JPH1128823A - インクジェット記録装置 - Google Patents
インクジェット記録装置Info
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- JPH1128823A JPH1128823A JP9182832A JP18283297A JPH1128823A JP H1128823 A JPH1128823 A JP H1128823A JP 9182832 A JP9182832 A JP 9182832A JP 18283297 A JP18283297 A JP 18283297A JP H1128823 A JPH1128823 A JP H1128823A
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Abstract
ンク供給管と接続される接続部材の組立が簡単となり、
しかも、接続部材に備えられたフィルタによるインク内
の気泡やゴミ等の除去を効率よく行うことができるよう
にする。 【解決手段】 貯留タンクから接続部材30,31の第
1及び第2のインク流路を経て複数の記録ヘッドへイン
クを供給するように構成されたインクジェット記録装置
において、インク内の気泡やゴミ等を除去するために、
接続部材30,31の接続部分に、第1及び第2のイン
ク流路の両方を覆う大きさの1つのフィルタ32を設け
る。これにより、第1及び第2のインク流路に対して1
回の位置決め・固定でフィルタ32を組み込むことがで
き、組み込み工程が簡単になる。
Description
録装置に関し、特に、インク内の気泡やゴミ等を除去す
るために設けられるフィルタに関するものである。
けるインク供給系の一形態として、インク貯留タンクか
らインク供給管を通して記録ヘッドへインクを供給する
ものがある。また、インク貯留タンクと記録ヘッドとが
インク供給管及びインク排出管で接続され、循環ポンプ
等により貯留タンク及び記録ヘッド間でインクが循環す
るようにしたものが知られている。後者のようなインク
ジェット記録装置に使用される記録ヘッドを図10に示
す。記録ヘッド2’には、インク流路を形成するマニホ
ールド64’が設けられ、このマニホールド64’に
は、インク供給管と接続されるインク供給用接続部69
a、及びインク排出管と接続されるインク排出用接続部
69bが設けられている。これらによるインク流路は、
アクチュエータ21に設けられた複数のインク噴射チャ
ンネルに通じている。各噴射チャンネルはノズルプレー
ト22に設けられた複数のノズル孔を通して開口してい
る。そして、これらインク供給用接続部69a及びイン
ク排出用接続部69bには、印字不良の原因となるイン
ク内の気泡やゴミ等を取り除くためのフィルタ32’が
それぞれ設けられており、貯留タンク−記録ヘッド2’
間で循環するインクはこのフィルタ32’を通るように
構成されている。なお、アクチュエータ21は、FPC
(flexible printed circuit)45によって、インクジ
ェット記録装置の制御系と電気的に接続され、FPC4
5とアクチュエータ21との接続部分は、FPC押さえ
65によって保護される。
ような従来のインクジェット記録装置によれば、フィル
タ32’をインク供給用接続部69a及び排出用接続部
69bにそれぞれ接続する際には、それぞれの接続部に
対して位置決め、及び溶着を行わなければならず、それ
らの組み込み工程に手間を要していた。また、各接続部
に別々にフィルタ32’を組み込むと、フィルタとして
機能しない部分の割合が増え、フィルタ32’の省面積
化が困難となる。しかるに、上記のフィルタ32’は、
その製造コストが高いため、フィルタ面積を特に大きく
することなく、効率良く気泡やゴミ等を除去することが
望まれている。
になされたものであり、記録ヘッドに接続される第1及
び第2のインク流路に対するフィルタの組み込みを簡単
に行うことができ、しかも、このフィルタの有効利用面
積を拡大することができて、省スペースでインク内の気
泡やゴミ等の除去を効率良く行うことができるインクジ
