JP4254168B2 - インクジェットヘッド及びインクジェットプリンタ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インクジェットヘッド及びインクジェットプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、用紙やプラスチック薄板等の記録媒体にインクを吐出して所定の画像を記録するインクジェットプリンタが提案され、実用化されている。インクジェットプリンタは、ノズル(インク吐出口)を有するインクジェットヘッドを備えており、かかるインクジェットヘッドを所定の方向に移動させながらノズルから記録媒体に向けてインクを吐出することにより、所定の画像を記録している。
【0003】
図7は、従来のインクジェットヘッドの構成を説明するための分解斜視図である。従来のインクジェットヘッドは、図7に示すように、フレーム110、ノズルチップ120、マニホールド130、ヘッド筐体140等から構成されている。
【0004】
フレーム110は、図示されていないキャリッジに対して所定の位置関係をなすように厳密に位置決めされた状態で固定され、キャリッジとともに所定の方向に移動する部材である。このフレーム110は、ノズルチップ120及びマニホールド130を収納する収納部111を備えるとともに、ヘッド筐体140の係止用凹部141を係止させる係止用突起112を備えている。
【0005】
ノズルチップ120は、その下端部にインク吐出口であるノズルを備えた薄板状の部材である。マニホールド130は、図7に示すように、ノズルチップ120の側部に取り付けられて、外部からノズルチップ120へとインクを導く分岐管としての機能を果たす部材である。マニホールド130には、図7に示すように、外部から流入したインクをノズルチップ120へと導くためのコの字型のインク流路131が設けられている。
【0006】
インクジェットヘッドを組み立てる際には、かかるインク流路131内を洗浄して塵芥等の異物を除去する必要がある。従来は、マニホールド130に、洗浄液を流入させるための流入口132及び洗浄液を排出するための排出管133を設け、流入口132から洗浄液を流入させ、インク流路131内を通過して塵芥等を含んだ洗浄液を排出口133から排出させることによって、インク流路131内の洗浄を行っていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来のマニホールド130のインク流路131は、図7に示すようにコの字型とされているため、コーナ部134が流路抵抗となる。このため、洗浄液の流速を十分に確保することができず、洗浄効果が低下するという問題があった。
【0008】
また、従来のマニホールド130の排出管133の排出口は、図7に示すように上方に向けられているため、そのままでは、インク流路131を洗浄する際に洗浄液が排出管133の排出口から上方に排出されてヘッド構成部品に飛散してしまう。このため、洗浄液回収用のパイプを排出管133に接続して洗浄液の排出方向を変える必要があるので、手間がかかっていた。
【0009】
また、インクジェットヘッドを組み立てる際には、まずフレーム110の収納部111内にノズルチップ120及びマニホールド130を収納し、次いでフレーム110にヘッド筐体140を取り付けるが、この手順でインクジェットヘッドを組み立てると、マニホールド130の排出管133がヘッド筐体140の内部に収納されてしまう。このため、ヘッド筐体140内部に洗浄液回収用のパイプを挿入して排出管133に接続する必要があるが、かかる接続作業がきわめて煩雑であった。
【0010】
一方、前記した煩雑なパイプ接続作業を回避する目的で、フレーム110にヘッド筐体140を取り付ける前にインク流路131の洗浄作業を行う場合があるが、このように組立作業の途中で洗浄作業を行うと、インクジェットヘッドの生産性が低下してしまうという問題があった。
【0011】
本発明の課題は、マニホールドのインク流路の十分な洗浄が可能であるとともに、洗浄液排出のためのパイプ接続作業が不要又は容易となるインクジェットヘッドを提供することである。また、本発明の課題は、前記したインクジェットヘッドを備えたインクジェットプリンタを提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、
