JPH0635582Y2 - 操作装置のケーシング - Google Patents
操作装置のケーシングInfo
- Publication number
- JPH0635582Y2 JPH0635582Y2 JP1989101624U JP10162489U JPH0635582Y2 JP H0635582 Y2 JPH0635582 Y2 JP H0635582Y2 JP 1989101624 U JP1989101624 U JP 1989101624U JP 10162489 U JP10162489 U JP 10162489U JP H0635582 Y2 JPH0635582 Y2 JP H0635582Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flange portion
- base body
- base
- board
- locking
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H13/00—Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch
- H01H13/02—Details
- H01H13/04—Cases; Covers
Landscapes
- Selective Calling Equipment (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、遠隔操作装置のリモコン等において用いられ
る操作装置のケーシングに関する。
る操作装置のケーシングに関する。
[従来の技術] 機器の運転の指示あるいは作動状態の設定をするための
操作装置としては、機器を制御する制御装置本体から離
れた場所に設けられるリモコン装置がある。
操作装置としては、機器を制御する制御装置本体から離
れた場所に設けられるリモコン装置がある。
こうしたリモコン装置は、機器の操作をするためだけに
設けられることから、あまり邪魔にならないように、操
作基板を収容するように小型な箱状を呈しており、通常
では、2つの部材を組み合わせた簡単な構造になってい
て、壁等の表面にねじ等によって簡単に取り付けられ
る。
設けられることから、あまり邪魔にならないように、操
作基板を収容するように小型な箱状を呈しており、通常
では、2つの部材を組み合わせた簡単な構造になってい
て、壁等の表面にねじ等によって簡単に取り付けられ
る。
しかし、操作装置としてのリモコン装置が壁等に設けら
れる機器は、一般的に、一度設置すれば機器を交換する
場合以外には継続して設置されたままになる大型の機
器、例えば給湯器や冷暖房装置のような機器であり、こ
うした機器は、最近では建物を建てるときに同時に設置
されることが多い。
れる機器は、一般的に、一度設置すれば機器を交換する
場合以外には継続して設置されたままになる大型の機
器、例えば給湯器や冷暖房装置のような機器であり、こ
うした機器は、最近では建物を建てるときに同時に設置
されることが多い。
従って、リモコン装置と機器本体とを接続するケーブル
が室内の壁面に露出して、室内の装飾等が損なわれるこ
とがないようにするために、機器の設置工事の前に、あ
らかじめ壁内にケーブルを配線しておいたり、ケーブル
を通す配線用配管を備えたカバー付きセーリスボックス
(以下「スイッチボックス」という)を設けるなどの工
事が行われる場合が多くなっている。
が室内の壁面に露出して、室内の装飾等が損なわれるこ
とがないようにするために、機器の設置工事の前に、あ
らかじめ壁内にケーブルを配線しておいたり、ケーブル
を通す配線用配管を備えたカバー付きセーリスボックス
(以下「スイッチボックス」という)を設けるなどの工
事が行われる場合が多くなっている。
[考案が解決しようとする課題] このように、機器が設置に伴って設けられるリモコン装
置は、建物に応じて幾つかの条件下で設置されることに
なるため、それぞれの条件に適応した設置ができるよう
にする必要があるが、機器がどのような割合でそれぞれ
の条件下で設置されるかをあらかじめ把握しておくこと
は甚だ困難である。
置は、建物に応じて幾つかの条件下で設置されることに
なるため、それぞれの条件に適応した設置ができるよう
にする必要があるが、機器がどのような割合でそれぞれ
の条件下で設置されるかをあらかじめ把握しておくこと
