JP3584463B2 - 照明ユニットの取付構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車に利用される照明ユニットの取付構造に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
自動車の車内や車外の比較的小範囲の照明に用いられる照明ユニットは、発光ダイオード(以下、LEDという)や電球などの発光素子を搭載した配線基板を合成樹脂などからなるベース体に取り付け、このベース体をボルトやナットなどの固定具によりロアカバーなどの被取り付け部に取り付けるようにしている。
【0003】
そして、従来のこの種の照明ユニットでは、被取り付け部にビスなどの別体の固定具を用いて取り付けていたが、そのため、部品点数および組立工数が多くなるとともに、品質維持が難しい問題があった。すなわち、被取り付け部に形成した開口部に表示レンズを装着し、この表示レンズを照明ユニットによって裏面側から透過照明しようとすると、表示レンズと照明ユニットとをそれぞれ個別の固定手段を用いて取り付けていた。また、表示レンズの照明輝度は、表示レンズと照明ユニットとの距離、表示レンズの厚さあるいは表示レンズの色調などで決まることから、例えば車種が変わる毎に、新たに専用の照明ユニットが必要になる。このため、車種毎に照明ユニットを含め、これを固定するための専用のブラケットを製作することになるから、表示レンズや照明ユニットを他の機種に転用することができず、汎用性に乏しいものであった。
【0004】
また、照明個所が複数存在する場合には、その照明位置に応じた照明ユニットが必要があった。このために、部品点数および組立工数が多くなる問題があった。
【0005】
本発明は、このような問題点を解決しようとするもので、構造および組立が容易で汎用性が高い照明ユニットの取付構造を提供することを目的とする。より具体的には、照明ユニットを様々な場所に様々な形態で取り付けられるようにすることや、共通の照明ユニットにより複数個所の照明を可能とすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明の照明ユニットの取付構造は、前記目的を達成するために、被取り付け部に形成する開口部と、この開口部に装着して該被取り付け部の表面側に取り付ける表示レンズと、前記被取り付け部の裏面側に位置して前記表示レンズを透過照明する照明ユニットと、この照明ユニットを前記被取り付け部に固定するブラケットとを具備し、前記照明ユニットに前記ブラケットを連結する固定具を設けるとともに、前記表示レンズの裏面側に前記固定具と連結する取付部を設け、この取付部と前記ブラケットを前記固定具にスライド自在に組み付けて前記表示レンズとブラケットとの間に前記被取り付け部を挟着保持したものである。
【0007】
したがって、被取り付け部に照明ユニット及び表示レンズを取り付けるためにねじなどの別部品は不要であり、被取り付け部への照明ユニット及び表示レンズの取り付けが容易になる。また、表示レンズとブラケットは照明ユニットの固定具に対してスライドするので被取り付け部の厚みが異なる場合であっても表示レンズとブラケットとの間に被取り付け部を確実に挟着することが可能であり、厚みが異なる被取り付け部に表示レンズと照明ユニットを容易に固定することが可能である。また、照明ユニットは、これを固定するブラケットに対してスライドするから照明ユニットと表示レンズとの距離を調整することで表示レンズの照明輝度を調整することができる。
【0008】
請求項2の発明は、請求項1の発明の照明ユニットの取付構造において、前記照明ユニットは、ベース体と、このベース体に取り付けられる配線基板と、この配線基板に搭載された発光素子と、この発光素子を覆って前記ベース体に取り付けられる透光性カバーとで構成され、前記配線基板を前記ベース体に一体に形成した基板保持部により保持してベース体に取り付けたものである。そして、ベース体に配線基板を取り付けるにあたっては、配線基板を取り付けるためにねじなどの別部品は不要であり、ベース体への配線基板の取り付けが容易になる。また、透光性カバーを透過した発光素子の照射光によって表示レンズが透過照明される。
【0009】
