JP2005119027A - インクジェットヘッド - Google Patents
インクジェットヘッド Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005119027A JP2005119027A JP2003353497A JP2003353497A JP2005119027A JP 2005119027 A JP2005119027 A JP 2005119027A JP 2003353497 A JP2003353497 A JP 2003353497A JP 2003353497 A JP2003353497 A JP 2003353497A JP 2005119027 A JP2005119027 A JP 2005119027A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- head chip
- groove
- inkjet head
- ink
- manifold
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Abstract
【解決手段】 インクジェットヘッド4は、インクを吐出口42から吐出するヘッドチップ41と、ヘッドチップ41に接着されたマニホールド48a,48bとを有している。このマニホールド48a,48bのヘッドチップ41の側の側面には、吐出口42を下側とした場合に、下端部49aが閉塞されるとともに上端部49bが開口した溝部49が形成されている。溝部49には、接着剤が充填されている。溝部49の側壁492は、上端部49bから下端部49aに向かって溝部49の幅を狭めるように、上下方向に対して傾斜して設けられている。溝部49は、側壁492と下端部49aとに沿って浅くなっている。
【選択図】 図6
Description
即ち、第1の方法は、接着剤によってヘッドチップの一方の面、他方の面の順にマニホールドを接着する方法である。
また、第2の方法は、ヘッドチップの両面に接着剤を塗布してヘッドチップの両面から一度にマニホールドを接着する方法である。
また、上記第2の方法を用いる場合には、ヘッドチップの両面の極細かい領域に対して接着剤を塗布するのが難しいという問題がある。
インクを吐出口から吐出するインクジェットヘッドチップと、
前記インクジェットヘッドチップに接着されたマニホールドとを有するインクジェットヘッドにおいて、
前記吐出口を下側とした場合に、
前記マニホールドの前記インクジェットヘッドチップ側の側面には、下端部が閉塞されるとともに上端部が開口した溝部が形成され、
この溝部には、接着剤が充填されていることを特徴とする。
前記溝部の少なくとも一方の側壁は、前記上端部から前記下端部に向かって前記溝部の幅を狭めるように、上下方向に対して傾斜して設けられ、
前記溝部は、前記一方の側壁と前記下端部とに沿って浅くなっていることを特徴とする。
前記溝部は、前記インクジェットヘッドチップとの間に未硬化の接着剤を貯留するための貯留部を前記上端部に有し、
この貯留部の容積は、前記溝部全体の容積の半分以上であることを特徴とする。
前記マニホールドは、前記インクジェットヘッドチップの2つ以上の面にそれぞれ接着されていることを特徴とする。
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明と同様の効果を得ることができるのは勿論のこと、強固に接着を行うことができる。
請求項3記載の発明によれば、請求項1または2記載の発明と同様の効果を得ることができるのは勿論のこと、いっそう容易に接着を行うことができる。
請求項4記載の発明によれば、請求項1〜3の何れか一項に記載の発明と同様の効果を得ることができるのは勿論のこと、インクジェットヘッドを容易に製造することができる。
吸引ポンプ11はシリンダーポンプやチューブポンプを有して構成されていて、吸引キャップ8が吐出面を覆った状態で作動することにより、吐出口からインクジェットヘッド4内部のインクを異物とともに吸引するための吸引力を発生するようになっている。
図2に示すように、本実施形態のインクジェットヘッド4には、複数の吐出口42(図3参照)からインクを吐出するインクジェットヘッドチップ(以下「ヘッドチップ」と称す。)41が設けられている。
なお、本実施の形態においては、ヘッドチップ41の寸法は、縦(図2の上下方向の長さ)が15mm、横が45mm、厚みが3.2mmとなっている。
側壁部492は、上端部49bから下端部49aに向かって溝部49の幅を狭めるように、上下方向に対して傾斜している。
側壁部492に沿って形成された第1底部494は第2底部495及び第3底部496よりもヘッドチップ41に近くなっており、これにより溝部49は側壁部492に沿って浅くなっている。
上端部49bに形成された第3溝部496は第1溝部494及び第2溝部495よりもヘッドチップ41から離れており、これにより、溝部49にはヘッドチップ41との間に未硬化の接着剤を貯留するための貯留部49cが形成されている。貯留部49cの容積は、溝部49の全体の容積の半分以上となっている。
また、保持板51には第1の係止片51bと、第2の係止片51cとがそれぞれ形成されており、これら第1の係止片51b及び第2の係止片51cはマニホールド48a,48bに係合し、マニホールド48a,48bに対して保持板51の位置を確定させるようになっている。
まず、ヘッドチップ41の両側面にマニホールド48a,48bを取り付ける。具体的には、ヘッドチップ41の溝部41eとマニホールド48aの凸部482とを嵌合させることによりヘッドチップ41にマニホールド48aを取り付ける。次に、マニホールド48aの嵌合部48cとマニホールド48bの被嵌合部48dとを嵌合させることにより、ヘッドチップ41にマニホールド48bを取り付ける。
また、ヘッドチップ41の2面にマニホールドが接着されていることとして説明したが、3面以上に接着されていることとしても良い。
41 ヘッドチップ(インクジェットヘッドチップ)
48 マニホールド
49 溝部
49a 溝部の下端部
49b 溝部の上端部
49c 貯留部
492 溝部の側壁部(溝部の一方の側壁部)
Claims (4)
- インクを吐出口から吐出するインクジェットヘッドチップと、
前記インクジェットヘッドチップに接着されたマニホールドとを有するインクジェットヘッドにおいて、
前記吐出口を下側とした場合に、
前記マニホールドの前記インクジェットヘッドチップ側の側面には、下端部が閉塞されるとともに上端部が開口した溝部が形成され、
この溝部には、接着剤が充填されていることを特徴とするインクジェットヘッド。 - 請求項1記載のインクジェットヘッドにおいて、
前記溝部の少なくとも一方の側壁は、前記上端部から前記下端部に向かって前記溝部の幅を狭めるように、上下方向に対して傾斜して設けられ、
