JP2002337362A - インクジェット式記録装置 - Google Patents
インクジェット式記録装置Info
- Publication number
- JP2002337362A JP2002337362A JP2001321694A JP2001321694A JP2002337362A JP 2002337362 A JP2002337362 A JP 2002337362A JP 2001321694 A JP2001321694 A JP 2001321694A JP 2001321694 A JP2001321694 A JP 2001321694A JP 2002337362 A JP2002337362 A JP 2002337362A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flow path
- ink
- plate
- recording head
- channel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Ink Jet (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 信頼性、及び生産性の向上を図ることができ
る流路接続構造を備えたインクジェット式記録装置を提
供すること。 【解決手段】 インク滴を吐出するヘッド本体10と、
インクカートリッジのインクをヘッド本体10に導く流
路30が形成された流路構成板43とを備え、流路構成
板43が、少なくとも一方にインクの流路30となる凹
部が形成された下側流路板29と上側流路板28とを、
流路30を囲む弾性シール部材32を介在させて積層し
て構成されている。
る流路接続構造を備えたインクジェット式記録装置を提
供すること。 【解決手段】 インク滴を吐出するヘッド本体10と、
インクカートリッジのインクをヘッド本体10に導く流
路30が形成された流路構成板43とを備え、流路構成
板43が、少なくとも一方にインクの流路30となる凹
部が形成された下側流路板29と上側流路板28とを、
流路30を囲む弾性シール部材32を介在させて積層し
て構成されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクカートリッ
ジから供給されたインクをインク滴として吐出する記録
ヘッドを備えたインクジェット式記録装置、より詳細に
はインクカートリッジから記録ヘッド本体にインクを供
給するインク流路の構造に関する。
ジから供給されたインクをインク滴として吐出する記録
ヘッドを備えたインクジェット式記録装置、より詳細に
はインクカートリッジから記録ヘッド本体にインクを供
給するインク流路の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェット式記録装置は、インクを
インク滴として吐出するインクジェット記録ヘッドと、
この記録ヘッドに供給するインクを貯留するインクカー
トリッジとを備えている。記録ヘッドとインクカートリ
ッジとを接続してインク流路を形成するインク供給針が
ヘッドホルダに設けられ、またインクカートリッジには
インク供給口が設けられている。
インク滴として吐出するインクジェット記録ヘッドと、
この記録ヘッドに供給するインクを貯留するインクカー
トリッジとを備えている。記録ヘッドとインクカートリ
ッジとを接続してインク流路を形成するインク供給針が
ヘッドホルダに設けられ、またインクカートリッジには
インク供給口が設けられている。
【0003】すなわち、インクカートリッジ52がイン
ク供給針53に装着される直前の状態を示す図9に示す
ように、ヘッドホルダ50の下面に、印字信号に対応し
てインク滴を吐出する記録ヘッド51が取り付けられて
おり、またヘッドホルダ50の上面には、インクカート
リッジ52を収容するカートリッジケース62が設けら
れている。一方、インクカートリッジ52は、その下面
に位置決め突部63を備え、位置決め突部63の下面に
インク供給口54が形成されている。なお、インク供給
口54の開口部は、装着時にインク供給針により破断可
能なフィルム64で封止されている。
ク供給針53に装着される直前の状態を示す図9に示す
ように、ヘッドホルダ50の下面に、印字信号に対応し
てインク滴を吐出する記録ヘッド51が取り付けられて
おり、またヘッドホルダ50の上面には、インクカート
リッジ52を収容するカートリッジケース62が設けら
れている。一方、インクカートリッジ52は、その下面
に位置決め突部63を備え、位置決め突部63の下面に
インク供給口54が形成されている。なお、インク供給
口54の開口部は、装着時にインク供給針により破断可
能なフィルム64で封止されている。
【0004】一方、ヘッドホルダ50の上面には、位置
決め突部63を収容する凹部61が形成され、この凹部
61にインク供給針53が立設されている。なお、この
例は、4色のインクを用いて印刷する記録装置を示すも
ので、インク供給針53は、各色ごとに合計4本設けら
れている。
決め突部63を収容する凹部61が形成され、この凹部
61にインク供給針53が立設されている。なお、この
例は、4色のインクを用いて印刷する記録装置を示すも
ので、インク供給針53は、各色ごとに合計4本設けら
れている。
【0005】インク供給針53の先端部は、図10に示
すようにインク供給口54のフィルム64を容易に突き
破れるように円錐状に形成されている。そして、先端の
円錐状面58に上下方向に貫通するインク誘導孔56が
穿設されている。そして、インク供給針53の内部に
は、インク誘導孔56に連通する第1インク流路55が
形成され、ヘッドホルダ50には、インク供給針53の
第1インク流路55内に誘導されたインクを記録ヘッド
51に導く第2インク流路67が形成されている。
すようにインク供給口54のフィルム64を容易に突き
破れるように円錐状に形成されている。そして、先端の
