JP2017220341A - 車両用ランプ - Google Patents

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【課題】光源や基板が外部から不体裁に見えるようなことを防止し、かつ部品点数の少数化による製造コストの低減なども好適に図り得る車両用ランプを提供する。【解決手段】車両用ランプAは、前面が凹面状の光反射面30とされた主壁部3を有するリフレクタRと、光源1を搭載した基板2とを備えており、リフレクタRの主壁部3の上下高さ方向または左右横幅方向の途中位置には、前方に向けて突出するように屈曲または湾曲した凸状曲壁部4が設けられ、かつこの凸状曲壁部4は、主壁部3の背面側に、前方に向けて窪んだ後部開口状の背面側凹部7を形成しており、基板2は、光源1は背面側凹部7内に位置するようにして少なくともその一部分が背面側凹部7に進入した状態に配されており、凸状曲壁部4には、光源1から発せられた光を光反射面30に向けて通過させる透光部45a,45bが設けられている。【選択図】 図2

Description

本発明は、自動車などの車両のたとえばフロントランプやテールランプなどとして構成される車両用ランプに関する。
車両用ランプの具体例として、特許文献1に記載のものがある。
同文献に記載の車両用ランプは、上下両面部に光源を搭載した基板と、複数のリフレクタとを備えている。基板は、ランプボディにボルト止めされた支持板に連設されており、このことによりその位置決め固定が図られている。複数のリフレクタとしては、基板の上側および下側にそれぞれ配された上側リフレクタ、および下側リフレクタが設けられている。基板上面部の光源から発せられた光は、上側リフレタによって前方に反射される。基板下面部の光源から発せられた光は、下側リフレクタによって前方に反射される。上側リフレクタによって反射される光と、下側リフレクタによって反射される光とでは、配光パターンを相違させることができ、ハイビーム時における視認性を良好にし得るなどの利点を得ることが可能である。
しかしながら、前記従来技術においては、次に述べるように、改善すべき余地がある。
第1に、複数の光源や基板は、複数のリフレクタの後端部よりも前方に位置しており、車両用ランプを前方から観察した場合に、それら光源や基板が見えるようになっている。したがって、見栄えが悪く、車両用ランプ、ひいては車両の上質感あるいは高級感が損なわれる虞がある。
第2に、リフレクタとして、互いに別体で形成された複数のリフレクタを用いているため、車両用ランプ全体の部品点数が多いものとなる。また、複数のリフレクタの組み付け作業も煩雑なものとなる。したがって、製造コストが高くなる不具合もある。
特開2013−239362号公報
本発明は、前記したような事情のもとで考え出されたものであり、光源や基板が外部から不体裁に見えるようなことを防止または抑制して見栄えをよくすることができるとともに、部品点数の少数化などにより製造コストの低減化なども好適に図ることが可能な車両用ランプを提供することを、その課題としている。
上記の課題を解決するため、本発明では、次の技術的手段を講じている。
本発明により提供される車両用ランプは、光源を搭載した基板と、前面が前記光源から発せられた光を前方に反射するための凹面状の光反射面とされた主壁部を有するリフレクタと、を備えている、車両用ランプであって、前記リフレクタの前記主壁部の上下高さ方向または左右横幅方向の途中位置には、前方に向けて突出するように屈曲または湾曲した凸状曲壁部が設けられ、かつこの凸状曲壁部は、前記主壁部の背面側に、前方に向けて窪んだ後部開口状の背面側凹部を形成しており、前記基板は、前記光源が前記背面側凹部内に位置するようにして少なくともその一部分が前記背面側凹部に進入した状態に配されて
おり、前記凸状曲壁部には、前記光源から発せられた光を前記光反射面に向けて通過させる透光部が設けられていることを特徴としている。
このような構成によれば、次のような効果が得られる。
