JPH0622882Y2 - 車輌用灯具 - Google Patents

車輌用灯具

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JPH0622882Y2
JPH0622882Y2 JP1989012195U JP1219589U JPH0622882Y2 JP H0622882 Y2 JPH0622882 Y2 JP H0622882Y2 JP 1989012195 U JP1989012195 U JP 1989012195U JP 1219589 U JP1219589 U JP 1219589U JP H0622882 Y2 JPH0622882 Y2 JP H0622882Y2
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JP
Japan
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lens body
front surface
circuit board
printed circuit
protrusions
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JP1989012195U
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JPH02104510U (ja
Inventor
勉 町田
正記 萩原
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Koito Manufacturing Co Ltd
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Koito Manufacturing Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案車輌用灯具を以下の項目に従って詳細に説明す
る。
A.産業上の利用分野 B.考案の概要 C.従来技術[第9図] D.考案が解決しようとする課題[第9図] E.課題を解決するための手段 F.実施例[第1図乃至第8図] a.概要 b.レンズ体 c.カバー体 d.プリント基板 e.その他 G.考案の効果 (A.産業上の利用分野) 本考案は新規な車輌用灯具に関する。詳しくは、一方向
に長いプリント基板にその長手方向に沿って多数の発光
ダイオードを配列して成る光源体をレンズの内側に配置
した車輌用灯具において、光束の利用率が高く、しか
も、プリント基板の組み付け作業性がよくて製造が容易
である新規な車輌用灯具を提供しようとするものであ
る。
(B.考案の概要) 本考案車輌用灯具は、発光ダイオードが多数配列された
プリント基板を湾曲させることによって湾曲したレンズ
体前面部と各発光ダイオードとの間の間隔が略等しくな
るようにして光束の利用率が高くなると共に、湾曲させ
られるプリント基板の組み付け作業性もよいので製造が
容易となる。
(C.従来技術)[第9図] 一方向に長いプリント基板にその長手方向に沿って多数
の発光ダイオードを配列して成る光源体をレンズの内側
に配置した車輌用灯具が知られている。
そして、このような車輌用灯具のレンズ前面部が該車輌
用灯具が搭載される車輌のデザインに合わせて湾曲され
る場合がある。そして、レンズ前面部が湾曲されて各発
光ダイオードとレンズ前面部との間の間隔が不揃いにな
ると発光ダイオードから照射される光束の利用率が低く
なったり、レンズ前面部の明るさが不均一になったりす
るという問題がある。
そこで、かかる不都合を解消するために、実開昭61−
192400号公報によって第9図に示すような灯具a
が提案されている。
即ち、該灯具aは、プリント基板bに設置される発光ダ
イオードc、c、・・・のリードd、d、・・・をレン
ズeに近いところでは短かく、また、レンズeに遠いと
ころでは長くして各発光ダイオードc、c、・・・とレ
ンズeとの間の間隔が略一定になるようにしたものであ
る。
(D.考案が解決しようとする課題)[第9図] ところで、上記灯具aにおけるように、各発光ダイオー
ドc、c、・・・のリードd、d、・・・の長さを全て
変えながらプリント基板bにマウントすることは製造が
きわめて面倒であり、しかも、発光ダイオードc、c、
・・・とレンズeとの間の間隔を一様に保つのが難し
く、実用的でない。
(E.課題を解決するための手段) 本考案車輌用灯具は、上記した課題を解決するために、
プリント基板を前面部の湾曲に合わせて湾曲させ、各発
光ダイオードのレンズ前面部との間の間隔を略等しくす