円錐状面58に上下方向に貫通するインク誘導孔56が
穿設されている。そして、インク供給針53の内部に
は、インク誘導孔56に連通する第1インク流路55が
形成され、ヘッドホルダ50には、インク供給針53の
第1インク流路55内に誘導されたインクを記録ヘッド
51に導く第2インク流路67が形成されている。
【0006】第2インク流路67の入り口部分には、イ
ンクカートリッジ52から供給されたインクをろ過する
フィルタ59が設けられている。第2インク流路67
は、インクカートリッジ52よりも幅寸法が小さい記録
ヘッド51にインクを導くため、中央のヘッド本体51
に向かって水平方向、及び上下方向に斜めに延びるよう
に設けられている。
ンクカートリッジ52から供給されたインクをろ過する
フィルタ59が設けられている。第2インク流路67
は、インクカートリッジ52よりも幅寸法が小さい記録
ヘッド51にインクを導くため、中央のヘッド本体51
に向かって水平方向、及び上下方向に斜めに延びるよう
に設けられている。
【0007】インクカートリッジ52を装着すると、イ
ンク供給針53の先端が、インクカートリッジ52のイ
ンク供給口54のフィルム64を突き破り、インク供給
口54内にインク供給針53が挿通され、インク供給針
53のインク誘導孔56、及び第1、及び第2インク流
路55、67を通ってインクカートリッジ52内のイン
クが記録ヘッド51に流れ込む。
ンク供給針53の先端が、インクカートリッジ52のイ
ンク供給口54のフィルム64を突き破り、インク供給
口54内にインク供給針53が挿通され、インク供給針
53のインク誘導孔56、及び第1、及び第2インク流
路55、67を通ってインクカートリッジ52内のイン
クが記録ヘッド51に流れ込む。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記記録ヘ
ッドでは、インクカートリッジ52よりも寸法が小さい
ヘッド本体51にインクを導くため、流路67がヘッド
本体51に向かって斜めに延びるように形成されてい
る。このように、記録ヘッドに複雑な加工を必要とする
斜め穴を形成させなければならず、コストアップが避け
られない。また、流路67を斜めに形成させているた
め、記録装置の薄型化を阻害するという問題がある。
ッドでは、インクカートリッジ52よりも寸法が小さい
ヘッド本体51にインクを導くため、流路67がヘッド
本体51に向かって斜めに延びるように形成されてい
る。このように、記録ヘッドに複雑な加工を必要とする
斜め穴を形成させなければならず、コストアップが避け
られない。また、流路67を斜めに形成させているた
め、記録装置の薄型化を阻害するという問題がある。
【0009】このような問題を解消するため、例えば図
11に示すようにヘッドホルダ50の下面に流路形成盤
69が形成され、この流路形成盤69に、第1インク流
路55と連通する第2インク流路57が形成されるとと
もに、第2インク流路57に連通する溝68が設けられ
ている。そして、溝68の開放部側にプレート66を接
着剤や超音波溶着により接合して流路67を形成するこ
とが考えられる。なお、図中符号70は、図示しない記
録ヘッドにインクを供給するインク供給孔を示す。これ
によれば、少なくとも流路を水平方向に延設するだけ
で、幅の広いインクカートリッジから幅の狭い記録ヘッ
ドにインクを導く流路を形成でき、高さ方向の寸法を抑
えることが可能となる。
11に示すようにヘッドホルダ50の下面に流路形成盤
69が形成され、この流路形成盤69に、第1インク流
路55と連通する第2インク流路57が形成されるとと
もに、第2インク流路57に連通する溝68が設けられ
ている。そして、溝68の開放部側にプレート66を接
着剤や超音波溶着により接合して流路67を形成するこ
とが考えられる。なお、図中符号70は、図示しない記
録ヘッドにインクを供給するインク供給孔を示す。これ
によれば、少なくとも流路を水平方向に延設するだけ
で、幅の広いインクカートリッジから幅の狭い記録ヘッ
ドにインクを導く流路を形成でき、高さ方向の寸法を抑
えることが可能となる。
【0010】しかしながら、流路形成盤69とプレート
66との接合に接着剤を用いると、流路67内にはみ出
した接着剤に気泡が付着しやすく、付着した気泡が印刷
中の振動等で遊離して流路67から記録ヘッドに流れ込
み、印刷不良を招くという問題がある。また、超音波溶
着による接合では、流路形成盤69とプレート66とを
相対的に高速度で往復動させる必要上、溶融樹脂の残屑
が残りやすく、記録ヘッド流路67内に侵入してやはり
印刷不良を招くという問題がある。さらに、接着剤や超
音波溶着による接合では、一旦接合された接合部を外す
ことができないため、流路67内やフィルタ59等を洗
浄して再生する等の作業が不可能に近い。
66との接合に接着剤を用いると、流路67内にはみ出
した接着剤に気泡が付着しやすく、付着した気泡が印刷
中の振動等で遊離して流路67から記録ヘッドに流れ込
み、印刷不良を招くという問題がある。また、超音波溶
着による接合では、流路形成盤69とプレート66とを
相対的に高速度で往復動させる必要上、溶融樹脂の残屑
が残りやすく、記録ヘッド流路67内に侵入してやはり
印刷不良を招くという問題がある。さらに、接着剤や超
音波溶着による接合では、一旦接合された接合部を外す
ことができないため、流路67内やフィルタ59等を洗
浄して再生する等の作業が不可能に近い。
【0011】本発明は、このような事情に鑑みなされた
もので、その目的とするところは、生産効率や歩留まり
がよく、印字トラブルの発生を可及的に防止でき、かつ
メンテナンスが容易な流路接続構造を備えたインクジェ
ット式記録装置を提供することである。
もので、その目的とするところは、生産効率や歩留まり
がよく、印字トラブルの発生を可及的に防止でき、かつ
メンテナンスが容易な流路接続構造を備えたインクジェ