は甚だ困難である。
そのため、メーカーでは、機器がどの条件下で設置され
てもそれぞれの条件に合ったリモコン装置を接続できる
ように、各条件に合った形状のリモコン装置を在庫とし
て準備しなければならないという問題がある。
てもそれぞれの条件に合ったリモコン装置を接続できる
ように、各条件に合った形状のリモコン装置を在庫とし
て準備しなければならないという問題がある。
また、各条件下において設置される場合に、リモコン装
置が違和感を与えることは好ましくなく、特に、スイッ
チボックスを設けた場合には、取り付け用のねじが露出
して、室内の装飾が損なわれないようにすることが望ま
れる。
置が違和感を与えることは好ましくなく、特に、スイッ
チボックスを設けた場合には、取り付け用のねじが露出
して、室内の装飾が損なわれないようにすることが望ま
れる。
本考案は、設置条件の異なる場合にも、それぞれ美観を
損なうことなく簡単に設置することができ、在庫負担の
少ない操作装置を提供することを目的とする。
損なうことなく簡単に設置することができ、在庫負担の
少ない操作装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本考案は、操作素子を操作するための操作用開口が形成
されるとともに前記操作素子を備えた回路基板が裏側に
固定された操作用表示部、該操作用表示部の周囲に該操
作用表示部を迫り出すように形成され前記操作用表示部
の上下部分にそれぞれ取り付け用ねじ穴が形成されたフ
ランジ部からなる基体と、該基体の前記フランジ部の裏
側に嵌め合わせ可能に形成され、前記基体と嵌め合わさ
れて前記回路基板を収容するための回路室を形成すると
ともに、前記フランジ部の前記取り付け用ねじ穴に整合
する貫通穴を有する回路室形成部材と、前記基体の前記
操作用表示部に整合し前記操作用表示部を露出させる開
口を有するとともに、前記基体の前記フランジ部を覆う
ように嵌め合わされる覆い部材とからなり、前記覆い部
材を前記基体の前記フランジ部に係止するための爪と該
爪を係止する係止部とのいずれかが前記基体の前記フラ
ンジ部と前記覆い部材とに相互に備えられたことを技術
的手段とする。
されるとともに前記操作素子を備えた回路基板が裏側に
固定された操作用表示部、該操作用表示部の周囲に該操
作用表示部を迫り出すように形成され前記操作用表示部
の上下部分にそれぞれ取り付け用ねじ穴が形成されたフ
ランジ部からなる基体と、該基体の前記フランジ部の裏
側に嵌め合わせ可能に形成され、前記基体と嵌め合わさ
れて前記回路基板を収容するための回路室を形成すると
ともに、前記フランジ部の前記取り付け用ねじ穴に整合
する貫通穴を有する回路室形成部材と、前記基体の前記
操作用表示部に整合し前記操作用表示部を露出させる開
口を有するとともに、前記基体の前記フランジ部を覆う
ように嵌め合わされる覆い部材とからなり、前記覆い部
材を前記基体の前記フランジ部に係止するための爪と該
爪を係止する係止部とのいずれかが前記基体の前記フラ
ンジ部と前記覆い部材とに相互に備えられたことを技術
的手段とする。
[作用および考案の効果] 本考案の操作装置のケーシングは、回路室形成部材を用
いて壁面等に固定する場合には、操作基板が固定された
基体と回路室形成部材とから回路室が形成され、これら
に互いに整合して設けられたねじ穴にねじを貫通させて
壁面等に直接取り付けられる。
いて壁面等に固定する場合には、操作基板が固定された
基体と回路室形成部材とから回路室が形成され、これら
に互いに整合して設けられたねじ穴にねじを貫通させて
壁面等に直接取り付けられる。
その後、基体の表面に覆い部材を嵌め合わせると、爪が
係止部に係止されるため、覆い部材が基体のフランジ部
の覆い部材に固定され、このとき、ねじの頭は、操作用
表示部が迫り出した段差の分だけ下がったフランジ部に
位置するため、覆い部材によって覆われる。従って、ね
じの頭がケーシングの表面に露出しないため、美観が優
れる。
係止部に係止されるため、覆い部材が基体のフランジ部
の覆い部材に固定され、このとき、ねじの頭は、操作用
表示部が迫り出した段差の分だけ下がったフランジ部に
位置するため、覆い部材によって覆われる。従って、ね
じの頭がケーシングの表面に露出しないため、美観が優
れる。
また、取り付け用のねじを貫通させるねじ穴の配置を、
壁面等に埋め込まれるスイッチボックスのめねじの位置