ェット記録装置を提供することを目的とする。
に請求項1に記載の発明に係るインクジェット記録装置
は、記録ヘッドと接続された第1のインク流路、及び第
2のインク流路が形成された第1の接続部材と、前記第
1の接続部材内の各インク流路に対応して設けられ、イ
ンク供給又は排出装置と接続する第1及び第2のインク
流路が形成された第2の接続部材と、前記第1及び第2
の接続部材との接続部分に設けられ、前記第1及び第2
の接続部材の第1及び第2のインク流路の両方の流路を
覆う大きさに設定されたフィルタとを備えているもので
ある。
ク流路の両方を覆う大きさの1つのフィルタを第1の接
続部材と第2の接続部材との接続部分に設ければよいの
で、第1及び第2のインク流路に対して1回の位置決め
・固定によりフィルタを組み込むことができ、組み込み
工程が簡単になる。また、第1及び第2のインク流路の
各流路ごとに別々にフィルタを設ける場合よりも、組み
込みの構成上、フィルタとして機能しない部分の割合が
少なくなり、有効利用部分の割合を増やすことができ、
従って、フィルタの省面積化が図れる。
ジェット記録装置は、請求項1に記載のインクジェット
記録装置であって、前記第1の接続部材が前記第2の接
続部材と接続する面には、前記第1の接続部材内に形成
された第1及び第2のインク流路と、前記第2の接続部
材内に形成された第1及び第2のインク流路との位置を
合わせるための係合部が形成され、前記第2の接続部材
の前記第1の接続部材との接続面には、前記係合部に対
応する係合部材が形成されているものである。
記第2の接続部材とを、各々の係合部同士を合わせるこ
とで確実に接合することができる。併せて、フィルタを
確実にシール状態に組み込むことができる。
ジェット記録装置は、請求項1又は請求項2に記載のイ
ンクジェット記録装置であって、前記第1の接続部材の
第1のインク流路の記録ヘッド側開口部は、第2の接続
部材の第1のインク流路の前記インク供給又は排出装置
側開口部に対し、また第1の接続部材の第2のインク流
路の記録ヘッド側開口部は、第2の接続部材の第2のイ
ンク流路の前記供給又は排出装置側開口部に対し、それ
ぞれずれて位置するものである。
ク流路をインクが通過するとき、インクとフィルタとの
接触面積が広くなり、従って、インク内の気泡やゴミ等
は効率良く除去される。
ジェット記録装置は、請求項1から請求項3のいずれか
に記載のインクジェット記録装置であって、前記記録ヘ
ッドを複数個備え、前記第1の接続部材の第1及び第2
のインク流路がそれぞれ記録ヘッドにインクを供給する
ように記録ヘッドに接続され、前記第2の接続部材の第
1及び第2のインク流路がそれぞれインク貯留タンクに
接続されているものである。
を備えるものにおいて、フィルタの組み込み工程が簡単
になり、かつフィルタの省面積化が図れるとともに、各
記録ヘッドに供給するインク内の気泡やゴミ等が効率良
く除去される。
ジェット記録装置は、請求項1から請求項3のいずれか
に記載のインクジェット記録装置であって、前記第1及
び第2の接続部材の第1のインク流路がインク貯留タン
クから前記記録ヘッドにインクを供給するためのインク
供給流路を形成し、前記第1及び第2の接続部材の第2
のインク流路が前記記録ヘッドからインクを排出するた
めのインク排出流路を形成しているものである。
ら記録ヘッドへインクを供給し、記録ヘッドからインク
を排出するものにおいて、フィルタの組み込み工程が簡
単になり、かつフィルタの省面積化が図れるとともに、
記録ヘッドに供給するインク及び排出するインク内の気
泡やゴミ等が効率良く除去される。
ジェット記録装置は、請求項5に記載のインクジェット
記録装置であって、前記第1の接続部材は、前記記録ヘ
ッドのアクチュエータと対向する面に、第1及び第2の
インク流路と接続しそのアクチュエータの噴射チャンネ
ルにインクを供給するためのマニホールドを一体に備
え、他面に前記第2の接続部材が接続されるものであ
る。
ニホールド間の流路を短縮でき、フィルタの省面積化と
併せて装置の小型化が図れるとともに、記録ヘッドに供
給するインク及び排出するインク内の気泡やゴミ等が効
