JP2007076088A - インクジェットヘッド及びインクジェットヘッド製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 2個のノズルヘッドにはそれぞれマニホールドAとマニホールドBの2個のマニホールドと、2個のマニホールドに取り付けるフィルタを設ける必要があり、またフィルタをマニホールドに固着する固着装置が2台必要となる。
【解決手段】 マニホールドAに固着するフィルタは、短手方向の基準面より距離aの位置から他端面方向に、マニホールドBに固着するフィルタは、短手方向の他端面より距離cの位置から基準面方向に取り付けられており、かつa=cとなる位置に前記フィルタを固着した前記マニホールド部を有することにより、フィルタをマニホールドに固着する固着装置が1台で固着できる。
【選択図】 図2
【解決手段】 マニホールドAに固着するフィルタは、短手方向の基準面より距離aの位置から他端面方向に、マニホールドBに固着するフィルタは、短手方向の他端面より距離cの位置から基準面方向に取り付けられており、かつa=cとなる位置に前記フィルタを固着した前記マニホールド部を有することにより、フィルタをマニホールドに固着する固着装置が1台で固着できる。
【選択図】 図2
Description
本発明は、ノズルにインクを供給するインク流路にフィルタを固定するマニホールドを有するインクジェットヘッドに関する。
従来、用紙やプラスチック薄板等の記録媒体にインクを吐出して所定の画像を記録するインクジェットプリンタが提案され、実用化されている。インクジェットプリンタは、ノズル(インク吐出口)を有するインクジェットヘッドを備えており、かかるインクジェットヘッドのノズルから記録媒体に向けてインクを吐出することにより、所定の画像を記録するようになっている。
このようなインクジェットプリンタに備えられるインクジェットヘッドは、インクを吐出するノズルが設けられたヘッドチップと、ノズルにインクを導入するインク流路の一部を内部に備えインク流路の周縁部分に加熱されながら押圧されて固着されたフィルタを備えるマニホールドと、を具備しており、上記フィルタはインクに含まれている気泡や異物を阻止するようになっている。(例えば特許文献1)
上述のフィルタをマニホールドに固着する方法としては、例えば特許文献2では台座と発熱板とを備える固着装置を用いて、マニホールドを台座に載置する第一工程と、マニホールドに設けられ、熱を加えると溶融して変形し、冷却すると変形した形状で凝固する溶融部にフィルタを載置する第二工程と、発熱板によりフィルタの全面を加熱しながら加圧して、フィルタを溶融部に固着する第三工程と、を行うようにすることが記載されている。
特開昭60−48363号公報
特開2005−119234号公報
上述のフィルタをマニホールドに固着する方法としては、例えば特許文献2では台座と発熱板とを備える固着装置を用いて、マニホールドを台座に載置する第一工程と、マニホールドに設けられ、熱を加えると溶融して変形し、冷却すると変形した形状で凝固する溶融部にフィルタを載置する第二工程と、発熱板によりフィルタの全面を加熱しながら加圧して、フィルタを溶融部に固着する第三工程と、を行うようにすることが記載されている。
しかしながら近年は高速で高精細の画質が印字できるインクジェットプリンタが要求されてきており、それに伴い1ヘッド当たり256ノズル以上のノズルを持ったインクジェットヘッドの開発が進められている。
このときノズル加工上の制約から128ノズルのヘッドを2個張り合わせて256ノズルとすることが広く行われているが、2個のノズルヘッドにはそれぞれマニホールドAとマニホールドBの2個のマニホールドと、2個のマニホールドに取り付けるフィルタを設ける必要があり、またフィルタをマニホールドに固着する固着装置が2台必要となる。
フィルタを加熱してマニホールドに溶融固定するためには同一条件のもとで行うことが品質の安定化の上で望ましいが、複数の固定装置を用いたときには条件出しのためにワークサンプルが複数個必要になる。さらに台座の段取り変えのための時間が必要になる。
本発明の目的は1台の固定装置を用いて、条件出しのためのワークサンプルを削減でき、かつ治具の段取り替え時間を必要とせずに複数のマニホールドにフィルタを取り付けることができるインクジェットヘッドの製造方法を提供することである。