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明の照明ユニットの取付構造において、前記ブラケットを弾性的に変位可能とし、このブラケットを前記被取り付け部の裏面側弾発的に押圧させたものである。これにより、表示レンズとブラケットとの間に被取り付け部を挟着保持する際、ブラケットを被取り付け部の裏面に強固に押し付けることができ、照明ユニットと表示レンズの取付強度が向上する。
【0010】
請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の照明ユニットの取付構造において、前記ブラケットに長孔を形成するとともに、前記取付部の下端縁に下方を開口した切欠溝部を形成し、この長孔と切欠溝部に前記固定具を遊動させて前記照明ユニットに前記ブラケットと前記表示レンズをそれぞれスライド自在に組み付け、かつ、固定具を中心としてブラケットと表示レンズとを相互に回動自在に組み込んだものである。これにより、照明ユニットは、ブラケットへの取り付けに際し、固定具の回りで回転させることが可能であるから、照明ユニットの取付角度の調整によっても、表示レンズの照明輝度を調整することができる。これとともに、照明ユニットと表示レンズの取付角度を変えることによって、透光性カバーを透過した照射光によって表示レンズを透過照明すると同時に、照明ユニットが指向する方向をも照明することができるから、共通した照明ユニットにより同時に複数の照明を行うことができる。
【0011】
【発明の実施形態】
以下、本発明の照明ユニットの取付構造の実施形態について、図面を参照しながら説明する。この照明ユニット1は、基本的に図1から図5に示すように、ベース体2と、このベース体2に取り付けられ発光素子であるLED3を搭載した配線基板4と、LED3を覆ってベース体2に取り付けられる透光性カバー5とからなっている。
【0012】
前記ベース体2は、合成樹脂の一体成形品であり、ほぼ細長い箱状になっている。つまり、ベース体2は、底板部11とこの底面部11の周辺部からほぼ垂直に立ち上がる一対の長側面部12および一対の短側面部13とを有しているとともに、底板部11と反対側の上部に開口部14を有している。
【0013】
図9に示すように、前記両長側面部12の上端縁には、それぞれ切欠き部16が中央部に形成されているとともに、この切欠き部16を挟んで両端部に突起状基板保持部17,18が一体に突出形成されている。特に、ベース体2の一端側の突起状基板保持部17は、厚さが側面部12,13と同じになっており、比較的容易に弾性的に変位可能になっている。一方、ベース体2の他端側の突起状基板保持部18は、長側面部12から内方へ若干突出している。そして、突起状基板保持部17,18の先端部で相互に対向する内面には係合爪19,20がそれぞれ一体に突出形成されている。ベース体2の一端側の突起状基板保持部17の係合爪19は、突出量が比較的小さくなっているとともにほぼ三角形状になっており、ベース体2の他端側の突起状基板保持部18の係合爪20は、突出量が比較的大きくなっている。なお、ベース体2の底面部11には、この底面部11と直交する方向における前記係合爪19,20の投影形状を包含する通孔21あるいは切欠き部22が形成されている。さらに、突起状基板保持部17,18の外面には、ほぼ三角形状のカバー保持爪23がそれぞれ突出形成されている。
【0014】
また、前記ベース体2の底面部11には、図11に示すように、突起状基板保持部18側の端部にほぼ矩形状のボルト通孔26が形成されている。このボルト通孔26は、底面部11の長手方向中央部側が幅広部26aになっており、反対側がより幅の狭い幅狭部26bになっている。なお、前記切欠き部22は、幅狭部26bに臨んでいる。また、両長側面部12間には、前記幅広部26aに対向する上遮蔽壁27と、この上遮蔽壁27の一側縁から底面部11まで垂下する側遮蔽壁28とが一体に形成されている。この遮蔽壁27,28は、ボルト通孔26をベース体2の内部から遮蔽するものである。さらに、前記幅広部26aに連続するとともに底面部11から遮蔽壁27,28を貫通してハーネス通孔29が形成されている。
【0015】
