JPH11354264A - 組み込み式誘導加熱調理器 - Google Patents
組み込み式誘導加熱調理器Info
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- JPH11354264A JPH11354264A JP15908298A JP15908298A JPH11354264A JP H11354264 A JPH11354264 A JP H11354264A JP 15908298 A JP15908298 A JP 15908298A JP 15908298 A JP15908298 A JP 15908298A JP H11354264 A JPH11354264 A JP H11354264A
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Abstract
気漏れを起こすことにより、使用者へ不快感を与えると
共に、流し台の内部の温度上昇を引き起こして保管調理
物へ悪影響が及ぶのを防止すること。 【解決手段】 天板16と外郭ケース17による一体化
構成を実現することで排気の漏れをなくすとともに、吸
気専用ファン26と排気専用ファン27を設けることに
よって制御基板20上の制御部品等を効率的に冷却す
る。
Description
る組み込み式誘導加熱調理器に関するものである。
器は、図7に示すような構成になっている。流し台2の
上面開口部に落とし込まれる上ユニット部1は、外郭を
箱状の上ユニットケース3にて構成し、内部には加熱コ
イル4やその中央部に取り付けられた温度検知用センサ
ー5、発振用トランジスタやその他の電子部品を備えた
制御基板6、それらを冷却するファン7を有し、上面を
耐熱性セラミックプレートから成る天板8で覆ってい
る。9は冷却用の空気を取り入れる吸気口である。
ケース11の内部には加熱ヒーター12を備えたロース
ター部13、カンガルーポケット式の操作部14等を備
えており、流し台2の前方より挿入されて上ユニット部
1と電気的に結合し、固定されている。15は、流し台
2内部に設けられているコンセントに接続される電源プ
ラグである。
うな従来の構造のものでは、加熱コイル4や制御基板
6、あるいはそれらに熱的影響を与えるロースター部1
3を冷却するために吸気口9より新鮮な空気を取り入れ
ファン7によって冷却を行うが、冷却後の排気について
は、天板8の後方部に排気用の開口部を設けているもの
の、機器内部の圧力損失が大きいため、後方に排気する
量は僅かであり、ロースター部13の冷却用に上ユニッ
ト部1の下面部に設けた開口部から下ユニット部10に
送る空気は上下分割構成による隙間から、一部は本体前
方に排気され、側面あるいは後方の隙間からは、流し台
の内部に排気される。
な不快感を与え、流し台の内部への排気は、排気によっ
て流し台内部温度を上昇させることで、保管している調
理物へ影響を与える等の課題を有していた。特に、組み
込み式誘導加熱調理器においては、設置される流し台の
スペースおよび開口サイズが限定されていること、開口
部は上面と前面に限られていること、限られたサイズの
中で調理スペースを可能な限り有効的に確保することに
よって圧力損失が増加すること、組み込み式誘導加熱調
理器の下方あるいは側方にその他の組み込み式の機器が
組み込まれ熱的影響を受ける等、多くの制約がある中
で、効率よく機器の冷却を行うための吸排気経路をいか
に確保するかが大きな課題である。
り、機器本体の前方および流し台内部への排気の漏れを
なくして使用者への不快感およびその他のものへの熱的
影響を解消し、多くの制約がある中で効率よく機器の冷
却を行うための吸排気経路を確保した組み込み式誘導加
熱調理器を提供することを目的とする。
に本発明は、上ユニット部と下ユニット部が分割してい
た構成を、被加熱調理容器等を載置する天板と本体外郭
を構成する外郭ケースとの一体化構成にすることによっ
て、本体を略密閉状態にし、本体前方あるいは流し台内
部への排気の漏れをなくすとともに、冷却専用ファンと
排気専用ファンを設けることによって機器内部の圧力損
失が大きくても吸排気の経路を強制的に作ることで、取
り入れた空気を確実に排気し、多くの制約がある中でも
効率よく機器の冷却を行う構成とすることで、従来の課