上記目的は、下記構成により達成できる。
(1)
インクを吐出するノズルに前記インクを導入するインク流路の一部を内部に備えたマニホールド部に、前記インク流路の周縁部分に加熱しながら押圧してフィルタを固着し、
前記マニホールド部は、前記ノズルが設けられたインクジェットヘッドチップの両側面を挟持し、嵌合するマニホールドAとマニホールドBからなるインクジェットヘッドにおいて、
前記マニホールドAに固着する前記フィルタは、前記マニホールドAの短手方向の基準面より距離aの位置から他端面方向に、また長手方向の基準面より距離bの位置から他端面方向に向けて取り付けられ、
前記マニホールドBに固着する前記フィルタは、前記マニホールドBの短手方向の他端面より距離cの位置から基準面方向に、また長手方向の基準面より距離bの位置から他端面方向へ取り付けられており、
かつa=cとなる位置に前記フィルタを固着した前記マニホールド部を有することを特徴とするインクジェットヘッド。
(2)
前記基準面は嵌合された前記マニホールドAと前記マニホールドBの短手方向の一端面と、前記インクを吐出するノズル面側の長手方向を一端面とすることを特徴とする(1)に記載のインクジェットヘッド。
(3)
インクを吐出するノズルに前記インクを導入するインク流路の一部を内部に備えたマニホールド部に、前記インク流路の周縁部分に加熱しながら押圧してフィルタを固着し、
前記マニホールド部は、前記ノズルが設けられたインクジェットヘッドチップの両側面を挟持し、嵌合するマニホールドAとマニホールドBからなるインクジェットヘッド製造方法において、
前記マニホールドAに固着する前記フィルタは、前記マニホールドAの短手方向の基準面より距離aの位置から他端面方向に、また長手方向の基準面より距離bの位置から他端面方向に向けて取り付け、
前記マニホールドBに固着する前記フィルタは、前記マニホールドBの短手方向の他端面より距離cの位置から基準面方向に、また長手方向の基準面より距離bの位置から他端面方向へ取り付け、
かつa=cとなる位置に前記フィルタを固着させたことを特徴とするインクジェットヘッド製造方法。
(4)
前記基準面は嵌合された前記マニホールドAと前記マニホールドBの短手方向の一端面と、前記インクを吐出するノズル面側の長手方向を一端面とすることを特徴とする(3)に記載のインクジェットヘッド製造方法。
(1)
インクを吐出するノズルに前記インクを導入するインク流路の一部を内部に備えたマニホールド部に、前記インク流路の周縁部分に加熱しながら押圧してフィルタを固着し、
前記マニホールド部は、前記ノズルが設けられたインクジェットヘッドチップの両側面を挟持し、嵌合するマニホールドAとマニホールドBからなるインクジェットヘッドにおいて、
前記マニホールドAに固着する前記フィルタは、前記マニホールドAの短手方向の基準面より距離aの位置から他端面方向に、また長手方向の基準面より距離bの位置から他端面方向に向けて取り付けられ、
前記マニホールドBに固着する前記フィルタは、前記マニホールドBの短手方向の他端面より距離cの位置から基準面方向に、また長手方向の基準面より距離bの位置から他端面方向へ取り付けられており、
かつa=cとなる位置に前記フィルタを固着した前記マニホールド部を有することを特徴とするインクジェットヘッド。
(2)
前記基準面は嵌合された前記マニホールドAと前記マニホールドBの短手方向の一端面と、前記インクを吐出するノズル面側の長手方向を一端面とすることを特徴とする(1)に記載のインクジェットヘッド。
(3)
インクを吐出するノズルに前記インクを導入するインク流路の一部を内部に備えたマニホールド部に、前記インク流路の周縁部分に加熱しながら押圧してフィルタを固着し、
前記マニホールド部は、前記ノズルが設けられたインクジェットヘッドチップの両側面を挟持し、嵌合するマニホールドAとマニホールドBからなるインクジェットヘッド製造方法において、
前記マニホールドAに固着する前記フィルタは、前記マニホールドAの短手方向の基準面より距離aの位置から他端面方向に、また長手方向の基準面より距離bの位置から他端面方向に向けて取り付け、
前記マニホールドBに固着する前記フィルタは、前記マニホールドBの短手方向の他端面より距離cの位置から基準面方向に、また長手方向の基準面より距離bの位置から他端面方向へ取り付け、