率良く除去される。
インクジェット記録装置について図面を参照して説明す
る。図1はインクジェット記録装置のインク供給系の概
略構成を示す図である。インクジェット記録装置1は、
図示しないインク貯留タンクから記録ヘッドに2にイン
クを供給し、記録ヘッド2からのインク噴射によって記
録媒体に対し記録を行う。
チャンネルが形成されたアクチュエータ21、インク噴
射チャンネル内のインクが噴射されるノズル孔が形成さ
れたノズルプレート22、インク貯留タンクからのイン
クを各インク噴射チャンネルに案内するためのマニホー
ルド23を有している。記録ヘッド2は、上記と同様の
構成のものが複数個設けられ、高密度記録又は高速記録
を達成するために並列配置されている。各マニホールド
23とインク貯留タンクとの間には、各マニホールド2
3にインクを供給するための複数のインク流路が形成さ
れた接続部材(第1の接続部材)30と、接続部材30
内の各インク流路に対応させてインク供給用流路が形成
され、インク供給管10及び11を介してインク貯留タ
ンクに接続する接続部材(第2の接続部材)31と、こ
れら接続部材30と接続部材31との接続部分に設けら
れ、接続部材30,31の各インク流路を覆う大きさに
設定されたフィルタ32とが設けられている。接続部材
30は、インク供給管33及び34によって各マニホー
ルド23と接続されている。記録ヘッド2と第1及び第
2の接続部材30,31は、記録媒体に沿って移動可能
なキャリッジ等のフレーム3に一体に支持されている。
2について図2乃至図4を参照して説明する。図2は接
続部材30,31及びフィルタ32の組み込み前の分解
斜視図、図3(a)は接続部材30,31及びフィルタ
32の組み込み前の側断面図、(b)は同組み込み後の
側断面図、図4はフィルタ32のインク供給路及びイン
ク排出路に対応する部分を示した図である。上述したよ
うに、接続部材30及び31には、各マニホールド23
に対応して複数のインク流路が形成されており、各接続
部材のインク流路同士の位置が合うように設定されてい
る。
(図面上で左端手前側、なお、図1とは左右が反対に図
示されている)部に設けられた接続管31aは、接続部
材30の他端(図面上で右端)部に設けられた接続管3
0aに対応するように設定されている。即ち、接続部材
30,31の内部には、接続管31aと、接続管30a
とを繋ぐインク路48が形成されており、図3に白抜き
矢印で示すように、接続部材31の接続管31aから流
入したインクは、インク路48を通って左端部から右端
部まで移動し、接続管30aから吐出されるようになっ
ている。接続部材30の接続管30bと、接続部材31
の接続管31bは上記インク流路と平行して点対称に構
成され、接続管31bから流入したインクは、他のイン
ク路48を通って接続管30bから吐出されるようにな
っている。上記実施の形態では、2個の記録ヘッドのた
めに、接続管31a,31b−インク路48,48−接
続管30a,30bからなる第1及び第2のインク流路
が形成されているが、記録ヘッドの個数が増えれば、さ
らにインク流路が追加されることは言うまでもない。
される面には、両接続部材30,31にそれぞれ形成さ
れたインク路48を相互に位置合わせするための凸部
(係合部)31cが設けられ、接続部材30の接続部材
31と接続される面には、凸部31cに対応した形状の
凹部30c(係合部)が設けられている。フィルタ32
を凹部30cの内側に嵌合して各インク路48の全体を
覆い、凸部31cを凹部30に係合させることにより、
簡単、かつ、確実に三者の位置決めを行うことができ
る。位置決め後、熱、超音波等の手段を用いて接続部材
30,31をフィルタ32を介して溶着、あるいは接着
等して接合することにより、第1及び第2のインク流路
を確実にシールすることができる。
0及び接続部材31において、第1及び第2のインク流
路の一方の接続管30a,31bと、他方の接続管31
a,31bとは、それぞれインク路48の両端に位置
し、つまり相互にずれて位置しているので、インクが接
続部材30,31内を移動すると、インク路48に対応
