JP3874014B2 - インサイドハンドル照明装置 - Google Patents
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Description
一方、昨今の自動車の組立工程においては、作業効率向上のためにモジュール化された部品が用いられる。即ち、予めいくつかの部品を組み合わせたものを用意し、それを所定の位置に組み付ける。インサイドハンドル部においても、予めドアトリムベセルとインサイドハンドル等を組み合わせたインサイドハンドルモジュールを用意し、これがドアトリムの所定の位置に組み付けられる。このようなモジュール化された部品は個々の部品に比べて大型化するため、組付け作業の際にその組付け位置を微妙に調整することは一層困難となる。
本発明は以上の課題を解決すべくなされたものであり、組付け作業における微妙な位置調整を不要とすることにより、作業効率の向上が図れるインサイドハンドル部照明装置を提供することを目的とする。
インサイドハンドルベセルと、
前記インサイドハンドルベセル裏面側よりインサイドハンドル部を照明する光源を備えるランプユニットと、
前記ランプユニットを前記インサイドハンドルベセルに固定する手段と、を備えてなるインサイドハンドル照明装置、である。
ランプユニットはインサイドハンドルベセルの裏面側、即ち、インサイドハンドルの収納部と反対側に取り付けられる。これにより、ランプユニットに内設される光源からの光はインサイドハンドルベセル裏面側よりインサイドハンドル部を照明する。ランプユニットの取付け位置はインサイドハンドルベセル裏面側であれば特に限定されない。即ち、ランプユニットの取付け位置によって、インサイドハンドルの収納部を上方、下方、又は横方向から照明することができる。
光源としてはバルブ、LEDを用いることができる。小型化かつ省力化の要請を考慮すればLEDを光源として用いることが好ましい。LEDとしては、汎用的なものを用いることができ、その発光色も任意に選択することができる。
ランプユニットは固定手段により、インサイドハンドルベセルに固定される。固定手段としては、ランプユニットの一部とインサイドハンドルベセルの一部とを係合するものが挙げられる。例えば、ランプユニットに設けられた凸部とインサイドハンドルベセルに設けられた凹部とを係合する。即ち、ランプユニットには一又は複数の凸部が設けられ、当該凸部をインサイドハンドルベセルに設けられた凹部に差し込むことにより、ランプユニットはインサイドハンドルベセルに固定される。もちろん、インサイドハンドルベセルの方に凸部を設け、これをランプユニットに設けられた凹部に差し込み、ランプユニットをインサイドハンドルベセルに固定することもできる。さらには、ランプユニットに凸部及び凹部を設けることもできる。この場合においては、インサイドハンドルベセルには、ランプユニットの凸部及び凹部に対応して凹部及び凸部が設けられることとなる。ランプユニット又はインサイドハンドルベセルに設けられる凸部又は凹部の数は特に限定されない。
ここで、凸部には様々な形状のものが含まれ、突起部も含まれる。凸部の一部に更に突起部を設けることもできる。また、凹部には、インサイドハンドルベセル又はランプユニットの一部に貫通口を設ける構成が含まれる。
図1は本発明の実施例である照明装置を備えた車室側インサイドハンドル部1の正面図、図2はインサイドハンドルベセル10の平面図、図3はランプユニット30を取り付けた状態のインサイドハンドルベセル10の平面図、図4はインサイドハンドル部1のA−A線断面図である。
以下、各図を参照しながら、インサイドハンドル部1の各部材の構成を説明する。
インサイドハンドル部1は、インサイドハンドルベセル10、インサイドハンドル20及びランプユニット30から概略構成される。
インサイドハンドルベセル10は箱状の外枠11及び中板12から構成され、インサイドハンドル20の収納部を形成する。外枠11の上部は後方に向かって屈曲され、差込口14が設けられる。また、外枠14の上面には図2に示されるように、貫通口からなる差込口15が二箇所形成される。さらには、外枠14の上面の一部には後述の光源35からの光の導入口13が設けられる(図4を参照)。本実施例では、ランプユニット30を取り付けた状態において、光源35が対向する位置に貫通口を設け、ここへ光透過性の樹脂からなる導光板をはめ込み導入口13とした。導光板の光放出面をレンズ状にすることもできる。これにより、光源からの光を集光又は拡散してインサイドハンドル20を照明することができる。また、拡散プリズムを用いて導入口からの均一な光照射を行うこともできる。
筐体31の一の側面には突起状の足32が設けられ、他の一の側面には突起状の足33が設けられる。足32の伸長方向と、足33の伸長方向は略垂直である。足32及び足33はLEDユニット30をインサイドハンドルベセル10の所定の位置に固定するために用いられるものである。足33の先端部には突起部34が形成されている。この突起部34は係止用の爪であり、足32側と反対の側に形成されている。尚、足32及び33の数は実施例のものに限定されず、それぞれ一以上の足が設けられる。また、足32及び33の形状も実施例のものに限定されない。