また、前記両短側面部13の上部には、ほぼ半円形状のボルト通孔31がそれぞれ形成されている。また、ベース体2内における突起状基板保持部17側の端部には、前記ボルト通孔31と同軸的に位置する半円形状の切欠き部32を有する押え壁33が底面部11および両短側面部13に沿わせて一体に形成されている。これにより、一方の短側面部13と押え壁33との間および他方の短側面部13と突起状基板保持部18との間に固定具組み込み部34がそれぞれ形成されている。
【0016】
さらに、前記ベース体2の底面部11の内面には、図9に示すように、電線保持部としての一対のハーネス保持突起37,38が垂直に一体に形成されている。
【0017】
前記ベース体2を射出成形などの手段により成形するときには、底面部11と直交する方向に開閉する固定型および可動型を備えた金型が利用されるが、型抜きに際してアンダーカット形状になるおそれのある係合爪19,20などに対しては、底面部11の対応する位置に通孔21、切欠き部22を形成するなどして、アンダーカット形状にならないようにしている。ボルト通孔26や遮蔽壁27,28やハーネス通孔29も同様である。すなわち、ベース体2は、固定型および可動型のパーティングラインを適当に設定すれば、スライドコアなどを用いることなく、固定型および可動型のみで成形が可能な形状になっている。
【0018】
図5などに示すように、前記配線基板4はほぼ矩形状で、前記ベース体2の両長側面部12の先端縁上にちょうど被さる程度の幅になっている。また、配線基板4の四隅部には、前記ベース体2の突起状基板保持部17,18にそれぞれ嵌合する固定用切欠き部41,42が形成されている。ベース体2の両端部の突起状基板保持部17,18は幅が相互に異なっているので、配線基板4の両端部の固定用切欠き部41,42も幅が相互に異なっている。したがって、配線基板4は、ベース体2に所定の向きでしか取り付けられないようになっている。さらに、配線基板4の両側中央部には、ハーネス通し用切欠き部43がそれぞれ形成されている。
【0019】
51は電線51a,51bを有するハーネスであって、電線51a,51bは上側から配線基板4に接続されている。また、52は抵抗、53は逆接防止用のダイオードであり、これらの電線51a,51b、抵抗52およびダイオード53は、前記一対のLED3とともに、全て配線基板4にその下側(裏側)で半田付けされており、これにより、コストダウンできる。特に、電線51a,51bを下側で半田付けすることは、これら電線51a,51bをハーネス通し用切欠き部43に通すことにより可能になったものである。なお、図6において、54はハーネス51の先端部に接続されたカプラーである。
【0020】
図8は、前記配線基板4の回路図を示している。電気的には、正極55と負極56との間に前記一対のダイオード3、抵抗52およびダイオード53が直列に接続される。なお、本実施例では、1つの配線基板4に2つのLED3を搭載するようにしているが、LED3の搭載数は適宜設定できる。
【0021】
前記透光性カバー5は、合成樹脂の一体成形品からなり、乳白色などで透光性を有している。そして、透光性カバー5は、一面を開口したほぼ箱状になっており、この透光性カバー5の開口部側は、前記ベース体2の長側面部12の外側に嵌合する嵌合部61になっている。また、この嵌合部61の両端面部には、ベース体2の両短側面部13が内側に嵌合する凹部62がそれぞれ形成されている。さらに、これら凹部62には、ほぼ半円形状のボルト通孔63がそれぞれ形成されている。また、嵌合部61の両側面部には、前記ベース体2のカバー保持爪23がそれぞれ係合される係合孔部64が形成されている。また、透光性カバー5内の端部の側面には押えリブ65がそれぞれ形成されている。
【0022】
図9などに示すように、照明ユニット1には、固定具であるボルト71が組み付けられる。このボルト71は、頭部71aが四角形状になった四角ボルトである。ベース体2の側面部にボルト71を組み込むには、このボルト71の頭部71aを一方の短側面部13と押え壁33との間の固定具組み込み部34あるいは他方の側面部13と突起状基板保持部18との間の固定具組み込み部34に真っ直ぐ挿入する。ボルト71は、その頭部71aが短側面部13と押え壁33あるいは突起状基板保持部18との間に挟まれることにより仮保持され、ベース体2の長手方向に沿ってねじ部71bがボルト通孔31から外方へ突出する。なお、ボルト71に代えて四角形状のナット72を短側面部13と押え壁33あるいは突起状基板保持部18との間に同様にして挿入して組み付けることもできる。この場合、図10に示すように、ベース体2に組み込んだナット72に固定具としてビス79を螺着することになる。