インクを吐出するノズルが下面に並設されたノズルチップと、前記ノズルチップの側部に装着され前記ノズルチップにインクを導くマニホールドと、前記マニホールドを収納する筐体と、前記ノズルチップの上方に配設され前記筐体に取り付けられる駆動回路基板と、を備えるインクジェットヘッドにおいて、
前記マニホールドは、ノズル並設方向の両方向に向けて各々開口する開口部を、前記ノズル並設方向の両端に備えるとともに、一方の前記開口部と他方の前記開口部とが直線状インク流路で連通されてなり、
前記筐体は、前記マニホールドの前記開口部の何れか一方を外部に露出させる露出口と、前記ノズル並設方向の端部に形成され前記露出口の上方へ立設される側壁部とを有することを特徴とする。
【0013】
請求項1に記載の発明によれば、マニホールドは、ノズル並設方向の両方向に向けて各々開口する開口部を、ノズル並設方向の両端に備えるとともに、一方の開口部と他方の開口部とが直線状インク流路で連通されてなるため、インク流路洗浄の際には、一方の開口部に洗浄液を流入させ、直線状のインク流路を通過させた上で、他方の開口部から排出することができる。従って、洗浄液の流速を維持したまま洗浄作業を行うことができるので、インク流路を十分に洗浄することができる。
【0015】
また、マニホールドを収納する筐体を備え、この筐体が、マニホールドの開口部の何れか一方を外部に露出させる露出口を有するので、インク流路洗浄の際には、露出させない開口部に洗浄液を流入させ、インク流路を経由させて、露出させた開口部から洗浄液を外部に排出することができる。
【0016】
ここで、露出させた開口部は、マニホールドのノズル並設方向の一方の端部に設けられ、ノズル並設方向の一方の方向に向けて開口しているため、露出させた開口部から外部に排出される洗浄液は、ヘッド構成部品へと飛散することがない。従って、洗浄液の排出方向を変えるために洗浄液回収用のパイプを露出させた開口部に接続する必要がない。また、マニホールドを筐体に収納した状態でインク流路の洗浄作業を行うことができるため、インクジェットヘッドの生産性を向上させることができる。
【0017】
請求項に記載の発明は、請求項1に記載のインクジェットヘッドにおいて、
前記筐体は、
前記マニホールドの前記開口部の何れか一方に外部から配管の接続を可能とする配管接続口を有することを特徴とする。
【0018】
請求項に記載の発明によれば筐体が、マニホールドの開口部の何れか一方へと外部から配管の接続を可能とする配管接続口を有するので、インク流路洗浄の際には、外部から筐体の配管接続口に洗浄液回収用のパイプを挿入し、マニホールドの開口部の何れか一方に接続することができる。
【0019】
従って、洗浄液回収用の配管をマニホールドの開口部に接続する作業がきわめて容易となる。また、マニホールドを筐体に収納した状態でインク流路の洗浄作業を行うことができるため、インクジェットヘッドの生産性を向上させることができる。
【0020】
請求項に記載の発明は、インクジェットプリンタであって、
請求項1又は2に記載のインクジェットヘッドを備えることを特徴とする。
【0021】
請求項に記載の発明によれば、請求項1又は2に記載のインクジェットヘッドを備えるので、マニホールドのインク流路の十分な洗浄が可能であるとともに、洗浄液排出のためのパイプ接続作業が不要又は容易となるインクジェットヘッドを備えたインクジェットプリンタを提供することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。以下は本発明の一実施形態であって、本発明を限定するものではない。
【0023】
まず、本実施の形態に係るインクジェットプリンタ1の構成を、図1を用いて説明する。図1は、本実施の形態に係るインクジェットプリンタ1の構成を説明するための概略図である。インクジェットプリンタ1は、図1に示すように、インクジェットヘッド2、キャリッジ3、キャリッジレール4、インクタンク5、インク供給管6、メンテナンスユニット7、保湿ユニット13等を備えて構成される。インクジェットプリンタ1は、所定の記録媒体Mにインクを吐出することにより、記録媒体Mに所定の画像を形成するものである。
