JP2010159920A - 蒸気発生装置及び加熱調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】蒸気の吐出口からの漏水を防止できる蒸気発生装置を提供する。
【解決手段】一面に開口面を有する箱状の金属製の本体部2aと開口面を塞ぐ蓋部2bとを接合して内部に空洞を形成するハウジング2と、ハウジング2内に給水を行う給水口3と、本体部2aに埋設されて給水口3から供給される水を蒸発させる蒸気発生ヒータ4と、本体部2aの蒸気発生ヒータ4よりも上方に開口して蒸気発生ヒータ4で生成した蒸気を吐出する吐出口8と、蓋部2bから本体部2aの内壁近傍に延びて吐出口8と蒸気発生ヒータ4との間に配される遮蔽部7とを備えた。
【選択図】図3

Description

本発明は、蒸気を発生する蒸気発生装置及びそれを用いた加熱調理器に関する。
従来の蒸気発生装置を用いた加熱調理器は特許文献1に開示されている。この加熱調理器は調理物を収納する加熱室の外壁に蒸気発生装置が取り付けられる。蒸気発生装置はアルミニウム等の金属製のダイカストから成るハウジングを有している。ハウジングは一面に開口面を有する箱状の本体部と、開口面を塞ぐ蓋部とを有して内部に空洞を形成する。
本体部の上下の壁面には蒸気発生ヒータが鋳込まれて埋設され、側壁の上下方向の中央部に給水口が形成される。給水口は給水タンクに接続され、給水口を介してハウジング内に水が供給される。蓋部の上部には加熱室内に臨む蒸気の吐出口が設けられる。また、本体部には熱交換用の複数のフィンが突設され、一部のフィンは吐出口の下方を塞ぐように配置されている。
給水口から蒸気発生装置内に給水されるとハウジングの底部に貯水され、蒸気発生ヒータの駆動によって蒸気が発生する。発生した蒸気はハウジング内を上昇し、高温のハウジングの壁面及びフィンと接触して更に加熱される。これにより、過熱蒸気が生成され、吐出口を介して加熱室内に過熱蒸気が吐出される。そして、加熱室内に供給された過熱蒸気によって調理物が加熱調理される。
特開2006−84059号公報(第3頁−第8頁、第3図)
しかしながら、上記従来の蒸気発生装置によると、吐出口の下方に配されるフィンは蒸気発生ヒータを有する本体部に設けられるため高温に維持される。このため、ハウジング内に溜まる水が蒸気発生ヒータの加熱によって突沸してフィン上に乗り上げ、フィン上の水滴が再度突沸する。従って、吐出口から水が噴出する問題があった。これにより、吐出口から噴出した水が調理物に付着して良好な加熱調理を行うことができない。特に、給水口から供給される水が硬水の場合は突沸し易いため、吐出口からの水の噴出が著しい。
本発明は、蒸気の吐出口からの水の噴出を防止できる蒸気発生装置及びそれを用いた加熱調理器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の蒸気発生装置は、開口面を有する箱状の金属製の本体部と前記開口面を塞ぐ蓋部とを有して内部に空洞を形成するハウジングと、前記ハウジング内に給水を行う給水口と、前記本体部に埋設されて前記給水口から供給される水を蒸発させる蒸気発生ヒータと、前記本体部の前記蒸気発生ヒータよりも上方に開口して前記蒸気発生ヒータで生成した蒸気を吐出する吐出口と、前記蓋部から前記本体部の内壁近傍に延びて前記吐出口と前記蒸気発生ヒータとの間に配される遮蔽部とを備えたことを特徴としている。
この構成によると、給水口からハウジング内に給水されるとハウジングの底部に貯水され、蒸気発生ヒータの駆動によって蒸気が発生する。発生した蒸気はハウジング内を上昇し、吐出口から吐出される。蒸気発生ヒータによってハウジングの底部で突沸した水は遮蔽部により遮られる。遮蔽部は本体部に対して低温の蓋部から延びるため、突沸により遮蔽部上に乗り上げた水滴は遮蔽部上からハウジング内に滴下する。
また本発明は、上記構成の蒸気発生装置において、前記蓋部はガスケットを介して前記本体部に接合されることを特徴としている。この構成によると、ガスケットにより本体部と蓋部との間が密封される。また、蒸気発生ヒータを有する本体部から蓋部への伝熱が抑制される。
また本発明は、上記構成の蒸気発生装置において、前記遮蔽部が傾斜面から成ることを特徴としている。この構成によると、傾斜面の遮蔽部上に乗り上げた水滴は遮蔽部上を流下してハウジング内に滴下する。
