JPH0748188Y2 - 電気炊飯器 - Google Patents

電気炊飯器

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JPH0748188Y2
JPH0748188Y2 JP1991045029U JP4502991U JPH0748188Y2 JP H0748188 Y2 JPH0748188 Y2 JP H0748188Y2 JP 1991045029 U JP1991045029 U JP 1991045029U JP 4502991 U JP4502991 U JP 4502991U JP H0748188 Y2 JPH0748188 Y2 JP H0748188Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、電気炊飯器に関し、詳
しくは器体の肩部材の上面にモード設定等の各種操作を
行う操作パネルを有する電気炊飯器に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】電気炊飯器に、操作パネルが器体の肩部
に設けられているタイプのものがある。そして近時で
は、操作パネルの平面化が図られ、各種操作部や表示部
が操作パネルに面一状態で設けられるようになってい
る。
【0003】このため操作パネルの裏面には平面的で面
一な操作部によって操作される各種スイッチ、あるいは
平面的で面一な表示部を照明するためのランプないしは
素子等が装着された操作部回路基板が配されている。
【0004】この操作部回路基板は、収納ボックス内に
収納してユニット化することで、器体内への組付けを簡
単化し、また他から隔絶して熱や水、ほこり等に対する
安全を図ることが考えられた。
【0005】ところで器体は周壁を中空に形成されて内
鍋収容部と外部との断熱を図りながら、種々の電気機器
や回路を収容している。前記収納ボックスもその1つで
あり、他のものと同様器体の底部に設けた開口から差し
入れ、ネジ止め等して組付けることが行われている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】しかし器体の胴部内の
空間は狭い上に底部から肩部材の裏側までは器体の高さ
にほぼ等しい深さを持っている。
【0007】このため前記収納ボックスを肩部材の裏側
にまで差し入れてこれをネジ止めする作業は困難であり
作業性が悪い。
【0008】また組立後に操作部回路基板を取外すのも
取付時同様に困難であるし、大きな底部材の着脱が必要
となるので、補修や交換に不便である。
【0009】そこで本考案は、収納ボックスに必要な他
との隔絶性を損なわずに、収納ボックスに操作部回路基
板を収納して操作パネルの裏側に位置させる組立構造を
簡略化し、前記のような問題を解消することができる電
気炊飯器を提供することを課題とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記のような課題を解決
するために、器体の肩部材の上面にモード設定等の各種
操作を行う操作パネルを有する電気炊飯器において、
作パネルの裏側に操作部回路基板を収納する収納ボック
を肩部材に一体形成して、前記操作パネル側に開口さ
せ、この収納ボックスの開口に前記操作パネルを当てが
って取付けるとともに、収納ボックスの操作パネルを当
てがった部分の表面にそれらを覆うシートカバーを貼り
合わせて密封し、収納ボックスの一部のリード線引出し
口にこのリード線引出し口を閉じるシールパッキングを
設け、このシールパッキングを通じて前記操作部回路基
板のリード線を収納ボックスから器体内に引出したこと
を特徴とするものである。
【0011】
【作用】本考案の上記構成によれば、器体の肩部材の上
面にモード設定等の各種操作を行う操作パネルを設ける
のに、操作パネルの裏側に操作部回路基板を収納する収
納ボックスを肩部材に一体形成して、前記操作パネル側
に開口させ、この収納ボックスの開口に前記操作パネル
を当てがって取付けるとともに、収納ボックスの操作パ
ネルを当てがった部分の表面にそれらを覆うシートカバ
ーを貼り合わせて密封するので、収納ボックスを形成す
るための特別な部品および組み立て作業が不要になると
ともに、これの操作パネルを装着しての閉じ構造が簡略
化し、操作パネルは偏平な簡易形状のものでよい上、部
品点数および組み立て工数が少なく、操作部回路基板の
出し入れ、操作パネルおよびシートカバーの着脱の全て