ット式記録装置を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】このような課題を達成す
るために本発明のインクジェット式記録装置は、インク
滴を吐出する記録ヘッドと、前記記録ヘッドにインクを
供給するインクカートリッジと、前記インクカートリッ
ジから前記記録ヘッドにインクを導くインク流路を形成
する流路構成板とを備えたインクジェット式記録装置に
おいて、流路構成板が、前記インクカートリッジと接続
する接続部材を備えた第1流路板と、前記記録ヘッドと
接続する接続口とフィルタを収容する凹部とを備えた第
2流路板とを積層して接離可能に構成され、前記インク
流路を形成する溝が少なくとも一方の前記流路板の表面
に形成され、また前記溝を囲む弾性シール部材が一方の
前記流路板に設けられ、前記弾性シール部材を弾圧状態
で収容するシール溝が他方の前記流路板に形成されてい
る。
るために本発明のインクジェット式記録装置は、インク
滴を吐出する記録ヘッドと、前記記録ヘッドにインクを
供給するインクカートリッジと、前記インクカートリッ
ジから前記記録ヘッドにインクを導くインク流路を形成
する流路構成板とを備えたインクジェット式記録装置に
おいて、流路構成板が、前記インクカートリッジと接続
する接続部材を備えた第1流路板と、前記記録ヘッドと
接続する接続口とフィルタを収容する凹部とを備えた第
2流路板とを積層して接離可能に構成され、前記インク
流路を形成する溝が少なくとも一方の前記流路板の表面
に形成され、また前記溝を囲む弾性シール部材が一方の
前記流路板に設けられ、前記弾性シール部材を弾圧状態
で収容するシール溝が他方の前記流路板に形成されてい
る。
【0013】
【作用】接着作業や溶着作業が不要となるため、はみ出
した接着剤や溶着滓による目詰まり等の不都合を完全に
払拭でき、またフィルタがインク流路の記録ヘッドの側
に位置するから、組立作業等によりインク流路に侵入し
た塵埃がフィルタで確実に除去される。流路板の表面に
流路を形成する溝と、これを取囲むように弾性シール部
材を形成して接離可能に積層されているため、インクカ
ートリッジから前記記録ヘッドにインクを導くインク流
路を平面構造として構成でき、小型化が容易になる。ま
た分解によりメンテナンスが可能となる。
した接着剤や溶着滓による目詰まり等の不都合を完全に
払拭でき、またフィルタがインク流路の記録ヘッドの側
に位置するから、組立作業等によりインク流路に侵入し
た塵埃がフィルタで確実に除去される。流路板の表面に
流路を形成する溝と、これを取囲むように弾性シール部
材を形成して接離可能に積層されているため、インクカ
ートリッジから前記記録ヘッドにインクを導くインク流
路を平面構造として構成でき、小型化が容易になる。ま
た分解によりメンテナンスが可能となる。
【0014】
【発明の実施の態様】そこで以下に本発明の詳細を図示
した実施例に基づいて説明する。図1、及び図2は、本
発明の流路接続構造が適用されるインクジェット式記録
装置の周辺構造の一例を示す図である。この装置は、イ
ンクカートリッジ2が搭載されるとともに記録ヘッド1
が取り付けられたキャリッジ3を備えている。
した実施例に基づいて説明する。図1、及び図2は、本
発明の流路接続構造が適用されるインクジェット式記録
装置の周辺構造の一例を示す図である。この装置は、イ
ンクカートリッジ2が搭載されるとともに記録ヘッド1
が取り付けられたキャリッジ3を備えている。
【0015】キャリッジ3は、タイミングベルト4を介
してステッピングモータ5に接続され、ガイド穴26
(図2)をガイドバー6に案内されて記録紙7の紙幅方
向(主走査方向)に往復移動し、記録紙7と対向する
面、この実施例では下面に、記録ヘッド1が取り付けら
れ、また上面には図2に示すようにインクカートリッジ
2の収容領域が形成され、開口部にインクカートリッジ
2の上部を押さえる蓋部材25が取り付けられている。
また、非印字領域には、印刷休止中に記録ヘッド1のノ
ズル開口を封止することによりノズル開口の乾燥を防止
するキャップ8、及び記録ヘッド1のノズル面をワイピ
ングするワイパー部材9が配置されている。
してステッピングモータ5に接続され、ガイド穴26
(図2)をガイドバー6に案内されて記録紙7の紙幅方
向(主走査方向)に往復移動し、記録紙7と対向する
面、この実施例では下面に、記録ヘッド1が取り付けら
れ、また上面には図2に示すようにインクカートリッジ
2の収容領域が形成され、開口部にインクカートリッジ
2の上部を押さえる蓋部材25が取り付けられている。
また、非印字領域には、印刷休止中に記録ヘッド1のノ
ズル開口を封止することによりノズル開口の乾燥を防止
するキャップ8、及び記録ヘッド1のノズル面をワイピ
ングするワイパー部材9が配置されている。
【0016】図3は、記録ヘッド本体10の一実施例を
示すものであって、ノズル開口11と圧力発生室12が
形成された流路ユニット13と、圧電振動子14が収容
されたヘッドケース15とを接合して構成されている。
流路ユニット13は、ノズル開口11が穿設されたノズ
ルプレート16と、圧力発生室12と共通のインク室1
7、及びこれらを連通させるインク供給路18とに対応
する空間が形成された流路形成板19と、圧力発生室1
2の開口面を封止する振動板20とが積層されて形成さ
れている。
示すものであって、ノズル開口11と圧力発生室12が
形成された流路ユニット13と、圧電振動子14が収容
されたヘッドケース15とを接合して構成されている。
流路ユニット13は、ノズル開口11が穿設されたノズ
ルプレート16と、圧力発生室12と共通のインク室1
7、及びこれらを連通させるインク供給路18とに対応
する空間が形成された流路形成板19と、圧力発生室1
2の開口面を封止する振動板20とが積層されて形成さ
れている。
【0017】圧電振動子14は、駆動信号の入力によ
り、充電状態で長手方向に収縮し、充電状態から放電す
る過程で長手方向に伸長する、いわゆる縦振動モードの