また本発明は、上記構成の蒸気発生装置において、前記遮蔽部が前記吐出口の側方に立設した側面部を有する断面コ字状に形成されることを特徴としている。この構成によると、吐出口の下方及び側方を覆う遮蔽部により突沸した水が遮られる。
また本発明は、上記構成の蒸気発生装置において、前記吐出口が前記ハウジング内に突出して前記遮蔽部に平面視重なることを特徴としている。
また本発明は、上記構成の蒸気発生装置において、前記吐出口の内壁下面が前記蓋部に近づく程下方に傾斜することを特徴としている。この構成によると、吐出口内で冷却により結露した水滴が吐出口の内壁下面を流下して遮蔽部に滴下し、遮蔽部からハウジング内に滴下する。
また本発明は、上記構成の蒸気発生装置において、前記給水口を前記蓋部に設けたことを特徴としている。この構成によると、給水口を通る水により蓋部が冷却される。
また本発明は、上記構成の蒸気発生装置において、前記蓋部がセラミックから成ることを特徴としている。この構成によると、蓋部の熱伝導率の低くなるため、蒸気発生ヒータを有する本体部から蓋部への伝熱が抑制される。
また本発明は、上記各構成の蒸気発生装置と、調理物を収納して前記吐出口から蒸気が供給される加熱室と、前記加熱室の蒸気を循環する循環ファンと、前記循環ファンにより循環する蒸気を加熱する循環ヒータとを備えたことを特徴としている。この構成によると、蒸気発生装置から蒸気が加熱室内に供給され、循環ファンによって循環させて加熱調理が行われる。循環ファンにより循環する蒸気は循環ヒータによって加熱され、所定温度に維持される。
本発明によると、蒸気発生ヒータを埋設した本体部の開口面を塞ぐ蓋部から延びる遮蔽部を有し、遮蔽部が本体部の内壁近傍に延びて吐出口と蒸気発生ヒータとの間に配されるので、ハウジングの底部で突沸した水を遮蔽部で遮蔽することができる。また、本体部に対して低温の蓋部に遮蔽部が設けられるため、ハウジングの底部で突沸して遮蔽部に乗り上げた水滴が遮蔽部上で突沸せずにハウジング内に滴下する。従って、吐出口からの水の噴出を防止することができ、良好な調理を行うことができる。
本発明の実施形態の加熱調理器の内部を示す右側面図 本発明の実施形態の加熱調理器の内部を示す正面図 本発明の実施形態の加熱調理器の蒸気発生装置を示す正面断面図 図3のA−A断面図
以下に本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1、図2は一実施形態の加熱調理器の内部を示す右側面図及び正面図である。加熱調理器10は本体筐体22内に調理物を収納する略直方体の加熱室11を有している。加熱室11の側壁及び天井壁は遮熱板23により覆われて遮熱され、前面は扉11bにより開閉される。
加熱室11の天面には加熱室11の室内温度を検知する温度センサ11cが設けられる。温度センサ11cの検知温度に基づいて後述する循環ヒータ15が制御される。加熱室11内には載置網17aが載置されるトレイ17が配されている。調理物Wは載置網17a上に載置される。
加熱室11の下方及び右側方には本体筐体22との間に外気流入ダクト34が形成される。外気流入ダクト34は本体筐体22の底面に吸込口34aが開口する。外気流入ダクト34の下部には冷却ファン35、電装部33及びマグネトロン30が配される。外気流入ダクト34の側部には給気ファン37を有した給気ダクト36が配される。給気ダクト36は加熱室11の一方の側壁11aの前部に給気口38を開口する。
電装部33は加熱調理器10の各部を駆動する駆動回路やこれを制御する制御部50(図5参照)等を有し、多数の発熱素子が実装されている。マグネトロン30は導波管31を介して加熱室11内にマイクロ波を供給する。導波管31内にはアンテナモータ32aにより回転するアンテナ32が配され、マイクロ波が均一に加熱室11に供給される。
冷却ファン35は外気流入ダクト34内に吸込口34aを介して外気を取り込み、発熱する電装部33やマグネトロン30を冷却する。外気流入ダクト34内に取り込まれた外気は本体筐体22の背面等に形成された開口(不図示)から流出する。また、一部の外気は給気ファン37の駆動によって給気ダクト36に流入し、給気口38から加熱室11に供給される。