が、肩部材上面の外部からの簡易作業となり、構造が簡
単で、組み立ておよび分解の簡単なものとすることがで
きる。
【0012】また、操作パネルは収納ボックスの開口部
を閉じる状態で上向きとなるので、見やすく操作し易い
ものとなるし、シートカバーによって覆われることによ
り、全体に面一で、引っ掛かりのない汚れ難く洗浄に便
利な、長期に亘って清潔に保ちやすいものとすることが
できる。
【0013】さらに、収納ボックスは操作部回路基板を
出し入れし、操作パネルを取付ける開口部が器体外に開
口し、収納した操作部回路基板のリード線を収納ボック
スから器体内に引出して器体側電気まわり部と結線する
ためのリード線引出し口が器体内に開口しているが、こ
れら開口部が前記操作パネルとシートカバーとによって
密閉されるし、リード線引出し口もこれを閉じ状態にし
てリード線の引出しを図るシールパッキングによって密
閉状態にされるので、器体の内外双方からの水の侵入を
防止して、操作部回路基板の安全を図ることができる。
【0014】
【実施例】以下本考案の一実施例としての電気炊飯器に
つき図1〜図6を参照して説明する。
【0015】本実施例の電気炊飯器は図1、図2に半部
の断面を示すように、金属製の外装ケース1と金属製の
内容器2とからなる器体3と、この器体3に収容される
金属製の炊飯鍋4と、器体3の後部に図示しないヒンジ
ピンによって開閉可能に枢着された樹脂製の器体蓋6と
で構成されている。
【0016】器体3の内容器2の底部上面には、炊飯ヒ
ータ7を埋設された熱盤8が当てがわれ、ビス9によっ
て取付けられている。この熱盤8上に炊飯鍋4を載置し
て加熱することにより炊飯を行う。また熱盤8の中央穴
部11にはセンターセンサ12が設けられ、熱盤8に載
置される炊飯鍋4の底部に図示しないバネにより圧着さ
れるようにしてあり、炊飯鍋4の温度を感知する。内容
器2の胴部外周面には保温ヒータ13が添え付けられ、
内容器2を介して炊飯鍋4内の御飯を炊飯鍋4まわりか
ら暖かく加熱し保温する。外装ケース1と内容器2と
は、相互の口部を樹脂製の肩部材14によって連結さ
れ、内容器2の熱が外装ケース1に伝導するのを抑制す
る。
【0017】器体蓋6の内側には金属製の内蓋15が設
けられ、炊飯鍋4の開口を閉じるようにしている。器体
蓋6は樹脂製の中空構造とされており、中央部に蒸気抜
き口16が設けられている。蒸気抜き口16の上部開口
に多孔フランジ17が取付けられている。内蓋15の周
辺部に蒸気抜き口18が設けられ、内蓋15の中央上面
に設けられた樹脂製の加圧蒸気抜きパイプ19が多孔フ
ランジ17の中央から外部に臨むように設けられると共
に、この加圧蒸気抜きパイプ19の基部周壁にも蒸気抜
き口118が設けられている。加圧蒸気抜きパイプ19
はまた外周の上端部の下向き環状段部19aが蒸気抜き
口16の下部内周に装着している環状シールパッキング
22の内周突起22aに弾性係合することにより前記蒸
気抜き口16に着脱可能に接続され、これによって内蓋
15が器体蓋6に着脱自在に支持され、器体蓋6と一体
に開閉される。そして、加圧蒸気抜きパイプ19は調圧
孔21を有し、炊飯鍋4内を所定の圧力に保ちながら蒸
気抜き口18、118を抜けてくる蒸気を直接、あるい
は多孔フランジ17を通じ外部に放出する。
【0018】シールパッキング22は加圧蒸気抜きパイ
プ19の肩部19bと圧着するシールリップ22bを有
し、前記蒸気抜き口16に加圧蒸気抜きパイプ19を挿
入して器体蓋6に内蓋15を装着した状態で、器体蓋6
が閉じられて内蓋15が器体蓋6に近づいたとき前記肩
部19bへの圧着度をまして蒸気抜き口16と加圧蒸気
抜きパイプ19との間を確固にシールして蒸気やオネバ
が器体蓋6および内蓋15間に進入するのを防止すると
ともに、内蓋15が炊飯鍋4に圧着し易くなるようにす
る。内蓋15の炊飯鍋4に圧着する部分には、シールパ
ッキング23が設けられている。器体蓋6には内蓋15
の炊飯鍋4に圧着する部分の背部に位置して内蓋15を
炊飯鍋4側に押圧するシールパッキング24が設けら
れ、前記シールパッキング22とともに、器体蓋6の内
面に当てがった反射板25によって器体蓋6との間に狭
持するようにしてある。シールパッキング24は内蓋1
5を器体蓋6に対し下方に押圧して炊飯鍋4に前記シー
ルパッキング23の部分にて所定圧で圧着させる。
【0019】器体蓋6は前記枢着部のまわりで器体3と
の間に働かせた図示しないバネによって開き方向に付勢
されている。
【0020】これに対応して、肩部材14における器体