に対応させておくことにより、スイッチボックスにも取
り付けることができる。
壁面等に埋め込まれるスイッチボックスのめねじの位置
に対応させておくことにより、スイッチボックスにも取
り付けることができる。
このとき、回路室形成部材を用いなければ、埋め込み型
として取り付けることができ、壁面からの突出の程度を
小さくできるため、壁面との違和感が減少し、美観がさ
らに向上する。
として取り付けることができ、壁面からの突出の程度を
小さくできるため、壁面との違和感が減少し、美観がさ
らに向上する。
この場合にも、基体の表面に覆い部材を嵌め合わせる
と、ねじの頭は、覆い部材によって覆われて、ねじの頭
がケーシングの表面に露出しないため、美観が優れる。
と、ねじの頭は、覆い部材によって覆われて、ねじの頭
がケーシングの表面に露出しないため、美観が優れる。
さらに、このように、操作装置を、基体、回路室形成部
材、覆い部材の3種類の部材から構成することで、取り
付け方法の異なる場合に対しても、一種類の操作装置に
よってそれぞれ対応できるため、在庫管理および在庫負
担が軽減される。
材、覆い部材の3種類の部材から構成することで、取り
付け方法の異なる場合に対しても、一種類の操作装置に
よってそれぞれ対応できるため、在庫管理および在庫負
担が軽減される。
[実施例] 次に本考案を図面に示す実施例に基づいて説明する。
第2図に概略構成を示す本実施例のガス給湯装置1は、
給湯器本体2、制御装置3、メーンリモコン10および風
呂リモコン20からなる。
給湯器本体2、制御装置3、メーンリモコン10および風
呂リモコン20からなる。
メーンリモコン10および風呂リモコン20は、それぞれキ
ッチン、浴室に設置され、制御装置3とそれぞれ2本の
電線で接続される。
ッチン、浴室に設置され、制御装置3とそれぞれ2本の
電線で接続される。
制御装置3は、各リモコンへの各電線間へ燃焼表示信号
を兼ねた設定状態検出信号を送出して、各電線間の抵抗
値に基づいて各リモコンの設定状態を検出し、各リモコ
ンの操作、設定状態に応じて給湯器本体2を制御し、給
湯器本体2は、必要な燃焼量で燃焼して熱交換器を通過
する水を設定された温度に加熱して給湯を行う。
を兼ねた設定状態検出信号を送出して、各電線間の抵抗
値に基づいて各リモコンの設定状態を検出し、各リモコ
ンの操作、設定状態に応じて給湯器本体2を制御し、給
湯器本体2は、必要な燃焼量で燃焼して熱交換器を通過
する水を設定された温度に加熱して給湯を行う。
第1図は、メーンリモコン10を示し、メーンリモコン10
は、操作基板11と、操作基板11を収容するケーシング10
Aとからなり、ケーシング10Aは、それぞれプラスチック
により成形された基板取り付け枠30、ベース40、化粧カ
バー50からなる。
は、操作基板11と、操作基板11を収容するケーシング10
Aとからなり、ケーシング10Aは、それぞれプラスチック
により成形された基板取り付け枠30、ベース40、化粧カ
バー50からなる。
操作基板11は、プリント配線された絶縁基板の表面に回
路素子を設けたもので、回路素子としては、電線間の抵
抗値を調節するために設けられた摺動式の可変抵抗器1
2、可変抵抗器12を含む可変抵抗回路と制御装置3との
接続を行う運転スイッチ13、給湯器本体2におけるバー
ナの燃焼を知らせるための発光ダイオード14があり、他
に調整用半固定抵抗器等が設けられている。
路素子を設けたもので、回路素子としては、電線間の抵
抗値を調節するために設けられた摺動式の可変抵抗器1
2、可変抵抗器12を含む可変抵抗回路と制御装置3との
接続を行う運転スイッチ13、給湯器本体2におけるバー
ナの燃焼を知らせるための発光ダイオード14があり、他
に調整用半固定抵抗器等が設けられている。
一方、ケーシング10Aとしての基板取り付け枠30は、操
作基板11がねじ止めにより裏側に固定される基板固定部
30aと、その周囲に設けられたフランジ部30bとからなる
略皿状を呈しており、基板固定部30aには、可変抵抗器1
2に備えられた操作摘み15を移動させるための摺動用の
細長穴31と、運転スイッチ13を操作するために備えられ
るスイッチ摘み16を表側に貫通させて突出させるための
開口32とが設けられ、また、発光ダイオード14による発
光表示のための表示窓としての小開口33が設けられてい
る。
作基板11がねじ止めにより裏側に固定される基板固定部
