JP2007185972A - インクジェットヘッドユニットの製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来のフィルタ融着方法ではフィルタ融着時の加熱、押圧によるインク流路の変形、あるいは融着部のインク流路への進入により気泡の停留点が出来る恐れがあった。インク流路中に気泡の停留点があると、気泡排出を行った後でも気泡が留まり、留まった気泡が振動や環境変化等の外乱によりインクジェットヘッド側に移動し、インク吐出不良を引き起こすことがあった。
【解決手段】インクを記録紙に吐出し記録を行うインクジェットヘッドと、前記インクジェットヘッドを保持すると共にインクを前記インクジェットヘッドに供給するインク流路及びフィルタ設置部を有する基台から成るインクジェットヘッドユニットにおいて、前記フィルタ設置部は、前記インク流路を取囲む融着面、融着突起及び溝により構成され、前記フィルタは融着突起を介して融着面に融着固定される。
【選択図】図8

Description

本発明は、インクジェットヘッドとインクタンクが一体あるいは分離可能に構成されたヘッドユニットの製造方法に関し、特に、インクジェットヘッドへのインク流路中にフィルタを有するインクジェットヘッドユニットの製造方法に関するものである。
従来、特開平8−80616号公報の第1図に開示されているようなインク流路中にフィルタを融着するインクジェットヘッドユニットが知られていた。
特開平8−80616号公報
しかし、従来の方法ではフィルタ融着時の加熱、押圧によるインク流路の変形、あるいは融着部のインク流路への進入により気泡の停留点が出来る恐れがあった。
一般にインクジェットプリンタでは、インクジェットヘッドのノズル側からポンプ吸引を行いヘッドユニット内の気泡を排出する。
しかしインク流路中に気泡の停留点があると、気泡排出を行った後でも気泡が留まり、留まった気泡が振動や環境変化等の外乱によりインクジェットヘッド側に移動し、インク吐出不良を引き起こすので好ましくない。
そこで、本発明の課題は、インク流路の変形あるいは融着部のインク流路への進入によるが気泡停留点の無い気泡排出性が高いインクジェットヘッドユニットの製造方法を提案することにある。
上記の課題を解決するために本発明のインクジェットヘッドユニットの製造方法は、インクを吐出するインクジェットヘッドを保持するための基台であって、インクを前記インクジェットヘッドに供給するインク流路を有する基台と、前記インクジェットヘッドに供給されるインクから異物を除去するためのフィルタと、有するインクジェットヘッドユニットを製造する方法であって、前記基台には、前記インク流路を取囲むように形成され、前記フィルタが固定される融着面と、前記融着面の外側に形成された融着突起と、前記融着突起の外側に形成された溝であって、溶融した前記融着突起の当該溝側への変形を容易にするための溝と、前記溝の外側の内壁から延出するように形成された案内壁とが設けられており、前記フィルタを前記案内壁に沿って前記融着突起の上に載置し、前記融着突起上に載置された前記フィルタに加熱された融着治具を接触させ、当該融着治具の熱を前記フィルタを介して前記融着突起に伝播させて当該融着突起を溶融させ、前記融着治具により前記フィルタを押圧して溶融した前記融着突起の溶融物を前記フィルタの微細孔に入り込ませ、前記融着治具を前記フィルタから離して前記溶融物を固化させることによりフィルタを前記融着面上に固定することを特徴としている。
ここで、溶融前の前記融着突起は略台形形状であり、前記インク流路側の斜面と前記融着面の成す角度は前記溝側の斜面と前記融着面の成す角度よりも小なることが望ましい。
また、溶融前の前記融着突起は略三角形状であり、前記インク流路側の斜面と前記融着面の成す角度は前記溝側の斜面と前記融着面の成す角度よりも小なることが望ましい。
以上説明したように、本発明のヘッドユニットの製造方法では、基台へのフィルタ融着時にインク流路の変形が抑えられ、また融着突起のインク流路への進入も無いので、気泡停留点が無い。従って、留まった気泡によるインク吐出不良の無い信頼性の高いヘッドユニットが得られる。
