JP4850636B2 - 誘導加熱調理器 - Google Patents

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Description

本発明は、システムキッチン等に組み込んで使用する誘導加熱調理器に関する。
従来、この種の加熱調理器には、トッププレートと筐体により一体化された本体内に吸気専用ファンと排気専用ファンを設けて吸排気経路を強制的に形成したものがある。このような加熱調理器では、機器内部の圧力損失が大きくても、吸気口より取り入れた空気は排気口より確実に排気されるので、機器の冷却が効率よく行われる(例えば、特許文献1参照。)。
また、本体内の前部には誘導加熱手段を構成する複数(例えば、二つ)の加熱コイルが設けられ、加熱コイル後方には電気抵抗発熱式加熱手段であるラジェントヒータが設けられているものもあり、吸気専用ファンから取り入れた空気は、電子部品を備えた制御基板を冷却し、さらに加熱調理器前面に設けられた操作部あるいは加熱庫や加熱コイル等の発熱部を冷却した後、排気専用ファンにより外部に排出される(例えば、特許文献2参照。)。
特開平11−354264号公報 特開2004−288650号公報
最近では、加熱コイル後方に設けられたラジェントヒータに代えて第3の加熱コイルを設けたものも提案されており、第3の加熱コイル用の吸排気経路を確保する設計もなされている。
また、アルミニウム製の被加熱物を加熱コイルで加熱する場合、加熱コイルに高周波の大電流を供給する必要があるが、後方の加熱手段がラジェントヒータあるいは第3の加熱コイルのいずれの場合でも、吸気専用ファンから最も遠い位置にある加熱コイルを冷却するための十分な冷却風量を必要とし、当該加熱コイル冷却用の吸排気経路をさらに確保する必要がある。
本発明は、従来技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり、吸気専用ファンから最も遠い位置にある加熱コイルを冷却するための専用の吸排気経路を設けた誘導加熱調理器を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明のうちで請求項1に記載の発明は、本体と、該本体の上面を覆うトッププレートと、該トッププレートの下方に設けられた複数の加熱コイルと、前記本体の前面に開口部を有するロースターと、該ロースターを覆うロースターカバーと、外部の空気を前記トッププレートに形成された吸気口から取り入れるための吸気ファンとを備え、前記複数の加熱コイルを制御するための制御基板を覆う基板カバーに開口部を設け、該開口部に一端が連通する通風ダクトを介して前記吸気ファンより最も遠い位置にある第1の加熱コイルに冷却空気を送るようにした誘導加熱調理器であって、前記通風ダクトの他端に連通する開口部を前記ロースターカバーに形成し、該開口部を介して前記通風ダクトを通過した空気を排出するようにしたことを特徴とする。
さらに、請求項に記載の発明は、前記第1の加熱コイルの中心部の直下に位置する前記通風ダクトに第1の開口部を形成し、該第1の開口部を通過した空気で前記第1の加熱コイルを冷却することを特徴とする。
また、請求項に記載の発明は、前記第1の加熱コイルの周縁部の下方に位置する前記通風ダクトに第2の開口部を形成し、該第2の開口部を通過した空気で前記第1の加熱コイルを冷却することを特徴とする。
また、請求項に記載の発明は、前記通風ダクトに第3の開口部を形成し、前記通風ダクトの周囲の空気を前記第3の開口部を介して前記通風ダクト内に導入し、前記ロースターカバーの開口部を介して排出するようにしたことを特徴とする。
また、請求項に記載の発明は、前記基板カバーと前記通風ダクトの間に補助ファンが収容された補助ファンケースを介装し、前記基板カバーの開口部を介して前記補助ファンに吸入された空気を前記通風ダクトに強制的に送るようにしたことを特徴とする。