以下、ランプユニット30の取付け方法について図4及び図6を参照しながら説明する。尚、図6は、ランプユニット30の取付け途中の状態を示した図である。
まず、ランプユニット30の足32の先端部が、インサイドハンドルベセル10の外枠11の差込口14に差し込まれる。このとき、ランプユニットの足33はインサイドハンドルベセルの外枠11の差込口15の入り口付近に位置する(図6の状態)。
続いて、ランプユニット30の足32は差込口14の壁面に沿って差し込み口14の奥へと導かれる。それと同時に、ランプユニット30の足33の先端部34は差込口15内へと導かれる。ランプユニット30の足33は弾性材料でできており、足33は少し湾曲しながら、その先端部34が差込口15の壁面17に沿って図中下方に差し込まれる。また、ランプユニット30を装着する際、ランプユニット30において足32側の上部がインサイドハンドルベゼルの外枠11に接触する。そして、接触部が支点となってランプユニット30が回転することによって、足32が差込口14に差し込まれるとともに足33が差込口15に差し込まれる。この際、てこの原理によって足32は差込口14の奥へとスムーズに導かれる。以上の動作が行われることから、ランプユニット30を容易に装着可能である。
ランプユニット30の足32が差込口14に完全に差し込まれると、ランプユニット30の足33の先端部34も貫通口15に完全に差し込まれた状態となる。この状態において、足33の先端部34の上部37は差込口15の入り口付近の壁面18と係合する。このように、ランプユニット30の足33が差込口15の周壁に係止されてランプユニット30はインサイドハンドルベセル10の所望の位置に固定される。
もちろん、モジュール部品を用いないこともできる。その場合には、まず、インサイドハンドルベセル10にランプユニット30を取付け、これをドアトリムに組み付ける。その後、その他の部品が取り付けられる。
(10) インサイドハンドル部を照明する光源を備えるランプユニットのインサイドハンドルベセルへの取付方法であって、
前記インサイドハンドルベセルの裏面及び前記ランプユニットにそれぞれ設けられた第1の係合部及び第2の係合部とを係合することにより、前記インサイドハンドルベセルに前記ランプユニットは固定されて取り付けられる、ことを特徴とする取付方法。
(11) 前記光源はLEDからなる、ことを特徴とする(10)に記載の取付方法。
(20) インサイドハンドル部を照明する光源の照明位置の調整方法であって、
前記光源は第1の係合部を備える筐体内に内設され、
前記筐体の前記第1の係合部が前記インサイドハンドルベセル裏面に設けられた第2の係合部に係合されることにより前記光源の位置が固定され、該光源の照明位置が調整される、ことを特徴とする調整方法。
(21) 前記光源はLEDからなる、ことを特徴とする(20)に記載の調整方法。
本明細書の中で明示した論文、公開特許公報、及び特許公報などの内容は、その全ての内容を援用によって引用することとする。
10 インサイドハンドルベセル
14 15 差込口
20 インサイドハンドル
30 ランプユニット
32 33 ランプユニットの足
35 LED光源
Claims (3)
- 裏面に第1の差込口及び第2の差込口を備えるインサイドハンドルベセルと、
前記インサイドハンドルベセル裏面側よりインサイドハンドル部を照明するLEDを内設したLEDユニットであって、その一端部に形成された第1の突起部と、及び前記一端部と反対側の端部に形成された第2の突起部とを備えるLEDユニットと、からなり、
前記第1の差込口に前記第1の突起部が差し込まれて係合し、かつ
前記第2の差込口に前記第2の突起部が差し込まれて係合することにより、前記LEDユニットが前記インサイドハンドルベセルに固定され、
前記第1の突起部の伸長方向と、前記第2の突起部の伸長方向が略垂直である、ことを特徴とするインサイドハンドル照明装置。 - 前記第1の差込口は凹部からなり、前記第2の差込口は貫通口からなり、
前記第2の突起部の先端部には係止用の爪が設けられており、
前記第2の差込口に前記第2の突起部が差し込まれる際、前記爪により該第2の突起部が該第2の差込口の周壁に係止されて前記LEDユニットが前記インサイドハンドルベセルに固定される、ことを特徴とする請求項1に記載の照明装置。 - 前記LEDユニットを前記インサイドハンドルベゼルに取り付ける際、前記LEDユニットの一部が前記インサイドハンドルベゼルに接触し、該接触部が支点となって前記LEDユニットが回転し、前記第1の差込口に前記第1の突起部が差し込まれ、前記第2の差込口に前記第2の突起部が差し込まれる、請求項1又は2に記載の照明装置。
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2005
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