JP2000211130A - インクジェット式記録ヘッド及びインクジェット式記録装置 - Google Patents

インクジェット式記録ヘッド及びインクジェット式記録装置

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JP2000211130A
JP2000211130A JP1489299A JP1489299A JP2000211130A JP 2000211130 A JP2000211130 A JP 2000211130A JP 1489299 A JP1489299 A JP 1489299A JP 1489299 A JP1489299 A JP 1489299A JP 2000211130 A JP2000211130 A JP 2000211130A
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薫 百瀬
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貴幸 飯島
Nobuaki Okazawa
宣昭 岡沢
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インク供給針を高精度且つ容易に固定するこ
とができ、信頼性を向上したインクジェット式記録ヘッ
ド及びインクジェット式記録装置を提供する。 【解決の手段】 インクを吐出するノズル開口に連通す
る圧力発生室を有する記録ヘッド本体15と、前記圧力
発生室にインクを供給するための複数のインク供給路1
6を有するヘッドケース1とを具備するインクジェット
式記録ヘッドにおいて、前記ヘッドケース1の前記各イ
ンク供給路16のインクカートリッジ側の端部には、そ
れぞれ前記インクカートリッジに挿入されるインク供給
針4が固着されており、当該インク供給針4の複数本を
一体的に形成することによりインク供給針の高精度に固
定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクカートリッ
ジからインクを供給してインク滴を吐出するインクジェ
ット式記録ヘッド及びインクジェット式記録装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、インクジェット式記録ヘッドで
は、インクが充填されたインクカートリッジから、この
インクカートリッジに挿入されるインク供給針及び流路
を介してインクが供給され、供給されたインクは圧電振
動子等を駆動させることによりノズルから吐出される。
【0003】例えば、図7に示すように、従来のインク
ジェット式記録ヘッド100を構成するヘッドケース1
01は、プリンタのキャリッジに搭載されると共に図示
しないインクカートリッジを収容するインクカートリッ
ジ収容室102を画成する。
【0004】また、ヘッドケース101のインクカート
リッジ収容室102側の底面部分には、インクカートリ
ッジに挿入されるインク供給針103が設けられてい
る。また、ヘッドケース101の下面側には、圧力発生
手段の駆動によってインクを吐出する記録ヘッド本体1
04が、カバーヘッド105によって固定されている。
そして、インクカートリッジからインク供給針103及
びヘッドカバー101の図示しないインク流路を介して
記録ヘッド本体104にインクが供給される。
【0005】また、ヘッドケース101のインクカート
リッジ収容室102とは反対側の側面には駆動回路を実
装した回路基板106が固定されており、この駆動回路
によって記録ヘッド本体104が駆動されてインクが吐
出される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のインクジェット式記録ヘッド100では、イ
ンク供給針103は、インクカートリッジの各色毎に別
々の部品で構成され、個々にヘッドケース101に固着
されている。
【0007】そのため、インク供給針103間の寸法精
度を出すのが困難であり、インク供給針103のインク
カートリッジへの挿入性が低下するという問題がある。
また、インク供給針103のインクカートリッジへの挿
入位置がずれることにより、これらのシール性が低下す
るという問題がある。
【0008】本発明は、このような事情に鑑み、インク
供給針を高精度且つ容易に固定することができ、信頼性
を向上したインクジェット式記録ヘッド及びインクジェ
ット式記録装置を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の第1の態様は、インクを吐出するノズル開口に連通