30aと、その周囲に設けられたフランジ部30bとからなる
略皿状を呈しており、基板固定部30aには、可変抵抗器1
2に備えられた操作摘み15を移動させるための摺動用の
細長穴31と、運転スイッチ13を操作するために備えられ
るスイッチ摘み16を表側に貫通させて突出させるための
開口32とが設けられ、また、発光ダイオード14による発
光表示のための表示窓としての小開口33が設けられてい
る。
なお、操作摘み15は、基板取り付け枠30の表側から裏側
へ貫通して、可変抵抗器12の摺動レバーに外嵌されてい
る。
へ貫通して、可変抵抗器12の摺動レバーに外嵌されてい
る。
基板固定部30aはフランジ部30bより一段高くなってお
り、基板固定部30aの表面は、艶のある化粧仕上げを施
された表示部34となっていて、細長穴31の近くには、可
変抵抗器12に備えられた操作摘み15の操作による指示位
置を示すために、操作摘み15の摺動範囲を分割して温度
を分割表示するための分割表示線と、操作摘み15によっ
て調節される湯温の高低を示す文字および設定される温
度に対応した複数の略画等が印刷されている。
り、基板固定部30aの表面は、艶のある化粧仕上げを施
された表示部34となっていて、細長穴31の近くには、可
変抵抗器12に備えられた操作摘み15の操作による指示位
置を示すために、操作摘み15の摺動範囲を分割して温度
を分割表示するための分割表示線と、操作摘み15によっ
て調節される湯温の高低を示す文字および設定される温
度に対応した複数の略画等が印刷されている。
上下のフランジ部30bの表面には、化粧カバー50の係止
部材として、フランジ部30bの表面から立ち上がった突
起35が複数形成されている。
部材として、フランジ部30bの表面から立ち上がった突
起35が複数形成されている。
突起35は、2本の足35aを先端で連結する連結部分を係
止部35bとしており、係止部35bの裏側は、化粧カバー50
の係止用突起54の爪54aが係止されるように、フランジ
部30bの表面とほぼ平行にされ、表側は、化粧カバー50
の係止用突起54の爪54aを円滑に裏側へ滑り込ませるた
めに曲面となっていて、この係止部35bは、フランジ部3
0bの表面と間隔を置いて設けられている。
止部35bとしており、係止部35bの裏側は、化粧カバー50
の係止用突起54の爪54aが係止されるように、フランジ
部30bの表面とほぼ平行にされ、表側は、化粧カバー50
の係止用突起54の爪54aを円滑に裏側へ滑り込ませるた
めに曲面となっていて、この係止部35bは、フランジ部3
0bの表面と間隔を置いて設けられている。
また、上下のフランジ部30bの各中央部には、ねじによ
ってメーンリモコン10を壁等に取り付けるためのねじ止
め部30cが形成されていて、ねじ止め部30cには、取り付
け用のねじを貫通させるために横長の取り付け用ねじ穴
30dが設けられている。
ってメーンリモコン10を壁等に取り付けるためのねじ止
め部30cが形成されていて、ねじ止め部30cには、取り付
け用のねじを貫通させるために横長の取り付け用ねじ穴
30dが設けられている。
またここでは、取り付け用ねじ穴30dの周囲に取り付け
用ねじ穴30dと同形の筒部30eをフランジ部30bの表面に
設けていて、取り付け時にねじの締め付けによって加わ
る圧力からフランジ部30bを保護している。
用ねじ穴30dと同形の筒部30eをフランジ部30bの表面に
設けていて、取り付け時にねじの締め付けによって加わ
る圧力からフランジ部30bを保護している。
さらに、上下のフランジ部30bの各取り付け用ねじ穴30d
の外側には、基板取り付け枠30を後述するベース40と一
体にするためのねじを通すための固定用ねじ穴30fが設
けられている。
の外側には、基板取り付け枠30を後述するベース40と一
体にするためのねじを通すための固定用ねじ穴30fが設
けられている。
ベース40は、基板取り付け枠30とともに操作基板11を収
納するケーシング10Aの回路室を構成するもので、底部4
1の周囲に壁部42を設けて一方が開放された略薄箱状を
呈している。
納するケーシング10Aの回路室を構成するもので、底部4
1の周囲に壁部42を設けて一方が開放された略薄箱状を
呈している。
底部41の中央には、配線用の電線を通すために、必要に
応じて開口を形成するための割り取り部43が繋ぎ部で4
箇所を支持されて設けられている。同様に、上下の壁部
