JPH11198723A - 車両用室内灯のグローブの取付け装置 - Google Patents

車両用室内灯のグローブの取付け装置

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JPH11198723A
JPH11198723A JP10018187A JP1818798A JPH11198723A JP H11198723 A JPH11198723 A JP H11198723A JP 10018187 A JP10018187 A JP 10018187A JP 1818798 A JP1818798 A JP 1818798A JP H11198723 A JPH11198723 A JP H11198723A
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JP
Japan
Prior art keywords
glove
locking
decorative frame
flange
globe
Prior art date
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Pending
Application number
JP10018187A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Hauchi
清 葉内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hino Motors Ltd
Original Assignee
Hino Motors Ltd
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Publication date
Application filed by Hino Motors Ltd filed Critical Hino Motors Ltd
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  • Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)
  • Arrangements Of Lighting Devices For Vehicle Interiors, Mounting And Supporting Thereof, Circuits Therefore (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】見栄えがよく、組立てが簡単で、しかも部品点
数が少なく、低コストの灯具カバーを提供することを目
的とする。 【解決手段】グローブのフランジ側にはその係止位置に
スリット状係止孔35を形成するとともに、その外周側
に係止用突部37を形成しておき、これに対して飾り枠
30にはその係止位置において中心側と外周側とにそれ
ぞれ係止爪33、34を形成し、これらの係止爪33、
34をスリット状係止孔35と係止用突部37とに係止
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用室内灯のグロ
ーブの取付け装置に係り、とくに光源をグローブによっ
て覆うとともに、このグローブの周縁部に飾り枠を装着
するようにした車両用室内灯のグローブの取付け装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】例えばバスの室内灯のグローブの取付け
構造は図7および図8に示すような構造になっていた。
すなわち光源を構成する蛍光灯1がケース2内において
その中央部に配されるようになっており、このようなケ
ース2を天井内板3の内側に固定するようにしていた。
そして上記ケース2の下部開口を覆うように乳白色のグ
ローブ4を取付けるようにしており、このようなグロー
ブ4によって蛍光灯1からの光を拡散させるようにして
いた。
【0003】グローブ4の取付けは、グローブ4の周縁
部に形成されているフランジ5の所定の位置にそれぞれ
形成されているビス挿通孔にビス6を挿通し、このよう
なビス6によってフランジ5を天井内板3の下面に固定
するようにしていた。そしてこの後に上記グローブ4の
フランジ5を覆うように飾り枠7を取付けるようにして
いた。この飾り枠7のビス挿通孔8にビス9を挿通さ
せ、このビス9を上記フランジ5の切欠きを通して天井
内板3に固定するようにしていた。ここでビス9が露出
すると外観を損うために、ビス9が取付けられる位置を
キャップ10で覆うようにしていた。
【0004】また実開昭62−156548号公報に
は、硬質樹脂から成るモール本体の両端部にそれぞれ上
方に折曲された側板部が設けられているとともに、モー
ル本体の両側の中央部に軟質樹脂から成る係合体が一体
に設けられた構成のモールを形成し、蛍光灯ケースのフ
ランジ部外方にレールを固定した構成の蛍光灯ケースを
そのレール上から天井の取付け部材にビスで取付け、レ
ールの下面に設けられた溝部にモールの係合体を係合さ
せることによりビスを隠蔽してレールにモールを取付
け、このモールの一方の側板部の端部と蛍光灯ケースの
フランジ部内方との間でグローブのフランジを押圧挟持
するとともに、他方の側板部の端部を天井面に当接させ
るようにした車両用蛍光灯ユニットの取付け装置が開示
されている。
【0005】実公平4−11292号公報には、固定板
部が灯具ケースの縁部とグローブの縁部とを介して天井
板にねじにより固定され、その固定板部には垂設板部が
下面の上記グローブ中心側の端縁に垂設され、固定板部
の他端縁にヒンジ状に連結されて蓋体部が設けられ、そ
の蓋体部は閉の状態で垂設板部の下端近傍に係合固定さ
れ、上記ねじを隠すことができるようにされ、さらに固
定板部の底面にリブが形成され、その固定板部、垂設板
部、蓋体部およびリブは一体に構成され、かつヒンジ状
