JP2010055758A - 誘導加熱調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、外観品位を向上するとともに、吸気部への埃の堆積を防ぎ、溢水対策構成により機器の信頼性を向上させた誘導加熱調理器を提供する。
【解決手段】開閉操作部の隙間21から吸気することで、本体前面外観部に開口穴を設ける必要がなく、外観品位を向上することができるとともに、操作部開閉時に隙間21に堆積した埃をおとし、吸気目詰まりを防止して、冷却性能を確保するとともに、隙間に流れ込んだ水なども、ファン吸気口31を投影した範囲より外方の位置となるように後面開口穴30を配することで、通気速度を遅くし水分を分離することができ、この空気で冷却する制御基板に水分が付着して基板内でのショートすることを防ぎ、機器の信頼性を向上することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、誘導加熱調理器に関するものである。
従来、この種の誘導加熱調理器は吸気口と排気口を設け、ファンにより外気を吸引して本体内部の制御基板を冷却している(例えば、特許文献1参照)。
図8は、特許文献1に記載された従来の誘導加熱調理器を示すものである。図8に示すように、この誘導加熱調理器はキッチン1に組み込んで使用する構成のものである。左右加熱コイル42が本体外郭43内に内設された構成において、冷却のための吸気口44を本体前面に、排気口45をトップユニット部46後方に設け、ファン47より外気を吸引し、略閉空間である冷却ケース内の制御基板48を冷却する構成としている。
特開2001−076857号公報
しかしながら、前記従来の構成では、本体前面に吸気口が設けられているため、外観前面に穴があき、外観の美観を損ねるものとなっていた。また、吸気口は長年の使用により埃などが付着堆積し、吸気口がふさがり、冷却風が流れにくくなり、本体内部の発熱部品の冷却性能を悪化させていた。
さらに本体上面で加熱した鍋からのふきこぼれた煮汁や、鍋に入れようとしてこぼれた水がキッチン上面をつたわり、キッチン前から、本体の前面につたい本体吸気口に達した煮汁や水が、ファンの吸気により空気とともにファン吸気口にむけて吸い込まれて制御基板にむけて噴き出され、本体内の制御基板に水分が付着し、水分により基板内でショートをおこしてしまう課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、外観の美観を損なうことがなく、吸気口に長年の使用による埃などが付着堆積しにくく、さらにキッチン上面からつたわった水などが、直接吸気口から吸い込みにくくし、本体内の制御基板にファンにより水分を吹き付けることがなく、機器の信頼性を向上させた誘導加熱調理器を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の誘導加熱調理器は、開閉式の操作部と、前記操作部と隙間を有し、かつ操作部を収納する操作部ケースと、操作部後方の操作部ケースに設けた開口穴と、操作部ケース後方の本体内に設けた操作部と操作部ケースの隙間から操作部ケースの開口穴を通して調理器本体外の空気を吸気するファンを設けたものである。
これによって、操作部と操作部ケースの隙間から吸気することで、本体前面に露出した吸気用の開口穴を設ける必要がなく、外観を損ねることがない。また、吸気部である操作部と操作部ケースの隙間に埃などが付着しても、操作部が開閉することで、埃が落ち、吸気の悪化を防ぐことができる。
また、さらに本体上面で加熱した鍋からのふきこぼれた煮汁や、鍋に入れようとしてこぼれた水は、キッチン上面をつたわり、キッチン前から、本体の前面につたい吸気部であ
る操作部と操作部ケースの隙間に到達しても、ファンの吸気口までの間に操作部ケースの開口穴を通過する必要がある。したがって、操作部ケースの開口穴までに水がケース内で落下したり、操作部ケースや操作部に付着したりすることで、開口穴まで到達せず、吸い込んだ空気で冷却する制御基板に水分が付着することを防ぎ、水分により基板内でショートをおこすことがなく、機器の信頼性を向上することができる。
本発明の誘導加熱調理器は、外観の美観を損なうことがなく、吸気口に長年の使用による埃などが付着堆積しにくく、さらにキッチン上面からつたわった水などが、直接吸気部から吸い込みにくくし、本体内の制御基板にファンにより水分を吹き付けることがなく、機器の信頼性を向上させることができる。
