JPH052334U - 操作パネルのスイツチボタン取付構造 - Google Patents

操作パネルのスイツチボタン取付構造

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JPH052334U
JPH052334U JP048537U JP4853791U JPH052334U JP H052334 U JPH052334 U JP H052334U JP 048537 U JP048537 U JP 048537U JP 4853791 U JP4853791 U JP 4853791U JP H052334 U JPH052334 U JP H052334U
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JP
Japan
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switch
panel
switch button
attached
substrate holder
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JP048537U
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Inventor
利康 宮本
学 谷村
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Zojirushi Corp
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Zojirushi Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スイッチボタンの取付作業性を向上し、部品
管理を容易にする。 【構成】 パネル39には複数の貫通孔39aが穿設さ
れ、該パネル39の外面に操作シート40が貼着されて
いる。パネル39の内側には基板ホルダ20が配設さ
れ、この基板ホルダ20に、複数のスイッチSW1〜S
8が実装されたプリント基板22が支持されている。
スイッチボタン36は、パネル39の各貫通孔39aに
配設され、操作シート40とプリント基板22上の各ス
イッチSW1〜SW8との間に介在して操作シート40に
作用する操作力をスイッチSW1〜SW8に伝達する。各
スイッチボタン36はスイッチSW1〜SW8と対応する
位置関係に配置され、弾性片37を介してフレーム38
に連結されるとともに、該フレーム38は屈曲自在な連
結片35を介して基板ホルダ20に一体的に連結されて
いる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、炊飯ジャー、電気ポット等の種々の電気製品に適用される操作パネ ルのスイッチボタン取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば炊飯ジャーの操作パネルは、肩体等の本体の一部に形成されたパ ネルの外面に操作シートが貼着され、またパネルの内側に設けられた基板ホルダ にタクトスイッチや発光ダイオード、液晶表示板等が実装されたプリント基板が 支持されている。また、各タクトスイッチや発光ダイオード、液晶表示板に対応 するようにパネルに貫通孔が形成されるとともに、各タクトスイッチと操作シー トの間にスイッチボタンが設けられ、操作シートに作用する操作力をタクトスイ ッチに伝達する構造になっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の構造では、基板ホルダにプリント基板を装着する場合、 各スイッチボタンがタクトスイッチに接触し、かつ、パネルの貫通孔に位置する ように取り付けなければならない。 この作業は、スイッチボタンがずれたり、脱落したり、また取付位置を間違え る等、極めて作業性が悪かった。また、各スイッチボタンの部品が多く、その部 品管理も容易ではなかった。 本考案はかかる問題点を解決するのを課題とし、取付作業性の良い操作パネル のスイッチボタン取付構造を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本考案は、複数の貫通孔が穿設されたパネルと、該 パネルの外面に貼着された操作シートと、前記パネルの内側に配設された基板ホ ルダと、該基板ホルダに支持され、、複数のスイッチが実装されたプリント基板 と、前記パネルの各貫通孔に配設され、操作シートとプリント基板上の各スイッ チとの間に介在して操作シートに作用する操作力をスイッチに伝達するスイッチ ボタンとからなる操作パネルにおいて、前記各スイッチボタンをスイッチと対応 する位置関係に配置し、弾性片を介してフレームに連結するとともに、該フレー ムを屈曲自在な連結片を介して基板ホルダに一体的に連結したものである。