連結部が天井板と接触するように、固定板部および蓋体
部が折曲げられている車両用室内灯の取付け装置が開示
されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図7および図8に示す
従来のグローブの取付け装置によると、部品点数が多い
ばかりでなく、ねじ締めする個所が多く、このために組
立てに要する工数が増加する欠点がある。しかもグロー
ブ4のフランジ5を飾り枠7で覆ってビス9で固定した
後に、ビス9をキャップ10によって覆うようにしてい
るが、キャップ10によって飾り枠7の連続性が欠如
し、これによって見栄えが悪化するという問題がある。
【0007】実開昭62−156548号公報に開示さ
れている構造は、ビス止めの個所が少なくなるものの、
断面がコ字状に屈曲されたレールを必要とし、これによ
って部品点数が増大する。またこのようなレールにモー
ルを固定するためにモールに軟質樹脂から成る係止部を
係止しなければならず、このためにモールの構造がより
複雑になるとともに、そのコストが増大する欠点があ
る。
【0008】実公平4−11292号公報に開示されて
いる構造は、グローブのビスによる固着部を固定部材に
よって覆うようにしたものであって、この固定部材が飾
り枠を構成している。ところがこの固定部材はヒンジ機
構を有するために、複雑な成形を行なった成形品から構
成されることになる。すなわち特殊な成形を行なった固
定板部から成る飾り枠を必要とする欠点があった。
【0009】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであって、組立てが簡単でその工数が低減され、
部品点数が少なく、低コストで、見栄えの良好な車両用
室内灯のグローブの取付け装置を提供することを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、光源を覆うグ
ローブの周縁のフランジをビスによって天井板に固定す
るとともに、前記グローブのフランジを覆うように飾り
枠を装着して成る車両用室内灯のグローブの取付け装置
において、前記飾り枠に係止爪を形成し、該係止爪を前
記グローブのフランジに形成されている係止部に係止し
て前記飾り枠を取付けるようにしたことを特徴とする車
両用室内灯のグローブの取付け構造に関するものであ
る。
【0011】前記飾り枠の係止位置において互いに近接
して中心側と外周側とにそれぞれ係止爪が形成され、中
心側の係止爪がグローブの係止孔に係止されるととも
に、外周側の係止爪が前記グローブの外周縁に形成され
ている突部から成る係止部のエッジに係止されるように
してよい。
【0012】
【発明の実施の形態】図1および図2は本発明の一実施
の形態に係る車両用室内灯のグローブの取付け装置のほ
ぼ全体の構成を示すものであって、例えばバスの天井内
板15には比較的大きな矩形の開口16が形成される。
そしてこの開口16によって天井内板15の内側にケー
ス17が取付けられるようになっている。ケース17は
図示を省略した固定手段によって所定の位置に固定され
ている。またケース17はその下部が開口18になって
おり、しかも内部には光源を構成する蛍光灯19が取付
けられるようになっている。
【0013】蛍光灯19を収納したケース17の開口1
8を覆うようにケース17の下側にはグローブ23が取
付けられるようになっている。グローブ23はその周縁
部に図2および図3に示すようにフランジ24を備え、
このようなフランジ24の円周方向の所定の位置に形成
されている例えば6個のビス挿通孔25にそれぞれビス
26が挿通され、これらのビス26によってフランジ2
4が天井内板15にねじ止めされるようになっている。
なおここでビス26としては、例えばセルフタップねじ
が用いられる。
【0014】上記グローブ23のフランジ24の部分を
覆うようにその下側には図2および図4に示す飾り枠3
0が取付けられる。飾り枠30はとくに図5に拡大して
示すように、その内周側と外周側とにそれぞれグローブ
23のフランジ24と当接する方向に延出された中心側
リブ31と外周側リブ32とを備えている。
【0015】次にこのようなグローブ23のフランジ2
4を覆う飾り枠30の取付けのための構造について説明
すると、飾り枠30のリブ31には、その円周方向の所
定の位置であって係止位置にそれぞれ中心側に突出する
ように図6に示す係止爪33が形成されている。また外
周側のリブ32にはその内側に係止爪34が形成されて
いる。
【0016】中心側の係止爪33は図3および図6に示
すグローブ23のフランジ24のスリット状係止孔35
に係止されるようになっている。これに対して外周側の
係止爪34はグローブ23のフランジ24の段部36の
上面を延長して成る係止用突部37の先端側のエッジの
部分に係止されるようになっている。このような係止爪
33、34と、係止孔35および係止用突部37の組合
わせによって、とくに図6に示すように、飾り枠30が
グローブ23のフランジ24に係止されるようになって
いる。
【0017】次にこのような室内灯の取付けの構造につ
いて説明する。まず図2に示すように、ケース17の開
口18を覆うように天井内板15の下側にグローブ23
を取付ける。このときにグローブ23をビス挿通孔25
を挿通するビスによって天井内板15に固定する。
【0018】この後に飾り枠30をグローブ23のフラ
ンジ24に下側から当接させ、上方へ強く押上げればよ
い。これによって飾り枠30の係止爪33が図6に示す
ようにスリット状係止孔35に係止され、外周側の係止
爪34がフランジ24の係止用突部37に係止されて組
立てを完了する。
【0019】一般にグローブ23は乳白色の半透明なア
クリル樹脂が使用され、射出成形または真空成形等によ
って形成されたものであってよい。これに対して飾り枠
30はグローブ23のフランジ24の部分の装飾を兼