第1の発明は、トップユニット部の下方に設けられた加熱部と、前記加熱部を内蔵した本体と、前記本体の外郭外面前部に設けられた開閉式の操作部と、前記操作部と隙間を有し、かつ前記操作部を収納する操作部ケースと、前記操作部後方の操作部ケースに設けた開口穴と、前記操作部ケースの後方の本体内に設けた前記操作部と前記操作部ケースの隙間から前記操作部ケースの開口穴を通して調理器本体外の空気を吸気するファンと、前記ファンにより略後方へ送風された冷却風の下流側に設けた前記加熱部の出力を制御する制御基板と、前記本体の外郭外面後方の上部又は後部に設けた冷却風の出口となる排気口とを設けることにより、操作部と操作部ケースの隙間から吸気することで、本体前面に露出した吸気用の開口穴を設ける必要がなく、外観を損ねることがない。
また、吸気部である操作部と操作部ケースの隙間に埃などが付着しても、操作部が開閉することで、埃が落ち、吸気の悪化を防ぐことができる。
さらに、本体上面で加熱した鍋からのふきこぼれた煮汁や、鍋に入れようとしてこぼれた水がキッチン上面をつたわり、キッチン前から、本体の前面につたい吸気部である操作部と操作部ケースの隙間に到達しても、ファンの吸気口までの間に操作部ケースの開口穴を通過する必要があり、操作部ケースの開口穴までに水がケース内で落下したり、操作部ケースや操作部に付着したりすることで、開口穴まで到達せず、吸い込んだ空気で冷却する制御基板に水分が付着することを防ぎ、水分により基板内でショートをおこすことがなく、機器の信頼性を向上することができる。
第2の発明は、特に、第1の発明の操作部ケースに設けた開口穴をファンの吸気口を投影した範囲より外方の位置に設けたことにより、吸気速度が遅い位置で通気でき、水などが進入しても、ファン吸気口に向かって吸い込まれることを防ぎ、さらに防水性能を向上することができる。
第3の発明は、特に、第1の発明の操作部ケース上面に開口穴を設けたことにより、上方に向かう通気経路となり、水分がファンの吸気により吸い込まれるのを妨げることができる。
第4の発明は、特に、第1の発明の操作部ケース側面に開口穴を設けたことにより、左右開口穴の方向へ通気経路が曲がり、操作部ケース奥面に吸い込まれた水が衝突して直前に付着させ、ファン吸気口にすいこまれるのを防ぐことができる。
第5の発明は、特に、第1の発明の操作部ケース下面に開口穴を設けたことにより、浸入した水を下面の開口穴から排水することができ、操作部ケースに溜まるのを防ぐことができる。
第6の発明は、特に、第1の発明の操作部の上面表示部の奥に凸部を設けたことにより、水が流れ伝うのを凸部で、左右にふりわけ、本体吸気口へ水が入りにくくすることができる。
第7の発明は、特に、第1の発明の操作部ケースの上面に下向き凸部を設けたことにより、凸部が邪魔になり、水が浸入する可能性を低減することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における誘導加熱調理器の操作部を閉じた状態の断面図、図2は、本発明の第1の実施の形態における誘導加熱調理器の操作部を開けた状態の断面図、図3は本発明の第1の実施の形態における誘導加熱調理器のキッチン組み込み外観斜視図、図4は本発明の第1の実施の形態における誘導加熱調理器の内部の構成を示す斜視図、図5は本発明の第1の実施の形態における誘導加熱調理器の操作部を開けた状態の外観図、図6は本発明の第1の実施の形態における誘導加熱調理器の操作部を開けた状態の操作部ケースの右側面概略図、図7は本発明の第1の実施の形態における誘導加熱調理器の操作部を開けた状態の操作部ケースの左側面概略図を示すものである。
図1〜7において、外郭を構成する誘導加熱調理器の本体外郭11は、キッチン12の上面開口部から挿入設置されている。本体外郭11上面には、本体外郭11の上面を覆うとともに本体外郭11をキッチンの上面開口部から挿入設置したときに本体外郭11を支えるトップユニット部13、本体外郭11内のトップユニット部13の下には、左側に左加熱コイル14a、右側に右加熱コイル14bが置かれている(図4)。