する圧力発生室を有する記録ヘッド本体と、前記圧力発
生室にインクを供給するための複数のインク供給路を有
するヘッドケースとを具備するインクジェット式記録ヘ
ッドにおいて、前記ヘッドケースの前記各インク供給路
のインクカートリッジ側の端部には、それぞれ前記イン
クカートリッジに挿入されるインク供給針が固着されて
おり、当該インク供給針の複数本が一体的に形成されて
いることを特徴とするインクジェット式記録ヘッドにあ
る。
【0010】かかる第1の態様では、一体的に形成した
複数本のインク供給針の針間距離の精度が向上し、各イ
ンク供給針のインクカートリッジへの挿入性及びインク
供給針とインクカートリッジとのシール性が向上する。
【0011】本発明の第2の態様は、第1の態様におい
て、前記インク供給針が前記ヘッドケースに超音波融着
により固着されていることを特徴とするインクジェット
式録ヘッドにある。
【0012】かかる第2の態様では、超音波融着により
インク供給針がヘッドケースに確実に融着される。
【0013】本発明の第3の態様は、第1の態様におい
て、前記一体的に形成されたインク供給針の複数本が、
それぞれ前記インクカートリッジに保持されているイエ
ロー、マゼンダ及びシアンの各色のインクに対応して設
けられていることを特徴とするインクジェット式記録ヘ
ッドにある。
【0014】かかる第3の態様では、3色のインクに対
応した3本のインク供給針のインクカートリッジへの挿
入性及びインク供給針とインクカートリッジとのシール
性が向上し、圧力発生室にインクが確実に供給される。
【0015】本発明の第4の態様は、第1又は2の態様
において、前記一体的に形成されたインク供給針の複数
本が、それぞれ前記インクカートリッジに保持されてい
るイエロー、マゼンダ、シアン、ライトマゼンダ及びラ
イトシアンの各色インクに対応して設けられていること
を特徴とするインクジェット式記録ヘッドにある。
【0016】かかる第4の態様では、5色のインクに対
応した5本のインク供給針のインクカートリッジへの挿
入性及びインク供給針とインクカートリッジとのシール
性が向上し、圧力発生室にインクが確実に供給される。
【0017】本発明の第5の態様は、第1〜4の何れか
の態様において、前記複数本のインク供給針に対応する
インク供給口が一体的に形成されたインクカートリッジ
を有し、該インクカートリッジは前記インク供給針に着
脱可能に構成されていることを特徴とするインクジェッ
ト式記録ヘッドにある。
【0018】かかる第5の態様では、各インク供給針に
対応したインクカートリッジの寸法精度が向上し、イン
ク供給針のインクカートリッジへの挿入性及びインク供
給針とインクカートリッジとのシール性が向上する。
【0019】本発明の第6の態様は、第1〜5の何れか
の態様において、前記一体的に形成されたインク供給針
の複数本は、前記ヘッドケースとの接合面側に融着突起
を有すると共に前記インク供給路の端部開口の周縁部に
設けられた凹部内に収容されるフランジ部を一体的に有
し、当該フランジ部の外周面と前記凹部の側面との接点
が、最大で3点であることを特徴とするインクジェット
式記録ヘッドにある。
【0020】かかる第6の態様では、インク供給針とヘ
ッドケースとの接触の大部分が融着突起となるので、イ
ンク供給針がヘッドケースに対して確実に且つ高精度に
融着される。
【0021】本発明の第7の態様は、第6の態様におい
て、前記接点の内の何れか2点間の距離が、隣接するイ
ンク供給針の間隔よりも大きいことを特徴とするインク
ジェット式記録ヘッドにある。
【0022】かかる第7の態様では、インク供給針のヘ
ッドケースに対する位置決めが確実に行われる本発明の
第8の態様は、第1〜7の何れかの態様において、前記
インク供給路と前記インク供給針との間にはフィルタが
設けられており、当該フィルタが前記インク供給路の先
端に超音波融着より固着されていることを特徴とするイ
ンクジェット式記録ヘッドにある。
【0023】かかる第8の態様では、フィルタがインク
供給路とインク供給針との間に確実に設けられる。
【0024】本発明の第9の態様は、第8の態様におい
て、前記インク供給針は、前記融着突起の内側に前記フ
ィルタと接触する接触部を有し、当該接触部の周縁と前
記インク供給路の内縁とが非接触であることを特徴とす
るインクジェット式記録ヘッドにある。
【0025】かかる第9の態様では、インク供給針をヘ
ッドケースに融着する際のエネルギーロスが低減され、
インク供給針がヘッドケースに確実に融着される。
【0026】本発明の第10の態様は、第1〜9の何れ
かの態様のインクジェット式記録ヘッドを具備すること