ね、ABS樹脂やポリプロピレン樹脂等の射出成形品か
ら構成される。また天井内板15はハードボードまたは
ベニヤ板等の表面にビニールレザー、ファブリック等を
貼付けたものが用いられる。
【0020】このような取付け装置の大きな特徴は上述
の如く、グローブ23のフランジ24を複数本のビス2
6によって天井内板15に固定した後に、飾り枠30を
取付ける際に、係止爪33、34をそれぞれグローブ2
3のスリット状係止孔35および係止用突部37に係止
することによって達成される。
【0021】従ってこのような構造によれば、部品点数
が少なくなるとともに、飾り枠30のビス止めが不要に
なり、このために組立ての工数が低減され、低コストの
組立てが可能になる。また飾り枠30を係止爪33、3
4によって取付けるようにしているために、飾り枠30
の外表面にビスの頭部が露出することがなくなり、この
ためにビスの頭部を覆うためのキャップも必要でなくな
る。このために外観も良好になる。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明は、光源を覆うグロ
ーブの周縁のフランジをビスによって天井板に固定する
とともに、グローブのフランジを覆うように飾り枠を装
着して成る車両用室内灯のグローブの取付け装置におい
て、飾り枠に係止爪を形成し、該係止爪をグローブのフ
ランジに形成されている係止部に係止して飾り枠を取付
けるようにしたものである。
【0023】従って飾り枠の装着に際し、係止爪をグロ
ーブのフランジに形成されている係止部に係止するだけ
でよく、このために部品点数が少なくなるとともに、組
立てが簡単になり、しかも飾り枠にビスの頭部が露出し
ないために良好な外観の車両用室内灯のグローブの取付
け装置を提供することが可能になる。
【0024】飾り枠の係止位置において互いに近接して
中心側と外周側とにそれぞれ係止爪が形成され、中心側
の係止爪がグローブの係止孔に係止されるとともに、外
周側の係止爪がグローブの外周縁に形成されている突部
から成る係止部のエッジに係止されるようにした構成に
よれば、それぞれの係止位置において中心側の係止爪と
外周側の係止爪とによってグローブが係止されることに
なり、安定な係止が可能になる。また飾り枠が変形して
も、中心側の係止爪と外周側の係止爪の相互の変形が起
り難いために、係止が脱落し難い取付け構造を提供する
ことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両用室内灯のグローブの取付け装置を示す縦
断面図である。
【図2】同グローブの取付け構造の分解斜視図である。
【図3】グローブの要部底面図である。
【図4】飾り枠の要部底面図である。
【図5】飾り枠がグローブのフランジを覆っている状態
を示す要部拡大縦断面図である。
【図6】飾り枠の係止の状態を示す拡大縦断面図であ
る。
【図7】従来の車両用室内灯のグローブの取付け装置を
示す縦断面図である。
【図8】同要部分解斜視図である。
【符号の説明】
1 蛍光灯 2 ケース 3 天井内板 4 グローブ 5 フランジ 6 ビス 7 飾り枠 8 ビス挿通孔 9 ビス 10 キャップ 15 天井内板 16 開口 17 ケース 18 開口 19 蛍光灯 23 グローブ 24 フランジ 25 ビス挿通孔 26 ビス 30 飾り枠 31 リブ(中心側) 32 リブ(外周側) 33 係止爪(中心側) 34 係止爪(外周側) 35 スリット状係止孔 36 段部 37 係止用突部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光源を覆うグローブの周縁のフランジをビ
    スによって天井板に固定するとともに、前記グローブの
    フランジを覆うように飾り枠を装着して成る車両用室内
    灯のグローブの取付け装置において、 前記飾り枠に係止爪を形成し、該係止爪を前記グローブ
    のフランジに形成されている係止部に係止して前記飾り
    枠を取付けるようにしたことを特徴とする車両用室内灯
    のグローブの取付け構造。
  2. 【請求項2】前記飾り枠の係止位置において互いに近接
    して中心側と外周側とにそれぞれ係止爪が形成され、中
    心側の係止爪がグローブの係止孔に係止されるととも
    に、外周側の係止爪が前記グローブの外周縁に形成され
    ている突部から成る係止部のエッジに係止されることを
    特徴とする請求項1に記載の車両用室内灯のグローブの
    取付け装置。
JP10018187A 1998-01-13 1998-01-13 車両用室内灯のグローブの取付け装置 Pending JPH11198723A (ja)

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JP10018187A Pending JPH11198723A (ja) 1998-01-13 1998-01-13 車両用室内灯のグローブの取付け装置

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JP (1) JPH11198723A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3167025U (ja) * 2011-01-20 2011-03-31 技研株式会社 自動車のリアゲート・スペースの照明装置
CN107415818A (zh) * 2011-11-30 2017-12-01 提爱思科技股份有限公司 车用装潢配件

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3167025U (ja) * 2011-01-20 2011-03-31 技研株式会社 自動車のリアゲート・スペースの照明装置
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