【0024】
インクジェットプリンタ1により画像が形成される記録媒体Mは、図1における記録領域Cを通過するようにして、図1における矢印Aの方向(以下、「主走査方向A」という)と直行する副走査方向に、図示しない搬送手段によって搬送される。
【0025】
インクジェットヘッド2は、インクを吐出するノズルを備え、キャリッジ3の記録領域C上での往復移動による走査と併行してインクを吐出することにより、記録媒体Mに画像を形成するものである。インクジェットヘッド2は、インクを吐出するためのノズルが並設された(後述する)ノズル面21bが記録媒体Mと対向するように配置された状態でキャリッジ3に取り付けられる。なお、インクジェットヘッド2は、ノズル吐出方向が垂直下向きとなるように垂直置きしたり、ノズル吐出方向が水平方向となるように水平置きしたりして使用に供することができる。
【0026】
本実施の形態に係るインクジェットプリンタ1においては、ブラック(K)、イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)の4色のインクを吐出できるよう、合計で4個のインクジェットヘッド2がキャリッジ3に設置されている。4個のインクジェットヘッド2は、図1に示すように副走査方向から見て3列に配列されており、中央の列には2個のインクジェットヘッド2が副走査方向に隣接するように配置されている。
【0027】
なお、本実施の形態に係るインクジェットヘッド2の構成の詳細については、図2から図6を用いて後述することとする。
【0028】
キャリッジ3は、インクジェットヘッド2を搭載し、キャリッジレール4に沿ってホームポジション領域Bからメンテナンス領域Dにかけて主走査方向Aに移動する。記録領域Cにおいては、キャリッジ3の動作により、記録媒体M上の主走査が行われる。
【0029】
インクタンク5はインクジェットヘッド2に供給するためのインクを貯留するものであり、4個のインクジェットヘッド2の各々に対応するように4個設置されている。インク供給管6は、インクジェットヘッド2とインクタンク5とを連通接続するように設けられる。インクタンク5内のインクは、このインク供給管6を介してインクジェットヘッド2に導かれる。
【0030】
メンテナンスユニット7は、一連のメンテナンス動作によりインクジェットヘッド2内の異物を除去して、インクジェットヘッド2のインク吐出状態を良好な状態に回復させるものである。メンテナンスユニット7は、メンテナンス領域Dに配置されており、吸引キャップ8、吸引ポンプ9、インク受器10、清掃ブレード11、廃インクタンク12等を有して構成される。
【0031】
吸引キャップ8は、吸引ポンプ9を介して廃インクタンク12と連通しており、メンテナンス動作時に上昇してインクジェットヘッド2のノズル面21bを覆う。吸引キャップ8は、各インクジェットヘッド2のノズル面21bを覆うことができるように4個配置されている。
【0032】
吸引ポンプ9は、図示していないシリンダポンプやチューブポンプを有して構成されており、インクジェットヘッド2内部のインクを異物とともに吸引するための吸引力を発生させるものである。インクジェットヘッド2のノズル面21bを吸引キャップ8で覆った状態で吸引ポンプ9を作動させることにより、インクジェットヘッド2内部のインクを吸引することができる。
【0033】
インク受器10は、インクジェットヘッド2内部のインク吸引後、インクジェットヘッド2によって予備吐出されたインクを受けるものである。清掃ブレード11は、インクジェットヘッド2によって予備吐出を行った後、ノズル面21bに付着しているインクを除去するものである。廃インクタンク12は、吸引ポンプ9の動作によりインクジェットヘッド2から吸引されたインクや、インクジェットヘッド2から予備吐出されたインクを貯留するように機能する。
【0034】
保湿ユニット13は、ホームポジション領域Bに配置され、保湿キャップ14を有して構成される。保湿キャップ14は、インクジェットヘッド2が待機状態にある時、ノズル面21bを覆う事でノズル内のインクを保湿するという機能を果たす。保湿キャップ14は、各インクジェットヘッド2のノズル面21bを覆うことができるように4個設けられている。
