JP2007010163A - 加熱調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 食品加熱に最適な水分を含んだ熱風を加熱室に供給して、熱効率の良好なオーブン加熱調理を行う。
【解決手段】 加熱室7と、該加熱室7の空気を循環させるファン装置30と、該空気を加熱する熱風ヒータ12と、水蒸気を発生させる蒸気発生装置35を備え、前記蒸気発生装置35の蒸気孔35aを前記熱風ヒータ12の近傍かつ前記熱風ヒータ12に直接噴射しないように設けた。また、前記蒸気発生装置35の蒸気孔35aを前記熱風ヒータ12の近傍かつ前記熱風ヒータ12の下方に向けて噴射するように設けた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、水蒸気を加熱室内の被調理物に供給して調理するオーブンレンジ等の加熱調理器に関するものである。
従来のオーブンレンジ等の過熱調理器は、加熱室に上下段に二枚配置された角型の調理皿上に載置される食品を一度にオーブン調理する加熱調理器では、ファンと熱風ヒータから構成される熱風ユニットから、加熱室の背面に設けられた通風口を介して循環される熱風によってオーブン加熱を行う構成が採られている。
最近では加熱による食品の乾燥を抑えるため、水蒸気を利用した加熱が採用されるようになり、加熱室内に設けた水貯め用の専用皿や調理皿に水を張って蒸気発生させる方法や、加熱室外に設けた蒸気発生装置から加熱室内に水蒸気を供給する方法などがある。
そして、オーブン加熱では通常のメニューにおいて加熱室内が水の飽和温度以上で調理が行われる為、加熱室内の水蒸気は時間とともに過熱されて過熱蒸気となり、加熱室と熱風ユニットの間を循環する水分量を含んだ熱風の流れが構成される。
また、水蒸気を効率よく過熱蒸気にするために、コンベクション室(熱風ユニット)内に蒸気生成容器をファンの吸込口近傍に設けているものもある(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−316999
しかしながら、上記従来技術においては、加熱室内で蒸気を発生させ、或いは加熱室に蒸気を供給し、加熱室内で過熱蒸気を生成する従来の構成では、加熱室内で徐々に水蒸気を過熱して過熱蒸気を生成するため、過熱蒸気の発生時間が長くかかる。よって、調理メニューに応じた水蒸気量(水分量)の微細な制御が困難である。
また、加熱室の蒸気供給位置により熱風が含む水分量のムラが生じ易いため、オーブン調理した食品の焼き色、焼き加減、形状等のいずれかが不均一になり易い。
また、加熱室内に設けられる蒸気発生器或いは蒸気供給部分が食品の飛散などにより汚れる場合がある。蒸気供給部が小径で構成されると、当該部の清掃が困難であると、衛生的に問題が生じることがある。
特許文献1の構成では庫内の壁面の隙間に食品の残骸が入った場合の対処については触れられておらず、清掃性についても考慮されていない。
また、蒸気生成容器に水を滴下するため、熱風の流れにより水が蒸気生成容器から飛散し易く、飛散した水により熱風ユニットにスケール(水の硬度成分や不純物などの固まり)が付着し易く、そのスケールを容易に除去できないという問題が生じる。
また、蒸気生成容器が熱風ユニットの吸気口に設置され、吸気口から熱風ヒータまでの風路が長い為、水蒸気の加熱効率が悪く、熱風ユニットから過熱蒸気を加熱室に吹き出すまでにかかる時間が長い。
熱風ユニットに蒸気生成容器を設けると、風路抵抗が増大してファン効率が低下し易く、加熱室に吹き出す空気量が減少して、加熱する食品の加熱ムラが生じ易くなる。
或いは、熱風ユニットに蒸気生成容器を設けると、一部の風路を阻害させるため、加熱室に吹き出す空気量のバランスが悪化する。或いは、熱風ユニットに蒸気生成容器を設けると、熱風ユニットの奥行き寸法が大きくなり、外形寸法に対する加熱室の容量が小さくなる。よって、加熱室に一度にたくさんの食品を加熱する場合、焼きムラが生じ易くなる。