振動子で、その先端が圧力発生室12の一部を形成する
振動板20の島部20Aに固着された状態でその他端が
基台21に固定されている。
り、充電状態で長手方向に収縮し、充電状態から放電す
る過程で長手方向に伸長する、いわゆる縦振動モードの
振動子で、その先端が圧力発生室12の一部を形成する
振動板20の島部20Aに固着された状態でその他端が
基台21に固定されている。
【0018】また、ヘッドケース15には、共通のイン
ク室17に対応する領域に、大気連通路42を介して大
気に開放されたダンパ室23が形成され、振動板20の
弾性変形によりインク室17内の圧力変動を緩和するよ
うに構成されている。
ク室17に対応する領域に、大気連通路42を介して大
気に開放されたダンパ室23が形成され、振動板20の
弾性変形によりインク室17内の圧力変動を緩和するよ
うに構成されている。
【0019】このように構成された記録ヘッド本体10
は、圧電振動子14の収縮・伸長を受けて圧力発生室1
2が膨張・収縮し、これによる圧力発生室12の圧力変
動によりインクカートリッジから圧力発生室12へのイ
ンクの吸引と、圧力発生室12のインクをインク滴とし
てノズル開口11から吐出する。なお、符号34は回路
基板を、また符号22は回路基板34からヘッド本体1
0に駆動信号等を入力するフレキシブルケーブルをそれ
ぞれ示す。
は、圧電振動子14の収縮・伸長を受けて圧力発生室1
2が膨張・収縮し、これによる圧力発生室12の圧力変
動によりインクカートリッジから圧力発生室12へのイ
ンクの吸引と、圧力発生室12のインクをインク滴とし
てノズル開口11から吐出する。なお、符号34は回路
基板を、また符号22は回路基板34からヘッド本体1
0に駆動信号等を入力するフレキシブルケーブルをそれ
ぞれ示す。
【0020】図4、図5は、インク供給針27から記録
ヘッド本体10にインクを供給するインク流路を形成す
る流路構成板の一実施例を示すものであって、複数、こ
の実施例ではインクカートリッジ2と接続する接続部材
として機能する6本のインク供給針27が植設された上
側流路板(第1流路板)28と、各インク供給針27に
連通して流路板の面に平行に延びる流路30が形成され
た下側流路板(第2流路板)29とを重ね合わせ、穴4
0にネジ38を挿通して一体に固定して構成されてい
る。
ヘッド本体10にインクを供給するインク流路を形成す
る流路構成板の一実施例を示すものであって、複数、こ
の実施例ではインクカートリッジ2と接続する接続部材
として機能する6本のインク供給針27が植設された上
側流路板(第1流路板)28と、各インク供給針27に
連通して流路板の面に平行に延びる流路30が形成され
た下側流路板(第2流路板)29とを重ね合わせ、穴4
0にネジ38を挿通して一体に固定して構成されてい
る。
【0021】下側流路板29の上面には、図6(a)
(b)に示したようにインク供給針27からインク補給
穴39に延びる流路溝37が刻設され、流路溝37の外
周を囲むように細い溝44が形成され、図7(a)、
(b)に示すようにこの溝44に無端状の弾性シール部
材32が装填、固着されている。流路溝37の記録ヘッ
ド10の側には、円錐状の凹部45が形成されていてこ
こに流路30を流下したインクをろ過するフィルタ31
が装着されている。一方、上側流路板28の下面には、
弾性シール部材32を弾圧しつつ収容するシール溝33
が、弾性シール部材32に対応するように形成され、凹
部45に対応する位置には凹部45の内周面に係合する
外周面を備えた突出部46が形成されている。
(b)に示したようにインク供給針27からインク補給
穴39に延びる流路溝37が刻設され、流路溝37の外
周を囲むように細い溝44が形成され、図7(a)、
(b)に示すようにこの溝44に無端状の弾性シール部
材32が装填、固着されている。流路溝37の記録ヘッ
ド10の側には、円錐状の凹部45が形成されていてこ
こに流路30を流下したインクをろ過するフィルタ31
が装着されている。一方、上側流路板28の下面には、
弾性シール部材32を弾圧しつつ収容するシール溝33
が、弾性シール部材32に対応するように形成され、凹
部45に対応する位置には凹部45の内周面に係合する
外周面を備えた突出部46が形成されている。
【0022】これにより、下側流路板29の凹部45に
上側流路板28の突出部46を係合させると、下側流路
板29と上側流路板28とが所定の位置に位置決めされ
た状態で積層されるから、ネジ38により固定すると、
各流路溝37が弾性シール部材32を介装した状態で上
側流路板28により気密に封止され、流路板29、28
の面に平行、この実施例では水平方向に延びる流路30
を備えた流路構成板43となる。
上側流路板28の突出部46を係合させると、下側流路
板29と上側流路板28とが所定の位置に位置決めされ
た状態で積層されるから、ネジ38により固定すると、
各流路溝37が弾性シール部材32を介装した状態で上
側流路板28により気密に封止され、流路板29、28
の面に平行、この実施例では水平方向に延びる流路30
を備えた流路構成板43となる。
【0023】このように流路30が下側流路板29に形
成された流路溝37と弾性シール部材32とから形成さ
れているため、接着工程が不要となり、2枚の板材をネ
ジ等により固定するという簡単な作業で流路構成板43
を製造することができる。
成された流路溝37と弾性シール部材32とから形成さ
れているため、接着工程が不要となり、2枚の板材をネ
ジ等により固定するという簡単な作業で流路構成板43
を製造することができる。
【0024】このように構成された流路構成板43は、
下面のインク補給穴39を囲むように形成した図示しな
い溝にパッキン部材35を嵌装し、記録ヘッド10のヘ
ッドケース15に形成されたインク補給管24の凸部2
4aを弾接させることにより、インク供給針27から記
録ヘッド本体10にインクを供給するための流路が完成