また、請求項に記載の発明は、本体と、該本体の上面を覆うトッププレートと、該トッププレートの下方に設けられた複数の加熱コイルと、前記本体の前面に開口部を有するロースターと、該ロースターを覆うロースターカバーと、外部の空気を前記トッププレートに形成された吸気口から取り入れるための吸気ファンとを備え、前記複数の加熱コイルを制御するための制御基板を覆う基板カバーに開口部を設け、該開口部に一端が連通する通風ダクトを介して前記吸気ファンより最も遠い位置にある第1の加熱コイルに冷却空気を送るようにした誘導加熱調理器であって、前記基板カバーと前記通風ダクトの間に補助ファンが収容された補助ファンケースを介装し、前記補助ファンケースに通風路を形成し、前記基板カバーの開口部及び前記通風路を介して前記第1の加熱コイルに冷却空気を送るようにしたことを特徴とする。
また、請求項に記載の発明は、本体と、該本体の上面を覆うトッププレートと、該トッププレートの下方に設けられた複数の加熱コイルと、前記本体の前面に開口部を有するロースターと、該ロースターを覆うロースターカバーと、外部の空気を前記トッププレートに形成された吸気口から取り入れるための吸気ファンとを備え、前記複数の加熱コイルを制御するための制御基板を覆う基板カバーに開口部を設け、該開口部に一端が連通する通風ダクトを介して前記吸気ファンより最も遠い位置にある第1の加熱コイルに冷却空気を送るようにした誘導加熱調理器であって、前記通風ダクトを前記ロースターカバーに取り付けたことを特徴とする。
本発明によれば、第1の加熱コイルに高周波・大電流を供給しても、第1の加熱コイルを十分に冷却することができる。

また、基板カバーと通風ダクトの間に補助ファンを介装し、基板カバーの開口部を介して補助ファンに吸入された空気を通風ダクトに強制的に送るようにすると、第1の加熱コイルの冷却風量をより確実に確保することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1乃至図3は、本発明にかかる誘導加熱調理器を示しており、調理器本体2はキッチンのキャビネットの天面に設けた開口部に上から落とし込んで組み込まれる。本体2の上面は結晶化セラミックを素材としたトッププレート4の周囲をプレート枠6で囲んで覆われている。トッププレート4には複数(本実施の形態では三つ)の加熱部8,10,12が印刷により表示されている。トッププレート4の後方で本体2の後部には、外部の空気を本体2内に取り入れるための吸気口14と、本体2内の加熱された空気を外部に排出するための排気口16が形成されている。
加熱部8,10,12に対応する本体2内部には、誘導加熱手段を構成する第1及び第2の加熱コイル18,20が前方に配設され、これら二つの加熱コイル18,20の後方に第3の加熱コイル22が配設されている。また、これら三つの加熱コイル18,20,22はコイルベース24,26,28にそれぞれ載置されている。
第1の加熱コイル(図1の左側の加熱コイル)18の下方には、本体前面に開口部を有するロースター30が、魚などを加熱する加熱庫として破線で示されるように形成されており、ロースター30からの熱を遮蔽する仕切り板としてのロースターカバー32が第1の加熱コイル18とロースター30との間に介装されている。また、ロースターカバー32とロースター30の上面には断熱のための隙間が設けられている。
ロースターカバー32の上には、第1の加熱コイル18が載置されたコイルベース24を支えるための複数(例えば、三つ)の支持部材(図示せず)が一体的に形成されており、この支持部材に取り付けられたばね33により第1の加熱コイル18はトッププレート4の裏面(下面)に押圧されている。
また、ロースター30の側方における本体前面には、誘導加熱調理器を使用して調理するときに操作する操作部35が設けられている。さらに、ロースター30の側方で第2の加熱コイル20の下方には、第1乃至第3の加熱コイル18,20,22を制御するための電子部品を備えた三つの制御基板34,36,38が上下に積層された状態で配設されており、その後方には本体2外部の空気を吸い込むための複数(例えば、二つ)の遠心型吸気ファン40,42が上下に配置されている。
