JP3286399B2 - 温風暖房機 - Google Patents

温風暖房機

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JP3286399B2 JP12945793A JP12945793A JP3286399B2 JP 3286399 B2 JP3286399 B2 JP 3286399B2 JP 12945793 A JP12945793 A JP 12945793A JP 12945793 A JP12945793 A JP 12945793A JP 3286399 B2 JP3286399 B2 JP 3286399B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、室温を検知するサーミ
スタ等の温度検知素子を備えた温風暖房機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の温風暖房機として、例え
ば実公平4−49481号公報に記載されているような
石油ファンヒータが知られている。この従来の石油ファ
ンヒータは、図6に示すように、外装ケース1内に燃焼
部2を設け、この燃焼部2の燃焼により発生した熱を、
燃焼部2の後方に配置した対流ファン3によって温風吹
出口4から温風として放出することにより、室内の暖房
を行うものである。そして、運転のオン・オフや設定温
度調節等の操作は、外装ケース1の上部に設けた操作部
パネル5で行い、また、室温は外装ケース1の背面下部
に配置した第1の温度検知素子(図示せず)と、外装ケ
ース1の側壁上部に配置した第2の温度検知素子6とに
より検知し、これら第1及び第2の温度検知素子6から
の室温情報に基づいて、燃焼部2の燃焼状態を調節する
ようになっている。
【0003】また、上述した第2の温度検知素子6は、
外装ケース1の側壁上部に配置する関係上、外部に露出
した状態であると、外観的に好ましくない。そこで、従
来では、合成樹脂製の収容ケース7を用い、この収容ケ
ース7内に温度検知素子6を収容保持させた状態で、収
容ケース7を外装ケース1の側壁上部に取り付け、ま
た、温度検知素子6のリード線6Aを外装ケース1の側
壁の穴(図示せず)に通して外装ケース1内に導入し、
その後、リード線6Aの接続端子(図示せず)と回路基
板(図示せず)に設けられた接続端子と接続することに
より、温度検知素子6の組込作業が終了する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そのため、上述した従
来構造のものでは、温度検知素子6の組込作業が繁雑に
なるばかりでなく、温度検知素子6と外装ケース1内に
組み込まれた回路基板との距離が長くなり、温度検知素
子6を回路基板に結線するためのリード線や接続端子を
必要とするなど部品点数が多い欠点があった。
【0005】本発明は上述の実情に鑑みてなされたもの
であり、美観を向上させつつ、温度検知素子の組込作業
性を高めるとともに、部品点数を削減できるようにする
ことを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、燃焼部が収
容されるとともにこの燃焼部に向けて送風する対流ファ
ンが設けられ、かつ、温風を放出する温風吹出口が前面
に設けられた外装ケースと、この外装ケースの天板に組
み付けられた操作部パネルと、この操作部パネルの下に
近接して取り付けられた回路基板と、この回路基板に搭
載された温度検知素子とを備え、この温度検知素子を収
容する収容部を外装ケース上部のコーナ部分に位置する
ように前記操作部パネルの端部に一体に設けるととも
に、この収容部の底壁には穴を設け、この穴を通して前
記温度検知素子を収容部内に臨ませるとともに、前記収
容部には通気孔を有する保護蓋を着脱可能に装着した
成である。
【0007】
【作用】このように構成すると、温度検知素子は外装ケ
ースの天板に組み付けられた操作部パネルと一体に設け
られている収容部に収容され、しかも、その収容部に装
着された通気孔を有する保護蓋にて覆われているので、
温度検知素子が外部に露出することがなく、機器の美観
が向上する。また、温度検知素子を収容する収容部が操
作部パネルに一体に設けられているので、温度検知素子
を収容するための格別の部品を必要としないで済む。さ
らに、収容部の底壁には穴を設け、この穴を通して回路
基板に搭載した温度検知素子を収容部内に臨ませるよう
にしたので、温度検知素子のリード線や接続端子などの
部品が不要となるばかりでなく、回路基板を操作部パネ
ルの下に組み付けるだけで、温度検知素子の収容部内へ