題を解消することができる。
調理容器等を載置する天板と本体外郭を構成する外郭ケ
ースと天板の下方に位置する加熱ユニットと本体前面に
開口を有するロースター部を設けた構成において、吸気
専用ファンと排気専用ファンを少なくとも各々一つ以上
設けることによって、まず天板と外郭ケースによる一体
化構成が実現し、本体内は略密閉状態となり、上下分割
方式のような隙間からの排気の漏れをなくすことができ
る。さらには、冷却専用ファンと排気専用ファンを設け
ることによって機器内部の圧力損失が大きくても吸排気
経路を強制的に作ることで、取り入れた空気を確実に排
気し、多くの制約がある中でも効率よく機器の冷却を行
う組み込み式誘導加熱調理器を提供することができる。
ファンと排気専用ファンを本体後方上面に配置すること
によって、吸排気を使用者から最も離れた位置に構成す
ることでき、上面の前方の大部分を調理用のスペースと
して使用することによって、使用者にとってより使い勝
手が向上した組み込み式誘導加熱調理器を提供すること
ができる。
ファンを本体前方と本体後方上面に各々配置することに
よって、天板上面に占有する吸気面積が減少し、その
分、調理用のスペースを大きく確保することができると
ともに、吸気効率が高まる分、ファンの回転数を低く押
さえることで低騒音な組み込み式誘導加熱調理器を提供
することができる。
面部と外郭ケースの底面部との間に流路仕切り板を設け
ることによって、本体上面後方から取り入れた空気を流
路仕切り板より上面は後方から前方へ流し、前方に設け
た開口部より下方に流し、流路仕切り板の下面を経由し
て後方ヘ排気する。あるいは、流路仕切り板の下方から
上面を経由する方法も可能であり、流路仕切り板によっ
て流路を形成することによって、吸排気の乱流や逆流等
のロスを防止することができ、さらに効率よく機器の冷
却を行う組み込み式誘導加熱調理器を提供することがで
きる。
面部と外郭ケースの底面部との間に設けた流路仕切り板
にロースター部の上面部のみに少なくとも一つ以上の開
口部を設けることによって、加熱コイルや制御基板に熱
的影響を与えるロースター部等を効率よく冷却すること
ができる。また、吸排気の流れは請求項4記載の流れと
同様であり、吸排気の乱流や逆流等のロスを防止するこ
とができ、さらに効率よく機器の冷却を行う組み込み式
誘導加熱調理器を提供することができる。
面部と外郭ケースの底面部との間でかつロースター部の
側面を覆うように取りつけた流路仕切り板を設けること
によって、本体上面後方のロースター部と逆の方向から
取り入れた空気を流路仕切り板より上面は逆方向のロー
スター部前方へ流し、前方に設けた開口部より下方に流
し、流路仕切り板の下面はロースター部を経由してロー
スター部の後方ヘ排気する。あるいは、流路仕切り板の
ロースター部の後方から上面を経由する方法も可能であ
り、吸気と排気を左右に分割することによって、排気し
た空気を再度吸気で吸い込むという吸排気のリーク現象
をなくすことができ、さらに効率よく機器の冷却を行う
組み込み式誘導加熱調理器を提供することができる。
ついて、図1を参照しながら説明する。
図で、被加熱調理容器31を載置し、耐熱性セラミック
プレートから成る天板16と本体外郭を構成する外郭ケ
ースと17と天板の下方に位置し、加熱コイル18やそ
の中央部に取り付けられた温度検知用センサー19、発
振用トランジスタやその他の電子部品を備えた制御基板
20から成る加熱ユニット21と本体前面に開口を有し
内部には加熱ヒーター22を備えたロースター部23と
本体内に空気を取り入れる吸気口24と取り入れた空気
を排出する排気口25と吸気専用ファン26と排気専用
ファン27を少なくとも一つ以上設けて構成した組み込
み式誘導加熱調理器。なお、図1はあくまでも一例を示
すものであり、吸気口24および排気口25および吸気
専用ファン26および排気専用ファン27は、本体の自
由な位置に配置できるものである。
熱調理器について、その作用を説明する。
成が実現し、本体内は略密閉状態となり、上下分割方式
のような隙間からの排気の漏れをなくすことができる。
さらには、冷却専用ファン26と排気専用ファン27を
設けることによって機器内部の圧力損失が大きくても吸
排気経路を強制的に作ることで、吸気口24より取り入
