JPS606963Y2 - 車輛用前照灯 - Google Patents

車輛用前照灯

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Publication number
JPS606963Y2
JPS606963Y2 JP12167179U JP12167179U JPS606963Y2 JP S606963 Y2 JPS606963 Y2 JP S606963Y2 JP 12167179 U JP12167179 U JP 12167179U JP 12167179 U JP12167179 U JP 12167179U JP S606963 Y2 JPS606963 Y2 JP S606963Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal member
reflector
light bulb
terminal
heat
Prior art date
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Expired
Application number
JP12167179U
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English (en)
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JPS5638901U (ja
Inventor
静司 滝
侑司 吉本
Original Assignee
株式会社小糸製作所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社小糸製作所 filed Critical 株式会社小糸製作所
Priority to JP12167179U priority Critical patent/JPS606963Y2/ja
Publication of JPS5638901U publication Critical patent/JPS5638901U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS606963Y2 publication Critical patent/JPS606963Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は新規な車輌用前照灯に関し、特に灯室内の熱を
外に逃がして灯室内が高温化することを防止することの
できる新規な車輌用前照灯を提供しようとするものであ
る。
車輌用前照灯は交通の安全を確保するのに必要な照射能
を得るために比較的高出力の光源が用いられる。
又、他方で、車輌、例えば自動車においては装備品の設
置空間が制約されるので外形状を可能な限り小型化する
ことが必要である。
そこで、灯室の容積に対して比較的高出力の光源が用い
られることが多く、光源から発せられる熱によって灯室
内が高温化することになる。
そして、灯室内が高温化することはそれ自体問題である
けれど、反射鏡やレンズの材料に耐熱性の高いものが用
いられる場合はそれ程致命的とはならないが、耐熱性の
それ程高くない材料が用いられる場合は非常に大きな問
題となる。
そして、最近では、軽量化、デザインの自由度の拡大等
の要求に応じて車輌用の前照灯には合成樹脂製の反射鏡
を使うことの必要性が大きくなって来ている。
そこで、灯室内の高温化を防ぐことはきわめて重要な問
題となって来ている。
本考案は、上記の如き実情に鑑みて為されたもので、余
り複雑な構造を採ることなく灯室内の熱を外に逃がして
灯室内が高温化することを防止することができる新規な
車輌用前照灯を提供しようとするもので、金属製のター
ミナル部材を反射鏡後部にそこを前後に貫通するように
して保持し、該ターミナル部材の反射鏡内側にある部分
にて電球を保持すると共に電球の外部リード線ををター
ミナル部材に接続し、ターミナル部材の反射鏡外側への
突出端をターミナル部とし、更に該ターミナル部材の反
射鏡外突出部に放熱片が接触状になるように保持された
ことを特徴とする。
以下に本考案車輌用前照灯の詳細を図面に示された実施
例に従って説明する。
第1図乃至第3図は本考案車輌用前照灯の第1の実施例
を示すものである。
1は合成樹脂製の反射鏡であり、後部に電球挿入孔2が
形成され、該電球挿入孔2の周縁部から後方へ突出され
た取付筒部3が一体に形成されている。
4,4は導電性を有する金属板から戊るターミナル部材
で、その中間部は合成樹脂製のモールド部5内に埋設さ
れている。
そして、このモールド部5内の外径は前記取付筒部3の
内径と略等しくされている。
6はハロゲン電球でピンチシール部7の両側端がターミ
ナル部材4,4の先端に保持されている。
ターミナル部材4の先端両側部には主部の肉厚の略半分
程の肉厚にされた挟持片8,8が連設されており、この
挟持片8,8が主部と共に略コ字状を為すように折り曲
げられ、この挟持片8,8の間に電球6のピンチシール
部7の側端縁を挾持してターミナル部材4,4の先端間
に電球6を保持する。
尚、挾持片8,8を他の部分より肉厚を薄くすると、タ
ーミナル部材4そのものがしっかりとすると共に、挾持
片8,8を電球6のピンチシール部7の側端部形状に良
くなじませることが可能となり、電球の保持がより確実
となる。
更にターミナル部材4,4の後方突出部は適当な箇所に
クランク状に折曲された段部9,9が形成され、該段部
9,9より後側の部分10.10がターミナル部材とさ
れる。
11,1は放熱片で、熱伝導のよい金属板で形成されて
