JP4249169B2 - 誘導加熱調理器 - Google Patents
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Description
第1の観点による誘導加熱調理器は、上面を開口とする本体ケースと前記開口を覆うトッププレートを有する天板とを外殻とする本体、前記本体の内部に収納されるとともに、前記本体ケースの前壁に扉で開閉される開口部を有し、前記本体ケースの左右いずれかの側壁に偏って近づけて前記本体ケース底面上に設置された加熱庫、前記加熱庫上方でかつ前記トッププレート下方に位置し前記トッププレート上に載置された被加熱物を加熱する加熱コイル、前記本体内に空気を吸入するため前記天板後方に設けられた本体吸気口、前記本体吸気口から前記本体内に空気を強制的に吸入する吸気ファン、前記本体外に空気を排出するため前記天板後方に設けられた本体排気口、前記加熱コイルが設けられた空間と、前記加熱庫が設けられた空間とを仕切る仕切り部、及び前記仕切り部に形成された開口部である仕切り部開口、を備え、前記仕切り部上部に配設され、前記仕切り部開口に接続されるとともに、前記仕切り部上方の空気を前記仕切り部開口へ送給するための通風路を形成する排気ダクトであって、前記仕切り部上方の空気をその内部に導入するためのダクト吸気口を有する排気ダクト、前記仕切り部開口に対して前記排気ダクトと反対側から一方が接続し、他方が前記本体排気口に接続する後部排気通路、及び前記後部排気通路に排気流を起こし前記本体排気口から前記本体外に空気を強制的に排出するための排気ファン、を有する。
上記冷却構成においては、仕切り部上方の空気は排気ダクト内に導入され排気ダクトを通風路として仕切り部開口へ送給され、仕切り部開口から後部排気通路を通り本体排気口より本体外部に排出されるので、仕切り部で仕切られた加熱コイルの位置する側の空気を、仕切り部の加熱庫側を経路とすることなく本体外部に排出することができる。これにより、加熱庫の温度を不必要に低下させることなく、排気ファンにより強制排気し、排気能力を高めることができる。また、空気が滞留しやすくかつ加熱庫、加熱コイルあるいは被加熱物が発生する熱の影響で温度が高くなりやすい場所である加熱コイルが設けられた当該空間において、冷却をさらに必要とする場所に1つ以上のダクト吸気口を設けることができるので、ダクト吸気口の近傍に空気の流れを生じさせあるいは空気の流れを強くすることにより、冷却条件の悪い場所に効率良く冷却風の流れをつくることができる、換言すれば本体内部を広範囲にバランスよく冷却する。したがって、仕切り部開口を介して、仕切り部上部の空気を高効率に後部排気通路内に吸入して本体外部に排気できるため、仕切り部で加熱庫と仕切られた空間に設けられた加熱コイル及び他の電気部品の冷却能力を高めることができる。この構成によれば、排気ファンを用いて、発熱量の大きい加熱コイルや電気部品、例えば、アルミニウム加熱用インバータ回路部品を本体内部に高密度に実装した冷却能力の高い誘導加熱調理器を本体の大型化を避けつつ実現できる、という効果を有する。
この構成によれば、本体外部に露出する面となる、加熱庫と隣接する本体ケースの側壁あるいは、加熱庫の下方の本体底面の温度を、効率よく冷却することができるようにした誘導加熱調理器を実現できる、という効果を更に有する。
この構成によれば、仕切り部上部の加熱庫側にある本体ケースの側壁は、通常、吸気ファンから離れた場所であり空気が滞留しやすくかつ加熱庫が発生する熱の影響で温度が高くなりやすい場所であるが、排気ダクトが当該側壁に沿って配設されるので、排気ダクトの上面または側面にダクト吸気口を設けることにより、加熱コイルの設けられた空間において当該側壁近傍の冷却風の流れを強くすることが容易となり、あるいは、排気ダクトの下方の仕切り部に第2の開口部を設けることにより、加熱庫と加熱庫に近接する本体ケースの側壁との隙間の空気をその内部に導入することが容易となる。したがって、この構成によれば、加熱庫側に配設された高出力で発熱量の多い加熱コイルやその他の部品を高密度に実装しても、本体内部の部品をバランス良く、また効率よく冷却することができる、あるいは加熱庫の配された側の本体ケース側壁の温度上昇を抑制することができるので、本体内の空間を有効に活用しかつ冷却能力の高い誘導加熱調理器を実現できる、という効果を更に有する。
仕切り部上方で本体ケースの前壁に沿って配設された、操作及び/又は表示のための操作表示部は、吸気ファンから離れた場所であり空気が滞留しやすくかつ加熱庫が発生する熱の影響で温度が高くなりやすい場所である。この構成によれば、排気ダクトが、その内部に操作表示部を冷却する空気を導入するためのダクト吸気口を有することにより、当該前壁近傍の冷却風の流れを強くし、前壁近傍の空間に高密度に部品を実装しても、これらの部品を効率よく冷却するので本体内をバランス良く冷却する冷却能力の高い誘導加熱調理器を実現できる、という効果を有する。
この構成によれば、中仕切り板が加熱コイルと操作表示部との間の遮熱壁の役割を果たすとともに、第1の通気口から吸気ファンにより本体内に導入された空気が中仕切り板内に導入され、排気ダクトに吸入されることにより操作表示部周辺の空気の流れをはっきり形成する通風路となるので、中仕切り板外部の温度の影響を低減し操作表示部の温度上昇を抑制した誘導加熱調理器を実現できる、という効果を更に有する。