する。
下面のインク補給穴39を囲むように形成した図示しな
い溝にパッキン部材35を嵌装し、記録ヘッド10のヘ
ッドケース15に形成されたインク補給管24の凸部2
4aを弾接させることにより、インク供給針27から記
録ヘッド本体10にインクを供給するための流路が完成
する。
【0025】なお、弾性シール部材32、及びパッキン
部材35は、下側流路板29とは別体で形成したものを
組み付けてもよいが、下側流路基板29と弾性シール部
材32及びパッキン部材35とを二色成形や、アウトサ
ート成形により一体的に形成すると、弾性シール部材3
2やパッキン部材35の取り付け作業や位置決め作業等
が不要になり作業性や生産効率が向上する。そればかり
でなく、弾性シール部材32、及びパッキン部材35が
下流路板29に予め固着されているため、シールの信頼
性の向上を図ることができる。さらには、弾性シール部
材32、及びパッキン部材35をともに下流路板29の
側にのみ形成することにより、二色成形やアウトサート
成形を一方の基板29にだけ施すだけでよく、製造工程
の簡素化を図ることができる。
部材35は、下側流路板29とは別体で形成したものを
組み付けてもよいが、下側流路基板29と弾性シール部
材32及びパッキン部材35とを二色成形や、アウトサ
ート成形により一体的に形成すると、弾性シール部材3
2やパッキン部材35の取り付け作業や位置決め作業等
が不要になり作業性や生産効率が向上する。そればかり
でなく、弾性シール部材32、及びパッキン部材35が
下流路板29に予め固着されているため、シールの信頼
性の向上を図ることができる。さらには、弾性シール部
材32、及びパッキン部材35をともに下流路板29の
側にのみ形成することにより、二色成形やアウトサート
成形を一方の基板29にだけ施すだけでよく、製造工程
の簡素化を図ることができる。
【0026】このように構成された記録装置において、
インク供給針27から記録ヘッド本体10に至る流路に
異物等が混入して印刷不良が生じたような場合には、記
録ヘッド本体10を取り外した状態で、流路構成板43
のネジ38を取り外すと、上側流路板28と下側流路板
29とが分離する。これにより、異物が捕捉されている
フィルタ31の上面が露出するから、異物をフィルタ3
1から容易に除去でき、さらには分解された流路を容易
に洗浄することができ、記録ヘッド1の印刷不良を簡
単、確実に解消できる。
インク供給針27から記録ヘッド本体10に至る流路に
異物等が混入して印刷不良が生じたような場合には、記
録ヘッド本体10を取り外した状態で、流路構成板43
のネジ38を取り外すと、上側流路板28と下側流路板
29とが分離する。これにより、異物が捕捉されている
フィルタ31の上面が露出するから、異物をフィルタ3
1から容易に除去でき、さらには分解された流路を容易
に洗浄することができ、記録ヘッド1の印刷不良を簡
単、確実に解消できる。
【0027】また、記録装置では、上側流路板28にイ
ンクカートリッジ2と流路30を連通させるインク流路
41が形成され、下側流路板29に記録ヘッド本体10
と流路30を連通させるインク補給穴39が形成されて
いるため、記録ヘッド本体10から離れた位置にあるイ
ンク供給針27から流路30を平面的に引き回してイン
クを記録ヘッド本体10に導くことができ、複数色のイ
ンクを用いて印刷する装置であっても、三次元的に配置
されたインク流路を必要とすることなく大型のインクカ
ートリッジから記録ヘッドにインクを供給することがで
きる。
ンクカートリッジ2と流路30を連通させるインク流路
41が形成され、下側流路板29に記録ヘッド本体10
と流路30を連通させるインク補給穴39が形成されて
いるため、記録ヘッド本体10から離れた位置にあるイ
ンク供給針27から流路30を平面的に引き回してイン
クを記録ヘッド本体10に導くことができ、複数色のイ
ンクを用いて印刷する装置であっても、三次元的に配置
されたインク流路を必要とすることなく大型のインクカ
ートリッジから記録ヘッドにインクを供給することがで
きる。
【0028】これにより、流路30が流路形成板43に
平行に形成されているため、記録ヘッド1の高さ方向の
寸法が小さくなり、装置の小型化を図ることができる。
また、フィルタ31を記録ヘッド側、つまりインク補給
穴39の近傍に配置できるため、たとえ組立工程で流路
30に塵埃等が浸入しても、フィルタ31により除去し
て記録ヘッド本体10に塵埃等の異物が浸入するのを確
実に防止することができる。
平行に形成されているため、記録ヘッド1の高さ方向の
寸法が小さくなり、装置の小型化を図ることができる。
また、フィルタ31を記録ヘッド側、つまりインク補給
穴39の近傍に配置できるため、たとえ組立工程で流路
30に塵埃等が浸入しても、フィルタ31により除去し
て記録ヘッド本体10に塵埃等の異物が浸入するのを確
実に防止することができる。
【0029】図8は、本発明の他の実施例を示すもので
あって、この実施例においては、記録ヘッド本体10の
ヘッドケース15にインクを補給するインク補給管24
の先端領域に、環状のパッキン部材35’がアウトサー
ト成形や二色成形により一体に作り付けられている。ま
た下側流路板29のインク補給穴39は、下側流路板2
9から突出してパッキン部材35’に弾接できる程度の
環状の凸部39aとして形成されている。
あって、この実施例においては、記録ヘッド本体10の
ヘッドケース15にインクを補給するインク補給管24
の先端領域に、環状のパッキン部材35’がアウトサー
ト成形や二色成形により一体に作り付けられている。ま
た下側流路板29のインク補給穴39は、下側流路板2
9から突出してパッキン部材35’に弾接できる程度の
環状の凸部39aとして形成されている。
【0030】この実施例によれば、記録ヘッド本体10
をキャリッジに直接、また取り付け部材を介して固定
し、ついで流路構成板43のインク補給穴39の凸部3
9aをパッキン部材35’に位置合せしてキャリッジに
