JP2006212243A - 加熱調理器 - Google Patents

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Hajime Miyata
肇 宮田
Izumi Yamaura
泉 山浦
Takeshi Inada
剛士 稲田
Kunikazu Kuchino
邦和 口野
Ikuko Tanaka
郁子 田中
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Abstract

【課題】調理中に油煙の発生を抑えることができる加熱調理器を提供する。
【解決手段】調理物2を収納し、吸い込み口4と吹き出し口5を有する調理室1と、吸い込み口4と吹き出し口5を連通する循環風路7と、循環風路7を介して調理室1内の空気を吹き出し口5から吸い込み口4に循環させる送風手段8と、調理室1内の空気を加熱する加熱手段9と、調理室1の前面開口部1aを開閉するドア10と、調理物2を載置する載置器具3と、載置器具3の下方に設置され調理物2より滴下する汁を受ける受け皿6とを備え、受け皿6の汁受け面6aを前下がりに傾斜させたもので、汁は傾斜された汁受け面6aを流れ落ち受け皿6の前方部分に集中するため、調理物2から滴下した油分が受け皿6上に広範囲に広がり、加熱されて油煙となって飛散することが少なくなり、加熱調理器の外部にでる油煙や臭いを減らすことができる。
【選択図】図1

Description

本発明は一般家庭等の台所で使用される加熱調理器に関するものである。
従来のこの種の加熱調理器として、熱風により調理物の加熱調理を行う、いわゆるコンベクションオーブン等が良く知られている(例えば、特許文献1参照)。
図11は、上記特許文献1に記載された従来の加熱調理器の横断面図である。加熱調理器20の調理室21は、調理物22を載置する載置器具23と、吸い込み口24と、吹き出し口25を有している。載置器具23の下には調理物22からでる油などの汁を受けるための受け皿26が設けられている。
吸い込み口24および吹き出し口25は、循環風路27で連通されている。循環風路27内には、送風手段28と、循環風路27内の空気を加熱し熱風にする加熱手段29が設けられている。
送風手段28により、加熱手段29で加熱された空気は、吹き出し口25より調理室21内に吹き出され、調理物22を加熱した後、吸い込み口24より吸い込まれて循環する。ドア30は、調理物22を出し入れするため調理室21の前面開口部分を閉じるために設置されている。空気は、調理室21で調理物22を加熱後、加熱手段29からの熱量によりさらに加熱され、調理室21内に次々と加熱された空気を送り込むことが可能である。31は、調理物22からでる煙や水蒸気の一部を外部に排出するための排気口である。
特開2003−314826号公報
しかしながら、前記従来の加熱調理器の構成においては、調理室21内に送り込まれる熱風により調理物22が加熱調理される際、特に調理物22が、魚など油分の多い食材の場合、加熱中に調理物22の中の油汁が流れ出し、受け皿26上に多量に滴下する。受け皿26自体が熱風により高温に加熱されているため、受け皿26に滴下された油分は、受け皿26で更に加熱され油煙となって飛散する。この油煙の発生は、調理物22からでた油汁が受け皿26上に均一に分散して広がるほど、受け皿26で熱せられやすく、油煙となりやすい。
この油煙が、加熱調理器20の排気口31より外部に出た場合、臭いや煙がキッチンなどに充満し、使用者に不快感を与え、更に調理室21内に残留した油煙は、調理物22に再付着し、油くさく調理物22の風味を損なってしまうという課題を有していた。
