JPS6392315A - 炊飯器の蓋体装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、一般家庭で使用される炊飯器の蓋体装置に関
するものである。

従来の技術 従来のこの種の炊飯器の蓋体装置は、例えば実開昭Ｇｏ
−５７３２３号公報に示されているように、第５図のよ
うな構成となっていた。

すなわち、鍋３２を内設した本体に、ヒンジ機構を介し
て蓋体３３を開閉自在に軸支しており、前記蓋体３３は
把手３４を設けた上面カバー３５と、その内側に嵌合し
た内側板３Ｂとによって構成されている。蓋体３３は上
面に操作部品及び表示部品嵌合用開口部３７．３８を有
する操作部３８を有する。４ｏは操作用ユニットで、電
子部品４１、操作スイッチ４２及び発光ダイオード４３
を基板４４に備えて成り、これらの操作スイッチ４２等
の部品を操作部３８の開口部３７．３８内に臨ませるよ
うに操作ユニッ）４０を配し上面カバー３６の内側から
ボス部にネジ止めしている。

４５は−Ｌ二面バー３５の開口部３７．３８を覆う表示
用プラスチックシーｉ・で、炊飯、保温等の文字が付さ
れ、両面接着テープで貼着されている。

内側板３６は上面カバー３５の操作部３８と対応する位
置に防水壁４６の立設によって電装品室４７を隔ててい
る。４８は内蓋で、内側板３６に突設した係合突子４８
に係合保持されている。

５０は内側板３６の中央に設けた蓋ヒータで、内蓋４８
に当接するようバネ等で４４勢され内側板３Ｂの中央穴
に遊嵌挿されている。５１は開蓋用押ボタン、５２は蓋
体３３を本体に軸支した軸である。

発明が解決しようとする問題点 しかし、上記のような構造のものでは、右ききの人には
使い勝手が良いが、左ききの人には使い勝手が悪いとい
う欠点があった。すなわち、右ききの人が開蓋するとき
はボタン５１を押し係脱部側を持ちあげるようにして軸
５２を中心に蓋体３３を時計方向に回動させることは容
易であるが、左ききの人がボタン５１を押して蓋体３３
を時計方向に回転させることは容易でない。このため通
常は係脱部を右側にし、操作部３９が把手３４の後方側
になるようにして、反時計方向に回動させるため操作部
の表示を目視しながら操作することに問題があった。ま
た、左きき専用の炊飯器を作ることは、本体構成をすべ
て逆にするため部品数の増大という問題があった・ そこで、本発明は同一部品によって右きき又は左きき用
の製品を組立てることのできる使い勝−Ｌの良い炊飯器
の蓋体装置を提供しようとするものである。

問題点を解決するための手段 本発明は上記のような目的を達成するために、本体−上
部の一方側の軸で軸支され、本体上部他側の係脱部で係
脱する開閉自在な蓋体と、この蓋体に設けられた凹部と
、この凹部に収納され炊飯動作に係る電子部品を設けた
操作基板と、この操作基板の上面で前記蓋体の外方より
係合させる基板カバーと、この基板カバーを上面より覆
い炊飯、保温などの表示をする表示板と、前記蓋体を開
閉する把手とによって構成し、かつ、前記蓋体の凹部と
基板カバーと把手とを、前記軸支部と係脱部を結ぶ直線
に対して対称な外形としたものである。

すなわち、蓋体の凹部と基板カバー及び把手の輪郭が把
手の長手方向中心線に対して対称形であれば、凹部に設
けられる操作部を把手の左右どちらにも組み立てること
ができる。

作　　用 本発明はＬ記のような構成を採ったので、炊飯器本体の
右側を軸支部とし、操作部、基板カバー象を本体に向か
って把手よりも手前側に組み立てると、左側が係脱部と
なり、右ききの人が操作部の操作及び蓋体を時計方向に
回動させる開蓋操作が行ない易い構造となる。

一方、逆に本体に左側を軸支部とし、操作部、基板カバ
ー等を本体に向かって把手の手前側に組み立てると、左
側が軸部、右側が係脱部、手前側に操作部が位置し、左
ききの人が係脱部を解除して開蓋するときに、蓋体を反
時計方向に回動し易い位置関係にすることができる。

すなわち、蓋体の凹部へ組み込む基板カバー等の部品を
左右対称としたことにより、同じ部品を用いて２種類の
方向に組み立てることができ１部品を増やすことなく、
右きき用と左きき用の蓋体を形成することができる。

実施例 以下、本発明の一実施例を第１図〜第３図にもとづいて
説明する。

１は炊飯器本体で、断熱枠を介して外鍋２を内挿固定し
ている。３は外鍋２の底部に設けた炊飯調理用の発熱体
、４は内鍋で、アルミニウム等の熱伝導性の良い材料で
形成され、外鍋ｚ内に着脱自在に内挿されている。５は
内鍋４の上方開口部を覆う内蓋、６は内Ｍ５を覆う蓋体
で、外周の一端部において輔７により本体１に軸支され
ている。