【0005】
【作用】
前記構成によれば、連結片を屈曲してフレームをプリント基板上に位置させる と、各スイッチボタンが対応するスイッチの上に位置決めされる。操作シートに 作用する押圧力はスイッチボタンに伝達され、これにより弾性片がたわんでスイ ッチボタンがスイッチに向って移動する。この結果、スイッチはスイッチボタン に押されてオンする。
【0006】
【実施例】
次に、本考案の実施例を図面に従って説明する。 図1は本考案に係る操作パネルのスイッチボタン取付構造を備えた炊飯ジャー を示し、1は本体、2は蓋体、3は内容器である。 本体1は、大略、外装体4と外容器5と肩本体6と肩カバー7とからなってい る。外装体4は合成樹脂からなり、前面がやや膨らんだ矩形箱状のものである。 この外装体4の底3箇所には耐熱ブッシュ9が嵌合されたねじ固定用凹部10が 形成され、耐熱ブッシュ9を介して固定ねじ11が後述する遮熱板16にねじ込 まれるようになっている。 外容器5は、開口縁部12が外方下向きに縁曲げられた円形容器で、前記外装 体4の内側に収容されている。この外容器5の底内部には、ヒータ13が埋設さ れた加熱板14が取付ねじ15で取り付けられている。
【0007】 外容器5の底外面には、亜鉛鉄板からなる遮熱板16が取り付けられている。 この遮熱板16の中央には、前記加熱板14を貫通して内容器3の底に圧接する 温度センサ17が取り付けられ、端部には、基板取付金具18が取り付けられて いる。また、遮熱板16の外周端部には、円筒状の胴遮熱板19が取り付けられ 、その胴遮熱板19は外容器5と前記外装体4の間に位置している。前記基板取 付金具18には基板ホルダ20が取り付けられ、この基板ホルダ20には外装体 4の前壁の内側に位置する電源用のプリント基板21と、後述する肩カバー7の 前面に設けた操作パネル部33の裏側に位置する操作、表示及び制御用のプリン ト基板22とが取り付けられている。
【0008】 肩本体6は、ナイロン等の耐熱性合成樹脂からなる環状のもので、前記外容器 5の開口縁部12に下方から接触している。この肩本体6の外周には係止突部2 3が4箇所に形成されている。また、肩本体6の後部にはヒンジ部25が延設さ れ、ヒンジ部25の下端に設けた舌片26は前記外装体4の後部内面に上下に形 成したリブ27の上端のスリット28に係合している。 肩カバー7は、肩本体6とは異なる合成樹脂からなり、内周縁は前記外容器5 に沿った円形で、外周は外装体4に沿った略矩形に形成されている。肩カバー7 の下面には、前記肩本体6の係止突部23に係止する係止爪片30が周4箇所に 形成されている。
【0009】 さらに、肩カバー7の上面にはつゆ受け32が形成され、前面には操作パネル 部33が設けられ、後部には前記肩本体6のヒンジ部25を内側から覆うヒンジ 内カバー34が延設されている。 この肩カバー7は、肩本体6を覆うようにして、肩本体6の係止突部23にそ の係止爪片30を係止することにより肩本体6に固定され、その内周縁が外容器 5の開口縁部12に上方から接触し、外周縁の下端は外装体4の上端に係合して いる。
【0010】 前記操作、表示及び制御用のプリント基板22には、図2に示すように、炊飯 スイッチSW1、メニュー選択スイッチSW2、時刻合わせスイッチSW3、時分 選択スイッチSW4,SW5、予約スイッチSW6、保温/取消スイッチSW7及び リセットスイッチSW8の8個のタクトスイッチと、マイクロコンピュータMC 等が実装されている。さらに、前記炊飯スイッチSW1、予約スイッチSW6及び 保温/取消スイッチSW7がオンされた時にそれぞれ点灯する発光ダイオードL ED1,LED2,LED3と、炊飯完了時刻及び選択メニュー等を表示する液晶 表示板LCDが実装されている。
