JPS6035126Y2 - 車輛用灯具 - Google Patents
車輛用灯具Info
- Publication number
- JPS6035126Y2 JPS6035126Y2 JP8074381U JP8074381U JPS6035126Y2 JP S6035126 Y2 JPS6035126 Y2 JP S6035126Y2 JP 8074381 U JP8074381 U JP 8074381U JP 8074381 U JP8074381 U JP 8074381U JP S6035126 Y2 JPS6035126 Y2 JP S6035126Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reflector
- lamp
- extension body
- reflecting mirror
- extension
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は新規な車輛用灯具に関する。
詳しくは、ランプボディと該ランプボディの前面を覆う
レンズとによって囲まれた空間内に反射鏡を配置し該反
射鏡の前縁から前方へ向って延びる延長体を設けて成る
車輌用灯具において、光源からの熱によって延長体が変
形してしまうことがないようにした新規な車輛用灯具を
提供しようとするものである。
レンズとによって囲まれた空間内に反射鏡を配置し該反
射鏡の前縁から前方へ向って延びる延長体を設けて成る
車輌用灯具において、光源からの熱によって延長体が変
形してしまうことがないようにした新規な車輛用灯具を
提供しようとするものである。
ランプボディとレンズとによって囲まれた空間内に可動
タイプの反射鏡を配置した自動車用ヘッドランプにおい
て、正面から見た場合の見え方を向上させるために、反
射鏡の前部開口縁から疑似反射鏡（エクステンションリ
フレクタ）を取り付けたものが多い。
タイプの反射鏡を配置した自動車用ヘッドランプにおい
て、正面から見た場合の見え方を向上させるために、反
射鏡の前部開口縁から疑似反射鏡（エクステンションリ
フレクタ）を取り付けたものが多い。
第１図に示したものは、そのようなタイプに属する従来
の自動車用ヘッドランプの一例である。
の自動車用ヘッドランプの一例である。
第１図において、ａはランプボディ、ｂはランプボディ
ａの前面開口を覆うレンズ、Ｃはランプボディａとレン
ズｂとによって囲まれた空間内に傾動可能なるように配
置された反射鏡、ｄは反射鏡Ｃの前部開口縁から前方へ
向って延びる疑似反射体、ｅは反射鏡Ｃに取着された光
源用電球である。
ａの前面開口を覆うレンズ、Ｃはランプボディａとレン
ズｂとによって囲まれた空間内に傾動可能なるように配
置された反射鏡、ｄは反射鏡Ｃの前部開口縁から前方へ
向って延びる疑似反射体、ｅは反射鏡Ｃに取着された光
源用電球である。
このような自動車用ヘッドランプにおいて、疑似反射鏡
ｄは、造形上の自由度を考慮して、熱可塑性合成樹脂に
よって成形されることが多い。
ｄは、造形上の自由度を考慮して、熱可塑性合成樹脂に
よって成形されることが多い。
ところが、最近では光源のハロゲン電球化が進み、ヘッ
ドランプ内の温度が比較的高温となるため、疑似反射鏡
ｄに変形が生じ、特に光源Ｃに近く最も高温となる部分
である上部後縁の中央部が第２図に示すように下方へ垂
れ下がるような変形を生じることがある。
ドランプ内の温度が比較的高温となるため、疑似反射鏡
ｄに変形が生じ、特に光源Ｃに近く最も高温となる部分
である上部後縁の中央部が第２図に示すように下方へ垂
れ下がるような変形を生じることがある。
そこで、第３図に示すように、疑似反射鏡ｄの高温に曝
される部分を熱から遮蔽するために遮蔽板ｆを設けるこ
とが行なわれているが、遮蔽板６の製造コストがかさむ
だけでなく、遮蔽板ｆを取着するために構造もかなり複
雑となり、相当のコスト高となることを覚悟しなければ
ならない。
される部分を熱から遮蔽するために遮蔽板ｆを設けるこ
とが行なわれているが、遮蔽板６の製造コストがかさむ
だけでなく、遮蔽板ｆを取着するために構造もかなり複
雑となり、相当のコスト高となることを覚悟しなければ
ならない。