８は蓋体６の上面に一体形成した凹部、９は蓋体６の一
端に設けた把手取付部、１０は蓋体６の係脱部で、前記
把手取付部９と相対応する蓋体６の上端外周に設けられ
ている。蓋体６の凹部８は前記把手取付部９と係脱部１
０とを結ぶ仮想線に対して対称である。１１は操作基板
で、複数の押しボタンスイッチ１２及び表示器１３を有
する。１４は基板カバーで、操作基板１１を内部に収納
した凹部８の上面に外方より係合しており、左右対称な
形状を有し対称軸を外れた位置に押しボタンスイッチ１
２と対応する操作用穴１５が設けられている。

１６はフィルム状表示板で、凹部８と嵌合できる対称な
外形を石し裏面に感圧接着剤等を塗布することにより、
例えば「炊飯」　「保温ｊなど表示器１３の示している
内容及び操作内容を押しボタンと対応して表；ｉｊ（し
ており、基板カバー１４の表面に感圧接ｒｆ剤等で貼着
されている。

１７はリード線で、操作基板１１からの操作信号を本体
１内の底）＾板１８に伝達する。工９は内鍋４の底に当
接して温度を検知するセンサーである。前記操作基板１
１、底基板１８、センサー１８は電気的に接続されてお
り、押しボタンスイッチ１２を操作することによって炊
飯を行なうことができる。２０は蓋体カバーで、蓋体６
の本体１側の開口部に嵌着されている。２１は放熱板で
、蓋体カバー２０の本体１側に嵌着され、内４５の結露
を飛ばす蓋ヒータ２２を配設している。２３は放熱板２
１に設けた蒸気筒で、蓋体凹部８、基板カバー１４及び
表示板１Ｂに設けた穴を貫通し炊飯時の蒸気を本体外に
進がすものである。

２４は本体１の」１方と外鍋２の１一方間に介在した断
熱枠で、蓋体６の係脱部１０の係脱ボタン２５と係脱し
蓋体６を開閉する。２６は把手、２７は把手カバー、２
８は把手２６の両端に設けた対称形の取付部で、一方は
蓋体６の把手取付部９と係合し、他方は係脱部１０に着
脱される。

第１図〜第３図は右きき用として組み立てたもので、軸
７を介して把手取（＝Ｊ部９に把手２６の一方取付部２
８を取（＝Ｊけた蓋体軸部は、本体１に向かって右側に
あり、係脱部１０は左側にある。操作基板１１は凹部８
に設けた受は部２９を介して、凹部８の対称軸すなわち
把手２６の手前側に取付けられている。

第４図は左きき用として組み立てる場合を示したもので
、右きき用と異なる部分は凹部８に設は蒸気筒用開孔３
０と操作基板１１固定用の受は部３１のみで他の部品は
全く同一である。リード線１７は柔軟性を有するので任
意の方向に曲げて用いることができる。

右きき用の場合、把手２８の左側の係脱部な外し、軸部
を中心に蓋体を時計方向に回動することにより開蓋でき
、反時計方向に回動して閉蓋することができる。

また第４図のように左きき用の場合は軸部を中心に反時
３１方向に回動して開蓋し、時計方向に回動して閉４す
ることができ、左手による操作が行ない易い構造となっ
ている・ 発明の効果 以上のように本発明によれば、蓋体に設けた凹部と、こ
れと係合する部品の外形及び把手を、把手の長ｆ方向中
心線に対して対称としているため、同じ部品で右きき又
は左ききの人に使い勝手の良い炊飯器を組み立てること
ができる。

したがって、右きき又は左きき専用の２種類の部品を製
作したり、部品数や工程編成の組み替え、切り赫え等を
必要とせず、需要数に適合した炊飯器を即時提供でき、
部品管理が容易である等の効果をイーする。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による蓋体装置を用いた炊飯器の一実施
例を示した分解斜視図、第２図は同外観図、第３図は同
要部縦断面図、第４図は左きき川とした場合の分解斜視
図、第５図は従来の炊飯器の蓋体装置を示す斜視図であ
る。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 本体上部の一方側の軸で軸支され、本体上部他側の係脱
   部で係脱する開閉自在な蓋体と、この蓋体に設けられた
   凹部と、この凹部に収納され炊飯動作に係る電子部品を
   設けた操作基板と、この操作基板の上面で前記蓋体の外
   方より係合させる基板カバーと、この基板カバーを上面
   より覆い炊飯、保温などの表示をする表示板と、前記蓋
   体を開閉する把手とから成り、前記蓋体の凹部と基板カ
   バーと把手とを、前記軸支部と係脱部を結ぶ直線に対し
   て対称な外形としたことを特徴とする炊飯器の蓋体装置
   。