【0035】
次に、図2から図6を参照して、本実施の形態に係るインクジェットヘッド2の構成について説明する。図2は本実施の形態に係るインクジェットヘッド2の分解斜視図であり、図3は、図2に示したインクジェットヘッド2を背面側(図2の矢印IIIの方向)から見た状態の分解斜視図である。
【0036】
図4から図6は、本発明の主要部を説明するためのものである。図4は、インクジェットヘッド2を構成するマニホールド22a、22b及びキャップ受け板23を示す拡大斜視図であり、図5は、図4に示したマニホールド22a、22b及びキャップ受け板23を組み立てた状態を示す拡大斜視図である。また、図6は、組み立てた状態のマニホールド22a、22b及びキャップ受け板23を筐体フレーム20に装着した状態を示す拡大斜視図である。
【0037】
本実施の形態に係るインクジェットヘッド2は、図2及び図3に示すように、筐体フレーム20と、ノズルチップ21と、2つのマニホールド22a、22bと、キャップ受け板23と、第1フレキシブル配線基板24a、24bと、駆動回路基板25a、25bと、内部コネクタ26a、26bと、外部コネクタ27と、配線支持板28と、第2フレキシブル配線基板29と、カバー30と、を備えて構成される。
【0038】
筐体フレーム20は、本発明における筐体であり、アルミニウムを材料としてダイキャスト法により一体成形されてなる部材であり、ノズルチップ21、マニホールド22a、22b及びキャップ受け板23を収納する基端フレーム部20a、基端フレーム部20aの長手方向の両端からそれぞれ立設された側壁部20b、20c、両側壁部20b、20cに架け渡すように形成された放熱板20d及びコネクタ支持部20e、両側壁部20b、20cの内側にそれぞれ形成されたノズルチップ保持部20f、20g等を備えている。
【0039】
基端フレーム部20aには、接着剤によって、マニホールド22a、22b及びキャップ受け板23が固定される。かかる基端フレーム部20aには、固定されたマニホールド22a、22bの他方の流路管22aB、22bBを露出させる(後述する)露出口20pが設けられている(図2及び図6参照)。
【0040】
ノズルチップ保持部20f、20gは、ノズルチップ21の上端部21cの両端を各々保持するものである。放熱板20dは、駆動回路基板25a、25bを接合させるものである。コネクタ支持部20eは、外部コネクタ27を支持するように機能するものである。
【0041】
基端フレーム部20aの外周には、3つの支点当接部20h、20i、20jと、2つのボルト挿通孔20k、20lと、が設けられている。3つの支点当接部20h、20i、20jは、キャリッジ3に対してインクジェットヘッド2を位置決めする際に、キャリッジ3側の3支点に当接して支持される部分である。かかる位置決めの後、インクジェットヘッド2をキャリッジ3に固定するためのボルトが、ボルト挿通孔20k、20lに挿通される。
【0042】
また、筐体フレーム20には、外部からのインクを導入する流路コネクタ20mが形成されており、この流路コネクタ20mは、側壁20cに設けられた流路形成部20n内のインク流路に連通している。かかる流路形成部20n内のインク流路は、各マニホールド22a、22bに形成されたインク流路に接続する。流路コネクタ20m及び流路形成部20n内のインク流路を介して各マニホールド22a、22bのインク流路に到達したインクは、さらにノズルチップ21の各ノズルに導入される。
【0043】
ノズルチップ21は、本発明におけるチップであり、その下端部21aに複数のノズルを備えた薄板状の部材である。ノズルチップ21の下端部21aの端面(以下、「ノズル面」という)21bには、インク吐出口であるノズルが、図2の矢印Eの方向(以下、「ノズル並設方向E」という)に連続して形成されている。かかるノズル並設方向Eに連続して形成されたノズルの列を、以下「ノズル列」ということとする。インクジェットヘッド2は、ノズル列が2列構成されたものである。
【0044】
ノズルチップ21は、ノズル並設方向Eに長尺な外形を有しており、ノズル並設方向Eと主走査方向Aとが直行するようにキャリッジ3に搭載される。ノズルチップ21の上端部21c近傍の側面には、後述する各々第1フレキシブル配線基板24a、24bを接続するための電極が設けられている。ノズルチップ21の両側面には、各々マニホールド22a、22bが取り付けられる。
