JPH0719904Y2 - 自動車用信号灯 - Google Patents

自動車用信号灯

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JPH0719904Y2
JPH0719904Y2 JP1989111771U JP11177189U JPH0719904Y2 JP H0719904 Y2 JPH0719904 Y2 JP H0719904Y2 JP 1989111771 U JP1989111771 U JP 1989111771U JP 11177189 U JP11177189 U JP 11177189U JP H0719904 Y2 JPH0719904 Y2 JP H0719904Y2
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【考案の詳細な説明】 本考案自動車用信号灯を以下の項目に従って説明する。
A.産業上の利用分野 B.考案の概要 C.背景技術[第7図] D.考案が解決しようとする課題[第7図、第8図] E.課題を解決するための手段 F.実施例[第1図乃至第6図] F−1.第1の実施例[第1図乃至第4図] a.概要[第1図] b.発光部[第1図乃至第4図] b−1.外殻[第1図乃至第4図] b−2.インナーレンズ[第1図、第3図、第4図] b−3.プリント基板[第1図、第3図、第4図] c.ランプボディ[第1図乃至第4図] c−1.構造 c−2.発光部の支持 d.後部ガーニッシュへの取付[第1図] e.作用[第1図] F−2.第2の実施例[第5図、第6図] G.考案の効果 (A.産業上の利用分野) 本考案は新規な自動車用信号灯に関する。詳しくは、自
動車のリアウィンドシールドの内側にその光照射面がリ
アウィンドシールド側を向いて配置される自動車用信号
灯、例えば、停止灯に関するものであり、信号灯から発
した光が当該自動車の運転席側へ向うのを防止すること
ができるようにし、しかも、そのような防止を図るため
の手段がリアウィンドシールドの内面における結露の原
因にならないようにした新規な自動車用信号灯を提供し
ようとするものである。
(B.考案の概要) 本考案は、リアウィンドシールドの内側にその光照射面
がリアウィンドシールド側を向いて配置される自動車用
信号灯であって、光照射面の直ぐ上の位置から直ぐ下の
位置まで全周に亘り前方へ向けて略庇状にリアウィンド
シールドの近くまで突出した遮蔽庇部、即ち光照射面か
ら射出しリアウィンドシールドの内面まで運転席側へ向
けて反射される光を遮蔽する庇部を突設し、該遮蔽庇部
に上方に行くに従って後方へ変位するように傾斜された
放熱孔を形成し、それにより、信号灯から発した光が当
該自動車の運転席側へ向って反射するのを確実に防止す
ることができ、しかも、上記遮蔽庇部の内側の温度上昇
を抑えることができてリアウィンドシールドの内面に結
露が発生するのを防止することができるようにしたもの
である。
(C.背景技術)[第7図] 自動車用信号灯の中にはリアウィンドシールドの内側に
その光照射面がリアウィンドシールド側を向いて配置さ
れるものがある。例えば、第7図に示す車内配置用の停
止灯aはその光照射面bがリアウィンドシールドcの内
側に上記光照射面bがリアウィンドシールドc側を向い
て配置される。
(D.考案が解決しようとする課題)[第7図、第8図] このような停止灯aには、その光照射面bから出射した
光によって、当該自動車の運転者に眩感を与えてしまう
という問題がある。即ち、光照射面bから出射した光の
一部がリアウィンドシールドcのうち光照射面bより高
い位置へ向けて漏れ、リアウィンドシールドcの内面d
で運転席側へ向けて反射され、更にリアビューミラーに
よって運転者に向けて反射されてしまうからである。
そこで、このようなことが生じないようにするために、
第8図に示す停止灯aのように、少なくとも光照射面b
の上の位置から略水平に突出する庇部eを設け、この庇
部eがリアウィンドシールドcの内面dと接するように
停止灯a′を配置し、光照射面bからリアウィンドシー
ルドcに対して前記したように漏れる光をこの庇部eに
よって完全に遮蔽することが考えられる。
しかしながら、このようにすると、リアウィンドシール
ドcの内面dに著しい結露が発生してしまうという別の
問題が生じる。
