JPH0668218U - 自動車用信号灯 - Google Patents

自動車用信号灯

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JPH0668218U
JPH0668218U JP1559493U JP1559493U JPH0668218U JP H0668218 U JPH0668218 U JP H0668218U JP 1559493 U JP1559493 U JP 1559493U JP 1559493 U JP1559493 U JP 1559493U JP H0668218 U JPH0668218 U JP H0668218U
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JP
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lens
substrate
cover body
curved
rib
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JP1559493U
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English (en)
Inventor
主 時田
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Koito Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Koito Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 中央部が前方へ突出するように湾曲したレン
ズとカバー体とによって画成される灯具空間内に基板に
保持された多数の光源が左右方向に配列された自動車用
信号灯において、基板上の各光源とレンズとの位置関係
を所定の状態に固定することができ、基板の撓みや変形
等によるレンズと光源との位置関係の狂いによって惹き
起こされる配光のズレをなくす。 【構成】 カバー体10の基板配置部11にレンズ側端
面13がレンズ2の湾曲に合わせた形状に湾曲されたリ
ブ12を設け、多数の光源18、18、・・・が左右方
向に配列された基板17の背面をこのリブのレンズ側端
面にぴったりと当接するようにして基板を湾曲させた状
態で基板をカバー体に取り付ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は新規な自動車用信号灯に関する。詳しくは、全体形状が中央部が前方 へ突出するように湾曲したレンズとカバー体とによって画成される灯具空間内に 基板上に保持された多数の光源が左右方向に配列されて成る自動車用信号灯にお いて、各光源とレンズとの位置関係を適正に保つことができるようにした自動車 用信号灯を提供しようとするものである。
【0002】
【従来の技術】
左右方向に長く、しかも全体が湾曲した形状を成す灯具空間を備え該灯具空間 内に基板に保持された多数の光源が配置されて成る自動車用信号灯がある。
【0003】 図5及び図6はそのような自動車用信号灯、例えば、自動車の後部に取着され る補助制動灯、所謂ハイマウントストップランプaを示すものである。
【0004】 bはレンズであり、有色透明な合成樹脂で形成され、左右方向に長く、しかも 全体が湾曲している。
【0005】 更に、レンズbは、縦断面形状で略横倒U字状を成し、これによって、凹部c が後方に向かって開口し、該凹部cの開口端がカバー体dによって閉塞される。
【0006】 従って、レンズbとカバー体dとによって左右方向に長い灯具空間が画成され る。
【0007】 e、e、・・・はレンズbの前面部の内面に形成されたレンズステップである 。
【0008】 fは上記灯具空間内に配置された光源体であり、基板gの前面に多数の発光ダ イオードh、h、・・・を配設して成り、カバー体dに一定間隔毎に設けられた 取付台座i、i、・・・に基板gがネジ止めされることによって灯具空間内に固 定されている。
【0009】 しかして、このようなハイマウントストップランプaによれば、発光ダイオー ドh、h、・・・から発せられた光束がレンズステップe、e、・・・によって 制御されて出射される。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上述したような従来のハイマウントストップランプaにあっては、 多数の発光ダイオードh、h、・・・が載置された基板gは、カバー体dに一定 間隔毎に設けられた取付台座i、i、・・・上に載置され、例えば、両端部でネ ジ止めされて固定されている。