【0045】
ここで、本発明の主要部を構成するマニホールド22a、22b及びキャップ受け板23について、図4及び図5を用いて説明する。
【0046】
マニホールド22a、22bは、筐体フレーム20の流路コネクタ20m及び流路形成部20n内のインク流路を介して外部から導入されたインクを、ノズルチップ21の各ノズルに分岐させて供給する分岐管としての機能を果たす部材である。
【0047】
マニホールド22aには、ノズル並設方向Eの両方向に向けて各々開口する開口部を有する流路管22aA、22aBが設けられており、これら流路管22aA、22aBは、直線状インク流路22aCによって連通されている(図4参照)。同様に、マニホールド22bには、図4に示すようにノズル並設方向Eの両方向に向けて各々開口する開口部を有する流路管22bA、22bBが設けられており、これら流路管22bA、22bBは、直線状インク流路22bCによって連通されている(図4参照)。
【0048】
マニホールド22a、22bの一方の流路管22aA、22bAは、後述するキャップ受け板23のインク受け部材23aに溜められたインクや洗浄液を、マニホールド22a、22b内に流入させるという機能を果たす。
【0049】
マニホールド22a、22bの他方の流路管22aB、22bBは、直線状インク流路22aC、22bCを洗浄する際に機能するものである。すなわち、他方の流路管22aB、22bBは、一方の流路管22aA、22bAから流入して直線状インク流路22aC、22bCを通過した洗浄液を、外部に排出するという機能を果たす。なお、これら他方の流路管22aB、22bBは、直線状インク流路22aC、22bCの洗浄が終了した後に密封される。
【0050】
マニホールド22a、22bのノズルチップ21の側面側には、フィルタ設置部a1、a2が設けられている。フィルタ設置部a1に対してフィルタa3が取り付けられ、フィルタ設置部a2に対してフィルタa4が取り付けられる。なお、各フィルタa2、a4は、各々対応するフィルタ設置部a1、a2に熱圧着又は接着により取り付けられるのが好ましい。フィルタ設置部a1を図3に、フィルタ設置部a2を図2に、それぞれ示している。
【0051】
キャップ受け板23は、ノズルチップ21及びマニホールド22a、22bの下端に取り付けられる部材であり、吸引キャップ8や保湿キャップ14を受けてこれらと密着するものである。ノズルチップ21及びマニホールド22a、22bの下端にキャップ受け板23を取り付けた際に、キャップ受け板23に設けられた開口部23aを介してノズル面21bが露出することとなる。
【0052】
キャップ受け板23は、インク受け部材23bを備えている。インク受け部材23bは、キャップ受け板23を筐体フレーム20の下方に取り付けた際に、筐体フレーム20の流路形成部20n内のインク流路に連通するような位置に配置される。このため、筐体フレーム20の流路形成部20n内のインク流路を介して導かれたインクは、キャップ受け板23のインク受け部材23bに溜められる。
【0053】
また、インク受け部材23bは、図5に示すようにキャップ受け板23をマニホールド22a、22bの下端に取り付けた際に、マニホールド22a、22bの一方の流路管22aA、22bAの開口部の下方に配置される。このため、筐体フレーム20の流路コネクタ20m及び流路形成部20n内のインク流路を介してキャップ受け板23のインク受け部材23bに導かれ溜められたインクは、一方の流路管22aA、22bAによって、マニホールド22a、22b内に流入することとなる。
【0054】
これらマニホールド22a、22b及びキャップ受け板23から構成されるユニット(図5参照)を、筐体フレーム20の基端フレーム部20aに装着した状態を図6に示している。筐体フレーム20の基端フレーム部20aには、マニホールド22a、22bの他方の流路管22aB、22bBを外部に露出させる露出口20pが設けられている。
【0055】