かつa=cとなる位置に前記フィルタを固着させたことを特徴とするインクジェットヘッド製造方法。
(4)
前記基準面は嵌合された前記マニホールドAと前記マニホールドBの短手方向の一端面と、前記インクを吐出するノズル面側の長手方向を一端面とすることを特徴とする(3)に記載のインクジェットヘッド製造方法。
嵌合するマニホールドAとマニホールドBからなるインクジェットヘッドにおいて、
マニホールドAに固着するフィルタは、短手方向の基準面より距離aの位置から他端面方向に、また長手方向の基準面より距離bの位置から他端面方向に向けて取り付けられ、
マニホールドBに固着するフィルタは、短手方向の他端面より距離cの位置から基準面方向に、また長手方向の基準面より距離bの位置から他端面方向へ取り付けられており、
かつa=cとなる位置に前記フィルタを固着した前記マニホールド部を有することによりフィルタをマニホールドに固着する固着装置が1台で固着できる。
マニホールドAに固着するフィルタは、短手方向の基準面より距離aの位置から他端面方向に、また長手方向の基準面より距離bの位置から他端面方向に向けて取り付けられ、
マニホールドBに固着するフィルタは、短手方向の他端面より距離cの位置から基準面方向に、また長手方向の基準面より距離bの位置から他端面方向へ取り付けられており、
かつa=cとなる位置に前記フィルタを固着した前記マニホールド部を有することによりフィルタをマニホールドに固着する固着装置が1台で固着できる。
以下、図面に基づき本発明の実施の形態を説明する。
図1及び図2を用いてインクジェットヘッド4について説明する。
図1はインクジェットヘッド4に形成された各流路の概略を表した概略図であり、図2は、本実施形態のインクジェットヘッド4の分解斜視図である。
本実施形態のインクジェットヘッド4には、インクを吐出する2枚のインクジェットヘッドチップ(以下「ヘッドチップ」と称す。)41が重ねて設けられている。ヘッドチップ41は長尺な外形をしていて、その下端面(図2における)には多数のノズル45が配列されている。(以下ノズルの配列を「ノズル列」と称す。)また、重ねられた2枚のヘッドチップ41のそれぞれの外側面には略方形状のインク供給口43が設けられていて、インク供給口43とノズル45とがインク吐出流路44を介して連通するようになっている。インク吐出流路44の一部は圧力室を形成しており、図示しない圧電素子の作用により圧力を変動させて、インク滴をノズルから吐出させる構造になっている。そして、ヘッドチップ41には、各圧電素子に対して制御部からの制御信号を送信する2組のヘッド駆動基板(図2の46)のそれぞれが、フレキシブル配線板(図2の47)を介して各圧電素子に接続されている。
2枚のヘッドチップ41の両側部には、外部からのインクをヘッドチップ41に供給する2組のマニホールドA48a,マニホールドB48bが取り付けられている。マニホールドA48a,マニホールドB48bとヘッドチップ41で挟まれた空間が共通インク室50a,50bである。
フィルタ51a、51bは、マニホールドA48a,マニホールドB48bがヘッドチップ41に取り付けられると、ヘッドチップ41のインク供給口43を覆うようになっている。ここで、インク供給口43とフィルタ51a、51bの間には隙間があって第2の室52a,52bが形成される。第2の室52a,52bは、フィルタ51a、51bによって濾過されたインクをインク供給口43まで導くインク流路となる。
図2に示すように、ヘッドチップ41の下部には、ノズル面が露出するようにマニホールドA48a,マニホールドB48b及びヘッドチップ41を保持する図示しない保持板が取り付けられている。
また、インクジェットヘッド4には、上記したヘッドチップ41、マニホールドA48a,マニホールドB48b、ヘッド駆動基板46、保持板などのインクジェットヘッド4の構成要素が取り付けられ固定される筐体フレーム54が設けられており、この筐体フレーム54は図示しないカバーによって覆われている。
図1及び図2を用いてインク注入時のインクの流路ついて説明する。
インクタンク(不図示)からインクが供給されると、インクは、インク供給管(不図示)と筐体フレーム54の前端部に設けられてインク供給管(不図示)に接続されるインク導入口である円筒形状のインク用接続部60を介してインクジェットヘッド4内に流入する。