また、本体の左側で、左加熱コイル14aの下方にロースター15が置かれている。ロースター15の右側で、右加熱コイル14bの下方には、左加熱コイル14aと右加熱コイル14bに電流を供給し駆動制御する制御基板16が配置され、制御基板16の前側に近接して本体外郭内に冷却風を送り込むファン17を、ファンの前側に加熱操作設定を行う操作部18を配置している(図4)。
すなわち本体外郭11の正面部には、左側に魚を焼くためのロースター15、右側に操作部18を有している。本体上面後方に排気口19を設けている。
操作部は、操作部外方を形成する操作部ケース20に内蔵され、操作部が開閉により操作部ケース20内に収納されたり、操作部ケース20外方に露出されたりする形態となっている。
操作部ケース内面と操作部外面の間には約8mmの隙間21が全周に設けられている。操作部ケースの上面の略中央には、幅が操作部ケースの上面の長さの約1/3の長さの約50mmで高さが約5mmの下向き凸部22が設けられている。
操作部は、最上部に配した操作用押しボタン部23と、その操作用押しボタン部23下方に設けたボタンの操作を検知し制御基板へ信号を伝送するスイッチを有する操作基板24と、操作基板24を支持する操作基板ベース25と、操作基板ベースを左右下方にて支持する左右支持部26と、操作基板ベースと左右支持部の前面を塞ぐ前面板27とで構成されており、操作部の上面の奥の略中央には、幅が操作部上面の長さの約1/3の長さの約50mmで、高さが約5mmの操作部上面凸部28が設けられている。
左右支持部の左右の下部とそれに対向した操作部ケースの側部にシャフト29を通し、この部分を基点に開閉回動することにより、操作部が操作部ケース内に収納されたり、操作部ケース外方に露出されたりする。
この際、操作部の上面の奥に設けた操作部上面凸部28は、操作部ケースの内面と隙間をもって回動する。
操作部が開いたときには、操作部上面凸部28が、操作部ケースの上面に設けた下向き凸部22に当接し、回動が止まる。
したがって、操作部18が開いたときでも、上方の凸部の当接部以外の隙間が残るように、当接部は、一部分となるようになっている。
また、操作部の前面板27の下方と操作部ケースの下面の前端部との隙間21は、操作部が開いたときが操作部の前面板27が操作部ケース下面前端部側へシャフトを基点に倒れてきて狭くなるが、このときにも、操作部の下方の前面板27と操作部ケースの下面の前端部との隙間が約5mm程度は残るようになっている。
操作部後方の操作部ケースには後面開口穴30を設けており、操作部ケースと操作部の間に有る隙間21と連続した通気経路を構成している。
ファン17は操作部ケース20の奥に位置し、そのファンの奥に制御基板16が配されている。ファン吸気口31は操作部ケース側で排気口は制御基板側となる。
操作部後方の操作部ケースに設けた後面開口穴30は、ファン吸気口31を投影した範囲より外方の位置となるように配している。
操作部ケース20にはさらに、上面に上面開口穴32、側面に側面開口穴33、下面に下面開口穴34を設けている。いずれの開口穴も、操作部ケースと操作部の間に有る隙間と連続した通気経路を構成している。
次に、冷却ファンの冷却風の流れについて説明する。
まず、冷却風は操作部ケース内面と操作部外面の間に設けられた全周の隙間から外気が入り、操作部後方の操作部ケースに設けた後面開口穴30、上面に設けた上面開口穴32、側面に設けた側面開口穴33、下面に設けた下面開口穴34を通って、ファンの吸気口へ吸い込まれる。
吸い込まれた空気は、ファン17によりスイッチング素子やダイオードブリッジといった発熱部品を有する制御基板16へ噴出され、その後、右加熱コイルや左加熱コイルを経由しながら本体トップユニット後方に設けられた排気口へと流れ外へ排出される。
ここで、ファンによって吸い込まれる水分の動きについて説明する。本体上面で加熱した鍋からのふきこぼれた煮汁や、鍋に入れようとしてこぼれた水がキッチン上面をつたわり、キッチン前から、操作部ケース内面と操作部外面の間に設けられた全周の隙間から外気とともに水分が吸い込まれる。この際、操作部ケース20の上面に設けた下向き凸部22により、水が流れ伝うのを凸部で、左右にふりわける。
さらに、操作部18と操作部ケース20の狭い隙間を通るため、狭い隙間に水分は付着
しながら、吸気される。そして、操作部上面凸部28でさらに衝突し、左右にふりわけられるとともに、ファンの吸気口を投影した範囲より外方の位置に設けた操作部ケースの後面開口穴30より、吸い込まれる吸気は遅い速度の通気となり、吸気に含まれた水分が落下し、水分がファンの吸気口まで到達することを防ぐ。