42には、配線用の電線を通すために、必要に応じて開口
を形成するための割り取り部44が繋ぎ部で4箇所を支持
されてそれぞれ設けられている。
応じて開口を形成するための割り取り部43が繋ぎ部で4
箇所を支持されて設けられている。同様に、上下の壁部
42には、配線用の電線を通すために、必要に応じて開口
を形成するための割り取り部44が繋ぎ部で4箇所を支持
されてそれぞれ設けられている。
底部41には、基板取り付け枠30の取り付け用ねじ穴30d
と固定用ねじ穴30fにそれぞれ対応した部分に、壁部42
の高さと同じ高さを有する取り付け用柱45とねじ止め用
柱46とが一体に設けられている。
と固定用ねじ穴30fにそれぞれ対応した部分に、壁部42
の高さと同じ高さを有する取り付け用柱45とねじ止め用
柱46とが一体に設けられている。
取り付け用柱45の中心には、取り付け用ねじ穴30dと同
形の横長の貫通穴45aが形成されていて、取り付け用の
ねじを貫通させることができる。
形の横長の貫通穴45aが形成されていて、取り付け用の
ねじを貫通させることができる。
ここで、取り付け用柱45は、基板取り付け枠30の筒部30
eとほぼ同形を呈していて、ねじ止め部30cに係止される
ねじのねじ頭の大きさに対して、十分に大きくなってい
るため、基板取り付け枠30がベース40とともに壁等に固
定されるとき、基板取り付け枠30側からのねじによる締
め付けがあっても、締め付けによる力は、ねじ止め部30
cに対応した取り付け用柱45を介してベース40の底部41
全体に分散するため、基板取り付け枠30のねじ止め部30
cのみに過剰な力が加わることがない。従って、ケーシ
ング10Aを壁等にしっかりと固定することができるとと
もに、ねじ止め部30cが変形あるいは破損することがな
い。
eとほぼ同形を呈していて、ねじ止め部30cに係止される
ねじのねじ頭の大きさに対して、十分に大きくなってい
るため、基板取り付け枠30がベース40とともに壁等に固
定されるとき、基板取り付け枠30側からのねじによる締
め付けがあっても、締め付けによる力は、ねじ止め部30
cに対応した取り付け用柱45を介してベース40の底部41
全体に分散するため、基板取り付け枠30のねじ止め部30
cのみに過剰な力が加わることがない。従って、ケーシ
ング10Aを壁等にしっかりと固定することができるとと
もに、ねじ止め部30cが変形あるいは破損することがな
い。
ねじ止め用柱46の中心には、基板取り付け枠30とベース
40とを固定するために、基板取り付け枠30の表側から貫
通されるねじを固定するためのねじ止め穴46aが形成さ
れている。
40とを固定するために、基板取り付け枠30の表側から貫
通されるねじを固定するためのねじ止め穴46aが形成さ
れている。
底部41の内側には、基板取り付け枠30のフランジ部30b
に設けられた図示しない小穴あるいはフランジ部30bの
裏側に設けられた凹部に対応して、棒状突起47が形成さ
れていて、ベース40を基板取り付け枠30とともに使用す
る際に、小穴あるいは凹部と棒状突起47とが整合して位
置決めができる。
に設けられた図示しない小穴あるいはフランジ部30bの
裏側に設けられた凹部に対応して、棒状突起47が形成さ
れていて、ベース40を基板取り付け枠30とともに使用す
る際に、小穴あるいは凹部と棒状突起47とが整合して位
置決めができる。
メーンリモコン10は、以上の操作基板11、基板取り付け
枠30およびベース40とからその主要機能部が形成される
が、設置の際に壁面等に固定された後の美観を得るため
に、基板取り付け枠30の表面には、化粧カバー50が備え
られる。
枠30およびベース40とからその主要機能部が形成される
が、設置の際に壁面等に固定された後の美観を得るため
に、基板取り付け枠30の表面には、化粧カバー50が備え
られる。
化粧カバー50は、表面が艶のある化粧仕上げを施され、
メーンリモコン10の美観を向上させるもので、中央には
操作摘み15およびスイッチ摘み16を含む基板取り付け枠
30の基板固定部30aを露出させるための略矩形の大開口5
1が設けられていて、大開口51から離れるにつれて次第
に低く傾斜した正面板部52と、ベース40の壁部42と同寸
法で正面板部52の周囲に連続して形成された壁部53とか
らなる。
メーンリモコン10の美観を向上させるもので、中央には
操作摘み15およびスイッチ摘み16を含む基板取り付け枠