前記溝部は、前記一方の側壁と前記下端部とに沿って浅くなっていることを特徴とするインクジェットヘッド。 - 請求項1または2記載のインクジェットヘッドにおいて、
前記溝部は、前記インクジェットヘッドチップとの間に未硬化の接着剤を貯留するための貯留部を前記上端部に有し、
この貯留部の容積は、前記溝部全体の容積の半分以上であることを特徴とするインクジェットヘッド。 - 請求項1〜3の何れか一項に記載のインクジェットヘッドにおいて、
前記マニホールドは、前記インクジェットヘッドチップの2つ以上の面にそれぞれ接着されていることを特徴とするインクジェットヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003353497A JP2005119027A (ja) | 2003-10-14 | 2003-10-14 | インクジェットヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003353497A JP2005119027A (ja) | 2003-10-14 | 2003-10-14 | インクジェットヘッド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005119027A true JP2005119027A (ja) | 2005-05-12 |
JP2005119027A5 JP2005119027A5 (ja) | 2006-11-24 |
Family
ID=34611764
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003353497A Pending JP2005119027A (ja) | 2003-10-14 | 2003-10-14 | インクジェットヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005119027A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0924611A (ja) * | 1994-07-25 | 1997-01-28 | Seiko Epson Corp | インクジェット式記録ヘッド、及びその製造方法 |
JP2003053971A (ja) * | 2001-08-13 | 2003-02-26 | Seiko Epson Corp | インクジェット式記録ヘッド |
-
2003
- 2003-10-14 JP JP2003353497A patent/JP2005119027A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0924611A (ja) * | 1994-07-25 | 1997-01-28 | Seiko Epson Corp | インクジェット式記録ヘッド、及びその製造方法 |
JP2003053971A (ja) * | 2001-08-13 | 2003-02-26 | Seiko Epson Corp | インクジェット式記録ヘッド |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3995996B2 (ja) | インクジェットヘッド及びインクジェット式記録装置 | |
JP3513199B2 (ja) | 液体噴射ヘッド、これを用いた液体噴射ヘッドカートリッジおよび記録装置、ならびに液体噴射ヘッドの製造方法 | |
JP4125082B2 (ja) | インクジェット記録ヘッドの製造方法 | |
JP3177100B2 (ja) | インクジェットヘッドおよびインクジェット装置ならびに前記ヘッドの製造方法および前記ヘッドの製造装置 | |
JP2004082544A (ja) | インクジェットヘッド及びインクジェット式記録装置 | |
US6808252B2 (en) | Ink jet recording head and manufacturing method therefor | |
JP2010046853A (ja) | インクジェット記録ヘッド | |
US6623094B2 (en) | Ink jet recording device | |
JP2008126646A (ja) | インクジェットヘッド | |
JPH1128823A (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP2005119027A (ja) | インクジェットヘッド | |
JP3226690B2 (ja) | 着脱自在なインクジェットユニットおよびインクジェット装置 | |
JP2005212268A (ja) | インクジェットヘッド | |
JP4254168B2 (ja) | インクジェットヘッド及びインクジェットプリンタ | |
JPH106518A (ja) | インクジェット記録装置 | |
JPH1044442A (ja) | 液体吐出ヘッド、液体吐出ヘッドの製造方法、液体吐出装置、および記録システム | |
JP2801424B2 (ja) | インクジェット記録装置および該装置における吐出回復方法 | |
JP2005111829A (ja) | インクジェットヘッドの製造方法 | |
JP2937523B2 (ja) | インクジェットヘッド | |
JP3700549B2 (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP3466827B2 (ja) | インクジェット記録ヘッド及び該インクジェット記録ヘッドの製造方法 | |
JP4277495B2 (ja) | マニホールドの取付構造、インクジェットヘッド及びインクジェットプリンタ | |
JP3752897B2 (ja) | インクジェット記録ヘッド | |
JPH10138480A (ja) | インクジェット記録ヘッド | |
JP2660062B2 (ja) | インクジェットヘッド、インクジェットユニット、インクジェットカートリッジ及びインクジェット装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20061006 |
|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20061006 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20091124 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20100119 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100622 |