直接、または取り付け部材を介して固定することによ
り、インク流路を接続することができる。
をキャリッジに直接、また取り付け部材を介して固定
し、ついで流路構成板43のインク補給穴39の凸部3
9aをパッキン部材35’に位置合せしてキャリッジに
直接、または取り付け部材を介して固定することによ
り、インク流路を接続することができる。
【0031】この実施例によれば、パッキン部材35’
はヘッドケース15に予め一体に作り付けられているた
め、流路構成板43の凸部39aを位置合せして、パッ
キン部材35’に弾接するだけで、確実に接続すること
ができる。
はヘッドケース15に予め一体に作り付けられているた
め、流路構成板43の凸部39aを位置合せして、パッ
キン部材35’に弾接するだけで、確実に接続すること
ができる。
【0032】これらの実施例によれば、流路構成板43
がフィルタ31の取り付け部材を兼ねるため、図9に示
したようなインク供給針53とヘッドケース50との間
にフィルタ59を介装してインク供給針53をヘッドケ
ース50に固定する場合に比較して、上側流路板28と
インク供給針27とを射出成形により一体物として構成
することができ、インク供給針の接続工程を無くして組
立工数の削減を図ることができる。
がフィルタ31の取り付け部材を兼ねるため、図9に示
したようなインク供給針53とヘッドケース50との間
にフィルタ59を介装してインク供給針53をヘッドケ
ース50に固定する場合に比較して、上側流路板28と
インク供給針27とを射出成形により一体物として構成
することができ、インク供給針の接続工程を無くして組
立工数の削減を図ることができる。
【0033】なお、前記実施の形態において、弾性シー
ル部材32、及びパッキン部材35、35’を構成する
弾性材料としては、特に限定するものではなく、天然ゴ
ムや各種合成ゴム等各種の材料を用いることができる
が、インクに対する耐性が良好なブチルゴム、シリコー
ンゴム、ポリプロピレン等が好適であり、また二色成形
やアウトサート成形の場合にはエラストマーが好適であ
る。
ル部材32、及びパッキン部材35、35’を構成する
弾性材料としては、特に限定するものではなく、天然ゴ
ムや各種合成ゴム等各種の材料を用いることができる
が、インクに対する耐性が良好なブチルゴム、シリコー
ンゴム、ポリプロピレン等が好適であり、また二色成形
やアウトサート成形の場合にはエラストマーが好適であ
る。
【0034】なお、上述の実施例においては、下側流路
板29に流路溝37を刻設してインク流路を形成してい
るが、上側流路板28に流路溝37を刻設して流路を形
成することもできる。また、上述の実施例においては、
下側流路板29の表面に弾性シール部材32を設けてい
るが、上側流路板28に弾性シール部材32を設け、ま
た下側流路板29に弾性シール部材を収容するシール溝
33を形成しても同様の作用を奏する。
板29に流路溝37を刻設してインク流路を形成してい
るが、上側流路板28に流路溝37を刻設して流路を形
成することもできる。また、上述の実施例においては、
下側流路板29の表面に弾性シール部材32を設けてい
るが、上側流路板28に弾性シール部材32を設け、ま
た下側流路板29に弾性シール部材を収容するシール溝
33を形成しても同様の作用を奏する。
【0035】また、前記実施の形態では、本発明を、流
路30が水平に延び、フィルタ31が流路30の下流端
に位置した記録装置に適用した例を示したが、これに限
定されるものではなく、流路30が斜めに延びた記録装
置や、フィルタ31が流路30の下流端以外に存在する
記録装置に適用することもできる。これらの場合にも同
様の作用効果を奏する。
路30が水平に延び、フィルタ31が流路30の下流端
に位置した記録装置に適用した例を示したが、これに限
定されるものではなく、流路30が斜めに延びた記録装
置や、フィルタ31が流路30の下流端以外に存在する
記録装置に適用することもできる。これらの場合にも同
様の作用効果を奏する。
【0036】なお、本発明は、インクカートリッジと記
録ヘッドとの接続流路の構造に関わるものであるから、
記録ヘッドの形態にかかわりなく、つまりたわみ振動モ
ードの圧電振動子を用いた記録ヘッドや、インクを加熱
気化させる発熱素子を用いた記録ヘッドにも適用できる
ことは明らかである。
録ヘッドとの接続流路の構造に関わるものであるから、
記録ヘッドの形態にかかわりなく、つまりたわみ振動モ
ードの圧電振動子を用いた記録ヘッドや、インクを加熱
気化させる発熱素子を用いた記録ヘッドにも適用できる
ことは明らかである。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明のインクジェ
ット式記録装置によれば、2枚の板材をネジなどにより
接離可能に積層固定するだけでインク流路を形成できる
ため、製造工程を簡素化を図りつつしかもインク流路内
に接着剤がはみ出たたり、溶着滓が混入するのを防止で
き、また接合を解除することにより容易に分解できるた
め、流路のメンテナンスが可能となる。さらに、フィル
タがインク流路の記録ヘッドの側に位置するから、組立
作業等によりインク流路に侵入した塵埃をフィルタで確
実に除去できるばかりでなく、インクカートリッジと接
続する接続部材を一方の流路板と一体に成形等により構
成でき、製造工程の簡素化を図ることができる。
ット式記録装置によれば、2枚の板材をネジなどにより
接離可能に積層固定するだけでインク流路を形成できる
ため、製造工程を簡素化を図りつつしかもインク流路内
に接着剤がはみ出たたり、溶着滓が混入するのを防止で
き、また接合を解除することにより容易に分解できるた
め、流路のメンテナンスが可能となる。さらに、フィル
タがインク流路の記録ヘッドの側に位置するから、組立
作業等によりインク流路に侵入した塵埃をフィルタで確
実に除去できるばかりでなく、インクカートリッジと接
続する接続部材を一方の流路板と一体に成形等により構