30の基板固定部30aを露出させるための略矩形の大開口5
1が設けられていて、大開口51から離れるにつれて次第
に低く傾斜した正面板部52と、ベース40の壁部42と同寸
法で正面板部52の周囲に連続して形成された壁部53とか
らなる。
化粧カバー50は、基板取り付け枠30の全体を覆う大きさ
を有し、フランジ部30bの大部分を覆って、壁等へ取り
付けるためのねじを覆っている。
を有し、フランジ部30bの大部分を覆って、壁等へ取り
付けるためのねじを覆っている。
化粧カバー50の裏側には、化粧カバー50を基板取り付け
枠30の各突起35に係止するための係止用突起54が各突起
35に対応して形成されていて、各係止用突起54の先端に
は、突起35の係止部35bに係止される爪54aが形成されて
いる。
枠30の各突起35に係止するための係止用突起54が各突起
35に対応して形成されていて、各係止用突起54の先端に
は、突起35の係止部35bに係止される爪54aが形成されて
いる。
以上の構成からなるメーンリモコン10は、第3図に示す
とおり、基板取り付け枠30、ベース40、化粧カバー50が
組み合わされ、内部に操作基板11が収容され、例えば、
第4図に示すとおり、キッチンの壁面Aに取り付けられ
る。
とおり、基板取り付け枠30、ベース40、化粧カバー50が
組み合わされ、内部に操作基板11が収容され、例えば、
第4図に示すとおり、キッチンの壁面Aに取り付けられ
る。
この場合には、2本の電線を収納したケーブルLは、ベ
ース40の壁部42に設けられた割り取り部44の一方を削除
してケーブル用の開口を形成して、制御装置3との接続
が行われる。
ース40の壁部42に設けられた割り取り部44の一方を削除
してケーブル用の開口を形成して、制御装置3との接続
が行われる。
ここで明らかなとおり、壁面Aへの取り付けに使われた
ねじBは、化粧カバー50によって覆われてしまうため、
取り付けた後も非常に美観に優れる。
ねじBは、化粧カバー50によって覆われてしまうため、
取り付けた後も非常に美観に優れる。
一方、ガス給湯装置1を設置することが、建物の建築時
に明らかな場合には、第5図に示すとおり、キッチンの
壁面A内に、制御装置3との間に配線用配管Cを備えた
スイッチボックスDをあらかじめ埋め込んでおくことが
できる。
に明らかな場合には、第5図に示すとおり、キッチンの
壁面A内に、制御装置3との間に配線用配管Cを備えた
スイッチボックスDをあらかじめ埋め込んでおくことが
できる。
この場合には、スイッチボックスD内に、操作基板11を
収容する空間が設けられるため、ベース40を取り除い
て、操作基板11が固定された基板取り付け枠30をスイッ
チボックスDに直接ねじ止めすることができる。
収容する空間が設けられるため、ベース40を取り除い
て、操作基板11が固定された基板取り付け枠30をスイッ
チボックスDに直接ねじ止めすることができる。
この場合にも、ねじBは化粧カバー50によって覆われる
ため、美観が優れ、また、この場合には、メーンリモコ
ン10を取り付けたとき壁面Aから突出する厚みが小さく
なるため、違和感が減少し、さらに美観が優れる。
ため、美観が優れ、また、この場合には、メーンリモコ
ン10を取り付けたとき壁面Aから突出する厚みが小さく
なるため、違和感が減少し、さらに美観が優れる。
なお、スイッチボックスDを設けた場合であっても、ベ
ース40を組み合わせて取り付けることは可能である。
ース40を組み合わせて取り付けることは可能である。
以上のとおり、本実施例では、メーンリモコンのケーシ
ングが3つの部分から構成され、取り付け用のねじが化
粧カバーによって覆われてしまうため、美観が優れると
もに、スイッチボックスが設けられている場合には、ベ
ースを組み込まないで取り付けることができるため、突
出部分が少なくなり、壁面との違和感を少なくすること
ができる。
ングが3つの部分から構成され、取り付け用のねじが化
粧カバーによって覆われてしまうため、美観が優れると
もに、スイッチボックスが設けられている場合には、ベ
ースを組み込まないで取り付けることができるため、突
出部分が少なくなり、壁面との違和感を少なくすること
ができる。
また、ベース以外の部分は、設置状態が異なっても必ず
使用されるため、在庫管理および在庫の負担が軽減され
る。
使用されるため、在庫管理および在庫の負担が軽減され
る。
本実施例では、ガス給湯装置におけるリモコン装置を示