インクジェットヘッド4内では先ずインクは、供給用インク流路59を通過して、各マニホールドA48a,マニホールドB48bの注入口481a,481bに分岐し、共通インク室50a,50bに進入する。インクは各マニホールドの凹部である第1の室491a,491bに流れながら、フィルタ51a、51bを通過して第2の室52a,52bに流れる。第2の室52a,52bに至ったインクは、インク供給口43からヘッドチップ41内に進入する。つまり、マニホールドA48a,マニホールドB48b内のインク流路は、注入口481a,481bから第1の室491a,491b及び第2の室52a,52bを介してヘッドチップ41のインク供給口43に至るように形成されている。
そして、第1連通用流路61はフィルタ51a、51bの上流側、すなわち第1の室に、第2連通用流路63はフィルタ51a、51bの下流側、すなわち第2の室に連通するようになっている。第1連通用流路61は、インク用接続部60の近傍に設けられて、円筒形状の洗浄液排出口である第1接続部62に連通している。また、第2連通用流路63は、マニホールドA48a,マニホールドB48bの後端部に設けられて、同じく円筒形状の洗浄液排出口である第2接続部64に連通している。
マニホールド内のインクを排出するには、第1接続部62や第2接続部64に排出管(配管)を接続して外部に排出する。
次に本発明のマニホールド部について説明する。
図3はマニホールドA48a、マニホールドB48bにフィルタ51a、51bを取り付ける時の方向を示す斜視図であり、図4(a)、(b)はマニホールドA48a、マニホールドB48bにフィルタ51a、51bが取り付いたところを基準1を中心に開いた時のフィルタ側から見た平面図である。
なお、本実施の形態におけるフィルタ51a、51bは、鋼線材製で綾畳織りに編んだ部材であるが、例えば金属フィルタや金属板に孔を複数形成した部材でも良い。
次に、本実施形態で用いられるフィルタ51a、51bをマニホールドA48a、マニホールドB48bに固着する固着装置40について説明する。図5は固着装置40の概略図であり、図6(a)は固着部分Aを一部拡大して示した図。図6(b)はB部を拡大してところの図であり、図6(c)はフィルタ51がマニホールド48に固着して取り付いたところを模式的に表した図である。
この固着装置40には、フィルタ51a、51bをマニホールドA48a、マニホールドB48bに固着する際に加えられる押圧力に対してマニホールドA48a、マニホールドB48bを支持する台座141が備えられている。
また、固着装置40には、フィルタ51a、51ba、の全面を加熱しながら、台座141の方に押圧する発熱板142と発熱部材143が備えられ、所定時間加圧・加熱した後発熱板を退避させる移動手段を有している。
次に、フィルタ51a、51bをマニホールドA48a、マニホールドB48bに固着する方法ついて説明する。まず、台座141に、マニホールドA48a、マニホールドB48bの開口箇所を上向きにしてマニホールドA48a、マニホールドB48bを載置する第一工程を行う(図6(a))。
ここで図4(a)における距離aと図4(b)における距離cが同距離とすると、図7に示すようにフィルタ51a、51bをマニホールドA48a、マニホールドB48bに固着させる固着装置は、マニホールドB48bを台座141に載置するとき、マニホールドAを台座141載置する向きに対して180°回転させて載置させることにより1つの固着装置40で固着が可能である。
図7(b)はマニホールドを載置するときの台座141と基準ピンP1位置を表す。上述したように台座141を共通に使用できるように基準ピンP1はマニホールドA48a、マニホールドB48bと干渉しない位置に設けてある。
次に、図6(b)は、マニホールドの内部にあってインク流路の周縁部分に一体的に設けられ、熱で溶融する溶融部110に、フィルタ51a、51bを載置する第二工程を示す。この第二工程は、上記周縁部分に形成された位置決め部材(不図示)によって位置が規制されるフィルタ51a、51bを、開口箇所を覆うように溶融部110に載置する。この溶融部110は、熱を加えると溶融して変形し、冷却すると変形した形状で凝固する樹脂からなり、本実施の形態における溶融部110はナノコンポジット樹脂で形成されたものである。溶融部110は、スチレン、アクリル、PET、PBT、変性PPE、ポリカーボネート、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエーテルアミド、などであっても良い。