さらに、基台の融着突起形状を略三角形状とし前記インク流路側の斜面と前記融着面の成す角度は前記溝側の斜面と前記融着面の成す角度よりも小さくすれば、より信頼性の高いヘッドユニットが得られる。
さらにまた、基台の融着突起形状を略台形形状とし前記インク流路側の斜面と前記融着面の成す角度は前記溝側の斜面と前記融着面の成す角度よりも小さくすれば、より信頼性の高いヘッドユニットが得られる。
以下に、図面を参照して、本発明を適用したインクジェットプリンタのインクジェットヘッドユニット(以下、ヘッドユニットとする)の第1実施例を説明する。
図1は、本例のヘッドユニットを搭載可能なインクジェットプリンタの主要部分を示す概略構成図である。インクジェットプリンタ1は、シリアル型のものであり、ガイド軸2に沿って往復移動可能なキャリッジ3にヘッドユニット4が搭載されている。このヘッドユニット4に対しては、定位置に配置したインクタンク5から可撓性のインクチューブ6を介してインクが供給される。本例では、カラーインクおよびブラックインクが、インクタンク5−1および5−2から、2本のインクチューブ6−1および6−2を介して、ヘッドユニット4に供給される。
図2は本例のヘッドユニット4を前側から見た場合の斜視図であり、図3は後側から見た場合の斜視図であり、図4は図2のIV−IV線で切断した部分を示す横断面図であり、図5は図4のV−V線で切断した部分を示す縦断面図である。また、図6はその分解斜視図である。
これらの図を参照して説明すると、本例のヘッドユニット4は、後側が開口しているユニットカバー11を備えており、このユニットカバー11の中にヘッドユニットの各構成部品が収納されている。すなわち、ユニットカバー11の中には、その前面側から、ヘッドチップ(インクジェットヘッド)12、ユニット基板13、左右一対のダンパ装置14、15、および中継基板16がこの順序で積層されている。左右のダンパ装置14、15の間には抜け防止板17が配置されている。また、本例のダンパ装置14、15は、ヘッドチップ12との間にヘッドチップ12に供給されるインクから異物を除去するためのフィルタ18、19を備えている。なお、ユニットカバー11の前面にはカバーヘッド20が積層されている。
ダンパ装置14、15は左右対称の形状をしており、それぞれ、ユニットカバー11に取り付けたダンパケース21、22と、これらのダンパケース21、22に形成したダンパ室用の凹部23、24をシールしている可撓性のダンパ膜25、26とを備えており、凹部23およびダンパ膜25、凹部24およびダンパ膜26によって、それぞれダンパ室27、28が区画形成されている。
各ダンパ室27、28には、各インクチューブ6−1、6−2が接続されており、インクタンク5−1、5−2から各インクが供給される。各ダンパ室27、38に供給されたインクは、フィルタ18、19を介してヘッドチップ12に供給される。
なお、ユニットカバー11、ユニット基板13、ダンパケース21、22、抜け防止板17およびカバーヘッド18は例えば樹脂成形品から形成できる。また、本例のダンパ膜25、26はゴム膜である。
次に、各部分の構造を説明する。まず、ヘッドチップ12は扁平な直方体形状をしており、その前面12aがインクノズル面であり、ここには各色のインクを吐出する2本のインクノズル列(図示せず)が形成されている。このインクノズル面12aがユニットカバー11の前面開口部11aおよびヘッドカバー20の前面開口部20aから露出している。また、ヘッドチップ12の各側面からは給電用のフレキシブル配線基板31−1、31−2が引き出されて、ユニットカバー11の各側面の内側に沿って後ろ側に引き出され、中継基板16の前面に接続されている。各フレキシブル配線基板31−1、31−2におけるユニット基板13各側面に対峙している部分にはヘッドチップ駆動用IC32−1、32−2が取り付けられている。
ヘッドチップ12が取り付けられているユニット基板13は、ヘッドチップ12が前面41aに接着固定された前板部分41(チップ取り付け部)と、この前板部分41の上下から後方に向けて直角に延びる上板部分42および下板部分43を備えている。前板部分41の後面41bと、上板部分42および下板部分43の間に、ダンパ14、15が組みつけられている。
