JPH03114186A

JPH03114186A - 組み込み式加熱調理器

Info

Publication number: JPH03114186A
Application number: JP25333989A
Authority: JP
Inventors: Hirofumi Nakakura; 仲倉　弘文; Junichi Miyagawa; 純一宮川; Akira Kataoka; 章片岡; Kazuichi Okada; 和一岡田
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1989-09-28
Filing date: 1989-09-28
Publication date: 1991-05-15

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、誘導加熱調理器などの加熱調理器において、
家具等に組み込んで使用される組み込み式加熱調理器に
関するものである。

従来の技術近年、システムキッチン等の厨房家具に組み込む加熱調
理器は加熱部表面に凹凸がなく、しかもより安全なもの
へと市場の要望が変わりつつある。

従来、組み込み式加熱調理器は、ガス式のものが主流で
あったが、近年安全志向の面から電気式の機器が増加傾
向にある。しかし、電気式の機器は炎がないため火力表
示が不可欠なものとなる。

表示方法としては天面に表示するものと、天面とは別の
操作部に表示するものがあった。現在もっとも安全と思
われる誘導加熱調理器で厨房家具などの天板に組み込ん
で使用する機器は加熱部表面に、セラミック製の調理プ
レートを使用し、その下部に加熱コイル等の加熱部を装
着し、加熱状態を示す表示は操作部に設けていたものが
ほとんどであった。しかし、誘導加熱調理器等は大きな
駆動用回路スペースと冷却用吸気口が必要となり従来の
組み込み式加熱調理器に装備されているロースタ−等の
焼成室が装備されていなかった。また、天面に表示部を
設けたものでも調理プレートとは別部品で構成している
ため、プレート面積が狭くなりヒーター数が少なかった
り、天板より大きく飛び出したりしていた。

発明が解決しようとする課題このような従来の組み込み式加熱調理器では、調理器加
熱部表面に凹凸がないという点については問題ないが、
誘導加熱調理器の場合、加熱中も加熱部表面は視覚上な
んら変化がなく温度が高くても未使用状態と全く同じで
あり、使用者が誤って触れて火傷をするという危険を含
んでいた。そして、この問題に対しては従来操作部が加
熱部と別の面へ構成されるか調理プレートとは別に構成
された平面部に表示しているものが普通であった。平面
部に表示しているものはプレート面積が狭くなりヒータ
ー数が少なかったり、天板より大きく飛び出したりして
使い勝手が悪かった。また、操作部取り付は面にロース
タ−等の焼成室を操作部取り付は面に装備すると駆動用
回路冷却用吸気口の面積を狭め、さらに表示および操作
部を設けると吸気口面積はほとんど確保することができ
なかった。

本発明は上記課題を解決するもので、操作部取り付は面
にスイッチ操作部と表示部を構成しても十分な吸気口が
確保できる組み込み式加熱調理器を提供することを目的
としている。

課題を解決するための手段上記目的を達成するために、本発明はスイッチ操作部と
表示部を略直角となる面に分離配設し、収納時スイッチ
操作部配設面が本体へ入り表示部配設面が外部表面へ出
るよう構成したものである。第２の手段は分離配設した
操作部で、スイッチ操作部配設面にも表示素子を設け両
面に表示機能を設けたものである。

作用上記した構成により本発明は第１の手段ではスイッチ操
作部と表示部を略直角となる面に分離配設し、収納時ス
イッチ操作部配設面が本体へ入り表示部配設面が外部表
面へ出るようコンパクトに構成して吸気口への影響を少
なくし、第２の手段では、二面に表示機能を設け使い勝
手を向上させるものである。

実施例以下、本発明の一実施例について第１図および第２図を
参照しながら説明する。

第１図および第２図において、１は厨房家具の天板であ
り、天板開口部２を有している。３は調理器本体４の上
部ユニットであり、天板開口部２に上面より装着し下部
ユニット５と電気的に接続されている。前記上部ユニッ
ト３は上面に耐熱性の調理プレート６とその下に複数の
誘導加熱コイル７ａ、７ｂ、７ｃを有し、外枠８により
固定されている。９は誘導加熱コイル７ａ、７ｂ、７ｃ
を冷却する冷却ファンモーターであり、１０は誘導加熱
コイル７ａ、７ｂ、７ｃおよび冷却ファンモーター９を
保持する底板であり上部ユニットの筐体を形成している
。調理器本体４の下部ユニット５の内部には、前記誘導
加熱コイル７ａ、７ｂ。