【0023】
透光性カバー5は、その嵌合部61をベース体2に嵌合することにより、このベース体2に取り付ける。このとき、透光性カバー5自体が弾性変形することにより、透光性カバー5がベース体2のカバー保持爪23を乗り越え、最終的にこれらカバー保持爪23が透光性カバー5の係合孔部64にそれぞれ係合する。これにより、透光性カバー5がベース体2に固定されるとともに、透光性カバー5のボルト通孔63がボルト71のねじ部71bに被さる。また、図7に示すように、透光性カバー5の押えリブ65がボルト71の頭部71aを上から押え、これにより、ボルト71が照明ユニット1に確実に固定された状態になる。
【0024】
73は前記照明ユニット1によって透過照明される表示レンズであり、前記透光性カバー5と同様、合成樹脂の一体成形品からなり、乳白色などで透光性を有している。そして、表示レンズ73は、図1〜図3に示すように、全体に楕円状になっており、この表示レンズ73の表面中央部に、表示レンズ73に外形に倣うように凸弧状の隆起部73aが形成されている。また、表示レンズ73の裏面側には、取付部としての左右一対の取付腕片74が一体的に垂設されている。この取付腕片74の間隔は、前記ベース体2の横幅とほぼ同幅であり、表示レンズ73をベース体2の上側から被せると前記ベース体2の両短側面部13の外側に表示レンズ73の取付腕片74が沿うようになっている。また、取付腕片74の下端縁には、下方を開口した切欠溝部75が形成され、前記ベース体2の両短側面部13に表示レンズ73の取付腕片74を沿わせる際、切欠溝部75内に前記ベース体2に組み込んだボルト71が挿入される。この切欠溝部75は、前記ボルト71が遊動するよう、ボルト71が入る程度の径となっているとともに、取付腕片74に沿って長く形成されている。
【0025】
76は、本照明ユニット1を被取り付け部に取り付けるときに用いられるブラケットの一例である。ブラケット76は、使用目的などに応じて適宜の形状のものを用いることができるが、基本的には、図14などに示すように、ステンレスなどの可撓性を有する金属製薄板からなり、表示レンズ73の両取付腕片74の外面に沿う一対の側板部77と、これら側板部77を連結する連結部78とを有するコ字型に形成されている。このブラケット76の各側板部77にはボルト71が挿通される長孔80がそれぞれ形成されている。これら長孔80は、前記表示レンズ73の切欠溝部75と同様、前記ベース体2に組み込まれるボルト71が遊動するよう、ボルト71が入る程度の径となっているとともに、各側板部77に沿って長く形成されている。また、ブラケット76の各側板部77は中間部から先端部に向かって僅かに外側に傾斜するようくの字状に屈曲しているとともに、各側板部77の先端部をカール状に湾曲させて円弧状折り曲げ部77aを形成している。
【0026】
つぎに、前記照明ユニット1の組立について説明する。まず、ベース体2への配線基板4の取り付けについて説明する。この配線基板4には、LED3、抵抗52、ダイオード53およびハーネス51を予め接続しておく。そして、図11に矢印Aで示すように、まず配線基板4の一端部をベース体2の一対の突起状基板保持部18間で係合爪20の下側に差し込む。ついで、図11に矢印Bで示すように、配線基板4の他端側をベース体2に押し付けて一対の突起状基板保持部17間に入れる。それに伴い、配線基板4により押されて両突起状基板保持部17が相互に離反する方向へ弾性的に変位し、配線基板4が係合爪19を乗り越える。最終的には、配線基板4がベース体2の両長側面部12の上縁上に載り、各突起状基板保持部17,18の係合爪19,20が配線基板4に上側から係合することにより、ベース体2に対する配線基板4の上下方向の移動が規制される。また、配線基板4の四隅部の固定用切欠き部41,42に突起状基板保持部17,18がそれぞれ係合することにより、ベース体2に対する配線基板4の前後左右方向の移動が規制される。これにより、ベース体2に配線基板4が確実に固定される。しかも、配線基板4の取り付けのためにビスなどの別部品は不要である。
