JPH0451719Y2 - - Google Patents

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JPH0451719Y2
JPH0451719Y2 JP1986131365U JP13136586U JPH0451719Y2 JP H0451719 Y2 JPH0451719 Y2 JP H0451719Y2 JP 1986131365 U JP1986131365 U JP 1986131365U JP 13136586 U JP13136586 U JP 13136586U JP H0451719 Y2 JPH0451719 Y2 JP H0451719Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、家庭用炊飯器の表示装置に関するも
のである。
(従来の技術) 従来の炊飯器の表示装置を第3図により説明す
る。従来この種の炊飯器の表示装置は、例えば実
開昭60−91118号公報に示されているように、第
3図のような構成になつていた。第3図は従来の
炊飯器の表示装置を示す分解図である。同図にお
いて、31は本体、32は鍋、33は蓋部、34
は蓋体、35は上面カバー、36は内側板、37
は把手、38は係合突子、39は内蓋、40は蓋
ヒータ、41は操作部、42は防水壁、42aは
切欠き部、43は電装品室、44は操作用ユニツ
ト、45は操作基板、46は操作スイツチ、46
aは押釦、47は表示用発光ダイオード、48は
炊飯制御回路用電子部品、49はねじ、50,5
1は開口部、52は表示用プラスチツク板、53
は本体リード線である。
本体31には鍋32が内設され、蓋部33は本
体31に対しヒンジ機構を介して開閉自在に結合
され、上面カバー35、内面に内側板36を取付
けた蓋体34及び上面カバー35に設けられた把
手37から成つている。係合突子38は蓋体34
の内側板36に突設されており、この係合突子3
8には内蓋39が係合保持されている。蓋体34
の内側板36中央部には蓋ヒータ40が設けられ
ている。蓋部33の表面には操作部41が設けら
れ、蓋体34の内側板36には防水壁42が立設
され防水壁42により蓋体34内に電装品室43
が仕切られて形成されている。電装品室43内に
は操作用ユニツト44が収納され、操作用ユニツ
ト44は操作基板45に押釦46aの付いた操作
スイツチ46、表示用の発光ダイオード47及び
炊飯制御回路用電子部品48を配置したユニツト
より成り、操作基板45は上面カバー35に形成
された開口部50及び51に操作スイツチ46の
押釦46a及び発光ダイオード47をはめ込み、
上面カバー35に下向きに突設した複数のボス部
に操作基板45のねじ穴を合わせ、これにねじ4
9を差込みねじ込むことにより上面カバー35に
固定される。表示用プラスチツク板52は、「炊
飯」,「保温」等の文字が付されており、上面カバ
ー35に開口部50及び51を覆うようにして両
面接着テープなどにより貼着されている。防水壁
42には炊飯制御用リード線44aを通す切欠き
部42aが設けられ、このリード線44aは本体
リード線53に接続されている。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、上記従来の構成では、操作部41が蓋
体34の上面カバー35にあり、操作基板45が
上面カバー35とほぼ平行なため、電子レンジ置
台または冷蔵庫の上に炊飯器本体を置くと表示が
見えなくなるという問題があつた。
本考案は、炊飯または保温の操作が簡便で、置
き場所による表示板の見にくさを解消した見易い
炊飯器の表示装置を提供するのである。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上記問題点を解決するために、本体
上縁の一方の側で軸支され、他方の側で係脱する
開閉自在な蓋体の電装品収納部に水平軸を中心に
回動自在に軸支された電装品室と、この電装品室
に収納され炊飯動作にかかわる操作部品と表示部
品とを配置した操作基板と、この操作基板上面で
前記電装品室外方から係合する電装品室カバー
と、この電装品室カバーの上面を覆い炊飯、保温
等を表示する透明シートよりなる表示板とを設け
ることにより、操作基板を収納した電装品室を回
動して表示板を見易い位置にすることができるも
のである。
(作用) 本考案は、上記構成により、蓋体に軸支され回
動する電装品室内に炊飯動作にかかわる表示部品
が収納固定されているため、本体を電子レンジ置
台等の高い位置に置いた時でも電装品室を回動し
て表示板を見易くすることができる。
(実施例) 本考案の一実施例を第1図及び第2図により説
明する。第1図は本考案の一実施例の炊飯器の分