蓋6の前部である自由端部に対向する部分に、器体3の
内周に突出するように付勢されたストッパ34が設けら
れ、器体蓋6を閉じ状態に係止できるようにしている。
【0021】この係止のために器体蓋6の自由端部の側
周面にストッパ34と対向する係合凹部35が設けら
れ、器体蓋6が閉じられるとこの係合凹部35が前記ス
トッパ34に係合し、器体蓋6がストッパ34によって
閉じ状態に係止される。肩部材14には前記ストッパ3
4の操作ボタン36が肩部材14の前部に上向きに設け
られた操作パネル37の近傍に露出するように設けら
れ、操作ボタン36が押し下げられると、ストッパ34
を後退させて前記器体蓋6のロックを解くので、器体蓋
6は前記バネの付勢によって自動的に開かれる。
【0022】肩部材14はポリプロピレンやABS樹脂
等の汎用樹脂からなるが、この肩部材14の上面部には
図1に示すようにナイロンやエンジニアリング樹脂等か
らなる耐熱樹脂製の肩リング38を介して肩ヒータ39
が設けられている。
【0023】前記内蓋15は炊飯鍋4への圧着からさら
に外方に伸び、前記肩ヒータ39の上面に圧接して熱伝
導を受けるようにしてある。そして保温時は、保温ヒー
タ13、肩ヒータ39が働かされるとともに、炊飯ヒー
タ7が低温使用されるが、肩ヒータ39の熱は主として
内蓋15に伝導されるので、前記3つのヒータによって
炊飯鍋4内の御飯をそのまわりからほぼ均一に加熱し保
温することができる。
【0024】外装ケース1の下端には樹脂製の底部材5
1が無理嵌め状態にて取付けられている。底部材51の
後半部には下向きの凹部52が設けられ、この凹部52
に電源コード格納用のコードリール53が設けられてい
る。底部材51の前半部には下向きの回路ボックス54
が一体形成され、電源回路基板55を収容している。
【0025】底部材51の下面全体は金属製の蓋板56
によって閉じられている。
【0026】前記肩部材14の上面に操作パネル37を
設けている器体3の前部にて、外装ケース1と内容器2
との空間が他よりも大きくなるように設計され、これに
よって必要な大きさの操作面を形成するのに充分な広さ
を操作パネル37に持たせている。そしてこの操作パネ
ル37の裏側の空間を利用して、樹脂製の収納ボックス
61を設け、操作パネル37の裏側に対向配置されて各
種操作やこの操作の表示および操作に係わる動作の状態
の表示を行う操作部回路基板62や前記動作を制御する
マイクロコンピュータ等を搭載した制御回路基板71を
前記収納ボックス61に収容するようにしてある。
【0027】これによって複雑な回路構成はこの収納ボ
ックス61に集約され、器体3内での配線が簡略化する
し、炊飯ヒータ7からの熱影響が緩和され安全である。
【0028】収納ボックス61は、前記肩部材14に図
1、図6に示すように一体形成され、操作パネル37の
裏側に開口61aが面するようにしてある。そしてこの
開口61aの口縁部の段差部61bに操作パネル37を
嵌め合わせ、ネジ72によって止め付けてある。収納ボ
ックス61の操作パネル37を当てがった部分の表面に
それらを覆うシートカバー101を貼り合わせて密封す
るようにしてある。
【0029】操作パネル37は図6に示すように時刻や
設定メニュー等必要な表示を行う液晶表示部材81を嵌
め付ける主表示窓73と、メニュー設定や、炊飯、保温
/取消の入力、タイマの設定等を行う各種キー74と、
各種設定モードおよび動作状態に応じてタイマ設定中や
炊飯中、あるいは保温中等であることを表示する各種表
示窓75とを有している。
【0030】操作パネル37は柔軟性のある樹脂からな
り、前記キー74は操作パネル37の操作孔37a内に
位置し、操作パネル37とは薄く細い樹脂バネ部37b
を介し連続するように一体形成され、押圧操作できるよ
うにしている。
【0031】操作パネル37の主表示窓73は図4、図
5に詳細に示すように、窓縁の表側に有した支持縁37
cと、短辺窓縁の裏側に有したL型支持片37dとを有
し、これら支持縁37cと支持片37dとの間に表示部
材81を嵌め込んで支持できるようにしている。この具
体的な作業は先ず図4に仮想線に示す如く主表示窓73
の裏側において、表示部材81の一端を支持縁37cと
一方の支持片37dとの間に挟み込む。次いで表示部材
81の他端を矢印の方向に押圧して他方の支持片37d
を一時的に押し退けながらこの他方の支持片37dと押
し退けられた後弾性復帰する支持縁37cとの間に嵌め
込むと終了する。