即ち、光照射面bとリアウィンドシールドcとの間の空
間は、例えば、光源fが点灯した際の輻射熱によって温
められることになるのであるが、この場合、上記空間が
庇部eにより少なくとも上方から閉じられてしまうた
め、この空間の温度上昇は著しいものとなり、従って、
該空間とリアウィンドシールドcの内面dとの間に著し
い温度差が生じ、これが原因して、上記内面dに結露が
発生することになる。
そして、リアウィンドシールドcにこのような結露が生
じると、停止灯a′から出射した光による配光が乱れ、
また、この輝度がかなり低下してしまうという問題が生
じる。
(E.課題を解決するための手段) そこで、本考案は、上記課題を解決するために、リアウ
ィンドシールドの内側にその光照射面がリアウィンドシ
ールド側を向いて配置される自動車用信号灯であって、
光照射面の直ぐ上の位置から直ぐ下の位置まで全周に亘
り前方へ向けて略庇状にリアウィンドシールドの近くま
で突出した遮蔽庇部、即ち光照射面から射出しリアウィ
ンドシールドの内面まで運転席側へ向けて反射される光
を遮蔽する庇部を突設し、該遮蔽庇部に上方に行くに従
って後方へ変位するように傾斜された放熱孔を形成した
ものである。
従って、本考案自動車用信号灯によれば、光照射面から
出射してリアウィンドシールドの内面で運転席側へ向け
て反射されるような光をリアウィンドシールドに照射さ
れる前に遮蔽庇部によって遮蔽することができると共
に、遮蔽庇部によって閉じられる空間、即ち、リアウィ
ンドシールドと光照射面との間の空間に対しては遮蔽庇
部に形成された放熱孔により通気が保証されるため、放
熱が促進され、それにより、該空間とリアウィンドシー
ルドとの間に著しい温度差が生じてリアウィンドシール
ドに結露が発生してしまうのを防止することができる。
また、放熱孔は上方へ行くほど後方に傾斜しているの
で、光照射面から出射して放熱孔内に入射した光は放熱
孔の前面で確実に遮られ、従って、リアウィンドシール
ドに照射されることがなく、かかる光がリアウィンドシ
ールドの内面で運転席側へ向けて反射されてしまうこと
もない。
(F.実施例)[第1図乃至第6図] 以下に、本考案自動車用信号灯の詳細を図示した各実施
例に従って説明する。
尚、図示した各実施例は、本考案自動車用信号灯を、ハ
イマウントストップランプと称される自動車のリアウィ
ンドシールドの内側に配置される停止灯として適用した
ものである。
(F−1.第1の実施例)[第1図乃至第4図] 第1図乃至第4図は本考案自動車用信号灯の第1の実施
例を示す。
(a.概要)[第1図] 図中1が停止灯である。該停止灯1は外殻の内部に光源
体及びレンズを配置した発光部2と該発光部2を収納状
に支持したランプボディ3とから成る。
4はリアウィンドシールド、5は該リアウィンドシール
ド4の下方部に内側から接するように略水平に配置され
た後部ガーニッシュであり、停止灯1は上記後部ガーニ
ッシュ5上に固定される。
(b.発光部)[第1図乃至第4図] 発光部2はカバー及び背面板から成る合成樹脂製の外殻
と該外殻の内部に配置されたインナーレンズ体及び光源
体であるLED等から成る。
(b−1.外殻)[第1図乃至第4図] 6は外殻である。
7は外殻6のカバーであり、該カバー7は左右方向に長
くかつ下方へ行くに従って後方へ変位するように湾曲し
た前面部8と該前面部8の周縁から後方に向って突出さ
れた周壁部9とが有色透明、即ち、停止灯としての機能
色である赤色を帯びた透明な合成樹脂により一体に形成
されて成り、従って、カバー7は後方に向って開口して
いる。
そして、周壁部9の底部10はその後部10aの左右両端部
を除く大部分が前部10bより稍低い位置にあるように側
方から見て略クランク状を為すように形成され、従っ
て、その中間部10cは段差状に形成されている。
11は背面板であり、左右方向に長い帯板状をし、その内
面に後述するプリント基板が取着された後、その周縁部
が前記カバー7の後端開口縁部に超音波融着により固定
される。
しかして、カバー7と背面板11とにより密閉された空間
12が形成される。
13、13、・・・は背面板11に形成されたボス部であり、
これらボス部13、13、・・・は背面板11の上端部寄りの
位置に左右方向に離間して配置されており、その前面に
開口した螺穴13a、13a、・・・が形成されている。
