JP4379068B2 - インクジェットヘッドの製造方法 - Google Patents
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Description
前記マニホールドの内部であって、前記インク流路の周縁部分に設けられ、熱で溶融する溶融部に、前記フィルタを載置する第一工程と、
前記周縁部分の溶融領域を覆う金属箔を、接着剤によって前記フィルタに接着する第二工程と、
加熱装置によって前記金属箔を加熱しながら押圧して、前記加熱装置より発生した熱量及び押圧力を前記金属箔、前記フィルタを介して前記溶融部に伝え、前記フィルタを前記マニホールドに固着する第三工程と、を行い前記マニホールドから前記加熱装置を引き離す方向に移動させることを特徴としている。
また、請求項2に記載の発明においては、インクを吐出するノズルが設けられたヘッドチップに、前記ノズルにインクを導入するインク流路の一部を内部に備え前記インク流路にフィルタが設置されたマニホールドを取り付けたインクジェットヘッドの製造方法において、
前記マニホールドの内部であって、前記インク流路の周縁部分に設けられ、熱で溶融するリブ状の溶融部に、前記フィルタを載置する第一工程と、
前記周縁部分の溶融領域を覆う金属箔を、前記フィルタに載置する第二工程と、
加熱装置によって前記金属箔を加熱しながら押圧して、前記加熱装置より発生した熱量及び押圧力を前記金属箔、前記フィルタを介して前記リブ状の溶融部に伝えて当該溶融部を溶融させ、前記フィルタを前記マニホールドに固着する第三工程と、を行い前記マニホールドから前記加熱装置を引き離す方向に移動させることを特徴としている。
また、請求項3に記載の発明においては、インクを吐出するノズルが設けられたヘッドチップに、前記ノズルにインクを導入するインク流路の一部を内部に備え前記インク流路にフィルタが設置されたマニホールドを取り付けたインクジェットヘッドの製造方法において、
前記マニホールドの内部であって、前記インク流路の周縁部分に設けられ、熱で溶融する溶融部に、前記フィルタを載置する第一工程と、
前記周縁部分の溶融領域を覆う金属箔を、前記フィルタに載置する第二工程と、
超音波による分子振動により熱を発生させる加熱装置によって前記金属箔を加熱しながら押圧して、前記加熱装置より発生した熱量及び押圧力を前記金属箔、前記フィルタを介して前記溶融部に伝え、前記フィルタを前記マニホールドに固着する第三工程と、を行い前記マニホールドから前記加熱装置を引き離す方向に移動させることを特徴としている。
図1は、本発明を適用したインクジェットヘッドの製造方法により製造されるインクジェットヘッド1の分解斜視図であり、図2はインクジェットヘッド1の要部の分解斜視図である。このインクジェットヘッド1には、ピエゾ素子の駆動力を利用してインクを吐出する複数のノズルの吐出口が直線状に形成されたノズル面を有するノズルチップ21が備えられている。このノズルチップ21は、ノズル面を底面とした略直方体状に形成されており、その側面にはインクが供給される図示しない微小なスリットを有するスリット部24が形成されている。
まず、マニホールド22のインク流路35の周縁部分に一体的に設けられ、熱で溶融する溶融部34に、フィルタ31を載置する第一工程を行う。
本実施の形態に係るマニホールド22,22にフィルタ部30が固着されたインクジェットヘッド1を製造するインクジェットヘッドの製造方法では、加熱装置は溶融領域を覆う金属箔32を介してマニホールド22に設けられた溶融部33を加熱しながら押圧して加熱装置より発生した熱量及び押圧力を金属箔32、フィルタ31を介して溶融部33に伝え、フィルタ31をマニホールド22に固着なので、加熱装置が直接、溶融部33に接触することを防ぐことができる。
21 ノズルチップ
22 マニホールド
24 スリット部
25 第一フレキシブル配線基板
31 フィルタ
32 金属箔
33 溶融部
Claims (4)
- インクを吐出するノズルが設けられたヘッドチップに、前記ノズルにインクを導入するインク流路の一部を内部に備え前記インク流路にフィルタが設置されたマニホールドを取り付けたインクジェットヘッドの製造方法において、
前記マニホールドの内部であって、前記インク流路の周縁部分に設けられ、熱で溶融する溶融部に、前記フィルタを載置する第一工程と、
前記周縁部分の溶融領域を覆う金属箔を、接着剤によって前記フィルタに接着する第二工程と、
加熱装置によって前記金属箔を加熱しながら押圧して、前記加熱装置より発生した熱量及び押圧力を前記金属箔、前記フィルタを介して前記溶融部に伝え、前記フィルタを前記マニホールドに固着する第三工程と、を行い前記マニホールドから前記加熱装置を引き離す方向に移動させることを特徴とするインクジェットヘッドの製造方法。 - インクを吐出するノズルが設けられたヘッドチップに、前記ノズルにインクを導入するインク流路の一部を内部に備え前記インク流路にフィルタが設置されたマニホールドを取り付けたインクジェットヘッドの製造方法において、
前記マニホールドの内部であって、前記インク流路の周縁部分に設けられ、熱で溶融するリブ状の溶融部に、前記フィルタを載置する第一工程と、
前記周縁部分の溶融領域を覆う金属箔を、前記フィルタに載置する第二工程と、
加熱装置によって前記金属箔を加熱しながら押圧して、前記加熱装置より発生した熱量及び押圧力を前記金属箔、前記フィルタを介して前記リブ状の溶融部に伝えて当該溶融部を溶融させ、前記フィルタを前記マニホールドに固着する第三工程と、を行い前記マニホールドから前記加熱装置を引き離す方向に移動させることを特徴とするインクジェットヘッドの製造方法。 - インクを吐出するノズルが設けられたヘッドチップに、前記ノズルにインクを導入するインク流路の一部を内部に備え前記インク流路にフィルタが設置されたマニホールドを取り付けたインクジェットヘッドの製造方法において、
前記マニホールドの内部であって、前記インク流路の周縁部分に設けられ、熱で溶融する溶融部に、前記フィルタを載置する第一工程と、
前記周縁部分の溶融領域を覆う金属箔を、前記フィルタに載置する第二工程と、
超音波による分子振動により熱を発生させる加熱装置によって前記金属箔を加熱しながら押圧して、前記加熱装置より発生した熱量及び押圧力を前記金属箔、前記フィルタを介して前記溶融部に伝え、前記フィルタを前記マニホールドに固着する第三工程と、を行い前記マニホールドから前記加熱装置を引き離す方向に移動させることを特徴とするインクジェットヘッドの製造方法。 - 前記第三工程後、前記加熱装置による加熱を停止し、そして前記加熱装置に空気を吹き付けて、前記加熱装置を冷却する第四工程を行うことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のインクジェットヘッドの製造方法。
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