【0011】 基板ホルダ20の上端には、図3に示すように、第1,第2スイッチボタンブ ロック20a,20bが屈曲自在な連結片35を介して一体的に連結されている 。第1スイッチボタンブロック20aは、前記炊飯スイッチSW1、メニュー選 択スイッチSW2及びリセットスイッチSW8の位置と対応するように配置された スイッチボタン36を弾性片37を介してフレーム38に一体的に連結したもの である。
【0012】 同様に、第2スイッチボタンブロック20bは、時刻合わせスイッチSW3、 時分選択スイッチSW4,SW5、予約スイッチSW6及び保温/取消スイッチS W7の位置と対応するように配置されたスイッチボタン36を弾性片37を介し てフレーム38に一体的に連結したものである。 なお、38aは前記発光ダイオードLED1〜LED3に嵌合してその発光ダイ オードを位置決めするとともに、その傾き及び光の漏れを防止するものである。 また、38bはプリント基板22の係合穴に係合する位置決め用リブである。 リセットスイッチSW8用のスイッチボタン36は、図6に示すように、他の ものよりも高さが低く、容易に押されないようになっている。
【0013】 操作パネル部33は、図4に示すように、肩カバー7の前面の一部に形成され たパネル39と、該パネル39の外面に貼着された操作シート40とからなって いる。パネル39には、前記各スイッチSW〜SW、発光ダイオードLED 〜LED、液晶表示板LEDに対応する位置に貫通孔39aが形成されてい る。 操作シート40には、図5に示すように、前記各スイッチSW1〜SW8を識別 するための表示がなされ、発光ダイオードLED1〜LED3と液晶表示板LCD の位置はそれらが視認できるように開口されている。
【0014】 一方、蓋体2は、下蓋41と上蓋42と放熱板43と内蓋44とからなってい る。下蓋41は、表裏逆にした盆状で、上蓋42に向かって突出するリブ45に よって補強されている。この下蓋41の前部にはフック46が突設され、後部に はヒンジ部47が形成されている。 上蓋42は、下蓋41を覆うようにして強制嵌合により取り付けられている。 この上蓋42には蒸気口50が設けられ、この蒸気口50から内方に蒸気管51 が延設されて下蓋41を貫通し、シールパッキン52を介して放熱板43の蒸気 穴53の周囲に圧接している。
【0015】 放熱板43は、前記下蓋41に取付ねじ54によって取り付けられている。こ の放熱板43の外周縁と下蓋41の間には、内容器3の縁に圧接するシールパッ キン55が挟持されている。また、放熱板43の上面には保温ヒータ56が配設 されている。 内蓋44は、放熱板43の中央に突設された内蓋支持突起57にブッシュ58 を介して着脱可能に取り付けられ、外周縁が内容器3の縁に圧接するようになっ ている。
【0016】 前記蓋体2は、そのヒンジ部47と前記肩本体6のヒンジ部25とに挿通した ヒンジピン61によって、本体1に開閉可能に連結されている。また、前端のフ ック46は肩カバー7に設けた押ボタン装置62に係脱可能になっている。 前記ヒンジピン61には、ヒンジスプリング63が挿通されている。このヒン ジスプリング63の一端は、前記肩本体6のヒンジ部25の基部に形成された掛 止穴64に掛止され、他端は前記下蓋41のリブ間に両端を支持された押えピン 66に掛止されて、蓋体2を開放する方向に付勢している。
【0017】 前記リセットスイッチSW8は、図7に示すマイクロコンピュータMCのリセ ット回路に設けられている。すなわち、交流電源71よりトランス72、整流回 路73及び直流電源回路74を介して得られる直流電源がマイクロコンピュータ MCに接続され、この直流電源に並列にダイオード75を介してバックアップ電 池76が接続されるとともに、電源電圧検出器77が接続されている。
【0018】 リセット回路は、この電源電圧検出器77に直列に接続された抵抗78及び電 解コンデンサ79と、該電解コンデンサ79のプラス側に接続されたリセットス イッチSW8とからなり、通常はマイクロコンピュータMCのリセット端子にH (ハイ)の電圧を印加し、マイクロコンピュータMCのプログラムが暴走して誤 動作した時に、リセットスイッチSW8がオンされるとリセット端子をL(ロ− )に落とし、強制的にリセットをかけるようになっている。