【0011】 従って、基板gは、取付台座iと取付台座iとの間の部分は張架された状態と なる為、この部分が浮いた状態で不安定となり、基板が反ったり、曲がったりし てしまって所定の形状とはならず、レンズbのレンズステップe、e、・・・と 発光ダイオードh、h、・・・との位置関係がずれてしまい設計した配光が得ら れなくなってしまうという問題があった。
【0012】 特に、図示したような前後方向に湾曲した形状を有するハイマウントストップ ランプにおいては、本来平板である基板gを強制的に湾曲させて各取付台座i、 i、・・・上に取り付ける為、この傾向が顕著に現れる。
【0013】 即ち、基板gには強制的に湾曲されても元の形状に戻ろうとする力が働く為、 取付台座iと取付台座iとの間の部分の湾曲状態が一律とはならない。
【0014】 つまり、図6に二点鎖線で示したような設計上の基板dの湾曲状態とはならな いのでレンズbのレンズステップh、h、・・・と発光ダイオードk、k、・・ ・との位置関係がずれてしまい設計上の理想的な配光が得られないことになる。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本考案自動車用信号灯は、上記した問題点を解決する為に、カバー体の基板取 付部に左右方向に延びるリブを形成し、該リブのレンズ側を向いた端面をレンズ の湾曲に対応した形状とし、該リブのレンズ側端面に基板の背面を沿わせるよう にして湾曲させた状態で基板をカバー体に取着固定するようにしたものである。
【0016】
【作用】
従って、本考案自動車用信号灯にあっては、リブのレンズ側を向いた端面を、 レンズの湾曲に対応した所定の形状に形成しておけば、基板の背面をリブに沿わ せることによって基板をリブのレンズ側を向いた端面と同じ様に湾曲させた状態 でカバー体に取り付けることができるので、基板とレンズとの位置関係、即ち、 レンズ前面と光源との位置関係を最適の状態である設計上の理想的な配光特性を 得ることができる状態にすることができ、しかも、基板の固定も確実になる。
【0017】
【実施例】
以下に、本考案自動車用信号灯の詳細を図示した実施例に従って説明する。
【0018】 図1乃至図4は本考案自動車用信号灯を補助制動灯、所謂ハイマウントストッ プランプ1に適用した実施の一例を示すものである。
【0019】 尚、この実施例におけるハイマウントストップランプ1について前後方向は、 自動車に取付けられた時に光を照射する方向、即ち自動車の後方を前方とし、自 動車の前方を後方とする。
【0020】 2はレンズ体であり、赤色透明な熱可塑性合成樹脂を材料として射出成形によ り形成されている。
【0021】 該レンズ体2は、左右方向に長い帯状をし両端部から中央部へいくに従って前 方に突出するように湾曲した天壁部3及び底壁部4と、これら天壁部3及び底壁 部4の前端間を連結し、中央部が前方へ突出するように湾曲した前壁部5と、天 壁部3、底壁部4及び前壁部5の側端間を連結している側壁部6、6とが一体に 形成されてなり、これによって後端に開口した凹部7が形成される。
【0022】 即ち、レンズ体2全体が左右方向に長く、しかも、中央部が前方へ突出するよ うに湾曲した形状となっている。
【0023】 8、8、・・・はレンズ体2の前壁部5の内面に左右方向に配列形成されたレ ンズステップであり、例えば、魚眼レンズ状をしている。
【0024】 また、レンズ体2の後端開口部の内縁には浅い切欠9が形成されている。
【0025】 10はカバー体であり、レンズ体2と同系統の合成樹脂の型成形により形成さ れている。
【0026】 該カバー体10は略板状をした主部11と、該主部の前面から前方へ向かって 長手方向に連続して一体に突出形成された載置リブ12とから成り、該載置リブ 12の前端面13(レンズ体2にカバー体10が固定された時にレンズ側を向く 面)は前記レンズ体2の前壁部5の左右方向への湾曲に併せて湾曲、即ち、両端 部から中央部へいくに従って徐々に前方へ突出するように湾曲されている。
【0027】 更に、載置リブ12には所々に一定間隔をおいてボス部14、14、・・・が 一体に設けられており、該ボス部14、14、・・・からは上下両方向に補強リ ブ15、15、・・・が一体に突設され、そして、ボス部14、14、・・・及 び補強リブ15、15、・・・の高さ、即ち、主部11からの突出量はそれぞれ が形成された位置の載置リブ12の高さと同じ高さにされている。
【0028】 尚、14a、14a、・・・はボス部14、14、・・・に形成されたビス孔 である。
【0029】 しかして、上記のようなカバー体10は、その主部11の周縁部がレンズ体2 の後端の切欠9に嵌合され、超音波融着等によって全周に亘ってレンズ体2に固 定され、レンズ体2の凹部7がその後端開口をカバー体10の主部11によって 閉塞されて灯具空間を構成する。
【0030】 16は上記灯具空間内に配設される光源体である。