加熱室11の側壁11aの後部には排気口41を介して排気ダクト40が導出される。排気ダクト40は加熱室11の後方に延びて形成され、開放端40aが本体筐体22の天面に開口する。また、排気ダクト40には排気口41の排気の湿度を検知する湿度センサ42が設けられる。
加熱室11の側壁11aの上部には吐出口8を介して加熱室11に蒸気を供給する蒸気発生装置1が取り付けられる。蒸気発生装置1の側方には着脱自在の給水タンク20が配される。給水タンク20の後方には蒸気発生装置1の給水口3(図3参照)に接続される給水ポンプ21が配される。
蒸気発生装置1は加熱室11の側壁11aの上部に配置され、給水タンク20は本体筐体22の下部に配置される。これにより、給水タンク20から蒸気発生装置1に自重によって水が流入することを防止する。給水ポンプ21はチューブポンプから成り、チューブ112により送水を行う。給水タンク20は継手(不図示)を介して給水ポンプ21に接続される。給水ポンプ21の駆動によって給水タンク20から蒸気発生装置1のハウジング2(図3参照)内に給水される。
加熱室11の背後には循環ダクト12が設けられる。循環ダクト12は加熱室11の背壁の中央部に吸気口14を有し、加熱室11の背壁の周部に複数の噴出口13を有している。循環ダクト12内には循環ファン16及び循環ヒータ15が設けられる。循環ファン16はファンモータ16aにより回転駆動される。循環ファン16により加熱室11内の蒸気を吸気口14から循環ダクト12内に吸い込み、噴出口13から吹き出す。循環ヒータ15は循環ファン16の周囲に配された環状のシーズヒータから成り、循環ダクト12を流通する蒸気を所定温度に維持する。
図3は蒸気発生装置1の正面断面図を示している。また、図4は図3のA−A断面図を示している。蒸気発生装置1は金属のダイカストから成るハウジング2を有している。ハウジング2は箱状の本体部2aの開口面がビス2cで接合される蓋部2bで塞がれ、内部に空洞が形成される。ハウジング2の材料としてアルミニウムやアルミニウム合金を用いると鋳造性がよく熱伝導率が高いためより望ましい。
本体部2aの開口面の周囲には環状の溝部2dが形成される。溝部2d内には環状のガスケット9が配され、本体部2aと蓋部2bとの間を密封する。ハウジング2はガスケット9によって密封されるため、蓋部2b及び本体部2aの互いの対向面は所定の粗さで加工されて両者間に微細な隙間が形成される。このため、後述する蒸気発生ヒータ4を有する本体部2aから蓋部2bへの伝熱が抑制される。
本体部2aの下部にはシーズヒータから成る蒸気発生ヒータ4が上下に2列配される。上下の蒸気発生ヒータ4の間には、給水ポンプ21(図2参照)に接続される給水口3が開口する。蒸気発生ヒータ4はハウジング2に鋳込まれて埋設され、本体部2aに密着して蒸気発生ヒータ4の熱が本体部2aに効率よく伝えられる。これにより、給水口3から滴下されてハウジング2の底部に溜まる水を蒸気発生ヒータ4からハウジング2に伝えられる熱によって蒸発させて蒸気を発生する。
本体部2aの上部には加熱室11の側壁11aに面して蒸気を吐出する複数の吐出口8が設けられる。吐出口8はハウジング2内に突出し、内壁下面が蓋部2bに近づく程下方に傾斜する。吐出口8の形成面は蒸気発生ヒータ4を埋設したハウジング2の下部に対して突出して設けられる。このため、蒸気発生ヒータ4によって高温となるハウジング2の下部が加熱室11の壁面11aから離れて配置される。これにより、加熱室11の耐熱構造を簡素化することができる。
蓋部2bにはハウジング2の内部に向かって突出する遮蔽部7が一体に設けられる。遮蔽部7は対向する本体部2aの壁面近傍に延びて形成され、底面7aが吐出口8と蒸気発生ヒータ4との間に配される。また、遮蔽部7は吐出口8の側方に立設される側面部7bを有した断面コ字状に形成される。遮蔽部7の底面7aは蓋部2aから離れる程下方に傾斜して形成され、ハウジング8内に突出する吐出口8と平面視重なるように配される。
上記構成の加熱調理器10において、マイクロ波による調理を開始すると、マグネトロン30及びアンテナモータ32aが駆動される。また、冷却ファン35及び給気ファン37が駆動される。マグネトロン30によって導波管31を介して加熱室11内にマイクロ波が供給され、調理物Wがマイクロ波加熱される。