【0027】
次ぎにボルト71の組み付け手順について説明する。図9に示すように、ベース体2の側面部にボルト71を組み込むには、このボルト71の頭部71aを一方の短側面部13と押え壁33との間の固定具組み込み部34あるいは他方の側面部13と突起状基板保持部18との間の固定具組み込み部34に真っ直ぐ挿入する。ボルト71は、その頭部71aが短側面部13と押え壁33あるいは突起状基板保持部18との間に挟まれることにより仮保持され、ベース体2の長手方向に沿ってねじ部71bがボルト通孔31から外方へ突出する。
【0028】
なお、ベース体2に四角形状のナット72を組み込んで、このナット72にボルト71を螺着することもできる。この場合には、図10に示すように、四角形状のナット72を短側面部13と押え壁33あるいは突起状基板保持部18との間に同様にして挿入して組み付け、この後、ベース体2に組み込んだナット72にビス79に螺着する。
【0029】
また、透光性カバー5は、その嵌合部61をベース体2に嵌合することにより、このベース体2に取り付ける。このとき、透光性カバー5自体が弾性変形することにより、透光性カバー5がベース体2のカバー保持爪23を乗り越え、最終的にこれらカバー保持爪23が透光性カバー5の係合孔部64にそれぞれ係合する。これにより、透光性カバー5がベース体2に固定され、図7に示すように、透光性カバー5のボルト通孔63がボルト71のねじ部71bに被さる。これとともに、透光性カバー5の押えリブ65がボルト71の頭部71aまたはナット72を上から押え、これにより、ボルト71またはナット72が照明ユニット1に確実に固定された状態になる。
【0030】
また、図18に示すように、照明ユニット1には前記ブラケット76をそれぞれ組み付けておく。このブラケット76の組み付けにあたって、照明ユニット1の下面側からブラケット76の長孔80をベース体2に組み込んだボルト71に挿入する。このとき、ブラケット76の両側板部77を外側に撓ませることにより、両側板部77に形成する長孔80にボルト71を簡単に挿入することができる。このようにしてブラケット76の長孔80にボルト71を挿入した後、ボルト71のねじ部71bに袋状のナット72aを螺着する。このときは、ボルト71に螺着するナット72aは仮止め状態とする。なお、ベース体2に四角形状のナット72を組み込む場合、ブラケット76の長孔80とナット72とを位置合わせした後、ブラケット76の外側から長孔80にビス79を貫通させ、そのビス79をベース体2に組み込んだナット72に螺着すればよい。
【0031】
このように、ベース体2にブラケット76を組み付け、さらに、ベース体2に組み込んだボルト71に表示レンズ73の取付腕片74を連結することによって、ブラケット76と表示レンズ73との間に取り付け部を挟んで表示レンズ73と照明ユニット1を固定する。ここで、本照明ユニット1は、様々な取付形態が可能である。以下、それについて説明する。
【0032】
図12から図17は、自動車の室内において、インストルメントパネル91の下方のロアカバー92に照明ユニット1を取り付けて使用する例を示している。この照明ユニット1は、表示レンズ73の透過照明として用いられるものであり、図13に示すように、被取り付け部となるロアカバー92には表示レンズ73を装着する開口部93が形成されている。この開口部93は、表示レンズ73の取付腕片74が挿通し得る幅を有して表示レンズ73によって隠れる形状に形成されている。そして、ロアカバー92の前方から開口部93に表示レンズ73の取付腕片74を挿入し、この取付腕片74の間に透光性カバー5を挿入する。これにより、透光性カバー5とブラケット76の両側板部77との間に表示レンズ73の取付腕片74が挿入される。このとき、ブラケット76の両側板部77が外側に傾斜したくの字状に屈曲していることから、両側板部77の傾斜部分に取付腕片74の下端部分が当接して透光性カバー5と両側板部77との間に表示レンズ73の取付腕片74が容易に誘い込まれるから、表示レンズ73と照明ユニット1との位置合わせを容易に行うことができる。