また、操作部ケース20の上面開口穴32より吸気した風が上方へ屈曲上昇し、それにより、吸気風より水分を分離するとともに、上面開口穴部に付着する。
さらに操作部ケースの側面開口穴より吸気された空気が吸い込まれる際に、左右に屈曲されながれ吸気されることにより水分が分離されるとともに側面開口穴に付着される。
ここで、空気温度20℃の比重量は、(353/(273+20))=1.2kg/mであり、水の比重は1g/cm。質量mの物体が、半径rの円周上を角速度ωで回転していると、F=mrωの遠心力が働くので、蛇行による遠心力により水分を遠心分離することができる。
また、そうして分離落下された水分は、操作部下面開口穴より本体外郭内に排出されるとともに、下面開口穴からも通気され、より吸気量を増加させることができる。
ファン17によって空気が吸い込まれる際、吸い込まれる空気に乗って水分と同様に埃も吸い込まれる。この埃は、大きさにもよるが、操作部と操作部ケースの隙間の吸気部に付着し、堆積していき、吸気が減り、冷却能力を低下、発熱部品の冷却ができなくなってくる。
しかし、吸気を操作部18と操作部ケース20の隙間より吸い込んでいるため、使用者が、操作部を開き、操作ボタンを操作し、再度操作部を閉じることにより、操作部と操作部ケースの隙間に堆積した埃が落ち再び吸気経路が確保される。
また、操作部上部に設けた操作部上面凸部が操作部ケース内面との操作部上面に付着堆積した埃を開閉動作によりかきとり、通気経路の確保を確実に行うことができる。
以上のように、本実施の形態においては、操作部と操作部ケースの隙間をファンの吸気部としているため、別途外郭前面などに吸気用の穴を設ける必要がなく、外観に穴があるなどの美観を損ねることがなく、吸気経路を確保しつつ、外観品位を向上することができる。
また、操作部が操作部ケース内で開閉する構成とし、操作部と操作ケースの間の隙間で吸気を行うことで、吸気した埃が操作部と操作部ケースの吸気隙間に堆積しても、開閉動作により、堆積した埃がおち、吸気経路を確保することができ、冷却性能の低下を防ぎ、機器の信頼性を確保することができる。
また、操作部の上面にもうけた操作部上面凸部により、操作部ケース内面との操作部上面に付着堆積した埃を開閉動作によりかきとり、通気経路の確保を確実に行うことができ、冷却性能を確保することができ、機器の信頼性を向上することができる。
また、本体上面で加熱した鍋からのふきこぼれた煮汁や、鍋に入れようとしてこぼれた水がキッチン上面をつたわり、キッチン前から、本体の前面につたい本体吸気口に達した煮汁や水が、操作部ケース内面と操作部外面の間に設けられた全周の隙間から外気とともに水分がすいこまれる。
この際に、操作部ケースの上面に設けた下向き凸部により、水が流れ伝うのを凸部で、左右にふりわけることにより、水分が奥に容易に到達しないようにし、溢水性能を向上することができ、機器の信頼性を向上することができる。
さらに、操作部と操作部ケースの狭い隙間をとおるため、狭い隙間に水分は付着しながら、吸気されることで、吸気内の水分を低減でき、防水性能を向上することができ、吸い込んだ空気で冷却する制御基板に水分が付着することを防ぎ、水分により基板内でショートをおこすことがなく、機器の信頼性を向上することができる。
そして、操作部上面凸部でさらに衝突し、左右にふりわけられることにより、さらに水分が奥まで到達することを防ぎ、より防水性能を向上することができ、機器の信頼性を確保することができる。
そしてさらに、ファンの吸気口に近い箇所では吸気風速が速く水分をおおく吸い込むが、ファンの吸気口に遠いところでは吸気風速が遅く水分を吸い込む力は激減する。この違いを利用して、ファンの吸気口を投影した範囲より外方の位置に設けた操作部ケース後面開口穴より、吸い込まれる吸気は遅い速度の通気となり、吸気に含まれた水分が落下し、水分がファンの吸気口まで到達することを防ぐことができ、防水性能を向上することができる。
このように水分が吸い込まれにくいため、開口穴を大きくすることができ、吸気面積を拡大し、吸気風量を多くすることができ、聞きの冷却性能を向上することができる。またさらに、操作部ケースの上面開口穴より吸気した風が上方へ屈曲上昇し、それにより、吸気風より水分を分離するとともに、上面開口穴部に付着する経路とすることにより、溢水に対する防水性能はさらに向上することができる。