冷却ファン35の駆動により外気流入ダクト34内には吸込口34aから外気が流入する。外気流入ダクト34内に流入した外気は電装部33及びマグネトロン30を冷却して外部に排気される。電装部18及びマグネトロン20を冷却して昇温された外気の一部は給気ファン37によって給気ダクト36に導かれる。
給気ダクト36を流通する外気は給気口38から加熱室11に供給される。この時、給気口38が加熱室11の前部に配されるため、給気口38から吹き出される気流が扉11bに沿って流通する。これにより、電装部33やマグネトロン30を冷却して昇温された空気によって扉11bの結露を防止することができる。
給気口38からの給気によって加熱室11内の空気は排気口41から排気され、排気ダクト40を流通して開放端40aから大気に放出される。排気ダクト40を流通する空気は湿度センサ42により湿度が検知される。マイクロ波加熱によって調理物Wから蒸気が発生し、加熱室11内が所定の湿度になると湿度センサ42の検知によって調理の終了時期が判断される。これにより、マイクロ波による調理が終了する。
蒸気による調理を行う際には、貯水された給水タンク20が装着される。そして、調理物Wを載置網17a上に載置し、調理メニューを選択して調理が開始される。調理を開始すると給水ポンプ21が駆動され、続いて蒸気発生ヒータ4が駆動される。給水ポンプ21により給水口3から矢印B(図3参照)に示すように蒸気発生装置1のハウジング2内に給水される。
ハウジング2に給水された水はハウジング2の底部に溜まり、蒸気発生ヒータ4により蒸発して蒸気が発生する。この時、蒸気発生ヒータ4によってハウジング2の底部で突沸した水は遮蔽部7により遮られる。遮蔽部7は本体部2aに対して低温の蓋部2bから延びる。このため、突沸により遮蔽部7上に乗り上げた水滴は再度突沸することなく遮蔽部7上から矢印D1(図3参照)に示すように底面7aを流下してハウジング2内に滴下する。
ハウジング2の下部で発生した蒸気はハウジング2内を上昇し、本体部2aと熱交換して矢印C(図3参照)に示すように吐出口8から加熱室11に供給される。この時、吐出口8で冷却されて結露した結露水は矢印D2(図3参照)に示すように吐出口8の傾斜した内壁下面を流下し、遮蔽部7上に滴下された後にハウジング2内に滴下される。
加熱室11内に供給された蒸気によってトレイ17上の調理物が調理される。また、加熱室11内の蒸気は循環ファン16の駆動によって吸気口14を介して循環ダクト12に流入する。循環ダクト12を流通する蒸気は循環ヒータ15によって加熱され、噴出口13から加熱室11内に噴出される。これにより、加熱室11内の蒸気が所定温度に維持され、飽和蒸気または過熱蒸気による調理が行われる。
本実施形態によると、蒸気発生ヒータ4を埋設した本体部2aの開口面を塞ぐ蓋部2bから延びる遮蔽部7を有し、遮蔽部7が本体部2aの内壁近傍に延びて吐出口8と蒸気発生ヒータ4との間に配されるので、ハウジング2の底部で突沸した水を遮蔽部7で遮蔽することができる。また、本体部2aに対して低温の蓋部2bに遮蔽部7が設けられるため、ハウジング2の底部で突沸して遮蔽部7に乗り上げた水滴が遮蔽部7上で突沸せずにハウジング2内に滴下する。従って、吐出口8からの水の噴出を防止することができ、良好な調理を行うことができる。
特に、給水口3から供給される水が硬水の場合は突沸し易くなるが、蓋部2bに設けた遮蔽部7によって吐出口8からの水の噴出を確実に防止することができる。
また、蓋部2bがガスケット9を介して本体部2aに接合されるので、蓋部2bと本体部2aとの間を密封するとともに、本体部2aから蓋部2bへの伝熱が抑制される。これにより、遮蔽部7をより低温に維持して吹出口8からの水の噴出を確実に防止することができる。
また、遮蔽部7が吐出口8の側方に立設した側面部7bを有する断面コ字状に形成されるので、ハウジング2の底部で突沸した水をより確実に遮ることができる。
また、遮蔽部7の底面7aが傾斜面から成るので遮蔽部7上に乗り上げた水滴を迅速にハウジング2内に滴下させることができる。底面7aは蓋部2b側が下がるように傾斜してもよく、側方(蓋部2bに面して左右方向)に向かって下がるように傾斜してもよい。