【0032】操作部回路基板62は前記操作パネル37
の裏面に形成されている突起37eにネジ63により取
付けられ、操作パネル37と所定の位置関係および所定
の間隔にて対向している。
【0033】この操作部回路基板62には前記各種キー
74と対向した各種のスイッチ64、各種表示窓75と
対向する表示ランプとしての発光ダイオード65および
調整抵抗66等が装着され図示しないプリント回路によ
ってリード線68と結線されている。
【0034】このリード線68は前記制御回路基板71
に形成されている図示しないプリント回路を介し、制御
回路基板71上のマイクロコンピュータ76を主体とす
る動作制御回路と結線されている。
【0035】また前記制御回路基板71上の制御回路は
リード線77を介し前記表示部材81とも結線されてい
るし、リード線78が収納ボックス61外に引き出さ
れ、電源回路基板55やその他との必要な電気的接続が
行われている。
【0036】制御回路基板71は、図6に示すように収
納ボックス61の底部2箇所に形成された上向きの支持
凹部82に下縁を受けられる一方、操作パネル37の主
表示窓73の両側裏面に設けられた一対の押え凹部83
が上方から嵌まり合うことによって上下から挟み付けら
れ、収納ボックス61の背部壁内面の左右に設けられた
縦リブ84に当接する状態で保持される。
【0037】これによって制御回路基板71は収納ボッ
クス61内に安定させられる。
【0038】収納ボックス61の底部壁には、前記リー
ド線78を外部に引き出す引出し孔91が形成され、ま
たこの引出し孔91が形成されているまわりの下面には
周壁92に囲まれた凹部92aを形成し、この凹部92
a内に互いの合せ目93aが前記引出し孔91の中央部
を横断するようにしたシールパッド対93を圧入し、凹
部92aの開口端に蓋材95を当てがいネジ94により
取付けてシールパッド対93を外れ止めしている。
【0039】そしてリード線78は引出し孔91に加え
シールパッキングとしてのシールパッド対93の圧接状
態にある合せ目93aを通じて収納ボックス61の
、つまり器体3内に引き出される。これによりリード
線78の引出し部はシールパッド対93によってシール
され、収納ボックス61の他からの隔絶性が保証され
る。したがって操作部回路基板62や制御回路基板71
を熱や水、湿気から充分に守ることができる。
【0040】そして収納ボックス61はこのように充分
な隔絶性を発揮するものであるが、肩部材14の上面に
開口していることによって、操作パネル37を取外した
状態にしておくだけで、前記操作部回路基板62や制御
回路基板71を直に着脱し、また直近にて取付けまたは
取外しの作業を行うことができる。
【0041】要するに本実施例では、器体3の肩部材1
4の上面にモード設定等の各種操作を行う操作パネル3
7を有する電気炊飯器において、操作パネル37の裏側
に操作部回路基板62を収納する収納ボックス61を肩
部材14に一体形成して、前記操作パネル37側に開口
させ、この収納ボックス61の開口61aに前記操作パ
ネル37を当てがって取付けるとともに、収納ボックス
61の操作パネル37を当てがった部分の表面にそれら
を覆うシートカバー101を貼り合わせて密封し、収納
ボックス61の一部のリード線引出し口にこのリード線
引出し口としての引出し孔91を閉じるシールパッキン
グであるシールパッド対93を設け、このシールパッド
対93を通じて前記操作部回路基板62のリード線78
を収納ボックス61から器体3内に引出した点を特徴と
するものである。
【0042】これによると、器体3の肩部材14の上面
にモード設定等の各種操作を行う操作パネル37を設け
るのに、操作パネル37の裏側に操作部回路基板62を
収納 する収納ボックス61を肩部材14に一体形成し
て、前記操作パネル37側に開口させ、この収納ボック
ス61の開口61aに前記操作パネル37を当てがって
取付けるとともに、収納ボックス61の操作パネル37
を当てがった部分の表面にそれらを覆うシートカバー1
01を貼り合わせて密封するので、収納ボックス61を
形成するための特別な部品および組み立て作業が不要に
なるとともに、これの操作パネル37を装着しての閉じ
構造が簡略化し、操作パネル37は偏平な簡易形状のも
のでよい上、部品点数および組み立て工数が少なく、操
作部回路基板62の出し入れ、操作パネル37およびシ
ートカバー101の着脱の全てが、肩部材14上面の外
部からの簡易作業となり、構造が簡単で、組み立ておよ
び分解の簡単なものとすることができる。
