタ14
の副反射面14Baからの平行反射光は、インナレンズ
18の外側領域18Cをそのレンズ素子18Csにより
上下および左右方向に拡散せしめられるようにして透過
し、その拡散透過光がアウタレンズ16をそのまま透過
して灯具前方へ照射される。この照射光は、光源バルブ
12から副反射面14Baへの入射光量が主反射面14
Aaへの入射光量に比して少ないので、灯具中央部から
の照射光に比してかなり光度が低いものとなる。
【0030】以上詳述したように、本実施形態に係る車
両用標識灯10は、アウタレンズ16とリフレクタ14
の反射面14aとの間に位置するようにしてインナレン
ズ18が設けられているが、このインナレンズ18には
リフレクタ14の光軸Axを囲む環状壁18Aが形成さ
れるとともに、その内側領域18Bと外側領域18Cと
が互いに異なるレンズ凹凸形状で形成されているので、
灯具前方から灯室内を観察したとき、環状壁18Aを境
にその内側領域18Bと外側領域18Cとで見え方を大
きく異なったものとすることができる。
【0031】したがって、本実施形態によれば、インナ
レンズを備えた車両用標識灯において灯具の見映えを高
めることができる。
【0032】しかも、本実施形態においては、インナレ
ンズ18の内側領域18Bが素通しレンズで構成されて
おり、リフレクタ14の主反射面14Aa(すなわち反
射面14aにおけるインナレンズ18の内側領域18B
の後方に位置する反射領域)に複数の反射素子14As
が形成されているので、インナレンズ18の内側領域1
8Bにおいてはインナレンズ18を透して奥の方に主反
射面14Aaが見えることとなり、これにより灯具に奥
行き感を持たせることができる。また、灯具点灯時にお
いても、インナレンズ18の外側領域18Cとその内側
領域18Bの奥のほうに位置する主反射面14Aaとが
前後方向にオフセットした位置で発光することとなるの
で、灯具に奥行き感を持たせることができる。しかも、
主反射面14Aaには複数の反射素子14Asが形成さ
れているので、インナレンズ18の内側領域18Bが素
通しレンズで形成されているにもかかわらず、所要の灯
具配光性能を確保することができる。その際、インナレ
ンズ18の内側領域18Bの中央部前面に、光源バルブ
12よりも多少径の大きい凸レンズ部18Baが形成さ
れているので、灯具正面視において光源バルブ12がそ
のまま見えてしまうのを防止することができ、これによ
りインナレンズ18の内側領域18Bが素通しレンズで
形成されているために灯具の見映えが損なわれてしまう
のを防止することができる。
【0033】また、本実施形態においては、環状壁18
Aの外周面18Aaおよび前端面18Abにアルミ蒸着
による反射処理が施されているので、その光反射作用に
より環状壁18Aの存在を強調することができ、これに
より灯具の立体感を高めることができる。
【0034】さらに、本実施形態においては、インナレ
ンズ18が赤色レンズで構成されるとともにアウタレン
ズ16がスモークレンズで構成されているので、アウタ
レンズ16を透してインナレンズ18が見えやすく、か
つインナレンズ18自体も目立つものとなる。したがっ
て、インナレンズ18の内側領域18Bと外側領域18
Cとの見え方の差を強調することができ、これにより灯
具の見映えを一層高めることができる。
【0035】また、本実施形態においては、インナレン
ズ18の内側領域18Bが外側領域18Cに対して前方
側へオフセットするように形成されているので、光源バ
ルブ12とインナレンズ18との間隔をある程度大きな
値に設定することができる。このため、光源バルブ12
が発生する熱によりインナレンズ18が変形してしまう
おそれを回避した上で、インナレンズ18の内側領域1
8Bと外側領域18Cとの見え方の差を強調することが
できる。
【0036】さらに、リフレクタ14の反射面14a
は、開口部18aの後方に位置する主反射面14Aaと
その周囲に位置する副反射面14Baとからなり、両者
は稜線14cを境に表面形状を全く異にしているので、
灯具中央部と灯具周辺部とで反射面14aの光り方も大
きく異なったものとなる。したがって、両者の発光明暗
差を強調して灯具の立体感を際立たせることができる。
【0037】また、本実施形態においては、主反射面1
4Aaにすべての灯具配光制御機能を付与するようにし
ているので、灯具周辺部においては装飾のみを考慮した
拡散光を照射する灯具構成とすることができ、これによ
り灯具の見映えを一層向上させることができる。
【0038】ところで、本実施形態においては、環状壁
18Aがインナレンズ18の中心部に光軸Axを中心と
して形成された略円筒状の環状壁である場合について説
明したが、これ以外の形状を有する環状壁であってもよ
いことはもちろんである。
【0039】なお、本実施形態においては、灯具に高級
感を持たせるため、アウタレンズ16がスモークレンズ
で構成されたものについて説明したが、アウタレンズ1
6がクリアレンズで構成される場合には、アウタレンズ
16を透してインナレンズ18が一層見えやすくなるの