ここで、前板部分41の前面41aには、ここにヘッドチップ12を接着固定するための接着剤を充填するための接着剤溝44が形成されている。前板部分41の後面41bには、その中央に、上下方向に延びる差込溝45が形成されており、ここに抜け防止板17を差込可能である。また、上板部分42の左右の側面から内側に向けて水平に延びる一定幅のスライド溝46、47が形成されている。これらのスライド溝46、47に沿って、左右両側からダンパ装置14、15をユニット基板13に組み付けることが可能である。
また、前板部分41の内部にはヘッドチップ12に形成されている各2個ずつのインク取り込み口33、34に各インクを供給するためのインク供給路48、49が形成されており、これらインク供給路48、49のダンパ側連通口48a、49aが前板部分後面41bに露出している。このダンバ側連通口48a、49aには各ダンパ装置14、15の各フィルタ18および19がそれぞれ、熱融着によって取り付けられている。
次に、図7は一方のダンパ装置14を取り出して示す断面図である。この図も参照してダンパ装置14、15および抜け防止板17を説明する。各ダンパ装置14、15は左右対称の構造となっているので、一方のダンパ装置14についてのみ説明し、他方のダンバ装置15における対応する部分には同一の番号を付し、それらの説明は省略するものとする。
ダンパ装置14は、前述したように、ダンパケース21と、ここに形成したダンパ室形成用の凹部23と、この凹部23をシールしているダンパ膜25を備えており、凹部23およびダンパ膜25によってダンパ室27が区画形成されている。詳細に説明すると、ダンパケース21には一定深さの矩形の凹部23が形成されており、この凹部23の矩形開口部51は抜け防止板17の側に面しており、その矩形枠状の開口縁端面52はユニット基板13における前板部分41の後面41bに垂直である。この開口縁端面52には、矩形枠状の一定幅の圧入溝53が形成されている。この圧入溝53の開口側の部分はテーパ状に広がっている。
これに対してダンパ膜25は全体として一定厚さのゴム膜であり、その一方の表面には、外周縁部分に沿って矩形枠状の圧入突起54が形成されている。圧入突起54の高さ寸法は圧入溝53の深さ寸法よりも小さいが、その幅寸法は圧入溝53の幅よりも圧入代分だけ大きくしてある。従って、ダンパ膜25の圧入突起54を圧入溝53に強制的に押し込むと、この圧入突起54を弾性変形させてダンパケース側の圧入溝53に圧入固定することができる。圧入固定された状態では、圧入突起54の側面が圧入溝53の側面に密着して、密閉状態のダンパ室27が形成される。
凹部23におけるヘッドユニット後側の側面における底面側の部位には、インク供給路55が連通している。このインク供給路55はダンパケース21の後端面から後方に水平に突出しているインク供給管56に連通している。このインク供給管56には、インクチューブ6−1、6−2のうちの一方の側が接続され、ここを介してダンパ室内にインクが供給される。
また、本例のダンパ14においては、凹部23におけるヘッドユニット前側の底面部分には矩形の連通口57が開いており、この前側には凹部23よりも小さな容積のインク室58が形成されている。このインク室58の前端開口59がダンパケース21の前端面から露出しており、この前端開口59がユニット基板13の前板部分41に形成されているダンパ側連通口48aに連通している。
すなわち、本例のダンパ室27は、ヘッドユニット前後方向に延びる扁平な直方体の室であり、その内周面を規定している6つの内側平面のうち、最も広い面積の左右一対の内側端面がダンパ膜25と凹部底面63によって規定され、後側の内側側面64にはインク供給路55が形成され、前側の内側側面65および底面63の前側部分にはヘッドチップ側にインクを供給するインク室58が連通しており、このインク室58を介してヘッドチップ12の側にインクが供給される。また、インク室58における前端開口59はダンパ室27の内側面からヘッドユニット前方に離れており、この前端開口59に連通してユニット基板13の側のダンパ側連通口48aにフィルタ18が取り付けられている。
一方、図6に示すように、ダンパケース21の上面部分には、ユニット基板13の上板部分42に形成されているスライド溝46に対して横方から水平に差込可能なスライド突起60が形成されている。