成でき、製造工程の簡素化を図ることができる。
【図1】本発明のインクジェット式記録装置の一実施の
形態を示す斜視図である。
形態を示す斜視図である。
【図2】同上インクジェット式記録装置の要部を示す分
解斜視図である。
解斜視図である。
【図3】同上インクジェット式記録装置に用いる記録ヘ
ッド本体を示す断面図である。
ッド本体を示す断面図である。
【図4】同上インクジェット式記録装置に用いる記録ヘ
ッドを示す分解斜視図である。
ッドを示す分解斜視図である。
【図5】同前記録ヘッドの要部を拡大して示す断面図で
ある。
ある。
【図6】図(a)、(b)は、それぞれ下側流路板の表
裏の構造を示す平面図である。
裏の構造を示す平面図である。
【図7】図(a)、(b)は、それぞれ図6におけるA
−A線での断面図と、弾性シール部材を装着した状態で
の下側流路板を示す斜視図である。
−A線での断面図と、弾性シール部材を装着した状態で
の下側流路板を示す斜視図である。
【図8】本発明の他の実施例を記録ヘッドの要部を拡大
して示す断面図である。
して示す断面図である。
【図9】従来例のインクジェット式記録ヘッドを示す断
面図である。
面図である。
【図10】図(A)、(B)は、それぞれ前記従来例の
インクジェット式記録ヘッドの要部を示す図である。
インクジェット式記録ヘッドの要部を示す図である。
【図11】他の従来例のインクジェット式記録ヘッドを
示す断面図である。
示す断面図である。
10 記録ヘッド本体 24 インク補給管 27 インク供給針 28 上側流路板 29 下側流路板 30 流路 31 フィルタ 32 シール溝 33 弾性シール部材収容部 35、35’パッキン部材 43 流路構成板 44 弾性シール部材を収容する溝 45 フィルタ室を形成する凹部 46 突出部
Claims (8)
- 【請求項1】 インク滴を吐出する記録ヘッドと、前記
記録ヘッドにインクを供給するインクカートリッジと、
前記インクカートリッジから前記記録ヘッドにインクを
導くインク流路を形成する流路構成板とを備えたインク
ジェット式記録装置において、 流路構成板が、前記インクカートリッジと接続する接続
部材を備えた第1流路板と、前記記録ヘッドと接続する
接続口とフィルタを収容する凹部とを備えた第2流路板
とを積層して接離可能に構成され、 前記インク流路を形成する溝が少なくとも一方の前記流
路板の表面に形成され、また前記溝を囲む弾性シール部
材が一方の前記流路板に設けられ、前記弾性シール部材
を弾圧状態で収容するシール溝が他方の前記流路板に形
成されているインクジェット式記録装置。 - 【請求項2】 第1流路板に前記フィルタを収容する凹
部の内周面と係合する突出部が形成されている請求項1
に記載のインクジェット式記録装置。 - 【請求項3】 前記弾性シール部材が、第1流路板もし
くは第2流路板に二色成形、またはアウトサート成形に
より固着されている請求項1に記載のインクジェット式
記録装置。 - 【請求項4】 弾性シール部材が、第1流路板または第
2流路板に成形により一体的に作り付けられている請求
項1に記載のインクジェット式記録装置。 - 【請求項5】 第1流路板と第2流路板とを分解した状
態では、前記フィルタの上流側の面が露出するように前
記フィルタが固定されている請求項1に記載のインクジ
ェット式記録装置。 - 【請求項6】 第1流路板に前記インクカートリッジと
連通する第1連通路が形成され、また第2流路板に前記
記録ヘッドと連通する第2連通路が形成されている請求
項1乃至請求項5のいずれかに記載のインクジェット式
記録装置。 - 【請求項7】 前記記録ヘッドと流路構成板とが、前記
記録ヘッドまたは前記流路構成板のいずれかに予め固着
されたパッキン部材を介して接続されている請求項1に
記載のインクジェット式記録装置。 - 【請求項8】 前記パッキン部材が、二色成形、または
アウトサート成形により流路構成板、または記録ヘッド
に一体に作り付けられている請求項7に記載のインクジ
ェット式記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001321694A JP2002337362A (ja) | 2000-10-20 | 2001-10-19 | インクジェット式記録装置 |
Applications Claiming Priority (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000321210 | 2000-10-20 | ||
JP2000-321210 | 2001-03-15 | ||
JP2001-74341 | 2001-03-15 | ||
JP2001074341 | 2001-03-15 | ||
JP2001321694A JP2002337362A (ja) | 2000-10-20 | 2001-10-19 | インクジェット式記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002337362A true JP2002337362A (ja) | 2002-11-27 |
Family
ID=27344994
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001321694A Withdrawn JP2002337362A (ja) | 2000-10-20 | 2001-10-19 | インクジェット式記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002337362A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7040742B2 (en) | 2003-03-17 | 2006-05-09 | Walbro Engine Management, L.L.C. | Ink flow control device for ink jet type printer |