また、蒸気生成容器や吸水口が分離されており、保守作業を一括にできない。
また、加熱ムラを抑制する為に、ファン外径の増加や回転数の増加で熱風の循環風量を増加させると、さらに省設置スペース性の低下や騒音レベルの増加が懸念される。
本願発明は、上記の課題のうち少なくとも1つを解決するために為されてものである。
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、請求項1は加熱室と、該加熱室の空気を循環させるファン装置と、該空気を加熱する熱風ヒータと、水蒸気を発生させる蒸気発生装置を備え、前記蒸気発生装置の蒸気孔を前記熱風ヒータの近傍かつ前記熱風ヒータに直接噴射しないように設けたものである。
また、請求項2は前記蒸気発生装置の蒸気孔を前記熱風ヒータの近傍かつ前記熱風ヒータの下方に向けて噴射するように設けたものである。
本発明の加熱調理器は、上記のように構成したことにより、素早く過熱水蒸気を生成できるので短時間で食品を加熱でき良好な仕上がりを得ることができる。 また、蒸気発生装置の異常時に水または湯が蒸気発生装置の蒸気孔から噴射されたとしても、熱風ヒータに直接水が掛からないので熱風ヒータに水垢が堆積することがなく、熱風ヒータの劣化を抑えることができる。
また、蒸気発生装置の蒸気孔を熱風ヒータの近傍かつ熱風ヒータの下方に向けて噴射するように設けたことにより、素早く過熱水蒸気を生成でき、かつ熱風ヒータに水垢が付着することがないとともに、過熱蒸気を多く含む熱風を加熱室の下部から供給することが出来るため、加熱室の熱風に含む水蒸気量にムラが生じにくい。
以下、本発明の一実施例を図1〜図3を参照して説明する。図1は本発明の一実施例を説明する加熱調理器の側面断面図、図2は同じく正面断面図、図3は同じく要部断面図である。
本実施例では加熱調理器の例として、加熱室7内に角型の調理皿70が上下二段に配置されたターンテーブル式オーブンレンジについて説明する。
ここで、ターンテーブル式とは加熱室7の底面の回転軸80aを利用して円形状の調理皿(図では省略)を回転させながら加熱調理できるオーブンレンジである。
尚、本発明はファン装置30を利用した熱風ユニット9を搭載した加熱調理器であれば、ターンテーブルのないターンテーブルレス式オーブンレンジでも容易に適用できる
図において、キャビネット51の内側には、食品71を収納し、加熱調理を行う加熱室7が設けられ、加熱室7前面には食品71を出し入れできる開閉式のドア部52が回動可能に設けられている。
ドア部52と向かい合う加熱室7の背面壁75には多数のパンチング孔で形成された通風口72が設けられており、熱風ユニット9に空気を吸い込む通風口72eと、熱風ヒータで加熱された空気を吹き出す通風口72a、72b、72cで構成されている。
これらの通風口72の後方にはファン装置30とファンに連結されたファンモータ32とファン外周の下側に配置された熱風ヒータ12から構成される熱風ユニット9が配置され、通風口72eから吸い込んだ空気43eを熱風ヒータ12で加熱し、通風口72a、72b、72cから高温空気43a、43b、43cを吹き出して、加熱室7と熱風ユニット9の間で熱風が循環する構造となっている。
なお、熱風ヒータ12は例えば棒状の石英管およびシーズヒータ等で構成され、裸管でもよいが、その表面に多数の放熱フィンを設けたものであっても良い。
また、熱風ヒータ12は熱風ユニット9内部に配置可能であれば、例えばU字状であっても、面状であっても良いし、該ヒータを1本ないし2本、さらには複数本、ファン外周に配置した構成にしてもよい。
また、図1とは逆に熱風ヒータ12をファン装置30の上方に設けてもよい。
蒸気発生装置35は、熱風ユニット9背面の風路壁面34から水蒸気が流入するように配置されている。