三つの制御基板34,36,38は、吸気ファン40,42からの吐出空気により冷却されるが、本実施の形態では、吸気ファン40,42の構成上、図2の破線矢印で示されるように、上層及び下層の制御基板34,36には中間層の制御基板38より多くの冷却風が供給される。また、三つの加熱コイル18,20,22のうち、後方に配置された第3の加熱コイル22の出力が最も小さいことから、第3の加熱コイル22を制御する制御基板38を中間層に配置している。
しかしながら、中間層の冷却風量は少ないことから、中間層を段差のある2段形状に構成して、スイッチング素子やダイオードブリッジ(パワーモジュール)等の第1の回路部品を上段38aに載置するとともに、コンデンサ等の第2の回路部品を下段38bに載置して、冷却効率を向上させている。また、上段38aに載置された第1の回路部品上には、熱伝達率を向上させるためのヒートシンク43が放熱手段として固定されており、ヒートシンク43には、放熱効果を高めるために上方に延びる複数の冷却フィンが形成されている。
また、制御基板34,36,38と吸気ファン40,42をカバーするために一体的に形成された基板及びファンカバー(以下、ファンカバーという)44が、ロースターカバー32とほぼ同じ高さで、吸気ファン40,42の外殻を形成する吸気ファンケース46、ロースター30、本体外殻の側壁部(図1では右側壁部)2a、及び本体外殻の前壁部2bで囲まれた空間の上方を仕切るように配設されている。
図4乃至図6はファンカバー44と吸気ファンケース46を示しており、ファンカバー44の基板側には、第2の加熱コイル20が載置されたコイルベース26を支えるための複数(例えば、三つ)の支持部材48が一体的に形成されており、この支持部材48に取り付けられたばね50により第2の加熱コイル20はトッププレート4の裏面(下面)に押圧されている。
また、吸気ファン40の上方に位置するファンカバー44には、上方に向かって突設された吸気部44aが一体的に形成されており、吸気口14から取り入れられた外部空気は、吸気部44aから吸気ファン40,42に吸入される。また、ファンカバー44の第3の加熱コイル22側には、第3の加熱コイル22が載置されたコイルベース28を支えるための複数(例えば、三つ)の支持部材の一つ52がファンカバー44の吸気部44aの側壁(垂直壁)に近接した状態で一体的に形成されている。
さらに、第3の加熱コイル22の下方のロースターカバー32には、コイルベース28を支えるための二つの支持部材(図示せず)が一体的に形成されており、これら二つの支持部材と上述した一つの支持部材52に取り付けられたばね56により第3の加熱コイル22はトッププレート4の裏面(下面)に押圧されている。
また、吸気ファンケース46の第3の加熱コイル22側には、補助ファンケース58の一部である下部ケース60が一体的に形成されており、この下部ケース60に補助ファン(第1の補助ファン)62が収容され、補助ファンケース58の別の一部である上部ケース64が下部ケース60に螺着されている。また、下部ケース60には、吸気ファン40から吐出された空気が吸入される吸気口60aが形成されており、上部ケース64には、補助ファン62から排出された空気が吐出される吐出口64aが形成されている。
図4に示されるように、第3の加熱コイル22の外側のコイルベース28上には環状の防磁リング66が載置されており、防磁リング66の外側におけるコイルベース28には、ファンカバー44の上方に向かって延出する略三角形状の延出部28aが一体的に形成されている。この延出部28aは、ファンカバー44に形成された上述した支持部材52に支持されるとともに、第3の加熱コイル22に冷却風を送るための通風路68が延出部28aの上下方向に形成されている。なお、上述した防磁リングは、第1の加熱コイル18の外側のコイルベース24上と、第2の加熱コイル20の外側のコイルベース26上にも同様に載置されている。