次いで、前記固着装置40の発熱板142によりフィルタ51a、51bの全面を加熱しながら、フィルタ51a、51bをマニホールドに押圧し、その押圧力と台座141によりフィルタ51a、51bをマニホールドに固着する。
図6(c)は、発熱板142に空気を吹き付けて発熱板142を冷却した後に、発熱板142をマニホールドから引き離す方向に移動させ、マニホールドにフィルタ51a、51bを固着する第三工程を示す。このように発熱板142を冷却することで、発熱板142と接触する溶融部110の溶融した溶融片が発熱板142に付着することを防ぐようになっている。
次いで、前述のように、フィルタ51a、51bが固着されたマニホールドA48a、マニホールドB48bは、インク供給用のスリット、接続端子及び微小な孔(ノズル)などが形成されたヘッドチップ41に取り付けられる。次いで、ヘッドチップ41の接続端子に、第1フレキシブル配線基板47を接続し、そして第1フレキシブル配線基板47にそれぞれに駆動回路基板46を接続する。次いで、これら一体化させたノズルチップ41、マニホールドA48a、マニホールドB48b第1フレキシブル配線基板47及び駆動回路基板46を第一筐体フレーム54により被覆してインクジェットヘッド1の製造を完了する。
4 インクジェットヘッド
41 ヘッドチップ
48a、48b マニホールドA、マニホールドB
51 フィルタ
141 台座
41 ヘッドチップ
48a、48b マニホールドA、マニホールドB
51 フィルタ
141 台座
Claims (4)
- インクを吐出するノズルに前記インクを導入するインク流路の一部を内部に備えたマニホールド部に、前記インク流路の周縁部分に加熱しながら押圧してフィルタを固着し、
前記マニホールド部は、前記ノズルが設けられたインクジェットヘッドチップの両側面を挟持し、嵌合するマニホールドAとマニホールドBからなるインクジェットヘッドにおいて、
前記マニホールドAに固着する前記フィルタは、前記マニホールドAの短手方向の基準面より距離aの位置から他端面方向に、また長手方向の基準面より距離bの位置から他端面方向に向けて取り付けられ、
前記マニホールドBに固着する前記フィルタは、前記マニホールドBの短手方向の他端面より距離cの位置から基準面方向に、また長手方向の基準面より距離bの位置から他端面方向へ取り付けられており、
かつa=cとなる位置に前記フィルタを固着した前記マニホールド部を有することを特徴とするインクジェットヘッド。 - 前記基準面は嵌合された前記マニホールドAと前記マニホールドBの短手方向の一端面と、前記インクを吐出するノズル面側の長手方向を一端面とすることを特徴とする請求項1に記載のインクジェットヘッド。
- インクを吐出するノズルに前記インクを導入するインク流路の一部を内部に備えたマニホールド部に、前記インク流路の周縁部分に加熱しながら押圧してフィルタを固着し、
前記マニホールド部は、前記ノズルが設けられたインクジェットヘッドチップの両側面を挟持し、嵌合するマニホールドAとマニホールドBからなるインクジェットヘッド製造方法において、
前記マニホールドAに固着する前記フィルタは、前記マニホールドAの短手方向の基準面より距離aの位置から他端面方向に、また長手方向の基準面より距離bの位置から他端面方向に向けて取り付け、
前記マニホールドBに固着する前記フィルタは、前記マニホールドBの短手方向の他端面より距離cの位置から基準面方向に、また長手方向の基準面より距離bの位置から他端面方向へ取り付け、
かつa=cとなる位置に前記フィルタを固着させたことを特徴とするインクジェットヘッド製造方法。 - 前記基準面は嵌合された前記マニホールドAと前記マニホールドBの短手方向の一端面と、前記インクを吐出するノズル面側の長手方向を一端面とすることを特徴とする請求項3に記載のインクジェットヘッド製造方法。
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