を特徴とするインクジェット式記録装置にある。
【0027】かかる第10の態様では、ヘッドの信頼性
を向上したインクジェット式記録装置を実現することが
できる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下に、本発明を実施形態に基づ
いて詳細に説明する。
【0029】図1は、本発明の一実施形態に係るインク
ジェット式記録ヘッドの斜視図であり、図2は、ヘッド
をキャリッジに搭載した状態の断面図である。
【0030】図示するように、本発明の一実施形態に係
るインクジェット式記録ヘッドを構成するヘッドケース
1は、プリンタのキャリッジ20に搭載されて大略イン
クカートリッジ21を収容するインクカートリッジ収容
室2を画成する。
【0031】ヘッドケース1の上部の一方側寄りにはイ
ンクカートリッジ21を固定すると共に、インクカート
リッジ収容室2へのインクカートリッジ21の押し込
み、引き上げ、及び固定を行うインクカートリッジ固定
レバー23が設けられている。
【0032】また、本実施形態のインクカートリッジ2
1は、イエロー、マゼンダ及びシアン並びに黒の各色の
インクを一体的に保持する構造を有しており、ヘッドケ
ース1のインクカートリッジ収容室2側の底面部分に
は、インクカートリッジ21の黒色に対応するインク針
挿入口22に挿入されるインク供給針3及びイエロー、
マゼンダ及びシアンの各色に対応するインク針挿入口2
2に挿入される3つのインク供給針4A,4B,4Cが
一体的に形成されたインク供給針4とが固定されてい
る。
【0033】詳しくは、図3(a),(b)に示すよう
に、各インク供給針3及び4は、インクの流路となる貫
通孔5aを有する針部5と、ヘッドケース1側の端部近
傍の周縁部に設けられたフランジ部6とを有する。ま
た、各フランジ部6のヘッドケース1との接合面側には
融着突起7が設けられている。また、針部5のヘッドケ
ース1側の端部は、フランジ部6よりもヘッドケース1
側に突出した突出部8となっている。
【0034】一方、ヘッドケース1のインク供給路9の
端部開口の周縁部にはインク供給針3,4のフランジ部
6を収容するための凹部10が設けられている。この凹
部10は、インク供給針3,4と略同一形状で且つフラ
ンジ部6よりも若干大きく形成されている。さらに、凹
部10の内側には、凹部10よりも深い第2の凹部11
が設けられており、インク供給路9の開口端面9aは、
凹部10の底面よりも内側に位置し且つ第2の凹部11
の底面よりも突出して設けられている。この第2の凹部
11は、この第2凹部11の側面とインク供給針3,4
の突出部8の外周面とが接触しない大きさで形成されて
いる。すなわち、凹部10の側面とインク供給針3,4
のフランジ部6との間隙よりも、第2の凹部11の側面
と突出部8の外周面との間隙の方が大きくなる大きさで
形成されている。このため、インク供給針3,4を融着
する際に、インク供給針3,4を融着する際の融着エネ
ルギーのロスが低減される。
【0035】また、この第2の凹部11によって実質的
に周囲よりも突出したインク供給路9の開口端面9aと
インク供給針3,4の突出部8の端面8aとの間には、
インクカートリッジ21から供給されるインクの不純
物、気泡等を濾過するためのフィルタ12が、溝部11
の側面とは接触することなく、インク供給路9の開口端
面9aに超音波融着により固着されている。
【0036】このようなインク供給針3,4は、詳しく
は後述するが、所定の位置に位置決めされ、融着突起7
を溶融してフランジ部6をヘッドケース1の凹部10の
底面に融着し、インク供給路9の開口端面9aに融着さ
れたフィルタ12とインク供給針3,4の突出部8の端
面8aとを当接させることにより、インク供給針3,4
からインク供給路9へスムーズにつながるインク流路を
形成する。また、このように融着されたインク供給針
3,4の先端部は、インクカートリッジ21の底部に突
出して設けられているインク針挿入口22から各色毎に
挿入され、インク針挿入口22の内面とインク供給針4
の外周面と間は、Oリング13によってシールされてい
る。
【0037】一方、ヘッドケース1の下面側には、圧力
発生手段の駆動によってインクを吐出する記録ヘッド本
体14が、周囲をカバーヘッド15によって保持され
て、ヘッドケース1に固定されている。インク供給針
3,4と記録ヘッド本体14とは、ヘッドケース1に設
けられたインク流路16を介して連通され、インクカー
トリッジ21から記録ヘッド本体14にインクを供給で
きるようになっている。
【0038】なお、ヘッドケース1のインクカートリッ