第1に、光源および光源を搭載した基板は、リフレクタの光反射面などの前方側には位置しておらず、リフレクタの背面側に位置しており、これらは車両用ランプの正面側などから不体裁な状態に見えないようにすることが可能である。したがって、基板や光源が外部から見えていた従来技術と比較すると、車両用ランプの見栄えをよくし、上質感あるいは高級感を生じさせることができる。
第2に、光源から発せられた光については、凸状曲壁部の透光部を通過して光反射面に到達した後に、前方に向けて反射させることが可能であり、光源を背面側凹部に配置させたことに起因して、光の照射作用に不具合を生じるようなことはない。その一方、リフレクタの凸状曲壁部は、主壁部に一体化させて設けることが可能であり、従来技術とは異なり、光源を搭載した基板の上側および下側の双方にリフレクタの光反射面を配置させる手段として、複数のリフレクタを用いるような必要はない。したがって、リフレクタの部品点数を少なくし、製造コストを廉価にすることが可能である。
第3に、基板の少なくとも一部については、背面側凹部内に進入させているため、リフレクタの後方側への基板の突出寸法を小さくすることが可能である。これは、車両用ランプの全体の小型化を促進したり、あるいはリフレクタの後方スペースを広く確保するような上で好ましい。
本発明において、好ましくは、前記背面側凹部は、前記主壁部の上下高さ方向途中位置に設けられ、かつ前記主壁部の左右横幅方向に延びており、前記基板は、この車両用ランプが車両に取り付けられた状態において、略水平状、または前下がり状の姿勢となるように設定されている。
このような構成によれば、次のような効果が得られる。
すなわち、本発明においては、光源が背面側凹部内に配されているため、光源から発散する熱が背面側凹部内に籠もり易く、とくに基板の下側領域には、熱がより籠もり易くなる。このような熱の籠もりは、光源の温度を上昇させ、光源に悪影響を及ぼす虞がある。光源がLED光源などの半導体発光素子である場合には、これらが高温になることに起因して、その使用寿命が短くなる不具合を生じる。これに対し、前記構成によれば、基板の下側領域に存在する空気が熱を帯びた場合に、この空気を基板に沿ってその後方側に円滑に流れさせることが可能となる。したがって、基板の下側領域、ひいては背面側凹部内に熱を籠もり難くし、光源が高温になることを防止することができる。その結果、光源の使用寿命を長くするなどの利点を得ることができる。
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行なう発明の実施の形態の説明から、より明らかになるであろう。
本発明に係る車両用ランプの要部の構成の一例を示す斜視図である。 図1のII−II断面図である。 図1および図2に示す構造で用いられているLED光源を搭載した基板の斜視図である。 本発明の他の例を示す概略斜視図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態について、図面を参照して具体的に説明する。
図1および図2に示す車両用ランプAは、車両用フロントランプであり、リフレクタR、および複数のLED光源1が搭載された基板2を備えている。LED光源1は、本発明でいう光源の一例である。
図面では省略しているが、車両用ランプAは、リフレクタRを囲み、かつこのリフレクタRを支持するケーシング状のランプボディ、およびこのランプボディの前面部を塞ぐ透光性のアウタカバーなどもさらに備えている。
リフレクタRは、その全体の概略形状が前面部開口の略椀状またはボックス状であり、上下高さ方向に起立して後方に窪むように湾曲した基本形態をもつ主壁部3、この主壁部3の上下高さ方向途中位置に形成された凸状曲壁部4、主壁部3の左右両側に繋がった一対の側壁部5、および基板2の取り付けを図るための基板用支持部6を備えている。好ましくは、これらの部分は、合成樹脂により一体成形されている。ただし、主壁部3の前面、凸状曲壁部4の表面、および一対の側壁部5の内面の全体には、光を高い反射率で反射可能なアルミ蒸着膜などの金属膜(不図示)が付着形成されており、前記した領域は、LED光源1から発せられた光を前方に向けて反射するための光反射面30,40,50とされている。