本発明は、上記課題を解決するもので、外部にでる油煙や臭いを減らすことができると共に、調理室内に滞留した油煙が調理物に再付着して味を損なうこともない加熱調理器を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の加熱調理器は、調理物を収納し、吸い込み口と吹き出し口を有する調理室と、前記吸い込み口と前記吹き出し口を連通する循環風路と、前記循環風路を介して前記調理室内の空気を前記吹き出し口から前記吸い込み口に循環させる送風手段と、前記調理室内の空気を加熱する加熱手段と、前記調理室の前面開口部を開閉するドアと、前記調理物を載置する載置器具と、前記載置器具の下方に設置され前記調理物より滴下する汁を受ける受け皿とを備え、前記受け皿の汁受け面を前下がりに傾斜させたもので、汁は傾斜した汁受け面を流れ落ち受け皿の前方部分に集中するため、調理物から滴下した油分が受け皿上に広範囲に広がり、加熱されて油煙となって飛散することが少なくなり、加熱調理器の外部にでる油煙や臭いを減らすことができると共に、調理室内に滞留した油煙が調理物に再付着して味を損なうこともなく、また受け皿に油がこびり付きにくくなるため受け皿のお手入れも楽になる。
本発明の加熱調理器は、調理物から滴下した油分が受け皿上に広範囲に広がり、加熱されて油煙となって飛散することが少なく、加熱調理器の外部にでる油煙や臭いを減らすことができるとともに、調理室内に滞留した油煙が調理物に再付着して味を損なうこともなく、また受け皿に油がこびり付きにくくなるため受け皿のお手入れも楽になる。
第1の発明は、調理物を収納し、吸い込み口と吹き出し口を有する調理室と、前記吸い込み口と前記吹き出し口を連通する循環風路と、前記循環風路を介して前記調理室内の空気を前記吹き出し口から前記吸い込み口に循環させる送風手段と、前記調理室内の空気を加熱する加熱手段と、前記調理室の前面開口部を開閉するドアと、前記調理物を載置する載置器具と、前記載置器具の下方に設置され前記調理物より滴下する汁を受ける受け皿とを備え、前記受け皿の汁受け面を前下がりに傾斜させたもので、汁は傾斜した汁受け面を流れ落ち受け皿の前方部分に集中するため、調理物から滴下した油分が受け皿上に広範囲に広がり、加熱されて油煙となって飛散することが少なくなり、加熱調理器の外部にでる油煙や臭いを減らすことができると共に、調理室内に滞留した油煙が調理物に再付着して味を損なうこともなく、また受け皿に油がこびり付きにくくなるため受け皿のお手入れも楽になる。
第2の発明は、特に、第1の発明の受け皿の前部に、汁を溜める窪み部を設けたもので、調理物から滴下した油分が窪み部に溜まり、受け皿上に広範囲に広がり、加熱されて油煙となって飛散することが少なくなり、より加熱調理器の外部にでる油煙や臭いを減らすことができる。
第3の発明は、特に、第2の発明の載置器具と受け皿の間の隙部に、吹き出し口より吹き出された循環風を導く誘導傾斜部材を設け、前記誘導傾斜部材で窪み部を覆うようにしたもので、調理物から滴下し窪み部に溜まった油分が、再度熱風により直接加熱されて油煙となって飛散することが少なくなり、加熱調理器の外部にでる油煙や臭いを減らすことができる。
第4の発明は、特に、第1〜3のいずれか一つの発明の受け皿の汁受け面に、前記汁受け面の傾斜方向と同一方向に複数の溝を設けたもので、調理物から滴下した油分などの汁が溝に沿って窪み部に流れやすくなり、油汁が受け皿全面により広がりにくくなり、また加熱されにくくなり、油煙となる量をさらに減らすことができる。
第5の発明は、特に、第2〜4のいずれか一つの発明の受け皿と窪み部とを分離可能としたもので、窪み部だけ外して、油を捨てることができるとともに丸洗いもしやすくなり、調理後の後処理が容易で、使い勝手が良くなる。
第6の発明は、特に、第5の発明の窪み部と受け皿とを断熱材からなる断熱接合部を介して接合するようにしたもので、受け皿が加熱されて温度が上昇しても、窪み部には、その温度が伝達し難くなるため、調理物から滴下し窪み部に溜まった油分が、再度加熱されて油煙となって飛散することが少なくなり、加熱調理器の外部にでる油煙や臭いを減らすことができる。
第7の発明は、特に、第1〜6のいずれか一つの発明の受け皿の前部又は/及び窪み部を冷却する冷却手段を設けたもので、窪み部の温度上昇が抑えられ、調理物から滴下し窪み部に溜まった油分が、再度加熱されて油煙となって飛散することが少なくなり、加熱調理器の外部にでる油煙や臭いを減らすことができる。
第8の発明は、特に、第1〜6のいずれか一つの発明の受け皿の前部又は/及び窪み部を冷却するために外気を導入する外気導入口を設けたもので、外気導入口から流入する外気により受け皿の前部や窪み部の温度上昇が抑えられ、調理物から滴下し窪み部に溜まった油分が、再度加熱されて油煙となって飛散することが少なくなり、加熱調理器の外部にでる油煙や臭いを減らすことができる。