の組み込みを完了でき、温度検知素子の組込作業性が向
上する。さらにまた、温度検知素子を臨ませた収容部が
外装ケース上部のコーナ部分に位置するとともに、収容
部を覆う保護蓋には通気孔が設けられているので、収容
部の通気性が良好であり、温度検知素子による室温検知
が的確となる。
【0008】
【実施例】以下本発明の一実施例を図1ないし図5に基
づいて説明する。図において、10は石油ファンヒータ
等の温風暖房機の外装ケースであり、この外装ケース1
0は天板10A、前面板10B、左右の側面板10C及
び背面板(図示せず)から構成され、台板11上に固定
されている。前記外装ケース10内には、石油気化バー
ナ等にてなる燃焼部12が収容されるとともに、この燃
焼部12の後方には対流ファン13が配置され、また、
前記前面板10Bの中間位置には温風吹出口14を設け
ている。そして、前記燃焼部12の燃焼による熱は、対
流ファン13の風によって温風となり、温風吹出口14
から室内に放出される。
【0009】15は前記外装ケース10の天板10Aに
組み付けた操作部パネルであり、この操作部パネル15
は合成樹脂の成形品である。次に、この操作部パネル1
5について詳述する。
【0010】操作部パネル15には、右側部に運転入切
ボタン、お早うタイマーボタン及び3時間延長ボタン等
の操作体16,16を挿通させる複数の円形開口17,
17が右側部に設けられ、現在時刻、タイマー時間、現
在温度、設定温度及び現在温度等の各種の表示を行う表
示器18を挿通させる矩形開口19が中央部に設けら
れ、また、この矩形開口19の両側近傍には、バネ性を
有し、運転セレクトスイッチ、秒速点火スイッチ、時刻
合わせスイッチ及び温度調節スイッチ等の各種スイッチ
32,32を操作するスイッチ操作部20,20を設け
ている。
【0011】21,21は保護カバーHを取り付けるた
めのヒンジであり、これらヒンジ21,21に取り付け
られた開閉自在な保護カバーHにより、前記表示器18
及びスイッチ操作部20,20は覆われるようになって
いる。
【0012】22は、前記操作部パネル15の左端部
に、この操作部パネル15と一体形成によって形成され
た収容部であり、図4に示すように、この収容部22の
底壁22Aには複数の穴23,24が設けられ、これら
の穴23,24の中間部位には収容部22内を前後に仕
切る仕切25が設けられている。そして、この収容部2
2は、操作部パネル15を外装ケース10の天板10A
に組み付けることにより、外装ケース10の上部のコー
ナ部分に配置される。
【0013】26は前記収容部22に着脱可能に装着さ
れた合成樹脂製の保護蓋であり、この保護蓋26は、図
2に示すように、天板10Aのコーナ部分の曲がり形状
に略一致した円弧状に形成され、また、穴23を設けた
部屋に対応する部分にはスリット状の複数の通気孔C,
Cが形成されるとともに、穴24を設けた部屋に対応す
る部分は無孔となっている。
【0014】前記保護蓋26の上下両端部には、それぞ
れ複数の係合突部27,28が設けられ、下端部側の係
合突部28を収容部22の下端部に設けた下係止穴2
9,29に係合させた状態で、上端部側の係合突部27
を収容部22の上端部に設けた上係止穴30,30に係
着することにより、この保護蓋26は前記収容部22に
装着されるが、取り外す場合はマイナスドライバー等の
工具を用いないと外れないようになっており、いたずら
等で保護蓋26が外されるのを防止している。
【0015】31は、前記操作部パネル15の直下で、
かつ、操作部パネル15に近接して外装ケース10内に
組み込まれた回路基板であり、この回路基板31は前記
操作部パネル15に設けられた複数の固定ボスK,Kに
ビスB,Bにて固定され、この回路基板31の上面側に
は、表示器18、スイッチ操作部20,20にて操作さ
れるスイッチ32,32、マイクロコンピュータ(図示
せず)、ゆらぎ運転時に点灯する表示灯33及び室温を
検知するサーミスタ等の温度検知素子34等が搭載され
ている。
【0016】また、前記表示器18は矩形開口19に対
応する位置に、スイッチ32,32はスイッチ操作部2
0,20に対応する位置に、表示灯33は穴24に対応
する位置に、また、温度検知素子34は穴23に対応す
る位置にそれぞれ配置されている。従って、回路基板3
1を操作部パネル15の固定ボス32,32にビスBに
て固定することにより、表示灯33は穴24に挿通され
た状態となり、また、温度検知素子34は穴23を通し
て収容部22内に臨まされる。
【0017】本実施例によれば、温度検知素子34を操
作部パネル15に一体に設けた保護蓋26付きの収容部