凸状曲壁部4は、主壁部3の上下高さ方向途中位置から前方に向けて突出するように屈曲または湾曲した部分であり、上壁部4a、この上壁部4aの下方に位置する下壁部4b、およびこれら上壁部4aと下壁部4bとの先端部どうしを繋ぐ先端壁部4cを有している。この凸状曲壁部4は、リフレクタRの横幅方向に断面略一様な状態で延びている。リフレクタRに凸状曲壁部4が設けられていることにより、リフレクタRの背面側には、凸状曲壁部4によって囲まれた領域として、前方に向けて窪んだ後部開口状の背面側凹部7が形成されている。好ましくは、上壁部4aは前下がり傾斜状であり、かつ下壁部4bは、後下がり傾斜状であり、背面側凹部7は、その上下開口幅が背面側凹部7の後部側ほど大きくなる形状とされている。この構成は、後述するように、背面側凹部7内にLED光源1から発散する熱を籠り難くする。
リフレクタRに凸状曲壁部4が設けられていることにより、主壁部3は、凸状曲壁部4を挟んで上側領域3aと下側領域3bとに区分されている。これに伴い、主壁部3の前向き面としての光反射面30も、凸状曲壁部4を挟んで上側光反射面30aと下側光反射面30bとに区分されている。
基板2は、図3に示すように、複数のLED光源1を上面部および下面部の双方に搭載したものであり、それら複数のLED光源1の点灯駆動制御を行なうためのドライバ8(ドライバIC)も搭載している。なお、図面では、ドライバ8を基板2の下面側に搭載しているが、このような構成によれば、後述する透光部45aを大きめのサイズに形成した場合に、車両用ランプAの斜め上前方側から透光部45aを介してドライバ8が見えないようにすることが徹底される。基板2の上面部側のLED光源1(1A)と、下面部側のLED光源1(1B)とは、互いに位置ずれした位置関係に設けられている。これは、各LED光源1から発生する熱が一部分に集中することを防止し、各LED光源1が高温になることを抑制するのに役立つ。なお、複数のLED光源1A,1Bどうしは、基板2の横幅方向に位置ずれさせるだけではなく、前後方向にも位置ずれさせた千鳥配列とし、熱をより分散させるようにしてもよい。
図2に示すように、基板2は、複数のLED光源1が背面側凹部7内に位置するように、この基板2の先端寄り部分が背面側凹部7内に進入された状態でリフレクタRに取り付けられている。この取り付け構造において、基板2は、凸状曲壁部4に非接触であり、上壁部4aおよび下壁部4bのそれぞれとの相互間に隙間7a,7bが形成されるように設けられている。
好ましくは、基板2は、略水平の姿勢、または適当な角度αで前下がり状に傾斜した姿勢とされている。なお、基板2のそのような姿勢は、車両用ランプAを車両に搭載した状態での姿勢であり、より厳密には、車両の空車状態での姿勢である。基板2を前下がり状に設定する場合、前記した角度αは、たとえば1度〜数度の範囲内の比較的小さい角度でよい。
基板2の取り付けは、たとえばネジ体29を利用して基板2を基板用支持部6にネジ止めすることにより図られている。基板用支持部6は、図面には示されていないが、リフレクタRの横幅方向に間隔を隔ててたとえば2箇所設けられており、基板2は、これら2箇所の基板用支持部6上に橋渡しされた状態に載せられた上で、前記したネジ止めが図られている。図3に示す符号28は、前記したネジ体29が挿通される一対の孔部である。主壁部3と基板用支持部6とは、既述したように一体成形されているが、基板用支持部6に基板2を固定させると、主壁部3の熱変形を抑制する効果が得られる。より詳しくは、凸状曲壁部4の上壁部4aや、主壁部3の上側領域3aは、LED光源1から発せられた熱を帯びた高温の空気に晒されるため、主壁部3の上部側が前方斜め下方に倒れ込むような熱変形(図2の矢印Na方向の変形)を生じる虞がある。これに対し、本実施形態においては、そのような熱変形を生じる虞のある箇所の基部に基板用支持部6が連設され、かつこの部分に基板2を固定させるため、前記した熱変形を抑制する効果が期待できることとなる。