ジ収容室2とは反対側の側面には記録ヘッド本体14を
駆動する駆動回路を実装した回路基板17が固定されて
いてフレキシブルケーブル18により記録ヘッド本体1
4に接続されている。
【0039】ここで、インク供給針4をヘッドケース1
に接合する際のインク供給針の位置決めについて説明す
る。
【0040】一体的に形成された各インク供給針4A,
4B,4Cの各針部5A,5B,5Cのそれぞれの間隔
は、インク供給針4の成形精度によって決定されるが、
インク供給針4全体の位置は、ヘッドケース1の凹部1
0及びインク供給針4のフランジ部6の平面方向の寸法
誤差を考慮して決定する必要がある。このため、上述の
ように、ヘッドケース1の凹部10をインク供給針4よ
りも若干大きく形成し、インク供給針4を固着する際
に、平面方向の固定位置の調整を行っている。このと
き、超音波融着時の融着エネルギーのロスを考慮する
と、凹部10の側面とフランジ部の外周面との接点は、
少ない方が好ましく、多くとも3点とすることが望まし
い。そのため、例えば、本実施形態では、図4(a)に
示すように、各フランジ部6A,6B,6Cに対応して
形成されたヘッドケース1の凹部10A,10B,10
Cのうち、その一端部側(図中右端)の凹部10Aが、
フランジ部6Aよりも大きく且つ他の凹部10B,10
Cよりも小さい径d1で形成されている。また、他の二
つの凹部10B,10Cの径d2,d3は、基本的には
略同一の大きさで形成されているが、他端部側(図中左
端)の凹部10Cのインク供給針4の並設方向と直交す
る方向(図中上下側)の壁面を直線として対向する壁面
間の距離d4は他の部分の径d3よりも小さくなるよう
に形成されている。
【0041】本実施形態では、凹部10をこのような形
状としたので、図4(b)に示すように、例えば、イン
ク供給針4の位置を図中左方向に調整した場合、凹部1
0Aの側面とフランジ部6Aの外周面とは、多くとも接
点P1及びP2のみで接触することになる。また、例え
ば、インク供給針4の位置を図中下方向に調整した場合
には、接点P3のみで接触することになる。また逆に、
図4(c)に示すように、インク供給針4の位置を図中
右方向に調整した場合には、凹部10Aの側面とフラン
ジ部6Aの外周面とは、接点P4のみで接触し、また、
例えば、図中上方向に調整した場合には、凹部10Cの
側面とフランジ部6Cの外周面とが、接点P5で接触す
ることになる。すなわち、インク供給針4は、凹部10
と2点のみで接触することにより位置決めされる。
【0042】このように、本実施形態では、凹部10の
側面とフランジ部6の外周面との接点を多くとも3点と
してインク供給針を位置決めするようにした。これによ
り、インク供給針4を確実に位置決めすることができ、
融着時の融着エネルギーのロスも抑えられる。また、本
実施形態では、フランジ部6の外周面と凹部10の側面
との接点P1〜P3の何れか2接点間の距離が、針部5
間の距離よりも長くなるようにしているため、インク供
給針4の位置精度をより向上することができる。
【0043】したがって、インク供給針4のインクカー
トリッジ21への挿入性及びインク供給針4とインクカ
ートリッジ21とのシール性が向上され、信頼性を向上
したインクジェット式記録ヘッドを実現することができ
る。
【0044】なお、本実施形態では、フランジ部6の外
周面と凹部10の側面とが接触点を多くとも3点とする
場合、凹部10の形状及びフランジ部6の形状は、上述
した例に限定されないことは言うまでもない。
【0045】以上のように、ヘッドケース1にインク流
路16に連通させてインク供給針4のフランジ部6及び
記録ヘッド本体15等が固定されてインクジェット式記
録ヘッドが形成された後、キャリッジ20に搭載され
る。
【0046】ここで、このようなインクジェット式記録
ヘッドに用いられる記録ヘッド本体の一例を示す。
【0047】図5には、縦振動型の圧電素子を有するイ
ンクジェット式記録ヘッドの一例を示す。図示するよう
に、スペーサ31には、複数の圧力発生室32が並設さ
れ、スペーサ31の両側は、各圧力発生室32に対応し
てノズル開口33を有するノズルプレート34と、振動
板35とにより封止されている。また、スペーサ31に
は、各圧力発生室32毎にそれぞれインク供給口36を
介して連通されて複数の圧力発生室12の共通のインク
室となるリザーバ37が形成されており、リザーバ37
には、図示しないインクカートリッジが接続される。
【0048】一方、振動板35の圧力発生室32とは反
対側には、各圧力発生室32に対応する領域にそれぞれ
圧電素子38の先端が当接されている。これらの圧電素