そこで、本考案は、遮蔽板を設けるなどのコストアップ
の原因となるような手段を用いることなしに、疑似反射
体などの延長体が熱変形を起こすのを防止することがで
きるようにした新規な車輛用灯具を提供しようとするも
ので、ランプボディと該ランプボディの前面を覆うレン
ズとによって囲まれた空間内に反射鏡を配置し該反射鏡
の前縁から前方へ向って延びる延長体を設けて威る車輛
用灯具において、反射鏡を金属材料にて、また、延長体
を合成樹脂材料にてそれぞれ形成し、延長体の上部後縁
に略後方を向いた保合部を形成腰反射鏡の上方部前縁に
は略前方を向いた係合部を形成し、そして、反射鏡の係
合部と延長体の係合部とを係合せしめたことを特徴とす
る。
の原因となるような手段を用いることなしに、疑似反射
体などの延長体が熱変形を起こすのを防止することがで
きるようにした新規な車輛用灯具を提供しようとするも
ので、ランプボディと該ランプボディの前面を覆うレン
ズとによって囲まれた空間内に反射鏡を配置し該反射鏡
の前縁から前方へ向って延びる延長体を設けて威る車輛
用灯具において、反射鏡を金属材料にて、また、延長体
を合成樹脂材料にてそれぞれ形成し、延長体の上部後縁
に略後方を向いた保合部を形成腰反射鏡の上方部前縁に
は略前方を向いた係合部を形成し、そして、反射鏡の係
合部と延長体の係合部とを係合せしめたことを特徴とす
る。
以下に、本考案車輛用灯具の詳細を第４図乃至第８図に
示す実施例に従って説明する。
示す実施例に従って説明する。
図において１は本考案車輌用灯具を適用した自動車用の
前照灯を示す。
前照灯を示す。
２は合成樹脂製のランプボディであり、前方に向って開
放された容器状をしている。
放された容器状をしている。
３はガラスあるいは透明な合成樹脂から成るレンズで、
接着、クリップ止め等適宜の手段によりランプボディ２
にその前面開口を覆うように取着される。
接着、クリップ止め等適宜の手段によりランプボディ２
にその前面開口を覆うように取着される。
４は金属板をプレス形成された反射鏡である。
この反射鏡４は、図示していないが、既知の適当な手段
によって、ランプボディ２に傾動可能なるように取着さ
れている。
によって、ランプボディ２に傾動可能なるように取着さ
れている。
反射鏡４の後部には電球取付孔５が形成されており、こ
の電球取付孔５に図示していない光源用電球、例えばハ
ロゲン電球が取着される。
の電球取付孔５に図示していない光源用電球、例えばハ
ロゲン電球が取着される。
６は反射鏡４の前端縁から前方に向って延びるように反
射鏡４に取着された疑似反射鏡であり、適当な熱可塑性
合成樹脂によって形成されている。
射鏡４に取着された疑似反射鏡であり、適当な熱可塑性
合成樹脂によって形成されている。
疑似反射鏡６の後端両側部にはいくつかの突起７（一つ
だけ図示しである。
だけ図示しである。
）が一体に形成されており、これら突起７が反射鏡４の
開口縁から側方へ張り出すように形成されたフランジ８
に設けられた孔９にフランジ８の前方から挿通され、そ
の挿通端がフランジ８の裏側で熱風カシメ等によりカシ
メられ、これによって疑似反射鏡６が反射鏡４に取着さ
れる。
開口縁から側方へ張り出すように形成されたフランジ８
に設けられた孔９にフランジ８の前方から挿通され、そ
の挿通端がフランジ８の裏側で熱風カシメ等によりカシ
メられ、これによって疑似反射鏡６が反射鏡４に取着さ
れる。
疑似反射鏡６の上面の後端寄りの中央にはＬ字状の係合
片１０が一体に形成され、これによって、後方へ向って
開口した保合溝１１が形成される。
片１０が一体に形成され、これによって、後方へ向って
開口した保合溝１１が形成される。
そして、この係合溝１１にこれと対向した反射鏡４の上
部前縁１２が挿入係合される。
部前縁１２が挿入係合される。
上述したところから明らかなように、本考案車輛用灯具
においては、疑似反射鏡のような合成樹脂製の延長体の
上部後端に略後方を向いた係合部を形成し、この係合部
を反射鏡の上部前縁と係合せしめたので、延長体の上方
部が光源からの熱を受けても、下方へ垂れ下がるような
変形をすることがないという効果を有する。
においては、疑似反射鏡のような合成樹脂製の延長体の
上部後端に略後方を向いた係合部を形成し、この係合部