次に、抜け防止板17は、左右一対のダンバ14、15の間に配置されており、ほぼダンパ膜25に形成した矩形枠状の圧入突起54に対応する大きさの矩形枠部分71と、この矩形枠部分71の上端面および下端面に形成された上下に突出した位置決め用突起72、73と、矩形枠部分71の前端から前方に延びる差込部74を供えている。
この差込部74は、ユニット基板13の前板部分41における後面41bに形成されている差込溝45に対して後側から垂直に差込可能である。また、上下の位置決め用突起72、73も、同じくユニット基板13の上板部分および下板部分に形成された位置決め溝75、76(図においては位置決め溝75のみを示す。)に後側から差込可能である。
このように構成された本例のヘッドユニット4のダンパ装置14、15においては、そのダンパ室27、28が扁平な直方体形状とされており、面積の広い一対の内側端面の一方がダンパ膜25、26によって規定され、フィルタ18、19は、ダンパ室27、28に連通した容積の小さなインク室58の前端開口59に連通した部分に配置されている。
次に図8は基台13のフィルタ融着部80の断面図を示し、図9はフィルタ融着部の上面図を示す。フィルタ融着部80は左右対称形状となっているので、一方のフィルタ融着部80についてのみ説明する。インク流路48の上部にはフィルタ18を融着するフィルタ融着部80を構成する。フィルタ融着部80は前述したように一定の温度により溶融する材料、例えば熱可塑性樹脂等の高分子材料で形成される。フィルタ18はステンレス等の金属で構成され、メッシュ形状、繊維形状であってインクは通過可能であるが異物の通過は遮断するように形成されている。
フィルタ18よりヘッドチップ12側のインク流路48はヘッドチップ12側に向かって絞り込まれた形状となっている。フィルタ融着部80は融着面41cと、融着面41cに垂直に立設するフィルタの位置決め壁41fとを備えている。また、融着面41cには融着突起41d、溝41eを形成する。融着突起41d、溝41eはインク流路を取囲むように形成され、融着突起41dの断面形状を台形形状とする。
次に、フィルタの融着固定方法を示す。図10は融着操作の説明図、図11はフィルタ融着部80のフィルタ融着後の断面図を示す。
(1)フィルタ18の押圧行程
フィルタ18を基台13のフィルタ融着部80に勘合し、融着突起41d上に載置する。この時、フィルタ融着部80の位置決め壁41fがフィルタ18の案内壁となり位置ずれなく融着突起41d上に載置できる。上部から予め所定温度に加熱された融着治具90を降下させ、フィルタ18に接触させる。
(2)フィルタ融着行程
融着治具90の熱はフィルタ18を介してフィルタ融着部80の融着面41cの融着突起41dに伝播される。融着突起41dは加熱されて溶融する。この時、融着治具90を融着突起41dの高さHの寸法分だけ降下させると、融着治具90の押圧力により溶融材料がフィルタ18の微細孔に入り込む。その後、融着治具90を上昇させると、溶融した材料がフィルタ18のメッシュと絡み合い冷却されて固化し、フィルタ18が融着面41cに固定される。
この融着行程中に融着面41cも加熱され、融着治具90の押圧力により変形する可能性があるが、本実施例では融着突起41dの外側に溝41eを設け融着突起41dがインク流路48から外側に向かって変形し易くしている。これによりインク流路48の変形を小さくすることができ、また溶融した融着突起41dがインク流路48に進入して気泡の停留点を作ることがない。
(その他の実施の形態)
図12は本発明による第2実施例を示し、第1実施例と同じ部分については同一の符号を付け説明は省略する。この実施例では、融着突起41dの断面形状を非対称な台形形状とし、インク流路48側の斜面41d−1と融着面41cのなす角度θ1を、溝41e側の斜面41d−2と融着面41cのなす角度θ2よりも小さくしている。これによりインク流路48の変形をさらに小さくすることができ、また溶融した融着突起41dがインク流路48に進入して気泡の停留点を作ることがない。
(その他の実施の形態)