第9の発明は、特に、第2〜8のいずれか1つの発明の窪み部の少なくとも一方の側壁の上部に切り欠き部を設けたもので、窪み部に溜まった汁物を、この切り欠き部分から容易に捨てられるので、受け皿の別の部分から汁物がこぼれだしたりして捨てそこない、キッチンを汚すことが無くなる。
第10の発明は、特に、第1〜9のいずれか1つの発明の受け皿の後端部分に汁切り穴を設けたもので、加熱調理後に、受け皿を後に傾けるだけで、汁切り穴より溜まった汁を流し出すことができるため、受け皿の後片付けがやり易くなる。
第11の発明は、特に、第2〜10のいずれか1つの発明の窪み部の内表面にフッ素加工を施したもので、油などの汁物を捨てた後の受け皿の掃除が楽になる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものでない。
(実施の形態1)
本発明の第1の実施の形態における加熱調理器について、図1を用いて説明する。図1は、本実施の形態における加熱調理器の横断面図を示すものである。
図1において、加熱調理器の調理室1には、調理物2を載置する載置器具3と、吸い込み口4と、吹き出し口5が設けられている。載置器具3の下方には、調理物2からでる油などの汁を受けるための受け皿6が設けられている。
吸い込み口4および吹き出し口5は、それぞれ調理室1に臨むと共に、循環風路7を介して連通している。循環風路7内には、吸い込み口4から調理室1内の空気を吸引し、吹き出し口5から調理室1内に排出して空気を循環させる送風手段8と、循環風路7内の空気を加熱し熱風にするヒータなどからなる加熱手段9が設けられている。
送風手段8により、加熱手段9で加熱された空気は、調理室1内に吹き出し口5より吹き出され、そして調理室1を通過した後、吸い込み口4より吸い込まれて循環する。ドア10は、調理物2の出し入れ時に、調理室1の前面開口部1aを開閉するものである。11は、調理物2からでる煙や水蒸気の一部を外部に排出するための排気口である。なお、受け皿6の汁受け面6aは、ドア10側に向かって前下がりに傾斜している。
なお、本実施の形態では、送風手段8には、隅取モーターで駆動するシロッコファンを、加熱手段9には、放熱のよいフィン付きのシーズヒータを用いているが、送風、加熱ができるなら他のものでもよい。
以上のように構成された加熱調理器について、以下その動作、作用を説明する。
まず、載置器具3上に調理物2を置きドア10を閉めた状態で、動作スイッチ(図示せず)を入れることにより、まずヒータ電源(図示せず)が作動し、加熱手段9の予備加熱が始まる。所定時間後、加熱手段9が加熱された時点で送風手段8が駆動され、循環風路7内の空気が循環を始め、加熱手段9で加熱され吹き出し口5より高温の空気が吹き出され、調理室1内の調理物2を加熱した後吸い込み口4より、吸い込まれて、再度循環風路7内の加熱手段9により再加熱され、再び吹き出し口5より吹き出し、調理室1内を繰り返し加熱循環する。この際、調理物2からでる煙や水蒸気の一部は排気口11より外部に排出される。
吹き出し口5から吹き出した加熱空気での調理では、調理物2の大きさや、形状、載置場所により全ての条件で均一に加熱するのは容易ではない。特に調理物2の両面を同時に均一に焼くことを可能にするためには、載置器具3の下部にも十分加熱空気を送り込む必要があり、受け皿6自体も加熱され温度が上昇し、300℃前後の温度に達する。
調理物2が、魚など油分の多い食材の場合、加熱中に調理物2の中の油汁が多量に流れ出るが、その油汁は、前下がりに傾斜した受け皿6上に滴下し、受け皿6の前面に集中して溜まる。
以上のように本実施の形態によれば、調理物2から滴下する油分と受け皿6との接触面積が小さくなり、油分が加熱されにくくなり、従って油煙も発生しにくくなる。そのためより調理温度を高め、調理性能向上を図ることができるようになる。本実施の形態では、高温加熱は、温度的には、350度まで加熱できる。焼き調理は、普通350度程度あれば充分であるため、本発明の実施の形態で制御できる範囲として設定している。必要ならさらに高温にすることも可能である。
なお、図2に示すように、受け皿6の前部に窪み部12を設けるようにすれば、その窪み部12に油汁を集中して溜めることができるので、より多くの油汁が出ても零れでることも無くなる。