この構成によれば、本体吸気口を介さずに、第2の通気口を通じて本体外部から直接空気を導入することができ、本体外部から直接導入した空気は、本体内部を通ってきた空気よりも低温である故に、操作表示部の温度上昇を更に低減する誘導加熱調理器を実現できる、という効果を有する。
図1は、本実施例における誘導加熱調理器の構成を示す分解斜視図である。図2は、図1に示した誘導加熱調理器の正面からみた時の断面図である。図3は、図1、2に示した誘導加熱調理器を、天板2を取り外した場合において上から見た時の加熱コイル12a近傍の部分平面図、仕切り部14をさらに除去した場合の本体排気口1c近傍の部分平面図、排気ファン20近傍の部分平面断面図、吸気ファン10の部分平面断面図、及び加熱コイル12b及び基板カバー27をさらに除去した場合の回路基板9近傍の部分平面図を組み合わせて示した図である。
1a…本体ケース、
1aa…本体ケース前壁、
1ab、1ad…本体ケース側壁、
1ac…本体ケース後壁、
1b…モータ冷却穴、
1c…本体排気口、
2…天板、
2a…トッププレート、
3…操作表示部、
3a…第1の通気口、
3b…第2の通気口、
3c…第3の通気口、
4…排気口、
5…本体吸気口、
6…加熱庫、
6a…加熱庫排気口、
7…扉、
8…第2の操作表示部、
9…回路基板、
10…吸気ファン、
12a、12b…加熱コイル、
14…仕切り部、
14a…仕切り部開口、
14b…第2の開口部、
14c…第3の開口部、
14d…上仕切り部(仕切り部)、
14e…横仕切り部(仕切り部)、
17…排気ダクト、
17a…ダクト吸気口、
17b…第2のダクト排気口、
20…排気ファン、
20a…ファンケース吸気口、
20b…ファンケース排気口、
20c…表側ファンケース(後部排気通路)、
20d…裏側ファンケース(後部排気通路)、
20e…吸排気仕切り板(後部排気通路)、
20f…排気ファンモータ、
20g…排気ファン羽根、
20h…開口部(吸排気仕切り板)、
20i…筒状部(裏側ファンケース)、
20j…裏側ファンケース開口部(裏側ファンケース)、
20k…羽根基部、
20m…羽根基部穴、
21…中仕切り板、
24…ヒータ、
25…受皿、
26…焼き網、
28…排気口カバー(後部排気通路)、
29…排気口下通路(後部排気通路)、
30…加熱庫後部空間、
31…後部排気通路、
34…排気ファンユニット。
Claims (6)
- 上面を開口とする本体ケースと前記開口を覆うトッププレートを有する天板とを外殻として有する本体、
前記本体の内部に収納されるとともに、前記本体ケースの前壁に扉で開閉される開口部を有し、前記本体ケースの左右いずれかの側壁に偏って近づけて前記本体ケース底面上に設置された加熱庫、
前記加熱庫上方でかつ前記トッププレート下方に位置し前記トッププレート上に載置された被加熱物を加熱する加熱コイル、
前記本体内に空気を吸入するため前記天板後方に設けられた本体吸気口、
前記本体吸気口から前記本体内に空気を強制的に吸入する吸気ファン、
前記本体外に空気を排出するため前記天板後方において前記本体吸気口よりも前記加熱庫側になるように設けられた本体排気口、
前記加熱コイルが設けられた空間と前記加熱庫が設けられた空間とを仕切る仕切り部、及び
前記仕切り部に形成された開口部である仕切り部開口、を備え、
前記仕切り部上部に配設され、前記仕切り部開口に接続されるとともに、前記仕切り部上方の空気を前記仕切り部開口へ送給するための通風路を形成する排気ダクトであって、前記仕切り部上方の空気をその内部に導入するためのダクト吸気口を有する排気ダクト、
前記仕切り部開口に対して前記排気ダクトと反対側から一方が接続し、他方が前記本体排気口に接続する後部排気通路、及び
前記後部排気通路に排気流を起こし前記本体排気口から前記本体外に空気を強制的に排出するための排気ファン、を有する
ことを特徴とする誘導加熱調理器。 - 前記仕切り部に形成された第2の開口部を更に有し、
前記排気ダクトは、前記加熱庫と前記加熱庫に近接する前記本体ケースの側壁との隙間の空気をその内部に導入する
ことを特徴とする請求項1に記載の誘導加熱調理器。 - 前記排気ダクトは、前記加熱庫側の前記本体ケースの側壁に沿って配設されることを特徴とする請求項1または2に記載の誘導加熱調理器。
- 前記仕切り部上方で前記本体ケースの前壁に沿って配設された、操作及び/又は表示のための操作表示部、を更に有し、
前記排気ダクトは、その内部に前記操作表示部を冷却する空気を導入するためのダクト吸気口を有する
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の誘導加熱調理器。 - 前記操作表示部の設けられた空間と前記加熱コイルの設けられた空間とを仕切る中仕切り板、及び、
前記吸気ファンが吹き出す空気を前記操作表示部周辺に導入するための第1の通気口、を更に有し、
前記操作表示部周辺に導入された空気は更に前記排気ダクトに導入される
ことを特徴とする請求項4に記載の誘導加熱調理器。 - 前記操作表示部周辺と前記本体ケース外部とを連通し、前記本体吸気口を介さず前記操作表示部周辺に本体ケース外部の空気を導入する第2の通気口を更に有することを特徴とする請求項4または5に記載の誘導加熱調理器。
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