したが、冷房機器、暖房機器等の空調装置においても、
同様に適用することができる。
したが、冷房機器、暖房機器等の空調装置においても、
同様に適用することができる。
第1図は本実施例のメーンリモコンの分解図、第2図は
本実施例のガス給湯装置の概略構成を示すブロック図、
第3図は本実施例のメーンリモコンを示す斜視図、第4
図は本実施例を壁面に取り付けた場合の断面図、第5図
は本実施例を壁面に埋め込まれたスイッチボックスに取
り付けた場合の一例を示す断面図である。 図中、10……メーンリモコン(操作装置のケーシン
グ)、11……操作基板(回路基板)、12……可変抵抗器
(操作素子)、13……運転スイッチ(操作素子)、30…
…基板取り付け枠(基体)、30b……フランジ部、30d…
…取り付け用ねじ穴、31……細長穴(操作用開口)、32
……開口(操作用開口)、34……表示部(操作用表示
部)、35……突起、35b……係止部、40……ベース(回
路室形成部材)、45a……貫通穴、50……化粧カバー
(覆い部材)、51……大開口(開口)。
本実施例のガス給湯装置の概略構成を示すブロック図、
第3図は本実施例のメーンリモコンを示す斜視図、第4
図は本実施例を壁面に取り付けた場合の断面図、第5図
は本実施例を壁面に埋め込まれたスイッチボックスに取
り付けた場合の一例を示す断面図である。 図中、10……メーンリモコン(操作装置のケーシン
グ)、11……操作基板(回路基板)、12……可変抵抗器
(操作素子)、13……運転スイッチ(操作素子)、30…
…基板取り付け枠(基体)、30b……フランジ部、30d…
…取り付け用ねじ穴、31……細長穴(操作用開口)、32
……開口(操作用開口)、34……表示部(操作用表示
部)、35……突起、35b……係止部、40……ベース(回
路室形成部材)、45a……貫通穴、50……化粧カバー
(覆い部材)、51……大開口(開口)。
Claims (1)
- 【請求項1】操作素子を操作するための操作用開口が形
成されるとともに前記操作素子を備えた回路基板が裏側
に固定された操作用表示部、該操作用表示部の周囲に該
操作用表示部を迫り出すように形成され前記操作用表示
部の上下部分にそれぞれ取り付け用ねじ穴が形成された
フランジ部からなる基体と、 該基体の前記フランジ部の裏側に嵌め合わせ可能に形成
され、前記基体と嵌め合わされて前記回路基板を収容す
るための回路室を形成するとともに、前記フランジ部の
前記取り付け用ねじ穴に整合する貫通穴を有する回路室
形成部材と、 前記基体の前記操作用表示部に整合し前記操作用表示部
を露出させる開口を有するとともに、前記基体の前記フ
ランジ部を覆うように嵌め合わされる覆い部材とからな
り、 前記覆い部材を前記基体の前記フランジ部に係止するた
めの爪と該爪を係止する係止部とのいずれかが前記基体
の前記フランジ部と前記覆い部材とに相互に備えられた
操作装置のケーシング。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989101624U JPH0635582Y2 (ja) | 1989-08-29 | 1989-08-29 | 操作装置のケーシング |
KR2019900010734U KR920007598Y1 (ko) | 1989-08-29 | 1990-07-21 | 조작장치의 케이싱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989101624U JPH0635582Y2 (ja) | 1989-08-29 | 1989-08-29 | 操作装置のケーシング |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0339991U JPH0339991U (ja) | 1991-04-17 |
JPH0635582Y2 true JPH0635582Y2 (ja) | 1994-09-14 |
Family
ID=14305558
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989101624U Expired - Fee Related JPH0635582Y2 (ja) | 1989-08-29 | 1989-08-29 | 操作装置のケーシング |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0635582Y2 (ja) |