ると共に、プリント基板を組み付けると同時にプリント
基板が前面部の湾曲に合わせて湾曲されるようにしたも
のである。
従って、本考案車輌用灯具にあっては、各発光ダイオー
ドとレンズ体前面部との間の間隔が略一様となるため発
光ダイオードから照射される光束の利用率が向上し、か
つ、レンズ体前面部の明るさも全体に亘って略均一とな
る。また、プリント基板を湾曲させることによって各発
光ダイオードとレンズ体前面部との間の間隔を一様にす
ることができるので、構造がきわめて簡単であり、さら
に、湾曲させられるプリント基板の組み付け作業性もよ
いので製造が容易である。
(F.実施例)[第1図乃至第8図] 以下に、本考案車輌用灯具の詳細を図示した実施例に従
って説明する。
第1図乃至第8図は本考案を自動車の後部スポイラーに
取着される停止灯1に適用したものである。
(a.概要) 図中2は自動車の後部スポイラーであり、後端部の下面
に後方と下方に開口しかつ左右方向に長い切欠3が形成
され、該切欠3を補完するように、停止灯1が取着され
ている。
(b.レンズ体) 4はレンズ体であり、透明な熱可塑性の合成樹脂で型成
形により形成されている。尚、この灯具1は停止灯であ
るので、レンズ体4はその機能色である赤色に着色され
た着色透明とされている。
レンズ体4の底板5は後端(尚、灯具1に関して前後方
向は、自動車の後方を前方とし自動車の前方を後方とす
る。このことは次の第2の実施例に関する記述でも同様
である。)から前端に行くに従って徐々に上方へ行くよ
うに湾曲し、前端から略3分の1位のところから湾曲が
徐々に深くなって上方へ立ち上がって行く形状をしてい
る。そして、この前端から3分の1位のところから前端
までの部分が略前方を向いた前面部5aとされ、該前面
部5aは上方から見て中央部が前方へ突出するように湾
曲されている。
6は底板5の後端から略3分の1位前方に寄ったところ
から立設された後壁である。後壁6の左右両側端部7、
7は上方から見て略L字状に湾曲し、その端縁7a、7
aは後壁6のその余の部分より前方に位置している。
8、8は底板5の両側縁のうち後壁6の両側端縁7a、
7aから前端までの部分から立設された側壁であり、こ
れら側壁8、8の上端、後壁6の上端及び底壁5の前端
は略同一の平面内にあるようにされて上部開口縁を形成
しており、これらによって囲まれた部分に凹部9が形成
されている。
そして、上記したレンズ体4の上部開口縁には内側に浅
い切欠10が形成されている。
底板5の内面のうち後壁6に近接した部分に複数の突起
11、11、・・・が略左右方向に並んで、かつ、適当
に間隔を空けて形成されている。そして、これら突起1
1、11、・・・は中央にあるものが最も前側に、そし
て、両端にあるものが最も後側に位置し、これら突起1
1、11、・・・を結んだ線がレンズ体4の前面部5a
の湾曲に沿うように湾曲され、各突起11、11、・・
・と前面部5aとの間の間隔が略等しくなるようにされ
ている。
各突起11、11、・・・には左右方向に延びる係合溝
12、12、・・・が形成されている。各係合溝12、
12、・・・は突起11、11、・・・の上面の他左右
両側面にも開口しているが、一方の端部に形成された係
合溝12aのみは一端側が閉塞されている。そして、突
起11、11、・・・が上記したように配列されている
ので、各係合溝12、12、・・・を結ぶ線はレンズ体
4の前面部5aと略平行に延び、各係合溝12、12、
・・・と前面部5aとの間の間隔が略等しくなるように
されている。
13、13、・・・は上記突起11、11、・・・の間
の部分に形成された位置決め用の係合突起である。
14、14は後壁6の両側端部7、7の外側に沿って底
板5から立ち上げられたボス部であり、その上端には一
回り小さい突部14a、14aが形成され、かつ、挿通
孔15、15が形成されている。尚、該ボス部14、1
4の内部は上記挿通孔15、15より大径でかつ下端に
開口した孔16、16が形成されている。
17は後壁6の左右方向における中央寄りの位置に形成
された引出孔である。
(c.カバー体) 18は左右方向に長い略帯板状をしたカバー体であり、
レンズ体4の材料合成樹脂と同系統の合成樹脂で形成さ
れている。
カバー体18はレンズ体4の上部開口縁に形成された切
欠10内に嵌合される形状をしており、該切欠10の高
さより稍、たとえば0.2mm程大きい厚さを有している。
カバー体18の下面のうち上記突起11、11、・・・
の配列ラインに対応したライン上に突起19、19、・
・・が配列形成され、かつ、これら突起19、19、・
・・に上記係合溝12、12、・・・の配列ラインに対
