JP4850636B2 - 誘導加熱調理器 - Google Patents
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Description
図1乃至図3は、本発明にかかる誘導加熱調理器を示しており、調理器本体2はキッチンのキャビネットの天面に設けた開口部に上から落とし込んで組み込まれる。本体2の上面は結晶化セラミックを素材としたトッププレート4の周囲をプレート枠6で囲んで覆われている。トッププレート4には複数(本実施の形態では三つ)の加熱部8,10,12が印刷により表示されている。トッププレート4の後方で本体2の後部には、外部の空気を本体2内に取り入れるための吸気口14と、本体2内の加熱された空気を外部に排出するための排気口16が形成されている。
加熱部8に鍋等の被加熱物を載置し第1の加熱コイル18を使用して調理を行う場合、操作部35を操作して第1の加熱コイル18に大電流を供給すると、被加熱物の底部に渦電流が発生して被加熱物自体が発熱する。この時、吸気ファン40,42及び補助ファン72にも給電され、図2の破線矢印で示されるように、吸気口14から取り入れられた空気は、吸気ファンケース46を下降して吸気ファン40,42に吸入される。また、吸気ファン40,42より吐出された空気は、3層に積層された制御基板34,36,38上を通過し、一部は制御基板34上方のファンカバー44に形成された開口部44bを通過して第2の加熱コイル20を冷却するとともに、別の一部は開口部44bの側方のファンカバー44に形成された開口部44cを通過して、補助ファン72に吸入され、あるいは、補助ファン72の側方の通風路74cに導入される。
加熱部12に鍋等の被加熱物を載置し第3の加熱コイル22を使用して調理を行う場合、操作部35を操作して第3の加熱コイル22に大電流を供給すると、被加熱物の底部に渦電流が発生して被加熱物自体が発熱する。この時、吸気ファン40,42及び補助ファン62にも給電される。上述したように、吸気ファン40,42に吸入され、さらに吐出された空気は、制御基板34,36,38等を冷却した後、排気口16より排出されるが、吸気ファン40より吐出された空気の別の一部は、補助ファンケース58の下部ケース60に形成された吸気口60aを介して補助ファンケース58に収容された補助ファン62に吸入され、補助ファン62より吐出された空気は補助ファンケース58の上部ケース64に形成された吐出口64aより上方に吐出される。
6 プレート枠、 8,10,12 加熱部、 14 吸気口、 16 排気口、
18,20,22 加熱コイル、 24,26,28 コイルベース、
28a 延出部、 28b 係止部、 30 ロースター、 32 ロースターカバー、 32a 開口部、 33 ばね、 34,36,38 制御基板、 35 操作部、
38a 上段の制御基板、 38b 下段の制御基板、 40,42 吸気ファン、
43 ヒートシンク、 44 ファンカバー、 44a 吸気部、
44b,44c 開口部、 46 吸気ファンケース、 48 支持部材、
50 ばね、 52 支持部材、 56 ばね、 58 補助ファンケース、
60 下部ケース、 60a 吸気口、 62 第1の補助ファン、
64 上部ケース、 64a 吐出口、 66 防磁リング、 68 通風路、
70 コイルホルダ、 72 第2の補助ファン、 74 補助ファンケース、
74a 吸気口、 74b 吐出口、 74c 通風路、 76 通風ダクト、
76a 開口部、 76b 切欠、 76c,76d,76e 開口部。
Claims (7)
- 本体と、該本体の上面を覆うトッププレートと、該トッププレートの下方に設けられた複数の加熱コイルと、前記本体の前面に開口部を有するロースターと、該ロースターを覆うロースターカバーと、外部の空気を前記トッププレートに形成された吸気口から取り入れるための吸気ファンとを備え、
前記複数の加熱コイルを制御するための制御基板を覆う基板カバーに開口部を設け、該開口部に一端が連通する通風ダクトを介して前記吸気ファンより最も遠い位置にある第1の加熱コイルに冷却空気を送るようにした誘導加熱調理器であって、前記通風ダクトの他端に連通する開口部を前記ロースターカバーに形成し、該開口部を介して前記通風ダクトを通過した空気を排出するようにしたことを特徴とする誘導加熱調理器。 - 前記第1の加熱コイルの中心部の直下に位置する前記通風ダクトに第1の開口部を形成し、該第1の開口部を通過した空気で前記第1の加熱コイルを冷却することを特徴とする請求項1に記載の誘導加熱調理器。
- 前記第1の加熱コイルの周縁部の下方に位置する前記通風ダクトに第2の開口部を形成し、該第2の開口部を通過した空気で前記第1の加熱コイルを冷却することを特徴とする請求項2に記載の誘導加熱調理器。
- 前記通風ダクトに第3の開口部を形成し、前記通風ダクトの周囲の空気を前記第3の開口部を介して前記通風ダクト内に導入し、前記ロースターカバーの開口部を介して排出するようにしたことを特徴とする請求項3に記載の誘導加熱調理器。
- 前記基板カバーと前記通風ダクトの間に補助ファンが収容された補助ファンケースを介装し、前記基板カバーの開口部を介して前記補助ファンに吸入された空気を前記通風ダクトに強制的に送るようにしたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の誘導加熱調理器。
- 本体と、該本体の上面を覆うトッププレートと、該トッププレートの下方に設けられた複数の加熱コイルと、前記本体の前面に開口部を有するロースターと、該ロースターを覆うロースターカバーと、外部の空気を前記トッププレートに形成された吸気口から取り入れるための吸気ファンとを備え、
前記複数の加熱コイルを制御するための制御基板を覆う基板カバーに開口部を設け、該開口部に一端が連通する通風ダクトを介して前記吸気ファンより最も遠い位置にある第1の加熱コイルに冷却空気を送るようにした誘導加熱調理器であって、前記基板カバーと前記通風ダクトの間に補助ファンが収容された補助ファンケースを介装し、前記補助ファンケースに通風路を形成し、前記基板カバーの開口部及び前記通風路を介して前記第1の加熱コイルに冷却空気を送るようにしたことを特徴とする誘導加熱調理器。 - 本体と、該本体の上面を覆うトッププレートと、該トッププレートの下方に設けられた複数の加熱コイルと、前記本体の前面に開口部を有するロースターと、該ロースターを覆うロースターカバーと、外部の空気を前記トッププレートに形成された吸気口から取り入れるための吸気ファンとを備え、
前記複数の加熱コイルを制御するための制御基板を覆う基板カバーに開口部を設け、該開口部に一端が連通する通風ダクトを介して前記吸気ファンより最も遠い位置にある第1の加熱コイルに冷却空気を送るようにした誘導加熱調理器であって、前記通風ダクトを前記ロースターカバーに取り付けたことを特徴とする誘導加熱調理器。
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