JP3278700B2 - ドアミラーハウジングのカバー取付構造 - Google Patents

ドアミラーハウジングのカバー取付構造

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JP3278700B2
JP3278700B2 JP12657398A JP12657398A JP3278700B2 JP 3278700 B2 JP3278700 B2 JP 3278700B2 JP 12657398 A JP12657398 A JP 12657398A JP 12657398 A JP12657398 A JP 12657398A JP 3278700 B2 JP3278700 B2 JP 3278700B2
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慎一 村上
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Honda Lock Manufacturing Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドアミラーに関
し、とくにミラー本体が収納されるミラーハウジングの
開口を被覆するカバーの取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ミラー板をはじめとするミラー本
体が収納されるミラーハウジングの車体側突出端部に
は、その側面に開口が形成されると共に、突出端部底面
にも開口が形成され、両開口は互いに連通される。この
うち、底面側の開口は車体に取り付けられるため、とく
にカバー部材等で被覆する必要はないが、上側面の開口
はハウジングを一体成形する関係上形成されるものであ
り、車体で被覆されないため別途カバーで被覆する必要
がある。このミラーハウジングの側面開口をカバーで被
覆し、カバーを係止させる構造としては次のような2つ
の方法が一般的に行われている。
【0003】すなわち、第1の方法としては、例えば実
開平4−101744号公報所載のもののように、カバ
ーをミラーハウジングに内装されるユニットブラケット
のみに係止させるものであり、第2の方法としては、例
えば実公平5−7873号公報所載のように、カバーを
ミラーハウジングのみに係止させるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記第
1の方法では、ユニットブラケットとミラーハウジング
との位置ずれが生じると、カバーとミラーハウジングも
位置ずれを起こしてしまい、取付作業が困難になるとい
う問題がある。また、上記第2の方法では、ミラーハウ
ジングに外力が作用した場合、一般的に合成樹脂材で造
られるミラーハウジングは一時的に変形してしまい、カ
バーとの係合が外れるおそれがある。また、ミラーハウ
ジングの成形用金型の構造が複雑になるという問題や、
係合部を一体成形した場合に、成形後のヒケによって外
表面に発生する凹凸が美観上好ましくないという問題が
ある。
【0005】本発明は、上記のような従来技術の問題点
を解消するべくなされたものでありミラーハウジング開
口へのカバーの取り付けを、簡便かつ確実に行うことが
でき、組付け性を向上させることができると共に、成形
用金型の構造が簡単で、且つミラーハウジングの成形後
に生じる外表面の美観上の欠点を解消することができる
ドアミラーハウジングのカバー取付構造を提供すること
を目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、ミ
ラーハウジング内にユニットブラケットを挿入して該ユ
ニットブラケットに前記ミラーハウジングを装着すると
共に、前記ユニットブラケットにカバーを取り付けて、
該カバーで前記ミラーハウジングの車体側端部側面の開
口を覆ってなるドアミラーハウジングのカバー取付構造
において、カバーの内側面に、ミラーハウジングに対す
るカバーの挿入方向に沿って突出して、その上端部に一
対の係合突片を設け、該係合突片の先端にはそれぞれ内
向きに突出した係止爪を形成する一方、カバーの底部に
は、前記係合突片と同方向に突出した一対の突条を形成
し、前記係合突片の係止爪をミラーハウジングの側端部
内に垂設された舌片にそれぞれ係止させ、同時に、前記
一対の突条をユニットブラケットの下端に形成された一
対のガイド溝に挿入させることを第1の特徴とする。
【0007】更に、請求項2に係るドアミラーハウジン
グのカバー取付構造は、請求項1記載のカバー取付構造