れた空気を確実に排気口25より排気し、多くの制約が
ある中でも効率よく機器の冷却を行うことができる。
について、図2を参照しながら説明する。
する構成と同じであり、吸気専用ファン26と排気専用
ファン27を本体後方に配置することによって構成した
組み込み式誘導加熱調理器。
熱調理器について、その作用を説明する。
を本体後方に配置することによって、吸排気を使用者か
ら最も離れた位置に構成することでき、上面の前方の大
部分を調理用のスペースとして使用することができ、使
用者にとってより使い勝手を向上することができる。
について、図3を参照しながら説明する。
する構成と同じであり、吸気専用ファン26を本体前方
と本体後方に各々配置して構成した組み込み式誘導加熱
調理器。
熱調理器について、その作用を説明する。
に各々配置することによって、天板上面に占有する吸気
面積が減少し、その分、調理用のスペースを大きく確保
することができるとともに、吸気効率が高まる分、ファ
ンの回転数を低く押さえることで低騒音が可能となる。
について、図4を参照しながら説明する。
する構成と同じであり、天板16の上面部と外郭ケース
17の底面部との間に流路仕切り板28を設けて構成し
た組み込み式誘導加熱調理器。なお、吸気専用ファン2
6および排気専用ファン27は、本体の自由な位置に配
置できるものである。
熱調理器について、その作用を説明する。
本体上面後方の吸気口24から取り入れた空気を流路仕
切り板28より上面は後方から前方へ流し、前方に設け
た開口部より下方に流し、流路仕切り板28の下面を経
由して後方の排気口25ヘ排気する。あるいは、流路仕
切り板24の下方から上面を経由する方法も可能であ
り、流路仕切り板28によって流路を形成することによ
って、吸排気の乱流や逆流等のロスを防止することがで
き、さらに効率よく機器の冷却を行うことができる。
について、図5を参照しながら説明する。
する構成と同じであり、天板16の上面部と外郭ケース
17の底面部との間に設けた流路仕切り板28にロース
ター部23の上面部のみに少なくとも一つ以上の開口部
29を設けて構成した組み込み式誘導加熱調理器。な
お、吸気専用ファン26および排気専用ファン27は、
本体の自由な位置に配置できるものである。
熱調理器について、その作用を説明する。
とによって、特に加熱コイル4や制御基板6に熱的影響
を与えるロースター部13を効率よく冷却することがで
きる。また、吸排気の流れは実施例4記載の流れと同様
であり、吸排気の乱流や逆流等のロスを防止することが
できる。
について、図6を参照しながら説明する。
する構成と同じであり、天板16の上面部と外郭ケース
17の底面部との間でかつロースター部23の側面を覆
うように取りつけた流路仕切り板30を設けて構成した
組み込み式誘導加熱調理器。なお、吸気専用ファン26
および排気専用ファン27は、本体の自由な位置に配置
できるものである。
熱調理器について、その作用を説明する。
17を上下で分割し、さらに流路仕切り板30の下方を
ロースター部23の側面を覆うように構成し左右を分割
するすることによって、本体上面後方のロースター部1
3と逆の方向に設けた吸気口24から取り入れた空気を
流路仕切り板30より上面は吸気口24と逆方向のロー
スター部13前方へ流し、前方に設けた開口部より下方
に流し、流路仕切り板30の下面はロースター部13を
経由してロースター部13の後方の排気口25ヘ排気す
る。あるいは、流路仕切り板30下方のロースター部1
3の後方から上面を経由する方法も可能であり、吸気口
24と排気口25を左右に分割することによって、排気
した空気を再度吸気で吸い込むという吸排気のリーク現
象をなくすことができ、さらに効率よく機器の冷却を行
うことができる。
よれば、機器本体の一体化構成が実現し、本体内は略密
閉状態となり、上下分割方式のような隙間からの排気の
漏れをなくすことができ、本体前方からの排気による使
用者の不快感を解消するとともに、流し台内部への排気
による温度上昇によって、保管している調理物等への影
響を解消することができる。さらには、冷却専用ファン
と排気専用ファンを設けることによって機器内部の圧力
損失が大きくても吸排気経路を強制的に作ることで、吸
気口より取り入れた空気を確実に排気口より排気し、多
くの制約がある中でも効率よく機器の冷却を行うことが