(b−2.インナーレンズ)[第1図、第3図、第4図] 14はインナーレンズ体であり、無色透明の熱可塑性合成
樹脂により形成されており、そのレンズ部15の正面形状
はカバー7の前面部8の正面形状をひと回り小さくした
如き形状を為しており、該レンズ部15の下側縁から後方
に向って突出された脚部16が形成されている。そして、
該脚部16の後側縁には複数の係合片17、17、17が下方に
向って突設されている。尚、レンズ部15の前面15aには
微細な魚眼レンズステップ18、18、・・・が格子縞状を
為すように全面に亘って形成され後面15bには縦長の四
角形状をした魚眼レンズステップ19、19、・・・が左右
方向に配列形成されている。
しかして、インナーレンズ体14はその脚部16の係合片1
7、17、17がカバー7の前記段差部10cの内面に超音波融
着により固定され、これによってインナーレンズ体14は
そのレンズ部15が前方に正対した向きで外殻6内に配置
される。
(b−3.プリント基板)[第1図、第3図、第4図] 20はプリント基板であり、上下幅が小さく左右方向に長
い帯板状をしており、該プリント基板20の前面に左右方
向に所定の間隔で多数のLED21、21、・・・、が配設さ
れている。そして、プリント基板20は、これに形成され
た取付孔20a、20a、・・・に挿通された取付ネジ22、2
2、・・・を前記背面板11のボス部13、13、・・・に形
成された螺穴13a、13a、・・・に螺合することによっ
て、背面板11に取り付けられる。
しかして、プリント基板20が取付けられた背面板11の周
縁部とカバー7の周壁部9の後端部とを超音波融着によ
り結合することによってプリント基板20及びLED21、2
1、・・・が外殻6の空間12内に配置され、LED21、21、
・・・がインナーレンズ体14の魚眼レンズステップ19、
19、・・・に各別に対向するように位置される。
尚、23はコード(第4図参照)であり、一端部が外殻6
の内部にあってプリント基板20に形成された図示しない
プリント導体と接続され、他端部に図示しない点灯回路
からのコードと接続されるコネクタ24が取着されてい
る。
(c.ランプボディ)[第1図乃至第4図] (c−1.構造) ランプボディ3は、左右方向に長くかつ前方に向って開
口した略水平な主部25と該主部25の左右両端部に連続し
て下方稍斜め側方に向って突出した2つの脚部26、26と
から成る。
尚、このようなランプボディ3は主部25及び脚部26、26
をその厚み方向で分割して成る2つの部分ボディ3aと3b
とを一体的に結合することにより形成され、そして、こ
れら部分ボディ3aと3bは不透明な合成樹脂により型形成
されている。
主部25は前方から見て発光部2の正面形状よりひと回り
大きい外形を有し、かつ、側方から見た垂直断面が前方
に向って開口した比較的扁平な略コ字状をしており、従
って、前方に向って開口し奥行の大きい凹部27(以下、
「発光部収納凹部」と言う。)を有する。そして、主部
25の上面壁28の前後幅は発光部2の前後幅より稍長く、
下面壁29の前後幅は発光部2の前後幅の略2倍の大きさ
になっており、従って、主部25の前方開口面25aは下方
へ行くに従って前方へ突出するように傾斜しており、そ
の傾斜角度は前記リアウィンドシールド4へ傾斜角度と
略等しくなっている。
また、下面壁29の上面29aの後端寄りの位置には左右方
向に延びる係合溝29bが形成され、該係合溝29bの幅は発
光部2の外殻6のカバー7の底部10の後部10aの前後幅
と略等しくなっている。
更に、上面壁28の下面28aのうち上記係合溝29bの後端と
対応した位置から後側の部分はその余の部分より稍低い
位置にあるように形成されており、これにより、係合溝
29bの後端と対応した位置に前方に向いた段差面28bが形
成されている。
そして、上面壁28と下面壁29の各先端部には、それぞれ
左右方向に細長い形状をした多数の放熱孔28c、28c、・
・・及び29c、29c、・・・が略等間隔で左右方向に配列
形成されている。
尚、上記放熱孔28c、28c、・・・及び29c、29c、・・・
はそれそれ同じ数設けてあり、また、上側の放熱孔28
c、28c、・・・と下側の放熱孔29c、29c、・・・とは左
右方向で略同じ位置にあるように配置され、更に、側方
から見た断面形状で上方へ行くに従って後方へ変位する
ように傾斜されている。