ここで、蒸気発生装置35は熱風ユニット9に蒸気を供給できれば、いずれの場所に配置してもよいが、本実施例の配置であれば、蒸気発生装置35と熱風ユニット9の間に蒸気の通路を構成する必要がなく、通路の本数や連結部分を少なく構成できるので、組立性やコストの面で有利である。
また、本実施例の構成では蒸気発生装置35をファンモータ32近傍の熱風ユニット9背面の風路側に配置し、熱風ユニット9の奥行き寸法を小型化した配置としたが、加熱調理器本体に搭載可能であれば、蒸気発生装置35から水蒸気を熱風ユニット9に供給する壁面34を熱風ユニット9のいずれの風路壁面に設けてもよい。
また、水蒸気を供給する壁面34はファン装置30の吹き出し側(後流側)に設けており、熱風ヒータ12と熱交換し易い配置となっている。
ここで蒸気発生装置35は、給水装置36から送水される水を内蔵し、ヒータで100℃以上に加熱して蒸気を生成するものであり、例えばシーズヒータが埋め込まれたアルミダイキャストなどの金属容器が水を受ける構造となっている。37は給水装置36に水を供給するタンクである。
蒸気発生装置35では給水装置36から送水された水が気化膨張して圧力上昇するため、熱風ユニット9の壁面34に設けた蒸気孔35aから蒸気が熱風ユニット9内に噴射する。
蒸気発生装置35の蒸気孔35aは熱風ヒータ12の近傍かつ熱風ヒータ12に直接噴射しないように下方に向けて蒸気を噴射するように設けてある。こうすることにより蒸気孔35aから吹き出された蒸気は熱風ヒータ12により素早く過熱水蒸気を生成できるので短時間で食品を加熱でき良好な仕上がりを得ることができる。また、過熱蒸気を多く含む熱風を加熱室7の下部から供給することが出来るため、対流により加熱室7全体に熱風が行き渡り加熱室7の熱風が含む水蒸気量にムラが生じにくい。
また、蒸気発生装置35の異常等で蒸気発生装置35内で沸騰できずに蒸気孔35aから水または湯が吹き出した時に、水または湯が直接熱風ヒータ12に掛かることが無いので熱風ヒータ12に水垢が付着することがなく熱風ヒータ12の劣化を抑えることができる。
なお、蒸気発生装置35の蒸気孔35aは、熱風ヒータ12の近傍かつ熱風ヒータ12に直接噴射しないように設けて、蒸気発生装置35の異常等により蒸気発生装置35内で沸騰できずに蒸気孔35aから水または湯が吹き出した時、水または湯が直接熱風ヒータ12に掛からないようにすればよい。
本実施例の加熱調理器では加熱室7の底面下方にはアンテナモータ(図示せず)と重量センサ(図示せず)などから構成されるセンサユニット80が配置され、加熱室7の底面近傍にセンサユニット80の回転軸80aが突出している。
また、ドア部52の側面には、加熱調理を設定する操作パネル(図示せず)が設けられ、この操作パネルの後方となる加熱室7の右側に配置された機械室2に食品71を高周波加熱するために必要な部品、例えば高周波発生装置(マグネトロン)20やインバータ基板27、冷却ファン24等が設けられている。
ここで、本発明は熱風ユニット9に蒸気を供給する蒸気発生装置35を設けたものであり、機械室2が加熱室7の側面でなく、下面や上面の配置された加熱調理器であっても何等差し支えなく適用できることは言うまでもない。
操作パネルの内側には蒸気発生装置35やインバータ基板27や熱風ユニット9やセンサユニット80などを制御するマイコン28が搭載されている。
マグネトロン20は、加熱室7の高周波放射口56と導波管50で連結されており、マグネトロン20より放射される高周波エネルギーが高周波放射口56を介して加熱室7内部に放射される構造となっている。
加熱室7内壁の左右には、図2のように底面と概略並行に内側に突出した保持棚74が上下二段に設けられており、加熱室7の略幅サイズの角型の調理皿70を上下二段に配置できる。
なお、調理皿の配置は図示した二段構成でなくとも、回転軸80a上に配置する円形状の調理皿と角型調理皿での上下二段、或いは各調理皿を一枚配置する構成でもよい。
また、保持棚74を加熱室7の側面に三段以上配置し、調理メニューに応じて使用する保持棚74を調整する構成でもよい。
図示したように、加熱室7に角型の調理皿70が上下二段に配置された場合、加熱室7は加熱室天井面と上調理皿70aの間の空間7aと、上調理皿70aと下調理皿70bの間の空間7bと、下調理皿70bと加熱室底面の間の空間7cの3つの空間に分割される。
加熱室7の上側には平面状のグリルヒータ10が設けられ、グリル加熱時にマイコン28の指示でON/OFFおよび電力制御することにより、例えば加熱室7の上段に配置された調理皿70aに載置された食品71aの表面をグリル加熱できる。
なお、グリルヒータ10は例えば平面状のマイカヒータでも良いし、扁平状の石英管ヒータやシーズヒータを複数並べた構成でも良い。
次に、以上の構成によるオーブン調理時の動作について説明する。
例えばパン等の食品71が載せられた調理皿70は、前方のドア部52より、加熱室7の左右に配置された保持棚74をスライドさせながら加熱室7の背面75に調理皿70が接触するまで内部に押し込まれ、調理皿70が上下二段に配置された後、ドア部52を閉めオーブン調理が開始される。
パンのオーブンメニューでは、加熱時の庫内に水分が含まれている方が、生地表面の水分を長く保持できる為、加熱過程で生地を十分膨らませることができる。つまり、生地表面が速く乾くと、生地の膨らみを阻害して固い焼き上がりとなってしまう。
そこで、このようなメニューではオーブン加熱時の熱風に水分を含ませるために、給水装置36のタンク37に水を入れ、蒸気発生装置35で蒸気が生成できるようにする。
オーブン調理の開始は、食品71の加熱時間や加熱温度などの設定が終了した後、機械室2の前方の操作パネル(図示せず)上のボタンで行われる。
調理が開始されると、ファン装置30の回転軸に設置されたファンモータ32が回転駆動し、熱風ユニット9内のファン装置30が回転する。
そして、オーブン調理では加熱室7壁面が高温となるので、熱漏洩による機械室2の温度上昇を抑制するために冷却ファン24が駆動する。
ここで、冷却ファン24の駆動は調理時間とともに常時或いは間欠的に行っても、例えばセンサユニット80等の温度を検知して行ってもよい。
ファンモータ32の駆動とともに、ファン装置30が回転し、上調理皿70aと下調理皿70bの間の空間7bに配置された通風口72eから熱風ユニット9に空気43eが吸い込まれる。
一方、給水装置36ではタンク37から蒸気発生装置35にメニューに応じた水量を給水するとともに、蒸気発生装置35の加熱ヒータに通電して、100℃の蒸気生成が行われる。
蒸気発生装置35は熱風ユニット9の壁面34の蒸気孔35aから熱風ヒータ12の下方に向けて水蒸気を噴射し、その水蒸気が熱風ヒータ12で過熱され、熱風ユニット9内部で過熱蒸気となる。
過熱蒸気は100℃以上であればよいが、望ましくは対流熱伝達に加えて相変化による伝熱が著しく増大できる200℃〜300℃にするのがよい。
ここで、本実施例では蒸気孔35aが熱風ヒータ12の近傍かつ熱風ヒータ12の下方に向けて設けられているため水蒸気が効率よく熱風ヒータ12で加熱され素早く過熱蒸気が生成できる。
また、熱風ユニット9内部では熱風ヒータ12と水蒸気を供給する壁面34の両方が、ファン装置30の後流側(吹き出し側)に設けられており、効率よく水蒸気と熱風が混合して熱交換し過熱蒸気が生成できる。
熱風ユニット9ではファン装置30を介してファン外周に吹き出された空気を、ファン下流に配置された熱風ヒータ12で加熱し、加熱室7上面と上調理皿70aの間の 空間7aに配置された通風口72aと、上調理皿70aと下調理皿70bの間の空間7bに配置された通風口72bと、下調理皿と加熱室底面の間の空間7cに配置された通風口72cから、加熱室7に過熱蒸気となって水分を含んだ熱風43a、43b、43cを吹き出す。
空間7aでは通風口72aから吹き出される熱風43aと、加熱室7の上面を介して伝熱されるグリルヒータ10の熱放射により、上調理皿70aの食品71aをオーブン加熱させる。
また、通風口72aから吹き出た空気43aは食品71aを加熱するとともに、ドア部52と上調理皿70aの間隙を通って空間7bに流れる。
また、空間7cでは通風口72cから吹き出た熱風43cが、下調理皿70の裏面と加熱室7の底面を加熱しながらドア部52に向かって流れ、空間7cの温度を高温に保持する。
ドア部52まで流れた空気43bcは、ドア部52と下調理皿72bの間隙を上方向に流れて空間7bに入り、空間7aから入った空気43abとともに、ドア部52から熱風ユニット9の通風口72eに向かって空間7bを流れる。
よって、空間7bでは通風口72bから吹き出た熱風43bと上記の熱風43ab、43bcにより、上調理皿70aの裏面と下調理皿70b上面の食品71b表面を加熱するとともに、通風口72eから熱風ユニット9に空気を吸い込む流れを構成する。
このように、過熱蒸気による水分量を保持した熱風43a、43b、43cが加熱室7と熱風ユニット9間で循環して、温度ムラや水分量ムラの少ない加熱を行うことができる。
このようなオーブン加熱における加熱室7の内部温度は、例えば加熱室7側面に設けた熱電対やサーミスタ等の温度センサ(図示せず)で感知し、加熱室7の温度が設定値よりも高い場合、グリルヒータ10や熱風ヒータ12への電力供給を止める、或いは低電力化し、ファン装置30のみを回転駆動させる。
つまり、加熱室7の温度はグリルヒータ10と熱風ヒータ12のON/OFFおよび電力で制御される。
なお、本実施例では、グリルヒータ10と熱風ヒータ12の両方を利用したオーブン加熱であるが、熱風ヒータ12のみで加熱してもよい。
加熱室7への水分量は蒸気発生装置35の蒸気生成量を加熱ヒータや給水装置36による給水量を制御して調整する。
このように、素早く過熱水蒸気を生成できるので短時間で食品を加熱でき良好な仕上がりを得ることができる。また、蒸気発生装置35の異常時に水または湯が蒸気発生装置35の蒸気孔35aから噴射されたとしても、熱風ヒータ12に直接水が掛からないので熱風ヒータ12に水垢が堆積することがなく、熱風ヒータ12の劣化を抑えることができる。
また、蒸気発生装置35の蒸気孔35aを熱風ヒータ12の近傍かつ熱風ヒータ12の下方に向けて噴射するように設けたことにより、素早く過熱水蒸気を生成でき、かつ熱風ヒータ12に水垢が付着することがないとともに、過熱蒸気を多く含む熱風を加熱室7の下部から供給することが出来るため、加熱室7の熱風に含む水蒸気量にムラが生じにくい。
本発明の一実施例を説明する加熱調理器の側面断面図である。 同じく正面断面図である。 同じく要部断面図である。
符号の説明
7 加熱室
30 ファン装置
12 熱風ヒータ
35 蒸気発生装置
35a 蒸気孔

Claims (2)

  1. 加熱室(7)と、該加熱室(7)の空気を循環させるファン装置(30)と、該空気を加熱する熱風ヒータ(12)と、水蒸気を発生させる蒸気発生装置(35)を備え、前記蒸気発生装置(35)の蒸気孔(35a)を前記熱風ヒータ(12)の近傍かつ前記熱風ヒータ(12)に直接噴射しないように設けたことを特徴とする加熱調理器。
  2. 前記蒸気発生装置(35)の蒸気孔(35a)を前記熱風ヒータ(12)の近傍かつ前記熱風ヒータ(12)の下方に向けて噴射するように設けたことを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。
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