KR (1) | KR920007598Y1 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101148622B1 (ko) * | 2011-10-06 | 2012-05-25 | 한화에스앤씨주식회사 | 기구 상부를 관통하는 체결 부재를 사용하는 전자 기기 및 그 제조 방법 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60971U (ja) * | 1983-06-16 | 1985-01-07 | 三菱電機株式会社 | 空気調和機のリモ−トコントロ−ラ |
JPH0638544Y2 (ja) * | 1986-01-29 | 1994-10-05 | 三洋電機株式会社 | リモコン装置 |
-
1989
- 1989-08-29 JP JP1989101624U patent/JPH0635582Y2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1990
- 1990-07-21 KR KR2019900010734U patent/KR920007598Y1/ko not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR920007598Y1 (ko) | 1992-10-16 |
KR910004693U (ko) | 1991-03-19 |
JPH0339991U (ja) | 1991-04-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US12094666B2 (en) | Load control keypad with illuminated features | |
US8089032B2 (en) | Wall mount electronic controller | |
US20080147242A1 (en) | Stackable thermostat | |
JPH0635582Y2 (ja) | 操作装置のケーシング | |
JPH1187072A (ja) | 調光器 | |
CA1272173A (en) | Lamp mounting | |
JP2005183319A (ja) | 熱線センサ付自動スイッチ | |
JPH0635583Y2 (ja) | 操作装置のケーシング | |
PL193176B1 (pl) | Urządzenie gospodarstwa domowego, zamontowane na stałe na ścianie | |
US5099390A (en) | Multiple orientation mounting thermostat | |
JPH0619267Y2 (ja) | リモコン操作部 | |
JP3274612B2 (ja) | 壁設置型電気又は電子機器用コントローラ | |
US7097558B2 (en) | Register assembly with adjustable faceplate connectors | |
EP1729068A1 (en) | Combination extractor fan and light unit | |
JP2529058Y2 (ja) | 給湯器用リモートコントローラの設置構造 | |
JPH0744238Y2 (ja) | 温風乾燥装置における壁面取付用ベースプレートの構造 | |
JP2511786Y2 (ja) | シャワ―装置 | |
JPH0523146Y2 (ja) | ||
JPH02148629A (ja) | 耐火プレートおよび耐火用配線装置 | |
JP2000223874A (ja) | 電気機器収納用箱の換気孔 | |
KR101387777B1 (ko) | 터치 리모콘 | |
JP2511787Y2 (ja) | シャワ―装置 | |
JP3286399B2 (ja) | 温風暖房機 | |
JPS61295452A (ja) | 空気調和機の制御用函 | |
JPH0614352Y2 (ja) | フアンコイル用スイツチ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |