JPS63150024A - 炊飯器の蓋体装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、一般家庭で使用される炊飯器の蓋体装置に関
するものである。

従来の技術 従来この種の炊飯器の蓋体装置は、第４図のような構成
となっていた。

すなわち、１は鍋２を内設した本体、３は本体１に対し
ヒンジ機構を介して開閉自在に設けられた蓋部で、これ
は上面カバー５、内面に内側板６を取着して成る蓋体４
とこの蓋体４の上面カバー５に設けられた把手７から成
る。８は蓋体４の内側板６に突設された係合突子、９は
係合突子８に係合保持される内蓋、１０は蓋体４の内側
板６中央部に設けられた蓋ヒータであり、内蓋９に当接
するようバネ等で付勢されて内側板６の中央穴に遊挿さ
れている。

１１は、蓋部３に設けられた操作部で、以下これについ
て説明する。１２は内側板６に立設された防水壁で、こ
れにより蓋体４内に電装品室１３を仕切形成している。

１４は電装品室１３内に収納される操作用ユニットで、
これは基板１５上に押釦１ｅＳＩＬ付きの操作スイッチ
１６と表示用の発光ダイオード１７及び炊飯制御回路用
電子部品１８を配置して成り、前記基板１６を上面カバ
ー５に下向きに突設された褒数のボス部に例えばねじ１
９により固着していて、前記操作スイッチ１６の押釦１
６＆及び発光ダイオード１７を夫々上面カバー５に形成
された開口部２０．２１内に臨ませている。２２は例え
ば「炊飯」、「保温」等の文字が付された表示用のプラ
スチックシートで、これは上面カバー６に開口部２０．
２１を覆うように例えば両面接着テープにより貼着され
ている。２２は蓋体４を開蓋時に押すボタンである。２
３は蓋体４を軸支する軸である。

発明が解決しようとする問題点 しかし、このような構造のものでは、右ききの人には使
い勝手が良いが、左ききの人には使い勝手が悪かった。

即ち、右ききの人がボタン２２を押し開蓋するとき蓋体
４は軸２３を中心に、時計方向に回動させることは容易
であるが、左ききの人が、ボタン２２を押して時計方向
に回転させるのは容易でなく、通常は、操作部１１を本
体の後方にして、反時計方向に回動させるため操作部の
表示を視認するときに把手があり見えにくいという問題
があった。また、従来省スペーン化という面よりコンパ
クトですっきりしたデザインのものが要望されていた。

本発明は上記従来の技術の問題点を解消するもので、左
きき、右ききの人でも蓋の開閉が容易に行なえるととも
に操作部の視認もしやすくすることを目的とする。

問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するための本発明の技術的な手段は、
本体上部一側の軸部で軸支され、本体上部他側の係脱部
で係脱する開閉自在な蓋体と、この蓋体に設けられた四
部と、この凹部に収納され炊飯動作に係る電子部品を設
けた操作基板と、この操作基板上面で前記蓋体の外方よ
り係合させる基板カバーと、この基板カバーを上面より
覆い炊飯、保温などの表示をした表示板と、前記蓋体の
軸部と係脱部を結ぶ直線を軸として回動する把手よりな
るものである。

作用 この技術的手段による作用は次のようになる。

すなわち、開蓋閉蓋時には把手を蓋体に垂直に立てて利
用し、一方便用しないときは、蓋体側に回動させて高さ
を低くして、表示部の反対側から視認するときでも障害
物なしに見ることができるのである。

実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。第１図〜第２図において、３１は炊飯器本体である
。３２は本体３１内部に断熱枠３３を介して取り付けた
外鍋、３４は外鍋３２の底部に設けた炊飯調理用の発熱
体、３６は発熱体３４の上に着脱自在に載置した内鍋で
、この内鍋３６は外鍋３２内に着脱自在に装備され、か
つアルミ等の熱伝導性の良い材料で形成されている。３
６は内鍋３５の上方開口部を控う内蓋、３７は内蓋３６
全覆う蓋体、３８は外鍋３２の上部側面全周に配設した
保温用発熱体、３９は本体３１と外鍋３２との間に介在
させた断熱材、３７ａは蓋体３７の上面に設けた凹部で
蓋体と一体に形成される。　　□４０は複数の押しボタ
ンスイッチ４１ならびに表示器等の電子部品４２を有す
る操作基板４３を内部に収納し、蓋体３７の外方より係
合する基板カバー、４４は基板カバー４０の表面に貼着
されるフィルム状の表示板で裏面に感圧接着材等が塗布
などされている。４６は、操作基板４３からの操作信号
を底紙板４６に伝達するリード線、４７は内鍋３５の底
に当接して温度を検知するセンサーである。前記操作基
板４３、底紙板４６、センサー４７は接続され（図示せ
ず）、押しボタンスイッチ４１を操作することによって
炊飯を行なうことができる。

４８は把手で、蓋体３７と係合する軸４９を中心に回動
する。この軸４９は、蓋体３７を軸支する軸部５ｏと軸
部６ｏの他側で係脱する係脱部５１とを結ぶ直線と軸中
心を同一としている。また把手４８は、蓋体３７の把手
用凹部３７ｂに嵌入する寸法であり、蓋体３７側に倒し
て把手用凹部３７ｂに嵌入した状態を第２図に示す。把
手４８にて蓋の開閉等をする時の状態は第１図に示す、
次にこの一実施例の構成における作用を説明する。

第１図に示す構成のとき右手で把手４８を把手用凹部３
アｂより起してにぎり、そして軸部５０を中心に蓋体３
７を時計方向に回動して開蓋することは容易であるとと
もに表示板４４もみやすい。

一方、左手でも蓋体３７の開蓋の操作は上記同様にして
可能であるが、この操作のとき表示板４４が左腕のかげ
になり気味で表示板４４が視認しにくい。そこで、この
ときは把手４８を使用者の手前側にし、表示板４４を向
こう側になるように本体３１を１８ｏ０まわして使用し
、把手４８を蓋体３７の把手用凹部３７ｂ内に収納する
ことにより、反対側からであるが視認することができる
のである。

次に本発明の池の実施例について説明する。

第３図は他の実施例を示しており、この実施例では、蓋
体３アの逆凹部の底面に真円をあけ、この真円直径と同
形の蓋体板５２を固着している。

この蓋体板５２には、前述の把手４８を蓋体板５２の凹
部５２ａに嵌入し、また軸４９は蓋体板５２と係合して
いる。一方、この蓋体板５２は真円であり第３図の位置
より１８０°回して把手４８を紙面上で下、操作部５３
を紙面上で上にして固着することができるため、操作部
５３を手前売面上において）にも、向こう側にも配設で
きるのである。

即ち把手４８を蓋体３７の係脱部６１、軸部５０と切り
離し、蓋体３７の中央部にて配設し、しかも蓋体３７を
回動できる軸部４９を設けることができる。

発明の効果 本発明は、以上述べたように蓋体に操作部を設け、さら
に蓋体の係脱部と軸部を結ぶ直線を軸とする把手を回動
自在に設けることにより、左ききの人でも、操作部を視
認しやすく、また、把手を蓋体側に倒すことができ、省
スペース化とデザインがスッキリするという効果がある
。また操作部を蓋体に設けることにより使い勝手を向上
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例における炊飯器の蓋体装置
の分解斜視図、第２図は、同炊飯器の蓋体装置の要部縦
断面図、第３図は、同地の実施例の炊飯器の蓋体装置の
平面図、第４図は、従来の炊飯器の蓋体装置の分解斜視
図である。 ３１・・・・・・本体、３７・・−・・・蓋体、３７＆
・・・・・・凹部、４ｏ・・・・・基板カバー、４２・
・・・・電子部品、４３・・・・・・操作基板、４４・
・・・・・表示板、４８・・・・・−把手、６０・・・
・・軸部、５１・・・・・・係脱部。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名菓　
１　図　　　　　　　　　　３１一本俸、３７−１イ木 第２図 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 本体上部一側の軸部で軸支され、本体上部他側の係脱部
   で係脱する開閉自在な蓋体と、この蓋体の上面に設けら
   れた凹部と、この凹部に収納され炊飯動作に係る電子部
   品を設けた操作基板と、この操作基板上面で前記蓋体の
   外方より係合させる基板カバーと、この基板カバーを上
   面より覆い炊飯、保温などの表示をした表示板と、前記
   蓋体の軸部と係脱部を結ぶ直線を軸として回動する把手
   とよりなる炊飯器の蓋体装置。