【0019】 以上の構成からなる炊飯ジャーでは、肩カバー7を取り付ける前に炊飯スイッ チSW1その他の部品を実装した操作、表示及び制御用のプリント基板22を基 板ホルダ20に取り付ける。そして、図4に示すように、基板ホルダ20に一体 的に形成した第1,第2スイッチボタンブロック20a,20bの連結片35を 屈曲し、そのリブ38aをプリント基板22の図示しない係合穴に係合してプリ ント基板22上に位置決めする。この後、パネル39の外側に操作シート40を 貼着した肩カバー7を外装体4及び肩本体6に取り付けると、パネル39の貫通 孔39aにスイッチボタン36が位置して操作パネル部33が組み立てられる。
【0020】 この操作パネル部33において、操作シート40のスイッチ表示位置を押すと 、操作シート40が窪んで、その押圧力がスイッチボタン36に伝達される。こ れにより、スイッチボタン36の弾性片37がたわんで、スイッチボタン36は スイッチSW1〜SW8に向かって移動する。この結果、スイッチSW1〜SW8は スイッチボタン36に押されてオンする。
【0021】 ところで、リセットスイッチSW8は、従来、ユーザにより容易に押されない 位置に設ける必要があり、このため、このリセットスイッチを電源基板に取り付 けて、この電源基板を炊飯ジャーの底に取り付けていた。 本実施例では、図5に示すように、リセットスイッチSW8は正面の操作パネ ル部33に設けられているので、位置が容易に確認できる。しかも、このリセッ トスイッチSW8は他のスイッチSW1〜SW7と離して設けられ、さらに図6に 示すように押しにくい構造になっているため、ユーザにより誤って押されること はない。
【0022】 また、このようにリセットスイッチSW8が正面の操作パネル部33に設けら れることにより、電源基板の位置を自由に定めることができる。従って。電源基 板は必ずしも底に設ける必要がなくなり、本実施例のように、前方に膨らむよう に形成した外装体4と外容器5の間の空間に電源用のプリント基板21を設ける ことができる。
【0023】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、本考案によれば、連結片を屈曲してフレーム をプリント基板上に位置させるだけで各スイッチボタンが対応するスイッチに位 置決めされるので、位置ずれや位置の間違え、誤装着がなく、簡単に取り付ける ことができ、作業性が向上する。 また、各スイッチボタンは弾性片を介してフレームに連結され、さらにフレー ムは連結片を介して基板ホルダに一体的に連結され、これらを基板ホルダととも に一体的に形成することができるので、部品製造コストが低減するうえ、他の部 品と混同することがなく、部品管理が容易である等の効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係る操作パネルのスイッチボタン取
付構造を備えた炊飯ジャーの断面図である。
【図2】 プリント基板の斜視図である。
【図3】 基板ホルダの部分正面図である。
【図4】 操作パネルの側面断面図である。
【図5】 操作シートの正面図である。
【図6】 リセットスイッチ取付部の断面図である。
【図7】 リセットスイッチの回路図である。
【符号の説明】
20…基板ホルダ、 22…プリント基板、 35
…連結片、36…スイッチボタン、 37…弾性片、
38…フレーム、39…パネル、 39a
…貫通孔、 40…操作シート、SW1〜SW8…ス
イッチ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 複数の貫通孔が穿設されたパネルと、該
    パネルの外面に貼着された操作シートと、前記パネルの
    内側に配設された基板ホルダと、該基板ホルダに支持さ
    れ、、複数のスイッチが実装されたプリント基板と、前
    記パネルの各貫通孔に配設され、操作シートとプリント
    基板上の各スイッチとの間に介在して操作シートに作用
    する操作力をスイッチに伝達するスイッチボタンとから
    なる操作パネルにおいて、前記各スイッチボタンをスイ
    ッチと対応する位置関係に配置し、弾性片を介してフレ
    ームに連結するとともに、該フレームを屈曲自在な連結
    片を介して基板ホルダに一体的に連結したことを特徴と
    する操作パネルのスイッチボタン取付構造。
JP048537U 1991-06-26 1991-06-26 操作パネルのスイツチボタン取付構造 Pending JPH052334U (ja)

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