このようにして、透光性カバー5とブラケット76の両側板部77との間に表示レンズ73の取付腕片74を誘い込むことによって、図14に示すように、取付腕片74の下端に形成する切欠溝部75内にベース体2から突出するボルト71が挿入される。これとともに、ブラケット76の先端に形成する円弧状折り曲げ部77aがロアカバー92の内面に当接する。この状態でさらにブラケット76をロアカバー92側へ移動させることによって、ブラケット76が外側に反るように撓んで両側板部77の先端に形成する円弧状折り曲げ部77aがロアカバー92の内面に強く押し付けられる。このように、ブラケット76の円弧状折り曲げ部77aでロアカバー92に押圧した状態で、ボルト71に螺着したナット72aを締め付ける。なお、ベース体2に四角形状のナット72を組み込む場合、単にナット72に螺着するビス79をねじ込めばよい。このように、ナット72aまたはビス79を締め付けることにより、ブラケット76の円弧状折り曲げ部77aと表示レンズ73とでロアカバー92を挟み付ける。これとともに、ブラケット76の両側板部77と照明ユニット1との間に表示レンズ73の取付腕片74が挟着され、照明ユニット1と表示レンズ73がロアカバー92に固定される。そして、照明ユニット1に組み込まれるLED3の点灯により、透光性カバー5を透過したLED3の照射光によって表示レンズ73が透過照明される。
【0033】
すなわち、照明ユニット1は、ロアカバー92への取り付けに際し、照明ユニット1に組み付けたボルト71がブラケット76の長孔80に遊動自在に貫通しているので、図14に示すように、ブラケット76の長孔80に沿って移動可能であり、また、ロアカバー92の開口部93に装着する表示レンズ73についても、取付腕片74に形成する切欠溝部75がボルト71に遊動自在に貫通した状態で表示レンズ73の取付腕片74が照明ユニット1とブラケット76とで挟着保持されているから、照明ユニット1とブラケット76とはロアカバー92に対して上下方向に移動可能に組み付けられることになる。このため、図14に示すように、厚さt,t1が異なるロアカバー92に照明ユニット1と表示レンズ73とを組み付ける場合であっても、表示レンズ73とブラケット76との間に確実にロアカバー92を挟み付けることが可能となる。すなわち、被取り付け部であるロアカバー92の厚みが異なる場合であっても、表示レンズ73及び照明ユニット1を確実に取り付けることが可能である。また、照明ユニット1は、ベース体2と配線基板4、LED3を覆ってベース体2に取り付けられる透光性カバー5などからなり、軽量であるため、必ずしも照明ユニット1の両側にブラケット76を沿わせる必要はない。すなわち、図15に示すように、ブラケット76をボルト71の回りで回転させてブラケット76で照明ユニット1を支えた状態でロアカバー92の内面に押し付けるようにして照明ユニット1を固定することが可能である。この場合、ブラケット76が照明ユニット1の自重方向(矢印C方向)に対してブラケット76で支持することができるから、確実に照明ユニット1を固定できる。
【0034】
また、照明ユニット1は、ブラケット76への取り付けに際し、ボルト71の回りで回転させることが可能であるから、照明ユニット1の取付角度の調整によっても、表示レンズ73の照明輝度を調整することができる。つまり、LED3を用いた照明ユニット1は、照射の指向性を狭くでき、表示レンズ73に対して照明ユニット1の取付角度を調整することで表示レンズ73の照明輝度の調整が可能である。これとともに、図17に示すように、照明ユニット1を下方側に向けた状態で固定して照明ユニット1の照明光をロアカバー92の端部から洩光させることによって、例えば、運転者の足元照明と表示レンズ73の透過照明を同時に行うことが可能となる。つまり、透光性カバー5を透過したLED3の照射光によって表示レンズ73を透過照明すると同時に、照明ユニット1から照射した照明光によって運転者の足元照明を行うことができるから、共通の照明ユニット1により、同時に2個所の照明が可能となる。
【0035】