また、延出部28aの略反対側に位置するコイルベース28には、防磁リング66を保持するための略逆L字状の縦断面を有する係止部28bが一体的に形成されており、この係止部28bに一部が係止された防磁リング66は、他の2ヵ所がコイルベース28に螺着されている。防磁リング66のこの取り付け方法は、コイルベース28あるいは防磁リング66が熱膨張で変形するのを防止するとともに防磁リング66の固定を確実に行うためのものであり、コイルベース28に複数の係止部を設け、防磁リング66の少なくとも1ヵ所をコイルベース28に螺着するようにしてもよい。
さらに、コイルベース28には略平行に延びる二つのコイルホルダ70が螺着されており、第3の加熱コイル22は、コイルベース28と二つのコイルホルダ70により挟持されてコイルベース28に保持されている。
また、図7乃至図9に示されるように、第2の加熱コイル20の直下に位置し制御基板34,36,38を覆うファンカバー(基板カバー)44には円形開口部44bが形成されており、円形開口部44bよりロースター30側のファンカバー44には矩形開口部44cが形成されている。この矩形開口部44cは、補助ファン(第2の補助ファン)72を内蔵する補助ファンケース74の一端に形成された吸気口74aと連通しており、補助ファンケース74の他端に形成された吐出口74bは、通風ダクト76の一端に連通している。また、補助ファンケース74には、補助ファン72とは分離された通風路74cが形成されており、この通風路74cの一端はファンカバー44の矩形開口部44cに連通するとともに、通風路74cの他端は第1の加熱コイル18に向かって開口している。なお、補助ファンケース74及び通風ダクト76はロースターカバー32に螺着されている。
通風ダクト76は、補助ファンケース74に連通する一端から第1の加熱コイル18の下方に向かって横方向に延び、さらに前後に延びる形状を呈しており、第1の加熱コイル18の中心部の直下には開口部76aが形成されている。また、この開口部76aの周囲に形成された側壁の一部には切欠76bが形成されており、通風ダクト76の他端(後端)はロースターカバー32に形成された矩形開口部32a(図3参照)に連通している。さらに、通風ダクト76には複数の開口部76c,76d,76eが形成されている。
上記構成の誘導加熱調理器において、吸気ファン40,42より最も遠い位置にある第1の加熱コイル18を使用して調理を行う場合の空気の流れを以下説明する。
加熱部8に鍋等の被加熱物を載置し第1の加熱コイル18を使用して調理を行う場合、操作部35を操作して第1の加熱コイル18に大電流を供給すると、被加熱物の底部に渦電流が発生して被加熱物自体が発熱する。この時、吸気ファン40,42及び補助ファン72にも給電され、図2の破線矢印で示されるように、吸気口14から取り入れられた空気は、吸気ファンケース46を下降して吸気ファン40,42に吸入される。また、吸気ファン40,42より吐出された空気は、3層に積層された制御基板34,36,38上を通過し、一部は制御基板34上方のファンカバー44に形成された開口部44bを通過して第2の加熱コイル20を冷却するとともに、別の一部は開口部44bの側方のファンカバー44に形成された開口部44cを通過して、補助ファン72に吸入され、あるいは、補助ファン72の側方の通風路74cに導入される。
また、制御基板34,36,38を通過した空気、及び、ファンカバー44の開口部44bを通過した空気は、さらに操作部35を通過した後、ロースター30の前方上部を通過して各部を冷却した後、排気口16より排出される。
一方、補助ファン72に吸入された空気は、補助ファンケース74から通風ダクト76に導入され、一部は開口部76aを通過して第1の加熱コイル18を冷却するとともに、他の一部は切欠76bを介して後方に送られてロースターカバー32を冷却する。また、通風路74cに導入された空気は、第1の加熱コイル18の周縁部に向かって流れて第1の加熱コイル18を冷却する。さらに、補助ファン72に吸入された空気のうち、開口部76aを通過しなかった空気は通風ダクト76の前端部近傍に形成された開口部76eを介して第1の加熱コイル18の周縁部に向かって流れて第1の加熱コイル18を冷却する。