また、脚部26、26にはそれぞれ2本の取付用螺軸30、3
0、・・・がその下端面から突設されており、これら螺
軸30、30、・・・は、例えば、一方の部分ボディ3aにイ
ンサート成形されている。
(c−2.発光部の支持) そして、このようなランプボディ3の主部25に前記発光
部2が収納状に支持される。
即ち、2つの部分ボディ3aと3bとの結合は、発光部2の
外殻6の底部10の後部10a、即ち、その前部より稍低い
位置にあるように形成された部分を下面壁29の上面に形
成された係合溝29bに係合させた状態で行なわれ、ま
た、部分ボディ3aと3bとがそのように係合されると、上
面壁28の下面28aに形成された段差面28bが外殻6の背面
の上端部に後方から接触される。
しかして、発光部2の主部25の発光部収納凹部27内の後
部に収納状に支持される。
しかして、発光部2がランプボディ3にこのように支持
されると、該発光部2の光照射面、即ち、カバー7の前
面部8の前面8aは主部25の前部開口面25aより後方へ引
っ込んだところに位置され、従って、主部25の上面壁28
の前端部28d(以下、「遮蔽庇部」と言う。)及び下面
壁29の前部29d(以下、「遮蔽庇部」と言う。)は上記
光照射面8aに対してその直ぐ上及び下の位置からそれぞ
れ前方へ向けて略庇状に突出するように位置することに
なる。即ち、これら遮蔽庇部28d及び29dは光照射面8aか
ら出射する光のうち上方及び下方へ向う光を遮蔽する機
能を持つ。
尚、発光部2から導出されたコード23はランプボディ3
の一方の脚部26に形成された図示しないコード挿通用空
間を通されると共にコネクタ24が取着された側の端部は
脚部26の底面から外へ引き出される。
(d.後部ガーニッシュへの取付)[第1図]このような
停止灯1は、その光照射面8aがリアウィンドシールド4
側を向く向きで、ランプボディ3の脚部26、26が後部ガ
ーニッシュ5の上面に載置され、かつ、後部ガーニッシ
ュ5に形成された図示しない取付孔を挿通された螺軸3
0、30、・・・の先端部にナットが螺合され、それによ
り、後部ガーニッシュ5上に取着される。
そして、停止灯1が後部ガーニッシュ5に取着される
と、ランプボディ3の主部25の前部開口面25aがリアウ
ィンドシールド4に内側から略接するように位置され
る。換言すれば、前部開口面25aはリアウィンドシール
ド4によって略閉塞された状態となる。
(e.作用)[第1図] しかして、発光部2の光照射面8aから出射した光のうち
上下方向への成分を大きく含む光、特に、リアウィンド
シールド4のうち光照射面8aより高い位置もしくは低い
位置へ向う光31、31、・・・は、いずれも、遮蔽庇部28
dもしくは29dにより遮蔽され、従って、これら光31、3
1、・・・がリアウィンドシールド4の内面で反射され
て運転席側へ向うのを防止することができる。
また、前記したように、ランプボディ3の主部25の前部
開口面25aはリアウィンドシールド4により略閉塞され
るため、発光部収納凹部27の前端部27a、即ち、光照射
面8aから前方の部分は略密閉されたような空間になり、
従って、この空間はLED21、21、・・・が点灯した際の
副射熱等によってその温度が上昇することになる。とこ
ろが、遮蔽庇部28d及び29dにはそれぞれ多数の放熱孔28
c、28c、・・・及び29c、29c、・・・が形成されている
ため、これら放熱孔28c、28c、・・・及び29c、29c、・
・・により上記空間27aの通気が促進されて放熱が為さ
れ、それによって、遮蔽庇部28d及び29dの内側の温度が
上昇するのが抑えられる。
尚、前記したように、放熱孔28c、28c、・・・等は上方
へ行くに従って、後方へ変位するように傾斜しているの
で、光照射面8aから出射してこれら放熱孔28c、28c、・
・・内に入射した光は該放熱孔28c、28c、・・・の前面
により確実に遮られることになり、従って、リアウィン
ドシールド4に照射されることは無い。
(F−2.第2の実施例)[第5図、第6図]第5図及び
第6図は本考案自動車用信号灯を自動車用停止灯に適用
した第2の実施例1Aを示すものである。
この停止灯1Aは、前記した停止灯1と比較して、上側の
遮蔽庇部28dに形成された放熱孔28c、28c、・・・と下
側の遮蔽庇部29dに形成された放熱孔29c、29c、・・・
とが左右方向で位置がずれている点で相違し、その他の
