JP2697267B2 - 暖房機 - Google Patents

暖房機

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JP2697267B2
JP2697267B2 JP2219272A JP21927290A JP2697267B2 JP 2697267 B2 JP2697267 B2 JP 2697267B2 JP 2219272 A JP2219272 A JP 2219272A JP 21927290 A JP21927290 A JP 21927290A JP 2697267 B2 JP2697267 B2 JP 2697267B2
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JP
Japan
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thermistor
cabinet body
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temperature
heater
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慎一 中村
光春 冨岡
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は家庭用の暖房機に関するものである。
従来の技術 従来、この種の暖房機としては石油ファンヒータが代
表的である。このファンヒータの場合、第3図に示す如
く熱源体となる燃焼部(図示せず)の燃焼により発生す
る熱は、後部に配置した対流用送風機53によって吹き出
し口56から温風として取り出され、室内暖房を行なう。
また燃焼の調節やON・OFFは操作パネル54を使うが、そ
の温度感知用センサーとして通常、キャビネット本体52
の背面にサーミスタ55を配置し、室内の絶対温度や、燃
焼時の室温上昇の温度勾配を情報としてとりいれるよう
になっていた。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記構成の温度感知用センサー55は第3
図から明らかなように、機器上に裸で配置されているた
め対流用送風機の風の影響や室内の状況、戸の開閉や壁
面からの冷熱輻射、機器の設置状態等の影響をまともに
受け、必ずしも室温の代表特性を正しく表しているとは
いいがたかった。このため、燃焼機器の運転状態も使用
者が望む状態と微妙に異なるという課題があった。
本発明はこのような点に鑑みてなしたもので、対流用
送風機の風の影響や壁面からの冷熱輻射や設置の影響を
排除し、正しい温度情報が得られるようにすることを目
的としたものである。
課題を解決するための手段 本発明は上記課題を解決するため、サーミスタホルダ
ーにサーミスタが外乱の影響を直接うけないように傘状
に構成した側面に多数のスリット開口を有する遮閉部を
設けると共に、この遮閉部に連接して一対の足部をもう
け、この足部間にサーミスタを挟み込み、かつ足部先端
に斜めの勾配とストッパの爪を設けてキャビネット本体
に保持する構成にしてある。
作用 本発明は上記構成により、サーミスタが外部の風や熱
の影響を直接受けにくいため、室内の温度状態を正しく
感知すると共に、一つの部品で同時にサーミスタ自体も
保持することが可能となり、部品コストの低減や組立時
の作業性もよくすることができる。
実施例 以下、本発明の実施例を石油ファンヒータの場合を例
にとり添付図面にもとづいて説明する。
第1図において、1は置台、2は置台1にビスで締結
したキャビネット本体である。このキャビネット本体2
には、その上部に天板3を設けると共に、その前方上部
中央部には操作パネル4を配置する。なおこの操作パネ
ル4には運転ボタンやその他のスイッチ類、及び室温表
示などのディスプレイが設けてある。そしてこのキャビ
ネット本体2と天板3の前方に前板5をビスにより締結
して匡体を構成すると共に、この前板5の中間部には吹
出口7がある。これは機器の燃焼部(図示せず)で燃焼
し発生した排ガスを、キャビネット本体2の背面に設け
た対流用送風機6で吸引した室内空気と混合させて適度
な温度とし、この吹出口7より送り出して部屋の暖房を
行うためである。
そしてこの暖房機を制御する場合のセンサーはサーミ
スタ8で室温を感知する。これは、サーミスタホルダー
9によってキャビネット本体2に保持されている。この
位置は本体の燃焼部の影響をうけにくくするため種々の
工夫がされているが、第1図のように燃焼部から遠い左
下が比較的良好な結果がえられる。さらにキャビネット
本体2の一部を張り出して2aを形成し本体からの熱伝導
も受けずらくなるように配慮してある。