22内に臨ませて収容する構成としたので、温度検知素
子34を外部に露出させることなく、外装ケース10の
上部に配置でき、機器の外観性を高めることができる。
また、温度検知素子34を収容するための収容部22が
操作部パネル15と一体成形されているので、従来のよ
うに、温度検知素子34を収容するための収容ケース等
の格別の部品を必要としないで済むばかりでなく、収容
ケース等の格別の部品を取り付ける手間が省略でき、組
立作業工数を低減できる。
【0018】また、回路基板31の上面側に温度検知素
子34を搭載する一方、収容部22の底壁22Aには穴
23を設け、この穴23を通して温度検知素子34を収
容部22内に臨ませる構成としたので、温度検知素子3
4のリード線や接続端子等の部品が不要となるばかりで
なく、回路基板31を操作部パネル15の固定ボスK,
KにビスB止めするだけで、温度検知素子34を収容部
22内へ組み込むことができ、部品点数を減少させるこ
とができるとともに、温度検知素子34の組込作業性が
向上する。
【0019】さらに、上述の実施例においては、温度検
知素子34を臨ませた収容部22が外装ケース10上部
のコーナ部分に位置するとともに、収容部22を覆う保
護蓋26には側面側から上面側に連なるスリット状の複
数の通気孔C,Cが設けられているので、収容部22の
通気性が良好となり、外装ケース10の上部付近の室温
を的確に検知し得る。
【0020】さらにまた、収容部22には、表示灯33
を配した部屋と温度検知素子34を臨ませた部屋とを仕
切る仕切25を設けたことにより、表示灯33の光が温
度検知素子34側へ漏れるのを防止して、表示灯33に
対向する保護蓋26の局所をより明るく輝かせることが
でき、ゆらぎ運転状態を明確に表示し得る。
【0021】
【発明の効果】本発明の構成は以上の如くであり、温度
検知素子は外装ケースの天板に組み付けられた操作部パ
ネルと一体に設けられている収容部に収容され、しか
も、その収容部に装着された通気孔を有する保護蓋にて
覆われるので、外部に露出ることがなく、機器の美観
が向上するのはもちろんのこと、温度検知素子を収容す
る収容部が操作部パネルに一体に設けられているので、
温度検知素子を収容するための格別の部品が不要とな
り、組立作業工数の低減が図れる。また、収容部の底壁
には穴を設け、この穴を通して回路基板に搭載した温度
検知素子を収容部内に臨ませるようにしたので、温度検
知素子のリード線や接続端子などの部品が不要となるば
かりでなく、回路基板を操作部パネルの下に組み付ける
だけで、温度検知素子の収容部内への組み込みを完了で
き、温度検知素子の組込作業性が向上する。さらにま
た、温度検知素子を臨ませた収容部が外装ケース上部の
コーナ部分に位置するとともに、収容部を覆う保護蓋に
は通気孔が設けられているので、収容部の通気性が良好
であり、温度検知素子による室温検知を的確となせる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す温風暖房機の外観斜視
図である。
【図2】同じく要部拡大斜視図である。
【図3】同じく保護蓋を外した状態の要部拡大斜視図で
ある。
【図4】同じく操作部パネルの平面図である。
【図5】同じく操作部パネルから回路基板を分離させた
状態の断面図である。
【図6】従来の温風暖房機の外観斜視図である。
【符号の説明】
10 外装ケース 15 操作部パネル 22 収容部 23 穴 34 温度検知素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F23N 5/14 370 F24H 9/20

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃焼部が収容されるとともにこの燃焼部
    に向けて送風する対流ファンが設けられ、かつ、温風を
    放出する温風吹出口が前面に設けられた外装ケースと、
    この外装ケースの天板に組み付けられた操作部パネル
    と、この操作部パネルの下に近接して取り付けられた回
    路基板と、この回路基板に搭載された温度検知素子とを
    備え、この温度検知素子を収容する収容部を外装ケース
    上部のコーナ部分に位置するように前記操作部パネル
    端部に一体に設けるとともに、この収容部の底壁には
    を設け、この穴を通して前記温度検知素子を収容部内に
    臨ませるとともに、前記収容部には通気孔を有する保護
    蓋を着脱可能に装着したことを特徴とする温風暖房機。
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