できる。
に、吸気専用ファンと排気専用ファンを本体後方に配置
することによって、吸排気を使用者から最も離れた位置
に構成することでき、上面の前方の大部分を調理用のス
ペースとして使用することができ、使用者にとってより
使い勝手を向上することができる。
に、吸気専用ファンを本体前方と本体後方に各々配置す
ることによって、天板上面に占有する吸気面積が減少
し、その分、調理用のスペースを大きく確保することが
できるとともに、吸気効率が高まる分、ファンの回転数
を低く押さえることで低騒音が可能となる。
に、流路仕切り板によって吸排気の流路を形成し、吸排
気の乱流や逆流等のロスを防止することができ、さらに
効率よく機器の冷却を行うことができる。
に、流路仕切り板に開口部を設けることによって、特に
加熱コイルや制御基板に熱的影響を与えるロースター部
を効率よく冷却することができる。
に、流路仕切り板を設けることによって、吸気口と排気
口を左右に分割することができ、排気した空気を再度吸
気で吸い込むという吸排気のリーク現象をなくすことが
でき、さらに効率よく機器の冷却を行うことができる。
理器の断面図
理器の断面図
理器の断面図
理器の断面図
理器の断面図
導加熱調理器の一部切り欠き斜視図(b)は、同組み込み
式誘導加熱調理器の流路仕切り板の概略斜視図
面図
Claims (6)
- 【請求項1】 被加熱調理容器等を載置する天板と、本
体外郭を構成する外郭ケースと、天板の下方に位置する
加熱ユニットと、本体前面に開口を有するロースター部
とを備え、前記外郭ケース内に吸気専用ファンと排気専
用ファンを少なくとも各々一つ以上設けて成る組み込み
式誘導加熱調理器。 - 【請求項2】 吸気専用ファンと排気専用ファンを本体
後方上面に配置した請求項1記載の組み込み式誘導加熱
調理器。 - 【請求項3】 吸気専用ファンを本体前方と本体後方上
面に各々配置した請求項1記載の組み込み式誘導加熱調
理器。 - 【請求項4】 天板の上面部と外郭ケースの底面部との
間に流路仕切り板を設けて成る請求項1記載の組み込み
式誘導加熱調理器。 - 【請求項5】 流路仕切り板のロースター部の上面部の
みに少なくとも一つ以上の開口部を設けて成る請求項4
記載の組み込み式誘導加熱調理器。 - 【請求項6】 天板の上面部と外郭ケースの底面部との
間でかつロースター部の側面を覆うように取りつけた流
路仕切り板を設けて成る請求項1記載の組み込み式誘導
加熱調理器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15908298A JP3445741B2 (ja) | 1998-06-08 | 1998-06-08 | 組み込み式誘導加熱調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15908298A JP3445741B2 (ja) | 1998-06-08 | 1998-06-08 | 組み込み式誘導加熱調理器 |
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JPH11354264A true JPH11354264A (ja) | 1999-12-24 |
JP3445741B2 JP3445741B2 (ja) | 2003-09-08 |
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Family Applications (1)
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JP15908298A Expired - Fee Related JP3445741B2 (ja) | 1998-06-08 | 1998-06-08 | 組み込み式誘導加熱調理器 |
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1998
- 1998-06-08 JP JP15908298A patent/JP3445741B2/ja not_active Expired - Fee Related
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