ここで第2図に示すように、サーミスタ8の保持は、
サーミスタホルダー9の足部11を使って挟み込み固定す
る。この足部11の先端は図示するように斜めに勾配を設
け、サーミスタ8を挟み込んだままキャビネット本体2
に設けられた穴に差し込めるようになっている。そして
この勾配の終点に、ストッパ爪12を設けると共に、位置
決めのリブ13によってサーミスタホルダー9前後の位置
とキャビネット本体2からの抜け止めも兼ねる構成とし
ている。なお足部11の中間の凸部14はサーミスタ8の動
きを防止するためのもので、これによりサーミスタ8の
リード線部を引張ってもぬけることを防いでいる。
さらに足部11には、サーミスタ8を覆う遮閉部15を連
設し、この遮閉部15の傘状部にはスリット開口15aを形
成している。この遮閉部15によって従来に比して室温の
感知が外乱の影響を受けにくくなっている。すなわち、
機器の設置が例えば壁面との距離が15cmの時と、45cmあ
る時とで、従来の裸のサーミスタの場合は部屋の室温の
平均値とサーミスタの感知温度との温度差が2〜3℃あ
るのに対し、本発明の実施例では1.5℃以下とすること
ができた。これは壁面との距離が狭い時の対流用送風機
の影響を受けにくくしているためであると考えられる。
また、外気温度0℃,8畳相当の広さの部屋で、3000kcal
/hで燃焼を開始した場合の30分後の部屋の室温の平均値
とサーミスタの感知温度との温度差が、従来は2℃低く
なるのに対し、実施例では0.5℃以下であった。これも
壁面からの冷熱輻射の影響を少なくすることができたた
めと思われる。なお第2図からも明らかなように、サー
ミスタホルダー9の傘状に構成した側面に多数のスリッ
ト15aをもうけることと、キャビネット本体2との間に
クリアランスTを設けることで、温度に対する応答性能
(急激に室温が変化した場合等の応答性能)も従来とほ
ぼ同等に保つことが可能である。
なお本実施例のサーミスタホルダー9の素材として
は、可撓性を有する樹脂、たとえばポリイミド樹脂やポ
リエチレンが望ましく、色も白色系のものがよい。
発明の効果 以上のように本発明の暖房機によれば、室温を検知す
るサーミスタへの対流用送風機の風の影響や壁面からの
冷熱輻射や設置の影響を排除し、正しい温度情報が得ら
れるようになると共に、一体成形の足部を設けることで
サーミスタ自体の保持も同時に行うことができるため、
部品点数も削減でき、コストも少なくてすむ。また従来
の裸のサーミスタに対し、ホルダをかぶせることで、美
観を向上できる等の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は発明の一実施例における燃焼機を後部から見た
斜視図、第2図は同要部の拡大断面図、第3図は従来の
暖房機を示す側面図である。 1……置台、2……キャビネット本体、3……天板、4
……操作パネル、5……前板、6……対流用送風機、7
……吹出口、8……サーミスタ、9……サーミスタホル
ダ、11……足部、12……ストッパ爪、15……遮閉部、15
a……スリット開口。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】置台と、置台上に載置されたキャビネット
    本体と、このキャビネット本体上部に設けた天板と、操
    作パネルと、前記キャビネット本体の前面に取り付けた
    前板と、吹出口と、キャビネット本体背面に設けた対流
    用送風機と、温度感知用のサーミスタと、この温度感知
    用サーミスタのサーミスタホルダーとを備え、前記サー
    ミスタホルダーはサーミスタより十分に大きな面積を有
    しかつ傘状に構成した側面に多数のスリット開口を形成
    した遮蔽部と、この遮蔽部に連設した一対の足部とを有
    し、かつサーミスタ自体を遮蔽部と遮蔽部に連設した一
    対の足部で挟み込み保持すると共に、この足部の先端に
    勾配とストッパ爪とを設け、前記足部にて温度感知用の
    サーミスタをキャビネット本体に保持してなる暖房機。
JP2219272A 1990-08-20 1990-08-20 暖房機 Expired - Lifetime JP2697267B2 (ja)

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JPH04103958A JPH04103958A (ja) 1992-04-06
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JP2929851B2 (ja) * 1992-08-06 1999-08-03 松下電器産業株式会社 暖房機

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