子38は、圧電材料39と、電極形成材料40及び41
とを縦に交互にサンドイッチ状に挟んで積層され、振動
に寄与しない不活性領域が固定基板42に固着されてい
る。なお、固定基板42と、振動板35,スペーサ31
及びノズルプレート34とは、基台43を介して一体的
に固定されている。
【0049】このように構成されたインクジェット式記
録ヘッドでは、インクカートリッジに連通されるインク
流路を介してリザーバ37にインクが供給され、インク
供給路36を介して各圧力発生室32に分配される。実
際には、圧電素子38に電圧を印加することにより圧電
素子38を収縮させる。これにより、振動板が圧電素子
38と共に引き上げられて圧力発生室38が広げられ、
圧力発生室38内にインクが引き込まれる。そして、ノ
ズル33に至るまで内部をインクで満たした後、駆動回
路からの記録信号に従い、圧電素子38の電極形成材料
40及び41に印加していた電圧を解除すると、圧電素
子28が伸張されて元の状態に戻る。これにより、振動
板35も変位して元の状態に戻るため圧力発生室32が
収縮され、内部圧力が高まりノズル33からインク滴が
吐出される。
【0050】なお、本実施形態では、記録ヘッド本体と
して、積層PZTの縦振動を利用した圧電振動式のイン
クジェット式記録ヘッドを例示して説明したが、これ限
定されず、例えば、PZTのたわみ振動を利用した圧電
振動式のインクジェット式記録ヘッドやバブルジェット
式のインクジェット式記録ヘッド等、種々の構造のイン
クジェット式記録ヘッドに応用することができることは
いうまでもない。
【0051】また、このような実施形態のインクジェッ
ト式記録ヘッドは、インクカートリッジ等と連通するイ
ンク流路を具備する記録ヘッドユニットの一部を構成し
て、インクジェット式記録装置に搭載される。図6は、
そのインクジェット式記録装置の一例を示す概略図であ
る。
【0052】図6に示すように、インクジェット式記録
ヘッドを有する記録ヘッドユニット61A及び61B
は、前述のようにインク供給手段を構成するカートリッ
ジ21A及び21Bが着脱可能に設けられ、この記録ヘ
ッドユニット61A及び61Bを搭載したキャリッジ2
0は、装置本体62に取り付けられたキャリッジ軸63
に軸方向移動自在に設けられている。この記録ヘッドユ
ニット61A及び61Bは、例えば、それぞれブラック
インク組成物及びカラーインク組成物を吐出するものと
している。
【0053】そして、駆動モータ64の駆動力が図示し
ない複数の歯車およびタイミングベルト65を介してキ
ャリッジ5に伝達されることで、記録ヘッドユニット6
1A及び61Bを搭載したキャリッジ20はキャリッジ
軸64に沿って移動される。一方、装置本体62にはキ
ャリッジ20に沿ってプラテン66が設けられている。
このプラテン66は図示しない紙送りモータの駆動力に
より回転できるようになっており、給紙ローラなどによ
り給紙された紙等の記録媒体である記録シートSがプラ
テン66に巻き掛けられて搬送されるようになってい
る。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、複数の
インク供給針を一体的に形成するようにしたため、各イ
ンク供給針間の寸法精度が向上する。また、この一体的
に形成したインク供給針の位置決めする際、ヘッドケー
スとの接点を多くとも3点とするようにしたので、イン
ク供給針を融着によりヘッドケースに高精度に且つ確実
に固着することができ、さらには融着エネルギのロスを
抑えることができる。
【0055】したがって、インク供給針のインクカート
リッジの挿入性及びインク供給針とインクカートリッジ
とのシール性を向上することができ、信頼性を向上した
インクジェット式記録ヘッドを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るインクジェット式記
録ヘッドの斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態に係るインクジェット式記
録ヘッドの断面図である。
【図3】本発明の一実施形態に係るインクジェット式記
録ヘッドの要部断面図である。
【図4】インク供給針とヘッドケースとの位置関係を示
す模式図である。
【図5】本発明の一実施形態に係る記録ヘッド本体の断
面図である。
【図6】本発明の一実施形態に係るインクジェット式記
録装置の概略図である。
【図7】従来技術に係るインクジェット式記録ヘッドの
斜視図である。
【符号の説明】