で、本実施形態の構成を採用することが一層効果的であ
る。また、本実施形態においては、アウタレンズ16が
素通しレンズである場合について説明したが、アウタレ
ンズ16の構成として複数のレンズ素子が形成されてな
るものとしてもよい。
【0040】また、本実施形態においては、リフレクタ
14がランプボディを兼ねた灯具構成となっているが、
リフレクタ14がランプボディに収容された灯具構成と
してもよい。
【0041】さらに、本実施形態においては、車両用標
識灯がテールランプ&ストップランプである場合につい
て説明したが、他の種類の車両用標識灯においても本実
施形態と同様の構成を採用することにより本実施形態と
同様の作用効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の一実施形態に係る車両用標識灯を示
す正面図
【図2】図1のII-II 線断面図
【図3】従来例を示す、図2と同様の図
【符号の説明】
10 車両用標識灯 12 光源バルブ 14 リフレクタ 14a 反射面 14b バルブ取付部 14Aa 主反射面 14Ba 副反射面 14As、14Bs 反射素子 14c 稜線 16 アウタレンズ 18 インナレンズ 18A 環状壁 18Aa 外周面 18Ab 前端面 18Ac 後端面 18B 内側領域 18C 外側領域 18Cs レンズ素子 Ax 光軸
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年3月6日(2000.3.6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】さらに、リフレクタ14の反射面14a
は、インナレンズ18の内側領域18Bの後方に位置す
る主反射面14Aaとその周囲に位置する副反射面14
Baとからなり、両者は稜線14cを境に表面形状を全
く異にしているので、灯具中央部と灯具周辺部とで反射
面14aの光り方も大きく異なったものとなる。したが
って、両者の発光明暗差を強調して灯具の立体感を際立
たせることができる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0039
【補正方法】変更
【補正内容】
【0039】なお、本実施形態においては、灯具に高級
感を持たせるため、アウタレンズ16がスモークレンズ
で構成されたものについて説明したが、アウタレンズ1
6がクリアレンズで構成される場合には、アウタレンズ
16を透してインナレンズ18が一層見えやすくなるの
で、本願発明の構成を採用することが一層効果的であ
る。また、本実施形態においては、アウタレンズ16が
素通しレンズである場合について説明したが、アウタレ
ンズ16の構成として複数のレンズ素子が形成されてな
るものとしてもよい。
フロントページの続き Fターム(参考) 3K042 AA13 AB02 AC04 AC07 BA03 BB06 BC09 3K080 AA01 AB00 BA01 BB10 BB12 BB13 BB16 BC02 BC05

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源バルブと、この光源バルブからの光
    を前方へ反射させる反射面を有するリフレクタと、この
    リフレクタの前方に設けられたアウタレンズと、このア
    ウタレンズと上記反射面との間に位置するようにして設
    けられたインナレンズと、を備えてなる車両用標識灯に
    おいて、 上記インナレンズに上記リフレクタの光軸を囲む環状壁
    が形成されるとともに、該インナレンズにおける上記環
    状壁の内側領域と外側領域とが互いに異なるレンズ凹凸
    形状で形成されている、ことを特徴とする車両用標識
    灯。
  2. 【請求項2】 上記内側領域が略素通しレンズで構成さ
    れており、 上記反射面における上記内側領域の後方に位置する反射
    領域に複数の反射素子が形成されている、ことを特徴と
    する請求項1記載の車両用標識灯。
  3. 【請求項3】 上記環状壁の内周面および外周面のうち
    少なくともいずれか一方に反射処理が施されている、こ
    とを特徴とする請求項1または2記載の車両用標識灯。
  4. 【請求項4】 上記インナレンズが着色レンズで構成さ
    れるとともに、上記アウタレンズがクリアレンズまたは
    スモークレンズで構成されている、ことを特徴とする請
    求項1〜3いずれか記載の車両用標識灯。
  5. 【請求項5】 上記内側領域が上記外側領域に対して前
    方側へオフセットするように形成されている、ことを特
    徴とする請求項1〜4いずれか記載の車両用標識灯。
JP13629399A 1999-05-17 1999-05-17 車両用標識灯 Expired - Fee Related JP3904760B2 (ja)

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