する比較的長いフィルタ32の領域32a及び32b部
分においてフィルタ32を通過することになる。よっ
て、インクとフィルタ32との接触面積が増大するの
で、インク内に発生した気泡やゴミ等を効率よく除去す
ることができる。
記録装置1によれば、接続部材30及び接続部材31間
に設けられる1つのフィルタ32でもって、第1及び第
2のインク流路を覆うようにしたので、各記録ヘッドの
マニホールド23ごとに別々にフィルタを設ける場合に
比べて、フィルタの位置決めが1回で済み、従って、そ
の組み込みが簡単になる。また、各記録ヘッドのマニホ
ールド23ごとに別々にフィルタを設ける場合よりも、
フィルタの周囲で固定するための部分の共通化が図れ
て、必要とされるフィルタの面積が少なくて済み、フィ
ルタ32のコストを低減することができる。
で、この場合、インクジェット記録装置は、インク貯留
タンク4と記録ヘッド2との間でインクが循環される構
成としている。貯留タンク4と記録ヘッド2とは、イン
ク供給管10及びインク排出管11で接続されており、
インク供給管10には、貯留タンク4からインクを供給
するポンプ13が設けられ、インク排出管11には、イ
ンクの逆流を防止するためのバルブ14が設けられてい
る。
の接続口を有し、一方の接続口はインク供給管10にイ
ンク供給管33を介して接続され、、他方の接続口はイ
ンク排出管11にインク排出管34を介して接続されて
いる。接続部材30、31は、前記実施の形態と同じ構
造のものであるが、第1のインク流路は、インク供給管
10,33と接続され、インク供給流路を形成し、第2
のインク流路は、インク排出管11,34と接続され、
インク排出流路を形成する。
ッドユニットについて図6を参照して説明する。図6
(a)はインクジェット記録装置に備えられるヘッドユ
ニットの斜視図、(b)は同ヘッドユニットの分解斜視
図である。ヘッドユニット40は、カラー記録が可能と
なるように、黒、シアン、マゼンタ、イエローのインク
を噴射する4つの記録ヘッド2a,2b,2c,2dを
有し、さらに、この記録ヘッド2a乃至2dが取り付け
られ固定されるヘッドホルダ41、ヘッドホルダ41の
上部に取り付けられるケースホルダ42、及び記録ヘッ
ド2a乃至2dを保護するためのヘッドカバー43を有
している。記録ヘッド2a乃至2dは、それぞれインク
供給管33a乃至d及びインク排出管34a乃至dによ
って接続部材30,31を介して貯留タンク4に接続さ
れ、FPC(flexible printed circuit)45によっ
て、ヘッドドライバ等が備えられたヘッド基板46に電
気的に接続されている。
ると、貯留タンク4よりインク供給管10、33を介し
てマニホールド23にインクが充填される。余ったイン
クはインク排出管11,34を介して貯留タンク4に戻
る。そしてパージ装置35をノズルプレート22に接触
させ、吸引動作を行うことで、マニホールド23に充填
されたインクがアクチュエータ21のインク噴射チャン
ネルに充填される。この後、インク供給管10を閉塞し
ない位置でポンプ13の動作を止め、バルブ14を閉じ
る。記録動作によってアクチュエータ21からインクが
噴射され、即ち消費されると、アクチュエータ21内の
インク噴射チャンネル及びノズル孔の毛細管作用により
貯留タンク4よりインク供給管10、33を介してマニ
ホールド23にインクが補給される。
ド2にインクが充填あるいは補給されるとき、インク内
のゴミや気泡等がフィルタ領域32bによって除去され
る。マニホールド23にインクを充填する際、マニホー
ルド23から貯留タンク4へ戻るインクからもフィルタ
領域32aによってゴミが除去される。記録動作中バル
ブ14を閉じるのは、排出側のフィルタ領域32aに捕
捉されたゴミが、インクとともに記録動作にともないイ
ンク排出管34を逆流し、記録ヘッドへ入り込むのを阻
止するためである。
記録装置によれば、接続部材30及び接続部材31間に
設けられる1つのフィルタ32でもって、インク供給路
及びインク排出路の両流路を覆うようにしたので、前記
実施の形態と同様に、フィルタの組み込みが簡単で、フ
ィルタの有効利用を図ることができる。