図13は本発明による第3実施例を示し、第1の実施例と同じ部分については同一の符号を付け説明は省略する。この実施例では、融着突起41dの断面形状を非対称な三角形状とし、インク流路48側の斜面41d−1と融着面41cのなす角度θ1を、溝41e側の斜面41d−2と融着面41cのなす角度θ2よりも小さくしている。これによりインク流路48の変形をさらに小さくすることができ、また溶融した融着突起41dがインク流路48に進入して気泡の停留点を作ることがない。
本発明の第1実施例を適用したシリアル型のインクジェットプリンタの主要部分を示す概略構成図である。 第1実施例のヘッドユニットを前側から見た場合の斜視図である。 第1実施例のヘッドユニットを後側から見た場合の斜視図である。 図2のIV−IV線で切断した部分を示す横断面図である。 図4のV−V線で切断した部分を示す縦断面図である。 第1実施例のヘッドユニットの分解斜視図である。 第1実施例のヘッドユニットに組み込まれているダンパを示す断面図である。 第1実施例のフィルタ融着部を示す断面図である。 第1実施例のフィルタ融着部を示す上面図である。 第1実施例のフィルタ融着操作の説明図である。 第1実施例のフィルタ融着後の断面図である。 本発明による第2実施例を説明する為の断面図である。 本発明による第3実施例を説明する為の断面図である。
符号の説明
1…インクジェットプリンタ、2…ガイド軸、3…キャリッジ、4…ヘッドユニット、5…インクタンク、6…インクチューブ、11…ユニットカバー、11a…前面開口部、12…ヘッドチップ、12a…インクノズル面、13…基台、14,15…ダンパ装置、16…中継基板、17…抜け防止板、18,19…フィルタ、20…ヘッドカバー、21,22…ダンパケース、23,24…凹部、25,26…ダンパ膜、27,28…ダンパ室、33,34…インク取り入れ口、41…前板部分(チップ取り付け部)、41a…前面、41b…後面、45…差込溝、51…凹部の開口部、55…インク供給路、58…インク室、63…ダンパ室の広い面積の内側端面(凹部底面)、64,65…ダンパ室の小面積の内側側面、59…連通口、71…気泡、80…フィルタ融着部、90…融着治具。

Claims (3)

  1. インクを吐出するインクジェットヘッドを保持するための基台であって、インクを前記インクジェットヘッドに供給するインク流路を有する基台と、
    前記インクジェットヘッドに供給されるインクから異物を除去するためのフィルタと、を有するインクジェットヘッドユニットを製造する方法であって、
    前記基台には、
    前記インク流路を取囲むように形成され、前記フィルタが固定される融着面と、
    前記融着面の外側に形成された融着突起と、
    前記融着突起の外側に形成された溝であって、溶融した前記融着突起の当該溝側への変形を容易にするための溝と、
    前記溝の外側の内壁から延出するように形成された案内壁とが設けられており、
    前記フィルタを前記案内壁に沿って前記融着突起の上に載置し、
    前記融着突起上に載置された前記フィルタに加熱された融着治具を接触させ、当該融着治具の熱を前記フィルタを介して前記融着突起に伝播させて当該融着突起を溶融させ、
    前記融着治具により前記フィルタを押圧して溶融した前記融着突起の溶融物を前記フィルタの微細孔に入り込ませ、
    前記融着治具を前記フィルタから離して前記溶融物を固化させることによりフィルタを前記融着面上に固定することを特徴とするインクジェットヘッドユニットの製造方法。
  2. 請求項1において、
    溶融前の前記融着突起は略台形形状であり、前記インク流路側の斜面と前記融着面の成す角度は前記溝側の斜面と前記融着面の成す角度よりも小なることを特徴とするインクジェットヘッドユニットの製造方法。
  3. 請求項1において、
    溶融前の前記融着突起は略三角形状であり、前記インク流路側の斜面と前記融着面の成す角度は前記溝側の斜面と前記融着面の成す角度よりも小なることを特徴とするインクジェットヘッドユニットの製造方法。
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JP2016032942A (ja) * 2015-11-06 2016-03-10 セイコーエプソン株式会社 液体噴射装置

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