前記照明ユニット1の取付構造によれば、ロアカバー92の表面側に固定される表示レンズ73とロアカバー92の裏面側に固定する照明ユニット1及びその照明ユニット1を固定するブラケット76がそれぞれスライド自在に組み付けられているから、厚さt,t1が異なるロアカバー92にも照明ユニット1と表示レンズ73を確実に組み付けることが可能である。また、表示レンズ73とブラケット76とで被取り付け部となるロアカバー92を挟着してロアカバー92に表示レンズ73と照明ユニット1を固定するようにしているので、ねじなどの別部品を用いてブラケット76を取り付ける場合とは異なり、組み付け部品点数も削減され、照明ユニット1の組み付け作業性も向上する。
【0036】
また、ベース体2に一体に形成した突起状基板保持部17,18によりベース体2に配線基板4を固定するようにし、ベース体2に配線基板4を組み付けるに際しては、突起状基板保持部17を弾性変形させることによりこれら突起状基板保持部17が配線基板4に係合されるようにしたので、ねじなどの別部品を用いて取り付ける場合とは異なり、ベース体2に配線基板4をワンタッチで容易に取り付けることができる。したがって、取り付け状態のばらつきも減り、品質維持もしやすい。
【0037】
また、ブラケット76は、可撓性を有する金属製薄板材からなり、弾性的に変位可能であり、照明ユニット1の取り付けに際し、被取り付け部となるロアカバー92の裏面側にブラケット76が弾発的に押圧するものであるから、ブラケット76と表示レンズ73との間にロアカバー92を強固に挟着することができるので、照明ユニット1の取付強度が向上する。
【0038】
また、照明ユニット1とブラケット76及び表示レンズ73は、それぞれ異なる取付角度で取り付け可能であるから、照明ユニット1の取付角度の調整によっても、表示レンズ73の照明輝度を調整することができる。これとともに、照明ユニット1と表示レンズ73との取付角度を変えることによって、透光性カバー5を透過したLED3の照射光によって表示レンズ73を透過照明すると同時に、照明ユニット1が指向した照明光によっても照明を行うことができるから、共通の照明ユニット1により、同時に2個所の照明が可能となり、照明ユニット1の共通化を図ることができるから一層、組付部品点数を削減することができる。
【0039】
なお、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、種々の変形実施が可能である。例えば、特に車外で照明ユニットを用いる場合、この照明ユニットに防水構造を付与するとより好ましい。発光素子としてLEDを示したが電球であってもよい。また、表示レンズ73と照明ユニット1の取り付け方向は横方向に限らず、図18に示すように縦方向であってもよい。
【0040】
【発明の効果】
請求項1の発明の照明ユニットの取付構造は、被取り付け部に形成する開口部と、この開口部に装着して該被取り付け部の表面側に取り付ける表示レンズと、前記被取り付け部の裏面側に位置して前記表示レンズを透過照明する照明ユニットと、この照明ユニットを前記被取り付け部に固定するブラケットとを具備し、前記照明ユニットに前記ブラケットを連結する固定具を設けるとともに、前記表示レンズの裏面側に前記固定具と連結する取付部を設け、この取付部と前記ブラケットを前記固定具にスライド自在に組み付けて前記表示レンズとブラケットとの間に前記被取り付け部を挟着保持したものであり、照明ユニットを取り付けるための構造が簡単になるとともに、異なる厚みの被取り付け部にも表示レンズと照明ユニットを固定することができ、したがって、汎用性に優れた照明ユニットの取付構造となる。
【0041】
また、請求項2の発明の照明ユニットの取付構造は、前記照明ユニットは、ベース体と、このベース体に取り付けられる配線基板と、この配線基板に搭載された発光素子と、この発光素子を覆って前記ベース体に取り付けられる透光性カバーとで構成され、前記配線基板を前記ベース体に一体に形成した基板保持部により保持してベース体に取り付けたものであり、ベース体への配線基板の取り付けが容易であるとともに、表示レンズと照明ユニットとの間隔を調整することによって、表示レンズの照明輝度を調整することができる。
【0042】
さらに、請求項3の発明の照明ユニットの取付構造は、前記ブラケットを弾性的に変位可能とし、このブラケットを前記被取り付け部の裏面側弾発的に押圧させたものであり、ブラケットを被取り付け部に強固に押し付けることができ、したがって、照明ユニットの取付強度が向上する。
【0043】