すもので、図7(a)は記録ヘッドの斜視図、(b)は
同記録ヘッドの分解斜視図、図8は同記録ヘッドのマニ
ホールドを示す斜視図、図9(a)は図7のA−A線断
面図、(b)は図7のB−B線断面図である。本実施の
形態に係る記録ヘッド60では、マニホールド64は、
第1の接続部材のアクチュエータ21と対向する面に、
一体に形成されている。つまり、マニホールドのインク
供給流路64a及びインク排出流路64bは、第1の接
続部材の第1のインク流路、第2のインク流路と一体化
している。接続部材(第2の接続部材)63は、マニホ
ールド(第1の接続部材)64に直接溶着等により接合
される。接続部材63には、図5に示したインク供給管
10及びインク排出管11と接続されるインク供給用流
路63a及び排出用流路63bが形成され、これら両方
の流路を覆うように1枚のフィルタ62が設けられる。
このような構成とすれば、上述した記録ヘッド2に適用
する場合と、同等の作用効果が得られる。
接続される面には、接続部材63内に形成されたインク
供給用流路63a及びインク排出用流路63bと、マニ
ホールド64内に形成されたインク供給用流路64a及
びインク排出用流路64bとの位置を合わせるための凸
部(係合部)63cが設けられ、マニホールド64の接
続部材63と接続される面には、凸部63cに対応した
形状の凹部64c(係合部)が設けられている。これに
より、簡単、かつ、確実にマニホールド64に対する接
続部63の位置決め及び溶着を行うことができる。
るインクジェット記録装置によれば、第1及び第2の接
続部材間に設けられるフィルタを、第1と第2のインク
流路の両方の流路を覆う大きさとしたので、各流路に対
するフィルタの位置決めを1回で行えることになり、そ
の組み込みが簡単になる。また、必要とされるフィルタ
の面積を、各流路ごとに別々にフィルタを設ける場合よ
りも少なくすることができ、かつフィルタの製造コスト
を低減することができる。
ジェット記録装置によれば、第1の接続部材と前記第2
の接続部材の互いの接続面に、それぞれ係合部が形成さ
れているので、両部材同士の位置決め及び接合を簡単か
つ確実に行うことができる。また、このような両部材の
接合によって、フィルタを確実にシール状態にすること
ができる。
ジェット記録装置によれば、第1及び第2の接続部材の
各流路の両端の開口部をそれぞれずらして位置させるの
で、インクがフィルタを通過するときのインクとフィル
タとの接触面積が広くなる。これによって、インク内の
気泡やゴミ等の除去を効率良く行うことができる。
ジェット記録装置によれば、複数個の記録ヘッドを備え
るものにおいて、各記録ヘッドに供給するインク内の気
泡やゴミ等を効率良く除去することができるとともに、
フィルタの組み込み工程が簡単になり、かつフィルタの
省面積化を図ることができる。
ジェット記録装置によれば、インク貯留タンクから記録
ヘッドへインクを供給し、記録ヘッドからインクを排出
するものにおいて、記録ヘッドに供給するインク及び排
出するインク内の気泡やゴミ等を効率良く除去すること
ができるとともに、フィルタの組み込み工程が簡単にな
り、かつフィルタの省面積化を図ることができる。
ジェット記録装置によれば、第1の接続部材とマニホー
ルド間の流路を短縮でき、フィルタの省面積化と併せて
装置の小型化を図ることができるとともに、記録ヘッド
に供給するインク及び排出するインク内の気泡やゴミ等
を効率良く除去することができる。
構成を示す図である。
解斜視図である。
み前の側断面図、(b)は同組み込み後の側断面図であ
る。
ルタ部分を示した図である。
ンク供給系の概略構成を示す図である。
置に備えられるヘッドユニットの斜視図、(b)は同ヘ
ッドユニットの分解斜視図である。
ト記録装置に使用される他の形態による記録ヘッドの斜
視図、(b)は同記録ヘッドの分解斜視図である。
ある。
のB−B線断面図である。
用される記録ヘッドの斜視図、(b)は同記録ヘッドの
分解斜視図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 記録ヘッドと接続された第1のインク流