おり、ターミナル部材4.4の段部9,9にスポット溶
接等により固着され側方へ張り出している。
尚12,12は電球6の外部リード線で、ピンチシール
部7を通って外部に導出され、更にターミナル部材4,
4に半田付等により接続されている。
そして、モールド部5が反射鏡1の取付筒部3内に内嵌
され、電球6の反射鏡1に対する位置決めをした後、超
音波溶着、接着等によりモールド部5を取付筒部3に対
して一体化する。
以上に記載したように、本考案車輌用前照灯においては
、ターミナル部材が反射鏡を前後に貫通して設けられて
いるため、灯具空間の熱がターミナル部材を伝わって反
射鏡外に突出している部分から放射される。
ターミナル部材の反射鏡外突山部には放熱片が接触状に
設けられ、これによって放熱面の総体面積が増大され良
好な放熱効果が得られる。
尚、上記実施例において放熱片は別体のものがターミナ
ル部材に固着さているが放熱片をターミナル部材と一体
に形成しても構わないことは勿論である。
例えば、第4図に示すようにターミナル部材4に一体に
形成されかつ略直角に折曲された放熱片11の一部を切
欠き更に屈曲してターミナル部材10を形成するように
しても良い。
第5図は本考案車輌用前照灯の第2の実施例を示すもの
である。
この実施例において放熱片11’、11’はその基部に
折曲片13.13が形成されており、この折曲片13.
13がターミナル部材4,4と接触された状態でモール
ド部5に埋設されている。
第6図は本考案車輌用前照灯の第3の実施例を示すもの
である。
この実施例において、放熱片11.11はその基部がタ
ーミナル部材4,4の段部9,9と反射鏡1の取付筒部
3後端との間に挟着状に保持されている。
第7図は本考案車輌用前照灯の第4の実施例を示すもの
である。
14は遮光キャップであり、その後端部が一方のターミ
ナル部材4の先端部にスポット溶接等により固固定され
ている。
この実施例においては遮光キャップ14が灯具空間内の
熱を集める役目を果すため、より効果的に灯具空間内の
温度を下げることができる。
第8図は本考案車輌用前照灯の第5の実施例を示すもの
である。
この実施例において、ターミナル部材4の先端に形成さ
れた挟持片8,8にはその先端に直角に折り曲げられた
集熱片15.15が一体に形成され、灯具空間内からよ
り多くの熱を集め、これをターミナル部材4を通して灯
具外へ放出するように工夫されている。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案車輌用前照灯の第1の実施例
を示すもので、第1図は要部の縦断面図、第2図は要部
の拡大斜視図、第3図はターミナル部材の挟持片を折り
曲げていない状態で示すターミナル部材先端部の拡大斜
視図、第4図は放熱片をターミナル部材と一体に形成し
た例を示す斜視図、第5図は本考案車輌用前照灯の第2
の実施例を示す要部縦断面図、第6図は本考案車輌用前
照灯の第3の実施例を示す要部縦断面図、第7図は本考
案車輌用前照灯の第4の実施例を示す要部縦断面、第8
図は本考案車輌用前照灯の第5の実施例を示す要部斜視
図である。 符号の説明、1・・・・・・反射鏡、4・・・・・・タ
ーミナル部材、6・・・・・・電球、10・・・・・・
ターミナル部、11・・・・・・放熱片、12・・・・
・・外部リード線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 金属製のターミナル部材を反射鏡後部に該反射鏡後部を
    前後に貫通するようにして保持腰該ターミナル部材の反
    射鏡内側にある部分にて電球を保持すると共に電球の外
    部リード線をターミナル部材に接続し、ターミナル部材
    の反射鏡外側への突出端をターミナル部とし、更に該タ
    ーミナル部材の反射鏡外突出部に放熱片が接触状になる
    ように保持されたことを特徴とする車輌用前照灯。
JP12167179U 1979-09-03 1979-09-03 車輛用前照灯 Expired JPS606963Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12167179U JPS606963Y2 (ja) 1979-09-03 1979-09-03 車輛用前照灯

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12167179U JPS606963Y2 (ja) 1979-09-03 1979-09-03 車輛用前照灯

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5638901U JPS5638901U (ja) 1981-04-11
JPS606963Y2 true JPS606963Y2 (ja) 1985-03-07

Family

ID=29353797

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12167179U Expired JPS606963Y2 (ja) 1979-09-03 1979-09-03 車輛用前照灯

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0317361Y2 (ja) * 1986-09-29 1991-04-12

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JPS5638901U (ja) 1981-04-11

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