７ｃ、冷却ファンモーター９を駆動する駆動回路１１と
、その一部のスイッチング素子１２およびこの駆動回路
を冷却する第２の冷却ファンモーター１３と、ロースタ
−などの加熱室１４が装着されている。１５は下部ユニ
ット５前面に設けられた操作部であり、１６は下部ユニ
ット５の吸気部で１７がその排気部である。また、操作
部１５は操作部取り付は面１８に対して出し入れ可能な
収納形式に構成されており、外側に位置する面に発光体
１９を内蔵した表示部２０があり、それと略直角に位置
し収納時本体内部に入りこむ上面部２１にスイッチ操作
部２２を設けている。２４は上部ユニットの吸気部で２
５はその排気部である。２６は調理鍋で、２７は上部ユ
ニット３と下部ユニット５を電気的に接続する配線であ
る。

上記構成において、動作を説明すると下部ユニット５前
面に設けられた操作部１５は、通常第１図に示すように
使用されていないとき操作部取り付は面１８と同面にな
るよう収納されており、使用時ボタン２８により第２図
に示す状態となる。そして、上面部２１に設けたスイッ
チ操作部２２を操作することにより信号が発せられ駆動
回路１１を駆動し、上部ユニット３に内蔵された誘導加
熱コイル７ａ、７ｂ、７ｃを加熱状態にするとともに発
光体１９を内蔵した表示部２０に加熱状態を示す表示を
行う。この状態で調理鍋２６をコイル上面に置くと調理
鍋は誘導加熱コイルから発せられる磁気により加熱され
る。

第３図および第４図は、収納時本体内部に入りこむ上面
部２１にも発光体１９ａを内蔵した表示部２０ａを設け
、外側に位置する表示部２０と同様の表示を行いスイッ
チ操作部２２を操作する時も表示内容がわかるようにし
たものである。

このように本発明の実施例の組み込み式加熱調理器の操
作部は、収納時スイッチ操作部配設面が本体へ入り表示
部配設面が外部表面へ出るようコンパクトに構成して吸
気口への影響を少なくし、第２の手段では、二面に表示
機能を設け使い勝手を向上させるものである。

発明の効果以上の実施例から明らかなように本発明によれば、誘導
加熱調理器のように冷却用吸気口が必要な加熱調理器に
おいて、冷却用吸気口への影響が少ないコンパクトな操
作部を提供できる。また、二面に表示機能を設けた操作
部はスイッチ操作の際使い勝手のよい組み込み式加熱調
理器を提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における組み込み式加熱調理
器の断面図、第２図は同外観斜視図、第３図は本発明の
他の実施例を示す要部断面図、第４図は同要部外観斜視
図である。１・・・・・・天板、６・・・・・・調理プレート、７
・・・・・・誘導加熱コイル、１１・・・・・・駆動回
路、１４・・・・・・加熱室、１５・・・・・・操作部
、１９・・・・・・発光体、２０・・・・・・表示部、
２２・・・・・・スイッチ操作部、２６・・・・・・調
理鍋。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）下部にヒーターを設けた調理プレートと、この調
理プレートとは別の面に設けたコントロール用操作部と
、これらの操作部等から入る信号により前記ヒーターを
駆動する回路部とを備え、前記操作部を本体内への収納
式としスイッチ操作部と表示部を略直角となる面に分離
配設し、収納時スイッチ操作部配設面が本体へ入り表示
部配設面が外部表面へ出るよう構成された組み込み式加
熱調理器。
（２）スイッチ操作部と表示部を略直角となる面に分離
配設した操作部で、スイッチ操作部配設面にも表示素子
を設け両面に表示機能を設けた請求項１記載の組み込み
式加熱調理器。