解図、第2図は本考案の一実施例における炊飯器
の表示装置要部の断面図である。第1図及び第2
図において、1は本体、2は外鍋、3は断熱枠、
4は炊飯調理用発熱体、5は内鍋、6は内蓋、7
は蓋体、7aは電装品室、7bは軸、7cは電装
品室収納部、8は保温用発熱体、9は断熱材、1
0は電装品室カバー、11は押釦スイツチ、12
は表示部品、13は操作基板、13aはリード線
接続子、14は表示板、15はリード線、15a
はリード線接続子、16は底基板、17は熱セン
サー、18は発光LED、19は水平方向に設け
られた軸支部、20は蓋体カバー、21は放熱
板、21aは蓋ヒータ、22は接続端子、23は
ねじである。
本体1の内部には断熱枠3を介して外鍋2を取
付け、外鍋2の底部には炊飯調理用発熱体4を設
けている。発熱体4の上にはアルミニウム等の熱
伝導性の良い材料でつくられた内鍋5を着脱自在
に載置し、また、この内鍋5は外鍋2内に着脱自
在に装備されている。、内蓋6は内鍋5の上方開
口部を覆い、内蓋6の上に蓋体7が覆つている。
外鍋2の上部側面全周には保温用発熱体8を配設
し、本体1と外鍋2との間には断熱材9を設け、
蓋体7の内面側に突出した電装品室収納部7cが
設けられ、蓋体7には電装品室7aが軸7bによ
り回動自在に支持されている。電装品室カバー1
0は、複数の押釦スイツチ11及び表示部品12
を取付けた操作基板13を覆つて電装品室7aに
操作基板13とともにはめ込まれ、電装品室7a
は蓋体7の電装品室収納部7cに収納される。電
装品室カバー10の表面には、裏面の適所に感圧
接着材等を塗布した透明シート状の表示板14が
貼着されている。リード線15は、操作基板13
からの操作信号を底基板16に伝達し、熱センサ
ー17は内蓋5の底に当接して温度を検知する。
操作基板13の電装部品,底基板16及び熱セン
サー17は互いに電気的に接続され(図示せず)、
押しボタンスイツチ11を操作することによつて
炊飯等の制御を行うことができる。操作基板13
に取付けられている発光LED18は炊飯、保温
動作を表示する。蓋体7の本体1側開口部に蓋体
カバー20を嵌着し、蓋体カバー20の内蓋6側
に、蓋ヒータ21a等を配設している放熱板21
を嵌着している。蓋体7の電装品室7aには、そ
の壁の内外両側に先端が突出するように、接続端
子22を一体的に形成し、操作基板13の電装部
品に接続するリード線接続子13aを電装品室7
aの内側で接続端子22と接続する。また、リー
ド線15の接続子15aを電装品室7aの外側で
接続端子22と接続する。
接続端子22は一般的な金属より成るもの、ま
たは基板表面にプリント配線したものなど、電気
的に接続できるものであればよい。また蓋体7
は、本体1の上縁の一方の側で蝶番式に軸支さ
れ、他方の側が係脱する開閉自在の構成となつて
いる。
次に、この一実施例の構成における作用を説明
する。
まず、本体1を通常の食卓などの上で操作する
ときは、第2図A実線のように電装品室7aは蓋
体7にはまり込んだ状態で使用しても表示部品1
2等は容易に視認できる。
一方、本体を冷蔵庫等の上に設置して使用する
ときは、第2図の矢印Aで示す方向に軸支部19
を中心として電装品室7aを回動し、見易い位置
で停止させれば、表示部品12は良く視認でき
る。
以上のように、炊飯器本体1の設置高さによ
り、電装品室7aの回動角度を変化させればよ
い。
表示部品には、例えばメニユーである白米炊
飯、玄米炊飯、おこわ、炊き込みご飯、あるいは
おかゆ等多種の内容、あるいはタイマー炊飯時の
炊きあがり時刻ないしは、現在時刻、保温時間等
を表示できるようになつている。また発光LED
も、緑、赤、橙等の色を使用すれば一層よく確認
できるようになる。
次に、防熱構造について説明する。内鍋5に米
等を入れて炊飯すると加熱蒸気が発生しその熱は
蓋体カバー20に伝わる。蓋体カバー20と電装
品室収納部7cとの間の空気層が介在するので、
周知のように静止空気は熱伝導率0.028Kcal/
m・hr・℃と小さいので、ここで第1段階での断
熱が行われる。電子部品を設けた操作基板13は
電装品室収納部7cで実質的に密閉空間にあり、
電装品室収納部7cの壁があるため、さらに静止
空気による断熱が行われる。また炊飯は30分〜60
分程度で終了するため、操作基板13の周囲温度
は夏でも約55℃以下に維持される。
また、炊飯後の保温時には、米の温度は約73℃
であり、蓋ヒータ21aが結露防止のため断続的
に入切されるが、上記の蓋体カバー20及び電装
品室収納部7cの壁により同様に断熱される。こ
のため一般電子回路部品は熱的なストレスを受け
にくい。
次に、防湿構造について説明する。
操作基板13の電気部品から電気的に接続され
るリード線15の接続子15a,および操作基板