凸状曲壁部4の上壁部4aおよび下壁部4bには、LED光源1(1A,1B)から上向き、または下向きに発せられた光を通過させるための複数の透光部45a,45bが設けられている。これらの透光部45a,45bは、たとえば貫通孔であり、図3に示した複数のLED光源1A,1Bに対応した配置である。複数の透光部45a,45bを通過した光は、上側光反射面30aおよび下側光反射面30bによってそれぞれ反射され、リフレクタRの前方に向けて進行するようになっている。複数のLED光源1は、ロービーム用のものと、ハイビーム用のものとにグループ分けされており、そのグループごとに個別に点灯駆動制御が可能となっている。
次に、前記した車両用ランプAの作用について説明する。
まず、基板2や、この基板2に搭載された複数のLED光源1は、リフレクタRの主壁部3の背面側に配されており、光反射面30の前方側に突出したような状態にはない。このため、車両用ランプAの正面側などの外部から基板2やLED光源1が不体裁に見えないようにすることが可能である。凸状曲壁部4の外面にも、主壁部3の光反射面30と同様な金属膜が付着形成されているため、凸状曲壁部4の存在に違和感を生じたり、あるいはこの凸状曲壁部4が不体裁に見えるようなこともなく、体裁のよいものとすることが可能である。また、複数の透光部45a,45bも不体裁な状態に目立たないようにすることが可能である。このようなことから、車両用ランプAの見栄えをよくし、上質感あるいは高級感をもたせることが可能である。
なお、光反射面30,40,50を構成する金属膜は、ドライバ8から発せられて前方に進行する電磁ノイズを遮断する機能を発揮する。したがって、リフレクタRよりも前方に電子・電気機器を配設する場合に、これらの機器にドライバ8からの電磁ノイズによる悪影響が及ばないようにすることも可能である。
一方、既述したように、複数のLED光源1から発せられた光は、凸状曲壁部4の透光部45a,45bを通過して上側光反射面30aおよび下側光反射面30bによって前方に適切に反射される。したがって、上側光反射面30aおよび下側光反射面30bの双方を有効に利用した前方への光の照射が可能であり、複数のLED光源1をリフレクタRの
前方に露出させた状態に配置させたことに起因して、照明機能に不備を生じたり、あるいは照明効率が低下するといった不具合もない。
リフレクタRの全体は、一体化されており、たとえば基板2の上方領域と下方領域とのそれぞれに位置する2つのリフレクタとして分割された構成とはされていない。このため、リフレクタRの数を最小個数とし、製造コストを低減することも可能である。また、基板2の取り付けは、リフレクタRの基板用支持部6を利用して行なわれているため、基板2を取り付けるための専用のブラケットをリフレクタRとは別に用いるような必要もない。したがって、部品点数の少数化を促進し、製造コストをより低減することが可能である。
LED光源1は、多くの熱を発散するが、この熱が背面側凹部7内に籠り、LED光源1がかなりの高温になると、その使用寿命はかなり短くなる。これに対し、本実施形態では、次のように、そのようなことを適切に防止することが可能である。
第1に、背面側凹部7は、その上下開口幅が背面側凹部7の後部側ほど大きくなる形状であり、背面側凹部7の後部開口部の開口面積は大きい。このため、背面側凹部7内の熱を帯びた高温の空気は、前記後部開口部からその後方に流出し易く、背面側凹部7内に熱を籠り難くすることが可能である。
第2に、上壁部4aは前下がり状であるため、基板2と上壁部4aとの隙間7aに存在する高温の空気については、上壁部4aの下面に沿って背面側凹部7の後部開口部側に流れ易い。したがって、隙間7aに熱を籠り難くすることが可能である。
第3に、基板2は、略水平状、または前下がり状であるため、基板2と下壁部4bとの隙間7bに存在する高温の空気については、基板2の下面に沿って背面側凹部7の後部開口部側に流れ易い。基板2が略水平状の場合であっても、車両走行時には、車両の揺れなどに起因して、基板2が前下がり状の姿勢になる場合が多く、前記した作用を得ることが可能である。したがって、隙間7bに熱を籠り難くすることが可能である。
このようなことから、LED光源1が高温雰囲気に晒されることは適切に防止され、その使用寿命を長くすることが可能である。