また、請求項4の発明の照明ユニットの取付構造は、前記ブラケットに長孔を形成するとともに、前記取付部の下端縁に下方を開口した切欠溝部を形成し、この長孔と切欠溝部に前記固定具を遊動させて前記照明ユニットに前記ブラケットと前記表示レンズをそれぞれスライド自在に組み付け、かつ、固定具を中心としてブラケットと表示レンズとを相互に回動自在に組み込んだものであり、照明ユニットを複数の方法で被取り付け部に取り付けることができ、したがって、照明ユニットを様々な場所に様々な形態で取り付けることができ、照明ユニットの汎用性が向上する。これとともに、共通の照明ユニットで同時に複数の照明が可能であり、部品点数を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す照明ユニットとブラケット及び表示レンズの分解右斜視図である。
【図2】同上分解左斜視図である。
【図3】同上組み付け状態を示す斜視図である。
【図4】同上照明ユニットの分解下斜視図である。
【図5】同上照明ユニットの分解下斜視図であり、図3とは視方向を変えてある。
【図6】同上照明ユニットの組立状態を示す正面図である。
【図7】同上照明ユニットの組立状態を示す断面図である。
【図8】同上配線基板の回路図である。
【図9】前記一実施例のベース体におけるボルトの組み付けを示す斜視図である。
【図10】同上ベース体におけるナットの組み付けを示す斜視図である。
【図11】前記一実施例における配線基板の取り付け方法を示す断面図である。
【図12】照明ユニットをロアカバーに固定した例を示す正面図である。
【図13】同上照明ユニットの分解斜視図である。
【図14】同上断面図である。
【図15】照明ユニットをロアカバーに例の固定方法により固定した例を示す断面図である。
【図16】照明ユニットの取付角度を変えた例を示す正面図である。
【図17】同上断面図である。
【図18】照明ユニットをロアカバーに固定した例を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 照明ユニット
2 ベース体
3 LED(発光素子)
4 配線基板
5 透光性カバー
17 突起状基板保持部(基板保持部)
18 突起状基板保持部(基板保持部)
19 係合爪
20 係合爪
71 ボルト(固定具)
74 取付腕片(取付部)
75 切欠溝部
76 ブラケット
79 ビス(固定具)
80 長孔
91 ロアパネル(被取り付け部)

Claims (4)

  1. 被取り付け部に形成する開口部と、この開口部に装着して該被取り付け部の表面側に取り付ける表示レンズと、前記被取り付け部の裏面側に位置して前記表示レンズを透過照明する照明ユニットと、この照明ユニットを前記被取り付け部に固定するブラケットとを具備し、前記照明ユニットに前記ブラケットを連結する固定具を設けるとともに、前記表示レンズの裏面側に前記固定具と連結する取付部を設け、この取付部と前記ブラケットを前記固定具にスライド自在に組み付けて前記表示レンズとブラケットとの間に前記被取り付け部を挟着保持したことを特徴とする照明ユニットの取付構造
  2. 前記照明ユニットは、ベース体と、このベース体に取り付けられる配線基板と、この配線基板に搭載された発光素子と、この発光素子を覆って前記ベース体に取り付けられる透光性カバーとで構成され、前記配線基板を前記ベース体に一体に形成した基板保持部により保持してベース体に取り付けたことを特徴とする請求項1記載の照明ユニットの取付構造
  3. 前記ブラケットを弾性的に変位可能とし、このブラケットを前記被取り付け部の裏面側弾発的に押圧させたことを特徴とする請求項1又は2記載の照明ユニットの取付構造
  4. 前記ブラケットに長孔を形成するとともに、前記取付部の下端縁に下方を開口した切欠溝部を形成し、この長孔と切欠溝部に前記固定具を遊動させて前記照明ユニットに前記ブラケットと前記表示レンズをそれぞれスライド自在に組み付け、かつ、固定具を中心としてブラケットと表示レンズとを相互に回動自在に組み込んだことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の照明ユニットの取付構造
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