かかる露出口20pは、マニホールド22a、22bの他方の流路管22aB、22bBへと外部から配管の接続を可能とする配管接続口としても機能する。マニホールド22a、22bの直線状インク流路22aC、22bCを洗浄する際に、洗浄液回収用のパイプ(配管)を他方の流路管22aB、22bBに接続することによって、他方の流路管22aB、22bBから排出される洗浄液を、洗浄液回収用のパイプを介して所定の外部タンクに導くことができる。
【0056】
第1フレキシブル配線基板24a、24bは、ノズルチップ21の電極に接続され、駆動回路基板25a等とノズルチップ21とを電気的に接続するためのものである。第1フレキシブル配線基板24a、24bは、後述する駆動回路基板25a、25bに接続され、内部コネクタ26a、26b、外部コネクタ27等を介して、外部に電気的に接続される。
【0057】
駆動回路基板25a、25bと外部との電気的接続は、内部コネクタ26a、26b、外部コネクタ27及び第2フレキシブル配線基板29により行われる。
【0058】
内部コネクタ26a、26bは、駆動回路基板25a、25bに各々実装されている。第2フレキシブル配線基板29の外部電極は、外部コネクタ27に接続されており、かかる外部電極を含む第2フレキシブル配線基板29の一部は配線支持板28上に貼付されて支持されている。第2フレキシブル配線基板29の端部は二股に分かれるように配線支持板28から延設され、その先端にそれぞれ内部電極が形成されている。これら内部電極が、各内部コネクタ26a、26bに接続される。インクジェットヘッド2の実装時には、外部コネクタ27はキャリッジ3に設置されたコネクタに接続される。
【0059】
筐体フレーム20にカバー30が取り付けられると、ヘッド筐体の4側面と上端面(ノズル面21bと反対側の面)が構成される。ヘッド筐体の上端面を構成するカバー30の端面には、コネクタ保持開口30aが形成されている。筐体フレーム20にカバー30が取り付けられると、外部コネクタ27及び配線支持板28は、コネクタ保持開口30aによって保持される。
【0060】
次に、本実施の形態に係るインクジェットヘッド2の製造方法について説明する。
【0061】
まず、所定の外形を有するチップに、インク供給用のスリットや電極21dを形成し、これらスリットや電極を洗浄する(チップ製作・洗浄工程)。このチップの下端にノズルプレートを貼付するとノズルチップ21が完成するが、本実施の形態においては、チップの下端にノズルプレートを貼付する前に、チップの両側面にマニホールド22a、22bを取り付ける(マニホールド取付工程)。
【0062】
次いで、チップの下端にノズルプレートを貼付して、ノズルチップ21とする(ノズルプレート貼付工程)。ノズルプレートは、微小な孔(ノズル)が穿設された薄板状部材であり、ノズル面21bを構成するものである。
【0063】
次いで、ノズルチップ21の電極に、第1フレキシブル配線基板22a、22bを接続する(配線工程)。次いで、ノズルチップ21及びマニホールド22a、22bの下端部に、キャップ受け板23を装着する(キャップ受け板装着工程)。次いで、これら一体化させたノズルチップ21、マニホールド22a、22b、キャップ受け板23、第1フレキシブル配線基板24a、24b及び駆動回路基板25a、25bを、筐体フレーム20に取り付ける(筐体取付工程)。
【0064】
以上の工程を経た段階で、筐体フレーム20の流路コネクタ20m、流路形成部20n内のインク流路、キャップ受け板23のインク受け部材23b、マニホールド22a、22bの一方の流路管22aA、22bA、直線状インク流路22aC、22bC、他方の流路管22aB、22bB、からなるインク流路が形成されるので、流路コネクタ20mから洗浄液を流し込んで、形成されたインク流路全体を洗浄する(インク流路洗浄工程)。
【0065】
流路コネクタ20m、流路形成部20n内のインク流路、キャップ受け板23のインク受け部材23b、マニホールド22a、22bの一方の流路管22aA、22bA、直線状インク流路22aC、22bCを通過した洗浄液は、マニホールド22a、22bの他方の流路管22aB、22bBから排出される。
【0066】
かかるインク流路洗浄工程を経た後、筐体フレーム20にカバー30を取り付けて、インクジェットヘッド2の製造を完了する。この後、駆動回路基板25a、25bに実装された内部コネクタ26a、26bを第2フレキシブル配線基板29に接続するとともに、外部コネクタ27をキャリッジ3のコネクタに接続して、インクジェットヘッド2とキャリッジ3とを電気的に接続する。