応したラインに沿い下方に向って開口した係合溝20、
20、・・・が形成されている。
しかして、該カバー体18はレンズ体4の開口縁に形成
された切欠10に嵌合され、その状態で超音波融着によ
り、その全周がレンズ体4の上部開口縁に固着される。
尚、前述したように、カバー体18の厚さを切欠10の
高さより稍大きくしてあるので、双方に若干の製造上の
寸法誤差が生じても超音波振動ホーンをカバー体18の
周縁部に確実に当接させることができ、確実な超音波融
着を行なうことができる。
(d.プリント基板) 21はプリント基板であり、上下幅が小さく左右方向に
長い帯板状をしている。
該プリント基板21の下縁には適当な間隔を置いて位置
決め用の係合切欠22、22、・・・が形成されてい
る。
23、23、・・・はプリント基板21の前面に左右方
向に一列に並んで取着された発光ダイオードであり、同
一特性のものが使用されている。
24はプリント基板21上のプリント導体と接続された
コードである。
かかるプリント基板21は、カバー体18がレンズ体4
に取着される前に、その下縁部がレンズ体4の底板5内
面に形成された係合溝12a及び12、12、・・・に
係合され、更に、下縁の係合切欠22、22、・・・が
レンズ体4の底板5に形成された係合突起13、13、
・・・と係合されてレンズ体4に対する左右方向の位置
決めが為される。
そして、カバー体18が上記したようにレンズ体4に取
着されると、プリント基板21の上縁部がカバー体18
の下面に形成された上記係合溝20、20、・・・に係
合される。
以上のようにして、プリント基板21はレンズ体4とカ
バー体18とによって挟着状に保持されると共に、その
上下両縁部がそれぞれ係合溝12a、12、12、・・
・及び20、20、・・・に係合されることによって左
右方向における中央が最も前側に位置し、両端が最も後
側に位置するように湾曲され、左右方向における各部分
のレンズ体前面部5aとの間の間隔が略等しくなる。従
って、かかるプリント基板21の前面に配列された各発
光ダイオード23、23、・・・のレンズ体前面部5a
との間の間隔が略等しくなる。
25はレンズ体4の後壁6に形成された引出孔17に取
着されたゴム製グロメット、26はレンズ体4の底板5
の後縁部上面に取着されたコネクタであり、上記コード
24はグロメット25を通して凹部9外に引き出されて
コネクタ26に接続されている。
(e.その他) 尚、上記停止灯1において、レンズ体4の前面部5aの
内面に特願昭63−148323号で詳細に示されてい
るところの、縦、横3つずつ3列に配列された合計9つ
のプリズム27cc、27cu、27cd、27rc、
27ru、27rd、27リットルc、27リットル
u、27リットルd群から成り、前記発光ダイオード2
3、23、・・・から出た光を所定の方向に導く光制御
部28を各発光ダイオード23、23、・・・に対応し
て設け、その中央のプリズム27ccの中心を対応する
発光ダイオード23の中心と略一致させるようにすると
良い(第6図、第7図参照)。
尚、この場合、左右方向において、中央に位置する発光
ダイオード23の照射軸は真直ぐであるが、左右に行く
に従って左又は右への傾斜が大きくなる。そこで、上記
プリズム27、27、・・・を上記照射軸の傾斜に応じ
てそれを補正するように変形すれば良い。
例えば、第7図に2点鎖線で示すように、発光ダイオー
ド23の照射軸x−xが右に傾斜している場合、各プリ
ズム27′cc、27′リットルc、27′rcを標準
のもの27cc、27リットルc、27rc(実線で示
してある。)に比較して左側が厚く右側が薄くなるよう
に変形し、そして、該変形の度合を照射軸x−xの傾斜
の度合に応じて加減すれば良い。尚、第7図には上下方
向における中央の列のプリズムについてのみ補正例を示
したが、上側列のプリズム27cu、27リットルu、
27ru及び下側列のプリズム27cd、27リットル
d、27rdについても同様の補正を行なうと良いこと
は勿論である。
しかして、取付ねじ29、29がレンズ体4に形成され
たボス部14、14の孔16、16に下方から挿入さ
れ、更に、挿通孔15、15に挿通されてから、スポイ
ラー2の切欠3上面に埋込状に取着されたナット30、
30に螺合され、これによって、スポイラー2の切欠3
内に停止灯1が取着される。
(G.考案の効果) 以上に記載したところから明らかなように、本考案車輌
用灯具は、一方向に長いプリント基板にその長手方向に
沿って多数の発光ダイオードを配列して成る光源体を上
方に開口し一方向に長いレンズ体の内側に配置し、レン
ズ体の上部開口をカバー体で覆った車輌用灯具であっ