【0031】 17は可撓性を有したプリント基板であり、左右方向に長い帯板状を成し、前 面にはそれぞれが同品質を有する多数の発光ダイオード18、18、・・・が略 左右方向に並んで配列されており、プリント基板17上の図示しない導体パター ン及びコード等によって電源と接続される。
【0032】 しかして、上記光源体16は以下のようにして灯具空間内に配設される。
【0033】 即ち、光源体16は、プリント基板17の背面をカバー体10の載置リブ12 の前端面13上に載置し、プリント基板17のボス部14、14、・・・のビス 孔14a、14a、・・・に対応した箇所に設けられたビス挿通孔19、19、 ・・・に挿通させたビス20、20、・・・をビス孔14a、14a、・・・に 締め付け、これによって、カバー体10に取付けられる。
【0034】 しかして、プリント基板17は、載置リブ12の前端面13にその背面がぴっ たりと当接し、前端面13の形状に沿うように強制的に湾曲させられ、かつ、固 定される。
【0035】 これによって、レンズ体2のレンズステップ8、8、・・・とプリント基板1 7上の発光ダイオード18、18、・・・との位置関係が、設計上の適正な状態 となる。
【0036】 そして、この状態で、カバー体10がレンズ体2に固着され、灯具空間内への 光源体16の配置と灯具空間の密閉が行われる。
【0037】
【考案の効果】
以上に記載したところから明らかなように、本考案自動車用信号灯は、中央部 が前方へ突出するように湾曲したレンズとカバー体とによって画成される灯具空 間内に基板に保持された多数の光源が左右方向に配列されて成る自動車用信号灯 であって、上記カバー体の基板取付部に左右方向に延びるリブを形成し、該リブ のレンズ側を向いた端面は上記レンズの湾曲に対応した形状を成し、該リブのレ ンズ側端面に前記基板の背面を沿わせるようにして基板を湾曲させた状態で基板 をカバー体に取着固定したことを特徴とする。
【0038】 従って、本考案自動車用信号灯にあっては、リブのレンズ側を向いた端面を、 レンズの湾曲に対応した所定の形状に形成しておけば、基板の背面をリブに沿わ せることによって基板をリブのレンズ側を向いた端面と同じ様に湾曲させた状態 でカバー体に取り付けることができるので、基板とレンズとの位置関係、即ち、 レンズ前面と光源との位置関係を最適の状態である設計上の理想的な配光特性を 得ることができる状態にすることができ、しかも、基板の固定も確実になる。
【0039】 尚、上記実施例において示した具体的な形状乃至構造は本考案の具体化にあた ってのほんの一例を示したものに過ぎず、これらによって本考案の技術的範囲が 限定的に解釈されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案自動車用信号灯の実施の一例を示す一部
切欠平面図である。
【図2】図1のII−II線に沿う断面図である。
【図3】図1のIII−III線に沿う断面図である。
【図4】要部を拡大して示す分解斜視図である。
【図5】従来の自動車用信号灯の一例を示す縦断面図で
ある。
【図6】図5に示す自動車用信号灯の問題点を示す要部
の水平断面図である。
【符号の説明】
1 自動車用信号灯 2 レンズ体 10 カバー体 11 基板取付部 12 リブ 13 レンズ側端面 17 基板 18 光源

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央部が前方へ突出するように湾曲した
    レンズとカバー体とによって画成される灯具空間内に基
    板に保持された多数の光源が左右方向に配列されて成る
    自動車用信号灯であって、上記カバー体の基板取付部に
    左右方向に延びるリブを形成し、該リブのレンズ側を向
    いた端面は上記レンズの湾曲に対応した形状を成し、該
    リブのレンズ側端面に前記基板の背面を沿わせるように
    して基板を湾曲させた状態で基板をカバー体に取着固定
    したことを特徴とする自動車用信号灯。
JP1559493U 1993-03-09 1993-03-09 自動車用信号灯 Pending JPH0668218U (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009158353A (ja) * 2007-12-27 2009-07-16 Nichia Corp 照明ユニット
US8882289B2 (en) 2007-12-27 2014-11-11 Nichia Corporation Lighting device, lighting unit, and support

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