JPS6023217Y2 - 自動車用パネルの取付構造 - Google Patents

自動車用パネルの取付構造

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Publication number
JPS6023217Y2
JPS6023217Y2 JP9690779U JP9690779U JPS6023217Y2 JP S6023217 Y2 JPS6023217 Y2 JP S6023217Y2 JP 9690779 U JP9690779 U JP 9690779U JP 9690779 U JP9690779 U JP 9690779U JP S6023217 Y2 JPS6023217 Y2 JP S6023217Y2
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JP
Japan
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panel
opening
center console
engaged
fixing member
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Expired
Application number
JP9690779U
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English (en)
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JPS5614737U (ja
Inventor
功 平島
Original Assignee
マツダ株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自動車におけるセンターコンソールやインス
トルメントパネル等に、チェンジレバーのブーツや計器
、ラジオ、表示器等を支持するパネルを取付けるための
自動車用パネルの取付構造に関するものである。
一般に、自動車のセンターコンソールやインストルメン
トパネル等においては、こられ固定部材に開口部を設け
、該開口部に、チェンジレバーのブーツや計器、ラジオ
、表示器等を支持するパネルを嵌合して装着するように
なされている。
従来、このような取付構造として、上記パネルを直接固
定部材にネジ止めすることによって取付けるようにした
ものが採用されている。
そのため、パネルの装着に手数を要腰組み付は作業性が
悪いとともに、ネジ頭が外部に露見して外観上見映えが
悪いという欠点を有していた。
また、パネルに形成した爪によって開口部に取付ける構
造も実開昭54−67441号公報で知られている。
しかしながら、この構造では、その取付は位置にバラツ
キが出るため、パネルと固定部材との間のスキが一定に
ならず見栄えが悪い。
本考案は、かかる点に鑑みてなされたものであり、従来
の如きネジ止めを要することなくワンタッチ操作でもっ
て簡単に装着することができ、しかも正確な取付位置に
取付けることができる自動車用パネルの取付構造を提供
することを目的とするものである。
すなわち、本考案は、パネルを固定部材の開口部に嵌合
して装着するようにした自動車において、上記パネルの
一端に突出部が設けられ、上記固定部材の開口部の内周
壁に上記突出部が嵌合する挿入孔が設けられていて、該
内周壁には開口中央側に延びる段部が設けられており、
この段部に係合面が形成されていて、パネルの裏面には
上記係合面と係合する被保合面が設けられており、上記
係合面と被係合面の少なくとも一方には、開口中央側へ
向うに従って上方に傾斜する傾斜面が形成されていて、
上記パネルの他端側の側部に係止スプリングが設けられ
ており、上記固定部材の開口部の内周壁に上記係止スプ
リングが内側より弾力的に係合する係止面が設けられて
いることを特徴とするものである。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第1図ないし第5図は自動車のセンターコンソールに本
考案を適用した場合を示し、1はインストルメントパネ
ル2の略中央下部に設けられたL字形のセンターコンソ
ールであって、該センターコンソール1の下部にチェン
ジレバー3を嵌挿セしめる開口部4が設けられ、該開口
部4にチェンジレバー3のブーツ5を支持する蓋状のパ
ネル6が嵌合されて装着される。
尚、7は上記パネル6の中央に設けた開口部であって、
上記ブーツ5を挿通せしめ且つチェンジレバー3を作動
操作できるように開口されたものである。
また、8は上記センターコンソール1の上部に装着され
た上部パネルであって、該上部パネル8の下端部はL字
状に折曲げられて上記センターコンソール1の開口部4
の前側内周壁9を構成するとともに該開口部4内側に段
差状に突出する段部10を構成腰該段部10においてビ
ス11.11によりセンターコンソール1に固定されて
いる。
上記センターコンソール1の開口部4に対する上記パネ
ル6の装着構造は、パネル6の前端に前方に突出するる
2つの突出部12.12が一体に猛威されている一方、
上記センターコンソール1の開口部4の前側内周壁9に
上記突出部12,12と対応した位置に突出部12.1
2を嵌挿せしめる挿入孔13,13が開設されている。
さらに、上記挿入孔13.13の手前側、すなわち上記
段部10には、挿入孔13,13に対応して段部10の
一部を突出してなる係合面14.14が猛威されている
一方、上記パネル6の突出部12.12手前(すなわち
後方)のパネル6裏面には該パネル6裏面と一体に設け
たリブ15,15を切欠いて上記係合面14.14と係
合する被係合面16.16が猛威されており、上記係合
面14.14および被係合面16,16は共に挿入孔1
3の手前方向(後方)に向うに従って上方になるよう傾
斜する傾斜面に猛威され、両者の係合を面接触状に密接
して当接するように設けられている。
また、上記パネル6の後端側下面の両側部には、パネル
6裏面に下方向に突設した突柱部17.17にビス18
.18により固定されたU字状の係止スプリング19.
19が設けられている一方、上記センターコンソール1
の開口部4の後端側の両側内周壁には、内方向に突出す
る係止板20.20が一体に設けられ、該係止板2o、
20はその内側端に上記係止スプリング19.19が内
側より弾力的に係合する係止面21.21を有し、パネ
ル6を内側へ押圧せしめた状態に弾力的に保持するよう
に構成されている。
したがって、上記パネル6をセンターコンソール1の開
口部4に装着する場合、先ず、パネル6の突出部12.
12をセンターコンソール1の挿入孔13,13に挿入
腰この状態でパネル6の後端部を下方に押圧すれば、第
3図に示すようにパネル6の係止スプリング19.19