また、図3に示すように、受け皿6の汁受け面6aに縦方向に、すなわち汁受け面6aの傾斜方向と同一方向に複数の溝13を設けるようにすれば、調理物2から滴下した油分が受け皿6の溝13部分に流れ込み油汁が受け皿6全面により広がりにくくなり、また加熱されにくくなるとともに、油汁が溝13を伝って下の窪み部12に流れやすくなるため油煙となる量が減り、加熱調理器の外部にでる油煙や臭いを大いに減らすことができる。
また、窪み部12にフッ素コーティングなどの表面処理を施せば、調理後油汁などを捨てた後、窪み部12の表面に付着して残る油の量が減り、掃除がしやすくなる効果が得られる。
(実施の形態2)
図4は、本発明の第2の実施の形態における加熱調理器の横断面図である。なお、上記第1の実施の形態と同一部分については、同一符号を付してその説明を省略する。
本実施の形態は、図4に示すように、吹き出し口5から吹き出される循環風をより載置器具3の下部に効率よく送り込むために循環風を誘導する誘導傾斜部材13を設け、その誘導傾斜部材13で、窪み部12を覆うようにしたものである。
以上のように構成された加熱調理器について、以下その動作、作用を説明する。
載置器具3と受け皿6間は所定の空間(本実施の形態では、20mmとしているが、器具の大きさや、加熱容量などにより、最適な高さは変更可能である)を有し、循環風が十分流れる空間を確保している。またドア10側近傍の載置器具3と受け皿6間には循環風が入り込むための所定の空間を有し、その前側に誘導傾斜部材13が設けられ、さらにこの誘導傾斜部材13で、受け皿6の窪み部12を覆うように形成しているため、熱風が直接窪み部12に溜まった油を加熱することがなく、より油煙の発生が抑えられる。
(実施の形態3)
図5は、本発明の第3の実施の形態における加熱調理器の横断面図を示すものである。なお、上記実施の形態と同一部分については、同一符号を付してその説明を省略する。
上記第2の実施の形態では、窪み部12を受け皿6の前部に一体に形成したが、本実施の形態は、図5に示すように、受け皿6と窪み部12を分離可能に形成し、かつ、接合部14を介して受け皿6と窪み部12を接合するようにしたものである。
上記構成により、調理後、窪み部12を受け皿6から外して、油を捨てることができるので、調理後の後処理が容易で、使い勝手が非常に良くなるものである。
なお、図6に示すように、受け皿6と窪み部12の接合部14を断熱材で形成した断熱接合部15にすることにより、受け皿6が加熱されて温度が上昇しても、断熱接合部15により窪み部12に温度が伝達し難くなるため、調理物2から滴下し窪み部12に溜まった油分が、再度加熱されて油煙となって飛散することが少なくなり、加熱調理器の外部に出る油煙や臭いを減らすことができる。
また、図7に示すように、窪み部12或いは窪み部12を設けた受け皿6の前部を冷却するための冷却手段16を設ければ、窪み部12の温度上昇が抑えられ、調理物2から滴下し窪み部12に溜まった油分が、再度加熱されて油煙となって飛散することが少なくなり、加熱調理器の外部にでる油煙や臭いを一層減らすことができる。なお、冷却手段16としては、本実施の形態ではペルチェ素子を用いているが、冷却機能を持つものであれば他の手段でも使用可能である。
さらに、図8に示すように、受け皿6の前部に、外気を取り入れる外気導入口17を設けて、受け皿6の前部や窪み部12を外気により冷却するようにしてもよく、それにより窪み部12の温度上昇が抑えられ、調理物2から滴下し窪み部12に溜まった油分が、再度加熱されて油煙となって飛散することが少なくなり、加熱調理器の外部にでる油煙や臭いを減らすことができる。
(実施の形態4)
図9は、本発明の第4の実施の形態における加熱調理器の受け皿の部分横断面図である。なお、上記実施の形態と同一部分については、同一符号を付してその説明を省略する。
本実施の形態は、図9に示すように、窪み部12の左右いずれかまたは両端部に略V字状の切り欠き部18を設けたもので、他の構成は、第1の実施の形態と同一である。
以上のように構成された加熱調理器について、以下その動作、作用を説明する。