点では殆んど同じである。従って、前記停止灯1におけ
ると同様の部分には該停止灯1における同様の部分に付
した符号と同じ符号を付することにより構造説明を省略
する。
しかして、上側遮蔽庇部28dに形成された放熱孔28c、28
c、・・・と下側遮蔽庇部29dに形成された放熱孔29c、2
9c、・・・とは上記したように位置がずれているため、
空間27a内における空気の流れが該空間27a内全体におい
て略均一になり、それにより、放熱効果をより高めるこ
とができる。
(G.考案の効果) 以上に記載したところから明らかなように、本考案は、
リアウィンドシールドの内側にその光照射面がリアウィ
ンドシールド側を向いて配置される自動車用信号灯であ
って、光照射面の直ぐ上の位置から直ぐ下の位置まで全
周に亘り前方へ向けて略庇状にリアウィンドシールドの
近くまで突出した遮蔽庇部、即ち光照射面から射出しリ
アウィンドシールドの内面で運転席側へ向けて反射され
る光を遮蔽する庇部を突設し、該遮蔽庇部に上方に行く
に従って後方へ変位するように傾斜された放熱孔を形成
したことを特徴とする。
従って、本考案自動車用信号灯によれば、光照射面から
出射してリアウィンドシールドの内面で運転席側へ向け
て反射されるような光をリアウィンドシールドに照射さ
れる前に遮蔽庇部によって遮蔽することができると共
に、遮蔽庇部によって閉じられる空間即ちリアウィンド
シールドと光照射面との間の空間に対しては該遮蔽庇部
に形成された放熱孔により通気が為されるため、放熱が
促進され、それにより、該空間とリアウィンドシールド
との間に著しい温度差が生じてリアウィンドシールドに
結露が発生するのを防止することができる。また、放熱
孔は上方へ行くほど後方に傾斜しているので、光照射面
から出射して放熱孔内に入射した光は放熱孔の前面で確
実に遮られ、従って、リアウィンドシールドに照射され
ることがなく、かかる光がリアウィンドシールドの内面
で運転席側へ向けて反射されてしまうこともない。
尚、前記各実施例においては本考案を停止灯に適用した
ものを示したが、これに限らず、本考案は、リアウィン
ドシールドの内側にその光照射面がリアウィンドシール
ド側を向いて配置される各種の信号灯に適用することが
できる。また、実施例に示した具体的な構造は本考案自
動車用信号灯の具体化に当ってのほんの一例にすぎず、
これらによって本考案の技術的範囲が限定的に解釈され
てはならない。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本考案自動車用信号灯を自動車用停
止灯に適用した第1の実施例を示すものであり、第1図
は正面図中央縦断面図、第2図は斜視図、第3図は一部
を切り欠いて示す平面図、第4図は一部を切り欠いて示
す正面図、第5図及び第6図は本考案自動車用信号灯を
自動車用停止灯に適用した第2の実施例を示すもので、
第5図は斜視図、第6図は平面図、第7図はリアウィン
ドシールドの内側に配置される従来の自動車用停止灯の
一例を示す垂直断面図、第8図は第7図に示す自動車用
停止灯の改良案の一例を示す垂直断面図である。 符号の説明 1……自動車用信号灯、4……リアウィンドシールド、
8a……光照射面、28c……放熱孔、28d……遮蔽庇部、29
c……放熱孔、29d……遮蔽庇部、31……光、1A……自動
車用信号灯

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】リアウィンドシールドの内側にその光照射
    面がリアウィンドシールド側を向いて配置される自動車
    用信号灯であって、 光照射面の直ぐ上の位置から直ぐ下の位置まで全周に亘
    り前方へ向けて略庇状にリアウィンドシールドの近くま
    で突出した遮蔽庇部、即ち光照射面から射出しリアウィ
    ンドシールドの内面で運転席側へ向けて反射される光を
    遮蔽する庇部を突設し、 該遮蔽庇部に上方に行くに従って後方へ変位するように
    傾斜された放熱孔を形成した ことを特徴とする自動車用信号灯
JP1989111771U 1989-09-25 1989-09-25 自動車用信号灯 Expired - Lifetime JPH0719904Y2 (ja)

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