1 ヘッドケース 2 インクカートリッジ収容室 3,4 インク供給針 5 針部 6 フランジ部 7 融着突起 8 突出部 9 インク供給路 10 凹部 11 溝部 12 フィルタ 13 Oリング 15 記録ヘッド本体 21 インクカートリッジ 22 インク針挿入口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡沢 宣昭 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 Fターム(参考) 2C056 EA22 EA24 EA26 HA05 KB25 KB29 KC05 KC22 2C057 AF62 AG70 AG71 AG77

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクを吐出するノズル開口に連通する
    圧力発生室を有する記録ヘッド本体と、前記圧力発生室
    にインクを供給するための複数のインク供給路を有する
    ヘッドケースとを具備するインクジェット式記録ヘッド
    において、 前記ヘッドケースの前記各インク供給路のインクカート
    リッジ側の端部には、それぞれ前記インクカートリッジ
    に挿入されるインク供給針が固着されており、当該イン
    ク供給針の複数本が一体的に形成されていることを特徴
    とするインクジェット式記録ヘッド。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記インク供給針が
    前記ヘッドケースに超音波融着により固着されているこ
    とを特徴とするインクジェット式録ヘッド。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、前記一体的に
    形成されたインク供給針の複数本が、それぞれ前記イン
    クカートリッジに保持されているイエロー、マゼンダ及
    びシアンの各色のインクに対応して設けられていること
    を特徴とするインクジェット式記録ヘッド。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2において、前記一体的に
    形成されたインク供給針の複数本が、それぞれ前記イン
    クカートリッジに保持されているイエロー、マゼンダ、
    シアン、ライトマゼンダ及びライトシアンの各色インク
    に対応して設けられていることを特徴とするインクジェ
    ット式記録ヘッド。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4の何れかにおいて、前記複
    数本のインク供給針に対応するインク供給口が一体的に
    形成されたインクカートリッジを有し、該インクカート
    リッジは前記インク供給針に着脱可能に構成されている
    ことを特徴とするインクジェット式記録ヘッド。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5の何れかにおいて、前記一
    体的に形成されたインク供給針の複数本は、前記ヘッド
    ケースとの接合面側に融着突起を有すると共に前記イン
    ク供給路の端部開口の周縁部に設けられた凹部内に収容
    されるフランジ部を一体的に有し、当該フランジ部の外
    周面と前記凹部の側面との接点が、最大で3点であるこ
    とを特徴とするインクジェット式記録ヘッド。
  7. 【請求項7】 請求項6において、前記接点の内の何れ
    か2点間の距離が、隣接するインク供給針の間隔よりも
    大きいことを特徴とするインクジェット式記録ヘッド。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7の何れかにおいて、前記イ
    ンク供給路と前記インク供給針との間にはフィルタが設
    けられており、当該フィルタが前記インク供給路の先端
    に超音波融着により固着されていることを特徴とするイ
    ンクジェット式記録ヘッド。
  9. 【請求項9】 請求項8において、前記インク供給針
    は、前記融着突起の内側に前記フィルタと接触する接触
    部を有し、当該接触部の周縁と前記インク供給路の内縁
    とが非接触であることを特徴とするインクジェット式記
    録ヘッド。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9の何れかのインクジェッ
    ト式記録ヘッドを具備することを特徴とするインクジェ
    ット式記録装置。
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