調理物2が加熱され、油汁などが受け皿6に滴下し、傾斜した受け皿6上を流れ落ちて窪み部12に溜まる。従来、受け皿6に溜まった油汁を捨てる際、受け皿を大きく傾けると共に、油汁を流したいところにスムーズに落とすにはコツ、慣れが必要であったが、本実施の形態によれば、窪み部12の側壁にV字状の切り欠き部18が形成されているので、窪み部12に溜まった油汁を、調理終了後捨てる際、従来のように受け皿6を大きく傾ける必要なく、切り欠き部18からスムーズに、しかも容易に油汁を流しだすことができる。
(実施の形態5)
図10は、本発明の第5の実施の形態における加熱調理器の横断面図を示すものである。なお、上記実施の形態と同一部分については、同一符号を付してその説明を省略する。
本実施の形態は、図10に示すように、受け皿6の後端部に汁切り穴19を設けたもので、他の構成は、上記第1の実施の形態と同一である。
上記構成により、加熱調理後、受け皿6に残った汁物を廃棄又は回収する際、受け皿6を後に傾けるだけで、後端部に設けた汁切り穴19から容易に流し出すことができるため、汁が捨てやすくなるものである。
以上のように、本発明にかかる加熱調理器は、受け皿上に滴下した調理物の油分等の汁が受け皿の前側に流れるので、受け皿上で加熱される油分が少なくなり、加熱されて油煙となって飛散することが少なく、加熱調理器の外部にでる油煙や臭いを減らすことができるとともに、調理室内に滞留した油煙が調理物に再付着して味を損なうこともないもので、各種加熱調理器に適用できる。
本発明の実施の形態1における加熱調理器の横断面図 他の例を示す加熱調理器の横断面図 他の例を示す加熱調理器の受け皿の断面図 本発明の実施の形態2における加熱調理器の横断面図 本発明の実施の形態3における加熱調理器の横断面図 他の例を示す加熱調理器の横断面図 他の例を示す加熱調理器の横断面図 他の例を示す加熱調理器の横断面図 本発明の実施の形態4における加熱調理器の受け皿の部分断面図 本発明の実施の形態5における加熱調理器の横断面図 従来の加熱調理器の横断面図
符号の説明
1 調理室
1a 前面開口部
2 調理物
3 載置器具
4 吸い込み口
5 吹き出し口
6 受け皿
6a 汁受け面
7 循環風路
8 送風手段
9 加熱手段
10 ドア
11 排気口
12 窪み部
13 誘導傾斜部材
14 接合部
15 断熱接合部
16 冷却手段
17 外気導入口
18 切り欠き部
19 汁切り穴

Claims (11)

  1. 調理物を収納し、吸い込み口と吹き出し口を有する調理室と、前記吸い込み口と前記吹き出し口を連通する循環風路と、前記循環風路を介して前記調理室内の空気を前記吹き出し口から前記吸い込み口に循環させる送風手段と、前記調理室内の空気を加熱する加熱手段と、前記調理室の前面開口部を開閉するドアと、前記調理物を載置する載置器具と、前記載置器具の下方に設置され前記調理物より滴下する汁を受ける受け皿とを備え、前記受け皿の汁受け面を前下がりに傾斜させた加熱調理器。
  2. 受け皿の前部に、汁を溜める窪み部を設けた請求項1に記載の加熱調理器。
  3. 載置器具と受け皿の間の隙部に、吹き出し口より吹き出された循環風を導く誘導傾斜部材を設け、前記誘導傾斜部材で窪み部を覆うようにした請求項2に記載の加熱調理器。
  4. 受け皿の汁受け面に、前記汁受け面の傾斜方向と同一方向に複数の溝を設けた請求項1〜3のいずれか1項に記載の加熱調理器。
  5. 受け皿と窪み部とを分離可能とした請求項2〜4のいずれか1項に記載の加熱調理器。
  6. 窪み部と受け皿とを断熱材からなる断熱接合部を介して接合するようにした請求項5に記載の加熱調理器。
  7. 受け皿の前部又は/及び窪み部を冷却する冷却手段を設けた1〜6のいずれか1項に記載の加熱調理器。
  8. 受け皿の前部又は/及び窪み部を冷却するために外気を導入する外気導入口を設けた請求項1〜6のいずれか1項に記載の加熱調理器。
  9. 窪み部の少なくとも一方の側壁の上部に切り欠き部を設けた請求項2〜8のいずれか1項に記載の加熱調理器。
  10. 受け皿の後端部分に汁切り穴を設けた請求項1〜9のいずれか1項に記載の加熱調理器。
  11. 窪み部の内表面にフッ素加工を施した請求項2〜10のいずれか1項に記載の加熱調理器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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