【0043】また、操作パネル37は収納ボックス61
の開口61a部を閉じる状態で上向きとなるので、見や
すく操作し易いものとなるし、シートカバー101によ
って覆われることにより、全体に面一で、引っ掛かりの
ない汚れ難く洗浄に便利な、長期に亘って清潔に保ちや
すいものとすることができる。
【0044】さらに、収納ボックス61は操作部回路基
板62を出し入れし、操作パネル37を取付ける開口6
1a部が器体3外に開口し、収納した操作部回路基板6
2のリード線78を収納ボックス61から器体3内に引
出して器体3側電気まわり部と結線するためのリード線
78の引出し孔91が器体3内に開口しているが、これ
ら開口61a部が前記操作パネル37とシートカバー1
01とによって密閉されるし、引出し孔91もこれを閉
じ状態にしてリード線78の引出しを図るシールパッド
対93によって密閉状態にされるので、器体3の内外双
方からの水の侵入を防止して、操作部回路基板62の安
全を図ることができる。
【0045】
【考案の効果】本考案によれば、器体の肩部材の上面に
モード設定等の各種操作を行う操作パネルを設けるの
に、操作パネルの裏側に操作部回路基板を収納する収納
ボックスを肩部材に一体形成して、前記操作パネル側に
開口させ、この収納ボックスの開 口に前記操作パネルを
当てがって取付けるとともに、収納ボックスの操作パネ
ルを当てがった部分の表面にそれらを覆うシートカバー
を貼り合わせて密封するので、収納ボックスを形成する
ための特別な部品および組み立て作業が不要になるとと
もに、これの操作パネルを装着しての閉じ構造が簡略化
し、操作パネルは偏平な簡易形状のものでよい上、部品
点数および組み立て工数が少なく、操作部回路基板の出
し入れ、操作パネルおよびシートカバーの着脱の全て
が、肩部材上面の外部からの簡易作業となり、構造が簡
単で、組み立ておよび分解の簡単なものとすることがで
きる。
【0046】また、操作パネルは収納ボックスの開口部
を閉じる状態で上向きとなるので、見やすく操作し易い
ものとなるし、シートカバーによって覆われることによ
り、全体に面一で、引っ掛かりのない汚れ難く洗浄に便
利な、長期に亘って清潔に保ちやすいものとすることが
できる。
【0047】さらに、収納ボックスは操作部回路基板を
出し入れし、操作パネルを取付ける開口部が器体外に開
口し、収納した操作部回路基板のリード線を収納ボック
スから器体内に引出して器体側電気まわり部と結線する
ためのリード線引出し口が器体内に開口しているが、こ
れら開口部が前記操作パネルとシートカバーとによって
密閉されるし、リード線引出し口もこれを閉じ状態にし
てリード線の引出しを図るシールパッキングによって密
閉状態にされるので、器体の内外双方からの水の侵入を
防止して、操作部回路基板の安全を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す電気炊飯器のほぼ半部
の断面図である。
【図2】図1の炊飯器の平面図である。
【図3】操作パネル部の断面図である。
【図4】操作パネルの主表示窓部への表示部材取付手順
を示す断面図である。
【図5】主表示窓部を裏面から見た斜視図である。
【図6】器体の操作パネル取付部を示す分解斜視図であ
る。
【符号の説明】
3 器体14 肩部材 37 操作パネル 61 収納ボックス 61a 開口 62 操作部回路基板 71 制御回路基板 78 リード線 91 引出し孔 93 シールパッド対101 シートカバー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 器体の肩部材の上面にモード設定等の各
    種操作を行う操作パネルを有する電気炊飯器において、操作パネルの裏側に操作部回路基板を収納する 収納ボッ
    クスを肩部材に一体形成して、前記操作パネル側に開口
    させ、この収納ボックスの開口に前記操作パネルを当て
    がって取付けるとともに、収納ボックスの操作パネルを
    当てがった部分の表面にそれらを覆うシートカバーを貼
    り合わせて密封し、収納ボックスの一部のリード線引出
    し口にこのリード線引出し口を閉じるシールパッキング
    を設け、このシールパッキングを通じて前記操作部回路
    基板のリード線を収納ボックスから器体内に引出したこ
    とを特徴とする電気炊飯器。
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