また、吸気開口穴を増やすことでき、冷却性能を向上することができる。操作部ケースの側面開口穴より吸気された空気が吸い込まれる際に、左右に屈曲されながれ吸気されることにより水分が分離されるとともに側面開口穴に付着され、さらに防水性能を向上することができ、吸い込んだ空気で冷却する制御基板に水分が付着することを防ぎ、水分により基板内でショートをおこすことがなく、機器の信頼性を向上することができる。
また、開口穴面積をふやすことができ、冷却性能を向上することができる。吸気面積が増えることで、吸気圧損を下げ、ファンが効率よく吸気するよう改善することができる。
さらに、そうして分離落下された水分は、操作部下面開口穴より本体外郭内に排出される。これにより、操作部ケース内に水がたまり、本体前面に隙間よりこぼれおちるのを防ぐことができ、キッチンが汚れるのを防ぐことができる。
また、下面開口穴からも通気きされ、より吸気量を増やすことができ、冷却性能を向上することができる。さらに外郭内に排出された水は、操作部ケース下方にひろがる広い外郭貯水部にためて、ロースター部の下方に移動し、ロースターの加熱時に蒸発し、排気口より排気風といっしょに排出することができる。これにより吸気した水が溜まって機器の基板やファンに進入することを防ぎ、機器の防水性能を向上することができる。
以上のように、本発明にかかる誘導加熱調理器は、外観品位を向上し、かつ埃による冷却性能の低下を抑え、防水性能も向上することができるものであり、家庭用、業務用に限らずあらゆる前面から冷却機能が必要な調理器に有効である。
本発明の実施の形態1における誘導加熱調理器の操作部を閉じた状態の断面図 本発明の実施の形態1における誘導加熱調理器の操作部を開けた状態の断面図 本発明の実施の形態1における誘導加熱調理器のキッチン組み込み外観斜視図 本発明の実施の形態1における誘導加熱調理器の内部の構成を示す斜視図 本発明の実施の形態1における誘導加熱調理器の操作部を開けた状態の外観図 本発明の実施の形態1における誘導加熱調理器の操作部を開けた状態の操作部ケースの右側面概略図 本発明の実施の形態1における誘導加熱調理器の操作部を開けた状態の操作部ケースの左側面概略図 従来の誘導加熱調理器の内部の構成を示す断面図
符号の説明
11 本体外郭(本体)
12 キッチン
13 トップユニット部
14a 左加熱コイル(加熱部)
14b 右加熱コイル(加熱部)
15 ロースター
16 制御基板
17 ファン
18 操作部
19 排気口
20 操作部ケース
21 隙間
22 下向き凸部(操作部ケースの上面に部分的に下向きと凸部)
28 操作部上面凸部(操作部の上面奥に部分的凸部)
30 後面開口穴(操作部後方の操作部ケースに設けた開口穴)
31 ファン吸気口
32 上面開口穴(操作部ケース上面に開口穴)
33 側面開口穴(操作部ケース側面に開口穴)
34 下面開口穴(操作部ケース下面に開口穴)

Claims (7)

  1. トップユニット部の下方に設けられた加熱部と、前記加熱部を内蔵した本体と、前記本体の外郭外面前部に設けられた開閉式の操作部と、前記操作部と隙間を有し、かつ前記操作部を収納する操作部ケースと、前記操作部後方の操作部ケースに設けた開口穴と、前記操作部ケースの後方の本体内に設けた前記操作部と前記操作部ケースの隙間から前記操作部ケースの開口穴を通して調理器本体外の空気を吸気するファンと、前記ファンにより略後方へ送風された冷却風の下流側に設けた前記加熱部の出力を制御する制御基板と、前記本体の外郭外面後方の上部又は後部に設けた冷却風の出口となる排気口とを設けた誘導加熱調理器。
  2. 前記操作部ケースに設けた開口穴をファンの吸気口を投影した範囲より外方の位置に設けた請求項1に記載の誘導加熱調理器。
  3. 前記操作部ケース上面に開口穴を設けた請求項1に記載の誘導加熱調理器。
  4. 前記操作部ケース側面に開口穴を設けた請求項1に記載の誘導加熱調理器。
  5. 前記操作部ケース下面に開口穴を設けた請求項1に記載の誘導加熱調理器。
  6. 操作部の上面奥に部分的に凸部を設けた請求項1に記載の誘導加熱調理器。
  7. 操作部ケースの上面に部分的に下向き凸部を設けた請求項1に記載の誘導加熱調理器。
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