路、及び第2のインク流路が形成された第1の接続部材
と、 前記第1の接続部材内の各インク流路に対応して設けら
れ、インク供給又は排出装置と接続する第1及び第2の
インク流路が形成された第2の接続部材と、 前記第1及び第2の接続部材との接続部分に設けられ、
前記第1及び第2の接続部材の第1及び第2のインク流
路の両方の流路を覆う大きさに設定されたフィルタとを
備えていることを特徴とするインクジェット記録装置。 - 【請求項2】 前記第1の接続部材が前記第2の接続部
材と接続する面には、前記第1の接続部材内に形成され
た第1及び第2のインク流路と、前記第2の接続部材内
に形成された第1及び第2のインク流路との位置を合わ
せるための係合部が形成され、前記第2の接続部材の前
記第1の接続部材との接続面には、前記係合部に対応す
る係合部材が形成されていることを特徴とする請求項1
に記載のインクジェット記録装置。 - 【請求項3】 前記第1の接続部材の第1のインク流路
の記録ヘッド側開口部は、第2の接続部材の第1のイン
ク流路の前記供給又は排出装置側開口部に対し、また第
1の接続部材の第2のインク流路の記録ヘッド側開口部
は、第2の接続部材の第2のインク流路の前記供給又は
排出装置側開口部に対し、それぞれずれて位置すること
を特徴とする請求項1又は請求項2に記載のインクジェ
ット記録装置。 - 【請求項4】 前記記録ヘッドを複数個備え、前記第1
の接続部材の第1及び第2のインク流路がそれぞれ記録
ヘッドにインクを供給するように記録ヘッドに接続さ
れ、前記第2の接続部材の第1及び第2のインク流路が
それぞれインク貯留タンクに接続されていることを特徴
とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のインク
ジェット記録装置。 - 【請求項5】 前記第1及び第2の接続部材の第1のイ
ンク流路がインク貯留タンクから前記記録ヘッドにイン
クを供給するためのインク供給流路を形成し、前記第1
及び第2の接続部材の第2のインク流路が前記記録ヘッ
ドからインクを排出するためのインク排出流路を形成し
ていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれ
かに記載のインクジェット記録装置。 - 【請求項6】 前記第1の接続部材は、前記記録ヘッド
と対向する面に、第1及び第2のインク流路と接続しそ
の記録ヘッドの噴射チャンネルにインクを供給するため
のマニホールドを一体に備え、他面に前記第2の接続部
材が接続されることを特徴とする請求項5に記載のイン
クジェット記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18283297A JP4408966B2 (ja) | 1997-07-08 | 1997-07-08 | インクジェット記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP18283297A JP4408966B2 (ja) | 1997-07-08 | 1997-07-08 | インクジェット記録装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH1128823A true JPH1128823A (ja) | 1999-02-02 |
JP4408966B2 JP4408966B2 (ja) | 2010-02-03 |
Family
ID=16125255
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18283297A Expired - Lifetime JP4408966B2 (ja) | 1997-07-08 | 1997-07-08 | インクジェット記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP4408966B2 (ja) |
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