JP2012131154A (ja) * | 2010-12-22 | 2012-07-12 | Seiko Epson Corp | 液体噴射ヘッド保持機構におけるねじ止め固定構造 |
JP2012200961A (ja) * | 2011-03-24 | 2012-10-22 | Seiko Epson Corp | 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置 |
JP2013052512A (ja) * | 2011-08-31 | 2013-03-21 | Seiko Epson Corp | 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置 |
JP2014079896A (ja) * | 2012-10-12 | 2014-05-08 | Seiko Epson Corp | 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置 |
JP2014240157A (ja) * | 2013-06-12 | 2014-12-25 | セイコーエプソン株式会社 | 液体噴射ヘッド、および、液体噴射装置 |
-
2001
- 2001-10-19 JP JP2001321694A patent/JP2002337362A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7040742B2 (en) | 2003-03-17 | 2006-05-09 | Walbro Engine Management, L.L.C. | Ink flow control device for ink jet type printer |
JP2012131154A (ja) * | 2010-12-22 | 2012-07-12 | Seiko Epson Corp | 液体噴射ヘッド保持機構におけるねじ止め固定構造 |
JP2012200961A (ja) * | 2011-03-24 | 2012-10-22 | Seiko Epson Corp | 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置 |
JP2013052512A (ja) * | 2011-08-31 | 2013-03-21 | Seiko Epson Corp | 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置 |
JP2014079896A (ja) * | 2012-10-12 | 2014-05-08 | Seiko Epson Corp | 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置 |
JP2014240157A (ja) * | 2013-06-12 | 2014-12-25 | セイコーエプソン株式会社 | 液体噴射ヘッド、および、液体噴射装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2002178541A (ja) | 記録ヘッドユニット | |
JP5472574B2 (ja) | 液体噴射ヘッド及びその製造方法並びに液体噴射装置 | |
JP2003145791A (ja) | インクジェットプリンタヘッド | |
JP2000211130A (ja) | インクジェット式記録ヘッド及びインクジェット式記録装置 | |
JP5019058B2 (ja) | 液体噴射ヘッド及びその製造方法並びに液体噴射装置 | |
JP2009190278A (ja) | 液体噴射ヘッド及びその製造方法並びに液体噴射装置 | |
JP2009184213A (ja) | 液体噴射ヘッドユニット | |
JP2002337362A (ja) | インクジェット式記録装置 | |
JP2017071163A (ja) | 液体吐出ヘッド、液体吐出ユニット、液体を吐出する装置 | |
JP2004209655A (ja) | 液体噴射ヘッド | |
JP2003305873A (ja) | インクジェットプリンタヘッド及びその製造方法 | |
JP2004174833A (ja) | 液体噴射ヘッドおよびその製造方法 | |
JP2011224813A (ja) | 液体噴射ヘッド、液体噴射ヘッドユニット及び液体噴射装置 | |
JP5472595B2 (ja) | 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置 | |
JP2012161972A (ja) | 液体噴射ヘッド、および、液体噴射装置 | |
JPH07178917A (ja) | インクジェットプリントヘッド及びその製造方法 | |
JP4629904B2 (ja) | インクジェット式記録装置 | |
JP4341271B2 (ja) | 液体噴射ヘッド | |
JP4120191B2 (ja) | インクジェット式記録ヘッド | |
JP3815416B2 (ja) | 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置 | |
JP4466825B2 (ja) | インクジェットプリンタヘッド | |
JP2003039672A (ja) | インクジェット式記録装置 | |
JP3721958B2 (ja) | インクジェットヘッドユニットおよびインクジェット記録装置 | |
JP2005144691A (ja) | 液体噴射ヘッド | |
JP3700549B2 (ja) | インクジェット記録装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050104 |