また、吐出口8がハウジング2内に突出して遮蔽部7に平面視重なるので、ハウジング2の底部で突沸した水をより確実に遮ることができる。
また、吐出口8の内壁下面が蓋部2bに近づく程下方に傾斜するので、吐出口8で結露した水をハウジング2内に回収して吐出口8からの漏水を防止することができる。
本実施形態において、給水口3を蓋部2bに設けてもよい。これにより、給水口3を通る水により蓋部2bが冷却され、遮蔽部7をより低温に維持して吹出口8からの水の噴出を確実に防止することができる。
また、蓋部2bを金属よりも熱伝導率の低いセラミック等の材料により形成してもよい。これにより、蒸気発生ヒータ4を有する本体部2aから蓋部2bへの伝熱が抑制され、遮蔽部7をより低温に維持して吹出口8からの水の噴出を確実に防止することができる。また、吐出口8を蓋部2bに設けてもよい。
尚、蓋部2bが遮蔽部7を有する上部と蒸気発生ヒータ4に対向する下部とに分割され、伝熱グリス等を介して蓋部2bの下部を本体部2aに取り付けてもよい。これにより、蓋部2bの下部と本体部2aとの間の熱伝導性が向上し、本体部2aから伝熱により高温となる蓋部2bの下部を水の蒸発に寄与させることができる。従って、蒸気発生効率を向上することができる。
本発明によると、蒸気を発生する蒸気発生装置及びそれを用いた加熱調理器に利用することができる。
1 蒸気発生装置
2 ハウジング
2a 本体部
2b 蓋部
3 給水口
4 蒸気発生ヒータ
7 遮蔽部
8 吐出口
9 ガスケット
10 加熱調理器
11 加熱室
11c 温度センサ
12 循環ダクト
13 噴出口
14 吸気口
15 循環ヒータ
16 循環ファン
20 給水タンク
21 給水ポンプ
22 本体筐体
23 遮熱板
30 マグネトロン
31 導波管
32 アンテナ
33 電装部
34 冷却ダクト
35 冷却ファン
36 給気ダクト
37 給気ファン
38 給気口
40 排気ダクト
41 排気口
42 湿度センサ

Claims (9)

  1. 開口面を有する箱状の金属製の本体部と前記開口面を塞ぐ蓋部とを有して内部に空洞を形成するハウジングと、前記ハウジング内に給水を行う給水口と、前記本体部に埋設されて前記給水口から供給される水を蒸発させる蒸気発生ヒータと、前記本体部の前記蒸気発生ヒータよりも上方に開口して前記蒸気発生ヒータで生成した蒸気を吐出する吐出口と、前記蓋部から前記本体部の内壁近傍に延びて前記吐出口と前記蒸気発生ヒータとの間に配される遮蔽部とを備えたことを特徴とする蒸気発生装置。
  2. 前記蓋部はガスケットを介して前記本体部に接合されることを特徴とする請求項1に記載の蒸気発生装置。
  3. 前記遮蔽部が傾斜面から成ることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の蒸気発生装置。
  4. 前記遮蔽部が前記吐出口の側方に立設した側面部を有する断面コ字状に形成されることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の蒸気発生装置。
  5. 前記吐出口が前記ハウジング内に突出して前記遮蔽部に平面視重なることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の蒸気発生装置。
  6. 前記吐出口の内壁下面が前記蓋部に近づく程下方に傾斜することを特徴とする請求項5に記載の蒸気発生装置。
  7. 前記給水口を前記蓋部に設けたことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の蒸気発生装置。
  8. 前記蓋部がセラミックから成ることを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれかに記載の蒸気発生装置。
  9. 請求項1〜請求項8のいずれかに記載の蒸気発生装置と、調理物を収納して前記吐出口から蒸気が供給される加熱室と、前記加熱室の蒸気を循環する循環ファンと、前記循環ファンにより循環する蒸気を加熱する循環ヒータとを備えたことを特徴とする加熱調理器。
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