において、カバーの内側面の略中央部に第2の係合突片
を形成すると共に、該第2係合突片の先端に係止爪を形
成し、該係止爪をユニットブラケットに形成された係合
段部に係合させることを特徴としている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施例に基づい
て本発明の実施の形態を説明する。図1は本発明に係る
ドアミラーハウジングのカバー取付構造を示す要部分解
斜視図、図2は本発明に係るドアミラーの一部破断正面
図、図3は本発明に係るドアミラーの一部破断平面図で
ある。
【0009】
【実施例】図1乃至図3は、本発明ドアミラーハウジン
グのカバー取付構造が適用されたドアミラーを示してい
る。このドアミラーは、ミラー板2を収容してなるミラ
ーハウジング1と、このミラーハウジング1を車体の前
後方向に傾動自在に軸支するベース体3とで構成されて
いる。そして、ミラーハウジング1は、その車両側端部
側面の開口1bを被覆してミラーハウジング1に抜け止
め保持されるハウジングカバー5とから構成されてい
る。
【0010】ミラーハウジング1は、正面開口1dを有
する略四角箱状体であって、合成樹脂により一体成形さ
れ、その内部には、ミラー板2の他に、ミラー板2を上
下・左右に傾動可能に支持するアルミダイカスト製のユ
ニットブラケット4が内装される。そして、このミラー
ハウジング1のユニットブラケット4への取付けに際し
ては、ミラーハウジング1内にユニットブラケット4を
挿入して正面から複数箇所4a,4bをねじ止めするこ
とで相互に固定されるようになっている。
【0011】ミラーハウジング1の車体側突出端部1c
にはその側面に開口1bを形成されると共に、突出端部
1cの底面にも第2の開口1aが形成され、両開口1b
及び1aは互いに連通する。
【0012】ユニットブラケット4の車体側端部には車
体方向に突出し、先端が半球面状をなした円柱形状の位
置決め用突起9が一体的に形成されている。また、ミラ
ーハウジング1には、車体側の突出端部1cの上側内壁
から垂下して、この位置決め用突起9が嵌合可能な嵌合
孔11aを有する舌片11が一体的に形成されている。
また、舌片11の両側にはカバー突当て用の一対のスト
ッパー条11b,11bが突出端部1cの上側内壁から
膨出して形成されている。
【0013】そして、ユニットブラケット4をミラーハ
ウジング1の正面開口1dから挿入する際に、この舌片
11の嵌合孔11aに位置決め用突起9を嵌め込むこと
により、ミラーハウジング1のユニットブラケット4に
対する位置決め並びに仮固定を行うことができる。この
構成により、ユニットブラケット4とミラーハウジング
1を1方向のみでビス止めしても、ミラーハウジング1
はユニットブラケット4に確実に固定され、そのバタつ
きを防止することができ、且つユニットブラケット4に
対するミラーハウジング1の位置決めを確実に行うこと
ができる。また、ビス止め作業時の部材の不動性を確保
することができる。
【0014】ミラーハウジング1の車体側突出端部1c
の上側面の開口1bは成形上の問題から形成されるもの
であり、ハウジングカバー5で被覆する必要がある。こ
のハウジングカバー5は、ミラーハウジング1の側面開
口1bと略同形状で、その内側面に、ミラーハウジング
1に対するハウジングカバー5の挿入方向に沿って突出
して、その上端部に一対の第1係合突片6,6が、略中
央部に第2係合突片7が一体的に形成されている。そし
て、第1係合突片6,6の先端にはそれぞれ内向きに突
出した係止爪6a,6aが形成される一方、第2係合突
片7の先端には上向きに突出した係止爪7aが形成され
ている。さらに、ハウジングカバー5の底部には、前記
各係合突片6,6及び7と同方向に突出した一対の突条
8a,8aを有する湾曲リブ8が形成されている。
【0015】ハウジングカバー5をミラーハウジング1
に取り付ける際は、ミラーハウジング1の側面開口1b
にハウジングカバー5を対向させて位置させ、ハウジン
グカバー5の第1係合突片6,6の係止爪6a,6aを
ミラーハウジング1の突出端部1c内に垂設された舌片
11にそれぞれ係止させ、同時に、第2係合突片7の係
止爪7aをユニットブラケット4の係合段部9aに係合
させると共に、湾曲リブ8の一対の突条8a,8aをユ
ニットブラケット4の下端鍔部10の両側面に形成され
た一対のガイド溝10a、10aに挿入し、ハウジング
カバー5の上端の内壁面を舌片11の両側に形成された
一対のストッパー条11b,11bに突き当てて係合さ