がセンターコンソール1の係止面21,21わ押圧して
抜止めされ、5よってワンタッチ操作でパネル6を容易
に装着することができる。
この状態においては、第2図に示すようにパネル6下面
の被係合面16.16はセンターコンソール1の係合面
14,14に略密接状態に当接することにより、センタ
ーコンソール1の開口部4の前側内周壁9とパネル6と
の間の間隙dを一定に保持して取付けられ、よってパネ
ル6をセンターコンソール1の開口部4に対して正確な
取付位置に取付けることができる。
さらに、上記挿入孔13,13と突出部12゜12との
嵌合、および係合面14,14と被係合面16,16と
の密接状態の当接係合、並びに係止スプリング19.1
9の係止面21.21への押圧係合によって、パネル6
はセンターコンソール1に堅固に装着され、自動車の振
動等によって共振してガタついたり、騒音を発生したり
することはない。
尚、上記実施例においては、センターコンソール1の係
合面14,14およびパネル6の被係合面16,16を
共に挿入孔13,13の手前方向に向うに従って上方に
なるよう傾斜する傾斜面に猛威したが、第6図に示すよ
うにセンターコンソール1の係合面14.14のみを上
記のような傾斜面に形成腰パネル6の被係合面16’、
16′は単に上記係合面14.14に線接触状に係合す
るようにしたものでもよく、また逆に第7図に示すよう
にパネル6の被係合面16,16のみを傾斜面に形威し
、センターコンソール1の係合面14’、14’は単に
上方に突出した突起状として上記被係合面16.16と
線接触状に係合するようにしたものでもよく、要は係合
面または被係合面の少なくとも一方を挿入孔13.13
の手前方向に向うに従って上方になるよう傾斜する傾斜
面とすれば、上記実施例と同様にパネル6とセンターコ
ンソール1の開口部4の前側内周壁9との隙間を一定に
保持する機能を果たすことができる。
また、上記実施例では、センターコンソールとブーツ支
持用のパネルとの取付構造に本考案を適用した場合につ
いて述べたが、本考案はその他インストルメントパネル
と計器、ラジオ、表示器等の機材を支持するパネルとの
取付構造等種々の自動車用パネルの取付構造に適用でき
るのは勿論のことである。
以上述べたように、本考案によれば、パネルを固定部材
の開口部に対しワンタッチ操作で容易に且つ確実に装着
することができるので、従来の如きネジ止めを要するこ
とがなく、パネルの組付は作業性の向上を図ることがで
きるとともに、ネジ頭の露出がなく、シかもパネルと固
定部材との隙間を一定に保持して取付けることができる
ので、パネル装着状態の外観上の見映えを良好なものと
することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施態様を例示し、第1図は自動車のセ
ンターコンソール部分を示す斜視図、第2図は第1図の
■−■線断面図、第3図は第2図の■−■線断面図、第
4図はパネルを取除いたセンターコンソールの要部を示
す破断斜視図、第5図はパネルを裏面から見た斜視図、
第6図および第7図はそれぞれ係合面と被係合面との係
合状態の変形例を示す断面図である。 1・・・・・・センターコンソール、2・・・・・・イ
ンストルメントパネル、3・・・・・・チェンジレバー
、4・・・・・・開口部、5・・・・・・ブーツ、6・
・・・・・パネル、7・・・・・・開口部、訃・・・・
・上部パネル、9・・・・・・前側内周壁、10・・・
・・・段部、11・・・・・・ビス、12・・・・・・
突出部、13・・・・・・挿入孔、14.14’・・・
・・・係合面、15・・・・・・リブ、16,16’・
・・・・・被係合面、17・・・・・・突柱部、18・
・・・・・ビス、19・・・・・・係止スプリング、2
0・・・・・・係止板、21・・・・・・係止面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. パネルを固定部材の開口部に嵌合して装着するようにし
    た自動車において、上記パネルの一端に突出部が設けら
    れ、上記固定部材の開口部の内周壁に上記突出部が嵌合
    する挿入孔が設けられていて、該内周壁には開口中央側
    に延びる段部が設けられており、この段部に係合面が形
    成されていて、パネルの裏面には上記係合面と係合する
    被保合面が設けられており、上記係合面と被係合面の少
    なくとも一方には、開口中央側へ向うに従って上方に傾
    斜する傾斜面が形成されていて、上記パネルの他端例の
    側部に係止スプリングが設けられており、上記固定部材
    の開口部の内周壁に上記係止スプリングが内側より弾力
    的に係合する係止面が設けられていることを特徴とする
    自動車用パネルの取付構造。
JP9690779U 1979-07-14 1979-07-14 自動車用パネルの取付構造 Expired JPS6023217Y2 (ja)

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JP9690779U JPS6023217Y2 (ja) 1979-07-14 1979-07-14 自動車用パネルの取付構造

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JP9690779U JPS6023217Y2 (ja) 1979-07-14 1979-07-14 自動車用パネルの取付構造

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JPS5614737U JPS5614737U (ja) 1981-02-07
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JP9690779U Expired JPS6023217Y2 (ja) 1979-07-14 1979-07-14 自動車用パネルの取付構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20140133406A (ko) * 2013-05-09 2014-11-19 가부시끼 가이샤 구보다 콤바인

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JPS6325224Y2 (ja) * 1981-06-02 1988-07-11

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KR20140133406A (ko) * 2013-05-09 2014-11-19 가부시끼 가이샤 구보다 콤바인

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