なお、本体前面に設けられた操作部35を冷却した空気は開口部76cを介して通風ダクト76内に導入される一方、ロースターカバー32を冷却した空気は開口部76dを介して通風ダクト76内に導入され、通風ダクト76内を後方に流れてロースターカバー32をさらに冷却し、ロースターカバー32に形成された開口部32aを通過して、排気口16より排出される。
次に、第3の加熱コイル22を使用して調理を行う場合の空気の流れを以下説明する。
加熱部12に鍋等の被加熱物を載置し第3の加熱コイル22を使用して調理を行う場合、操作部35を操作して第3の加熱コイル22に大電流を供給すると、被加熱物の底部に渦電流が発生して被加熱物自体が発熱する。この時、吸気ファン40,42及び補助ファン62にも給電される。上述したように、吸気ファン40,42に吸入され、さらに吐出された空気は、制御基板34,36,38等を冷却した後、排気口16より排出されるが、吸気ファン40より吐出された空気の別の一部は、補助ファンケース58の下部ケース60に形成された吸気口60aを介して補助ファンケース58に収容された補助ファン62に吸入され、補助ファン62より吐出された空気は補助ファンケース58の上部ケース64に形成された吐出口64aより上方に吐出される。
さらに、補助ファン62より上方に吐出された空気は、第3の加熱コイル22が載置されたコイルベース28の延出部28aに形成された通風路68を通過して、防磁リング66、第3の加熱コイル22等を冷却した後、排気口16より排出される。
なお、上述した実施の形態では、補助ファン72により第1の加熱コイル18冷却するための空気を通風ダクト76に強制的に送るようにしたが、補助ファン72は必ずしも必要ではない。すなわち、ファンカバー44の開口部44cに通風ダクト76の一端を連通させることにより、吸気ファン40,42に吸入された空気は、ファンカバー44を介して通風ダクト76に強制的に送られ、通風ダクト76の開口部76aを介して第1の加熱コイル18に吹き付けられた空気で第1の加熱コイル18を冷却することができる。
また、上述した実施の形態では、基板カバー及びファンカバーを一体的に形成したが、必ずしも一体的に形成する必要はなく、別体としてもよい。
上述したように、本発明にかかる加熱調理器は、吸気ファンより最も遠い位置にある加熱コイルも効率的に冷却できるので、当該加熱コイルに高周波・大電流を給電してアルミニウム製の被加熱物を加熱することが可能な誘導加熱調理器として有用である。
本発明にかかる誘導加熱調理器の分解斜視図 図1の誘導加熱調理器の縦断面図 トッププレート及び加熱コイルを取り外した状態の図1の誘導加熱調理器の平面図 図1の誘導加熱調理器に設けられた第3の加熱コイルとファンカバーと吸気ファンケースの分解斜視図 図4に示される補助ファンケースを下から見た場合の斜視図 図4の第3の加熱コイルとファンカバーと吸気ファンケースの正面図 ファンカバーと第2の補助ファンケースと通風ダクトの分解斜視図 第2の補助ファンとその補助ファンケースの分解斜視図 図8の補助ファンと補助ファンケースの底面図
符号の説明
2 調理器本体、 2a 側壁部、 2b 前壁部、 4 トッププレート、
6 プレート枠、 8,10,12 加熱部、 14 吸気口、 16 排気口、
18,20,22 加熱コイル、 24,26,28 コイルベース、
28a 延出部、 28b 係止部、 30 ロースター、 32 ロースターカバー、 32a 開口部、 33 ばね、 34,36,38 制御基板、 35 操作部、
38a 上段の制御基板、 38b 下段の制御基板、 40,42 吸気ファン、
43 ヒートシンク、 44 ファンカバー、 44a 吸気部、
44b,44c 開口部、 46 吸気ファンケース、 48 支持部材、