せる。
【0016】すなわち、ハウジングカバー5の第1係合
突片6,6が、ミラーハウジング1の舌片11に係止さ
れることにより、ミラーハウジング1に対するハウジン
グカバー5の抜け止め及び左右の位置決めを確実に行う
ことができ、第2係合突片7が、ユニットブラケット4
の係合段部9aに、湾曲リブ8がユニットブラケット4
の鍔部10にそれぞれ係止されることにより、ユニット
ブラケット4に対する上下方向の位置ずれ及び回転方向
の捩れを防止することができる。さらにユニットブラケ
ット4側に形成された一対のガイド溝10a、10aへ
の湾曲リブ8の一対の突条8a,8aの挿入による案内
作用によりハウジングカバー5の組付性を向上すること
ができる。これらの構成により、合成樹脂製であるハウ
ジングカバー5に外力が作用して一時的に変形を起した
場合でも、ハウジングカバー5を確実に抜け止め保持す
ることができハウジングカバー5が脱落することはな
い。また、舌片11は簡単な金型構造で形成でき、ミラ
ーハウジング1の上面の目立たない部分に設けられるの
で、仮に、成形後のヒケによって外表面に凹凸が発生し
ても甚だしく美観を損なうことはない。
【0017】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成したので、
ミラーハウジング開口へのカバーの取り付けを、簡便か
つ確実に行うことができ、組付け性を向上させることが
できると共に、成形用金型の構造が簡単で、且つミラー
ハウジングの成形後に生じる外表面の美観上の欠点を解
消することができるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るドアミラーハウジングのカバー取
付構造を示す要部分解斜視図である。
【図2】本発明に係るドアミラーの一部破断正面図であ
る。
【図3】本発明に係るドアミラーの一部破断平面図であ
る。
【符号の説明】
1 ミラーハウジング 1a 底面開口(第2の開口) 1b 側面開口 1c 突出端部 1d 正面開口 2 ミラー板 3 ベース体 4 ユニットブラケット 4a ビス止め箇所 4b ビス止め箇所 5 ハウジングカバー 6 第1係合突片 6a 係合爪 7 第2係合突片 7a 係合爪 8 係合リブ 8a 係合突条 9 ユニットブラケットの嵌合突起 9a ユニットブラケットの係合段部 10 ユニットブラケットの鍔部 10aガイド溝 11 舌片 11a舌片の嵌合孔 11bストッパー条
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−142754(JP,A) 実開 平4−101744(JP,U) 実開 平5−37580(JP,U) 実開 平2−18743(JP,U) 実開 昭63−189748(JP,U) 実開 昭60−176943(JP,U) 実公 平5−7873(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 1/06

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ミラーハウジング内にユニットブラケット
    を挿入して該ユニットブラケットに前記ミラーハウジン
    グを装着すると共に、前記ユニットブラケットにカバー
    を取り付けて、該カバーで前記ミラーハウジングの車体
    側端部側面の開口を覆ってなるドアミラーハウジングの
    カバー取付構造において、 カバーの内側面に、ミラーハウジングに対するカバーの
    挿入方向に沿って突出して、その上端部に一対の係合突
    片を設け、該係合突片の先端にはそれぞれ内向きに突出
    した係止爪を形成する一方、カバーの底部には、前記係
    合突片と同方向に突出した一対の突条を形成し、前記係
    合突片の係止爪をミラーハウジングの側端部内に垂設さ
    れた舌片にそれぞれ係止させ、同時に、前記一対の突条
    をユニットブラケットの下端に形成された一対のガイド
    溝に挿入させることを特徴とするドアミラーハウジング
    のカバー取付構造。
  2. 【請求項2】カバーの内側面の略中央部に第2の係合突
    片を形成すると共に、該第2係合突片の先端に係止爪を
    形成し、該係止爪をユニットブラケットに形成された係
    合段部に係合させることを特徴とする請求項1記載のド
    アミラーハウジングのカバー取付構造。
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