側のリード線接続子13aは電装品室7aの壁に
一体成形される接続端子22により接続されるの
で、電装品室7a内部は蓋体7内部とは隔離され
る。一方、炊飯時に発生する加熱蒸気はまず、放
熱板21により遮断される。しかし、予期せぬ理
由で放熱板21を蒸気が通過すると蓋体カバー2
0に達するが、蓋体カバー20には通過穴はない
のでさらに遮断される。しかし、再度予期せぬ理
由で蓋体カバー20を通過しても、前述したよう
に電子部品の設けられた操作基板13への侵入口
はないので、電子部品は多段の壁により蒸気の侵
入が防止できる。
次に組立についていえば、まず放熱板21を蓋
体カバー20に嵌着し、次に上方より蓋体7を嵌
着し、蓋体7の電装品室収納部7c内部に電装品
室7aを軸7bで回動自在に軸支し、操作基板1
3、電装品室カバー10、表示板14の順に上方
から組立でき、短時間にしかも視認しやすい状態
で作業ができる。また、操作基板13の固定は第
1図に示すようにねじ23より上方から可能であ
る。
また組立性の向上に伴い、修理等のサービス性
も同様に容易に向上できる。
(考案の効果) 本考案によれば、蓋体に軸支され回動自在の密
閉された電装品室内に炊飯動作にかかわる操作及
び表示のための電子部品が収納されているため、
本体を高い位置に設置した場合でも、電装品室を
回動して表示板を見易くすることができるととも
に、炊飯時または保温時には電子部品に対する防
熱性及び防湿性を著しく向上できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の炊飯器の分解図、
第2図は本考案の一実施例における炊飯器の表示
装置要部の断面図でBはAの一部拡大図、第3図
は従来の炊飯器の表示装置を示す分解図である。 1……本体、2……外鍋、3……断熱枠、4…
…炊飯調理用発熱体、5……内鍋、6……内蓋、
7……蓋体、7a……電装品室、7b……軸、7
c……電装品室収納部、8……保温用発熱体、9
……断熱材、10……電装品室カバー、11……
押釦スイツチ、12……表示部品、13……操作
基板、13a,15a……リード線接続子、14
……表示板、15……リード線、16……底基
板、17……熱センサー、18……発光LED、
19……軸支部、20……蓋体カバー、21……
放熱板、21a……蓋ヒータ、22……接続端
子、23……ねじ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体上縁の一方の側で軸支され、他方の側で係
    脱する開閉自在な蓋体と、前記蓋体の収納部に水
    平軸支部を中心に回動自在に軸支された電装品室
    と、前記電装品室に収納され炊飯動作にかかわる
    操作部品と表示部品を配置した操作基板と、前記
    操作基板上面に前記電装品室外方から係合できる
    電装品室カバーと、前記電装品室カバーの上面を
    覆い炊飯、保温等を表示する透明シートよりなる
    表示板とを設けたことを特徴とする炊飯器の表示
    装置。
JP1986131365U 1986-08-29 1986-08-29 Expired JPH0451719Y2 (ja)

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JP1986131365U JPH0451719Y2 (ja) 1986-08-29 1986-08-29

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JP1986131365U JPH0451719Y2 (ja) 1986-08-29 1986-08-29

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JPS6337124U JPS6337124U (ja) 1988-03-10
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100451246B1 (ko) * 2002-11-06 2004-10-13 엘지전자 주식회사 전기밥솥
KR100451245B1 (ko) * 2002-11-06 2004-10-13 엘지전자 주식회사 전기밥솥
JP5402734B2 (ja) * 2010-03-10 2014-01-29 パナソニック株式会社 除湿装置
JP5471647B2 (ja) * 2010-03-16 2014-04-16 タイガー魔法瓶株式会社 炊飯器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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