50 ばね、 52 支持部材、 56 ばね、 58 補助ファンケース、
60 下部ケース、 60a 吸気口、 62 第1の補助ファン、
64 上部ケース、 64a 吐出口、 66 防磁リング、 68 通風路、
70 コイルホルダ、 72 第2の補助ファン、 74 補助ファンケース、
74a 吸気口、 74b 吐出口、 74c 通風路、 76 通風ダクト、
76a 開口部、 76b 切欠、 76c,76d,76e 開口部。

Claims (7)

  1. 本体と、該本体の上面を覆うトッププレートと、該トッププレートの下方に設けられた複数の加熱コイルと、前記本体の前面に開口部を有するロースターと、該ロースターを覆うロースターカバーと、外部の空気を前記トッププレートに形成された吸気口から取り入れるための吸気ファンとを備え、
    前記複数の加熱コイルを制御するための制御基板を覆う基板カバーに開口部を設け、該開口部に一端が連通する通風ダクトを介して前記吸気ファンより最も遠い位置にある第1の加熱コイルに冷却空気を送るようにした誘導加熱調理器であって、前記通風ダクトの他端に連通する開口部を前記ロースターカバーに形成し、該開口部を介して前記通風ダクトを通過した空気を排出するようにしたことを特徴とする誘導加熱調理器。
  2. 前記第1の加熱コイルの中心部の直下に位置する前記通風ダクトに第1の開口部を形成し、該第1の開口部を通過した空気で前記第1の加熱コイルを冷却することを特徴とする請求項に記載の誘導加熱調理器。
  3. 前記第1の加熱コイルの周縁部の下方に位置する前記通風ダクトに第2の開口部を形成し、該第2の開口部を通過した空気で前記第1の加熱コイルを冷却することを特徴とする請求項に記載の誘導加熱調理器。
  4. 前記通風ダクトに第3の開口部を形成し、前記通風ダクトの周囲の空気を前記第3の開口部を介して前記通風ダクト内に導入し、前記ロースターカバーの開口部を介して排出するようにしたことを特徴とする請求項に記載の誘導加熱調理器。
  5. 前記基板カバーと前記通風ダクトの間に補助ファンが収容された補助ファンケースを介装し、前記基板カバーの開口部を介して前記補助ファンに吸入された空気を前記通風ダクトに強制的に送るようにしたことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の誘導加熱調理器。
  6. 本体と、該本体の上面を覆うトッププレートと、該トッププレートの下方に設けられた複数の加熱コイルと、前記本体の前面に開口部を有するロースターと、該ロースターを覆うロースターカバーと、外部の空気を前記トッププレートに形成された吸気口から取り入れるための吸気ファンとを備え、
    前記複数の加熱コイルを制御するための制御基板を覆う基板カバーに開口部を設け、該開口部に一端が連通する通風ダクトを介して前記吸気ファンより最も遠い位置にある第1の加熱コイルに冷却空気を送るようにした誘導加熱調理器であって、前記基板カバーと前記通風ダクトの間に補助ファンが収容された補助ファンケースを介装し、前記補助ファンケースに通風路を形成し、前記基板カバーの開口部及び前記通風路を介して前記第1の加熱コイルに冷却空気を送るようにしたことを特徴とする誘導加熱調理器。
  7. 本体と、該本体の上面を覆うトッププレートと、該トッププレートの下方に設けられた複数の加熱コイルと、前記本体の前面に開口部を有するロースターと、該ロースターを覆うロースターカバーと、外部の空気を前記トッププレートに形成された吸気口から取り入れるための吸気ファンとを備え、
    前記複数の加熱コイルを制御するための制御基板を覆う基板カバーに開口部を設け、該開口部に一端が連通する通風ダクトを介して前記吸気ファンより最も遠い位置にある第1の加熱コイルに冷却空気を送るようにした誘導加熱調理器であって、前記通風ダクトを前記ロースターカバーに取り付けたことを特徴とする誘導加熱調理器。
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