を反射鏡の上部前縁と係合せしめたので、延長体の上方
部が光源からの熱を受けても、下方へ垂れ下がるような
変形をすることがないという効果を有する。
しかも、遮蔽板を設けるのと比較すると、部品数が少な
く、コストも低減される。
く、コストも低減される。
第１図は従来の車輛用灯具の一例の概略を示す縦断面図
、第２図は第１図の灯具の弱点を示す縦断面図、第３図
は従来の車輛用灯具の別の例を示す縦断面図、第４図乃
至第８図は本考案車輌用灯具の実施の一例を示し、第４
図は概略を示す一部破断面図、第５図は第４図のＶ−Ｖ
線に沿う断面図、第６図は反射鏡部の一部平面図、第７
図は反射鏡部の正面図、第８図は要部の拡大斜視図であ
る。 符号の説明、１・・・・・・車輛用灯具、２・・・・・
・ランプボディ、３・・・・・・レンズ、４・・・・・
・反射鏡、６・・・・・・延長体、１０・・・・・・延
長体側の係合部、１２・・・・・・反射鏡側の保合部。
、第２図は第１図の灯具の弱点を示す縦断面図、第３図
は従来の車輛用灯具の別の例を示す縦断面図、第４図乃
至第８図は本考案車輌用灯具の実施の一例を示し、第４
図は概略を示す一部破断面図、第５図は第４図のＶ−Ｖ
線に沿う断面図、第６図は反射鏡部の一部平面図、第７
図は反射鏡部の正面図、第８図は要部の拡大斜視図であ
る。 符号の説明、１・・・・・・車輛用灯具、２・・・・・
・ランプボディ、３・・・・・・レンズ、４・・・・・
・反射鏡、６・・・・・・延長体、１０・・・・・・延
長体側の係合部、１２・・・・・・反射鏡側の保合部。
Claims (1)
- ランプボディと該ランプボディの前面を覆うレンズとに
よって囲まれた空間内に反射鏡を配置し該反射鏡の前縁
から前方へ向って延びる延長体を設けて戊る車輛用灯具
において、反射鏡を金属材料にて、また、延長体を合成
樹脂材料にてそれぞれ形威し、延長体の上部後縁に略後
方を向いた係合部を形威し、反射鏡の上方部前縁には略
前方を向いた保合部を形威し、そして、反射鏡の保合部
と延長体の係合部とを係合せしめたことを特徴とする車
輌用灯具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8074381U JPS6035126Y2 (ja) | 1981-06-01 | 1981-06-01 | 車輛用灯具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8074381U JPS6035126Y2 (ja) | 1981-06-01 | 1981-06-01 | 車輛用灯具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57192602U JPS57192602U (ja) | 1982-12-07 |
| JPS6035126Y2 true JPS6035126Y2 (ja) | 1985-10-19 |
Family
ID=29876285
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8074381U Expired JPS6035126Y2 (ja) | 1981-06-01 | 1981-06-01 | 車輛用灯具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6035126Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61158602A (ja) * | 1984-12-29 | 1986-07-18 | 株式会社小糸製作所 | 自動車用ランプの反射鏡 |
| JPS61158603A (ja) * | 1984-12-29 | 1986-07-18 | 株式会社小糸製作所 | 自動車用ランプの反射鏡 |
-
1981
- 1981-06-01 JP JP8074381U patent/JPS6035126Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57192602U (ja) | 1982-12-07 |
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