【0067】
本実施の形態に係るインクジェットヘッド2においては、マニホールド22a、22bの一方の流路管22aA、22bAと他方の流路管22aB、22bBとが、直線状インク流路22aC、22bCで連通されてなるため、インク流路洗浄工程において、一方の流路管22aA、22bAの開口部に洗浄液を流入させ、直線状インク流路22aC、22bCを通過させた上で、他方の流路管22aB、22bBの開口部から洗浄液を排出することができる。従って、洗浄液の流速を維持したまま洗浄作業を行うことができるので、インク流路を十分に洗浄することができる。
【0068】
また、本実施の形態に係るインクジェットヘッド2においては、マニホールド22a、22bを収納する筐体フレーム20の基端フレーム部20aを備え、この基端フレーム部20aが、マニホールド22a、22bの他方の流路管22aB、22bBの開口部を外部に露出させる露出口20pを有するので、インク流路洗浄工程において、マニホールド22a、22bの一方の流路管22aA、22bAに洗浄液を流入させ、直線状インク流路22aC、22bCを経由させた上で、露出させた他方の流路管22aB、22bBから洗浄液を外部に排出することができる。
【0069】
ここで、露出させた他方の流路管22aB、22bBの開口部は、マニホールド22a、22bのノズル並設方向Eの一方の端部に設けられ、ノズル並設方向Eの一方の方向に向けて開口しているため、露出させた他方の流路管22aB、22bBから外部に排出される洗浄液は、ヘッド構成部品へと飛散することがない。従って、洗浄液の排出方向を変えるために洗浄液回収用のパイプを他方の流路管22aB、22bBに接続する必要がない。また、マニホールド22a、22bを筐体フレーム20の基端フレーム部20aに収納した状態で直線状インク流路22aC、22bCの洗浄作業を行うことができるため、インクジェットヘッド2の生産性を向上させることができる。
【0070】
また、本実施の形態に係るインクジェットヘッド2においては、マニホールド22a、22bを収納する筐体フレーム20の基端フレーム部20aを備え、この基端フレーム部20aが、マニホールド22a、22bの他方の流路管22aB、22bBへと外部から配管の接続を可能とする配管接続口としての露出口20pを有するので、インク流路洗浄工程において、露出口20pから露出している他方の流路管22aB、22bBに洗浄液回収用のパイプ接続することができる。
【0071】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、マニホールドは、ノズル並設方向の両方向に向けて各々開口する開口部を、ノズル並設方向の両端に備えるとともに、一方の開口部と他方の開口部とが直線状インク流路で連通されてなるため、インク流路洗浄の際には、一方の開口部に洗浄液を流入させ、直線状インク流路を通過させた上で、他方の開口部から排出することができる。従って、洗浄液の流速を維持したまま洗浄作業を行うことができるので、インク流路を十分に洗浄することができる。
【0072】
また、マニホールドを収納する筐体を備え、この筐体が、マニホールドの開口部の何れか一方を外部に露出させる露出口を有するので、インク流路洗浄の際には、露出させない開口部に洗浄液を流入させ、インク流路を経由させて、露出させた開口部から外部に排出することができる。
【0073】
ここで、露出させた開口部は、マニホールドのノズル並設方向の一方の端部に設けられ、ノズル並設方向の一方の方向に向けて開口しているため、露出させた開口部から外部に排出される洗浄液は、ヘッド構成部品へと飛散することがない。従って、洗浄液の排出方向を変えるために洗浄液回収用のパイプを露出させた開口部に接続する必要がない。また、マニホールドを筐体に収納した状態でインク流路の洗浄作業を行うことができるため、インクジェットヘッドの生産性を向上させることができる。
【0074】
請求項に記載の発明によれば筐体が、マニホールドの開口部の何れか一方へと外部から配管の接続を可能とする配管接続口を有するので、インク流路洗浄の際には、外部から筐体の配管接続口に洗浄液回収用のパイプを挿入し、マニホールドの開口部の何れか一方に接続することができる。