て、レンズ体の前面部がプリント基板の長手方向におい
て湾曲されており、プリント基板をレンズ体前面部の湾
曲に合わせて湾曲させ、各発光ダイオードのレンズ体前
面部との間の間隔を略等しくし、上記レンズ体の底板の
内面の後壁に近接した部分には各突起を結ぶ線がレンズ
体前面部の湾曲に沿うように複数の突起を並べて形成
し、各突起には、プリント基板の長手方向に延び上方に
開口した係合溝をそれぞれ形成すると共に各係合溝を結
ぶ線がレンズ体前面部と略平行になるようにし、上記カ
バー体の下面には上記突起の配列ラインに対応したライ
ン上に複数の突起を並べて形成し、各突起には上記係合
溝の配列ラインに対応したラインに沿うように下方に開
口した係合溝をそれぞれ形成したことを特徴とする。
従って、本考案車輌用灯具にあっては、各発光ダイオー
ドとレンズ体前面部との間の間隔が略一様となるため発
光ダイオードから照射される光束の利用率が向上し、か
つ、レンズ体前面部の明るさも全体に亘って略均一とな
る。また、プリント基板を湾曲させることによって各発
光ダイオードとレンズ体前面部との間の間隔を一様にす
ることができるので、構造がきわめて簡単であり、さら
に、湾曲させられるプリン基板の組み付け作業性もよい
ので製造が容易である。
尚、上記した各実施例における具体的な構造は、本考案
の具体化の例を示したものにすぎず、これらによって本
考案の技術的範囲が限定的に解釈されるものではなく、
本考案の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能であ
ることは云うまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第8図は本考案車輌用灯具の実施の一例を示
すもので、第1図は一部を切欠いて示す平面図、第2図
は一部を切欠いて示す正面図、第3図は第1図のIII−I
II線に沿う拡大断面図、第4図は第1図のIV−IV線に沿
う拡大断面図、第5図は第2図のV−V線に沿う拡大断
面図、第6図はレンズ前面部の内面の一例を示す拡大斜
視図、第7図はレンズプリズムの補正例を示す拡大断面
図、第8図は使用例を示す斜視図、第9図は従来の車輌
用灯具の一例を示す断面図である。 符号の説明 1……車輌用灯具、4……レンズ体、 5……レンズ体の底板、5a……レンズ体の前面部、6
……レンズ体の後壁、 11……レンズ体の突起、 12……レンズ体の係合溝、 18……カバー体、19……カバー体の突起、20……
カバー体の係合溝、 21……プリント基板、23……発光ダイオード

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一方向に長いプリント基板にその長手方向
    に沿って多数の発光ダイオードを配列して成る光源体を
    上方に開口し一方向に長いレンズ体の内側に配置し、レ
    ンズ体の上部開口をカバー体で覆った車輌用灯具であっ
    て、 レンズ体の前面部がプリント基板の長手方向において湾
    曲されており、 プリント基板をレンズ体前面部の湾曲に合わせて湾曲さ
    せ、各発光ダイオードのレンズ体前面部との間の間隔を
    略等しくし、 上記レンズ体の底板の内面の後壁に近接した部分には各
    突起を結ぶ線がレンズ体前面部の湾曲に沿うように複数
    の突起を並べて形成し、各突起には、プリント基板の長
    手方向に延び上方に開口した係合溝をそれぞれ形成する
    と共に各係合溝を結ぶ線がレンズ体前面部と略平行にな
    るようにし、 上記カバー体の下面には上記突起の配列ラインに対応し
    たライン上に複数の突起を並べて形成し、各突起には上
    記係合溝の配列ラインに対応したラインに沿うように下
    方に開口した係合溝をそれぞれ形成した ことを特徴とする車輌用灯具
JP1989012195U 1989-02-06 1989-02-06 車輌用灯具 Expired - Lifetime JPH0622882Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH039109Y2 (ja) * 1985-05-13 1991-03-07
JPS63135706U (ja) * 1987-02-27 1988-09-06

Also Published As

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JPH02104510U (ja) 1990-08-20

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