図4は、本発明の他の実施形態を示している。同図において、前記実施形態と同一または類似の要素には、前記実施形態と同一の符号を付している。
図4に示す車両用ランプAaにおいては、凸状曲壁部4が、リフレクタRの主壁部3の横幅方向(車両装着状態では、車幅方向)の途中位置に設けられ、かつ上下高さ方向に延びている。光反射面30は、凸状曲壁部4を挟んで左右2つの領域30a,30bに区分されている。リフレクタRの背面側凹部7は、凸状曲壁部4と同様に、上下高さ方向に延びているため、基板2は、それに対応した起立姿勢でリフレクタRに取り付けられることとなる。
本実施形態においても、前記実施形態と同様に、基板2やLED光源1が正面側などから不体裁に見えないようにしたり、リフレクタRの部品点数の少数化などを好適に図ることができる。なお、背面側凹部7が上下高さ方向に延びた形状とされ、かつ基板2が起立した姿勢とされるため、LED光源1から発散する熱が背面側凹部7に籠る不具合を、生じ難くすることが可能である。
本実施形態および先の実施形態から理解されるように、リフレクタの凸状曲壁部は、主壁部の上下高さ方向途中位置と、横幅方向途中位置とのいずれの箇所に設けられていてもよい。なお、図1においては、凸状曲壁部4が正面視において略水平状に延びた状態で形成されているが、この凸状曲壁部4を、上下高さ方向に適当な角度で傾斜した方向に延びるように形成してもよい。これと同様に、図4における凸状曲壁部4を正面視において斜
めに傾くように形成することもできる。
本発明は、上述した実施形態の内容に限定されない。本発明に係る車両用ランプの各部の具体的な構成は、本発明の意図する範囲内において種々に設計変更自在である。
上述の実施形態では、透光部が貫通孔として形成された例を示したが、本発明における透光部は、非切欠き状、切欠き状の孔部のいずれでもよい他、透明樹脂などの透光部材を用いて構成された非孔部状の部分として構成することも可能である。要は、光源から発せられた光を光反射面に向けて通過させる部分として構成されていればよい。
本発明に係る車両用ランプは、フロントランプに限らず、テールランプとして構成することも可能であり、その具体的な種類は限定されない。光源は、LED光源に限定されず、これ以外の半導体発光素子、あるいは半導体発光素子以外の光源を用いてもよい。
基板には、本発明が意図する光源とは別に、たとえばポジションランプ用やターンランプ用などの光源をさらに追加して搭載した構成とすることもできる。
A,Aa 車両用ランプ
R リフレクタ
1 LED光源(光源)
2 基板
3 主壁部(リフレクタの)
30 光反射面(主壁部の)
4 凸状曲壁部
45a,45b 透光部
6 基板用支持部
7 背面側凹部
8 ドライバ

Claims (2)

  1. 光源を搭載した基板と、
    前面が前記光源から発せられた光を前方に反射するための凹面状の光反射面とされた主壁部を有するリフレクタと、
    を備えている、車両用ランプであって、
    前記リフレクタの前記主壁部の上下高さ方向または左右横幅方向の途中位置には、前方に向けて突出するように屈曲または湾曲した凸状曲壁部が設けられ、かつこの凸状曲壁部は、前記主壁部の背面側に、前方に向けて窪んだ後部開口状の背面側凹部を形成しており、
    前記基板は、前記光源が前記背面側凹部内に位置するようにして少なくともその一部分が前記背面側凹部に進入した状態に配されており、
    前記凸状曲壁部には、前記光源から発せられた光を前記光反射面に向けて通過させる透光部が設けられていることを特徴とする、車両用ランプ。
  2. 請求項1に記載の車両用ランプであって、
    前記背面側凹部は、前記主壁部の上下高さ方向途中位置に設けられ、かつ前記主壁部の左右横幅方向に延びており、
    前記基板は、この車両用ランプが車両に取り付けられた状態において、略水平状、または前下がり状の姿勢となるように設定されている、車両用ランプ。
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