【0075】
従って、洗浄液回収用の配管をマニホールドの開口部に接続する作業がきわめて容易となる。また、マニホールドを筐体に収納した状態でインク流路の洗浄作業を行うことができるため、インクジェットヘッドの生産性を向上させることができる。
【0076】
請求項に記載の発明によれば、マニホールドのインク流路の十分な洗浄が可能であるとともに、洗浄液排出のためのパイプ接続作業が不要又は容易となるインクジェットヘッドを備えたインクジェットプリンタを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るインクジェットプリンタの概要を説明するための概略図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係るインクジェットヘッドの分解斜視図である。
【図3】図2に示したインクジェットヘッドを矢印IIIの方向から見た状態の分解斜視図である。
【図4】図2に示したインクジェットヘッドを構成するマニホールド及びキャップ受け板を示す拡大斜視図である。
【図5】図4に示したマニホールド及びキャップ受け板を組み立てた状態を示す拡大斜視図である。
【図6】図5に示したマニホールド及びキャップ受け板を筐体フレームの基端フレーム部に装着した状態を示す拡大斜視図である。
【図7】従来のインクジェットヘッドの構成の一部を説明するための分解斜視図である。
【符号の説明】
1 インクジェットプリンタ
2 インクジェットヘッド
3 キャリッジ
4 キャリッジレール
5 インクタンク
6 インク供給管
7 メンテナンスユニット
8 吸引キャップ
9 吸引ポンプ
10 インク受器
11 清掃ブレード
12 廃インクタンク
13 保湿ユニット
14 保湿キャップ
20 筐体フレーム(枠状部材)
20a 基端フレーム部
20b、20c 側壁部
20d 放熱板
20e コネクタ支持部
20f、20g ノズルチップ保持部
20h〜20j 支点当接部
20k、20l ボルト挿通孔
20m 流路コネクタ
20n 流路形成部
20p 露出口
21 ノズルチップ
21a 下端部
21b ノズル面
22a、22b マニホールド
22aA、22bA 一方の流路管
22aB、22bB 他方の流路管
22aC、22bC 直線状インク流路
23 キャップ受け板
23a 開口部
23b インク受け部材
24a、24b 第1フレキシブル配線基板
25a、25b 駆動回路基板
26a、26b 内部コネクタ
27 外部コネクタ
28 配線支持板
29 第2フレキシブル配線基板
30 カバー
30a コネクタ保持開口
110 フレーム
111 収納部
112 係止用突起
120 ノズルチップ
130 マニホールド
131 インク流路
132 流入口
133 排出管
134 コーナ部
140 ヘッド筐体
141 係止用凹部

Claims (3)

  1. インクを吐出するノズルが下面に並設されたノズルチップと、前記ノズルチップの側部に装着され前記ノズルチップにインクを導くマニホールドと、前記マニホールドを収納する筐体と、前記ノズルチップの上方に配設され前記筐体に取り付けられる駆動回路基板と、を備えるインクジェットヘッドにおいて、
    前記マニホールドは、ノズル並設方向の両方向に向けて各々開口する開口部を、前記ノズル並設方向の両端に備えるとともに、一方の前記開口部と他方の前記開口部とが直線状インク流路で連通されてなり、
    前記筐体は、前記マニホールドの前記開口部の何れか一方を外部に露出させる露出口と、前記ノズル並設方向の端部に形成され前記露出口の上方へ立設される側壁部とを有する
    ことを特徴とするインクジェットヘッド。
  2. 前記筐体は、
    前記マニホールドの前記開口部の何れか一方に外部から配管の接続を可能とする配管接続口を有することを特徴とする請求項1に記載のインクジェットヘッド。
  3. 請求項1又は2に記載のインクジェットヘッドを備えることを特徴とするインクジェットプリンタ。
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